JP2019031842A - ショベル - Google Patents

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孔康 井辻
Yoshiyasu Itsuji
孔康 井辻
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Abstract

【課題】よりコンパクトなコントロールバルブを搭載するショベルを提供すること。【解決手段】本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に搭載されるメインポンプ14と、上部旋回体3に搭載される作動油タンクと、油圧アクチュエータと、メインポンプ14と油圧アクチュエータと作動油タンクとの間の作動油の流れを制御する複数の回転弁としての制御弁171〜178を含むコントロールバルブ17と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ショベルに関する。
従来、複数の直動型のスプール弁を含むコントロールバルブを搭載するショベルが知られている(特許文献1参照。)。
特開2014−1768号公報
しかしながら、直動型のスプール弁はストローク方向に長い。そのため、コントロールバルブは、複数の直動型のスプール弁をその内部に備えるためにサイズが大きくなってしまう。
上述に鑑み、よりコンパクトなコントロールバルブを搭載するショベルを提供することが望ましい。
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に搭載される油圧ポンプと、前記上部旋回体に搭載される作動油タンクと、油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプと前記油圧アクチュエータと前記作動油タンクとの間の作動油の流れを制御する複数の回転弁を含むコントロールバルブと、を備える。
上述の手段により、よりコンパクトなコントロールバルブを搭載するショベルが提供される。
本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。 図1のショベルに搭載される駆動制御系の構成例を示す図である。 図1のショベルに搭載されるコントロールバルブの概略断面図である。 コントロールバルブを構成する制御弁の断面図である。 図4における一点鎖線D1を含む平面に関する断面図である。 図5の制御弁の動きを説明する図である。 制御弁の別の構成例を示す図である。 制御弁の更に別の構成例を示す図である。 図8における一点鎖線D3を含む平面に関する断面図である。 図9の制御弁の動きを説明する図である。 図10における一点鎖線D5を含む平面に関する断面図である。 図10における一点鎖線D5を含む平面に関する断面図である。
図1は本発明の実施形態に係るショベル(掘削機)の側面図である。ショベルの下部走行体1には旋回機構2を介して上部旋回体3が旋回可能に搭載されている。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはエンドアタッチメントとしてのバケット6が取り付けられている。
ブーム4、アーム5及びバケット6は、アタッチメントの一例としての掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。上部旋回体3にはエンジン11等の動力源が搭載されている。また、上部旋回体3には運転室であるキャビン10が設けられ、キャビン10内にはコントローラ30等が搭載されている。
コントローラ30は、ショベルの駆動制御を行う主制御部として機能する。本実施形態では、コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置である。コントローラ30の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
図2は、図1のショベルの駆動制御系の構成例を示す図である。図2において、機械的動力伝達系は二重線、作動油ラインは実線、電気制御系は一点鎖線でそれぞれ示されている。
エンジン11はショベルの動力源である。本実施形態では、エンジン11はエンジン負荷の増減にかかわらずエンジン回転数を一定に維持するアイソクロナス制御を採用したディーゼルエンジンである。エンジン11における燃料噴射量、燃料噴射タイミング、ブースト圧等は、エンジンコントローラにより制御される。エンジンコントローラからは、エンジン11の状態を示す各種データがコントローラ30に送信される。
エンジン11の回転軸には油圧ポンプとしてのメインポンプ14及びパイロットポンプ15のそれぞれの回転軸が接続されている。
メインポンプ14は、作動油ラインを介して作動油をコントロールバルブ17に供給する。メインポンプ14は、例えば、斜板式可変容量型油圧ポンプである。
パイロットポンプ15は、各種油圧制御機器に作動油を供給する。パイロットポンプ15は、例えば、固定容量型油圧ポンプである。
コントロールバルブ17は、ショベルの油圧系の制御を行う油圧制御装置である。左走行用油圧モータ1L、右走行用油圧モータ1R、旋回用油圧モータ2A、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9等の油圧アクチュエータは、作動油ラインを介してコントロールバルブ17に接続されている。
操作装置26は、操作者が油圧アクチュエータを操作するために用いる装置であり、キャビン10内に設けられている。本実施形態では、操作装置26は電気式であり、操作内容に応じた電気信号をコントローラ30に対して出力する。操作内容は、例えば、操作方向及び操作量を含む。
ショベルに搭載されている油圧システムは、基本的に、エンジン11によって駆動されるメインポンプ14から管路40を経て作動油タンクまで作動油を循環させる。
管路40Lは、コントロールバルブ17内に配置された制御弁171、173、175及び177のそれぞれに作動油を供給可能な作動油ラインである。管路40Rは、コントロールバルブ17内に配置された制御弁172、174、176及び178のそれぞれに作動油を供給可能な作動油ラインである。
制御弁171〜178は、回転式の弁体を含む回転弁である。本実施形態では、制御弁171〜178のそれぞれは、対応するサーボモータM1〜M8で駆動される。サーボモータM1〜M8は、図示しない電源(バッテリ)より電力供給を受けるとともに、コントローラ30からの制御指令に応じて回転する。コントローラ30は、操作装置26が出力する電気信号に基づき、操作装置26の操作内容に応じた制御指令を生成する。そして、サーボモータM1〜M8のうちの対応するものに対し、生成した制御指令を出力する。コントローラ30は、サーボモータM1〜M8を駆動するための電力をサーボモータM1〜M8に供給してもよい。この場合、コントローラ30は、制御指令に対応する電力を生成してサーボモータM1〜M8に供給する。
制御弁171は、メインポンプ14Lが吐出する作動油を左走行用油圧モータ1Lへ供給し、且つ、左走行用油圧モータ1Lが吐出する作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。
制御弁172は、メインポンプ14Rが吐出する作動油を右走行用油圧モータ1Rへ供給し、且つ、右走行用油圧モータ1Rが吐出する作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。
制御弁173は、メインポンプ14Lが吐出する作動油を旋回用油圧モータ2Aへ供給し、且つ、旋回用油圧モータ2Aが吐出する作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。
制御弁174は、メインポンプ14Rが吐出する作動油をバケットシリンダ9へ供給し、且つ、バケットシリンダ9内の作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。
制御弁175は、メインポンプ14Lが吐出する作動油をブームシリンダ7へ供給するために作動油の流れを切り換える。制御弁176は、メインポンプ14Rが吐出する作動油をブームシリンダ7へ供給し、且つ、ブームシリンダ7内の作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。本実施形態では、制御弁175は、ブーム上げ操作が行われた場合にのみ作動し、ブーム下げ操作が行われた場合には作動しない。
制御弁177は、メインポンプ14Lが吐出する作動油をアームシリンダ8へ供給し、且つ、アームシリンダ8内の作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。制御弁178は、メインポンプ14Rが吐出する作動油をアームシリンダ8へ供給し、且つ、アームシリンダ8内の作動油を作動油タンクへ排出するために作動油の流れを切り換える。
本実施形態では、回転弁は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、左走行用油圧モータ1L、右走行用油圧モータ1R及び旋回用油圧モータ2Aの全ての油圧アクチュエータに関して利用されている。但し、回転弁は、比較的高い位置合わせ精度が求められるブームシリンダ7、アームシリンダ8及びバケットシリンダ9のみに関して利用されてもよい。この場合、左走行用油圧モータ1L、右走行用油圧モータ1R及び旋回用油圧モータ2Aに関しては、回転弁の代わりに直動型のスプール弁が利用されてもよい。或いは、回転弁は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9及び旋回用油圧モータ2Aに関して利用されてもよい。この場合、走行用油圧モータのみに関しては、回転弁の代わりに直動型のスプール弁が利用されてもよい。
レギュレータ14aは、ネガコン圧、メインポンプ14の吐出圧等に応じてメインポンプ14の斜板傾転角を調節することによって、メインポンプ14の吐出量を制御する。本実施形態では、レギュレータ14aは、コントローラ30からの制御指令に応じて動作する。レギュレータ14aは、メインポンプ14Lに関するレギュレータ14aLとメインポンプ14Rに関するレギュレータ14aRを含む。レギュレータ14aは、例えば、メインポンプ14の吐出圧が所定値以上となった場合にメインポンプ14の斜板傾転角を調節して吐出量を減少させる。吐出圧と吐出量との積で表されるメインポンプ14の吸収馬力がエンジン11の出力馬力を超えないようにするためである。
コントローラ30は、吐出圧センサ、ネガコン圧センサ(何れも図示せず。)等の出力を受信し、必要に応じてレギュレータ14aに対して制御信号を出力し、メインポンプ14の吐出量を変化させる。
ブリード弁18は、メインポンプ14が吐出する作動油に関するブリード流量を制御するスプール弁である。本実施形態では、ブリード弁18は、コントローラ30からの制御指令に応じて動作し、管路40を通って作動油タンクに流れる作動油の流量であるブリード流量を制御する。ブリード弁18は、管路40Lに関するブリード弁18Lと管路40Rに関するブリード弁18Rとを含む。ブリード弁18は、例えば、最小開口面積(開度0%)の第1弁位置と最大開口面積(開度100%)の第2弁位置とを有する。ブリード弁18は、第1弁位置と第2弁位置との間で無段階に移動可能である。ブリード弁18は、コントロールバルブ17の内部に設置されていてもよい。その場合、ブリード弁18は、回転弁で構成されていてもよい。
可変絞り弁50は、メインポンプ14からアームシリンダ8に流入する作動油の流量を制限する。本実施形態では、可変絞り弁50は、コントローラ30からの制御指令に応じて動作する。コントローラ30は、例えば、ブーム上げ操作とアーム閉じ操作を含む複合操作が行われた場合に、可変絞り弁50の開口面積を小さくしてアームシリンダ8に流入する作動油の流量を制限する。負荷圧が比較的低いアームシリンダ8に作動油が流入するのを制限することで、負荷圧が比較的高いブームシリンダ7に作動油を流入させるためである。コントローラ30は、操作装置26の一例であるアーム操作レバーの操作量に基づいて生成されるサーボモータM7及びM8に対する制御指令を調整することで、可変絞り弁50を用いずに、可変絞り弁50による流量制限と同様の流量制限を実現してもよい。
可変絞り弁51は、メインポンプ14から旋回用油圧モータ2Aに流入する作動油の流量を制限する。本実施形態では、可変絞り弁51は、コントローラ30からの制御指令に応じて動作する。コントローラ30は、例えば、ブーム上げ操作と旋回操作を含む複合操作が行われた場合に、可変絞り弁51の開口面積を小さくして旋回用油圧モータ2Aに流入する作動油の流量を制限する。負荷圧が比較的低い旋回用油圧モータ2Aに作動油が流入するのを制限することで、負荷圧が比較的高いブームシリンダ7に作動油を流入させるためである。コントローラ30は、操作装置26の一例である旋回操作レバーの操作量に基づいて生成されるサーボモータM3に対する制御指令を調整することで、可変絞り弁51を用いずに、可変絞り弁51による流量制限と同様の流量制限を実現してもよい。
次に、図3を参照し、コントロールバルブ17について説明する。図3は、コントロールバルブ17の概略断面図である。本実施形態では、コントロールバルブ17は、Z軸方向に延びる5つのプレート17A〜17Eで構成されている。
プレート17Aには戻り管路43の一部が形成されている。プレート17Bには制御弁171、173、175、177のそれぞれの弁体を収容する貫通孔、管路40Lの一部、及び、各油圧アクチュエータに接続される管路A1、A2の一部が形成されている。プレート17Cには制御弁172、174、176、178のそれぞれの弁体を収容する貫通孔、管路40Rの一部、及び、各油圧アクチュエータに接続される管路A1、A2の一部が形成されている。プレート17DにはサーボモータM1、M3、M5、M7のそれぞれの回転軸M1A、M3A、M5A、M7Aを収容する貫通孔、及び、各油圧アクチュエータに接続される管路A1、A2の一部が形成されている。プレート17Eには、サーボモータM2、M4、M5、M8のそれぞれの回転軸M2A、M4A、M6A、M8Aを収容する貫通孔、及び、各油圧アクチュエータに接続される管路A1、A2の一部が形成されている。
本実施形態では、制御弁の弁体はZ軸方向において等間隔となるように配置されている。但し、制御弁の弁体は、Z軸方向において異なる間隔で配置されていてもよい。
このように、コントロールバルブ17は、5つのプレート17A〜17Eを重ね合わせて形成される。そのため、鋳物として製造される場合に比べ、構造の簡素化、小型化及び軽量化を実現できる。
次に、図4〜図6を参照し、制御弁171〜178の代表である制御弁174について説明する。図4は、制御弁174の断面図であり、図3における一点鎖線領域IVの拡大図である。図5は、図4における一点鎖線D1を含む平面に関する断面図(+X側から見た断面図)である。図4は、図5における一点鎖線D2を含む平面に関する断面図である。図6は、制御弁174の断面図であり、図5に対応する。図6は、メインポンプ14Rからバケットシリンダ9に作動油を流すときの制御弁174の状態を示す。図5は、メインポンプ14Rからバケットシリンダ9に作動油を流さないときの制御弁174の状態を示す。
制御弁174の弁体は、例えば図4に示すように、スプライン結合、セレーション結合等によってサーボモータM4の回転軸M4Aに結合されている。そして、図5に示すようにプレート17Cに形成された貫通孔(円柱空間SP1)内を回転軸M4A回りに回転できるように構成されている。
プレート17Cには、図5に示すように、円柱空間SP1の周囲で90度間隔に4つのポートA11、A21、A12、A22が形成されている。ポートA11及びポートA12は、管路A1を介してバケットシリンダ9のボトム側油室に接続されている。ポートA21及びポートA22は、管路A2を介してバケットシリンダ9のロッド側油室に接続されている。また、プレート17Cには、円柱空間SP1の周囲で180度間隔に2つのポートP1、P2が形成されている。ポートP1は、ポートA11とポートA21の間に形成され、ポートP2は、ポートA12とポートA22の間に形成されている。そして、ポートP1及びポートP2は、管路A3を介して管路40Rに接続されている。
制御弁174の弁体は、図5に示すように、中央部VCと、中央部VCから半径方向に延びる4つの突出部VP1〜VP4を含む。4つの突出部VP1〜VP4は、4つのポートA11、A21、A12、A22に対応するように構成されている。すなわち、4つのポートA11、A21、A12、A22を同時に閉じることができるように構成されている。この構成により、制御弁174の弁体は、突出部VP1と突出部VP2と間に空間C1を形成し、突出部VP2と突出部VP3と間に空間C2を形成する。また、突出部VP3と突出部VP4と間に空間C3を形成し、突出部VP4と突出部VP1と間に空間C2を形成する。
中央部VCには、中心部を貫通して回転軸M4Aに垂直に延び、且つ、空間C2と空間C4をつなぐ管路T1と、図4に示すように中心部から回転軸M4Aに沿って+X方向に延びる管路T2とを有する。管路T2は、プレート17Aに形成された戻り管路43に接続されている。
操作装置26の一例であるバケット操作レバーが閉じ方向に操作されると、コントローラ30は、サーボモータM4に対して制御指令を出力し、制御弁174の弁体を図6の矢印AR1で示す方向に回転させる。
矢印AR1で示す方向に制御弁174の弁体が回転すると、空間C1はポートP1とポートA11を接続し、空間C3はポートP2とポートA12を接続する。その結果、メインポンプ14Rが吐出する作動油は、管路A3、ポートP1、空間C1、ポートA11及び管路A1を介してバケットシリンダ9のボトム側油室に至る。また、メインポンプ14Rが吐出する作動油は、管路A3、ポートP2、空間C3、ポートA12及び管路A1を介してバケットシリンダ9のボトム側油室に至る。
一方、バケットシリンダ9のロッド側油室から流出する作動油は、管路A2、ポートA21、空間C2、管路T1、管路T2及び戻り管路43を介して作動油タンクに至る。また、バケットシリンダ9のロッド側油室から流出する作動油は、管路A2、ポートA22、空間C4、管路T1、管路T2及び戻り管路43を介して作動油タンクに至る。
上述の構成により、コントローラ30は、バケット操作レバーのバケット閉じ方向への操作に応じて制御弁174の弁体を回転させることでバケットシリンダ9を伸張させてバケット6を閉じることができる。
次に、図7を参照し、制御弁の別の構成例について説明する。図7(A)及び図7(B)は、アームシリンダ8に関する制御弁177の断面図であり、図5に対応する。具体的には、図7(A)は、制御弁177の突出部VP1と突出部VP2を利用し且つ突出部VP3と突出部VP4を利用せずに作動油の流量を制御する場合を示す。また、図7(B)は、制御弁177の突出部VP3と突出部VP4を利用し且つ突出部VP1と突出部VP2を利用せずに作動油の流量を制御する場合を示す。図7(C)は、制御弁177の回転角θとP−C流量との関係を示す。P−C流量は、例えば、メインポンプ14からアームシリンダ8のロッド側油室に流れる作動油の流量である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、プレート17Cには、円柱空間SP1の周囲に2つのポートA11、A21が形成されている。ポートA11は、管路を介してアームシリンダ8のボトム側油室に接続されている。ポートA21は、管路を介してアームシリンダ8のロッド側油室に接続されている。
図7(A)に示すように、コントローラ30からの制御指令に応じて制御弁177が時計回りに回転すると、突出部VP1によって閉じられていたポートA11、及び、突出部VP2によって閉じられていたポートA21が開く。その結果、メインポンプ14が吐出する作動油は、ポートP1、空間C1及びポートA21を介してアームシリンダ8のロッド側油室に至る。一方、アームシリンダ8のボトム側油室から流出する作動油は、ポートA11、空間C4、管路T1及び管路T2を介して作動油タンクに至る。一点鎖線矢印は作動油の流れを表す。
また、図7(B)に示すように、コントローラ30からの制御指令に応じて制御弁177が時計回りに回転すると、突出部VP3によって閉じられていたポートA11、及び、突出部VP4によって閉じられていたポートA21が開く。その結果、メインポンプ14が吐出する作動油は、ポートP1、空間C3及びポートA21を介してアームシリンダ8のロッド側油室に至る。一方、アームシリンダ8のボトム側油室から流出する作動油は、ポートA11、空間C2、管路T1及び管路T2を介して作動油タンクに至る。一点鎖線矢印は作動油の流れを表す。
図7(A)における制御弁177の回転角θと、図7(B)における制御弁177の回転角θは同じである。回転角θは、制御弁177の基準姿勢からの回転角を表す。基準姿勢は、例えば、制御弁177がポートA11及びポートA21を閉じているときの姿勢である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、制御弁177の突出部VP2の端部にはノッチN1が形成され、突出部VP4の端部にはノッチN2が形成されている。そのため、図7(A)に示す状態でポートA21を通過する作動油の流量Q1は、図7(B)に示す状態でポートA21を通過する作動油の流量Q2とは異なる。ノッチN1の形状(面積)がノッチN2の形状(面積)とは異なるためである。本実施形態では、図7(C)に示すように、回転角θが同じである場合、流量Q1は流量Q2より大きい。
コントローラ30は、このような流量の違いを利用することで、回転角θが同じであっても、すなわち、アーム操作レバーの操作量が同じであっても、必要に応じてアームシリンダ8に流入する作動油の流量を変化させることができる。
コントローラ30は、例えば、アーム操作レバーが中止されたとき(中立位置に戻ったとき)のアームシリンダ8のストローク位置(伸張度)に基づき、低流量モードを用いるか、或いは、高流量モードを用いるかを決定してもよい。低流量モードは、突出部VP1と突出部VP2を用いてアームシリンダ8に流入する作動油の流量を制御するモード、すなわち、比較的小さい流量Q1がもたらされるモードを意味する。高流量モードは、突出部VP3と突出部VP4を用いてアームシリンダ8に流入する作動油の流量を制御するモード、すなわち、比較的大きい流量Q2がもたらされるモードを意味する。
具体的には、コントローラ30は、アーム操作レバーが中立位置に戻ったときに、必要に応じて制御弁177の動作モードを低流量モード又は高流量モードにする。次回のアーム操作レバーの操作が開始されたときに適切な動作モードで制御弁177を速やかに利用できるようにするためである。
コントローラ30は、例えば、アーム操作レバーが中立位置に戻ったときに、アーム角度センサ、アームシリンダストロークセンサ等の出力に基づいてアームシリンダ8の伸張度を検出する。そして、伸張度が所定の閾値より小さい場合、アーム5が大きく開いていると判定し、低流量モードを採用する。掘削アタッチメントが延びた状態でアーム5を開閉したときに掘削アタッチメントの姿勢が不安定になるのを抑えるためである。本実施形態では、現在の制御弁177の動作モードが高流量モードである場合、コントローラ30は、サーボモータM7の回転軸M7Aを180度回転させることで制御弁177の動作モードを低流量モードに切り換える。この際、制御弁177を通過する作動油の流れは、任意の手段によって遮断されてもよい。
一方、コントローラ30は、伸張度が所定の閾値以上の場合には、アーム5が大きく開いていないと判定し、高流量モードを採用する。アーム5を速やかに開閉できるようにするためである。本実施形態では、現在の制御弁177の動作モードが低流量モードである場合、コントローラ30は、サーボモータM7の回転軸M7Aを180度回転させることで制御弁177の動作モードを高流量モードに切り換える。この際、制御弁177を通過する作動油の流れは、任意の手段によって遮断されてもよい。
この構成により、コントローラ30は、アームシリンダ8が伸張しているときと収縮しているときとで制御弁177の開口特性を変化させることができる。上述の例では、制御弁177は、2つの開口特性を選択的に利用できるように構成されているが、3つ以上の開口特性を選択的に利用できるように構成されてもよい。
次に、図8及び図9を参照し、制御弁の別の構成例について説明する。図8は、アームシリンダ8に関する制御弁177の断面図であり、図4に対応する。図9は、図8における一点鎖線D3を含む平面に関する断面図(+X側から見た断面図)であり、図5に対応する。図8は、図9における一点鎖線D4を含む平面に関する断面図である。
制御弁177の弁体は、例えば図8に示すように、スプライン結合、セレーション結合等によってサーボモータM7の回転軸M7Aに結合されている。そして、図9に示すように、プレート17Cに形成された貫通孔(円柱空間SP1)内を回転できるように構成されている。
プレート17Cには、図9に示すように、円柱空間SP1の周囲に円筒空間SP2が形成されている。円筒空間SP2は、図8に示すように、スリーブ弁177SをX軸方向に摺動可能に収容する空間であり、プレート17A及びプレート17Eのそれぞれの内部にまで延びている。
また、プレート17Cには、図9に示すように、円筒空間SP2の周囲で90度間隔に4つのポートA11、A21、A12、A22が形成されている。ポートA11及びポートA12は、管路A1を介してアームシリンダ8のボトム側油室に接続されている。ポートA21及びポートA22は、管路A2を介してアームシリンダ8のロッド側油室に接続されている。また、プレート17Cには、円筒空間SP2の周囲で180度間隔に2つのポートP1、P2が形成されている。ポートP1は、ポートA11とポートA21の間に形成され、ポートP2は、ポートA12とポートA22の間に形成されている。そして、ポートP1、P2は管路A3を介して管路40Lに接続されている。
スリーブ弁177Sは、図8に示すように、円筒空間SP2内をX軸方向に摺動可能な円筒体であり、円筒空間SP2の一端側(−X側)に収容されたばねS1によって+X方向に付勢されている。円筒空間SP2の他端側(+X側)は、管路A4を通じてパイロットポンプ15に接続されている。そして、管路A4には電磁弁52が配置されている。電磁弁52は、コントローラ30からの制御指令に応じ、円筒空間SP2内に導入される作動油の圧力(以下、「スリーブ圧」とする。)を調整する。コントローラ30は、電磁弁52を制御してスリーブ圧を増大させることで、ばねS1による付勢力に抗してスリーブ弁177Sを−X方向に移動させることができる。
スリーブ弁177Sには、図9に示すように、ポートP1、A21、A12、P2、A22及びA11のそれぞれに対応する位置に貫通孔H1〜H6が形成されている。貫通孔H1〜H6は、スリーブ圧が所定圧未満の場合、すなわち、スリーブ弁177Sの+X側端部がプレート17Aと接触している場合、対応するポートとの連通が遮断されるように構成されている。また、貫通孔H1〜H6は、スリーブ圧が所定圧以上の場合、対応するポートと連通するように構成されている。
制御弁177の弁体は、図9に示すように、中央部VCと、中央部VCから半径方向に延びる4つの突出部VP1〜VP4を含む。4つの突出部VP1〜VP4は、4つの貫通孔H6、H2、H3及びH5に対応するように構成されている。すなわち、4つの貫通孔H6、H2、H3及びH5を同時に閉じることができるように構成されている。この構成により、制御弁177の弁体は、突出部VP1と突出部VP2と間に空間C1を形成し、突出部VP2と突出部VP3と間に空間C2を形成する。また、突出部VP3と突出部VP4と間に空間C3を形成し、突出部VP4と突出部VP1と間に空間C4を形成する。
中央部VCには、中心部を貫通して回転軸M7Aに垂直に延び、且つ、空間C2と空間C4をつなぐ管路T1と、図8に示すように中心部から回転軸M7Aに沿って+X方向に延びる管路T2とを有する。管路T2は、プレート17Aに形成された戻り管路43に接続されている。
次に、図10〜図12を参照し、制御弁177の動きについて説明する。図10は、制御弁177の断面図であり、図9に対応する。図10は、制御弁177が基準姿勢から矢印AR2で示す方向に回転した状態を示す。図11及び図12は、図10における一点鎖線D5を含む平面に関する断面図である。図11は、スリーブ弁177Sが−X方向に最も移動したときの状態を示す。図12は、スリーブ弁177Sが中間位置まで移動したときの状態を示す。
アーム操作レバーが閉じ方向に操作されると、コントローラ30は、サーボモータM7に対して制御指令を出力し、図10に示すように制御弁177の弁体を矢印AR2で示す方向に回転させる。
また、アーム操作レバーが閉じ方向に操作されると、コントローラ30は、図11に示すように電磁弁52に対して制御指令を出力し、矢印AR3で示す方向にスリーブ弁177Sを移動させる。矢印AR3で示す方向にスリーブ弁177Sが移動すると、貫通孔H1はポートP1と空間C1を連通させ、貫通孔H4はポートP2と空間C3を連通させる。
この状態で図10の矢印AR2で示す方向に制御弁177の弁体が回転すると、空間C1はポートP1とポートA11を連通させ、空間C3はポートP2とポートA12を連通させる。
その結果、メインポンプ14Lが吐出する作動油は、管路A3、ポートP1、貫通孔H1、空間C1、貫通孔H6、ポートA11及び管路A1を介してアームシリンダ8のボトム側油室に至る。また、メインポンプ14Lが吐出する作動油は、管路A3、ポートP2、貫通孔H4、空間C3、貫通孔H3、ポートA12及び管路A1を介してアームシリンダ8のボトム側油室に至る。
一方、アームシリンダ8のロッド側油室から流出する作動油は、管路A2、ポートA21、貫通孔H2、空間C2、管路T1、管路T2及び戻り管路43を介して作動油タンクに至る。また、アームシリンダ8のロッド側油室から流出する作動油は、管路A2、ポートA22、貫通孔H5、空間C4、管路T1、管路T2及び戻り管路43を介して作動油タンクに至る。
その後、操作装置26の一例であるブーム操作レバーが上げ方向に追加的に操作されると、コントローラ30は、図12に示すように電磁弁52に対して制御指令を出力し、矢印AR4で示す方向にスリーブ弁177Sを移動させる。アーム閉じ操作及びブーム上げ操作を含む複合操作が行われた場合に、アームシリンダ8に流入する作動油の流量を制限することで、ブームシリンダ7に流入する作動油の流量を増大させるためである。すなわち、スリーブ弁177Sを可変絞り弁50のように機能させるためである。
この場合、メインポンプ14Lから貫通孔H1及び貫通孔H4を通ってアームシリンダ8のボトム側油室に向かう作動油の流量は、破線矢印で示すように、図11のときに比べて低下する。図11及び図12における破線矢印の太さは流量の大きさを表す。
このように、コントローラ30は、スリーブ弁177Sを可変絞り弁50のように機能させることができる。そのため、コントローラ30は、例えばブーム上げ操作とアーム閉じ操作を含む複合操作が行われた場合に、アームシリンダ8に流入する作動油の流量を制限できる。その結果、負荷圧が比較的低いアームシリンダ8に作動油が流入するのを制限することで、負荷圧が比較的高いブームシリンダ7に作動油を流入させることができる。
スリーブ弁は他の用途に利用されてもよい。例えば、ブーム2速弁として機能するように構成されてもよい。ブーム2速弁は、メインポンプ14Rが吐出する作動油のみをブームシリンダ7に流入させるモードと、メインポンプ14L及びメインポンプ14Rのそれぞれが吐出する作動油をブームシリンダ7に流入させるモードとを切り換え可能な弁である。
以上の通り、本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に搭載される油圧ポンプとしてのメインポンプ14と、上部旋回体3に搭載される作動油タンクと、油圧アクチュエータと、メインポンプ14と油圧アクチュエータと作動油タンクとの間の作動油の流れを制御する複数の回転弁としての制御弁171〜178を含むコントロールバルブ17と、を備える。ショベルは、望ましくは、マシンガイダンス機能又はマシンコントロール機能を備えたショベルである。
この構成により、よりコンパクトなコントロールバルブ17を搭載するショベルが提供される。回転弁は、直動型のスプール弁より小さい占有体積で同様の機能を実現できるためである。すなわち、直動型のスプール弁は一般的にストローク方向に長く、複数の直動型のスプール弁を含むコントロールバルブは不可避的に大きなサイズを必要とするためである。
コントロールバルブ17は、5つのプレート17A〜17Cを重ね合わせて組み立てられてもよい。この場合、鋳物として製造される場合に比べ、構造の簡素化、小型化及び軽量化を実現できる。
回転弁としての制御弁171〜178は、例えば、サーボモータM1〜M8で電気的に駆動される。そのため、パイロット圧とばねによる直動型のスプール弁の位置決め精度に比べ、位置決め精度を向上させることができる。また、比較的小さい駆動力で制御弁171〜178の位置(姿勢)を変化させることができる。
また、回転弁としての制御弁171〜178は、直動型のスプール弁に比べ、作動油の流体力の影響を受け難い。そのため、この点においても、制御弁171〜178は、直動型のスプール弁に比べ、位置決め精度を向上させることができる。また、比較的小さい駆動力で制御弁171〜178の位置(姿勢)を変化させることができる。
また、回転弁としての制御弁171〜178の位置(姿勢)は、例えば、ロータリエンコーダ等の位置検出器によって検出される。そのため、ストロークセンサ等を用いた直動型のスプール弁のストローク位置の検出に比べ、容易に且つ正確に検出される。
油圧アクチュエータは、例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9等の油圧シリンダを含む。サーボモータM4〜M8は、油圧シリンダに関する回転弁としての制御弁174〜178を駆動する。そして、サーボモータM4〜M8による位置制御の特性は、油圧シリンダのストローク位置に応じて変化するように構成されてもよい。すなわち、コントローラ30は、油圧シリンダの伸張度に応じ、操作装置26の操作量と制御弁174〜178の開口面積との関係を変化させることができる。そのため、コントローラ30は、例えば、掘削アタッチメントの姿勢に応じ、ブームシリンダ7、アームシリンダ8及びバケットシリンダ9のうちの少なくとも1つの操作特性を変化させることができる。具体的には、掘削アタッチメントが延びているとき(旋回半径が大きいとき)の操作特性と、掘削アタッチメントが縮んでいるとき(旋回半径が小さいとき)の操作特性とを異ならせることができる。
回転弁としての制御弁174〜178の開口特性は、油圧シリンダのストローク位置に応じて変化するように構成されてもよい。例えば、コントローラ30は、図7に示すように弁として機能する突出部を選択的に切り換えることで、操作装置26の操作量と制御弁174〜178の開口面積との関係を選択的に切り換えるようにしてもよい。この構成により、コントローラ30は、同じ操作量であっても、そのときの油圧シリンダの伸張度に応じ、制御弁の開口面積を変化させることができる。
回転弁としての制御弁171〜178の外周にはスリーブ弁が配置されていてもよい。すなわち、制御弁171〜178は、スリーブ弁を一体的に含むように構成されていてもよい。スリーブ弁は、制御弁とは独立して動作するように構成される。そして、スリーブ弁は、可変絞り弁又はブーム2速弁として機能するように構成されてもよく、他の機能を有する弁として構成されてもよい。この構成により、スリーブ弁を一体的に含む制御弁は、コンパクトなサイズを維持しながら複数の機能を実現できる。すなわち、コントロールバルブ17は、コンパクトなサイズを維持しながら、多くの機能を実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態が説明された。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形、置換等が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、図4に関し、ポートA11、A21、A12、A22、P1及びP2は、プレート17Cに形成される代わりに、プレート17A及び17Eの少なくとも一方に形成されていてもよい。この場合、制御弁174の弁体は、上述の実施形態で説明した形状以外の形状を有していてもよい。
1・・・下部走行体 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン 11・・・エンジン 14・・・メインポンプ 14a・・・レギュレータ 15・・・パイロットポンプ 17・・・コントロールバルブ 17A〜17E・・・プレート 18・・・ブリード弁 26・・・操作装置 30・・・コントローラ 40・・・管路 43・・・戻り管路 50、51・・・可変絞り弁 52・・・電磁弁 171〜178・・・制御弁 177S・・・スリーブ弁 A1〜A4・・・管路 A11、A21、A12、A22・・・ポート C1〜C4・・・空間 M1〜M8・・・サーボモータ M1A〜M8A・・・回転軸 N1、N2・・・ノッチ P1、P2・・・ポート S1・・・ばね SP1・・・円柱空間 SP2・・・円筒空間 T1、T2・・・管路 VC・・・中央部 VP1〜VP4・・・突出部

Claims (6)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
    前記上部旋回体に搭載される油圧ポンプと、
    前記上部旋回体に搭載される作動油タンクと、
    油圧アクチュエータと、
    前記油圧ポンプと前記油圧アクチュエータと前記作動油タンクとの間の作動油の流れを制御する複数の回転弁を含むコントロールバルブと、を備える、
    ショベル。
  2. 前記回転弁は、サーボモータで駆動される、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記油圧アクチュエータは油圧シリンダを含み、
    前記油圧シリンダに関する前記回転弁を駆動する前記サーボモータによる位置制御の特性は、該油圧シリンダのストローク位置に応じて変化する、
    請求項2に記載のショベル。
  4. 前記油圧アクチュエータは油圧シリンダを含み、
    前記油圧シリンダに関する前記回転弁の開口特性は、該油圧シリンダのストローク位置に応じて変化する、
    請求項1乃至3の何れかに記載のショベル。
  5. 前記油圧アクチュエータは、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ及び旋回用油圧モータのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1乃至4の何れかに記載のショベル。
  6. 前記回転弁の外周に配置されるスリーブ弁を備える、
    請求項1乃至5の何れかに記載のショベル。
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