JP2019036924A - 電子ミラーシステム - Google Patents

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武彦 中川
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Abstract

【課題】表示装置に映し出される映像を、運転の状況に応じて見やすくする。【解決手段】本発明の電子ミラーシステム(101)は、自動車(1)の運転の状況を示す運転状況情報(車速、ウインカ動作等)に対応付けられた映像の表示方法によって、右ドアカメラ(21)および左ドアカメラ(22)が撮像した映像を、右車内モニタ(31)および左車内モニタ(32)に表示させる制御部(10)を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の周囲を撮像した映像を表示装置に映す電子ミラーシステムに関する。
車両の周囲を撮像した映像を車内の表示装置に映す電子ミラーシステムが既に知られている(例えば特許文献1)。
特開2009−83618号公報(2009年4月23日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来の電子ミラーシステムでは、車両を運転するユーザにとって表示装置に映し出される映像を、運転の状況(低速走行時、高速走行時、左折時、右折時等)に応じて見やすくするという点においてまだ十分ではない。例えば、電子ミラーシステムの表示装置における表示領域のユーザの認識範囲は、人間の視覚特性により、車両の低速走行時には広く、高速走行時には狭くなる。特に、高速走行時において、人間の視覚特性を考慮し、表示領域の認識範囲を狭くしなければ、表示領域に表示される認識範囲外の情報がユーザの目に入り、ユーザの目が疲れるという問題が生じる。
本発明の一態様は、車両を運転するユーザにとって表示装置に映し出される映像を、運転の状況に応じて見やすくする電子ミラーシステムを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子ミラーシステムは、車両に搭載され、当該車両の少なくとも後方を撮像する撮像装置と、上記車両に搭載され、上記撮像装置によって撮像された映像を表示する表示装置と、上記車両の運転の状況を示す運転状況情報に対応付けられた映像の表示方法によって、上記撮像装置が撮像した映像を上記表示装置に表示させる表示制御装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、車両を運転するユーザにとって表示装置に映し出される映像を、運転の状況に応じて見やすくすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る電子ミラーシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す電子ミラーシステムを搭載した車両内部の概略図である。 図1に示す電子ミラーシステムで用いる設定条件を示すテーブルである。 図1に示す電子ミラーシステムで用いる設定条件を示すテーブルである。 図1に示す電子ミラーシステムで用いる設定条件を示すテーブルである。 図3に示す設定条件で撮像される撮像映像の一例を示す図である。 図3に示す設定条件で映し出されるモニタの表示状態の一例を示す図である。 図4に示す設定条件で撮像される撮像映像の一例を示す図である。 図4に示す設定条件で映し出されるモニタの表示状態の一例を示す図である。 図5に示す設定条件で撮像される撮像映像の一例を示す図である。 図5に示す設定条件で映し出されるモニタの表示状態の一例を示す図である。 車速に応じた視界の大きさの変化を示す図である。 図12に示す車速に応じたモニタの表示状態の一例を示す図である。 (a)は、ウインカに応じた視界の大きさの変化を示す図であり、(b)は、(a)に示すウインカに応じたモニタの表示状態の一例を示す図である。 (a)は、車速に応じた撮像範囲の大きさの変化を示す図であり、(b)は、(a)に示す車速に応じた撮像範囲を映し出したモニタの映像の一例を示す図である。 映し出した映像の表示状態の変化の一例を示す図である。 ドアミラーの視界要求範囲を説明するための図である。 鏡を用いたドアミラーを電子ミラーに置き換えたときの映像の表示状態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る電子ミラーシステムの概略構成を示すブロック図である。 図19に示す電子ミラーシステムを搭載した車両の左折時の例を示す図である。 図19に示す電子ミラーシステムを搭載した車両の右折時の例を示す図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明すれば以下の通りである。なお、本実施形態および他の実施形態において、車両は右ハンドルの4輪の自動車を想定して説明する。しかしながら、本発明に係る電子ミラーシステムは、上述の右ハンドルの4輪の自動車に限らず、左ハンドルの4輪の自動車に搭載可能である。さらに、4輪の自動車についても、小型車、中型車、大型車、トラック、バス等、種類を問わず、本発明に係る電子ミラーシステムを搭載することができる。
(自動車の構成)
図2は、本実施形態に係る自動車1の車内の概要を示す。
自動車1は、図2に示すように、当該自動車1の少なくとも右後方の風景を撮像する右ドアカメラ(撮像装置)21、当該自動車1の少なくとも左後方の風景を撮像する左ドアカメラ(撮像装置)22、右ドアカメラ21によって撮像された映像を映し出す右車内モニタ(表示装置)31、左ドアカメラ22によって撮像された映像を映し出す左車内モニタ(表示装置)32を有している。
右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は、CCD/CMOSカメラ等からなり、自動車1の前方両側に設置されている。つまり、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は、従来の自動車においてドアミラーが設置された場所に置き換わって設置されている。なお、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の設置位置は、現行のドアミラーの位置に限定されるものではなく、現行のドアミラーに映る範囲と同等の範囲が撮像できる位置、あるいは現行のドアミラーに映る範囲を含むより広い範囲が撮像できる位置であればよい。また、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は、必要に応じて、拡大縮小、画角の変更を行なって撮像することができる。本実施形態では、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は、自動車1の後方の風景を撮像する例について説明するが、側方、前方の風景を撮像してもよい。
右車内モニタ31、左車内モニタ32は、液晶表示装置、有機EL装置等からなり、運転席の前面の速度メータ等が配置されたインパネに配置される。なお、右車内モニタ31、左車内モニタ32の配置位置は、図1に示す例に限定されるものではなく、運転者が視認できる位置であればよい。また、右車内モニタ31、左車内モニタ32は、右ドアカメラ51、左ドアカメラ52で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であってもよい。
右ドアカメラ21および右車内モニタ31によって、従来の自動車における右側ドアミラーの代替機能を実現し、左ドアカメラ22および左車内モニタ32によって、従来の自動車における左側ドアミラーの代替機能を実現している。これらのドアミラーの代替機能を実現するための本実施形態に係る電子ミラーシステムについて以下に説明する。
(電子ミラーシステム)
図1は、本実施形態に係る電子ミラーシステム101の概略構成を示すブロック図である。
電子ミラーシステム101は、図1に示すように、制御部(表示制御装置、撮像制御装置)10、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22、右車内モニタ31、左車内モニタ32、ウインカ41、車速検知装置42、照度センサ43、操作部44等を有している。
制御部10は、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22、右車内モニタ31、左車内モニタ32を制御する制御部であって、映像加工部11、動作設定部12、車載機器情報取得部13、車載環境情報取得部14、運転者情報取得部15、およびDB(データベース)18を含んでいる。
映像加工部11は、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22から取得した映像を、動作設定部12によって設定された設定条件によって所望の表示状態で表示されるように加工して、右ドアカメラ21から取得された映像を右車内モニタ31、左ドアカメラ22から取得された映像を左車内モニタ32に出力する。ここで、上記設定条件とは、車両の運転の状況を示す運転状況情報に対応付けられた映像の表示方法を示す。この映像の表示方法は、DB18に各テーブルとして格納されている。このテーブルの詳細については後述する。
動作設定部12は、車載機器情報取得部13、車載環境情報取得部14、運転者情報取得部15の各部によって取得された情報に応じて、後述するDB18を参照して右ドアカメラ21および左ドアカメラ22の動作(拡大率等)、右車内モニタ31および左車内モニタ32の動作(表示状態等)を設定する。動作設定部12は、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22、右車内モニタ31、左車内モニタ32の動作を設定した情報を設定条件として、映像加工部11に送る。
車載機器情報取得部13は、自動車1の右左折時に使用するウインカ41、自動車1の車速を検知する車速検知装置42等の車載機器からの情報を取得し、車載環境情報取得部14は、車内の照度を検知する照度センサ43等の車載環境を示す情報を取得し、運転者情報取得部15は、操作部44によって入力された運転者の年齢、性別等を示す運転者情報を取得する。それにより、運転者の視認性向上/疲労の低減のために物体の輪郭を強調したり、全体的に輝度を低下させる映像に加工する等が行なわれる。
(DB18)
図3〜図5は、DB18に格納されているテーブルを示す。
図6〜図11は、図3〜図5に示すテーブルを用いた右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の撮像状態、右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示状態を示す。
図3に示すテーブルは、ウインカ41、車速検知装置42等の車載機器からの車載機器情報の入力状態、操作部44のサイドビュー、MK(インジケータ表示)のボタン等の入力状態を示す。
図4に示すテーブルは、ウインカ41、車速検知装置42等の車載機器からの車載機器情報の入力状態、操作部44のズームのボタン等の入力状態を示す。
図5に示すテーブルは、ウインカ41の車載機器情報の入力状態、見え方改善の選択状態を示す。
図3に示すテーブルは、車速に応じて右車内モニタ31、左車内モニタ32が表示するカメラ映像範囲を変化させる場合に用いられる。ここで、停止は、時速0km、低速は、時速0km〜30km、中速は、時速30km〜60km、高速は、時速60km以上とする。この車速の定義は、図4に示すテーブルにおいても同様である。なお、本実施形態では、上述のように、図3、4に示す上記テーブルに記載の車速を、停止(時速0km)、低速(時速0km〜30km)、中速(時速30km〜60km)、高速(時速60km〜)の4種類に分類しているが、これに限定されるものではない。
動作設定部12は、ウインカ41、車速検知装置42、操作部44から取得した情報から、図3に示すテーブルの該当する設定条件を映像加工部11、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22に送る。これにより、テーブルの該当する設定条件に応じて、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は、図6に示す該当する条件で撮像し、映像加工部11は、図7に示す該当する条件で表示される映像となるように加工する。ここで、図3の(a)〜(i)は、図6、7の(a)〜(i)に対応している。車速に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させる例の詳細については後述する。
図4に示すテーブルは、車速に応じて左車内モニタ32に表示されるカメラ映像の拡大率を変化させる場合に用いられる。
動作設定部12は、ウインカ41、車速検知装置42、操作部44から取得した情報から、図4に示すテーブルの該当する設定条件を映像加工部11、左ドアカメラ22に送る。これにより、テーブルの該当する設定条件に応じて、左ドアカメラ22は、図8に示す該当する条件で拡大率を変えて撮像し、映像加工部11は、図9に示す該当する条件で表示される映像となるように加工する。ここで、図4の(a)〜(f)は、図8、9の(a)〜(f)に対応している。車速に応じてモニタに表示するカメラ映像の拡大率を変化させる例の詳細については後述する。
図5に示すテーブルは、外部環境に応じて右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の撮影した表示を右車内モニタ31、左車内モニタ32に表示するカメラ映像の見え方を変化させる場合に用いられる。
動作設定部12は、ウインカ41、照度センサ43から取得した情報から、図5に示すテーブルの該当する設定条件を映像加工部11、右車内モニタ31、左車内モニタ32に送る。これにより、テーブルの該当する設定条件に応じて、右車内モニタ31、左車内モニタ32は、図10に示す撮像した映像を、図11に示す該当する条件で表示される映像となるように加工する。ここで、図5の(a)〜(d)は、図10、11の(a)〜(d)に対応している。外部環境に応じて右ドアカメラ21、左ドアカメラ22に表示するカメラ映像の見え方を変化させる例の詳細については後述する。
(実施例1)
車速に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させる例について図12、図13を参照しながら以下に説明する。
図12は、車速に応じた視界の大きさの変化を示す。
図13は、図12に示す車速に応じたモニタの表示状態の一例を示す。
自動車1において、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の位置に鏡のドアミラーを設置した場合の視界21a,22aは、図12に示すように、当該自動車1の後方に向かって次第に広くなる。つまり、鏡のドアミラーでは、速度に関係無く、自動車1から近くのものは大きく、遠くのものは小さく見える。
一般的に、人間の視覚特性では、自動車1の速度が遅い低速時には視界は広く、自動車1の速度が速い高速時には視界は狭くなる。
本実施例では、図12に示すように、低速時には視界を広くして、高速時には視界を狭くし、中速時には、低速時と高速時の中間の視界にする。これにより、図13の(A)(B)に示すように、低速時には、電子ミラーシステムによって見える範囲bを、鏡のドアミラーによって見える範囲aよりも広くする。また、中速時には、電子ミラーシステムによって見える範囲bを、鏡のドアミラーによって見える範囲aよりも広く、低速時に電子ミラーシステムによって見える範囲よりも狭くして、範囲b’とする。これにより、中速時には、モニタの表示領域において、低速時に電子ミラーシステムによって見える範囲よりも狭くなった分の領域cが生じる。さらに、高速時には、電子ミラーシステムによって見える範囲b’’を、鏡のドアミラーによって見える範囲aと同じにする。これにより、高速時には、中速時よりも領域cが大きくなる。
中速時、高速時に生じた領域cは、映像が高速で流れる部分(すなわち、表示が高速で切り換わる部分。あるいは、表示内容の変化が激しい部分)であり、ユーザにとって認識しにくい領域になるため、図13の(A)では、当該領域cをぼかしたり、輝度を低下させたりする等の処理を施し、図13の(B)では、黒表示にする処理を施す。
ここで、図12,図13では、左車内モニタ32の表示について説明したが、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22は連動している場合、右車内モニタ31も同様に、車速に応じて右車内モニタ31に表示するカメラ映像の範囲が変化する。
車速に応じた、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22、右車内モニタ31、左車内モニタ32の設定は、動作設定部12によって、前述したDB18に格納されているテーブル(図3)を参照して行なわれる。
ここでは、動作設定部12が、車速検知装置42による検知結果に応じて、図3に示すテーブルの(a)〜(d)の設定条件を映像加工部11に出力し、当該映像加工部11において設定条件に応じて右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示状態を変化させている例について説明する。
例えば図3の(a)の設定条件は、停止を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(a)に示すように、右車内モニタ31、左車内モニタ32の両方を全面表示(表示装置の表示領域全体表示)させる。
図3の(b)の設定条件は、低速を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(b)に示すように、撮像した映像を表示している表示領域のうち、右車内モニタ31の右側の一部(小)の領域をぼかし、左車内モニタ32の左側の一部(小)の領域をぼかすように表示させる。
図3の(c)の設定条件は、中速を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(c)に示すように、撮像した映像を表示している表示領域のうち、右車内モニタ31の右側の一部(中)の領域をぼかし、左車内モニタ32の左側の一部(中)の領域をぼかすように表示させる。ここでぼかす部分の大きさは、低速時にぼかす部分の大きさよりも大きい。
図3の(d)の設定条件は、高速を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(d)に示すように、撮像した映像を表示している表示領域のうち、右車内モニタ31の右側の一部(大)の領域をぼかし、左車内モニタ32の左側の一部(大)の領域をぼかすように表示させる。ここでぼかす部分の大きさは、中速時にぼかす部分の大きさよりも大きい。
以上のように、本実施例では、車速検知装置42によって検知された車速が上がるにつれて、右車内モニタ31、左車内モニタ32に表示される映像の明瞭な領域が徐々に小さくなっている。そして、右車内モニタ31、左車内モニタ32の映像の表示領域のうち、当該映像が速度上昇によっても明瞭な状態で維持される領域以外に、当該映像とは別の情報(MKインジケータ)を重ねて表示している。
なお、図3の(a)〜(d)は、何れも、MKインジケータがONされた状態(MKインジケータが表示された状態)となっている。右車内モニタ31、左車内モニタ32において隠す部分にMKインジケータを表示させるようになっている。なお、図7の(a)のように、停止時には全画面表示となっているので、MKインジケータがONされた状態であっても、MKインジケータを表示する領域がないため、MKインジケータは重畳表示(スーパーインポーズ)される。また、図3の(i)のように、MKインジケータがOFFされた状態にして、図7の(i)に示すように、右車内モニタ31、左車内モニタ32の両方を強制的に全面表示(表示装置の表示領域全体表示)させてもよい。
本実施例では、図7の(a)〜(d)に示すように、撮像した映像を表示している表示領域のうち、MKインジケータを表示する領域を徐々にぼかすことで、当該MKインジケータを鮮明にすることができる。この方法の他に、ぼかす領域の色を徐々に濃くして、MKインジケータの表示色とのコントラストを高くして、当該MKインジケータを鮮明にしてもよい。
また、図7の(a)〜(d)においては、MKインジケータの表示領域を次第に鮮明になるようにする例を開示しているが、これに限定されるものではなく、MKインジケータの背景色を車速に応じて変えて、速度が上がるほどMKインジケータを鮮明にするようにしてもよい。
さらに、自動車1には、当該自動車1の左側、右側の映像を表示装置に映すためのサイドビュー機能が搭載されている。このサイドビュー用のカメラは、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22が兼用してもよいし、別途設けてもよい。このサイドビューは、停止状態または低速時にのみ機能する。従って、自動車1を運転するユーザが停止中または低速時に、操作部44のサイドビュー用のボタンまたはSWをONすれば、例えば図7の(f)または(h)のように、自動車1の左側または右側の映像が表示装置に映し出される。このときの設定条件は、図3に示すテーブルの(f)(h)が相当している。
以上、車速に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させる例について説明したが、車載機器情報として車速検知装置42によって検知される車速以外に、ウインカ41の点滅を示す情報(車両が右折、左折することを示す情報)に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させてもよい。この例について以下に説明する。
(実施例2)
ウインカ41の操作に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させる例について図14を参照しながら以下に説明する。
図14の(a)は、車速に応じた視界の大きさの変化を示し、(b)は、(a)に示す車速に応じたモニタの表示状態の一例を示す。
自動車1において、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の位置に鏡のドアミラーを設置した場合の視界21a,22aは、図14の(a)に示すように、当該自動車1の後方に向かって次第に広くなる。
本実施例では、自動車1のウインカ41の操作(右折操作、左折操作)時に、操作された側の右車内モニタ31、左車内モニタ32に表示するカメラ映像の範囲を広げるようになっている。例えば図14の(a)に示すように、自動車1の左側のウインカ41を点滅させることで、図14の(b)に示すように、モニタ画像は、ウインカ41を点滅させていない状態(左ウインカ無、右ウインカ無)の表示領域aから、表示領域b分広い、ウインカ41を点滅させている状態(左ウインカ有、右ウインカ有)の表示領域に変化する。これにより、ウインカ41の点滅前には見えなかった真横に存在する自動車2が拡大した領域に表示される。
上記の説明では、ウインカ41の点滅に連動して、右車内モニタ31および左車内モニタ32の表示領域が拡大しているが、これに限定されるものではなく、ウインカ41の点滅している側の右車内モニタ31または左車内モニタ32の表示領域のみを拡大するようにしてもよい。
ウインカ41の操作に応じた、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22、右車内モニタ31、左車内モニタ32の設定は、動作設定部12によって、前述したDB18に格納されているテーブル(図3)を参照して行なわれる。ここでは、表示領域の拡大を左右非連動、高速走行時の場合について説明する。
ここでは、動作設定部12が、ウインカ41の点滅が左右どちらかであるかに応じて、図3に示すテーブルの(e)(g)の設定条件を映像加工部11に出力し、当該映像加工部11において設定条件に応じて右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示状態を変化させている例について説明する。
例えば図3の(e)の設定条件は、停止状態から全ての車速において、左折時のウインカ41が点滅された条件を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(e)に示すように、左車内モニタ32を全面表示(表示装置の表示領域全体表示)させる。右車内モニタ31は、そのときの車速表示状態を維持する。例えば、高速走行時であれば、図7の(d)の右車内モニタ31の表示と同じとする。
図3の(g)の設定条件は、停止状態から全ての車速において、右折時のウインカ41が点滅された条件を示す。この場合、映像加工部11は、図7の(g)に示すように、右車内モニタ31を全面表示(表示装置の表示領域全体表示)させて、左車内モニタ32は、そのときの車速表示状態を維持する。例えば、高速走行時であれば、図7の(d)の左車内モニタ32の表示と同じとする。
なお、前記実施例1では、車速に応じてモニタに表示するカメラ映像の範囲を変化させる例について説明したが、車速に応じてカメラの撮像範囲を変化させてもよい。この例について以下に説明する。
(実施例3)
車速に応じてカメラの撮像範囲を変化させる例について図15を参照しながら以下に説明する。
図15の(a)は、車速に応じた視界の大きさの変化を示し、(b)は、(a)に示す車速に応じたモニタの表示状態の一例を示す。
自動車1において、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の位置に鏡のドアミラーを設置した場合の視界21a,22aは、図15の(a)に示すように、当該自動車1の後方に向かって次第に広くなる。
本実施例では、前記実施例1とは異なり、車速に合わせてモニタの表示領域を変えるのではなく、図15の(b)に示すように、車速に合わせてカメラ撮像範囲を変えている。図15の(b)は、左ドアカメラ22で撮像する際に車速が上がるにつれて、左ドアカメラ22のズーム機能によって撮像範囲を狭く、すなわち拡大している状態を示している。すなわち、左ドアカメラ22の撮像範囲は、低速時で広く、高速時に狭くなるように設定されている。これは、前記実施例1においても述べたように、一般的に、人間の視覚特性では、自動車1の速度が遅い低速時には視界は広く、自動車1の速度が速い高速時には視界は狭くなるから、左ドアカメラ22の撮像範囲を低速時で広く、高速時で狭くすることで、自動車1を運転するユーザにとって自然な見え方を提供できるためである。
なお、上記の説明では車速に応じて左ドアカメラ22の撮像範囲を変化させる例について説明しているが、右ドアカメラ21の撮像範囲も左ドアカメラ22の撮像範囲の変化に連動している。つまり、右ドアカメラ21の撮像範囲の変化と左ドアカメラ22の撮像範囲の変化は連動している。
車速に応じた、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の撮像範囲の変化の設定は、動作設定部12によって、前述したDB18に格納されているテーブル(図4)を参照して行なわれる。
ここでは、動作設定部12が、操作部44に設けられたズームボタンが操作された、すなわちズーム機能がONされた状態で、車速検知装置42が検知する車速に応じた設定条件、すなわち図4に示すテーブルの(a)〜(d)の設定条件を映像加工部11に出力し、当該映像加工部11において設定条件に応じて右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示状態を変化させている例について説明する。
例えば図4の(a)の設定条件は、停止を示す。この場合、映像加工部11は、図9の(a)に示すように、左車内モニタ32には撮像範囲の広い映像を表示させる。ここで、左車内モニタ32の全面表示におけるカメラ撮像画像を、ズーム機能を実行する際の基準倍率(1倍)とする。
図4の(b)の設定条件は、低速を示す。この場合、映像加工部11は、図9の(b)に示すように、左車内モニタ32には停止時よりも拡大率の高い映像を表示させる。
図4の(c)の設定条件は、中速を示す。この場合、映像加工部11は、図9の(c)に示すように、左車内モニタ32には低速時よりも拡大率の高い映像を表示させる。
図4の(d)の設定条件は、高速を示す。この場合、映像加工部11は、図9の(d)に示すように、左車内モニタ32には中速時よりも拡大率の高い(撮影範囲の狭い)映像を表示させる。
以上の説明では、便宜上、車速を低速、中速、高速の3通りに分けているが、本来、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22のズーム機能がONされていれば、車速に応じてシームレスに拡大率(撮像範囲)を変化させるようにするのが好ましい。この場合には、図4に示すテーブルを使用するのではなく、車速検知装置42の検知信号によって右ドアカメラ21、左ドアカメラ22のズーム機能を機能させることで実現することができる。
なお、図4の(a)〜(d)に示す設定条件は、ウインカの操作無しの場合の設定条件であり、左車内モニタ32の表示に連動して、右車内モニタ31に表示される映像も車速に応じて拡大率が変化している。
ここで、ウインカの操作を行なった場合、例えば左折時のウインカの操作が行なわれると、車速に関係無く、左車内モニタ32は全体表示、すなわち停止時と同じ撮像範囲の広い映像を表示する。この場合、左車内モニタ32と右車内モニタ31は非連動であり、右車内モニタ31は車速に応じた撮像範囲の映像を表示し続けている。この設定条件は、図4に示すテーブルの(e)であり、表示例は、図9の(e)である。
なお、ズーム機能をOFFに設定することもできる。例えば図4の(f)に示すように、ズーム機能がOFFに設定されている場合、車速に応じた表示や、ウインカの操作が行なわれないようにする。この場合、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の撮影画像は、図8の(f)、右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示画像は、図9の(f)のように、鏡のドアミラーで見るように変化はない。
前記実施例1〜3において、右車内モニタ31、左車内モニタ32は、図2に示すように、運転席のハンドル近傍に設置されている。これにより、自動車1を運転するユーザは、左右後方の確認のために、左右のドアミラーを確認する場合よりも目線の移動が少なくて済むというメリットがある。さらなるメリットについて以下の実施例4において説明する。
(実施例4)
右車内モニタ31、左車内モニタ32を、運転席のハンドル近傍に設置した場合の種々の工夫について図16を参照しながら以下に説明する。
図16は、右車内モニタ31、左車内モニタ32に映し出した映像の表示状態の変化の一例を示す。
図16の(a)は、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22のそれぞれから取り込んだ画像(原画像)を示している。本実施例では、この原画像に対して、輝度低減、画像鮮鋭化、物体検知等を行なって、自動車1を運転するユーザの疲れを低減し、また、視認性をアップさせる。
図16の(b)は、右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を表示された映像の視認可能レベルまで落とした例を示している。この場合、視認可能レベルは、一定にしてもよいが、昼、夜、トンネル内、天候などによって、右車内モニタ31、左車内モニタ32の周囲の明るさが変化するので、周囲の明るさに応じて設定する必要がある。
実際には、図1に示す照度センサ43によって右車内モニタ31、左車内モニタ32の周囲の明るさを検知し、この検知信号によって動作設定部12が右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を最適な値に設定する。このように設定された視認可能レベルの輝度で映像を表示すれば、ユーザの疲れが低減するという効果や、車内モニタの映像が前方視野を邪魔しないという効果を奏する。
上記の例では、視認可能レベルを設定する例について説明したが、逆に、図16の(c)に示すように、図16の(a)に示す原画像よりも輝度レベルをアップさせることで、画像を鮮鋭化して、ユーザによる視認性を高めるようにしてもよい。
輝度レベルは、ユーザによる輝度アップボタンの操作が行なわれたとき、または、ウインカ41による操作が行なわれたときにアップするように設定されている。
なお、本実施例では、右車内モニタ31に表示される映像の輝度、左車内モニタ32に表示される映像の輝度の変化は、連動している。しかしながら、ウインカ41を操作した場合には、操作した側の映像のみを鮮鋭化するようにし、操作されていない側の映像を鮮鋭化しないように、右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度変化を非連動としてもよい。
すなわち、自動車1に搭載されたウインカ41が作動したとき、当該ウインカ41が作動した側の右ドアカメラ21、左ドアカメラ22で撮影した映像を表示する右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を、当該ウインカ41が作動していない側の右ドアカメラ21、左ドアカメラ22で撮影した映像を表示する右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度よりも高くする。
右車内モニタ31、左車内モニタ32の見え方改善(輝度、先鋭化)の設定は、動作設定部12によって、前述したDB18に格納されているテーブル(図5)を参照して行なわれる。
ここでは、動作設定部12が、ウインカ操作と、輝度AUTO、鮮鋭化AUTO、CANCELとウインカの操作との設定条件、すなわち図5に示すテーブルの(a)〜(d)の設定条件を映像加工部11に出力し、当該映像加工部11において設定条件に応じて右車内モニタ31、左車内モニタ32の表示状態を変化させている例について説明する。
輝度AUTOが実行されていると、右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を全体的に低下させる。鮮鋭化AUTOが実行されていると、右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を全体的にアップさせる。
但し、CANCELが実行された状態、すなわち輝度AUTOおよび鮮鋭化AUTOが実行されていない状態では、右車内モニタ31、左車内モニタ32の輝度を標準にする。
例えば図5の(a)の設定条件は、輝度AUTOを実行することを示す。この場合、映像加工部11は、図11の(a)に示すように、右車内モニタ31、左車内モニタ32において、全体的に輝度を低下させる。なお、輝度レベルは、運転者が十分認識できる状態で、運転者毎に設定できる。
図5の(b)の設定条件は、輝度AUTOおよび鮮鋭化AUTOがキャンセルされていることを示す。この場合、映像加工部11は、図11の(b)に示すように、右車内モニタ31、左車内モニタ32において、輝度/鮮鋭度を標準にする。ここで、「輝度/鮮鋭度」は、輝度おおび鮮鋭度を意味する。
図5の(c)の設定条件は、鮮鋭化AUTOを実行することを示す。この場合、映像加工部11は、図11の(c)に示すように、右車内モニタ31、左車内モニタ32において、全体的に鮮鋭度をアップさせる。
図5の(d)の設定条件は、輝度AUTOおよび鮮鋭化AUTOが実行され、左ウインカが操作されたことを示す。この場合、映像加工部11は、図11の(d)に示すように、左車内モニタ32の輝度/鮮鋭度を標準にし、右車内モニタ31の映像鮮鋭度(例えば、エッジ強調等)は、輝度AUTO、鮮鋭化AUTOの状態を維持する。これにより、左ウインカを操作した側の左車内モニタ32が見やすくなり、視認性の向上が図ることができる。
また、図16の(d)に示すように、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22によって撮像された映像から物体(他の自動車)を検知し、右車内モニタ31、左車内モニタ32に検知した情報(枠点部分)を表示するようにしてもよい。この場合、一般的な画像認識処理を用いて物体を検知する。
検知した物体に枠点を設けることで視認性はアップするが、さらに、輝度をアップさせて視認性をアップさせるようにしてもよい。
ここまで、電子ミラーシステムを現行の鏡のドアミラーに置き換えた際のユーザによる視認性を考慮した例について説明したが、以下では、現行の鏡のドアミラーから電子ミラーシステムに置き換えたときに、ユーザが慣れるまでの方法について説明する。
(ドアミラーの電子ミラーシステムへの置換)
図17は、ドアミラーの視界要求範囲を説明するための図である。
図18は、鏡を用いたドアミラーを電子ミラーシステムに置き換えたときの映像の表示状態を示す図である。
自動車1において、右ドアカメラ21、左ドアカメラ22の位置に鏡のドアミラーを設置した場合の視界21a,22aは、図17に示すように、当該自動車1の後方に向かって次第に広くなる。しかも、鏡のドアミラーでは、図18の(a)に示すように、運転席からの距離や角度が左右で異なるので、左右のドアミラーの見え方が異なる。
図18の(b)は、左右ともに同じ仕様(解像度、設置方法)のカメラ(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)が撮像した映像を、右車内モニタ31、左車内モニタ32に表示する際に、左右で見え方を異ならせて、図18の(a)に示す鏡のドアミラーでの見え方を再現するようにした第1ミラーモードを示す。第1ミラーモードでは、図18の(b)に示すように撮像した映像を、右車内モニタ31、左車内モニタ32に表示する際に、左右で見え方を異ならせることで、現行の鏡のドアミラーにおける見え方に近づけることができる。これにより、自動車1を運転するユーザは違和感無く、左右後方の映像を見ることができる。
図18の(c)は、ユーザが電子ミラーシステムに慣れるようにするために、左右のミラー(右車内モニタ31、左車内モニタ32)の表示範囲を拡げた第2ミラーモードを示す。第2ミラーモードでは、左ミラー(左車内モニタ32)の表示範囲の拡大幅を大きく、右ミラー(右車内モニタ31)の表示範囲の拡大幅を小さくしている。
図18の(d)は、左右のミラー(右車内モニタ31、左車内モニタ32)の表示範囲を最大限まで拡げた第3ミラーモードを示す。この第3ミラーモードは、前述した実施例1〜4までの説明で使用した電子ミラーシステムに適応されるミラーモードである。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(電子ミラーシステム)
図19は、本実施形態に係る電子ミラーシステム102の概略構成を示すブロック図である。
電子ミラーシステム102は、前記実施形態1の電子ミラーシステム101(図1)とほとんど同じ構成であるが、右ドアカメラ51、左ドアカメラ52の機能が異なる。すなわち、右ドアカメラ51、左ドアカメラ52は、車速およびウインカ操作に応じて画角を変化させることができる点で、図1に示す右ドアカメラ21、左ドアカメラ22と異なる。
(左/右折時の最適表示)
電子ミラーシステム102を用いた左/右折時の最適表示について図20,21を参照しながら以下に説明する。
図20は、電子ミラーシステム102を搭載した自動車1の左折時の最適表示について説明するための図である。
図21は、電子ミラーシステム102を搭載した自動車1の右折時の最適表示について説明するための図である。
(左折時)
図20の(a)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、低速時(左折可能な速度)で、且つ左にウインカを出している場合、左ドアカメラ52は超広域の画角によって撮像する。この場合、撮像した映像は、図20の(d)に示すように、オートバイ3のほぼ全体が映し出されたものになる。これにより、左折時のオートバイ3の巻き込みを回避することができる。
ここでは、自動車1に搭載されたウインカ41が作動したとき、車速検知装置42によって検知された車速が予め設定した車速以下のとき、すなわち低速のとき、上記ウインカ41が作動した側の右ドアカメラ51また左ドアカメラ52の画角を、当該右ドアカメラ51また左ドアカメラ52の最大画角(超広域画角)まで拡げるようにするのが好ましい。
図20の(b)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、中速時で、且つ左にウインカを出している場合、左ドアカメラ52は図20の(a)に示す超広域の画角よりも狭い広域の画角によって撮像する。この場合、撮像した映像は、図20の(e)に示すように、オートバイ3の半分程度が映し出されたものになる。
図20の(c)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、速度に関係無く、ウインカを出していない場合、左ドアカメラ52は図20の(b)に示す広域の画角よりも狭い通常の画角によって撮像する。この場合、撮像した映像は、図20の(f)に示すように、オートバイ3の一部が映し出されたものになる。
(右折時)
図21の(a)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、低速時で、且つ右にウインカを出している場合、右ドアカメラ51は広域の画角によって撮像する。この場合、右折時は、巻き込みがほとんど無いため、左折時のように、超高域の画角にしなくても、広域の画角で十分である。
図21の(b)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、中速時で、且つ右にウインカを出している場合、右ドアカメラ51は図21の(a)に示す広域の画角と同じ画角で撮像する。
図21の(c)に示すように、自動車1の左後方にオートバイ3が走行しているときに、速度に関係無く、ウインカを出していない場合、右ドアカメラ51は図21の(a)に示す広域の画角よりも狭い通常の画角によって撮像する。
右ドアカメラ51、左ドアカメラ52の画角の設定は、動作設定部12によって行なわれる。すなわち、動作設定部12は、車速検知装置42の検知信号、ウインカ41の操作の有無を判断し、右ドアカメラ51、左ドアカメラ52の画角を設定する。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態について以下に説明する。
電子ミラーシステム101の制御部10の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、制御部10を、コンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
電子ミラーシステム101の制御部10として利用可能なコンピュータは、バスを介して互いに接続された演算装置と、主記憶装置と、補助記憶装置と、入出力インターフェースと、通信インターフェースとを備えている。演算装置、主記憶装置、および補助記憶装置は、それぞれ、例えばプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブであってもよい。入出力インターフェースには、ユーザがコンピュータに各種情報を入力するための入力装置、および、コンピュータがユーザに各種情報を出力するための出力装置が接続される。入力装置および出力装置は、コンピュータに内蔵されたものであってもよいし、コンピュータに接続された(外付けされた)ものであってもよい。例えば、入力装置は、キーボード、マウス、タッチセンサなどであってもよく、出力装置は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカなどであってもよい。また、タッチセンサとディスプレイとが一体化されたタッチパネルのような、入力装置および出力装置の双方の機能を有する装置を適用してもよい。そして、通信インターフェースは、コンピュータが外部の装置と通信するためのインターフェースである。
補助記憶装置には、コンピュータを電子ミラーシステム101及び102の制御部10として動作させるための各種のプログラムが格納されている。そして、演算装置は、補助記憶装置に格納された上記プログラムを主記憶装置上に展開して該プログラムに含まれる命令を実行することによって、コンピュータを、電子ミラーシステム101及び102の制御部10が備える各部として機能させる。なお、補助記憶装置が備える、プログラム等の情報を記録する記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な「一時的でない有形の媒体」であればよく、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路などであってもよい。また、記録媒体に記録されているプログラムを、主記憶装置上に展開することなく実行可能なコンピュータであれば、主記憶装置を省略してもよい。なお、上記各装置(演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力インターフェース、通信インターフェース、入力装置、および出力装置)は、それぞれ1つであってもよいし、複数であってもよい。
また、上記プログラムは、コンピュータの外部から取得してもよく、この場合、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して取得してもよい。そして、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子ミラーシステムは、車両(自動車1)に搭載され、当該車両(自動車1)の少なくとも後方を撮像する撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)と、上記車両(自動車1)に搭載され、上記撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)によって撮像された映像を表示する表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)、上記車両(自動車1)示す運転状況情報に対応付けられた映像の表示方法によって、上記撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)が撮像した映像を上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)に表示させる表示制御装置(制御部10)と、を備えている。
上記構成によれば、車両の運転の状況を示す運転状況情報に対応付けられた映像の表示方法によって、撮像装置が撮像した映像が表示装置に表示されるので、運転状況(車速、ウインカの有無等)に応じた最適な映像を表示装置に表示させることが可能となる。これにより、車両を運転するユーザにとって表示装置に映し出される映像を、運転の状況に応じて見やすくすることができる。従って、ユーザは、安心、安全に後方、側方の確認を行なうことができる。
本発明の態様2に係る電子ミラーシステムは、上記態様1において、上記車両(自動車1)の速度を検知する車速検知装置42をさらに備え、上記表示制御装置(制御部10)は、上記車速検知装置42によって検知された車速に応じて、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)に表示される映像の表示状態を変化させてもよい。
上記構成によれば、表示装置に表示される映像の表示状態が、車速に応じて変化することで、当該表示装置に表示される映像が車両の速度に応じて最適に見えるように表示領域を調整することが可能となる。
本発明の態様3に係る電子ミラーシステムは、上記態様2において、上記表示制御装置(制御部10)は、上記車速検知装置42によって検知された車速が速いほど上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)に表示される映像の明瞭な領域を小さくする構成であってもよい。
上記構成によれば、車速が速いほど、表示装置に表示される映像の明瞭な領域を小さくすることで、人間の視覚特性に合った表示となるため、車両を運転するユーザの目が疲れにくくなる。
本発明の態様4に係る電子ミラーシステムは、上記態様2または3において、上記表示制御装置は、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)の上記映像の表示領域のうち、当該映像が速度によらず明瞭な状態で表示される領域以外に、当該映像とは別の情報を重ねて表示させてもよい。
上記構成によれば、映像とは別の情報を重ねて表示させることで、撮像装置によって撮像された映像以外の情報を運転するユーザに提供することができる。
本発明の態様5に係る電子ミラーシステムは、上記態様4において、上記表示制御装置(制御部10)は、上記車速検知装置42によって検知された車速が速いほど、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)に表示されている、上記映像とは別の情報を明瞭に表示させてもよい。
上記構成によれば、ユーザが撮像された映像以外の情報を確実に認識できるようになる。
本発明の態様6に係る電子ミラーシステムは、上記態様4において、上記撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)は、上記車両(自動車1)の左右にそれぞれ搭載され、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)は、上記左右の撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、上記表示制御装置(制御部10)は、上記車両(自動車1)に搭載されたウインカ41が作動した側の撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)によって撮像された映像を、当該映像の明瞭な範囲を最大にして上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)に表示させてもよい。
上記構成によれば、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができる。ウインカ作動時は、車線変更または右左折時であるので、ウインカ作動側の後方の確認を確実に行なう必要があるので、上記のように、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができれば、安全に車線変更または右左折を行なうことができる。
本発明の態様7に係る電子ミラーシステムは、車両(自動車1)に搭載され、当該車両(自動車1)の少なくとも後方を撮像する撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)と、上記車両(自動車1)に搭載され、上記撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)によって撮像された映像を表示する表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)と、上記車両(自動車1)の速度を検知する車速検知装置42と、上記撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)の画角を変化させる撮像制御装置(制御部10)と、を備え、上記撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)は、上記車両(自動車1)の左右にそれぞれ搭載され、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)は、上記左右の撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、上記撮像制御装置(制御部10)は、上記車両(自動車1)に搭載されたウインカ41が作動したとき、上記車速検知装置42によって検知された車速が予め設定した車速以下のとき、上記ウインカ41が作動した側の撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)の画角を、当該撮像装置(右ドアカメラ51、左ドアカメラ52)の最大画角まで拡げることを特徴としている。
上記構成によれば、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができる。ウインカ作動時は、車線変更または右左折時であるので、ウインカ作動側の後方の確認を確実に行なう必要があるので、上記のように、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができれば、安全に車線変更または右左折を行なうことができる。
本発明の態様8に係る電子ミラーシステムは、車両(自動車1)に搭載され、当該車両(自動車1)の少なくとも後方を撮像する撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)と、上記車両(自動車1)に搭載され、上記撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)によって撮像された映像を表示する表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)と、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)の輝度を変化させる表示制御装置(制御部10)と、を備え、上記撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)は、上記車両(自動車1)の左右にそれぞれ搭載され、上記表示装置(右車内モニタ31、左車内モニタ32)は、上記左右の撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、上記表示制御装置(制御部10)は、上記車両(自動車1)に搭載されたウインカ41が作動したとき、当該ウインカ41が作動した側の撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)で撮影した映像の輝度を、当該ウインカ41が作動していない側の撮像装置(右ドアカメラ21、左ドアカメラ22)で撮影した映像の輝度よりも高くすることを特徴としている。
上記構成によれば、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができる。ウインカ作動時は、車線変更または右左折時であるので、ウインカ作動側の後方の確認を確実に行なう必要があるので、上記のように、ウインカ作動側の車両後方の映像をユーザが確実に視認することができれば、安全に車線変更または右左折を行なうことができる。
本発明の各態様に係る電子ミラーシステムの制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の表示制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 自動車(車両)
10 制御部(表示制御装置、撮像制御装置)
11 映像加工部
12 動作設定部
13 車載機器情報取得部
14 車載環境情報取得部
15 運転者情報取得部
18 DB
21、51 右ドアカメラ(撮像装置)
22、52 左ドアカメラ(撮像装置)
31 右車内モニタ(表示装置)
32 左車内モニタ(表示装置)
41 ウインカ
42 車速検知装置
43 照度センサ
44 操作部
101、102 電子ミラーシステム

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、当該車両の少なくとも後方を撮像する撮像装置と、
    上記車両に搭載され、上記撮像装置によって撮像された映像を表示する表示装置と、
    上記車両の運転の状況を示す運転状況情報に対応付けられた映像の表示方法によって、上記撮像装置が撮像した映像を上記表示装置に表示させる表示制御装置と、を備えたことを特徴とする電子ミラーシステム。
  2. 上記車両の速度を検知する車速検知装置をさらに備え、
    上記表示制御装置は、
    上記車速検知装置によって検知された車速に応じて、上記表示装置に表示される映像の表示状態を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電子ミラーシステム。
  3. 上記表示制御装置は、
    上記車速検知装置によって検知された車速が速いほど、上記表示装置に表示される映像の明瞭な領域を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の電子ミラーシステム。
  4. 上記表示制御装置は、
    上記表示装置の上記映像の表示領域のうち、当該映像が速度上昇によらず明瞭な状態で表示される領域以外に、当該映像とは別の情報を重ねて表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の電子ミラーシステム。
  5. 上記表示制御装置は、
    上記車速検知装置によって検知された車速が速いほど、上記表示装置に表示されている、上記映像とは別の情報を明瞭に表示させることを特徴とする請求項4に記載の電子ミラーシステム。
  6. 上記撮像装置は、上記車両の左右にそれぞれ搭載され、
    上記表示装置は、上記左右の撮像装置で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、
    上記表示制御装置は、
    上記車両に搭載されたウインカが作動した側の撮像装置によって撮像された映像を、当該映像の明瞭な範囲を最大にして上記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電子ミラーシステム。
  7. 車両に搭載され、当該車両の少なくとも後方の風景を撮像する撮像装置と、
    上記車両に搭載され、上記撮像装置によって撮像された映像を表示する表示装置と、
    上記車両の速度を検知する車速検知装置と、
    上記撮像装置の画角を変化させる撮像制御装置と、を備え、
    上記撮像装置は、上記車両の左右にそれぞれ搭載され、
    上記表示装置は、上記左右の撮像装置で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、
    上記撮像制御装置は、
    上記車両に搭載されたウインカが作動したとき、上記車速検知装置によって検知された車速が予め設定した車速以下のとき、上記ウインカが作動した側の撮像装置の画角を、当該撮像装置の最大画角まで拡げることを特徴とする電子ミラーシステム。
  8. 車両に搭載され、当該車両の少なくとも後方を撮像する撮像装置と、
    上記車両に搭載され、上記撮像装置によって撮像された映像を表示する表示装置と、
    上記表示装置の輝度を変化させる表示制御装置と、を備え、
    上記撮像装置は、上記車両の左右にそれぞれ搭載され、
    上記表示装置は、上記左右の撮像装置で撮像したそれぞれの映像を同時に表示可能であり、
    上記表示制御装置は、
    上記車両に搭載されたウインカが作動したとき、当該ウインカが作動した側の撮像装置で撮影した映像の輝度を、当該ウインカが作動していない側の撮像装置で撮影した映像の輝度よりも高くすることを特徴とする電子ミラーシステム。
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