JP2019029793A - 枠体、およびテレビジョン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造しやすい枠体、およびテレビジョン装置を提供する。【解決手段】周辺部で、分割されたスペーサ4を介して板体3に固着される枠体10である。スペーサのつなぎ目部分9の位置に、枠体の厚み方向に貫通する、封止剤充填用の切り欠き20を有する。好ましくは、枠体の厚み方向における切り欠きの幅が、スペーサのつなぎ目部分に向けて次第に小さく形成されている。さらに好ましくは、枠体が矩形状に形成され、切り欠きが枠体のコーナ部分に設けられている。【選択図】図4
Description
本発明は、枠体、およびテレビジョン装置に関し、詳細には、周辺部でスペーサを介して板体に固着される枠体、およびテレビジョン装置に関する。
浴室や台所などの水回りで使用される電子機器には、水を電子機器の内部に浸入させないことが要求される。例えば、特許文献1には、画面を保護する板体(透明パネル)と画面を保持する枠体(筐体)を防水用スペーサで固定する防水構造が開示されている。詳しくは、短冊状のスペーサを枠体の前面に貼付し、枠体にはスペーサのつなぎ目部分の位置に、枠体の前面と後面とを貫通する孔を形成し、この孔に封止剤(充填剤)を充填している。
しかしながら、上記特許文献1に記載の孔は、枠体の後方に向けて突出した筒状に形成されており、封止剤を孔に充填した場合、この封止剤が孔の途中で留まって、スペーサのつなぎ目部分にまで到達しているかを確認し難い。このため、枠体を製造しやすくすることが望まれる。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、製造しやすい枠体、およびテレビジョン装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する、封止剤充填用の切り欠きを有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記枠体の厚み方向における前記切り欠きの幅が、前記スペーサのつなぎ目部分に向けて次第に小さく形成されていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体のコーナ部分に設けられていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記枠体が、前記コーナ部分で分離可能に形成されていることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体の辺部分に設けられていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段において、前記切り欠きが、前記枠体の内周側に開いていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段において、前記切り欠きが、前記枠体の外周側に開いていることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1から第7のいずれか1の技術手段において、前記スペーサが防水用であることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1から第8のいずれか1の枠体を搭載したテレビジョン装置であることを特徴としたものである。
本発明によれば、切り欠きにすれば、封止剤を充填した場合に、この封止剤が切り欠きの途中に留まり難くなり、封止剤が、スペーサのつなぎ目部分にまで到達しているかを容易に確認できる。また、スペーサの幅が小さくなると、従来のような孔の場合には、孔径も小さくなるので、封止剤を充填し難くなるが、切り欠きにすれば、スペーサの幅の変化の影響を受け難くなる。よって、枠体を製造しやすい。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の枠体、およびテレビジョン装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるテレビジョン装置の外観の一例を示す図である。テレビジョン装置1は、例えば、浴室や台所などの水回りで使用可能に形成されており、パネルモジュール2、背面筐体17を有し、背面筐体17の中央位置には、テレビジョン装置1を支持するスタンド19が設置される。なお、背面筐体17において、スタンド19の側方には電源スイッチ18が設けられている。
図1は、本発明によるテレビジョン装置の外観の一例を示す図である。テレビジョン装置1は、例えば、浴室や台所などの水回りで使用可能に形成されており、パネルモジュール2、背面筐体17を有し、背面筐体17の中央位置には、テレビジョン装置1を支持するスタンド19が設置される。なお、背面筐体17において、スタンド19の側方には電源スイッチ18が設けられている。
(実施形態1)
図2は、テレビジョン装置の分解斜視図であり、図3は、枠体の背面図、図4は、スペーサを介して板体に固着された枠体の背面図である。
図2に示すように、パネルモジュール2は、例えば、液晶層やガラス基板などを有した矩形状のLCD(Liquid Crystal Display)パネル15や、その図示は省略するが、例えば、保護ガラス、偏光板、拡散板、バックライト等を有している。LCDパネル15の後方には、テレビジョン装置1を駆動させる回路基板16が設けられる。
図2は、テレビジョン装置の分解斜視図であり、図3は、枠体の背面図、図4は、スペーサを介して板体に固着された枠体の背面図である。
図2に示すように、パネルモジュール2は、例えば、液晶層やガラス基板などを有した矩形状のLCD(Liquid Crystal Display)パネル15や、その図示は省略するが、例えば、保護ガラス、偏光板、拡散板、バックライト等を有している。LCDパネル15の後方には、テレビジョン装置1を駆動させる回路基板16が設けられる。
LCDパネル15の正面の周縁や外周面は、例えば樹脂製の枠体10で押さえられる。枠体10は、例えば矩形状に形成され、水平方向に延びた上フレーム10aと下フレーム10bの間に、垂直方向に延びた右フレーム10cと左フレーム10dを有している。枠体10の後面12がパッキン(図示省略)を介して背面筐体17に取り付けられる。図3に示すように、枠体10の後面12には、背面筐体17に連結するためのボス部13が複数設けられ、下フレーム10bの両端付近には、スピーカ用のカバー部14が設けられている。
一方、図2に示すように、枠体10の前面11には、例えば防水用のスペーサ4が貼付され、枠体10の周辺部がスペーサ4を介して例えば矩形状の板体3(例えばガラス製)に固着される。
スペーサ4は、例えば両面テープであり、材料費用を抑えるために例えば4分割されており、枠体10の四辺に沿って、上方部5、下方部6、側方部7,8を有している。
スペーサ4は、例えば両面テープであり、材料費用を抑えるために例えば4分割されており、枠体10の四辺に沿って、上方部5、下方部6、側方部7,8を有している。
上方部5は、コ字状に形成され、枠体10の上フレーム10aに沿って水平方向に延び、その両端部分が下方に向けてそれぞれ突き出ている。下方部6も、略コ字状に形成され、下フレーム10bに沿って水平方向に延び、カバー部14の位置で折れ曲がるが、その両端部分は上方に向けてそれぞれ突き出ている。側方部7は、右フレーム10cに沿って垂直方向に延び、側方部8は、左フレーム10dに沿って垂直方向に延びている。
4分割したスペーサ4を枠体10の前面11に貼付すると、図4に示すように、上方部5の突出端と側方部7の上端との間には、スペーサ4のつなぎ目部分9が水平方向に沿って生ずる場合がある。同様に、上方部5の突出端と側方部8の上端との間、下方部6の突出端と側方部7の下端との間、下方部6の突出端と側方部8の下端との間にも、スペーサ4のつなぎ目部分9が生ずることがある。
スペーサ4の各つなぎ目部分9は、枠体10の内周側と外周側とを連通するので、防水性能を低下させる要因になる。そこで、枠体10には、各つなぎ目部分9の位置に、封止剤充填用の切り欠き20を形成し、この切り欠き20に封止剤を供給してつなぎ目部分9を埋めることにより、枠体10の内周側と外周側とを連通する箇所を無くしている。
図5は、図4の枠体の部分拡大図である。切り欠き20は、上方部5の突出端と側方部7の上端との間、上方部5の突出端と側方部8の上端との間、下方部6の突出端と側方部7の下端との間、下方部6の突出端と側方部8の下端との間の計4箇所設けられている。そのうち、上方部5の突出端と側方部7の上端との間に設けた切り欠き20を例に挙げて説明すると、この切り欠き20は、つなぎ目部分9に対面した、右フレーム10cの辺部分に設けられている。
詳しくは、図5(A)に示すように、切り欠き20は、枠体10の厚み方向(テレビジョン装置1の奥行き方向と同じ)に、つまり、枠体10の前面11と後面12とを貫通して形成されている。また、切り欠き20は、例えば、枠体10の内周側に開いており、封止剤の導入口21を有し、導入口21から側面23に連なって、先端面22に達している。
切り欠き20の側面23は導入口21から水平方向に延びており、テレビジョン装置1の上下方向で対向する側面23間の長さ(枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅)は、テレビジョン装置1の奥行き方向に亘って同じ大きさである。
切り欠き20の側面23は導入口21から水平方向に延びており、テレビジョン装置1の上下方向で対向する側面23間の長さ(枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅)は、テレビジョン装置1の奥行き方向に亘って同じ大きさである。
切り欠き20の先端面22は、枠体10の外周側に達しておらず、例えばスペーサ4の幅の中央位置で、側面23に対して垂直方向に延びている。
そして、切り欠き20の導入口21から供給された封止剤30は、板体3の背面で支えられながら先端面22に向けて進み、図5(B)に示すように、切り欠き20に充填されるとともに、切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9に充填される。これにより、上方部5と側方部7がつながるので、防水性能の低下を回避できる。
そして、切り欠き20の導入口21から供給された封止剤30は、板体3の背面で支えられながら先端面22に向けて進み、図5(B)に示すように、切り欠き20に充填されるとともに、切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9に充填される。これにより、上方部5と側方部7がつながるので、防水性能の低下を回避できる。
なお、封止剤30の例えば供給量が多い場合、封止剤30は、切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9から、板体3の背面と枠体10の前面11と間に形成された間隙を経由して、切り欠き20よりも側方に位置するつなぎ目部分9にも充填される。
このように、枠体10に切り欠き20を設ければ、封止剤30を充填した場合に、この封止剤30が切り欠き20の途中に留まり難くなり、封止剤30が、スペーサ4のつなぎ目部分9(切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9)にまで到達しているかを容易に確認できる。また、スペーサ4の幅が小さくなると、従来のような孔の場合には、孔径も小さくなるので、封止剤30を充填し難くなるが、切り欠き20にすれば、スペーサ4の幅の変化の影響を受け難くなる。よって、枠体10を製造しやすい。
このように、枠体10に切り欠き20を設ければ、封止剤30を充填した場合に、この封止剤30が切り欠き20の途中に留まり難くなり、封止剤30が、スペーサ4のつなぎ目部分9(切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9)にまで到達しているかを容易に確認できる。また、スペーサ4の幅が小さくなると、従来のような孔の場合には、孔径も小さくなるので、封止剤30を充填し難くなるが、切り欠き20にすれば、スペーサ4の幅の変化の影響を受け難くなる。よって、枠体10を製造しやすい。
また、封止剤の導入口21を枠体10の内周側に設ければ、封止剤30を、枠体10の後方から前方に向けて充填する場合に比べて充填しやすくなる。
(実施形態2)
図6は、実施形態2の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1では、枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅が同じ大きさで形成される例を挙げて説明した。しかし、本発明はこの例に限定されない。例えば、図6の断面図に示すように、枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅は、枠体10の前面11、つまり、つなぎ目部分9に向けて次第に小さくしてもよい。このように、切り欠き20を、つなぎ目部分9に向けて次第に縮径する断面形状にすれば、毛細管現象を利用でき、つなぎ目部分9まで同じ幅にした場合に比べて、封止剤30をつなぎ目部分9に容易に充填できる。
図6は、実施形態2の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1では、枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅が同じ大きさで形成される例を挙げて説明した。しかし、本発明はこの例に限定されない。例えば、図6の断面図に示すように、枠体10の厚み方向における切り欠き20の幅は、枠体10の前面11、つまり、つなぎ目部分9に向けて次第に小さくしてもよい。このように、切り欠き20を、つなぎ目部分9に向けて次第に縮径する断面形状にすれば、毛細管現象を利用でき、つなぎ目部分9まで同じ幅にした場合に比べて、封止剤30をつなぎ目部分9に容易に充填できる。
(実施形態3)
図7(A)は、実施形態3の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1の枠体10は、矩形状の一体型の例で説明したが、枠体のコーナ部分で分離可能に形成してもよい。詳しくは、上フレーム10aと右フレーム10cの例で説明すると、上フレーム10aの右端と右フレーム10cの上端には、切り欠き20を半割りした形状を有しており、上フレーム10aと右フレーム10cを枠体10のコーナ部分で接合した場合に、切り欠き20が枠体10のコーナ部分に形成される。
図7(A)は、実施形態3の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1の枠体10は、矩形状の一体型の例で説明したが、枠体のコーナ部分で分離可能に形成してもよい。詳しくは、上フレーム10aと右フレーム10cの例で説明すると、上フレーム10aの右端と右フレーム10cの上端には、切り欠き20を半割りした形状を有しており、上フレーム10aと右フレーム10cを枠体10のコーナ部分で接合した場合に、切り欠き20が枠体10のコーナ部分に形成される。
このように、切り欠き20を枠体10のコーナ部分に設ければ、枠体の辺部分に設けた場合に比べて、枠体製造用の型を容易に製造できる。また、枠体10が切り欠き20の形成位置で分離できるため、枠体製造用の型が小型になり、この型の数も少なくて済む。
(実施形態4)
図7(B)は、実施形態4の切り欠きを説明する図である。
切り欠き20を枠体10(一例として右フレーム10c)の辺部分に設ければ、図7(B)に示すような、狭額縁のデザインにも容易に対応できる。狭額縁のテレビジョン装置は、スペーサ4の幅が特に小さくなる。従来のような孔の場合には、その孔形状はスリットのような極細になり、封止剤を非常に供給し難くなる。しかし、切り欠きであればスリットを形成しなくて済むので、狭額縁に対応した枠体10を容易に製造できる。
図7(B)は、実施形態4の切り欠きを説明する図である。
切り欠き20を枠体10(一例として右フレーム10c)の辺部分に設ければ、図7(B)に示すような、狭額縁のデザインにも容易に対応できる。狭額縁のテレビジョン装置は、スペーサ4の幅が特に小さくなる。従来のような孔の場合には、その孔形状はスリットのような極細になり、封止剤を非常に供給し難くなる。しかし、切り欠きであればスリットを形成しなくて済むので、狭額縁に対応した枠体10を容易に製造できる。
(実施形態5)
図8は、実施形態5の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1の枠体10は、封止剤の導入口21を枠体10の内周側に設けた例を挙げて説明した。しかし、封止剤の導入口21を枠体10の外周側に設けることも可能である。詳しくは、図8に示すように、切り欠き20は、枠体10の外周側に開いており、封止剤の導入口21を有し、切り欠き20の側面23が導入口21から水平方向に延びている。切り欠き20の先端面22は、側面23に対して垂直方向に延びているが、枠体10の内周側には達していない。
図8は、実施形態5の切り欠きを説明する図である。
上記実施形態1の枠体10は、封止剤の導入口21を枠体10の内周側に設けた例を挙げて説明した。しかし、封止剤の導入口21を枠体10の外周側に設けることも可能である。詳しくは、図8に示すように、切り欠き20は、枠体10の外周側に開いており、封止剤の導入口21を有し、切り欠き20の側面23が導入口21から水平方向に延びている。切り欠き20の先端面22は、側面23に対して垂直方向に延びているが、枠体10の内周側には達していない。
この場合にも、導入口21から供給された封止剤30は、先端面22に向けて進み、切り欠き20に充填されるとともに、切り欠き20内に露出したつなぎ目部分9に充填される。
このように、封止剤の導入口21を枠体10の外周側に設けた場合にも、封止剤30を、枠体10の後方から前方に向けて充填する場合に比べて充填しやすくなる。
このように、封止剤の導入口21を枠体10の外周側に設けた場合にも、封止剤30を、枠体10の後方から前方に向けて充填する場合に比べて充填しやすくなる。
なお、上記実施形態1では、テレビジョン装置の例で説明したが、本発明は、防水機能を有する表示画面を備える限り、タブレット、スマートフォンなどの端末機器にも適用可能である。
1…テレビジョン装置、2…パネルモジュール、3…板体、4…スペーサ、5…上方部、6…下方部、7,8…側方部、9…つなぎ目部分、10…枠体、10a…上フレーム、10b…下フレーム、10c…右フレーム、10d…左フレーム、11…前面、12…後面、13…ボス部、14…スピーカ用のカバー部、15…LCDパネル、16…回路基板、17…背面筐体、18…電源スイッチ、19…スタンド、20…封止剤充填用の切り欠き、21…導入口、22…先端面、23…側面、30…封止剤。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記枠体の厚み方向における前記切り欠きの幅が、前記スペーサのつなぎ目部分に向けて次第に小さく形成されていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体の辺部分に設けられていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体のコーナ部分に設けられていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体のコーナ部分に設けられていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体のコーナ部分に設けられていることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3または第4の技術手段において、前記枠体が、前記コーナ部分で分離可能に形成されていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段において、前記切り欠きが、前記枠体の内周側に開いていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記切り欠きが、前記枠体の内周側に開いていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記切り欠きが、前記枠体の内周側に開いていることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段において、前記切り欠きが、前記枠体の外周側に開いていることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記切り欠きが、前記枠体の外周側に開いていることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する切り欠きを有し、前記切り欠きが、前記枠体の外周側に開いていることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1から第9のいずれか1の技術手段において、前記スペーサが防水用であることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1から第10のいずれか1の枠体を搭載したテレビジョン装置であることを特徴としたものである。
Claims (9)
- 周辺部で、分割されたスペーサを介して板体に固着される枠体であって、
前記スペーサのつなぎ目部分の位置に、前記枠体の厚み方向に貫通する、封止剤充填用の切り欠きを有することを特徴とする枠体。 - 前記枠体の厚み方向における前記切り欠きの幅が、前記スペーサのつなぎ目部分に向けて次第に小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の枠体。
- 前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体のコーナ部分に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の枠体。
- 前記枠体が、前記コーナ部分で分離可能に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の枠体。
- 前記枠体が矩形状に形成され、前記切り欠きが前記枠体の辺部分に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の枠体。
- 前記切り欠きが、前記枠体の内周側に開いていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の枠体。
- 前記切り欠きが、前記枠体の外周側に開いていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の枠体。
- 前記スペーサが防水用であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の枠体。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載の枠体を搭載したことを特徴とするテレビジョン装置。
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Citations (4)
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- 2018-07-09 WO PCT/JP2018/025867 patent/WO2019021796A1/ja active Application Filing
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