JP2019030360A - 折り畳み自転車の収納バッグ - Google Patents

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勝義 池田
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Abstract

【課題】保管用収納袋を必要とせず、折り畳んだ後の持ち運びに便利な折り畳み自転車の収納バッグを提供する。
【解決手段】折り畳んだ自転車を支持する底板部2と、折り畳んだ自転車の全体を覆うカバー体3と、持ち運び用の第1のベルトと、カバー体3に一体に取り付けられた状態でカバー体3内に設けられる袋部材6とを備える。カバー体3には折り畳んだ自転車を出し入れするための開閉可能な出し入れ口34が設けられている。袋部材6は前面部61および背面部62と、前面部61と背面部62との間にカバー体3の折り込み空間部を形成する襠部63とを備える。背面部62には持ち運び用の第2のベルト7a,7bが装着されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、折り畳んだ自転車を収納して持ち運ぶのに使用される折り畳み自転車の収納バッグに関し、この発明は特に、自転車の取出し後はコンパクトに折り畳むことが可能な折り畳み自転車の収納バッグに関する。
従来、折り畳み自転車の収納バッグ(以下、単に「収納バッグ」という。)として、種々の形態のものがあり、先般、キャスター付きの収納バッグが提案された(例えば、特許文献1参照)。この収納バッグは、本体部とバンド部材と保管用収納袋とからなる。本体部は、折り畳んだ自転車を収納するためのもので、折り畳み自転車を取り出した後は、底面部の略中央部で二つ折りし、その二つ折りされた底面部間に、他の部分である本体部の全てを挟み込んで小さく折り畳むようになっている。バンド部材は、この折り畳み状態の本体部を巻回して固定するためのものである。バンド部材により固定された二つ折りの収納バッグは保管用収納袋に収納される。なお、折り畳み自転車は、折り畳むことが可能なようにフレーム構造に折り畳み機構が設けられたものである。
特開2017−23257号公報
上記した収納バッグは、折り畳んだ自転車を収納するための本体部とは別に、折り畳まれた本体部を収納するための保管用収納袋を必要とし、部品点数が多くなる。また、保管用収納袋を持参するのを忘れたり、紛失したりすると、本体部を収納できず、持ち運びに支障をきたす。さらに、本体部を収納した保管用収納袋は、自転車のシートポストに取り付けられるが、その取付作業に手間がかかるうえ、取外し作業にも手数を要するという問題がある。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、保管用収納袋を必要とせず、折り畳んだ後の持ち運びに便利な折り畳み自転車の収納バッグを提供することを目的とする。
この発明による折り畳み自転車の収納バッグは、折り畳んだ自転車を下方より支持するための底板部と、底板部上に設けられ折り畳んだ自転車の全体を覆うことが可能なカバー体と、カバー体に装着される持ち運び用の第1のベルトと、前記カバー体に一体に取り付けられた状態でカバー体内に設けられる袋部材とを備えている。カバー体には折り畳んだ自転車を出し入れするための開閉可能な出し入れ口が設けられている。袋部材は、前面部および背面部と、前面部と背面部との間にカバー体の折り込み空間部を形成するための襠部とを備えている。背面部には持ち運び用の第2のベルトが装着されている。
上記した構成の収納バッグを展開し、カバー体の出し入れ口を開いてカバー体内に折り畳んだ自転車を収納する。自転車はカバー体内の底板部上に支持される。カバー体の出し入れ口を閉じると、折り畳んだ自転車はカバー体により全体が覆われる。収納バッグは持ち運び用の第1のベルトを利用して持ち運ぶ。
自転車に乗るときは、カバー体の出し入れ口を開いてカバー体内より折り畳んだ自転車を取り出した後、収納バッグを折り畳む。この場合、袋部材はカバー体に一体に取り付けられた状態でカバー体内に設けられているので、袋部材が有するカバー体の折り込み空間部にカバー体を折り込むことで、収納バッグは折り畳まれる。折り畳み後は、背面部に持ち運び用の第2のベルトが装着されているので、第2のベルトによって折り畳んだ収納バッグを背負う。
この発明の好ましい実施形態においては、前記袋部材は、前記背面部の裏面の側が前記カバー体の裏面に接合されることによりカバー体に一体に取り付けられており、前記背面部の表面の側と前記前面部の表面の側とが対向する状態でカバー体内に設けられている。
この実施形態によると、収納バッグを折り畳むとき、袋部材の背面部および前面部はそれぞれの表面の側が反対向きとなる状態にした後、前面部と背面部との間のカバー体の折り込み空間部にカバー体を折り込む。
この発明の好ましい実施形態においては、前記袋部材の襠部は、前記背面部の側の端縁が背面部と一体であり、前記前面部の側の端縁が開放されており、前記襠部の開放された端縁と前記前面部との間はカバー体を前記折り込み空間部へ折り込むための開閉可能な開放部を構成している。
この実施形態によると、収納バッグを折り畳むとき、前記袋部材の襠部の開放された端縁を折り返すことにより袋部材の背面部および前面部はそれぞれの表面の側が反対向きとなる状態となるので、前面部と背面部との間のカバー体の折り込み空間部に開放部よりカバー体を折り込んだ後、開放部を閉じる。
好ましい実施形態においては、前記持ち運び用の第1のベルトは、リュック用のベルトとショルダー用のベルトとを含んでいる。
この実施態様によると、折り畳んだ自転車を収納した収納バッグを持ち上げてリュック用のベルトによって背負うことができ、さらに、ショルダー用のベルトによって肩に担ぐこともできる。
さらに好ましい実施形態においては、前記持ち運び用の第1のベルトは、把手用のベルトを含むとともに、前記底板部にはキャスターが回動自由に取り付けられている。
この実施態様によると、折り畳んだ自転車を収納した収納バッグを把手用のベルトを持って引き摺ることで、キャスターが地面上を転がるので、収納バッグを持ち上げることなく運ぶことができる。
さらに好ましい実施態様においては、前記持ち運び用の第2のベルトは、リュック用のベルトである。
この実施態様によると、折り畳んだ収納バッグはリュック用のベルトによって背負うことができ、自転車走行の邪魔にならない。
好ましい実施形態においては、前記底板部は、折り畳んだ自転車のタイヤが嵌まる部分を有する合成樹脂製の底板を含んでいる。
この実施態様によると、折り畳んだ自転車のタイヤが底板に嵌まって保持されるので、折り畳んだ自転車はカバー体内での動きが規制され、収納バッグを安定して持ち運ぶことができる。
この発明によれば、カバー体に一体に取り付けられた状態の袋部材にカバー体を折り込むことにより収納バッグを簡単に折り畳むことができるもので、袋部材を紛失するおそれがないので、折り畳みに支障をきたすことがない。また、折り畳んだ収納バッグは持ち運び用の第2のベルトにより持ち運ぶことができるので、折り畳んだ後の持ち運びに便利であり、折り畳み後、速やかに自転車を走行させることができる。
展開した状態の収納バッグを示す斜視図であり、(1)は前面側より見た図、(2)は背面側より見た図である。 底板部を外側から見た斜視図である。 底板部を内側から見た斜視図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 カバー体の出し入れ口を開いた状態を示す収納バッグの斜視図である。 袋部材を開いた状態を示す収納バッグの斜視図である。 折り畳んだ状態の収納バッグの斜視図であり、(1)は前面側より見た図、(2)は背面側より見た図である。 折り畳んだ状態の収納バッグを展開するときの(1)〜(6)の各手順を示す説明図である。 折り畳んだ状態の収納バッグを展開するときの(7)〜(9)の各手順を示す説明図である。
図1は、この発明の一実施例である折り畳み自転車の収納バッグ1の外観を示すもので、(1)は前面側より見た図、(2)は背面側より見た図である。この収納バッグ1は、折り畳んだ自転車を収納するために展開したときの形態(図1(1)(2)に示す形態)と、自転車の取出し後に折り畳んだときの形態(図7(1)(2)に示す形態)の2つの形態を保つことが可能である。
図示の収納バッグ1は、折り畳んだ自転車(図示せず)を下方より支持するための底板部2と、底板部2上に被さるように設けられ折り畳んだ自転車の全体を覆うことが可能な大きさのカバー体3とを備えている。底板部2の一側端には一対のキャスター5,5が回動自由に取り付けられている。カバー体3には、収納バッグ1を持ち運びするための持ち運び用の第1のベルト4として、後述する3種類のベルトが装着されている。
なお、図1(1)(2)に示される展開したときの形態、および図7(1)(2)に示される折り畳んだときの形態において、zを上下方向、xを前後方向、yを左右方向(両側方向)とする。また、展開したときの形態において、後述する第1のリュックベルト41a,41bが設けられている側の面、および折り畳んだときの形態において、後述する第2のリュックベルト7a,7bが設けられている側の面を背面といい、その反対側の面を前面という。
カバー体3は、ポリエステルなどの合成樹脂製の柔軟な生地よりなり、上下方向に長い形態のものであり、同じ外形の前壁部31および背壁部32と、前壁部31の外周縁と背壁部32の外周縁との間に介在する襠部33とを有する。襠部33は、底板部2の一側端から他側端にわたって前壁部31および背壁部32の外周縁に沿って周回しており、全長にわたり一定の幅を有する。
襠部33の幅中央部には、折り畳んだ自転車を出し入れするための開閉可能な出し入れ口34が形成されている。出し入れ口34の開口縁には2個のスライダー36,36の摺動により開閉するファスナー35が装着されている。各スライダー36は、互いに近づく方向へ摺動させると、ファスナー35が閉じ、離れる方向へ摺動させると、ファスナー35が開く。2個のスライダー36が突き当たった状態(図1(1)(2)に示す状態)のとき、ファスナー35は全閉の状態となる。2個のスライダー36がファスナー35の両端に位置するとき、ファスナー35は全開の状態となる。
持ち運び用の第1のベルト4は、収納バッグ1を背負うために両肩に掛けられるリュック用のベルト(以下「第1のリュックベルト」という。)41a,41bと、収納バッグ1を引き摺るために手で把持される把手用のベルト(以下「把手ベルト」という。)42と、収納バッグ1を担ぐために一方の肩に掛けられるショルダー用のベルト(以下「ショルダーベルト」という。)43とを含んでいる。
第1のリュックベルト41a,41bは、背壁部32の上部位置と下部の両側位置との間に装着される。把手ベルト42は、キャスター5と反対側の上部位置であって、襠部33を跨ぐように前壁部31と背壁部32との間に装着されている。ショルダーベルト43は上部位置であって襠部33の両側部間に装着されている。リュックベルト41a,41bおよびショルダーベルト43は長さ調節が可能である。また、把手ベルト42とショルダーベルト43はカバー体3より取り外すことが可能である。
図2〜図4は、底板部2の構成を示している。図2は、底板部2を下方より見た図である。図3は、底板部2をカバー体3の内部より見た図である。図4は、図3のA−A線に沿って断面した図である。
底板部2は、第1の底板21と、第1の底板21上にネジ20により固定される第2の底板22とを含む。第1、第2の各底板21,22は、容易に変形しない硬質の合成樹脂により形成されている。第1の底板21は、カバー体3の襠部33の幅とほぼ同じ幅であり、前壁部31および背壁部32の幅と同じ長さを有している。第1の底板21の両側端には立ち上がり壁23,24が一体形成されている。
一方の立ち上がり壁24には一対のキャスター5,5を回動自由に支持する一対の軸受部25,25が一体に形成されている。他方の立ち上がり壁23の近傍には一対の脚部50,50が取り付けられている。キャスター5と脚部50とは収納バッグ1が水平の姿勢に保たれるように下方へ同じ寸法だけ突き出ている。この実施形態では、キャスター5は底板部2の一側端にのみ設けているが、底板部2の両側端に設けてもよい。なお、キャスター5は全体が合成樹脂製であるが、外周面をゴムで覆ったものであってもよい
第2の底板22は、カバー体3の襠部33の幅とほぼ同じ幅であり、前壁部31および背壁部32の幅より短い長さを有している。第2の底板22の両側端には立ち上がり壁26,27が一体形成されている。この立ち上がり壁26,27間に折り畳んだ自転車のタイヤ9が嵌まり、これによりカバー体3内で自転車が安定状態で支持される。第1の底板21の外面は柔軟な合成樹脂製の表地28により覆われている。また、第2の底板22上には柔軟な合成樹脂製の布カバー29が被せられている。
カバー体3の前壁部31の内面には、図5および図6に示すように、カバー体3を折り畳んで折り込むための開閉可能な袋部材6が一体に取り付けられている。なお、図5は、カバー体3の出し入れ口34を全開にした状態を示し、図6は、さらに袋部材6を開放した状態を示している。
袋部材6は、カバー体3と同じ柔軟な生地により形成されており、表面同士または裏面同士を互いに対向させることが可能な前面部61および背面部62と、前面部61の外周縁と背面部62の外周縁との間に介在し裏面同士が対向した状態にある前面部61と背面部62との間に後述するカバー体3の折り込み空間部Sを形成する襠部63とで構成されている。なお、図5および図6に示す状態では、前面部61と背面部62とは表面同士が対向している。
前面部61は表面側にファスナー64の付いたポケット65を有している。背面部62は表面側に持ち運び用の第2のベルトとしてリュック用のベルト(以下「第2のリュックベルト」という。)7a,7bが装着されている。ここで、前面部61および背面部62は、図7(1)(2)に示す折り畳んだ状態において、表に出る側を「表面」、表に出ない側を「裏面」と呼ぶ。背面部62は裏面の全体がカバー体3の前壁部31の内面に一体に接合されており、これにより袋部材6はカバー体3に一体に取り付けられている。
前面部61および背面部62は横に長い矩形状であり、横幅がカバー体3の前壁部31の下部の横幅とほぼ一致し、縦幅が前壁部31の縦幅(高さ)のほぼ半分である。背面部62の下端縁は底板部2の近傍に位置し、上端縁は前壁部31の高さ中央部に位置する。襠部63は、一定の幅を有し、一方の端縁が全周にわたって背面部62の外周縁に縫着されている。襠部63の他方の端縁は、一辺(下端縁)のみが前面部61の下端縁に一体に縫着されており、他の三辺(両側端縁と上端縁)は開放され、これにより襠部63は折り返しが可能である。折り返された状態の襠部63の開放された端縁と前面部61の両側縁との間および上端縁との間は、カバー体3を折り込むための開閉可能な開放部60を構成する。
三辺にわたる開放部60には、2個のスライダー67,67により開閉されるファスナー66が取り付けられている。各スライダー67を互いに近づく方向へ摺動させたときファスナー66は閉じ、離れる方向へ摺動させたときファスナー66は開く。2個のスライダー67が突き当たった状態(図5に示す状態)のとき、ファスナー66は全閉の状態である。2個のスライダー67がファスナー66の両端に位置した状態(図6に示す状態)のとき、ファスナー66は全開の状態である。収納バッグ1を展開したり折り畳んだりする際、ファスナー66を全開の状態とする。なお、図5および図6において、37はカバー体3内に収納した自転車を固定するためのベルトである。
収納バッグ1を展開した状態では、袋部材6は、背面部62の表面側62Aと前面部61の表面側61Aとが互いに向き合う。この展開した状態から折り畳んだ状態にするには、ファスナー66を全開にして、開放部60を開放した後、背面部62の表面側62Aと前面部61の表面側61Aとが反対向き(外向き)となるように反転させる必要がある。
図6において、矢印P,Qは反転操作を示している。矢印Pで示すように、カバー体3の前壁部31をカバー体3の背壁部32の後方へ折り返し、さらに、矢印Qで示すように、袋部材6の襠部63を反対側へ折り返すことにより、袋部材6の背面部62の表面側62Aと前面部61の表面側61Aとを反対向きの状態とし、つぎに、前面部61と背面部62との間であって襠部63により形成されるカバー体3の折り畳み空間部にカバー体3の前壁部31、背壁部32、および襠部33を折り畳んで折り込む。これによって収納バッグ1は折り畳まれる。
後述する図8−1(3)には、上記したカバー体3の折り込み空間部Sと、折り畳み空間部Sにカバー体3が折り畳まれた状態とが示されている。この折り込み空間部Sは、背面部62と一体の襠部63の内側に形成されるもので、この折り込み空間部Sに底板部2と共にカバー体3が折り畳まれて折り込まれている。折り込み空間部S上に前面部61を被せ、襠部63の開放部60をファスナー66によって閉じることで、収納バッグ1は図7(1)(2)に示す折り畳んだ状態となる。
折り畳まれた状態の収納バッグ1は、外壁面が縦に長い矩形状の前面部61および背面部62と、前面部61と背面部62の周縁部間に介在する襠部63とで構成されている。図7(1)に示される前面部61は、ファスナー64の付いたポケット65を有する。図7(2)に示される背面部62は、折り畳まれた状態の収納バッグ1を背負うための第2のリュックベルト7a,7bが装着されている。襠部63の開放された端縁と前面部61の外周縁との間の開放部60はファスナー66により閉じられている。
第2のリュックベルト7a,7bは、上下方向の位置調整が可能なバックル71a,71bと、各バックル71a,71bに内向きに取り付けられた連結ベルト72a,72bとを備えている。各連結ベルト72a,72bは長さ調節が可能であり、各連結ベルト72a,72bの先端部は互いに係脱が可能となっている。なお、折り畳んだ収納バッグ1を持ち運ぶベルトとして、第2のリュックベルト7a,7bに代えて、ショルダーベルトや手提げベルトを用いることができる。
図8−1(1)〜(6)および図8−2(7)〜(9)は、折り畳んだ状態の収納バッグ1を展開するときの手順を示している。
図8−1(1)に示す折り畳んだ状態では、袋部材6の内部に底板部2およびカバー体3が収まっており、前面部61の外周縁と襠部63の開放端縁との間の開放部60のファスナー66が閉じられている。スライダー67,67を矢印aの方向へ摺動させ、終端まで移動させてファスナー66を開くことで、開放部60は図8−1(2)に示す全開の状態となる。
図8−1(3)は、前面部61を図8−1(2)の矢印bの方向へ開いた状態を示す。背面部62および襠部63に囲まれた折り込み空間部Sにはカバー体3が折り畳まれて折り込まれており、前壁部31の上部31aが見えている。
図8−1(4)は、前壁部31の上部31aを、図8−1(3)の矢印cで示すように、前面部61と反対側へ開いた状態を示しており、これにより背壁部32の上部32aが出現する。
図8−1(5)は、背壁部32の全体を、図8−1(4)の矢印dで示すように、袋部材6の前面部61上に引き出した状態を示しており、これにより背壁部32の第1のリュックベルト41a,41bの全体が現れる。
図8−1(6)は、背壁部32を図8−1(5)の矢印eで示すように、前壁部31の上部31a上に折り返した状態を示しており、これにより袋部材6の襠部63内に嵌まった状態の底板部2が現れる。このように、図8−1(3)の折り込み状態においては、袋部材6の背面部62および襠部63により形成される折り込み空間部Sに底板部2が嵌まり、底板部2上にカバー体3の背壁部32が折り畳まれて重ねられ、その上にカバー体3の前壁部31の上部31aが折り重ねられている。
図8−2(7)は、図8−1(6)の状態のものを、矢印fで示すように上下反転させた状態を示しており、これにより袋部材6の前面部61の表面側61A、第2のリュックベルト7a,7bを有する背面部62の表面側62A、前壁部31の上部31a、および背壁部32の第1のリュックベルト41a,41bが出現する。
つぎに、袋部材6の襠部63を背面部62の表面側62Aに折り返し、袋部材6の前面部61を、図8−2(7)の矢印gで示すように、背面部62上に折り重ねた後、図8−2(8)に示すように、スライダー67,67を摺動させてファスナー66を閉じると、開放部60は全閉の状態となる。
図8−2(9)は、前壁部31を、図8−2(8)の矢印hで示すように、カバー体3の背壁部32と反対方向へ開いた状態を示しており、これにより底板部2の下面が出現する。そして、全体を上下反転させれば、底板部2の内部が上方を向き、カバー体3が開放された状態となるので、折り畳んだ自転車のタイヤを底板部2上に支持させ、カバー体3を閉じることにより、自転車を収納バッグ1で覆うことができる。
上記した構成の収納バッグ1を図8−1(1)〜(6)および図8−2(7)〜(9)に示した手順により展開した後、カバー体3の出し入れ口34を開いてカバー体3内に折り畳んだ自転車を収納する。自転車はカバー体3内の底板部2の第2の底板22上に支持される。カバー体3の出し入れ口34を閉じると、折り畳んだ自転車はカバー体3により全体が覆われる。地面上をキャスター5が転がるので、把手ベルト42を手に持ち、収納バッグ1を引き摺るようにして持ち運ぶことができる。また、第1のリュックベルト41a,41bにより収納バッグ1を背負ったり、ショルダーベルト43により収納バッグ1を肩に掛けたりして、持ち上げて運んでもよい。
つぎに、自転車に乗るときは、カバー体3の出し入れ口34を開いてカバー体3内より折り畳んだ自転車を取り出した後、収納バッグ1を折り畳む。この場合、カバー体3内に袋部材6が一体に設けられているので、袋部材6の前面部61と背面部62とを、裏面同士が対向する状態にして、襠部63によって形成されるカバー体3の折り込み空間部Sにカバー体3を折り畳んで折り込み、開放部60を閉じることで収納バッグ1はコンパクトに折り畳まれる。折り畳み後は、背面部62に第2のリュックベルト7a,7bが装着されているので、この第2のリュックベルト7a,7bによって折り畳んだ状態の収納バッグ1を背負うことができる。
1 収納バッグ
2 底板部
3 カバー体
4 持ち運び用の第1のベルト
5 キャスター
6 袋部材
7a,7b 第2のリュックベルト(持ち運び用の第2のベルト)
22 第2の底板
26,27 立ち上がり壁
31 前壁部
32 背壁部
33 襠部
34 出し入れ口
41a,41b 第1のリュックベルト
42 把手ベルト
43 ショルダーベルト
60 開放部
61 前面部
62 背面部
63 襠部

Claims (7)

  1. 折り畳んだ自転車を下方より支持するための底板部と、前記底板部上に設けられ折り畳んだ自転車の全体を覆うことが可能なカバー体と、前記カバー体に装着される持ち運び用の第1のベルトと、前記カバー体に一体に取り付けられた状態でカバー体内に設けられる袋部材とを備え、前記カバー体には折り畳んだ自転車を出し入れするための開閉可能な出し入れ口が設けられており、前記袋部材は、前面部および背面部と、前記前面部と背面部との間にカバー体の折り込み空間部を形成するための襠部とを備え、前記背面部には持ち運び用の第2のベルトが装着されてなる折り畳み自転車の収納バッグ。
  2. 前記袋部材は、前記背面部の裏面の側が前記カバー体の裏面に接合されることによりカバー体に一体に取り付けられており、前記背面部の表面の側と前記前面部の表面の側とが対向する状態でカバー体内に設けられている請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
  3. 前記袋部材の襠部は、前記背面部の側の端縁が背面部と一体であり、前記前面部の側の端縁が開放されており、前記襠部の開放された端縁と前記前面部との間はカバー体を前記折り込み空間部へ折り込むための開閉可能な開放部を構成している請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
  4. 前記持ち運び用の第1のベルトは、リュック用のベルトとショルダー用のベルトとを含んでいる請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
  5. 前記持ち運び用の第1のベルトは、把手用のベルトを含んでおり、前記底板部にはキャスターが回動自由に取り付けられている請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
  6. 前記持ち運び用の第2のベルトは、リュック用のベルトである請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
  7. 前記底板部は、折り畳んだ自転車のタイヤが嵌まる部分を有する合成樹脂製の底板を含んでいる請求項1に記載の折り畳み自転車の収納バッグ。
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