JP2019034515A - 有処理型及び無処理型に対応したプレート搬送装置、システム並びにプレート搬送方法 - Google Patents

有処理型及び無処理型に対応したプレート搬送装置、システム並びにプレート搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業スペースを抑制しつつ、有処理型の(刷版材又は刷版である)プレートと無処理型のプレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施可能なプレート搬送装置を提供する。【解決手段】本プレート搬送装置は、画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別部と、画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置へ向けて搬送し、無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送部と、無処理型であると判定されたプレートを、第1の搬送部から受け取った上で、現像装置の直上を介し、この現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送する第2の搬送部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、平板印刷に使用される刷版を作製する製版技術に関する。
近年、平板印刷(オフセット印刷)は、書籍や商業用書類等の印刷に広く利用され、最もポピュラーな印刷方法となっている。また現在、この平板印刷に使用される刷版を作製する方式として、デジタル印刷データを用い、フィルム等の中間体を介さずに、刷版材に直接露光処理を施して刷版を作製するCTP(Computer To Plate)方式が普及している。
さらに、このCTP用の刷版材として、露光処理後に現像処理を必要とする従来の有処理型(例えば、特許文献1を参照)とは異なり、露光処理後の現像処理を必要としない無処理型(例えば、特許文献2を参照)の刷版が多数開発され、幅広く使用されている。
この無処理型刷版材は、現像処理を省略することができ、その点でケミカルフリーであるので、作製コストの低減化をもたらし、また環境対策上も有利となっている。さらに、明室環境下での取り扱いが可能であり、製版システムの簡素化にも貢献する。
特開2011−218778号公報 特開2011−183812号公報
実際の製版・印刷の現場では、既存の設備等を活用しなければならない事情もあって、上述した無処理型刷版と合わせ、従来の有処理型刷版も並行して作製し、同一のストッカに収納する場合が少なくない。特に、現場の作業スペースや設備そのものが限られている場合、有処理型刷版材も無処理型刷版材も共に同一の露光機を用いて露光処理を行うことになる。この場合、作業者は、露光処理後のプレートが有処理型か無処理型かを見分けて、有処理型刷版材を現像機に投入し、一方、無処理型刷版材を現像機の背後に置かれたストッカまで搬送するといった面倒な作業を行わなければならない。
ここで、例えば公知のT字型のベルトコンベアを用いて、露光処理後の有処理型刷版材及び無処理型刷版材を人手で仕分け、このうち無処理型刷版材を、現像機背後のストッカまでこの現像機を迂回して搬送することも考えられるが、このようなベルトコンベアを展開するのに多大な床スペースが必要となってしまう。またこの場合、ベルトコンベアからストッカへの刷版の収納も容易ではない。例えば、搬送された刷版を人手で持ち上げ、ストッカの上部へ投入しなければならなくなる。
さらに、作業者が有処理型か無処理型かを見分けて仕分けること事体、労力を浪費するものであり、また仕分けのミスによる刷版システムへの悪影響も懸念される。
そこで、本発明は、作業スペースを抑制しつつ、有処理型の(刷版材又は刷版である)プレートと無処理型のプレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施可能なプレート搬送装置、プレート搬送システム、製版システム及びプレート搬送方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、刷版材又は刷版であるプレートを、画像形成処理装置、現像装置及びストッカの間で搬送するプレート搬送装置であって、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別部と、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置へ向けて搬送し、無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送部と、
無処理型であると判定されたプレートを、第1の搬送部から受け取った上で、現像装置の直上を介し、この現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送する第2の搬送部と
を有するプレート搬送装置が提供される。
この本発明によるプレート搬送装置の一実施形態として、第1の搬送部は、画像形成処理装置と現像装置との間の搬送を行う第1のコンベア部と、第1のコンベア部によって搬送されているプレートを受け取ってこの第1のコンベア部の上方に移動させ、第2の搬送部へ向けて搬送する第2のコンベア部とを有することも好ましい。
また、この実施形態において、第1のコンベア部及び第2のコンベア部はそれぞれ、平行に移動する並列した複数の第1のベルト及び複数の第2のベルトを含み、第1の搬送部は、当該第2のベルトを、当該第1のベルトの下方から、当該第1のベルトの隙間を介して、当該第1のベルトの上方へ移動させることが可能なリフト部を更に有することも好ましい。
さらに、この実施形態において、判別部からの出力に基づき所定のタイミングで第2のコンベア部を移動させて、第1のコンベア部によって搬送され一時停止しているプレートを、この第2のコンベア部に受け取らせる制御を行う制御部を更に有することも好ましい。
また、本発明によるプレート搬送装置の他の実施形態として、第2の搬送部は、現像装置の直上にわたって位置する第3のコンベア部と、第3のコンベア部によって搬送されているプレートの移動向きを、当該搬送の途中からストッカへの向きに変更させる移動向き変更部とを更に有することも好ましい。
さらに、この移動向き変更部は、第3のコンベア部によって搬送されているプレートを、移動させた状態で上方から押さ込むことの可能な押さえ込み部を有し、押さえ込み部は、第3のコンベア部の搬出位置近傍で、当該搬送の途中から、当該プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位可能となっていることも好ましい。
また、上記の押さえ込み部を利用する実施形態において、第2の搬送部は、第3のコンベア部によって搬送されるプレートを検出するプレート検出センサ部を更に有し、押さえ込み部は、プレート検出センサ部からの出力に基づき所定のタイミングで、当該プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位することも好ましい。
さらに、本発明によるプレート搬送装置の更なる他の実施形態として、第2の搬送部は、現像装置の直上にわたって位置する第3のコンベア部と、第3のコンベア部を支持し、この第3のコンベア部を、現像装置の直上にわたる位置から移動させることが可能なコンベア支持部とを有することも好ましい。
本発明によれば、また、刷版材又は刷版であるプレートを画像形成処理装置から現像装置まで搬送可能なプレート搬送手段によって搬送される当該プレートを、ストッカまで搬送可能にするプレート搬送装置であって、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別部と、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送部と、
無処理型であると判定されたプレートを、第1の搬送部から受け取った上で、現像装置の直上を介し、この現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送する第2の搬送部と
を有するプレート搬送装置が提供される。
本発明によれば、さらに、刷版材又は刷版であるプレートを画像形成処理装置から現像装置まで搬送可能なプレート搬送手段によって搬送される当該プレートを、ストッカまで搬送可能にするプレート搬送システムであって、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別手段と、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送手段と、
無処理型であると判定されたプレートを、第1の搬送手段から受け取った上で、現像装置の直上を介し、この現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送する第2の搬送手段と
を有するプレート搬送システムが提供される。
本発明によれば、また、画像形成処理装置と、現像装置と、有処理型のプレート及び無処理型のプレートをともにストックするストッカと、以上に述べたプレート搬送装置、以上に述べたプレート搬送装置及び上記プレート搬送手段、並びに以上に述べたプレート搬送システム及び上記プレート搬送手段のうちのいずれかとを備えた製版システムが提供される。
本発明によれば、さらに、刷版材又は刷版であるプレートを、画像形成処理装置、現像装置及びストッカの間で搬送するプレート搬送装置又はシステムの制御部によるプレート搬送方法であって、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別するステップと、
画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置へ向けて搬送し、無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像装置の上方へ向けて搬送するステップと、
無処理型であると判定されたプレートを、第1の搬送部から受け取った上で、現像装置の直上を介し、この現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送するステップと
を有するプレート搬送方法が提供される。
本発明のプレート搬送装置、プレート搬送システム、製版システム及びプレート搬送方法によれば、作業スペースを抑制しつつ、有処理型の(刷版材又は刷版である)プレートと無処理型のプレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施することが可能となる。
本発明によるプレート搬送装置の一実施形態を説明するための模式図である。 本発明に係る第1コンベア部及び第2コンベア部によるプレート搬送の一実施形態を説明するための模式図である。 本発明に係る第3コンベア部によるプレート搬送の一実施形態を説明するための模式図である。 本発明に係る第2搬送部を移動させて現像機の取り扱いを可能にする一実施形態を説明するための模式図である。 本発明によるプレート搬送方法の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるプレート搬送装置の他の実施形態を示す正面図である。 図6に示したプレート搬送装置の平面図である。 図6に示したプレート搬送装置の左側面図である。 図6に示したプレート搬送装置の右側面図である。 図6に示したプレート搬送装置の底面図である。 図6に示したプレート搬送装置における各部の名称を示す正面参考図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面において、同一の構成要素は、同一の参照番号を用いて示される。また、図面中の構成要素内及び構成要素間の寸法比は、図面の見易さのため、それぞれ任意となっている。
[プレート搬送装置・システム]
図1は、本発明によるプレート搬送装置の一実施形態を説明するための模式図である。
図1には、本発明によるプレート搬送装置の一実施形態としてのプレートローダ1が示されている。プレートローダ1は、刷版材又は刷版であるプレートを、(画像形成処理装置である)露光機2、現像機3及びストッカ4の間で搬送し、搬送するプレートが有処理型であっても無処理型であっても、それぞれに必要となる処理を施して適切な製版を行うことを可能にする。
具体的に、プレートローダ1は、
(A)露光機2(画像形成処理装置)で露光(画像形成)処理を施されたプレートが、(現像処理の必要な)有処理型及び(現像処理の不要な)無処理型のうちのいずれであるかを判別する判別センサ部131と、
(B)露光機2(画像形成処理装置)で露光(画像形成)処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、このプレートを現像機3へ向けて搬送し、一方、無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像機3の上方へ向けて搬送する第1搬送部11と、
(C)無処理型であると判定されたプレートを、第1搬送部11から受け取った上で、現像機3の直上を介し、ストッカ4へ向けて搬送する第2搬送部12と
を有することを特徴としている。ここで、ストッカ4は、現像機3で現像処理を施されたプレートをもストック可能な、両型に共通の保管装置となっている。
このように、プレートローダ1によれば、
(ア)有処理型プレートは、露光機2(画像形成処理装置)での露光(画像形成)処理を施された後に、現像機3での現像処理を施されてストッカ4へ収納され、一方、
(イ)無処理型プレートは、露光機2(画像形成処理装置)での露光(画像形成)処理を施された後に、有処理型プレートと共通のストッカ4へ収納される
といったことが可能となる。ここで、無処理型プレートは、現像機3の直上を介してストッカ4まで搬送されるので、有処理型か無処理型かを仕分けて搬送するための搬送部によって占められる床スペースが、相当に少なくて済む。
また、判別センサ部131によって、搬送中のプレートが有処理型か無処理型かを判別することができるので、プレートを人手で仕分ける手間が省け、さらに、人為的な仕分けミスによる現像機3等への悪影響を防止することが可能となる。
以上、プレートローダ1によれば、作業スペースを抑制しつつ、有処理型プレートと無処理型プレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施することが可能となるのである。
同じく図1によれば、本実施形態の第1搬送部11は、
(B1)露光機2(画像形成処理装置)と現像機3との間の搬送を行う第1コンベア部111と、
(B2)第1コンベア部111によって搬送されているプレートを受け取って第1コンベア部111の上方に移動させ、第2搬送部12へ向けて搬送することが可能な第2コンベア部112と、
(B3)第2コンベア部112を、第1コンベア部111の隙間を介して、第1コンベア部111の上方へ移動させることが可能なリフト部113と
を有している。ここで、リフト部113により駆動した第2コンベア部112によって、第1コンベア部111の上方へ搬送されるプレートは、判別センサ部131によって無処理型であると判定されたプレートとなる。
さらに、本実施形態において、第2搬送部12は、
(C1)現像機3の直上にわたって位置する第3コンベア部121
を有している。この第3コンベア部121は、第2コンベア部112によって搬送されてきた無処理型プレートを受け取り、この無処理型プレートを、現像機3上を介して、現像機3の背後にあるストッカ4へ向けて搬送する。
ちなみに、第1コンベア部111による搬送中に、判別センサ部131によって有処理型であると判定されたプレートは、そのまま第1コンベア部111によって現像機3へ投入され、現像処理を施された後、現像機3により搬出されて、共通のストッカ4に収納されることになる。
以上、プレートローダ1の構成、機能及び動作を概略的に説明したが、プレートローダ1は、本実施形態において、
(D)ユーザの指示操作を受け付け、以上に説明したようなプレートローダ1における動作を、制御しつつ各部に行わせる制御部114
を更に有している。制御部114は、例えばシーケンサ、PLC(Programmable Logic Controller)を備えていて、書き込まれたプログラムの下で第1搬送部11、第2搬送部12及び判別センサ部131の動作を制御するものであってもよく、または、同様の制御を行うプログラムを搭載したパーソナル・コンピュータ(PC)とすることもできる。
なお、本実施形態のプレートローダ1においては、第1搬送部11、第2搬送部12及び判別センサ部131を全て、装置フレーム13に接続させることによって、全体が一体化した1つの装置となっているが、プレートローダ1として、これらの構成部の少なくとも1つが別の装置となっているような搬送システムが構成されていてもよい。例えば、第1搬送部11で1つの装置を構成し、一方、装置フレーム13に接続された第2搬送部12及び判別センサ部131をもって別の装置を構成することも可能である。
また、1つの装置を構成しているプレートローダ1において、第1搬送部11、第2搬送部12及び装置フレーム13(判別センサ部131)が、適宜接続・分離可能なようになっていることも好ましい。
さらに、装置又はシステムとしてのプレートローダ1と、露光機2(画像形成処理装置)と、現像機3と、ストッカ4とは、全体として製版システムを構成している。ここで、プレートローダ1の第1搬送部11及び第2搬送部12は、後述するように例えばベルトコンベアを主要構成要素としているので、比較的に搬送・搬入が容易である。一方、現像機3等は、移動させるために場合によってはクレーン等が必要となる。したがって、このような製版システムを製版・印刷の現場で構築する際、すでに設置されている露光機2や現像機3、さらにはストッカ4を大きく移動させることなく、プレートローダ1をそれらに合わせて配置することによって容易に製版システムを構築することが可能となるのである。
また、本発明によるプレート搬送装置の更なる他の実施形態として、露光機2(画像形成処理装置)から現像機3までプレートを搬送する(プレート搬送手段としての)第1コンベア部111が予め設置されている場合を考える。これは例えば、第1コンベア部111が既設の露光機2と一体となっていて、第1コンベア部111の搬送動作を、(制御部114ではなく)露光機2が制御する場合を含む。
この場合、本発明のプレート搬送装置としてのプレートローダ1’においては、第1搬送部11’は、上記(B1)の第1コンベア部111を含まず、第2コンベア部112’及びリフト部113’を含み、露光機2で露光処理(画像形成処理)を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像機3の上方へ向けて搬送する。このようなプレートローダ1’によっても、作業スペースを抑制しつつ、有処理型のプレートと無処理型のプレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施することが可能となるのである。
また、このブレードローダ1’についても、例えば第1搬送部11’と第2搬送部12’とが別装置であって全体としてプレート搬送システムを構成していることも好ましい。さらに、露光機2(画像形成処理装置)と、現像機3と、ストッカ4と、装置又はシステムとしてのブレードローダ1’と、既設の第1コンベア部111とが全体として製版システムを構成していると捉えることも可能である。
図2は、第1コンベア部111及び第2コンベア部112によるプレート搬送の一実施形態を説明するための模式図である。
図2(A)によれば、第1搬送部11の第1コンベア部111は、
(B1a)上側においてプレート搬送方向に移動可能な第1ベルト111aと、
(B1b)第1ベルト111aをプレート搬送方向に伸長させつつ駆動させる両端2つの第1プーリ111bと
の複数の組を有している。ここで、これらの複数の組は、プレート搬送方向と直交する方向に並列して設けられている。さらに、第1コンベア部111は、制御部114による制御に従い、第1プーリ111bを介して第1ベルト111aを駆動させる(図示していない)モータ駆動部を備えている。
一方、第1搬送部11の第2コンベア部112も、
(B2a)上側においてプレート搬送方向に移動する第2ベルト112aと、
(B2b)第2ベルト112aをプレート搬送方向に伸長させつつ駆動させる両端2つの第2プーリ112bと
の複数の組を有している。
また、これらの複数の組も同じく、プレート搬送方向と直交する方向に並列して設けられており、本実施形態ではさらに、このように並列して設けられた複数の組が、プレート搬送方向に沿って直列に2つ並べた形で設けられている。これにより例えば、第1ベルト111aを中央で落ち込まないように支持する、プレート搬送方向と直交する方向に伸長した支持板115を設けることも可能となる。
また、第2コンベア部112は、制御部114による制御に従い、第2プーリ112bを介して第2ベルト112aを駆動させる(図示していない)モータ駆動部を備えている。このモータ駆動部は、プレート搬送方向に沿って並べられた2つの「複数の組」それぞれの第2ベルト112aを、1つのモータによって連動させて駆動することも好ましい。
次いで、図2(B)によれば、当初、第1ベルト111a(第1コンベア部111)の下方に位置している第2ベルト112a(第2コンベア部112)を、この第1ベルト111a(第1コンベア部111)の下方から、第1ベルト111aの隙間を介して、第1ベルト111a(第1コンベア部111)の上方へ移動させることが可能なリフト部113が設けられている。なお、このリフト部113の駆動制御も制御部114が行う。
また、判別センサ部131は、露光処理を施されたプレートが有処理型か無処理型かを判別し、判別結果を制御部114に通知する。本実施形態において、判別センサ部131は、プレート表面の色の種類を判別するセンサを含み、例えば、キーエンス社のデジタルカラー判別センサを用いて構成することができる。
実際、現像処理後のプレートの表面は、製造メーカによって、さらには有処理型か無処理型かによって決まる所定の色をなしている。例えば、コダック社の無処理型プレートは表面色が薄いグレーとなっており、一方、同社の有処理型プレートは、紺色や緑色となっている。したがって、制御部114(又は判別センサ部131)において、検出される色とプレートの処理型とを予め対応付けて記憶させておき、判別センサ部131のセンサで判別された色の種類から、有処理型か無処理型かを判別することが可能となるのである。
本実施形態のように、判別センサ部131が色の種類を判別する場合、例えば受信光の強度に基づいて判別する場合に比べ、判別センサ部131とプレートとの距離をより大きく設定することができる。特に、このような判別センサ部131を用いることによって、第2コンベア部112が無処理型プレートを、プレート判別位置よりも上方へ(すなわち判別センサ部131に近づける向きへ)移動させても問題が生じないように、予め、判別センサ部131と第1コンベア部111上の判別位置との距離を十分に大きくとることが可能となるのである。
なお、判別センサ部131による、判別するための検出対象は当然に、プレート表面の色に限定されるものではない。例えば、プレート表面の反射率、表面の明度、表面反射波の分光スペクトルや、カラートーン、光沢度、さらには表面粗さ等を採用することもできる。例えば、カラートーンに係る所定閾値を適切に設定し、検出されたプレート表面のカラートーンがこの所定閾値を超える場合に有処理型であると判定し、一方、この所定閾値以下となる場合、無処理型であると判定することも可能である。
同じく図2(B)において、第1搬送部11は、露光処理を終えて露光機2から出てきたプレートを第1ベルト111aによって図中右側へ搬送し、プレートが所定位置に達した際(例えば、所定搬送速度によるプレート搬送の開始時点から所定時間が経過した際)、このプレートをこの所定位置で停止させる。ここで、このような搬送制御は、制御部114によって実施されてもよいが、露光機2がこのような搬送制御を行う機能を有していて、この露光機2の機能によって実施されることも可能である。
その後、制御部114は、判別センサ部131からの出力に基づき所定のタイミングで(例えば、無処理型であるとの判別結果が出力されてから(又はプレートを検出してから)所定時間(例えば0.5〜1秒)の経過した時点で)、第2ベルト112a(第2コンベア部112)をリフト部113によって上方に移動させ、停止しているプレートをこの第2ベルト112a(第2コンベア部112)に受け取らせる制御を行う。
ちなみに、判別センサ部131は、所定位置で停止したプレートに対し、停止したタイミングで無処理型か否かの判別処理(又はプレートの検出処理)を開始することも好ましい。この場合、停止対象を検出するのでより確実な判別が可能となる。なお当然に、判別センサ部131が、この所定位置で停止する前の移動中のプレートを検出し、判別処理を行うことも可能である。
次いで、図2(C)に示すように、制御部114は、プレートを受け取った第2ベルト112a(第2コンベア部112)を、リフト部113によって第1ベルト111a(第1コンベア部111)の上方に移動させ、このプレートを第2搬送部12(第3ベルト121a,第3コンベア部121)へ向けて搬送するのである。
このように、本実施形態によれば、第2ベルト112a(第2コンベア部112)が、第1ベルト111a(第1コンベア部111)の隙間を、互いに接触することなく上がっていくので、搬送中のプレートをスムーズに且つ床スペースを大きく取ることなく振り分けることが可能となるのである。例えば、公知のT字型のベルトコンベアを用いてプレートを振り分ける形態と比較すると、振り分け時におけるプレートの移動向きの調整も不要となり、さらに、振り分けた先のベルトコンベアを設置するのに新たな床スペースを費やす必要もなく、上述した効果が確実に奏功されることが理解される。
なお、露光機2のプレート搬出口、及び現像機3のプレート搬入口の床面からの高さは、例えば900〜970mmであるが、第1ベルト111aの上側の高さも、これらの高さに合わせて設定されている。また、リフトアップ後の第2ベルト112における上側の床面からの高さも、第3ベルト121の上側の床面からの高さに合わせて設定されている。このような設定によって、プレートのスムーズな移送・転送が可能となるのである。
図3は、第3コンベア部121によるプレート搬送の一実施形態を説明するための模式図である。
図3(A)によれば、第2搬送部12の第3コンベア部121は、
(C1a)現像機3の直上にわたって位置しており上側においてプレート搬送方向に移動可能な第3ベルト121aと、
(C1b)第3ベルト121aをプレート搬送方向に伸長させつつ駆動させる両端2つの第3プーリ121bと
の複数の組を有している。また、これらの複数の組は、プレート搬送方向と直交する方向に並列して設けられている。さらに、第2コンベア部112は、制御部114による制御に従い、第3プーリ131bを介して第3ベルト121aを駆動させる(図示していない)モータ駆動部を備えている。
さらに、本実施形態において第2搬送部12は、
(C2)第3ベルト121a(第3のコンベア部121)によって搬送されているプレートの移動向きを、この搬送の途中からストッカ4への向きに変更させる移動向き変更部122
を有している。また、この移動向き変更部122は、本実施形態において、
(C2a)第3コンベア部121によって搬送されているプレートを、移動させた状態で上方から押さ込むことの可能な押さえ込み部122a(本実施形態では複数のプーリ)と、
(C2b)押さえ込み部122a(プーリ)を、第3コンベア部121の搬出位置近傍で、プレートの搬送の途中から、プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位可能とする(図示していない)駆動部と
を備えている。
同じく図3(A)に示すように、第2搬送部12は、さらに、
(C3)第3コンベア部121によって搬送されるプレートを検出するプレート検出センサ部123
を有しており、押さえ込み部122a(プーリ)は、プレート検出センサ部123からの出力に基づき所定のタイミングで、プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位するように駆動制御されることも好ましい。
ここで、プレート検出センサ部123は、例えば物体の有無や移動を検出可能な公知の近接光センサを有し、第3ベルト121aに載って移動してきたプレートが所定位置に達したか否かを検知し、検知結果を制御部114に通知することができる。また当然に、プレート検出センサ部123は、近接光センサ以外のセンサを利用してプレートを検出するものであってもよい。
図3(B)によれば、第3ベルト121aに載って移動してきたプレートは、ストッカ4側の第3プーリ121bと押さえ込み部122a(プーリ)とに挟まれつつ搬送されている。その後、このプレートは図3(C)に示すように、その移動向きを、この搬送の途中から移動向き変更部122によってストッカ4への向きに変更させられる。ここで、制御部114は、例えばプレート検出センサ部123から(プレートを検出した旨の)検出結果を取得してから所定時間(例えば20〜25秒)の経過したタイミングで、押さえ込み部122a(プーリ)を外側斜め下方に変位させることも好ましい。
このような移動向き変更部122によるプレート搬送向きの変更によって、プレートは、ばたつくことなくスムーズに、さらには搬送経路から逸脱することなく確実に、ストッカ4まで搬送されるのである。
図4は、第2搬送部12を移動させて現像機3の取り扱いを可能にする一実施形態を説明するための模式図である。
図4によれば、第2搬送部12は、
(C4)第3コンベア部121を支持し、この第3コンベア部121を、現像機3の直上にわたる位置から移動させることが可能なコンベア支持部としてのガスダンパ124
を更に有している。本実施形態において具体的には、装置フレーム13に対し回動可能なように固定された第3コンベア部121を、ストッカ4側から装置フレーム13に向けて立て掛けるように持ち上げることができ、さらに、ガスダンパ124の作用によって、持ち上げた第3コンベア部121を途中の任意の位置で留めることが可能となっている。
これにより、非搬送時には作業の邪魔となる第3コンベア部121を現像機3上から退けて、現像機3に対するメンテナンス等の作業を実施することができる。例えば、現像機3上部のカバーを開けて若しくは取り外して現像機3内部の清掃を行ったり、内部のローラを取り外して掃除を行ったりすることも可能となるのである。
なお、第3コンベア部121が駆動している際、又は第1コンベア部111若しくは第2コンベア部112が駆動している際、制御部114は、第3コンベア部121のコンベア支持部にストッパを作動させ、第3コンベア部121を移動させることができない状態にすることも好ましい。
[プレート搬送方法]
図5は、本発明によるプレート搬送方法の一実施形態を示すフローチャートである。
(S101)第1コンベア部111によって露光機2で露光処理を施されたプレートを搬送する。
(S102,S103)判別センサ部131によって搬送中のプレートを検出し、検出したプレートが無処理型であるか有処理型であるかを判定する。
(S104,S105)ステップS103で有処理型であると判定された場合、第1コンベア部111を止めてプレートを所定位置で停止させ、次いで、第2コンベア部112によってこのプレートを所定の高さまで持ち上げ、第3コンベア部121へ差し渡す。
ちなみに、ステップS104でのプレートの停止は、S102でのプレート検出から所定時間経過後に実施されてもよいし、ステップS103で無処理型であると判定された場合にのみ(後に第2コンベア部112でプレートをリフトアップする場合にのみ)実施されてもよい。この場合、有処理型であると判定されたプレートは、途中で停止することなく現像機3まで速やかに搬送される。なお、有処理型であると判定されたプレートであってもとりあえず一時停止させることも当然に可能である。
さらに、上記ステップS104を取りやめ、代わりにステップS103の前に、第1コンベア部111で搬送中のプレートを停止させ、その後、ステップS103の判定処理を実施することも可能である。この場合、停止したプレートに対し判別処理を行うので、より確実な判別結果を得ることができる。
(S106)第3コンベア部121によってプレートを搬送する。
(S107)移動向き変更部122によって所定位置に達したプレートの移動向きをストッカ4への向きに変更する。その後、ステップS110に移行する。
(S108,S109)一方、ステップS103で有処理型であると判定された場合、第1コンベア部111によってプレートを現像機3まで搬送する。その後、現像機3がプレートを現像して機外へ搬出し、ステップS110に移行する。
(S110)プレートをストッカ4に収納する。
以上に示したような搬送・製版フローを、露光済みのプレートが露光機2から搬出される度に実行することによって、無処理型及び有処理型のプレートのいずれに対しても適切な製版処理を施した上で、これらのプレートを共通のストッカに自動的に収納することが可能となるのである。
[プレート搬送装置の意匠]
図6は、本発明によるプレート搬送装置の他の実施形態を示す正面図である。また、図7は、図6に示したプレート搬送装置の平面図である。図8は、図6に示したプレート搬送装置の左側面図である。図9は、図6に示したプレート搬送装置の右側面図である。図10は、図6に示したプレート搬送装置の底面図である。さらに、図11は、図6に示したプレート搬送装置における各部の名称を示す正面参考図である。なお、背面図は、図6に示した正面図と対称にあらわれるため省略されている。
図6〜11に示すように、本物品は、刷版材又は刷版であるプレートを、露光機、現像機及びストッカの間で搬送するプレート搬送装置であり、判別部を備えた装置フレームと、第1搬送部と、第2搬送部とを有する。装置フレームの判別部は、露光機で露光処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のうちののいずれであるかを判別する。
また、第1搬送部は、装置フレームと接続されて露光機と現像機との間に設置され、露光機で露光処理を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、このプレートを現像機の上方へ向けて搬送する。さらに、第2搬送部は、同じく装置フレームと接続されて現像機の直上に設置され、無処理型であると判定されたプレートを、第1搬送部から受け取った上で、現像機の直上を介し、現像機で現像処理を施されたプレートをもストック可能なストッカへ向けて搬送する。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、有処理型プレートを、画像形成処理装置(露光機)での画像形成処理(露光処理)を施した後に、現像装置での現像処理を施してストッカへ収納し、一方、無処理型プレートを、画像形成処理装置での画像形成処理を施した後に、有処理型プレートと共通のストッカへ収納する、といったことが可能となる。
ここで、無処理型プレートは、現像装置の直上を介してストッカまで搬送されるので、有処理型か無処理型かを仕分けて搬送するための搬送部によって占められる床スペースが、相当に少なくて済む。また、判別部によって、搬送中のプレートが有処理型か無処理型かを自動的に判別することができるので、プレートを人手で仕分ける手間が省ける。すなわち、本発明によれば、作業スペースを抑制しつつ、有処理型プレートと無処理型プレートとを自動的に仕分け、それぞれに応じた製版処理を実施することが可能となるのである。
なお、以上に述べた実施形態は全て、本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は、他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
1 プレートローダ(プレート搬送装置)
11 第1搬送部
111 第1コンベア部
111a 第1ベルト
111b 第1プーリ
112 第2コンベア部
112a 第2ベルト
112b 第2プーリ
113 リフト部
114 制御部
12 第2搬送部
121 第3コンベア部
121a 第3ベルト
121b 第3プーリ
122 移動向き変更部
122a 押さえ込み部
123 プレート検出センサ部
124 ガスダンパ(コンベア支持部)
13 装置フレーム
131 判別センサ部(判別部)
2 露光機(画像形成処理装置)
3 現像機
4 ストッカ

Claims (12)

  1. 刷版材又は刷版であるプレートを、画像形成処理装置、現像装置及びストッカの間で搬送するプレート搬送装置であって、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別部と、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置へ向けて搬送し、無処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送部と、
    無処理型であると判定されたプレートを、前記第1の搬送部から受け取った上で、前記現像装置の直上を介し、該現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能な前記ストッカへ向けて搬送する第2の搬送部と
    を有することを特徴とするプレート搬送装置。
  2. 前記第1の搬送部は、
    前記画像形成処理装置と前記現像装置との間の搬送を行う第1のコンベア部と、
    前記第1のコンベア部によって搬送されているプレートを受け取って該第1のコンベア部の上方に移動させ、前記第2の搬送部へ向けて搬送する第2のコンベア部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のプレート搬送装置。
  3. 前記第1のコンベア部及び前記第2のコンベア部はそれぞれ、並列して移動する複数の第1のベルト及び複数の第2のベルトを含み、
    前記第1の搬送部は、当該第2のベルトを、当該第1のベルトの下方から、当該第1のベルトの隙間を介して、当該第1のベルトの上方へ移動させることが可能なリフト部を更に有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプレート搬送装置。
  4. 前記判別部からの出力に基づき所定のタイミングで前記第2のコンベア部を移動させて、前記第1のコンベア部によって搬送され一時停止しているプレートを、該第2のコンベア部に受け取らせる制御を行う制御部を更に有することを特徴とする請求項2又は3に記載のプレート搬送装置。
  5. 前記第2の搬送部は、
    前記現像装置の直上にわたって位置する第3のコンベア部と、
    前記第3のコンベア部によって搬送されているプレートの移動向きを、当該搬送の途中から前記ストッカへの向きに変更させる移動向き変更部と
    を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプレート搬送装置。
  6. 前記移動向き変更部は、前記第3のコンベア部によって搬送されているプレートを、移動させた状態で上方から押さ込むことの可能な押さえ込み部を有し、
    前記押さえ込み部は、該第3のコンベア部の搬出位置近傍で、当該搬送の途中から、当該プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位可能となっている
    ことを特徴とする請求項5に記載のプレート搬送装置。
  7. 前記第2の搬送部は、前記第3のコンベア部によって搬送されるプレートを検出するプレート検出センサ部を更に有し、
    前記押さえ込み部は、前記プレート検出センサ部からの出力に基づき所定のタイミングで、当該プレートを押さえ込みつつ外側斜め下方に変位する
    ことを特徴とする請求項6に記載のプレート搬送装置。
  8. 前記第2の搬送部は、
    前記現像装置の直上にわたって位置する第3のコンベア部と、
    前記第3のコンベア部を支持し、該第3のコンベア部を、前記現像装置の直上にわたる位置から移動させることが可能なコンベア支持部と
    を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のプレート搬送装置。
  9. 刷版材又は刷版であるプレートを画像形成処理装置から現像装置まで搬送可能なプレート搬送手段によって搬送される当該プレートを、ストッカまで搬送可能にするプレート搬送装置であって、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別部と、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送部と、
    無処理型であると判定されたプレートを、前記第1の搬送部から受け取った上で、前記現像装置の直上を介し、該現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能な前記ストッカへ向けて搬送する第2の搬送部と
    を有することを特徴とするプレート搬送装置。
  10. 刷版材又は刷版であるプレートを画像形成処理装置から現像装置まで搬送可能なプレート搬送手段によって搬送される当該プレートを、ストッカまで搬送可能にするプレート搬送システムであって、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別する判別手段と、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが無処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置の上方へ向けて搬送する第1の搬送手段と、
    無処理型であると判定されたプレートを、前記第1の搬送手段から受け取った上で、前記現像装置の直上を介し、該現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能な前記ストッカへ向けて搬送する第2の搬送手段と
    を有することを特徴とするプレート搬送システム。
  11. 前記画像形成処理装置と、前記現像装置と、有処理型のプレート及び無処理型のプレートをともにストックする前記ストッカと、請求項1から8のいずれか1項に記載のプレート搬送装置、請求項9に記載のプレート搬送装置及び前記プレート搬送手段、並びに請求項10に記載のプレート搬送システム及び前記プレート搬送手段のうちのいずれかとを備えた製版システム。
  12. 刷版材又は刷版であるプレートを、画像形成処理装置、現像装置及びストッカの間で搬送するプレート搬送装置又はシステムの制御部によるプレート搬送方法であって、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが、現像処理の必要な有処理型及び現像処理の不要な無処理型のいずれであるかを判別するステップと、
    前記画像形成処理装置で画像形成処理を施されたプレートが有処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置へ向けて搬送し、無処理型であると判定された場合に、該プレートを前記現像装置の上方へ向けて搬送するステップと、
    無処理型であると判定されたプレートを、前記第1の搬送部から受け取った上で、前記現像装置の直上を介し、該現像装置で現像処理を施されたプレートをもストック可能な前記ストッカへ向けて搬送するステップと
    を有することを特徴とするプレート搬送方法。

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