JP2019033594A - 車両の溶着診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電回路の溶着診断の誤診断を防止することができる車両の溶着診断装置を提供する。【解決手段】車両1の溶着診断装置は、外部電源から高電圧バッテリ10への充電が終了した場合、急速充電コンタクタ12が溶着しているか否かを診断する溶着診断手段と、溶着診断手段により急速充電コンタクタが溶着していると診断した場合、溶着診断のリトライを促す旨を報知するリトライ報知手段と、リトライ報知手段の報知後、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたか否かを判断する判断手段と、判断手段により急速充電コネクタが接続されたと判断した場合、急速充電コンタクタの溶着診断をリトライするリトライ診断手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の溶着診断装置に関する。
コンタクタの溶着を判定する方法として、次の技術が知られている。
高電圧の電源供給の終了時には、正側コンタクタを開にする制御信号を出力し、その後の負荷の電圧降下度合いに基づいて、プリチャージコンタクタおよび正側コンタクタの溶着の有無を判定し、電圧が降下しない場合は正側コンタクタが溶着、電圧降下度合いが所定値よりも小さい場合はプリチャージコンタクタが溶着していると判定する。また、高電圧の電源供給の起動時には、プリチャージコンタクタを閉にする制御信号を出力し、その後の負荷の電圧上昇度合いに基づいて、負側コンタクタの溶着の有無を判定する(下記、特許文献1参照)。
特開2016−100983号公報
ところで、コンタクタの溶着診断をする技術は、例えば急速充電装置と接続可能な電動車両に用いられる。急速充電用の充電回路において、コンタクタが溶着している場合、急速充電装置を用いて電動車両内の電池を充電する場合に操作者が感電するおそれがあるため、コンタクタの溶着が判定された場合、電動車両が起動できなくなるようになっている。このように電動車両の起動ができなくなるので、操作者は修理等を行う業者に連絡をとり、電動車両を修理する必要があった。
ここで、コンタクタの溶着診断が正確なものであれば良いが、溶着診断は誤診断の場合もある。誤診断の場合、電動車両が安全に起動できる状態にもかかわらず、電動車両が起動できなくなるため、本来、修理等を行う業者に連絡をとり修理する必要がない場合でも、このような作業をしなくてはならなくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、充電回路の溶着診断の誤診断を防止することができる車両の溶着診断装置を提供することを目的とする。
本発明は、バッテリと、外部電源のコネクタを接続する充電口と、前記バッテリと前記充電口に接続された前記コネクタとを通電する充電回路と、を備える車両の溶着診断装置であって、前記外部電源から前記バッテリへの充電が終了した場合、前記充電回路が溶着しているか否かを診断する溶着診断手段と、前記溶着診断手段により前記充電回路が溶着していると診断した場合、溶着診断のリトライを促す旨を報知するリトライ報知手段と、前記リトライ報知手段の報知後、前記コネクタが前記充電口に接続されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記コネクタが接続されたと判断した場合、前記充電回路の前記溶着診断をリトライするリトライ診断手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成されているため、溶着診断装置は、充電回路が溶着していると診断した場合、溶着診断のリトライを促す旨を報知することができ、コネクタが接続されたと判断した場合、充電回路の溶着診断をリトライするため、充電回路の溶着診断の誤診断を防止することができる。これにより、誤診断により車両が起動できなくなってしまう事態を回避することができる。
また、前記車両の溶着診断装置は、前記リトライ診断手段が前記充電回路が再度溶着をしていると診断した場合、前記車両に修理が必要であることを促す旨を報知する第1報知手段と、前記リトライ診断手段が前記充電回路が再度溶着をしていると診断しなかった場合、前記車両が走行可能状態へ移行可能である旨を報知する第2報知手段と、を備えるようにしても良い。
このように構成すると、充電回路の溶着を再診断した場合に、車両に修理が必要であることを促す旨、又は車両を起動可能状態である旨が報知されるため、操作者は、再診断の結果を視認することができる。
さらに、前記車両は、前記車両内に設けられた第1表示部と、前記コネクタを接続する前記充電口に設けられた第2表示部と、を備え、溶着診断のリトライを促す旨、前記第1報知手段による報知、及び前記第2報知手段による報知は、前記第1表示部、及び前記第2表示部により報知されるようにしても良い。
このように構成すると、車両内に設けられた第1表示部と、コネクタを接続する充電口に設けられた第2表示部との2つに、溶着診断のリトライを促す旨、車両に修理が必要であることを促す旨、及び車両が走行可能状態へ移行可能である旨が報知されるため、操作者は、車両外でも報知内容を視認することが可能になる。
さらに、前記溶着診断手段は、前記溶着診断を前記充電回路が両側溶着をしているか否かに基づいて診断するようにしても良い。このように構成すると、両側溶着と診断された場合、片側溶着の診断を行わずに、溶着診断のリトライを促す旨を報知することが可能になる。
さらに、前記リトライ報知手段は、操作者がReady−ON操作したにもかかわらず、前記車両がReady−ON状態(走行可能状態)にならないときに、前記リトライを促す旨を報知するようにしても良い。
これにより、充電終了後、操作者が車両を作動させるタイミングでリトライを促す旨を視認することが可能になる。
本発明の車両の溶着診断装置によれば、充電回路の溶着診断の誤診断を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る急速充電の溶着診断装置の概略的な構成の一例を説明するための図である。 同実施形態に係る急速充電が終了した後の処理の一例を示すフローチャート。 同実施形態に係るメッセージを報知する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る急速充電の溶着診断装置の概略的な構成の一例を説明するための図である。 同実施形態に係るメッセージを報知する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、急速充電の溶着診断装置の概略的な構成の一例を説明するための図である。なお、本発明は急速充電の溶着診断に係るものであるため、急速充電に関連する構成のみ図示すると共に詳細な説明をする。また、本発明の溶着診断装置を車両1に適用した場合で説明する。
図1に示すように、車両1は、高電圧バッテリ(バッテリ)10、メインコンタクタ11、急速充電コンタクタ(充電回路)12、急速充電インレット(充電口)13、電圧検出回路14、BMU(Battery Management Unit)15、OBC(車載充電器)16、PHEV−ECU(Plug-in Hybrid Electronic Vehicles - Electronic Control Unit)17、メータ(第1表示部)18、充電口表示部(第2表示部)19、充電口20及び急速充電路L1,L2を備える。
急速充電装置(外部電源)2は、表示部21と、急速充電装置2とケーブルで接続される急速充電コネクタ(コネクタ)22を備える。図1においては、急速充電コネクタ22が車両1の急速充電インレット13に接続された状態を示している。
高電圧バッテリ10は、メインコンタクタ11と接続されている。メインコンタクタ11は、高電圧バッテリ10から車両1内の他の装置への電力供給をON/OFFするコンタクタである。また、メインコンタクタ11は、急速充電コンタクタ12、急速充電インレット13と、急速充電路L1,L2により接続されている。急速充電コンタクタ12は、急速充電をON/OFFする充電回路であり、より具体的には、メインコンタクタ11と、急速充電インレット13に接続された急速充電コネクタ22との通電をON/OFFするコンタクタである。
メインコンタクタ11は、P側メインコンタクタ11p、及びN側メインコンタクタ11nを含む。また、急速充電コンタクタ12は、P側急速充電コンタクタ12p、及びN側急速充電コンタクタ12nを含む。さらに、P側メインコンタクタ11pは、急速充電路L1により、急速充電コンタクタ12p、及び急速充電インレット13に接続される急速充電コネクタ22と接続される。N側メインコンタクタ11nは、急速充電路L2により、急速充電コンタクタ12n、及び急速充電インレット13に接続される急速充電コネクタ22と接続される。
急速充電インレット13は、急速充電コネクタ22が接続されると、急速充電装置2が接続されたことを示す急速充電装置情報をBMU15及びOBC16に出力する。
電圧検出回路14は、急速充電路L1,L2間の電圧値を検出する。電圧検出回路14は、検出した電圧値を電圧値情報としてBMU15に出力する。
OBC16は、急速充電インレット13から急速充電装置情報を受信した後、高電圧バッテリ10の急速充電を制御する。また、OBC16は、高電圧バッテリ10の充電が完了すると、高電圧バッテリ10の急速充電が終了したことを示す急速充電終了情報をBMU15に出力する。
BMU15は、電圧検出回路14から急速充電路L1,L2間の電圧値を示す電圧値情報を受信し、急速充電インレット13から急速充電コネクタ22の接続を示す急速充電装置情報を受信し、OBC16から急速充電終了情報を受信する。また、BMU15は、電圧値情報、急速充電装置情報、及び、急速充電コンタクタ12が溶着していることを示す急速充電コンタクタ溶着情報をPHEV−ECU17に出力する。
PHEV−ECU17は、BMU15から受信する情報に基づいて、メインコンタクタ11をON/OFFすると共に、メータ18及び充電口表示部19に所定の情報を表示する指示を送信する。これらの処理についての詳細は、後述する。
メータ18は、運転席のフロントに配置され、操作者(ドライバ)に車両1に関する情報や急速充電に関するメッセージを表示する。
充電口表示部19は、例えば、充電口20内に配置され、操作者に急速充電に関するメッセージを表示する。
充電口20は、急速充電インレット13、及び充電口表示部19を備えている。本実施形態では、充電口20は、蓋部(図示省略)を有しており、この蓋部を開くことにより、急速充電インレット13が急速充電コネクタ22と接続可能となる共に充電口表示部19の表示を操作者に視認可能となるように構成される。
急速充電装置2は、車両1内の高電圧バッテリ10を急速充電する装置である。急速充電装置2は、例えば、車両1の販売店や集合住宅の敷地内等に設置される。表示部21は、急速充電に関するメッセージが表示される。例えば、急速充電を行う際に、操作者に対して急速充電が完了する充電予測時間を表示する。急速充電コネクタ22は操作者により車両1の急速充電インレット13に接続され、接続された急速充電コネクタ22は急速充電完了後に操作者により接続を解除される。
急速充電中の処理は従来技術と同様であるため、急速充電終了後の処理について説明する。図2は、車両1が実行する急速充電が終了した後の処理の一例を示すフローチャートである。
BMU15は、OBC16から急速充電終了情報を受信することにより、高電圧バッテリ10の急速充電が終了したことを確認した後(ST101)、1回目の溶着診断を実行する(ST102)。本実施形態では、溶着診断は、急速充電コンタクタ12が両側溶着となっているか否かを診断する。具体的には、メインコンタクタ11がONとなっている状態で、BMU15は、急速充電コンタクタ12が溶着(両側溶着)しているか否かを判定する。
次に、BMU15は、電圧検出回路14から入力される電圧値情報に基づいて、急速充電路L1,L2間の電圧値が規定値以上か否かを判断する(ST103)。メインコンタクタ11がON、急速充電コンタクタ12がOFFの状態では、P側、又はN側のみが溶着する片側溶着では通電しないため、電圧検出回路14から入力される電圧値が規定値以上である場合に両側溶着していることを診断することができる。
電圧値が規定値以上であると判断した場合(ST103:YES)、BMU15は、急速充電コンタクタ12が溶着していると診断し(ST104:溶着診断手段)、急速充電コンタクタ溶着情報をPHEV−ECU17に出力する。PHEV−ECU17は、BMU15から急速充電コンタクタ溶着情報を受信すると、メインコンタクタ11をOFFする(ST105)。これにより、高電圧バッテリ10の電力供給は遮断される。急速充電が終了しているため、操作者により、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13から外される。その後、操作者は、車両1内に戻る。
次に、PHEV−ECU17は、操作者からReady−ON操作が実行されたか否かを判断する(ST106)。Ready−ON操作が実行されていないと判断した場合(ST106:NO)、PHEV−ECU17は、ステップST106の判断を繰り返す。つまり、PHEV−ECU17は、操作者のReady−ON操作待ち状態になる。
Ready−ON操作が実行されたと判断した場合(ST106:YES)、PHEV−ECU17は、急速充電コネクタの接続要求(溶着診断のリトライを促す旨)を通知する(ST107:リトライ報知手段)。この通知により、メータ18、及び充電口表示部19に溶着診断のリトライを促す旨が報知される。報知内容については、図3を用いて後述する。
次に、BMU15は、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたか否かを判断する(ST108)。既述のように、急速充電インレット13からBMU15を介して急速充電装置情報を受信したか否かに基づいて、BMU15は、当該判断を実行する。
急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されていないと判断した場合(ST108:NO)、BMU15は、ステップST108の判断を繰り返す。つまり、BMU15は、急速充電コネクタ22の接続待ち状態になる。
一方、急速充電コネクタ22が接続されたと判断した場合(ST108:YES)、BMU15は、2回目の溶着診断を実行する(ST109:リトライ診断手段)。この溶着診断は、既述の溶着診断(ST102)と同一の処理であり、メインコンタクタ11がON、急速充電コンタクタ12がOFFの状態で、電圧検出回路14から入力される電圧値情報に基づいて診断される。
次に、BMU15は、電圧検出回路14から入力される電圧値情報に基づいて、急速充電路L1,L2間の電圧値が規定値以上か否かを判断する(ST110)。本実施形態では、この規定値は、ステップST103で用いる規定値と同一値とするが、異なる規定値としても良い。
電圧値が規定値以上であると判断した場合(ST103:YES)、BMU15は、急速充電コンタクタ12が溶着していると診断し(ST111)、急速充電コンタクタ溶着情報をPHEV−ECU17に出力する。そして、PHEV−ECU17は、ステップST105の処理と同様に、メインコンタクタ11をOFFする(ST112)。これにより、高電圧バッテリ10の電力供給は遮断される。
次に、PHEV−ECU17は、修理依頼が必要である旨(車両に修理が必要であることを促す旨)の通知を行い(ST113:第1報知手段)、処理を終了する。この通知により、メータ18、及び充電口表示部19に車両1に修理が必要であることを促す旨が報知される。報知内容については、図3を用いて後述する。
一方、ステップST103の処理又はST110の処理において、電圧値が規定値以上でないと診断した場合(ST103,ST110:NO)、PHEV−ECU17は、急速充電コンタクタ12が溶着していないと診断し(ST114)、一旦、メインコンタクタ11をOFF状態にして(ST115)、車両走行可能状態へ移行可能である旨(車両が走行可能状態へ移行可能である旨)の通知を行い(ST116:第2報知手段)、処理を終了する。この通知により、メータ18、及び充電口表示部19に車両1が走行可能状態へ移行可能である旨が報知される。報知内容については、図3を用いて後述する。
次に、図2を用いて説明した急速充電コンタクタの溶着診断処理において、メータ18及び充電口表示部19から操作者に対して報知される内容について説明する。図3は、溶着診断処理において、操作者にメッセージを報知する処理の一例を示すフローチャートである。
1回目の溶着診断(ST102〜ST105)後、操作者がReady−ON操作をしたが、Ready−ON状態(走行可能状態)にならない場合(ST201)、PHEV−ECU17は、メータ18、及び充電口表示部19にメッセージを表示する。例えば、「急速充電コンタクタが故障したおそれがあります。再診断を行いますので、急速充電コネクタを接続して下さい。」というメッセージが表示される。
ここで、BMU15は、急速充電コネクタ22の接続待ち状態になる。BMU15は、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたか否かを判断し(ST203)、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたと判断した場合(ST203:YES)、BMU15は、急速充電コンタクタ12が溶着しているか否かを診断する(ST204)。これらの処理は、既述のステップST108,ST109に相当する。
BMU15が、急速充電コンタクタ12が溶着していると診断した場合(ST204:YES)、PHEV−ECU17は、BMU15から急速充電コンタクタ溶着情報を受信するため、メータ18、及び充電口表示部19にメッセージを表示する。例えば、「溶着診断が終了しました。車両は故障しています。急速充電コネクタを抜いて下さい。」というメッセージが表示される。
一方、溶着でないと判断した場合(ST204:NO)、PHEV−ECU17は、メータ18、及び充電口表示部19にメッセージを表示する。例えば、「溶着診断が終了しました。車両は正常です。急速充電コネクタを抜いて下さい。」というメッセージが表示される。
以上のように構成された車両1によると、急速充電装置2から高電圧バッテリ10への充電が終了した場合、急速充電コンタクタ12が溶着しているか否かを診断し、急速充電コンタクタ12が溶着していると診断した場合、溶着診断のリトライを促す旨を報知し、その旨の報知後、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたか否かを判断し、急速充電コネクタ22が接続された場合、急速充電コンタクタ12の溶着診断をリトライする。このため、車両1は、急速充電コンタクタ12の溶着診断の誤診断を防止することができる。これにより、誤診断により車両1が起動できなくなってしまう事態を回避することができる。
また、車両1は、急速充電コンタクタ1が再度溶着していると診断した場合、車両1に修理が必要であることを促す旨を、また、急速充電コンタクタ12が溶着していないと診断した場合、車両1が走行可能状態へ移行可能である旨を報知する。このため、操作者は、再診断の結果を視認することができる。
さらに、車両1は、溶着診断のリトライを促す旨、車両1に修理が必要であることを促す旨、及び車両1が走行可能状態へ移行可能である旨をメータ18と充電口表示部19の2つに報知するため、操作者は、車両1外でも報知内容を視認することが可能になる。
さらに、車両1は、溶着診断を急速充電コンタクタ12が両側溶着をしているか否かに基づいて診断する。このため、両側溶着が診断された場合、片側溶着の診断を行わずに、溶着診断のリトライを促す旨を報知することが可能になる。
さらに、車両1は、操作者がReady−ON操作したにもかかわらず、Ready−ON状態(走行可能状態)にならないときに、リトライを促す旨を報知するため、充電終了後、操作者が車両1を作動させるタイミングでリトライを促す旨を視認することが可能になる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、メータ18、及び充電口表示部19にメッセージが表示される場合で説明したが、本第2の実施形態では、充電口表示部19に代えてLEDランプを設け、このLEDランプを利用して報知する場合について説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、これらについては詳細な説明は省略することとする。
図4は、急速充電の溶着診断装置の概略的な構成の一例を説明するための図である。図4に示すように、図1で説明した構成と比較すると、充電口表示部19に代えてLEDランプ30が設けられている。LEDランプ30は、充電口20に設けられており、緑色、又は赤色に点灯可能に構成されている。LEDランプ30が緑点灯している場合は、操作者に対して異常がない旨(車両が走行可能状態へ移行可能である旨)を報知し、LEDランプ30が赤点灯している場合は、操作者に対して異常がある旨(車両に修理が必要である旨)を報知する。
図5は、操作者にメッセージを報知する処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、1回目の溶着診断(ST102〜ST105)後、操作者がReady−ON操作をしたが、Ready−ON状態(走行可能状態)にならない場合(ST301)、PHEV−ECU17は、メータ18にメッセージ(溶着診断のリトライを促す旨)を表示する。例えば、「急速充電コンタクタが故障したおそれがあります。再診断を行いますので、急速充電コネクタを接続して下さい。」というメッセージが表示される。また、PHEV−ECU17は、充電口のLEDランプ30を赤点灯する(ST303)。
ここで、BMU15は、急速充電コネクタ22の接続待ち状態になる。BMU15は、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたか否かを判断し(ST304)、急速充電コネクタ22が急速充電インレット13に接続されたと判断した場合(ST304:YES)、BMU15は、急速充電コンタクタが溶着しているか否かを診断する(ST305)。これらの処理は、既述のステップST108,ST109に相当する。
BMU15が、急速充電コンタクタ12が溶着していないと診断した場合(ST305:NO)、PHEV−ECU17は、BMU15から急速充電コンタクタ溶着情報を受信しないので、メータ18にメッセージ(車両が走行可能状態へ移行可能である旨)を表示する。例えば、「溶着診断が終了しました。車両は正常です。急速充電コネクタを抜いて下さい。」というメッセージが表示される。また、PHEV−ECU17は、充電口のLEDランプ30を緑点灯する(ST307)。
一方、BMU15が、急速充電コンタクタ12が溶着していると判断した場合(ST305:YES)、PHEV−ECU17は、BMU15から急速充電コンタクタ溶着情報を受信するため、メータ18にメッセージ(車両に修理が必要であることを促す旨)が表示される(ST308)。例えば、「溶着診断が終了しました。車両は故障しています。急速充電コネクタを抜いて下さい。」というメッセージが表示される。また、PHEV−ECU17は、充電口のLEDランプ30を赤点灯する(ST309)。
以上のように構成しても、上記第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。更に、充電口20に充電口表示部19に代えてLEDランプ30を設けているため、第1の実施形態に加えて安価に構成することができる。
なお、第1の実施形態において、ステップST105の処理の後、ステップST106の判断を行う前に、メインコンタクタ11をON状態にした後、ステップST102からST105の処理を、再度行うようにしても良い。このように構成すると、急速充電コンタクタ12の溶着が診断されてしまった場合でも、直ちに、溶着診断を繰り返すことにより、一度目の溶着診断が誤診断だった場合に、誤診断を取消し、車両1を走行可能状態へ移行にすることが可能となる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。
1…車両、2…急速充電装置、10…高電圧バッテリ、11…メインコンタクタ、12…急速充電コンタクタ、13…急速充電インレット、14…電圧検出回路、15…BMU、16…OBC、17…PHEV−ECU、18…メータ、19…充電口表示部、20…充電口、22…急速充電コネクタ、L1,L2…急速充電路

Claims (5)

  1. バッテリと、外部電源のコネクタを接続する充電口と、前記バッテリと前記充電口に接続された前記コネクタとを通電する充電回路と、を備える車両の溶着診断装置であって、
    前記外部電源から前記バッテリへの充電が終了した場合、前記充電回路が溶着しているか否かを診断する溶着診断手段と、
    前記溶着診断手段により前記充電回路が溶着していると診断した場合、溶着診断のリトライを促す旨を報知するリトライ報知手段と、
    前記リトライ報知手段の報知後、前記コネクタが前記充電口に接続されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記コネクタが接続されたと判断した場合、前記充電回路の前記溶着診断をリトライするリトライ診断手段と、
    を備えることを特徴とする車両の溶着診断装置。
  2. 前記リトライ診断手段が、前記充電回路が再度溶着をしていると診断した場合、前記車両に修理が必要であることを促す旨を報知する第1報知手段と、
    前記リトライ診断手段が、前記充電回路が再度溶着をしていないと診断したと場合、前記車両が走行可能状態へ移行可能である旨を報知する第2報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両の溶着診断装置。
  3. 前記車両は、前記車両内に設けられた第1表示部と、前記コネクタを接続する前記充電口に設けられた第2表示部と、を備え、
    前記溶着診断のリトライを促す旨、前記第1報知手段による報知、及び前記第2報知手段による報知は、前記第1表示部、及び前記第2表示部により報知される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両の溶着診断装置。
  4. 前記溶着診断手段は、前記溶着診断を前記充電回路が両側溶着をしているか否かに基づいて診断する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両の溶着診断装置。
  5. 前記リトライ報知手段は、操作者がReady−ON操作したにもかかわらず、前記車両がReady−ON状態にならないときに、前記リトライを促す旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両の溶着診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020127341A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両
JP2021044929A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 株式会社デンソーテン 制御装置および通知方法

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