JP2019031782A - シート固定ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】防水シートを固定する固定部材の耐久性が良好なシート固定ユニットが要望されている。【解決手段】接合部4に防水シート1を接合固定させる固定部材5と、固定部材5のうち接合部4よりも中央側の箇所を下地2に支持させるアンカー部材6と、固定部材5において外端部よりも中央部が曲げ変形し難くなるように規制する規制機構7と、が備えられている。【選択図】図3

Description

本発明は、防水シートを下地に固定するシート固定ユニットに関する。
従来のシート固定ユニットが、例えば、下記特許文献1に記載されている。同文献に記載のシート固定ユニットには、接合部(同文献では「接着層」)に防水シートを接合固定させる固定部材(同文献では「固定用ディスク」)と、固定部材のうち接合部よりも中央側の箇所を下地に支持させるアンカー部材(同文献では「止着具」)と、が備えられている。
特開2017−20273号公報
上記従来の技術では、防水シート上に強い風が吹いて防水シートの上側が負圧となった場合や防水シートの下側が上側よりも気圧が高くなった場合等に、防水シートのうちシート固定ユニットで固定されていない箇所が浮き上がって波打つ現象(フラッタリング)が発生することがある。
そのようなフラッタリングの発生時には、防水シートが動くことで、防水シートから固定部材の接合部にアンカー部材を支点として接合部の外端部を斜め外側上方に引き上げる力が作用する。このため、そのような力が繰り返し作用することで、固定部材が過度に曲げ変形し、塑性変形を引き起こして破損するおそれがあった。
上記実情に鑑み、本発明は、防水シートを固定する固定部材の耐久性が良好なシート固定ユニットを提供することを目的とする。
本発明のシート固定ユニットは、
接合部に防水シートを接合固定させる固定部材と、
前記固定部材のうち前記接合部よりも中央側の箇所を下地に支持させるアンカー部材と、
前記固定部材において外端部よりも中央部が曲げ変形し難くなるように規制する規制機構と、が備えられているものである。
本発明によると、フラッタリングの発生時に、防水シートから接合部にアンカー部材を支点として接合部の外端部側を斜め外側上方に引き上げる力が作用すると、固定部材のうち外端部が曲げ変形することにより、防水シートから接合部に力が作用し難くなり、接合部からの防水シートの剥離等が生じ難い構造となる。その上、規制機構によって固定部材の中央部側の箇所が曲げ変形し難い構造となっているので、固定部材が過度に曲げ変形することが阻止され、固定部材が塑性変形することを回避できる。よって、本発明であれば、防水シートを固定する固定部材の耐久性が良好なシート固定ユニットを構成できる。
本発明において、
前記規制機構に、前記固定部材の中心に位置する板バネが備えられていると好適である。
本構成によれば、防水シートから受ける力により固定部材の外端部が上方に曲げられても、固定部材が一定以上に曲げ変形すると、板バネの復元力により固定部材の曲げ変形が抑制される。これにより、固定部材が過度に曲げ変形して塑性変形することを防止できる。
本発明において、
前記固定部材に、前記接合部よりも下方箇所に前記板バネを収容する窪み部が備えられていると好適である。
本構成によれば、防水シートに板バネが接触しない構造となり、板バネで防水シートに傷がつくことを回避できる。
本発明において、
前記窪み部の内側面と前記板バネの外側面との間にクリアランスが設けられていると好適である。
本構成によれば、防水シートから受ける力により固定部材が曲げ変形する際の初期段階において、板バネが固定部材の曲げ変形を阻害しないもとなる。その結果、固定部材がある程度曲げ変形することで、防水シートから接合部に作用する力を分散され、接合部からの防水シートの剥離や接合部の近傍における防水シートの破れ等の不都合が生じ難くなる。
本発明において、
前記規制機構に、前記板バネを前記固定部材に押圧付勢するスプリングが備えられていると好適である。
本構成によれば、スプリングの付勢力により固定部材に板バネが常時押し当てられているので、固定部材から板バネが浮き上がってガタつくことを防止できる。また、固定部材が大きく曲げ変形しようとした際に、板バネの復元力が固定部材に好適に作用して固定部材が過度に曲げ変形することを防止できる。
本発明において、
前記板バネが長さ違いで複数備えられ、
複数の前記板バネを重ねて配置してあると好適である。
本構成によれば、固定部材の曲げ量が大きくなるにつれて、長さの異なる板バネの復元力が固定部材に段階的に順次作用してゆき、固定部材の曲げ変形が進行し難いようになっているので、固定部材が塑性変形に至り難い構造となる。
フラッタリングの発生時にシート固定ユニットに作用する力を説明する模式図である。 シート固定ユニットの固定部材と板バネを示す上面図である。 通常時におけるシート固定ユニット等を示し、中心軸心を境として異なる断面を示す縦断面図(図2のA−A断面図)である。 フラッタリングの発生時におけるシート固定ユニット等を示し、中心軸心を境として異なる断面を示す縦断面図(図2のA−A断面図)である。 別実施形態における通常時におけるシート固定ユニット等を示し、中心軸心を境に異なる断面を示す縦断面図である。 別実施形態における通常時におけるシート固定ユニット等を示し、中心軸心を境に異なる断面を示す縦断面図である。 別実施形態におけるシート固定ユニットの固定部材と板バネを示す上面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1等に示す防水シート1は、例えば、建築物の上部を覆う屋根の下地2に防水機能を付与する防水工法に用いられるものである。防水シート1は、屋根の下地2に敷設され、下地2が水に晒されることを防ぐようになっている。図1に示すように、防水シート1は、下地2上に適宜の間隔をあけて配置されるシート固定ユニット3により、下地2に対して複数箇所において部分的に固定される。下地2は、例えば、コンクリート下地である。
防水シート1は、可撓性を有し、自在に変形可能となっている。防水シート1は、例えば、熱溶融可能な熱可塑性樹脂材で構成されている。具体的には、例えば、防水シート1は、塩化ビニル系、アクリル系、オレフィン系、熱可塑性エラストマー等の素材で構成できる。
〔シート固定ユニットについて〕
図1〜図4に示されるシート固定ユニット3には、接合部4に防水シート1を接合固定させる固定部材5と、固定部材5のうち接合部4よりも中央側の箇所を下地2に支持させるアンカー部材6と、固定部材5において外端部よりも中央部が曲げ変形し難くなるように規制する規制機構7と、が備えられている。
〔アンカー部材について〕
図1、図3、図4に示されるアンカー部材6は、下地2に固定部材5を位置決めする部材となっている。アンカー部材6には、工具を作用させる頭部8と、頭部8に連設されて頭部8よりも小径なネジ切りされた軸部9が備えられている。頭部8に工具を作用させることで軸部9を中心軸X周りに下地2に捻じ込むことで、アンカー部材6が下地2に固定される。アンカー部材6としては、例えば、図3、図4等に示されるような皿ビスを用いることができる。
〔固定部材について〕
図2〜図4等に示される固定部材5は、例えば、金属等の導電性材料で構成されている。固定部材5は、全体が略円盤状のディスク形状に構成されている。固定部材5の上側の平坦面には、熱可塑性樹脂製の接着剤(ホットメルト接着剤)が塗布されて接合部4が形成されている。図3、図4に示すように、固定部材5の接合部4の厚みは、固定部材5における本体部10の厚みよりも薄くなっている。固定部材5には、接合部4よりも下方箇所に規制機構7の板バネ11を収容する窪み部12が備えられている。
固定部材5は、アンカー部材6に対して水平方向に若干の移動が可能になっている。つまり、固定部材5の中心のアンカー部材6を通す挿通孔13の孔径は、アンカー部材6の軸部9の軸径よりも若干大きくなっている。説明を加えると、挿通孔13の縁部とアンカー部材6との間には、一定の隙間14(固定部材5の可動しろ)が設けられている。
〔規制機構について〕
図3、図4に示される規制機構7には、固定部材5の中心に位置する板バネ11が備えられている。板バネ11の中心には、アンカー部材6の頭部8の径よりも小さく、アンカー部材6の軸部9の径よりも大きな貫通孔15が設けられている。板バネ11は、円盤状の形状をしている。固定部材5の窪み部12の内側面と板バネ11の外側面との間には、所定のクリアランス16が設けられている。
〔スリットについて〕
図2〜図4に示すように、固定部材5には、固定部材5における外端部から中央部側に向けて切れ込むスリット17が設けられている。言い換えると、スリット17は、固定部材5を欠損させた欠損部位となっている。図2に示すように、スリット17は、固定部材5の径方向に沿って延びている。また、各スリット17は、固定部材5の外縁部において、上面視で、放射状に配置されている。説明を加えると、各スリット17は、固定部材5の周方向に等間隔に並ぶように形成されている。
図2〜図4に示すように、スリット17は、固定部材5の半径の半分以上の長さに形成されている。スリット17の幅は、防水シート1のシート厚よりも小さい。スリット17は、複数設けられている。説明を加えると、スリット17は、少なくとも3つ以上設けられている。具体的には、図2〜図4では、スリット17が6つ設けられている。図2〜図4に示される各スリット17は、互いに60°の間隔をあけて、中心軸心Xの周りに均等に間隔をあけて設けられている。
〔固定部材における曲げ変形可能な部位について〕
図2〜図4に示される固定部材5の曲げ変形可能な各部位18は、図4に示すように、スリット17を境に独立して曲げ変形可能に構成されている。図2に示すように、各部位18は、夫々、略扇型となっている。説明を加えると、各部位18は、上面視で、花弁型の形状となっている。各部位18の中心軸心X側の基端部は、規制機構7の板バネ11と上下方向に重複している。
図2〜図4に示すように、各部位18の最外端部側には、下方に向けて折れ曲がる裾部分19が設けられている。部位18における裾部分19の最外端部が、防水シート1から離れているので、部位18の最外端部のエッジにより防水シート1が傷つくことが回避される。
図2〜図4に示す各部位18においてスリット17を形成する箇所(周方向端部)は、面取りがなされている。これにより、例えば、面取りがされていない場合のように、各部位18が曲げ変形した際に、各部位18の周方向端部のエッジで防水シート1が傷つくことを回避できる。
〔シート固定ユニットを用いた防水シートの施工方法について〕
まず、固定部材5を下地2に載置し、規制機構7の板バネ11を挿通支持させたアンカー部材6を下地2に捻じ込み、アンカー部材6を介して固定部材5を下地2に支持させる。このようにシート固定ユニット3を、所定間隔をあけて複数箇所で下地2に固定していく。次に、シート固定ユニット3上に防水シート1を敷設し、シート固定ユニット3毎に、防水シート1越しに、誘導加熱装置(図示なし)をシート固定ユニット3の固定部材5の平坦面に当て付けて、防水シート1を溶融させて防水シート1を固定部材5の平坦面である接合部4に熱融着して接合固定する作業を行う。この作業をシート固定ユニット3毎に順次行う。これにより、防水シート1がシート固定ユニット3を介して下地2に部分的に固定される。
〔フラッタリングの発生時について〕
図1、図3、図4に示すように、防水シート1は、下地2に対して全面接着されているわけではないので、防水シート1上に強い風が吹いて防水シート1の上側が負圧となった場合や防水シート1の下側が上側よりも気圧が高くなった場合等に、防水シート1のうちシート固定ユニット3で固定されていない箇所が浮き上がって波打つ現象(フラッタリング)が発生することがある。
そのような場合、図1に示すように、防水シート1から固定部材5における接合部4の外端部4Aを斜め外側上向きに引き上げる引き上げ力Nが作用する。この引き上げ力Nの成分には、固定部材5を外側に引っ張る横向き力NH(水平方向の力)と、横向き力NHを直交する上向き力NV(鉛直方向の力)と、が含まれている。このような引き上げ力Nが接合部4に作用することで、接合部4の外端部4Aにおける防水シート1の剥離、接合部4の外端部4Aにおける防水シート1の破れ、固定部材5の曲げ等の不都合が生じ易い。
しかし、上記シート固定ユニット3の構造であれば、図1、図4に示すように、フラッタリングの発生時に、防水シート1からの力を受ける固定部材5の部位18が他の部位18とは独立して曲げ変形する。これにより、接合部4に作用する上向き力NVが分散され、接合部4に作用する力が低減される。これにより、接合部4から防水シート1が剥離したり、接合部4の外端部4Aの近傍で防水シート1が破れたり、固定部材5の曲げ等の不都合が生じることが防止される。また、固定部材5の各部位18が曲げ変形することで防水シート1の動きのエネルギーを吸収するので、アンカー部材6にも固定部材5を介した引き抜きの力が作用し難くなり、アンカー部材6が下地2に対して緩んだり抜けたりし難くなる。
また、固定部材5における部位18の曲げ量が有る程度大きくなると、規制機構7の板バネ11の復元力が作用し始めて各部位18の曲げ変形を抑制するので、各部位18の中心軸心X側の部分において固定部材5の塑性変形が生じ難くなる。このため、耐久性の良好なシート固定ユニット3となる。
〔別実施形態〕
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態を例示する。以下の別実施形態は、矛盾が生じない限り、複数組み合わることができる。なお、本発明の範囲は、各実施形態で示した内容に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、規制機構7として、板バネ11のみが備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、図5に示すように、規制機構7に、板バネ11を固定部材5に押圧付勢するスプリング20が備えられているものであってもよい。スプリング20は、アンカー部材6の頭部8と板バネ11との間に介装されている。このようなスプリング20を備えることにより、スプリング20の付勢力によって板バネ11が固定部材5から浮き上がることが防止され、固定部材5の曲げ変形時に、板バネ11のバネ力が好適に作用するものとなる。なお、図5では、アンカー部材6として、なべビスを例示している。
(2)上記実施形態では、規制機構7として、板バネ11が1つのみ備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、図6に示すように、板バネ11が長さ違いで複数備えられている(バネ定数の異なる板バネ11が複数備えられている)ものであってもよい。この場合、複数の板バネ11は、重ねて配置してある。これにより、固定部材5の曲げ変形が進行するにつれて、長い板バネ11から短い板バネ11の順に板バネ11の復元力が固定部材5に段階的に順次作用してゆく構造となり、固定部材5が塑性変形に至り難い構造となる。
(3)上記実施形態では、スリット17の幅が一定のものを例示しているがこれに限られない。例えば、図7に示すように、スリット17の中央側端部に、スリット17の幅よりも大きい孔部21が設けられていてもよい。このような孔部21を設けることにより、スリット17の中心軸心X側の端部に生じる応力が孔部21において分散され、スリット17の中心軸心X側の端部から固定部材5に亀裂が生じることを防止できる。
(4)上記実施形態では、規制機構7として、板バネ11を備えるものを例示しているが、これに限られない。例えば、規制機構7として、固定部材5の下面に形成されるリブが設けられていてもよい。リブは、中心軸心Xに近付く程、強度が高くなるように配置される。固定部材5にそのようなリブを設けることにより、固定部材5の中心部側が外端部側よりも曲げ変形し難い構造となる。また、逆に、固定部材5の下面の外端部側に、中央部側よりも凹入する凹部が設けられていてもよい。固定部材5にそのような凹部を設けることにより、固定部材5の中心部側が外端部側よりも曲げ変形し難い構造となる。また、固定部材5に、そのようなリブと凹部が両方とも設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、誘導加熱装置で、防水シート1を固定部材5の接合部4に熱融着することで、防水シート1を固定部材5に接合するものを例示しているが、これに限られない。例えば、誘導加熱装置を用いるのではなく、固定部材5に粘着性を有する接着剤や乾燥すると固化する接着剤等を塗布し、その塗布層に防水シート1を貼り付けることにより、防水シート1を固定部材5に接合してもよい。また、固定部材5と防水シート1とが同じ素材の樹脂材で構成されている場合には、固定部材5に溶剤を塗布し、固定部材5と防水シート1とを溶融接着することで、防水シート1を固定部材5に接合してもよい。この場合、固定部材5は、導電性材料に代えて、導電性を有しない硬質樹脂等の他の材料で構成してもよい。
(6)上記実施形態では、固定部材5において各スリット17を等間隔に形成しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、固定部材5における各スリット17どうしの間隔は、等間隔でなくてもよい。
(7)上記実施形態では、固定部材5に形成されるスリット17の数が6つのものを例示しているが、これに限られない。例えば、スリット17の数を、1つ〜5つ、7つ以上にしてもよい。スリット17の数は、3つ以上であることが好ましい。例えば、スリット17の数が3つの場合は、各スリット17は、固定部材5において互いに周方向に90°よりも大きな間隔をあけて設けられる。
(8)上記実施形態では、固定部材5の全体の形状が円のものを例示しているが、これに限られない。固定部材5の全体の形状は、例えば、半円、楕円、矩形等の様々な形状であってもよい。
(9)上記実施形態では、下地2としてコンクリート下地を例示しているが、これに限られない。例えば、木質下地や金属下地等の他の下地2であってもよい。また、例えば、下地2と固定部材5との間にポリウレタンフォーム等の断熱材が介装されているもの(外張り断熱構造の下地)であってもよい。
(10)上記実施形態では、屋根の下地2に関する防水工法について例示しているが、これに限られない。例えば、水に晒され易い屋内の下地2に関する防水工法であってもよい。
(11)上記実施形態では、固定部材5にスリット17が設けられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、固定部材5にスリット17が設けられていなくてもよい。この場合、例えば、固定部材5において、中央部側の箇所の厚みが外端部側の箇所の厚みがより大きくなっているような構造にしてもよい。そのような構造にすることにより、固定部材5の外端部側の箇所ほど曲げ変形し易く、固定部材5の中央部側の箇所ほど曲げ変形し難い構造にできる。
本発明は、下地に防水シートを部分的に固定するシート固定ユニットに利用できる。
1 :防水シート
2 :下地
3 :シート固定ユニット
4 :接合部
5 :固定部材
6 :アンカー部材
7 :規制機構
11 :板バネ
12 :窪み部
16 :クリアランス
20 :スプリング

Claims (6)

  1. 接合部に防水シートを接合固定させる固定部材と、
    前記固定部材のうち前記接合部よりも中央側の箇所を下地に支持させるアンカー部材と、
    前記固定部材において外端部よりも中央部が曲げ変形し難くなるように規制する規制機構と、が備えられているシート固定ユニット。
  2. 前記規制機構に、前記固定部材の中心に位置する板バネが備えられている請求項1に記載のシート固定ユニット。
  3. 前記固定部材に、前記接合部よりも下方箇所に前記板バネを収容する窪み部が備えられている請求項2に記載のシート固定ユニット。
  4. 前記窪み部の内側面と前記板バネの外側面との間にクリアランスが設けられている請求項3に記載のシート固定ユニット。
  5. 前記規制機構に、前記板バネを前記固定部材に押圧付勢するスプリングが備えられている請求項2〜4のいずれか一項に記載のシート固定ユニット。
  6. 前記板バネが長さ違いで複数備えられ、
    複数の前記板バネを重ねて配置してある請求項2〜5のいずれか一項に記載のシート固定ユニット。
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