JP2019030277A - 手持式エンジン作業機 - Google Patents

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亮介 伊藤
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Abstract

【課題】刈払機のような支持棹の後端部にエンジンを設けた手持式エンジン作業機で、点火プラグの頭部を覆うプラグキャップの上面が高温となるのを防ぐようにする。
【解決手段】手持式エンジン刈払機10は、支持棹11の後端部に設けられたエンジン20と、支持棹11の前端部に設けられてエンジン20により駆動される被駆動部12と、支持棹11の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドル14(14a,14b)とを備え、エンジン20の前部には燃焼室25に点火する点火プラグ30と、点火プラグ30の上部にはこれを覆うプラグキャップ31が配設され、プラグキャップ31の上面と点火プラグ30の頭部が配置された位置との間には断熱空気層31dを有した断熱部31cを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、刈払機等の支持棹の後端部にエンジンを備えた手持式エンジン作業機に関する。
特許文献1には刈払機の発明が開示されている。特許文献1の刈払機は、支持棹の後端部に設けたエンジンと、支持棹の前端部に設けた回転刃と、支持棹の内部に設けられてエンジンの駆動を回転刃に伝達する動力伝達軸と、支持棹の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドルとを備えている。エンジンの駆動は動力伝達軸により回転刃に伝達され、回転刃は支持棹の前端部でエンジンの駆動を受けて回転する。この刈払機を用いて草刈り作業をするときには、作業者は支持棹が作業者の横側にて斜め前後に延びるように操作ハンドルを把持し、支持棹の前端部にて回転する回転刃を地面に沿って左右に揺動することで、地面に生える草を刈り取るようにする。
特開2013-050084号公報
特許文献1の刈払機においては、支持棹の後端部に設けたエンジンを駆動させたときに、エンジンは燃焼室内にて燃料が燃焼することで高温となっており、燃焼室の熱がエンジンの前部に設けた点火プラグにも伝達されている。点火プラグの頭部にはゴム製のプラグキャップが設けられているものの、ゴム製のプラグキャップも点火プラグを介して伝わる燃焼室の熱によって高温となることがあった。支持棹を作業者の横側にて斜め前後に延びるように操作ハンドルを把持して草刈り作業をするときに、ハンドルを把持する腕の肘が支持棹の後端部のエンジンの近傍に位置するので、肘が高温となったプラグキャップに接触するおそれがあった。本発明は、刈払機のような支持棹の後端部にエンジンを設けた手持式エンジン作業機で、点火プラグの頭部を覆うプラグキャップの上面が高温となるのを防ぐようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、支持棹の後端部に設けられたエンジンと、支持棹の前端部に設けられてエンジンにより駆動される被駆動部と、支持棹の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドルとを備えた手持式エンジン作業機であって、エンジンの前部には燃焼室に点火する点火プラグと、点火プラグの頭部にはこれを覆うプラグキャップが配設され、プラグキャップの上面と点火プラグの頭部が配置された位置との間には断熱空気層を有した断熱部を備えたことを特徴とする手持式エンジン作業機を提供するものである。
上記のように構成した手持式エンジン作業機においては、作業者は支持棹が作業者の横側にて前後に延びるように操作ハンドルを把持して手持式エンジン作業機を用いて作業をしたときに、操作ハンドルを把持する作業者の腕の肘が支持棹の後端部に設けたエンジンのプラグキャップに接触するおそれがある。この手持式エンジン作業機では、エンジンを駆動させたときの燃焼室の熱が点火プラグ及び点火プラグの頭部を覆うプラグキャップに伝達するが、プラグキャップの上面と点火プラグの頭部が配置された位置との間には断熱空気層を有した断熱部を備えたので、プラグキャップの上面が熱くならないようにすることができた。
上記のように構成した手持式エンジン作業機の一実施形態においては、プラグキャップの上面より下側に形成した凹部または貫通孔によって断熱部の断熱空気層を形成してもよい。また、手持式エンジン作業機の他の実施形態においては、プラグキャップの上面に形成した凹部によって断熱部の断熱空気層を形成してもよい。
本発明の手持式エンジン作業機の一実施形態であるの手持式エンジン刈払機の斜視図である。 エンジンの前後方向に沿った縦断面図である。 プラグキャップの斜視図である。 プラグキャップの側面図である。 A−A断面図である。 他の実施形態のプラグキャップの側面図である。
以下、本発明の手持式エンジン作業機の一実施形態である手持式エンジン刈払機を添付図面を参照して説明する。図1に示したように、手持式エンジン刈払機10は、前後方向に延びる細長い円筒形をした支持棹11と、支持棹11の前端部に設けられたカッタユニット(被駆動部)12と、支持棹11の後端部に設けられたエンジン20と、支持棹11の内部に設けられてエンジン20の駆動をカッタユニット12に伝達する動力伝達軸13と、支持棹11の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドル14とを備えている。
図1に示したように、カッタユニット12は支持棹11の前端に固定された前端ハウジング12aを備えている。前端ハウジング12a内には下側に突出する回転軸(図示省略)が回転可能に軸支されており、回転軸の先端部には前端ハウジング12aの下側で回転刃12bが取り付けられている。また、回転軸の基端部には前端ハウジング12a内でベベルギヤが固定されており、このベベルギヤには動力伝達軸13の先端に固定されたベベルギヤが係合されている。動力伝達軸13は後述するエンジンの駆動によって回転し、動力伝達軸13の回転はベベルギヤ対によって回転軸に伝達され、回転刃12bは回転軸とともに回転する。
図1に示したように、支持棹11の前後方向の中間部には作業者が把持する操作ハンドル14が設けられており、この実施形態の操作ハンドル14は環状に形成されたループハンドル14aと、ループハンドル14aの後側で支持棹11に設けたグリップハンドル14bとを備えている。グリップハンドル14bにはトリガスイッチ14cが設けられており、トリガスイッチ14cの操作によってエンジン20が駆動する。なお、操作ハンドル14は上述したループハンドル14aとグリップハンドル14bに限られるものでなく、略U字形をしたU字形ハンドルを用いたものであってもよい。
図2に示したように、エンジン20は周知の内燃機関よりなり、エンジン本体21と、エンジン本体21を覆うエンジンケース22とを備えている。エンジン本体21は下部にクランクハウジング23aと上部にシリンダ23bとを一体的に設けたシリンダブロック23を備え、シリンダブロック23内にはピストン24が上下方向に往復動可能に収容されている。ピストン24の上面とシリンダブロック23の上端部のシリンダヘッド23cとの間が燃焼室25となっている。シリンダヘッド23cには気化器で生成した混合気を燃焼室25に導く吸気ポートと、燃焼室25で発生した排気ガスを排気マフラに導く排気ポートが設けられている(何れも図示省略)。
クランクハウジング23aにはクランクシャフト26が設けられており、クランクシャフト26は前後方向を軸線方向とした軸線回りに回転可能に支持されている。クランクシャフト26にはコネクティングロッド27を介してピストン24が連結されており、ピストン24の上下方向の往復運動がクランクシャフト26の回転運動に変換される。クランクシャフト26の前端部にはフライホイール28が設けられており、フライホイール28はクランクシャフト26の回転を安定させるとともにエンジン20内を冷却する機能を有している。クランクシャフト26の前端部にはフライホイール28より前側に遠心クラッチ29が設けられており、遠心クラッチ29はクランクシャフト26の回転数が所定値以上となるとクランクシャフト26の回転を支持棹11内の動力伝達軸13に伝達する。
図2に示したように、シリンダヘッド22cの前部には斜め前方に傾斜するプラグホール23dが形成されており、プラグホール23dには点火プラグ30が着脱可能に取り付けられている。点火プラグ30は火花放電によって燃焼室25内の混合気を点火するものである。点火プラグ30の頭部にはプラグ端子30aが設けられており、このプラグ端子30aにはイグニッションコイル等で生成した高圧電流を供給するコード(図示省略)が接続されている。点火プラグ30はエンジンケース22の前部に形成した孔部22aから上側に取り出し可能となっており、点火プラグ30の頭部にはプラグキャップ31が着脱可能に取り付けられている。
図2〜図4に示したように、プラグキャップ31はプラグ端子30a及びこれに接続したコードを保護するとともに、作業者がエンジンケース22の孔部22aから露出する点火プラグ30を直接触れないようにすることを目的としたものである。プラグキャップ31は点火プラグ30の頭部に嵌合させて取り付ける筒形をした嵌合取付部31aと、嵌合取付部31aの上部と連通してコードを保護する筒形をしたコード保護部31bと、嵌合取付部31aとコード保護部31bの上側に設けられて燃焼室25の熱が点火プラグ30を介して外側に伝わるのを抑制する断熱部31cとを備え、これらをゴム等の弾性部材を用いて一体的に成形したものである。
断熱部31cはプラグキャップ30の上面と点火プラグ30の頭部が配置された位置である嵌合取付部31aとの間で厚みのある板状に形成されている。断熱部31cにはプラグキャップ31の上面より下側にて左右方向の両側に凹部よりなる断熱空気層31dが形成されており、この断熱空気層31dは断熱部31cの断熱効果を高める機能を有している。なお、この断熱空気層31dは断熱部31cの左右両側部に形成した凹部よりなるが、これに限られるものでなく、左右両側を貫通する貫通孔としたものであってもよい。
上記のように構成した手持式エンジン刈払機10を用いた草刈り作業について説明する。草刈り作業をする作業者は、支持棹11が作業者の右側(横側)で前後に延びるように左手でループハンドル14aを把持し右手でグリップハンドル14bを把持する。グリップハンドル14bを把持した右手の手指でトリガスイッチ14cを操作すると、回転刃12bが支持棹11の前端部にてエンジン20の駆動を受けて回転する。支持棹11の前端部で回転する回転刃12bを草の生える地面に沿って左右に揺動させると、地面に生える草は回転する回転刃12bによって刈り取られる。
上記のように構成した手持式エンジン刈払機10においては、支持棹11の後端部に設けたエンジン20を駆動させたときに、エンジン20は燃焼室25内にて混合気(燃料)が燃焼することで高温となり、燃焼室25の熱は点火プラグ30にも伝達されることとなる。点火プラグ30に伝わった熱はさらにゴム製のプラグキャップ31にも伝わることとなる。上述したように、草刈り作業をする作業者は、支持棹11が作業者の横側にて前後に延びるように操作ハンドル14a,14bを把持して草刈り作業をしたときに、グリップハンドル14bを把持する作業者の腕の肘が支持棹11の後端部に設けたエンジン20のプラグキャップ31に接触するおそれがある。
この手持式エンジン刈払機10においては、支持棹11の後端部に設けたエンジン20の前部には点火プラグ30と、点火プラグ30の頭部にはこれを覆うプラグキャップ31が配設され、プラグキャップ31の上面と点火プラグ30の頭部が配置された位置との間には断熱空気層31dを有した断熱部31cを備えている。このようにしたことで、プラグキャップ31の上面が熱くならないようにすることができ、草刈り作業をする作業者のグリップハンドル14bを把持する腕の肘がプラグキャップ31に接触しても、グリップハンドル14bを把持する腕の肘が熱くならないようにすることができた。
上記の実施形態の手持式エンジン刈払機10においては、プラグキャップ31の上面より下側に形成した凹部によって断熱部31cの断熱空気層31dを形成したが、本発明はこれに限られるものでなく、図6に示したように、プラグキャップ31の上面に形成した凹部(図中の破線にて示した)によって断熱部31cの断熱空気層31dを形成してもよい。
本発明は手持式エンジン作業機の一実施形態として手持式エンジン刈払機10を用いて説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、支持棹の後端部に設けられたエンジンと、支持棹の前端部に設けられてエンジンにより駆動される被駆動部となるガイドバーとソーチェーンよりなるカッタユニットと、支持棹の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドルとを備えた手持式エンジンポールソーのような手持式エンジン作業機であってもよい。
10…手持式エンジン作業機(手持式エンジン刈払機)、11…支持棹、12…被駆動部(カッタユニット)、14(14a,14b)…操作ハンドル(ループハンドル、グリップハンドル)、20…エンジン、25…燃焼室、30…点火プラグ、31…プラグキャップ、31d…断熱空気層。

Claims (3)

  1. 支持棹の後端部に設けられたエンジンと、
    前記支持棹の前端部に設けられて前記エンジンにより駆動される被駆動部と、
    前記支持棹の前後方向の中間部に設けられて作業者が把持する操作ハンドルとを備えた手持式エンジン作業機であって、
    前記エンジンの前部には燃焼室に点火する点火プラグと、前記点火プラグの頭部にてこれを覆うプラグキャップが配設され、
    前記プラグキャップの上面と前記点火プラグの頭部が配置された位置との間には断熱空気層を有した断熱部を備えたことを特徴とする手持式エンジン作業機。
  2. 請求項1に記載の手持式エンジン作業機において、
    前記プラグキャップの上面より下側に形成した凹部または貫通孔によって前記断熱部の断熱空気層を形成したことを特徴とする手持式エンジン作業機。
  3. 請求項1に記載の手持式エンジン作業機において、
    前記プラグキャップの上面に形成した凹部によって前記断熱部の断熱空気層を形成したことを特徴とする手持式エンジン作業機。
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