JP2019033557A - 電動車両の充電システム - Google Patents

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諭 池田
陽平 橋本
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Abstract

【課題】電動車両が非接触充電エリア内に位置している場合であっても、バッテリ温度に基づいて運転者に非接触充電を行わせないようにして、走行性能に支障をきたすような非接触充電を防止するこを目的とする。【解決手段】非接触充電装置を備えた電動車両の充電システムにおいて、受電部が非接触充電可能エリア内に位置しているかを判定する非接触充電エリア判定部23と、非接触充電エリア判定部の判定結果を報知する非接触充電エリア報知部27と、駆動用バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出部15と、バッテリ温度が所定温度以上か否かを判定する充電判定部25と、充電判定部の判定結果を基に充電禁止を運転者に知らしめる充電禁止報知部29と、非接触充電エリア判定部と充電判定部の判定結果を基に、非接触充電エリア報知部及び充電禁止報知部の作動を制御する非接触充電制御部31と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、電動車両の充電システムに関し、特に、非接触式によって電動車両の駆動用バッテリに充電を行う充電システムに関する。
電気自動車やプラグインハイブリッド車等の電動車両において、駆動用バッテリへの非接触充電が開発されている。この電動車両の非接触充電システムにおいて、車両が非接触充電可能な位置にいるかどうかを報知する技術に関して、例えば、特許文献1から特許文献3が知られている。
特許文献1には、非接触充電を高効率で行い得る位置に、電動車両を確実に案内することのできる駐車支援システムが開示され、その特許文献1の段落0041、段落0042等には、運転者が電動車両300を後退又は前進させ、充電スタンド200の駐車枠の白線内に移動させる際において、現時点における水平距離(図5の符号DL)を運転者に報知することが示されいる。さらに、運転者に対する水平距離の「報知」とは、水平距離を具体的な数値で表示するような態様であってもよく、音声で伝達するような態様であってもよい。また、具体的な数値として示すのではなく、電子音の高低や、断続する電子音の周期により、水平距離の変化を示すような態様であってもよいことが示されている。
また、特許文献2には、非接触伝送による充電効率を考慮した駐車精度を必要十分に確保しつつ、充電標識(目標)に対する車両の位置合わせのための運転に対する運転者の精神的な負担を軽減する車両誘導装置について開示されている。
さらに、給電部と受電部の相対位置に応じて算出した充電効率を表示装置に表示することが示されている。
また、特許文献3には、非接触式の充電を行う受電部の配置自由度を向上しつつ正確且つ容易に受電部と給電部との位置合わせが可能な電自動車について開示されている。
床下に路面方向を向いて設置される床下カメラを備えて、路上に配置される給電コイルへ接近した場合に、モニタに床下カメラの映像を写すようにすることが示されている。
特開2017−28953号公報 特開2015−43657号公報 特開2011−182608号公報
上記特許文献1〜3には、非接触充電を行う路上の給電部へ電動車両を正確に移動させるために、車室内の表示部に、路上の給電部と電動車両の受電部とのずれ量を表示することや、充電効率を表示することが示されている。
しかし、表示部には、非接触充電を行う路上の給電部へ電動車両を正確に移動させるための情報が表示されるだけであり、非接触充電可能エリアに電動車両が位置していても充電を行わない方がよい場合に充電禁止を促す表示等については示されていない。
すなわち、非接触充電可能位置に電動車両が位置しているとしても、バッテリ温度が既に上昇している場合には、充電によってさらにバッテリ温度の上昇を招き、バッテリの保護回路によって出力制限機能が作動してその後の走行性能に支障をきたす虞があるため、このようなバッテリ温度が上昇している場合には充電を禁止した方が良い。
従って、電動車両が走行等によりバッテリ温度が上昇している場合、「非接触充電エリア内」であるという報知と併せて、「バッテリ温度が上昇していること」を示す報知を行う。または「非接触充電エリア内」であるという報知自体を禁止することが必要となる。
このような課題に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、電動車両が非接触充電エリア内に位置している場合であっても、バッテリ温度に基づいて運転者に非接触充電を行わせないようにして、走行性能に支障をきたすような非接触充電を防止可能な電動車両の充電システムを提供することを目的とする。
(1)前述した目的を達成するために発明されたものであって、本発明の少なくとも一つの実施形態は、地上側の給電部から給電される電力を非接触で車両側の受電部により受電して駆動用バッテリに充電する非接触充電装置を備えた電動車両の充電システムにおいて、前記受電部が非接触充電可能エリア内に位置しているかを判定する非接触充電エリア判定部と、前記非接触充電エリア判定部による判定結果を基に非接触充電可能エリア内に位置されていることを報知する非接触充電エリア報知部と、前記駆動用バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出部と、前記バッテリ温度検出部の検出値に基づいてバッテリ温度が所定温度以上か否かを判定する充電判定部と、前記充電判定部による判定結果を基に充電禁止を運転者に知らしめる充電禁止報知部と、前記非接触充電エリア判定部と前記充電判定部との判定結果に基づいて前記非接触充電エリア報知部及び前記充電禁止報知部の作動を制御する非接触充電制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記構成(1)によれば、非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部と前記充電判定部との判定結果に基づいて前記非接触充電エリア報知部及び前記充電禁止報知部の作動を制御するので、走行性能に支障をきたすような非接触充電を効率よく防止することが可能になる。
すなわち、バッテリ温度の上昇によってバッテリの保護回路が作動して出力制限機能が作動して走行性能に支障を来すような充電が防止される。
なお、充電判定部によって判定されるバッテリの所定温度は、この所定温度に非接触充電によって上昇するバッテリ温度を加えたバッテリ温度がバッテリの保護回路を作動する温度に達する温度をいう。
(2)また、幾つかの実施形態では、前記非接触充電制御部は、非接触充電エリア判定部が非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定した場合に、前記充電判定部による判定を実行することを特徴とする。
上記構成(2)によれば、非接触充電エリアに受電部が位置されて非接触充電が可能になったことをトリガーとしてバッテリの温度上昇状態を判定して知らせるようにしたため、非接触充電におけるバッテリの温度上昇状態を運転者に知らせるタイミングが明確になり運転者への警告の報知効果が向上する。
(3)また、幾つかの実施形態では、前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知と併せて、前記充電禁止報知部による報知を行うことを特徴とする。
上記構成(3)によれば、非接触充電可能エリア内に受電部が位置していると判定し、バッテリ温度が所定温度以上の場合には、非接触充電エリア報知部によって、受電部が非接触充電可能エリア内に位置していることを知らしめるが、同時に充電禁止報知部によって充電を禁止することも知らしめるので、受電部が非接触充電可能エリア内に位置していても充電を実行しない方がよいことを運転者に効果的に促すことができる。
(4)また、幾つかの実施形態では、前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知は行わずに前記充電禁止報知部による報知だけを行うことを特徴とする。
上記構成(4)によれば、非接触充電可能エリア内に受電部が位置していると判定し、バッテリ温度が所定温度以上の場合には、充電禁止報知部による報知だけが行われるので、充電を実行しない方がよいことを運転者に効果的に促すことができる。
(5)また、幾つかの実施形態では、前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知及び前記充電禁止報知部による報知を共に禁止することを特徴とする。
上記構成(5)によれば、非接触充電可能エリア内に受電部が位置していると判定し、バッテリ温度が所定温度以上の場合には、非接触充電エリア報知部による非接触充電可能エリア内の報知も、充電禁止報知部による非接触充電の実行の禁止を運転者に促す報知も行われないので、運転者には非接触充電に関して何ら報知が無いため、運転者は、報知に基づいて対応しなくてよいため、非接触充電への対応が容易となる。
(6)また、幾つかの実施形態では、前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度未満と判定した場合には、前記充電禁止報知部による報知は行わず、前記非接触充電エリア報知部による報知だけを行うことを特徴とする。
上記構成(6)によれば、非接触充電エリア報知部による非接触充電可能エリア内の報知がある場合には、バッテリ温度が所定温度未満であるため、走行性能に支障をきたすような非接触充電は防止されるので、運転者にとって、非接触充電可能エリア内の報知を待つだけでよいため、非接触充電の実行への対応が容易である。
(7)また、幾つかの実施形態では、前記充電禁止報知部によって充電禁止を運転者に知らしめた後において充電が開始された場合には、前記充電判定部による判定及び前記充電禁止報知部による報知を、非接触充電が終了するまで実行することを特徴とする。
上記構成(7)によれば、充電禁止報知部によって充電禁止を運転者に促したにもかかわらず充電を実行した場合であっても、充電が終了するまで、充電判定部による判定及び充電禁止報知部による報知が実行されるので、走行性能に支障をきたすような非接触充電の禁止を運転者に促し続けることができる。
本発明の一実施形態によれば、電動車両が非接触充電エリア内に位置している場合であっても、バッテリ温度に基づいて運転者に非接触充電を行わせないようにして、走行性能に支障をきたすような非接触充電を防止することができる。
本発明の一実施形態を示し、電動車両の充電システムの概略構成図である。 非接触充電エリア報知部による駐車場における非接触充電の報知例であり、(A1)は非接触充電エリア外の場合の絵表示、(A2)はさらに文字を付加した場合、(B1)は非接触充電エリア内の場合の絵表示、(B2)はさらに文字を付加した場合を示す。 非接触充電エリア報知部による走行道路における非接触充電の報知例であり、非接触充電エリア内の場合を示し、(A)は絵表示を示し、(B)はさらに文字を付加した場合を示す。 非接触充電エリア報知部及び充電禁止報知部をインストルメントパネル内のメータディスプレイ部に設けた概要図である。 本発明の一実施形態に係り非接触充電制御部における制御フローチャートである。 本発明の他の一実施形態に係り非接触充電制御部における制御フローチャートである。 本発明の他の一実施形態に係り非接触充電制御部における制御フローチャートである。 本発明の一実施形態に係り非接触充電エリア判定部の一例を示す判定フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1に本発明の一実施形態に係る電動車両の充電システムの概略構成図を示す。
図1に示すように、本実施形態の充電システム1は、例えばプラグインハイブリット車両の電動車両3に搭載されたリチウムイオン電池等の駆動用バッテリ(以下単にバッテリという)5に非接触で充電する非接触充電装置7を備えている。
なお、電動車両3は、ハイブリッド車両にかかわらず電気自動車であってもよくバッテリによって駆動される電動車両であればよい。
非接触充電装置7は、地上側の路面上に設置された給電部9と、該給電部9から供給される電力を非接触で受電する受電部11とを備え、受電部11は電動車両3の例えば床下に設置されている。そして、電動車両3を移動させて、給電部9と受電部11とを対向させた後、停車中又は駐車中に、非接触電力伝送によってバッテリ5への充電が実施される。
なお、給電部9が走行路面に沿って埋め込まれている場合には、電動車両3は停車中又は駐車中でなく走行中であってもバッテリ5への充電が可能である。
また、充電システム1は、バッテリ5と受電部11とを接続する回路内にON/OFF機構13を備えている。このON/OFF機構13を介してバッテリ5と受電部11との断接状態が制御されるようになっている。
また、バッテリ5の温度を検出するバッテリ温度センサ(バッテリ温度検出部)15が備えられ、検出温度は制御装置17に入力されるようになっている。また、運転者によって操作されて、非接触充電の開始操作及び終了操作を行う操作部19が備えられ、操作信号は制御装置17に入力されるようになっている。
さらに、充電システム1は、図1に示すように、制御装置17及び報知部21を備えている。
制御装置17には、受電部11が非接触充電可能エリア内に位置しているかを判定する非接触充電エリア判定部23と、バッテリ温度センサ15の検出値に基づいてバッテリ温度が所定温度以上か否かを判定する充電判定部25と、
非接触充電エリア判定部23と充電判定部25との判定結果に基づいて、報知部21(非接触充電エリア報知部27及び充電禁止報知部29)の作動を制御する非接触充電制御部31と、を備えている。
非接触充電エリア判定部23は、受電部11が非接触充電可能エリア内に位置しているか否かの判定を行う。例えば、図8のフローチャートで示すように、ステップS20で受電部11の回路に電流が流れたかを基に判定する。さらに、この受電部11の回路に流れた電流値が所定値以上の場合に非接触充電可能エリア内に位置していると判定してもよい。
また、非接触充電可能エリアが走行レーンである場合には、非接触充電可能な走行レーンであるかの判定は、ETC(自動料金収金システム、Electronic Toll Collection System)のゲートの通過時にETCとの通信によって、またはVICS(登録商標)(道路交通情報通信システム、Vehicle Information and Communication System)による通信によって情報を入手して、非接触充電可能な走行レーンを走行しているかの判定を行う。
充電判定部25は、バッテリ温度センサ15の検出値に基づいてバッテリ温度(セル温度)が所定温度以上か否かを判定する。
バッテリ温度の上昇によってバッテリの保護回路が作動して出力制限機能が作動するので、充電判定部25によって判定されるバッテリの所定温度T1は、この所定温度T1に非接触充電によって上昇する上昇分を加えたバッテリ温度がバッテリの保護回路を作動する温度に達する温度である。例えば、出力制限機能が作動するバッテリ温度は、50℃程度であるため、充電判定部25によって判定する所定温度T1は40℃から45℃の温度に設定される。
報知部21には、非接触充電エリア報知部27と、充電禁止報知部29とを備えている。
非接触充電エリア報知部27の報知例を、例えば、駐車場等での停車時における非接触充電の場合を図2に示す。図2の(A1)は非接触充電エリア外の場合の絵表示、(A2)はさらに文字を付加した場合、図2の(B1)は非接触充電エリア内の場合の絵表示、(B2)はさらに文字を付加した場合を示す。
図2(A1)、(A2)に示すように、非接触充電エリア外の場合には、絵表示では受電部11と給電部9とが分離した状態であり、さらに文字によって「非接触充電エリア外」が付記される。これによって、運転者は、非接触充電が不可であることを明確に認識できる。
図2(B1)、(B2)に示すように、非接触充電エリア内の場合には、絵表示では受電部11と給電部9とが重なった状態であり、さらに文字によって「非接触充電エリア内」が付記される。これによって、運転者は、非接触充電が可能であることを明確に認識できる。
また、非接触充電エリア報知部27の報知例を、例えば、走行道路(走行レーン)における走行時の非接触充電の場合を図3に示す。図3(A)は非接触充電エリア内の場合の絵表示を示し、(B)はさらに文字を付加した場合を示す。
図3(A)に示すように、絵表示では給電部9が走行道路の全面に位置され、受電部11と給電部9とが重なった状態であり、さらに文字によって「非接触充電エリア内」が付記される。これによって、運転者は、走行レーンにおいて非接触充電が可能であることを明確に認識できる。
また、充電禁止報知部29は、図4で示すように、インストルメントパネル内のメータディスプレイ部33Aの下部領域に設けられ、例えば「バッテリ温度上昇注意」の文字を報知する。さらに文字部を色分けして光らせるようにしてもよい。
充電判定部25による判定結果を基に、バッテリ温度が所定温度T1以上の場合には、充電禁止を運転者に知らしめて、受電部11が非接触充電可能エリア内に位置していても充電を実行しない方がよいことを運転者に促す。
上記した非接触充電エリア報知部27については、図4に示すように、インストルメントパネル内のメータディスプレイ部33A、33Bの間に設けられたマルチインフォメーションディスプレイ35内に表示するようになっている。
また、このマルチインフォメーションディスプレイ35には、走行距離や、シフトポジションや、燃料残量等の情報が表示されるようになっている。
なお、非接触充電エリア報知部27、充電禁止報知部29の設置場所については特に限定されるものではなく、運転者が認識しやすい場所であればよい。
前述したように、非接触充電制御部31は、非接触充電エリア判定部23によって非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していると判定した場合に、充電判定部25による判定を実行し、非接触充電エリア報知部27及び充電禁止報知部29の作動を制御している。さらに、この非接触充電制御部31は、報知部21の作動を制御するとともに、併せて非接触充電の開始及び終了も制御している。
この非接触充電制御部31における制御を図5のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1で、非接触充電エリア内かを判定する。この判定は、制御装置17の非接触充電エリア判定部23によって行われる。非接触充電エリア内であると判定した場合には、Yesとなって、ステップS2に進み、ステップS2では、エリア内/エリア外の報知を切替える。
なお、「エリア内/エリア外の報知を切替える」とは、非接触充電エリア報知部27によって、非報知から「非接触充電エリア内」の報知に切替える場合、「非接触充電エリア外」から非報知に切替える場合、「非接触充電エリア外」から「非接触充電エリア内」の報知に切替える場合、の3パターンの場合を含んでいる。
次にステップS3において、バッテリ温度チェックを行い所定温度T1未満か否かを判定する。この判定は、制御装置17の充電判定部25によって行われる。所定温度T1以上の場合には判定結果がNoとなり、ステップS4で、温度上昇を表示する。この温度上昇の表示は、充電禁止報知部29によって図4で示したように「バッテリ温度上昇注意」を表示する。
ステップS3において、所定温度T1未満と判定した場合には、ステップS5に進み、ステップS5で、非接触充電開始の操作がされたか否かを判定する。また、ステップS4において温度上昇を表示した後も、ステップS5に進み、ステップS5で、非接触充電開始の操作がされたか否かを判定する。ステップS5で非接触充電開始の操作がされたことを判定した場合にはYesとなってステップS6において、非接触充電を開始する。
すなわち、バッテリ温度が上昇していない場合には、運転者の指示を待って充電を開始する。また、温度上昇を表示した後ではバッテリ温度の上昇を承知で、それでも充電すると操作されたら充電を開始する。
次に、ステップS7では、非接触充電終了の操作がされたか否かを判定する。ステップS7で非接触充電終了の操作がされたことを判定した場合にはYesとなってステップS8において、非接触充電を終了する。
ステップS5の非接触充電開始の操作がされたか否かを判定、ステップS7の非接触充電終了の操作がされたか否かを判定は、図1の充電システムに示す操作部19からの信号を基に判定する。
さらに、非接触充電の開始及び終了の実行は、非接触充電制御部31からの指令信号によってON/OFF機構13を切替えて制御されるようになっている。
ステップS7で非接触充電終了の操作がされない場合にはNoとなってステップS9に進み、ステップS9では、ステップS3と同様に再びバッテリ温度チェックを行い所定温度T1未満か否かを判定する。
そして、ステップS9の判定結果が所定温度T1以上の場合にはNoとなり、ステップS11で温度上昇を表示する。所定温度T1未満と判定した場合にはYesとなり、ステップS10で温度上昇の表示を消す。
ステップS10、S11の後は、再びステップS7に戻って非接触充電終了の操作がされたか否かの判定を繰り返す。
ステップS9〜S11のように、充電禁止報知部29によって充電禁止を運転者に知らしめた後において充電が開始された場合であっても、充電判定部25による判定及び充電禁止報知部29による報知を、非接触充電が終了するまで実行するので、走行性能に支障をきたすような非接触充電の禁止を運転者に促し続けることができる。
以上の実施形態によれば、非接触充電制御部31は、非接触充電エリア判定部23によって非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していると判定した場合に、非接触充電エリア報知部27によって、受電部11が非接触充電可能エリア内に位置していることを知らしめるが、併せて、充電判定部25による判定を行い、バッテリ温度が所定温度T1以上の場合には、充電禁止報知部29によって、充電を禁止することも知らしめて、非接触充電を実行しない方がよいことを運転者に促すので、バッテリ5が昇温して走行性能に支障をきたすことが効率よく防止される。
特に、非接触充電が可能な走行道路(走行レーン)で、走行しながらの充電の場合には、充電による発熱と、走行時の放電による発熱との両方の発熱を伴うため、バッテリ5の温度上昇が停車時(駐車時)における非接触充電よりも大きくなる。このため、充電判定部25による判定によって、バッテリ温度が所定温度T1以上の場合に、充電禁止報知部29によって、非接触充電の実行の禁止を運転者に促すことは、停車時の非接触充電の場合より走行性のへの悪影響を防止する効果が大きい。
また、例えば、気温が高い日に坂道を繰り返し登るなどして走行中に既にバッテリ温度が上昇してしまっている場合、そのまま停車時に非接触充電をすると、バッテリ温度が低下せずに次回走行時に出力が制限された状態から走行開始しなくてはならない。
従って、事前にバッテリ温度の上昇状態を知ることができれば、充電せずにバッテリ温度を低下させる選択肢が取れる効果も有している。
なお、従来技術のように「充電コネクタを接続」して急速充電を短時間に繰り返し行った際にも、既にバッテリ温度が上昇してしまっているので、同様に事前にバッテリ温度の上昇状態を知ることができれば、充電せずにバッテリ温度を低下させる選択肢が取れる効果も有している。
また、本実施形態によれば、非接触充電エリア内に受電部11が入って非接触充電が可能になったことをトリガーとしてバッテリ5の温度上昇状態を判定して知らせるようにしているため、非接触充電におけるバッテリ5の温度上昇状態を運転者に知らせるタイミングが明確になり、運転者への警告の報知効果が向上する。
次に、図6に他の一実施形態を示す。
図6に示す他の一実施形態は、図5に示す一実施形態のフローチャートに対してM1の部分が相違し、ステップS2とステップS3とが入れ替わったことが特徴である。ステップの符号は図5に示す一実施形態のフローチャートと同様のものを付して詳細な説明は省略する。
まず、ステップS1で、非接触充電エリア内かを判定する。非接触充電エリア内であると判定した場合には、Yesとなって、ステップS3に進み、ステップS3では、バッテリ温度チェックを行い所定温度T1未満か否かを判定する。所定温度T1以上の場合には判定結果がNoとなり、ステップS4で、温度上昇を表示する。ステップS3の判定が所定温度T1未満の場合には、YesとなってステップS2に進み、ステップS2では、エリア内/エリア外の報知を切替える。
ステップS5以降は、図5に示す一実施形態のフローチャートと同様である。
このように図6に示す他の一実施形態によれば、非接触充電エリア判定部23によって非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していると判定し、充電判定部25によってバッテリ温度が所定温度以上の場合には、充電禁止報知部29による非接触充電の実行の禁止を運転者に促す報知だけが行われるので、充電を実行しない方がよいことを運転者に効果的に促すことができる。
また、非接触充電エリア判定部23によって非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していると判定し、充電判定部25によってバッテリ温度が所定温度未満の場合には、非接触充電エリア報知部27による非接触充電可能エリア内の報知だけが行われるので、運転者にとって非接触充電の実行への対応が容易である。
次に、図7に他の一実施形態を示す。
図7に示す他の一実施形態は、図6に示す一実施形態のフローチャートに対してM2の部分が相違し、ステップS4が設けられていないことが特徴である。ステップの符号は図6に示す一実施形態のフローチャートと同様のものを付して詳細な説明は省略する。
まず、ステップS1で、非接触充電エリア内かを判定する。非接触充電エリア内であると判定した場合には、Yesとなって、ステップS3に進み、ステップS3では、バッテリ温度チェックを行い所定温度T1未満か否かを判定する。所定温度T1以上の場合には判定結果がNoとなり、ステップS1に戻って繰り返される。ステップS3の判定が所定温度T1未満の場合には、YesとなってステップS2に進み、ステップS2では、エリア内/エリア外の報知を切替える。
ステップS5以降は、図6に示す一実施形態のフローチャートと同様である。
このように図7に示す他の一実施形態によれば、非接触充電エリア判定部23によって非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していると判定し、充電判定部25によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、非接触充電エリア報知部27による非接触充電可能エリア内の報知も、充電禁止報知部29による非接触充電の実行の禁止を運転者に促す報知も行われない。
充電判定部25によってバッテリ温度が所定温度未満と判定した場合にのみ、非接触充電エリア報知部27による報知が行われて、非接触充電可能エリア内に受電部11が位置していることが知らされるだけである。
従って、非接触充電エリア報知部27による非接触充電可能エリア内の報知がある場合には、バッテリ温度が所定温度未満であるため、走行性能に支障をきたすような非接触充電が防止可能であるので、運転者は、非接触充電可能エリア内の報知を待つだけでよいため、非接触充電への対応が容易となる。
すなわち、運転者は充電禁止報知部29による報知を基に充電開始を控えなくてもよいため、非接触充電への対応が容易となる。
本発明の一実施形態によれば、電動車両が非接触充電エリア内に位置している場合であっても、バッテリ温度に基づいて運転者に非接触充電を行わせないようにして、走行性能に支障をきたすような非接触充電を防止することができるので、電動車両の充電システムへの利用に適している。
1 充電システム
3 電動車両
5 バッテリ(駆動用バッテリ)
7 非接触充電装置
9 給電部
11 受電部
13 ON/OFF機構
15 バッテリ温度センサ(バッテリ温度検出部)
17 制御装置
19 操作部
21 報知部
23 非接触充電エリア判定部
25 充電判定部
27 非接触充電エリア報知部
29 充電禁止報知部
31 非接触充電制御部

Claims (7)

  1. 地上側の給電部から給電される電力を非接触で車両側の受電部により受電して駆動用バッテリに充電する非接触充電装置を備えた電動車両の充電システムにおいて、
    前記受電部が非接触充電可能エリア内に位置しているかを判定する非接触充電エリア判定部と、
    前記非接触充電エリア判定部による判定結果を基に非接触充電可能エリア内に位置されていることを報知する非接触充電エリア報知部と、
    前記駆動用バッテリの温度を検出するバッテリ温度検出部と、
    前記バッテリ温度検出部の検出値に基づいてバッテリ温度が所定温度以上か否かを判定する充電判定部と、
    前記充電判定部による判定結果を基に充電禁止を運転者に知らしめる充電禁止報知部と、
    前記非接触充電エリア判定部と前記充電判定部との判定結果に基づいて前記非接触充電エリア報知部及び前記充電禁止報知部の作動を制御する非接触充電制御部と、
    を備えたことを特徴とする電動車両の充電システム。
  2. 前記非接触充電制御部は、非接触充電エリア判定部が非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定した場合に、前記充電判定部による判定を実行することを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電システム。
  3. 前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知と併せて、前記充電禁止報知部による報知を行うことを特徴とする請求項2に記載の電動車両の充電システム。
  4. 前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知は行わず、前記充電禁止報知部による報知だけを行うことを特徴とする請求項2に記載の電動車両の充電システム。
  5. 前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度以上と判定した場合には、前記非接触充電エリア報知部による報知及び前記充電禁止報知部による報知を共に禁止することを特徴とする請求項2に記載の電動車両の充電システム。
  6. 前記非接触充電制御部は、前記非接触充電エリア判定部によって非接触充電可能エリア内に前記受電部が位置していると判定し、前記充電判定部によってバッテリ温度が所定温度未満と判定した場合には、前記充電禁止報知部による報知は行わず、前記非接触充電エリア報知部による報知だけを行うことを特徴とする請求項2に記載の電動車両の充電システム。
  7. 前記充電禁止報知部によって充電禁止を運転者に知らしめた後において充電が開始された場合には、前記充電判定部による判定及び前記充電禁止報知部による報知を、非接触充電が終了するまで実行することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電動車両の充電システム。
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