JP2019035344A - ポンプロータおよびターボ分子ポンプ - Google Patents

ポンプロータおよびターボ分子ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】パーティクルや気体分子の吸気側への移動を低減するポンプロータの提供。【解決手段】ポンプロータはタービンブレードを複数備え、タービンブレードの傾斜面Sには加工節目ライン112が形成され、加工節目ライン112の任意の点において、加工節目ライン112の吸気側方向への接線ベクトルVsと任意の点からロータ外径方向を向いた径方向ベクトルVrとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ポンプロータおよびターボ分子ポンプに関する。
ターボ分子ポンプは、複数のタービンブレードから構成される回転翼が形成されたポンプロータと複数のタービンブレードから構成される固定翼とを備え、ポンプロータを数万rpmで高速回転させることによって気体分子を排気している(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−95315号公報
ところで、タービンブレードの表面には、機械加工による微視的な凹凸である線状の加工節目が形成されている。そのため、付着しているパーティクルや気体分子に遠心力が作用した場合に加工節目の影響によってパーティクルや気体分子が吸気側に移動するおそれがあった。
本発明の好ましい態様によれば、ポンプロータは、タービンブレードを複数備え、前記タービンブレードの翼傾斜面には加工節目ラインが形成され、前記加工節目ラインの任意の点において、前記加工節目ラインの吸気側方向への接線ベクトルと前記任意の点からロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている。
本発明の好ましい態様によれば、ポンプロータは、タービンブレードを複数備え、前記タービンブレードの翼傾斜面には加工節目ラインが形成され、前記加工節目ラインは直線状を成し、前記翼傾斜面の吸気側端部において、前記加工節目ラインの吸気側方向への前記接線ベクトルとロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている。
さらに好ましい態様では、前記タービンブレードは、ブレード根元からブレード先端に近づくにつれて翼角度がより小さく設定されるねじれ翼であって、前記タービンブレードの吸気側翼傾斜面に形成された加工節目ラインの延在方向と、前記吸気側翼傾斜面に対向する隣接タービンブレードの排気側翼傾斜面に形成された加工節目ラインの延在方向とが同一方向であり、前記吸気側翼傾斜面をロータ軸芯に垂直な面に投影した投影像において、吸気側端部投影像における加工節目ライン投影像の接線ベクトルと、吸気側端部投影像における径方向ベクトルとの成す角度が90度以上、かつ、180度−(タービンブレード開き角)以下に設定されている。
本発明の好ましい態様によれば、ポンプロータは、タービンブレードを複数備え、前記タービンブレードの翼傾斜面には、前記翼傾斜面の吸気側端部から排気側端部まで延在する直線状の加工節目ラインが形成され、前記加工節目ラインは、前記翼傾斜面の吸気側端部と排気側端部との間の点において、前記加工節目ラインの吸気側方向への接線ベクトルと前記点からロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度に設定されている。
本発明の好ましい態様によれば、ターボ分子ポンプは、複数のタービンブレードが形成された固定翼と、上記態様のいずれか一つに記載のポンプロータと、を備える。
本発明によれば、パーティクルや気体分子の吸気側への移動が低減される。
図1は、ターボ分子ポンプの概略構成を示す断面図である。 図2は、回転翼を説明する図である。 図3は、タービンブレードの傾斜面の形状を説明する図である。 図4は、傾斜面の投影像を示す図である。 図5は、遠心力ベクトルと接線ベクトルとの関係を示す図である。 図6は、隣接する2つのタービンブレードを示す図である。 図7は、平行翼の場合のタービンブレード形状を示す図である。 図8は、図7に示すタービンブレードの傾斜面の一部を示す模式図である。 図9は、加工節目ラインが曲線の場合を示す図である。 図10は、変形例1を説明する図である。 図11は、変形例2を説明する図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、ターボ分子ポンプ1の概略構成を示す断面図である。ターボ分子ポンプ1は磁気軸受式のターボ分子ポンプであり、回転体11のロータシャフト11Aは磁気軸受17A,17B,17Cによって磁気浮上支持されている。回転体11は、モータ16により回転駆動される。なお、磁気軸受17A〜17Cが作動していない場合には、ロータシャフト11Aは非常用のメカニカルベアリング26a,26bによって支持される。回転体11の回転数は回転数センサ12によって検出される。
ロータシャフト11Aにはポンプロータ11Bが締結されている。ポンプロータ11Bには、排気上流側に回転翼110が複数段形成され、排気下流側にネジ溝ポンプを構成する円筒部120が形成されている。これらに対応して、固定側には複数段の固定翼ステータ22と、円筒状のネジステータ23とが設けられている。図1に示す例ではネジステータ23にネジ溝が形成されているが、回転する円筒部120にネジ溝を形成しても構わない。各固定翼ステータ22は、スペーサリング24を介してベース20上に載置されている。
ポンプロータ11Bは、ベース20に固定されたポンプハウジング21内に収納されている。ポンプハウジング21には、吸気口21aが形成されている。ベース20に形成された排気口20aには排気ポート25が設けられ、この排気ポート25にバックポンプ(不図示)が接続される。回転体11をモータ16により高速回転すると、吸気口21a側の気体分子は排気ポート25側へと排気される。
図2は、ポンプロータ11Bに形成された回転翼110を説明する図である。図1に示すように、回転翼110はポンプロータ軸方向に沿って複数段形成されているが、図2に示す回転翼110は最も排気上流側に設けられた最上段の回転翼110を示したものである。なお、回転翼110にはロータ軸芯Jの回りの360度に亘って複数のタービンブレード111が形成されているが、図2では、360度の内の90度の範囲について図示した。
図2(a)は回転翼110を排気上流側(すなわち、吸気口側)から見た図であり、図2(b)は、図2(a)と同じ部分の回転翼110を排気下流側(すなわち、2段目の回転翼110側)から見た図である。図2において、矢印Rはロータ回転方向を示している。図2(b)は排気下流側から見た図であるので、回転方向は図2(a)の場合と逆向きになっている。
図2では、回転方向にタービンブレード111a,111b,111c,111d,111eの順で5枚のタービンブレード111を示した。タービンブレード111の表面および裏面には、符号112を付したラインで示すような、タービンブレード111を機械加工した際の加工節目が形成されている。以下では、加工節目を示すライン112を加工節目ラインと呼ぶことにする。
加工節目とは、加工工具(例えば、ドリル)90の送り方向に沿って形成されるライン状の微小凹凸である。回転翼110を構成する複数のタービンブレード111を機械加工により形成する場合には、円板状に形成された回転翼部分を加工工具90により切削加工する。この場合、加工工具90をロータ外径方向から挿入し、加工工具90を矢印91方向に直線状に移動させて円板状部材をタービンブレード形状に加工する。このように加工工具90を矢印91方向に移動させる加工作業を、加工工具90の径方向の挿入量を順に大きくしながら繰り返し行うことで、タービンブレード111の表面側の加工が行われる。このような加工の際に、加工工具90の移動方向(矢印91方向)に沿った加工節目が形成される。
図2では、タービンブレード111dの吸気側(すなわち排気上流側)の傾斜面Sに形成されている加工節目ライン112a(112)と、タービンブレード111cの排気側(すなわち排気下流側)の傾斜面Sに形成されている加工節目ライン112b(112)のみを示したが、全てのタービンブレード111の表裏両面に加工節目ライン112が形成されている。また、図2の加工節目ライン112は加工節目の形状を模式的に示したものであって、分かりやすいように数本の加工節目ライン112のみを示している。実際には、このような加工節目ライン112が数え切れないほど多数形成されている。
ところで、タービンブレード111の表面に吸着された気体分子は、表面拡散によって安定な吸着位置から隣接する他の安定位置に移動し、表面分子の疎密を均衡に保とうとする。タービンブレード111の表面に吸着された気体分子には、吸着力の他に熱エネルギやロータ回転に伴う遠心力が影響している。熱エネルギや遠心力の影響によって吸着されていた気体分子は表面上を移動し、さらには、表面から離脱する。微視的に見た場合、気体分子の移動に対して加工節目ライン112による凹凸は移動方向の制約になり、気体分子は加工節目ライン112に沿って移動しやすい。このような状況は気体分子に限らず、反応生成物の微小パーティクルについても生じる。
図3は傾斜面Sの形状を説明する図である。回転翼110のタービンブレード形状には、翼傾き(傾斜面Sの水平面からの傾き)の傾向によって大別すると「平行翼」と「ねじれ翼」に分けられる。平行翼の場合には、翼傾きはタービンブレード111の内径側でも外径側でもほぼ一定になっている。一方、ねじれ翼の場合には、タービンブレード111の先端に近づくほど翼傾きが小さくなっている。そのため、タービンブレード111を吸気口側から見た場合の傾斜面Sの周方向幅寸法は、平行翼の場合には内径側でも外径側でもほぼ同じである。一方、ねじれ翼の場合には、図2(a)に示すようにタービンブレード111の先端に近づくほど傾斜面の周方向幅寸法が大きくなっている。すなわち、図2に示すタービンブレード111は、ねじれ翼に分類される。
(ねじれ翼の場合)
図3は、ねじれ翼の傾斜面Sの形状を説明する図であり、ねじれ翼の傾斜面Sの一例を模式的に示したものである。符号L0〜L4で示す半直線は、ロータ軸芯Jから径方向に延在する径方向ラインを示す。径方向ラインL1は、径方向ラインL0に対して角度θ1だけロータ回転方向Rにずれている。同様に、径方向ラインL0に対して、各径方向ラインL2〜L4は角度θ2,θ3,θ4だけそれぞれずれている。このように、各径方向ラインL2〜L4はロータ軸芯Jを軸としてねじれの関係にある。
各径方向ラインL0〜L4は傾斜面S上にあり、径方向ラインL0は傾斜面Sの排気側端部S01を通り、径方向ラインL4は傾斜面Sの吸気側端部S02を通る。矢印で示すF1,F2,F3は、ロータ回転による遠心力(例えば、傾斜面Sに付着したパーティクルや気体分子に作用する遠心力)をベクトル表示したものである。遠心力ベクトルF1は径方向ラインL1と加工節目ライン112との交点P1における遠心力を示し、遠心力ベクトルF2は径方向ラインL2と加工節目ライン112との交点P2における遠心力を示し、遠心力ベクトルF3は径方向ラインL3と加工節目ライン112との交点P3における遠心力を示している。遠心力ベクトルF1〜F3はそれぞれ対応する径方向ラインL1〜L3の方向に発生するので、遠心力ベクトルF1〜F3は傾斜面Sの面内にあることになる。
例えば、点P1にあるパーティクルに遠心力ベクトルF1で表される遠心力が作用した場合、パーティクルが加工節目ライン112に沿って吸気側または排気側のどちらに移動するかは、点P1における遠心力ベクトルF1の加工節目ライン112に平行な成分ベクトルの向きによって判断することができる。すなわち、点P1における遠心力ベクトルF1と加工節目ライン112の接線との成す角度β1によって判断できる。なお、図3に示す場合のように加工節目ライン112が直線の場合には、加工節目ライン112の接線は加工節目ライン112自身と同一となる。
以下では、加工節目ライン112の接点から接線に沿って引いたベクトルの内、接点から吸気側に向かう単位ベクトルを接線ベクトルと呼ぶことにする。また、傾斜面S上の点から径方向外側へ向かう単位ベクトルを径方向ベクトルVrと定義すると、径方向ベクトルVrはその点における遠心力ベクトルと同じ向きとなっており、径方向ベクトルVrおよび遠心力ベクトルは、その点を通る径方向ライン上に乗っている。
なお、加工節目ラインの方向が径方向ラインの方向と一致するような構成の場合、接線ベクトルは径方向ラインのロータ軸芯J方向、または、それとは逆の方向を向くことになるので、接点から吸気側に向かう単位ベクトルという定義からは外れるが、本実施形態では、このような場合も接線ベクトルと呼ぶことにする。すなわち、遠心力ベクトルと接線ベクトルとの成す角度の取り得る角度は0度以上180度以下となる。
図3では、点P1における接線ベクトルVsおよび径方向ベクトルVrを破線矢印で示した。なお、分かりやすいように、接線ベクトルVsおよび径方向ベクトルVrを点P1から若干ずらして表示した。これらの接線ベクトルVsおよび径方向ベクトルVrを用いると、点P1におけるパーティクルが遠心力によって吸気側に移動するのを防止する条件は、「接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度が、90度以上180度以下であること」となる。この条件が満足されれば、遠心力ベクトルを加工節目ライン112に平行な成分ベクトルと垂直な成分ベクトルに分解したとき、平行な成分ベクトルは吸気側に向いていない。そのため、遠心力によってパーティクルや気体分子が吸気側に移動するのを、防止することができる。
図3に示す加工節目ライン112の場合には、遠心力ベクトルF1と加工節目ライン112の吸気側との成す角度β1はβ1>90度となっている。F11,F12は、遠心力ベクトルF1の加工節目ライン112に平行な成分ベクトルと垂直な成分ベクトルとを示す。平行な成分ベクトルF11は加工節目ライン112の排気側を向いているので、パーティクルは加工節目ライン112に沿って排気側へ移動することになる。
図3の加工節目ライン112は直線なので、径方向ラインL0〜L4との交点P0,P1,P2,P3,P4における接線ベクトルは全て同一の接線ベクトルVsとなる。遠心力ベクトルは各点P0〜P4における径方向ラインに乗っているので、各点P0〜P4における径方向ベクトルは、それぞれの遠心力ベクトルと同一向きとなる。各点P0〜P4における接線ベクトルVsと遠心力ベクトルとの成す角度β0〜β4は、β0>β1>β2>β3>β4を満たしている。そのため、角度β4がβ4>90度を満足していれば、この加工節目ライン112上の全ての点において、遠心力はパーティクルを傾斜面Sの排気側へ移動させるように作用する。
なお、図3に示した加工節目ライン112よりも翼根元に近い加工節目ライン112に関しては、各径方向ラインL1〜L3との交点における翼角度αがより大きい。そのため、翼根元に近い加工節目ライン112における角度β0は、図3に示す加工節目ライン112における角度β0よりも小さくなる。角度β1〜β4に関しても同様である。
図4は、図3に示した傾斜面Sをロータ軸芯Jに沿って上方から見た投影図である。上述した傾斜面S上における遠心力ベクトルと接線ベクトルとの関係を、傾斜面Sを吸気側からロータ軸芯Jに垂直な面に投影した場合の投影面上における関係で説明すると以下のようになる。ここでは、傾斜面Sの投影像を投影傾斜面S1と呼び、加工節目ライン112の投影像を加工節目投影ライン212と呼び、径方向ラインL1〜L4を投影径方向ラインL10〜L14と呼ぶ。図3に示すように径方向ラインL1〜L4はロータ軸芯Jと直交する面上のラインなので、投影面に投影された遠心力ベクトルは、それぞれ対応する遠心力ベクトルF1〜F4と同一となる。そのため、図4では投影された遠心力ベクトルも符号F1〜F4で表している。
また、図2に示すように吸気口側から見た場合、加工工具90の移動方向は翼根元から翼先端のどの領域においても同一方向なので、図4の投影傾斜面S1上における加工節目投影ライン212同士は平行になっている。そのため、図4の投影径方向ラインL11〜L14と加工節目投影ライン212との成す角度は、翼根元から翼先端まで同一の角度β1s〜β4sになっている。角度β1s〜β4sは、後述するように角度β1〜β4を投影傾斜面S1に投影した場合の角度である。図4からわかるように、β1s>β2s>β3s>β4sとなっている。
図5は、傾斜面Sの点P1における遠心力ベクトルF1と接線ベクトルVsとの関係、遠心力ベクトルF1と接線ベクトルVsを投影傾斜面S1に投影して得られる接線ベクトルVssとの関係を示す図である。接線ベクトルVssの径方向ラインL1方向の成分をVss1とし、径方向ラインL1に直交する方向の成分をVss2とする。図5の平面S2は、遠心力ベクトルF1と接線ベクトルVsとが含まれる平面である。平面S2と投影傾斜面S1との成す角度は、点P1における翼角度α1である。平面S2上における接線ベクトルVsの径方向ラインL1方向の成分をV11とし、径方向ラインL1に直交する方向の成分をV12とする。
図5から接線ベクトルVsが径方向ラインL1に対して垂直の場合には、すなわち遠心力ベクトルF1に対して垂直の場合には、投影傾斜面S1上の接線ベクトルVssも遠心力ベクトルF1と直交する。そして、遠心力ベクトルF1と接線ベクトルVsとの成す角度β1が90度よりも大きい場合には、投影傾斜面S1における遠心力ベクトルF1と接線ベクトルVssとの成す角度β1sも90度よりも大きくなる。
すなわち、図4の投影図において角度β1sがβ1s≧90度であれば、図3における角度β1もβ1≧90度となる。図4では角度β1s〜β14の全てが90度より大きいので、図3における角度β1〜β4も全て90度よりも大きいことになる。その結果、加工節目ライン112上のいずれの点においても、パーティクルは排気側へと移動することになる。
図3に示すように加工節目ライン112が直線の場合には、図4から分かるように、吸気側端部S02において、加工節目投影ライン212の接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度β4sが90度以上180度以下に設定されていれば、遠心力によってパーティクルが吸気側へ移動するのを防止することができる。
図2に示すタービンブレード裏面側の加工節目ライン112bに関しても同様の条件となる。すなわち、投影面上の排気側端部において、加工節目投影ラインの接線ベクトルVssと径方向ベクトルVrとの成す角度が90度以上180度以下に設定されていれば、加工節目ライン112bのいずれの点においても、遠心力によりパーティクルが吸気側へ移動するのを防止することができる。
(加工節目ライン112bについて)
ところで、図2に記載の回転翼110の場合、タービンブレード111cの裏面側(排気側)の加工は、タービンブレード111dの表面側(吸気側)を加工する際に行われる。例えば、図2のように加工工具90を矢印91の方向に移動させてタービンブレード111dの表面側を加工したならば、加工工具90をロータ軸芯Jの上方向に移動させ、その後、加工工具90を矢印91と逆方向に移動させてタービンブレード111cの裏面側を加工する。そのため、タービンブレード111cの裏面側には、タービンブレード111dの表面側に形成された加工節目ライン112aと同じ方向の加工節目ライン112bが破線で示すように形成される。
図2に示す回転翼110においては、各タービンブレード111は周方向に20度ピッチで形成されている。タービンブレード111dの表面側の加工が終了すると、ロータ軸芯Jに関して回転翼110を20度だけ回転(自転)させるか、または加工工具90をロータ軸芯Jの回りに20度だけ回転させるかした後に、隣接するタービンブレード111eの表面側の加工とタービンブレード111dの裏面側の加工とを行う。このような作業を繰り返すことによって全てのタービンブレード111の表面側に加工節目ライン112aが形成され、裏面側には加工節目ライン112bが形成される。
このように裏面側の加工節目ライン112bが形成される場合の、排気側端部における加工節目ライン112aの傾き角度の条件について説明する。図6は、図2のタービンブレード111c、111dの部分の拡大図である。図6は回転翼110を吸気側から見た投影図に相当するので、ここでは投影面における関係として説明する。
タービンブレード111dの表面側の点P10における遠心力ベクトルFa(または径方向ベクトルVra)と加工節目投影ライン212aの接線ベクトルVsaとの成す角度の投影面での角度は、βasである。タービンブレード111cの裏面側の同一の点P10における遠心力ベクトルFbと加工節目投影ライン212bの接線ベクトルVsbとの成す角度の投影面での角度は、βbsである。図6に示す場合、角度βbsは角度βasよりもピッチ角度(20度)だけ大きい。
また、加工節目投影ライン212bとタービンブレード111cの排気側端部との交点P11における、遠心力ベクトルFcと加工節目投影ライン212bの接線ベクトルVsbとの成す角度の投影面での角度はβcsである。この角度βcsは、角度βasよりも「ピッチ角度+γ」だけ大きい。ここで、角度γは、加工節目投影ライン212bの存在する角度範囲(ロータ軸芯Jを中心とする角度範囲)である。
そのため、点P11における角度βcsが180度以下となるためには、角度βasの上限角度を180度よりも「ピッチ角度+γ」だけ小さく設定する必要がある。すなわち、表面側の加工節目ライン112aについては、角度βasを90度以上、かつ、「180度−(ピッチ角度+γ)」以下に設定する必要がある。ここで、タービンブレード111の開き角γ0はγよりも大きいので、角度βasを90度以上、かつ、「180度−γ0」以下に設定すれば、上記条件は必ず満足される。
(平行翼の場合)
図7はタービンブレード111が平行翼の場合を示す図である。平行翼の場合、タービンブレード111は根元部分から先端まで翼角度が等しく、ブレードの幅や傾斜面Sの幅も根元部分から先端まで等しく設定されている。
図8は、図7に示すタービンブレード111の傾斜面Sの一部を模式的に示したものである。傾斜面Sには、図3の場合と同様の直線状の加工節目ライン112が形成されている。図8に示す例では、径方向ラインL2は傾斜面S上に乗っているので、加工節目ライン112と径方向ラインL2との交点P2における遠心力ベクトルF2は、傾斜面S上にある。
一方、径方向ラインL3は、ロータ軸芯J上の傾斜面Sよりも上方の位置から放射状に伸びている。そのため、加工節目ライン112と径方向ラインL3との交点P3における遠心力ベクトルF3は、破線矢印で示すように傾斜面Sの表面から裏面側に斜めに向かうベクトルとなる。また、径方向ラインL1は、ロータ軸芯J上の傾斜面Sよりも下方位置から放射状に伸びている。そのため、加工節目ライン112と径方向ラインL1との交点P1における遠心力ベクトルF1は、一点鎖線矢印で示すように傾斜面Sの表面から傾斜面上方に斜めに向かうベクトルとなる。
遠心力ベクトルF1やF3のように傾斜面S上にない場合であっても、遠心力ベクトルF1やF3の加工節目ライン112に沿った成分ベクトルの方向によって、遠心力によるパーティクルの移動方向を判断することができる。すなわち、各点P1,P3における加工節目ライン112の接線ベクトルと径方向ベクトル(遠心力ベクトルと同じ向き)との成す角度β1,β3が、90度以上180度以下であれば、遠心力によってパーティクルが吸気側へ移動するのを防止することができる。
このように、平行翼の場合もねじれ翼と同様の条件を満足すれば、すなわち、加工節目ライン112上の任意の点において接線ベクトルと径方向ベクトルとの成す角度を90度以上180度以下とすることで、加工節目ライン112上のいずれの点においても、遠心力によるパーティクルの吸気側への移動を防止することができる。
上述した実施の形態では、加工節目ライン112が直線の場合を例に説明したが、加工節目ライン112が曲線の場合にも同様に適用することができる。例えば、図9に示すように弧を描くような加工節目ライン112a,112bに対しても、上述した直線状の加工節目ライン112の場合と同様の条件に設定することで、翼形状によらず傾斜面Sのパーティクルが吸気側へ移動するのを低減することができる。
以上説明した、遠心力によってパーティクルや気体分子が吸気側へ移動するのを防止するための条件を以下にまとめる。
(A)任意の翼形状であって任意形状の加工節目ラインの場合
・加工節目ラインにおける接線ベクトルと径方向ベクトルとの成す角度を、90度以上180度以下に設定する。
または、投影面での条件として
・加工節目投影ラインの接線ベクトルVssと径方向ベクトルVrとの成す角度を、90度以上180度以下に設定する。
(B)ねじれ翼または平行翼で直線の加工節目ラインの場合
・傾斜面Sの吸気側端部において、加工節目ラインの接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度を、90度以上180度以下に設定。
または
・投影面上の吸気側端部において、加工節目投影ラインの接線ベクトルVssと径方向ベクトルVrとの成す角度を、90度以上180度以下に設定。
(変形例1)
上述した実施形態では、傾斜面Sの全域にわたってパーティクルが吸気側に移動しないような加工節目ラインの条件について説明したが、傾斜面の一部領域に対して条件を設定するようにしても良い。
例えば、反応生成物が堆積しやすいプロセスにおいて排気を行うと、図10の破線R0で示す排気側端部領域に反応生成物が堆積しやすい。そこで、少なくともこの領域においては、遠心力の作用によってパーティクルを排気側に移動させるような加工節目ラインとする。例えば、一点鎖線で示す径方向ラインL100上における径方向ベクトルVrと加工節目投影ライン212の接線ベクトルVssとが直交するように直線状の加工節目ラインを設定すれば良い。
このように設定すると、加工節目投影ライン212の径方向ラインL100よりも排気側の部分においては、加工節目投影ライン212の接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度βsは90度よりも大きくなる。傾斜面S上の径方向ラインL100よりも排気側の領域に付着したパーティクルは、遠心力の作用によって排気側へ移動する。その結果、傾斜面Sの排気側端部S01と径方向ラインL100とで挟まれた領域への反応生成物の堆積を低減することができる。
(変形例2)
ただし、図10では加工節目投影ライン212が直線状なので、径方向ラインL100よりも吸気側においては、角度βsは90度よりも小さくなる。そのため、径方向ラインL100よりも吸気側の傾斜面Sに付着したパーティクルは、吸気側へ移動することになる。そこで、径方向ラインL100よりも吸気側における加工節目投影ライン212の形状を、接線ベクトルと径方向ベクトルとの成す角度が90度以上となるように構成することで、径方向ラインL100よりも吸気側においてパーティクルの吸気側への移動を防止することができる。
例えば、図11に示すように、径方向ラインL100よりも吸気側における加工節目投影ライン212の形状を円弧とすることで、径方向ラインL100よりも吸気側における接線ベクトルと径方向ベクトルとの成す角度を90度とすることができる。
上述した実施の形態によれば、次のような作用効果が得られる。
(C1)図3に示すように、タービンブレード111の傾斜面Sに形成された加工節目ライン112の任意の点において、加工節目ライン112の接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている。その結果、傾斜面Sに付着したパーティクルや気体分子が、遠心力の作用によって吸気側に移動するのを防止することができ、パーティクルや気体分子の吸気側への移動を低減することができる。
(C2)図3に示すように、タービンブレード111の傾斜面Sに形成された加工節目ライン112は直線状を成し、傾斜面Sの吸気側端部S02において、加工節目ライン112の接線ベクトルVsと径方向ベクトルVrとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている。その結果、傾斜面Sに付着したパーティクルや気体分子が、遠心力の作用によって吸気側に移動するのを防止することができる。
(C3)図6に示すように、タービンブレード111は、ブレード根元からブレード先端に近づくにつれて翼角度がより小さく設定されるねじれ翼であって、タービンブレード111dの吸気側翼傾斜面に形成された加工節目ライン112aの延在方向と、吸気側翼傾斜面に対向する隣接タービンブレード111cの排気側翼傾斜面に形成された加工節目ライン112bの延在方向とが同一方向であり、吸気側翼傾斜面をロータ軸芯Jに垂直な面に投影した投影像において、吸気側端部投影像における加工節目ライン投影像(加工節目投影ライン212a)の接線ベクトルVsaと、吸気側端部投影像における径方向ベクトルVraとの成す角度が90度以上、かつ、180度−(タービンブレード開き角γ0)以下に設定されている。
このように加工節目ライン112a,112bを設定することにより、図2に示すように、タービンブレード111dの表面側と隣接するタービンブレード111cの裏面側とを、加工工具90を同一方向に移動させて行う加工作業により加工することができる。
(C4)図10に示すように、タービンブレード111の傾斜面Sには、傾斜面Sの吸気側端部S02から排気側端部S01まで延在する直線状の加工節目ライン112が形成され、加工節目ライン112は、傾斜面Sの吸気側端部S02と排気側端部S01との間の点(ラインL100との交点)において、加工節目ライン112の吸気側方向への接線ベクトルと径方向ベクトルとの成す角度が、90度に設定されている、その結果、図10のラインL100よりも排気側においては、傾斜面Sに付着したパーティクルや気体分子は遠心力の作用により排気側へと移動する。その結果、傾斜面Sの排気側端部領域R0への反応生成物の堆積を低減することができる。また、パーティクルや気体分子の吸気側への移動を低減することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1…ターボ分子ポンプ、11B…ポンプロータ、90…加工工具、110…回転翼、111,111a〜111e…タービンブレード、112,112a,112b…加工節目ライン、212…加工節目投影ライン、L0〜L4…径方向ライン、L10〜L14…投影径方向ライン、J…ロータ軸芯、F1〜F3…遠心力ベクトル、S…傾斜面、S1…投影傾斜面、S01…排気側端部、S02…吸気側端部、Vs,Vss,Vsa,Vsb…接線ベクトル、Vr,Vra…径方向ベクトル、γ0…開き角

Claims (5)

  1. タービンブレードを複数備えるポンプロータにおいて、
    前記タービンブレードの翼傾斜面には加工節目ラインが形成され、
    前記加工節目ラインの任意の点において、前記加工節目ラインの吸気側方向への接線ベクトルと前記任意の点からロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている、ポンプロータ。
  2. タービンブレードを複数備えるポンプロータにおいて、
    前記タービンブレードの翼傾斜面には加工節目ラインが形成され、
    前記加工節目ラインは直線状を成し、
    前記翼傾斜面の吸気側端部において、前記加工節目ラインの吸気側方向への接線ベクトルとロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度以上180度以下に設定されている、ポンプロータ。
  3. 請求項2に記載のポンプロータにおいて、
    前記タービンブレードは、ブレード根元からブレード先端に近づくにつれて翼角度がより小さく設定されるねじれ翼であって、
    前記タービンブレードの吸気側翼傾斜面に形成された加工節目ラインの延在方向と、前記吸気側翼傾斜面に対向する隣接タービンブレードの排気側翼傾斜面に形成された加工節目ラインの延在方向とが同一方向であり、
    前記吸気側翼傾斜面をロータ軸芯に垂直な面に投影した投影像において、吸気側端部投影像における加工節目ライン投影像の接線ベクトルと、吸気側端部投影像における径方向ベクトルとの成す角度が90度以上、かつ、180度−(タービンブレード開き角)以下に設定されている、ポンプロータ。
  4. タービンブレードを複数備えるポンプロータにおいて、
    前記タービンブレードの翼傾斜面には、前記翼傾斜面の吸気側端部から排気側端部まで延在する直線状の加工節目ラインが形成され、
    前記加工節目ラインは、前記翼傾斜面の吸気側端部と排気側端部との間の点において、前記加工節目ラインの吸気側方向への接線ベクトルと前記点からロータ外径方向を向いた径方向ベクトルとの成す角度が、90度に設定されている、ポンプロータ。
  5. 複数のタービンブレードが形成された固定翼と、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のポンプロータと、を備えるターボ分子ポンプ。
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