JP2019030585A - 遊技機 - Google Patents

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貴之 若林
陽児 森本
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Abstract

【課題】遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することができる遊技機を提供する。【解決手段】特別領域56の前側に配される飾り板31における特別領域56の左右両側となる位置に、上方へ向かうにつれて夫々左右外側に拡がる方向へ突出する装飾片34、34を設け、両装飾片34、34の先端部を、どちらも特別領域56の上側であって、且つ、左右外側に位置させた。したがって、そのような装飾片34、34により、遊技者に特別領域56を注目させるという所謂集中線のような視覚的効果や、特別領域56の左右幅を実際よりも広く見せることができるという視覚的効果が生まれ、ひいては遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することのできるパチンコ機1とすることができる。【選択図】図5

Description

本発明は、たとえばパチンコ機等といった遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一例であるパチンコ機としては、遊技球が所定の領域を通過したことをもって、所謂大当たり状態を生起させたり、大当たり状態の終了後に高確率状態を生起させたりするものがある(たとえば特許文献1)。
特開2016−174636号公報
ただ、上述したような領域は、そもそも遊技球が比較的に到達しづらい場所に設けられており、遊技領域へ打ち込んだ遊技球のうち、ほんの一握りの遊技球しか上記領域を通過しないようになっている。また、領域の開口幅も遊技球1個分程度の幅とされていることが多く、このことも遊技球の通過しづらさの要因となっている。したがって、遊技者にしてみると、そのように通過しづらい領域が実際以上に狭く見えてしまいやすく、遊技意欲を失ってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することができる遊技機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技球が通過可能な通過口を備えており、遊技球の前記通過口の通過に伴い遊技に係る所定条件が成立する遊技機であって、前記通過口の左右両側に、前面が装飾面とされ、上方へ向かうにつれて左右外側へ拡がる方向へ延びる装飾片が夫々設けられており、前記装飾片の先端が、前記通過口よりも上方に位置し、且つ、前記通過口よりも左右外側に位置していることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、遊技球が入賞可能な入賞口を備えており、遊技球の前記入賞口への入賞に伴い遊技に係る所定条件が成立する遊技機であって、前記入賞口の左右両側に、前面が装飾面とされ、上方へ向かうにつれて左右外側へ拡がる方向へ延びる装飾片が夫々設けられており、前記装飾片の先端が、前記入賞口よりも上方に位置し、且つ、前記入賞口よりも左右外側に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、通過口(若しくは入賞口)の左右両側に、前面が装飾面とされ、上方へ向かうにつれて左右外側へ拡がる方向へ延びる装飾片を夫々設け、装飾片の先端を、通過口(若しくは入賞口)よりも上方に位置し、且つ、通過口(若しくは入賞口)よりも左右外側に位置させている。したがって、そのように上方へ向かって左右外側へ拡がるような形状の装飾片により、遊技者に通過口(若しくは入賞口)を注目させるという所謂集中線のような視覚的効果や、通過口(若しくは入賞口)の左右幅を実際よりも広く見せることができるという視覚的効果が生まれ、ひいては遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することのできる遊技機とすることができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 遊技盤を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 第1大入賞装置を前面側から示した説明図である。 ステージ部分を前斜め上方から示した説明図である。 ステージ上へ送り出された遊技球の挙動を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の上寄りとなる位置には、「0」〜「9」の数字からなる図柄や種々のメッセージ等を表示するための表示部6a、6aを備えた表示装置6が設置されている。さらに、表示装置6の下方で遊技領域16の中央部から下部にかけて、遊技球が進入する進入口51、51、各進入口51を開閉する羽根部材52、進入口51、51から進入した遊技球を合流させる合流路53、53、合流路53、53の下流端から分岐しつつ下方へ延びる遊技球流路54、54、遊技球を種々の分岐路へ振り分けるための複数の電動装置、種々の分岐路へ振り分けられつつも遊技球が最終的に到達するステージ30、表面に複数の障害突起を有しており、上下方向を軸として回転する回転テーブル45A、45B、及びステージ30の前側に設けられた遊技球が通過可能な特別領域56やアウト口57、57等を備えた第1大入賞装置26が設置されている。
また、表示装置6及び第1大入賞装置26の左方には、遊技球が流下可能で、遊技球が入賞可能な抽選入賞口19、及び複数の普通入賞口84、84・・等が設置された左打ち用スペースSLが形成されており、この左打ち用スペースSLを流下させることで、抽選入賞口19への遊技球の入賞が狙えるようになっている。一方、表示装置6及び第1大入賞装置26の右方にも遊技球が流下可能な右打ち用スペースSRが形成されている。この右打ち用スペースSRには、遊技球が通過可能なゲート部材20、開閉動作する可動片を有する可動入賞装置17、遊技球の特別領域56の通過に起因して開成する第2大入賞装置18、及び普通入賞口84が設置されている。そして、この右打ち用スペースSRを流下させることで、ゲート部材20を通過させたり、開動作している可動入賞装置17へ入賞させたり、開成している第2大入賞装置18へ入賞させたりすることができるようになっている。なお、左打ち用スペースSLや右打ち用スペースSRには、多数の遊技釘が植設されている。また、第1大入賞装置26への遊技球の入賞は、左打ち用スペースSL及び右打ち用スペースSRのどちらを流下させても、ほぼ同じ確率で狙うことができる。さらに、遊技領域16の最下端には、当該位置まで到達した遊技球を遊技領域16外へ排出するための排出口47が設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、発射装置10へ供給する遊技球を貯留するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7は前扉4の開放に伴い、貯留皿8はミドル枠5の開放に伴い夫々機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させ、遊技球の遊技領域16への打ち込み強度を調整するためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な遊技ボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する夫々一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15・・が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂大当たり抽選等)を実行するためのメイン制御装置(図示せず)、表示装置6における表示動作等を制御する表示制御装置(図示せず)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置(図示せず)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置(図示せず)、及び表示制御装置や音制御装置等の動作を統合的に制御するサブ制御装置(図示せず)等が設置されている。尚、22は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、27は、アースである。
以上のようなパチンコ機1では、遊技者はハンドル9を回動操作して発射装置10を作動させ、発射通路13を介して遊技球を遊技領域16内へ打ち込み、まずは左打ち用スペースSLを流下させ(所謂左打ちを行い)、抽選入賞口19への遊技球の入賞を狙う。また、遊技球が抽選入賞口19へ入賞すると、表示装置6に所定の小当たり表示がなされた後に、羽根部材52、52が作動して進入口51、51が開放される(すなわち、第1大入賞装置26が開成する)。そこで、左打ちを継続し、第1大入賞装置26の左側から遊技球の第1大入賞装置26への進入(第1大入賞装置26への入賞)、ひいては特別領域56の通過を狙う。そして、遊技球が特別領域56を通過すると、表示装置6に所定のボーナス獲得表示がなされた後、今度は第2大入賞装置18が所定回数にわたり断続的に開成する所謂「大当たり状態」が生起する。そこで、遊技者は、遊技球を右打ち用スペースSRへ打ち込んで流下させる所謂右打ちを行い、断続的に開成する第2大入賞装置18への遊技球の入賞を狙う。なお、第1大入賞装置26へ進入したものの、特別領域56を通過できない遊技球は、何れかのアウト口57を介して遊技盤2の後面側へ排出される。
また、大当たり状態が終了すると、ゲート部材20への遊技球の通過検知に起因して実行される所謂当たり抽選の結果が「当たり」となりやすく、可動入賞装置17が頻繁に開状態となって遊技球の入賞が可能となる所謂サポート状態が生起する。そこで、遊技者は右打ちを継続し、ゲート部材20への遊技球の通過、及び頻繁に開状態となる可動入賞装置17への遊技球の入賞を狙う。そして、遊技球が可動入賞装置17へ入賞すると、表示装置6に所定の小当たり表示がなされた後に、羽根部材52、52が作動して進入口51、51が開放されるため、右打ちを継続し、第1大入賞装置26の右側から遊技球の第1大入賞装置26への進入、ひいては特別領域56の通過を狙う。
上記サポート状態は、羽根部材52、52が作動することによる第1大入賞装置26の開成回数が所定回数に達するまで継続される。したがって、サポート状態中に遊技球が特別領域56を通過する度に、大当たり状態の生起、及び大当たり状態の終了に伴うサポート状態の生起がループすることになる。一方、サポート状態中に遊技球が特別領域56を通過することなく、第1大入賞装置26の開成回数が所定回数に達すると、サポート状態は終了となり、ゲート部材20への遊技球の通過検知に起因して実行される当たり抽選の結果が「当たり」となりにくく(或いは「当たり」とならず)、可動入賞装置17がほぼ開状態とならない(或いは開状態になることがない)遊技開始当初の通常状態へ復帰する。そのため、遊技者は、右打ちを止めて左打ちを行う上記遊技へと戻る。
さらに、第1大入賞装置26内の回転テーブル45A、45Bは、第1大入賞装置26へ遊技球が進入した/しないや、遊技状態が通常状態/サポート状態の何れであるか等に拘わらず、電源投入時から一定の動作パターンにしたがって常に動作している(本実施形態では、左側の回転テーブル45Aは上面視で右回りに、右側の回転テーブル45Bは上面視で左回りに夫々回転しつづけている)。そして、ステージ30上へ送り出された遊技球は、回転テーブル45A、45Bに接触する等しながらステージ30上を前方へ転動し、ステージ30の前縁に到達すると特別領域56を通過するか、若しくは、特別領域56の左右何れかから落下してアウト口57から排出される。
(特別領域部分の説明)
ここで、本発明の要部となる特別領域56周辺の構造について、図4〜図6にもとづき詳細に説明する。
図4は、第1大入賞装置26を前面側から示した説明図である。図5は、ステージ30部分を前斜め上方から示した説明図である。図6は、ステージ30上へ送り出された遊技球の挙動を示した説明図である。
ステージ30の上面は、前方へむかって下降傾斜する傾斜面とされており、該ステージ30の前方には、ステージ30の前面から遊技球1個程度の距離を隔てて、ステージ30の前面を覆う飾り板31が設けられている。そのような飾り板31の左右方向で中央となる位置(ステージ30側で言うと、左右の回転テーブル45A、45Bの左右方向で中央となる位置)には、左右方向へ遊技球1個程度の距離を空けて前後方向へ延びる一組のリブ32、32が、飾り板31の後面から後方へ突設されている。そして、当該リブ32、32は、飾り板31のステージ30の前方への取り付けに伴い、ステージ30の前縁から飾り板31にかけて架設される格好となり、このリブ32、32間が特別領域56となる。なお、飾り板31におけるリブ32、32間となる箇所には、透明な合成樹脂からなる視認窓33とされており、パチンコ機1の前面側から特別領域56を通過する遊技球を視認可能としている。また、飾り板31における視認窓33以外の箇所(後述する装飾片34を含む)は不透明な合成樹脂からなり、その前面には遊技意欲を向上させるような装飾や特別領域56の通過を促すような装飾等、種々の装飾が施されている。
また、飾り板31におけるリブ32、32の左右両側(視認窓33の左右両側でもある)には、上方へ向かうにつれて夫々左右外側に拡がる方向へ直線状に突出する装飾片34、34が設けられており、両装飾片34、34の先端部は、どちらも特別領域56の上側であって、且つ、左右外側に位置している。さらに、ステージ30の前面における特別領域56よりも左右方向で外側となる位置には、特別領域56を通過できずにステージ30の前縁から落下した遊技球(すなわち、特別領域56の左側や右側から落下した遊技球)を、遊技盤2の後面側へ排出するためのアウト口57、57が開設されている。加えて、特別領域56の左右両側におけるステージ30の前面と飾り板31との間には、特別領域56を通過できずにステージ30の前縁から落下した遊技球を夫々各アウト口57へ回収するための回収路58が設けられている。
一方、ステージ30の後端には、上方へ垂直に起立する後壁部36が立設されており、当該後壁部36の左部で回転テーブル45Aの後側となる位置には、主に第1大入賞装置26の左側を流下してきた遊技球が到達する第1送出口37が開設されている。また、この第1送出口37から上流側へ延びる第1の遊技球流路54Aには、第1送出口37の手前で遊技球の流下方向を前後方向とするための湾曲部37aが設けられており、第1送出口37からステージ30上へ送り出された遊技球は、略100%の確率で回転テーブル45Aに接触するようになっている。
また、後壁部36における左右の回転テーブル45A、45Bの左右方向で中央となる位置、すなわち特別領域56の後側となる位置には、主に第1大入賞装置26の右側を流下してきた遊技球が到達する第2送出口38が開設されている。この第2送出口38から上流側へ延びる第2の遊技球流路54Bには、第2送出口38の手前で遊技球の流下方向を前後方向とするための湾曲部38aが設けられており、第2送出口38からステージ30上へ送り出された遊技球は、極めて高い確率で前方へ直進して特別領域56を通過するようになっている。
ここで、上述したようなステージ30及び飾り板31を備えた第1大入賞装置26において、ステージ30上へ送り出された遊技球の挙動に関して具体的に説明する。
第2送出口38からステージ30上へ送り出された遊技球は、上述したように極めて高い確率で前方へ直進する。そして、遊技球P1のように、第2送出口38の前方に位置する特別領域56を通過することになる。とは言え、送り出された遊技球が斜め方向へ回転している等すれば、遊技球P4のように特別領域56の左側や、遊技球P5のように特別領域56の右側に達してしまい、特別領域56を通過することなくアウト口57から排出されることもある。一方、第1送出口37からステージ30上へ送り出された遊技球は、ステージ30上で回転している回転テーブル45Aに接触し、回転テーブル45Aの回転角度等に応じて種々の方向へ弾かれる。そのため、大半は、遊技球P2〜P4のように特別領域56の左側から回収路58へ落下して左側のアウト口57から排出されるか、遊技球P5のように特別領域56の右側から回収路58へ落下して右側のアウト口57から排出されるかする。ただ、確率は低いものの、遊技球P1のように特別領域56を通過することもある。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、特別領域56の前側に配される飾り板31における特別領域56の左右両側となる位置に、上方へ向かうにつれて夫々左右外側に拡がる方向へ突出する装飾片34、34を設け、両装飾片34、34の先端部を、どちらも特別領域56の上側であって、且つ、左右外側に位置させた。したがって、そのような装飾片34、34により、遊技者に特別領域56を注目させるという所謂集中線のような視覚的効果や、特別領域56の左右幅を実際よりも広く見せることができるという視覚的効果が生まれ、ひいては遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することのできるパチンコ機1とすることができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、装飾片に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では、大入賞装置の内部に設けられた特別領域を通過口としているが、別の通過口に装飾片を設けることで、本発明を構成することも可能である。すなわち、上述したような大入賞装置を備えていなくとも、たとえばゲート部材に装飾片を設けることで本発明を構成することは可能である。
また、通過口ではなく、入賞口(たとえば所謂図柄始動口等)に装飾片を設けても上記実施形態の遊技機と同様の視覚的効果を期待することができ、ひいては遊技者が遊技意欲を失うことなく遊技を継続することのできる遊技機とすることができる。
さらに、遊技球が通過口を通過した際に成立する所定条件についても、上記実施形態では第2大入賞装置の開成のための条件が成立するとしているが、他の条件が成立するように構成することは勿論可能である。たとえば、通過口の通過を起因として何らかの抽選が実行される(所定条件とは抽選の実行のための条件である)としてもよいし、他の部材が作動するとしてもよい。これは、上述したように通過口に代えて入賞口を採用した場合も同様で、たとえば入賞口への入賞を起因として所謂大当たり抽選が実行される(所定条件とは大当たり抽選の実行のための条件である)としたり、所定数の賞品球が払い出される(所定条件とは賞品球の払い出しのための条件である)としてもよい。
さらにまた、装飾片の形状についても上記実施形態の形状に何ら限定されることはなく、たとえば上記実施形態では直線状に延ばしているが、上側若しくは下側へ湾曲しながら延びるような形状としてもよい。なお、言うまでもなく、左右の装飾片が対称形状である必要はない。
またさらに、上記実施形態では、装飾片の基部からして通過口の左右外側に隣接した位置に位置しているが、装飾片の基部を、通過口の左右方向で内側まで(もちろん、通過口の前面において)延ばしてもよい。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機について説明しているが、本発明は、たとえば封入式パチンコ機等といった他の遊技機に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、通過口、入賞口、装飾片等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、前記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項であるため、あえて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、本発明に係る権利範囲に含まれることは勿論である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1・・パチンコ機(遊技機)、26・・第1大入賞装置、31・・飾り板、32・・リブ、33・・視認窓、34・・装飾片、56・・特別領域(通過口)。

Claims (2)

  1. 遊技球が通過可能な通過口を備えており、遊技球の前記通過口の通過に伴い遊技に係る所定条件が成立する遊技機であって、
    前記通過口の左右両側に、前面が装飾面とされ、上方へ向かうにつれて左右外側へ拡がる方向へ延びる装飾片が夫々設けられており、
    前記装飾片の先端が、前記通過口よりも上方に位置し、且つ、前記通過口よりも左右外側に位置していることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が入賞可能な入賞口を備えており、遊技球の前記入賞口への入賞に伴い遊技に係る所定条件が成立する遊技機であって、
    前記入賞口の左右両側に、前面が装飾面とされ、上方へ向かうにつれて左右外側へ拡がる方向へ延びる装飾片が夫々設けられており、
    前記装飾片の先端が、前記入賞口よりも上方に位置し、且つ、前記入賞口よりも左右外側に位置していることを特徴とする遊技機。
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