JP2019029708A - 局側装置 - Google Patents

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謙 村上
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Abstract

【課題】局側装置と加入者側装置との間に経路を切り替えるための別の装置を介在させずに、波長毎に経路の切り替えを行うことができるようにすること。【解決手段】光カプラに光ファイバで接続され、複数の波長を用いて複数の加入者側装置と通信する光モジュール120Aと、光カプラに光ファイバで接続され、複数の波長を用いて複数の加入者側装置と通信する光モジュール120Bと、複数の波長の各々において、光モジュール120Aの送信経路の状態を監視する送信状態監視部112と、光モジュール120Aが通信している際に、送信状態監視部112が、複数の波長の内の1の波長において、光モジュール120Aの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、その1の波長を用いた通信を、光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替える経路切替制御部113とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、局側装置に関し、特に、光カプラを介して複数の加入者側装置を収容する局側装置に関する。
特許文献1には、上位ノード装置と下位ノード装置との間の信号光の伝送経路として、現用の中継ファイバ伝送路を含む現用の伝送経路及び予備の中継ファイバ伝送路を含む予備の伝送経路を設定し、上位ノード装置において、現用又は予備の伝送経路を介して下位ノード装置から上位ノード装置へ伝送された上り方向の信号光の一方を選択し、また、下位ノード装置に対する信号光を2分岐して現用及び予備の中継ファイバ伝送路に送出し、下位ノード装置において、現用又は予備の伝送経路を介して上位ノード装置から下位ノード装置へ伝送された下り方向の信号光の一方を選択し、また、上位ノード装置に対する信号光を2分岐して現用及び予備の中継ファイバ伝送路に送出する光アクセスネットワークが記載されている。
特開2003−51765号公報
従来の光アクセスネットワークは、上位ノード装置として機能するOLT(Optical Line Terminal)と、ONU(Optical Network Unit)との間に、上り及び下りのそれぞれの光合分波回路、並びに、光カプラ及びスイッチから成る現用予備切替回路を具備する下位ノード装置が必要である。このため、従来の光アクセスネットワークは、OLTとONUとの間に光カプラのみが介在する光アクセスシステムよりも、高コストとなる。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、OLTとONUとの間に経路を切り替えるための別の装置を介在させずに、波長毎に経路の切り替えを行うことができるようにすることを目的としている。
本発明の一態様に係る局側装置は、光カプラを介して複数の加入者側装置を収容する局側装置であって、前記光カプラに光ファイバで接続され、複数の波長を用いて前記複数の加入者側装置と通信する第1の光モジュールと、前記光カプラに光ファイバで接続され、前記複数の波長を用いて前記複数の加入者側装置と通信する第2の光モジュールと、前記複数の波長の各々において、前記第1の光モジュールの送信経路の状態を監視する送信状態監視部と、前記第1の光モジュールが通信している際に、前記送信状態監視部が、前記複数の波長の内の1の波長において、前記第1の光モジュールの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、前記1の波長を用いた通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替える経路切替制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、OLTとONUとの間に別の装置を介在させずに、波長毎に経路切替を行うことができる。
実施の形態1に係る光アクセスシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるOLTの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における光モジュールの構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、ハードウェア構成例を示す概略図である。 実施の形態1における第1波長送信レベル判定情報を示す概略図である。 実施の形態1における第2波長送信レベル判定情報を示す概略図である。 実施の形態1における第1波長送信バイアス電流判定情報を示す概略図である。 実施の形態1における第2波長送信バイアス電流判定情報を示す概略図である。 実施の形態1における制御内容表の第1の例を示す概略図である。 実施の形態1における制御内容表の第2の例を示す概略図である。 実施の形態1におけるOLTの処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における制御内容表の第3の例を示す概略図である。 実施の形態1における制御内容表の第4の例を示す概略図である。 実施の形態2に係る光アクセスシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2におけるOLTの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2における制御内容表の第1の例を示す概略図である。 実施の形態2における制御対象判定基準情報を示す概略図である。 実施の形態2における制御内容表の第1の例を示す概略図である。 実施の形態2における制御内容表の第2の例を示す概略図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光アクセスシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。
光アクセスシステム100は、局側装置(OLT)110と、加入者側装置(ONU)150A〜150Dとを備える。
OLT110と、ONU150A〜150Dとは、光ファイバ160A〜160F及び光カプラ161を用いて、接続されている。言い換えると、OLT110は、光カプラ161を介して、複数のONU150A〜150Dを収容している。
ここで、ONU150A〜150Dの各々を特に区別する必要がない場合には、ONU150という。
また、光ファイバ160A〜160Fの各々を特に区別する必要がない場合には、光ファイバ160という。
図2は、OLT110の構成を概略的に示すブロック図である。
OLT110は、PON終端転送部111と、送信状態監視部112と、経路切替制御部113と、光モジュール120A、120Bとを備える。
OLT110は、光ファイバにて複数のONU150を収容するPON(Passive Optical Network)ポートの冗長構成を具備しており、光モジュール120A及び光モジュール120Bを備えている。ここで、光モジュール120Aは、通常使用される第1の光モジュールであり、現用光モジュール120Aともいう。光モジュール120Bは、現用光モジュールに異常が発生した場合に使用される第2の光モジュールであり、予備光モジュール120Bともいう。
なお、光モジュール120A、120Bの各々を特に区別する必要がない場合には、光モジュール120という。
PON終端転送部111は、ONU150から受信する上りフレームの終端処理及びOLT110の上位装置(図示せず)への転送を行う。具体的には、PON終端転送部111は、光モジュール120からの電気信号から、フレーム(ここでは、MACフレーム)を抽出し、抽出されたフレームの送信元であるONU150の識別及び送信元MACアドレスの学習を行い、MACアドレス学習テーブルへの登録を行う。そして、PON終端転送部111は、抽出されたフレームをOLT110の上位装置への転送を行う。
また、PON終端転送部111は、OLT110の上位装置から受信する下りフレームのスイッチング及び終端処理を行う。具体的には、PON終端転送部111は、MACアドレス学習テーブルを検索することにより、上位装置からのフレーム(ここでは、MACフレーム)の宛先となるONU150を特定し、フレームの暗号化処理を行い、処理されたフレームを光モジュール120に転送する。
送信状態監視部112は、複数の波長の各々において、光モジュール120の送信経路の状態を監視し、PONポート冗長制御を行う経路切替制御部113へ制御信号を送信する。例えば、送信状態監視部112は、光モジュール120における判定結果を示す制御信号を経路切替制御部113に送信する。
経路切替制御部113は、PONポート冗長制御を行う。例えば、経路切替制御部113は、送信状態監視部112から受け取った制御信号で示される判定結果から、波長毎に光信号を送信する許可又は不許可を示す制御信号を光モジュール120に送信することで、PONポート冗長制御を行う。具体的には、経路切替制御部113は、光モジュール120Aが通信している際に、送信状態監視部112が複数の波長の内の1の波長において、光モジュール120Aの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、その1の波長を用いた通信を、光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替える。
さらに、経路切替制御部113は、1の波長を用いた通信を光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替えた場合には、1の波長以外の複数の波長(残りの波長)を用いた通信も光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替える。
光モジュール120は、光信号と電気信号との変換を行うとともに、光カプラ161に光ファイバ160で接続され、複数の波長を用いて複数のONU150と通信する。
ここで、光モジュール120は、複数のONU150との通信を、複数の波長を用いて行う。例えば、光モジュール120は、上り波長として第1上り波長λu1、下り波長として第1下り波長λd1を用いて、ONU150A及びONU150Bと通信する。また、光モジュール120は、上り波長として第2上り波長λu2、下り波長として第2下り波長λd2を用いて、ONU150C及びONU150Dと通信する。
図3は、光モジュール120の構成を概略的に示すブロック図である。
光モジュール120は、送信部130と、受信部140とを備える。
送信部130は、PON終端転送部111からの電気信号であるフレームを光信号に変換して、変換された光信号をONU150に送信する。
送信部130は、第1波長送信ドライバ部131と、第2波長送信ドライバ部132と、光合波部133と、レベルモニタ部134と、送信制御回路135とを備える。
第1波長送信ドライバ部131は、PON終端転送部111からのフレームを第1下り波長λd1の光信号に変換して、光合波部133に与える。
第2波長送信ドライバ部132は、PON終端転送部111からのフレームを第2下り波長λd2の光信号に変換して、光合波部133に与える。
光合波部133は、第1波長送信ドライバ部131からの光信号と、第2波長送信ドライバ部132からの光信号とを合波して、ONU150に送信する。
レベルモニタ部134は、第1波長送信ドライバ部131からの第1下り波長λd1の光信号の送信レベル(光強度)及び送信バイアス電流と、第2波長送信ドライバ部132からの第2下り波長λd2の光信号の送信レベル及び送信バイアス電流とをモニタする。そして、レベルモニタ部134は、モニタ結果を送信状態監視部112に与える。
送信制御回路135は、経路切替制御部113からの制御信号に従って、第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132を制御する。
受信部140は、ONU150からの光信号を受信して、受信された光信号を電気信号に変換して、変換された電気信号をPON終端転送部111に与える。
受信部140は、光分波部141と、第1波長受信レシーバ部142と、第2波長受信レシーバ部143とを備える。
光分波部141は、ONU150からの光信号を波長毎に分波して、分波された光信号を第1波長受信レシーバ部142又は第2波長受信レシーバ部143に与える。例えば、光分波部141は、ONU150からの光信号から、第1上り波長λu1の光信号を分波して、分派された第1上り波長λu1の光信号を第1波長受信レシーバ部142に与える。また、光分波部141は、ONU150からの光信号から、第2上り波長λu2の光信号を分波して、分派された第2上り波長λu2の光信号を第2波長受信レシーバ部143に与える。
第1波長受信レシーバ部142は、光分波部141から与えられた第1上り波長λu1の光信号を電気信号に変換して、変換された電気信号をPON終端転送部111に与える。
第2波長受信レシーバ部143は、光分波部141から与えられた第2上り波長λu2の光信号を電気信号に変換して、変換された電気信号をPON終端転送部111に与える。
以上に記載されたOLT110のPON終端転送部111、送信状態監視部112、経路切替制御部113、レベルモニタ部134及び送信制御回路135の一部又は全部は、例えば、図4(A)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路10で構成することができる。
また、OLT110の送信状態監視部112及び経路切替制御部113の一部又は全部は、例えば、図4(B)に示されているように、メモリ11と、メモリ11に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ12とにより構成することもできる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
次に、OLT110動作について説明する。
OLT110の上位装置からフレームを受信すると、PON終端転送部111は、MACアドレス学習テーブルを検索することにより、上位装置からのフレームの宛先となるONU150を特定し、フレームの暗号化処理を行い、処理されたフレームを現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに転送する。例えば、フレームの宛先が、ONU150A又はONU150Bである場合には、PON終端転送部111は、暗号化されたフレームを現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131に転送し、フレームの宛先が、ONU150C又はONU150Dである場合には、PON終端転送部111は、暗号化されたフレームを現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bの第2波長送信ドライバ部132に転送する。
現用光モジュール120Aの第1波長送信ドライバ部131は、PON終端転送部111から受け取ったフレームを第1下り波長λd1の光信号に変換して、光合波部133に与える。
また、現用光モジュール120Aの第2波長送信ドライバ部132は、PON終端転送部111から受け取ったフレームを第2下り波長λd2の光信号に変換して、光合波部133に与える。
そして、光合波部133は、第1波長送信ドライバ部131からの光信号と、第2波長送信ドライバ部132からの光信号とを合波して、ONU150に送信する。
このとき、現用光モジュール120Aのレベルモニタ部134は、第1波長送信ドライバ部131からの第1下り波長λd1の光信号の送信レベル及び送信バイアス電流と、第2波長送信ドライバ部132からの第2下り波長λd2の光信号の送信レベル及び送信バイアス電流とをモニタする。
例えば、レベルモニタ部134には、送信レベル又は送信バイアス電流に対する閾値を設定することができ、レベルモニタ部134は、閾値と実測値の比較結果に応じて、正常状態、ワーニング状態及びアラーム状態を判定する。
具体的には、レベルモニタ部134は、第1波長送信ドライバ部131からの第1下り波長λd1の光信号の送信レベルを計測し、計測された送信レベルを実測値P1として、図5に示されている第1波長送信レベル判定情報170を参照して、実測値P1に対応する第1波長の送信経路の状態を判定する。
図5に示されているように、第1波長送信レベル判定情報170は、送信レベルの複数の範囲の各々に、第1波長の送信経路の複数の状態の各々が対応付けられている。
例えば、図5は、第1下り波長λd1の送信レベルの実測値P1に対する閾値として、Lowアラーム閾値:P1_1、Lowワーニング閾値:P1_2、Highワーニング閾値:P1_3、及び、Highアラーム閾値:P1_4とした場合の例を示している。
また、レベルモニタ部134は、第2波長送信ドライバ部132からの第2下り波長λd2の光信号の送信レベルを計測し、計測された送信レベルを実測値P2として、図6に示されている第2波長送信レベル判定情報171を参照して、実測値P2に対応する第2波長の送信経路の状態を判定する。
図6に示されているように、第2波長送信レベル判定情報171は、送信レベルの複数の範囲の各々に、第2波長の送信経路の複数の状態の各々が対応付けられている。
例えば、図6は、第2下り波長λd2の送信レベルの実測値P2に対する閾値として、Lowアラーム閾値:P2_1、Lowワーニング閾値:P2_2、Highワーニング閾値:P2_3、Highアラーム閾値:P2_4とした場合の例を示している。
また、レベルモニタ部134は、第1波長送信ドライバ部131からの第1下り波長λd1の光信号の送信バイアス電流を計測し、計測された送信バイアス電流を実測値B1として、図7に示されている第1波長送信バイアス電流判定情報172を参照して、実測値B1に対応する第1波長の送信経路の状態を判定する。
図7に示されているように、第1波長送信バイアス電流判定情報172は、送信バイアス電流の複数の範囲の各々に、第1波長の送信経路の複数の状態の各々が対応付けられている。
例えば、図7は、第1下り波長λd1の送信バイアス電流に対する閾値として、Lowアラーム閾値:B1_1、Lowワーニング閾値:B1_2、Highワーニング閾値:B1_3、及び、Highアラーム閾値:B1_4とした場合の例を示している。
また、レベルモニタ部134は、第2波長送信ドライバ部132からの第2下り波長λd2の光信号の送信バイアス電流を計測し、計測された送信バイアス電流を実測値B2として、図8に示されている第2波長送信バイアス電流判定情報173を参照して、実測値B2に対応する第2波長の送信経路の状態を判定する。
図8に示されているように、第2波長送信バイアス電流判定情報173は、送信バイアス電流の複数の範囲の各々に、第2波長の送信経路の複数の状態の各々が対応付けられている。
例えば、図8は、第2下り波長λd2の送信バイアス電流に対する閾値として、Lowアラーム閾値:B2_1、Lowワーニング閾値:B2_2、Highワーニング閾値:B2_3、及び、Highアラーム閾値:B2_4とした場合の例を示している。
なお、以上に示されている第1波長送信レベル判定情報170、第2波長送信レベル判定情報171、第1波長送信バイアス電流判定情報172及び第2波長送信バイアス電流判定情報173は、例えば、レベルモニタ部134が有する不揮発性のメモリにより構成されている情報記憶部134aに記憶されているものとする。
送信状態監視部112は、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bのレベルモニタ部134における判定結果を監視し、その判定結果を示す制御信号を経路切替制御部113に与える。
経路切替制御部113は、送信状態監視部112からの制御信号に基づいて、送信波長毎の送信レベル及び送信バイアス電流が全て正常状態の場合、OLT110とONU150との通信を、現用光モジュール120Aを用いて行うため、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに、図9の制御内容表174で示されている内容を示す制御信号を送信する。
ここで、図9に示されている制御内容表174は、現用光モジュール120Aに、第1波長(第1下り波長λd1)及び第2波長(第2下り波長λd2)の光信号の送信を許可することを示しているとともに、予備光モジュール120Bに、これらの光信号の送信を許可しないことを示している。
送信制御回路135は、経路切替制御部113からの制御信号に基づき、送信波長毎の送信制御を行う。
例えば、図9の制御内容表174に示されている内容の制御信号を受け取った場合には、現用光モジュール120Aの送信制御回路135は、第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132の両方に対し送信を許可する。一方、予備光モジュール120Bの送信制御回路135は、第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132の両方に対し送信を禁止する。
これにより、現用光モジュール120Aの第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132は、発光素子を発光させて、PON終端転送部111からのフレームを光信号に変換する。
一方、予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132は、発光素子の発光を停止して、PON終端転送部111からのフレームの光信号への変換を停止する。
その結果、OLT110からの送信光は現用光モジュール120Aのみから出力される。
次に、現用光モジュール120Aのうち、一方の送信波長におけるモニタ結果が異常となった場合の動作について説明する。
ここでは、第1下り波長λd1の送信レベルがアラーム状態となった場合を例に説明する。
現用光モジュール120Aのレベルモニタ部134が、第1下り波長λd1の送信レベルをアラーム状態と判定すると、送信状態監視部112は、その判定結果を示す制御信号を経路切替制御部113に送信する。
経路切替制御部113は、第1下り波長λd1の経路切替を行うため、図10の制御内容表175に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。
ここで、図10に示されている制御内容表175は、現用光モジュール120Aに、第1波長の光信号の送信を許可せず、第2波長の光信号の送信を許可することを示しているとともに、予備光モジュール120Bに、第1波長の光信号の送信を許可し、第2波長の光信号の送信を許可しないことを示している。
このような制御信号を受けた、現用光モジュール120Aの送信制御回路135は、第1波長送信ドライバ部131に対して送信を禁止し、第2波長送信ドライバ部132に対し送信を許可する。一方、予備光モジュール120Bの送信制御回路135は、第1波長送信ドライバ部131に対して送信を許可し、第2波長送信ドライバ部132に対し送信を禁止する。
その結果、OLT110からの光信号は、第1下り波長λd1は予備光モジュール120Bから、第2下り波長λd2は現用光モジュール120Aから出力される。すなわち、OLT110は、冗長構成の両系を使用する。このため、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換ができないという問題が発生する。
この問題を解決するため、実施の形態1では、異常が発生していない波長についても経路切替を行うことを可能とする。一般に、経路切替には、障害検知を契機とした経路切替(自動切替)と、オペレータからの指示に基づく経路切替(手動切替)の2種類がある。自動切替では通信の瞬断が発生するが、手動切替では、無瞬断での切替が可能である。異常が発生していない波長の経路切替は、切替契機をOLT110内部で生成し、その後は手動切替と同じ処理を実行することで、無瞬断での切り替えを行う。
図11は、OLT110の処理を示すフローチャートである。
図11では、異常が発生していない波長についての経路切替を含む処理フローが示されている。
また、ここでは、現用光モジュール120Aで光信号を送信しているものとする。
まず、送信状態監視部112は、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bのレベルモニタ部134における判定結果を定期的に監視する(S10)。
送信状態監視部112は、判定結果により、現用光モジュール120Aにおける異常の有無を判別する(S11)。そして、異常がある場合(S11でYes)には、処理はステップS12に進み、異常がない場合(S11でNo)には、処理はステップS10に戻る。
ステップS12では、送信状態監視部112は、現用光モジュール120Aの第1下り波長λd1のみに異常があるか否かを判断する。そして、現用光モジュール120Aの第1下り波長λd1のみに異常がある場合(S12でYes)には、処理はステップS13に進む。一方、異常が現用光モジュール120Aの第1下り波長λd1のみではない場合、言い換えると、第2下り波長λd2に異常がある場合には、処理はステップS17に進む。
ステップS13では、送信状態監視部112は、判定結果を示す制御信号を経路切替制御部113に送信し、経路切替制御部113は、第1下り波長λd1の経路切替を行うための制御信号(図10に示されている内容の制御信号)を、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。これにより、現用光モジュール120Aの第1波長送信ドライバ部131は、光信号の送信を停止し、予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131は、光信号の送信を開始する。
次に、経路切替制御部113にて、自動切替フラグ設定状態を確認する(S14)。この自動切替フラグは、異常が発生していない波長についての経路切替を実行するかどうかを示すフラグである。自動切替フラグは、図示しない保守端末又は監視制御端末等の端末からオペレータが設定するものである。例えば、自動切替フラグは、経路切替制御部113が有する不揮発性のメモリにより構成されているフラグ記憶部113aに記憶されているものとする。
そして、自動切替フラグがOFF設定(経路切替しない)の場合には、異常が発生していない波長についての経路切替は実行せず、処理はステップS10に戻る。一方、自動切替フラグがON設定(経路切替する)の場合には、処理はステップS15に進む。
ステップS15では、経路切替制御部113からPON終端転送部111に対し、状態情報同期指示を与える。このような指示を受けたPON終端転送部111は、情報同期処理を行う。具体的には、PON終端転送部111は、光モジュール120との接続ポートであるPONポート毎に、配下のONU150の状態情報を管理しており、この状態情報を現用光モジュール120A側のPONポートと、予備光モジュール120B側のPONポートとで一致させる。なお、状態情報は、ONU150のリンク状態、ONU150の電源状態、ONU150が使用する送受信波長情報、又は、ONU150が使用する送受信波長を特定できる情報(ONU150の種別等)等である。
そして、経路切替制御部113は、第2下り波長λd2の経路切替を行うため、図12の制御内容表176に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する(S16)。
ここで、図12に示されている制御内容表176は、現用光モジュール120Aに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可しないことを示しているとともに、予備光モジュール120Bに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可することを示している。これにより、現用光モジュール120Aの第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を停止し、予備光モジュール120Bの第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を開始する。その結果、OLT110からの送信光は、第1下り波長λd1及び第2下り波長λd2とも、予備光モジュール120Bから出力される。従って、OLT110は、冗長構成の片系を使用するため、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換が可能となる。そして、処理はステップS10に戻る。
一方、ステップS17では、送信状態監視部112は、現用光モジュール120Aの第2下り波長λd2のみに異常があるか否かを判断する。そして、現用光モジュール120Aの第2下り波長λd2のみに異常がある場合(S17でYes)には、処理はステップS18に進む。一方、異常が現用光モジュール120Aの第1下り波長λd1及び第2下り波長λd2の両方に異常がある場合(S17でNo)には、処理はステップS22に進む。
ステップS18では、送信状態監視部112は、判定結果を示す制御信号を経路切替制御部113に送信し、経路切替制御部113は、第2下り波長λd2の経路切替を行うため、図13の制御内容表177に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。
ここで、図13に示されている制御内容表177は、現用光モジュール120Aに、第1波長の光信号の送信を許可し、第2波長の光信号の送信を許可しないことを示しているとともに、予備光モジュール120Bに、第1波長の光信号の送信を許可せず、第2波長の光信号の送信を許可することを示している。これにより、現用光モジュール120Aの第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を停止し、予備光モジュール120Bの第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を開始する。
次に、経路切替制御部113にて、自動切替フラグ設定状態を確認する(S19)。そして、自動切替フラグがOFF設定(経路切替しない)の場合には、異常が発生していない波長についての経路切替は実行せず、処理はステップS10に戻る。一方、自動切替フラグがON設定(経路切替する)の場合には、処理はステップS20に進む。
ステップS20では、経路切替制御部113からPON終端転送部111に対し、状態情報同期指示を与える。このような指示を受けたPON終端転送部111は、情報同期処理を行う。
そして、経路切替制御部113は、第1下り波長λd1の経路切替を行うため、図12の制御内容表176に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する(S21)。これにより、現用光モジュール120Aの第1波長送信ドライバ部131は、光信号の送信を停止し、予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131は、光信号の送信を開始する。その結果、OLT110からの送信光は、第1下り波長λd1及び第2下り波長λd2とも、予備光モジュール120Bから出力される。従って、OLT110は、冗長構成の片系を使用するため、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換が可能となる。そして、処理はステップS10に戻る。
また、ステップS17において、第1下り波長λd1と第2下り波長λd2との両方に異常があった場合(S17でNo)には、処理はステップS22に進む。
ステップS22では、経路切替制御部113は、第1下り波長λd1と第2下り波長λd2との両方の経路切替を行うための制御信号(図12に示されている内容の制御信号)を、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。これにより、現用光モジュール120Aの第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を停止し、予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131及び第2波長送信ドライバ部132は、光信号の送信を開始する。その結果、OLT110からの送信光は、第1下り波長λd1及び第2下り波長λd2とも、予備光モジュール120Bから出力される。従って、OLT110は、冗長構成の片系を使用するため、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換が可能となる。そして、処理はステップS10に戻る。
以上に記載した実施の形態1は、2つの波長の場合を例に説明したが、3つ以上の波長を用いるOLTでも、類似の処理で対応可能である。
また、実施の形態1において、送信状態監視部112が、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bのレベルモニタ部134における判定結果を定期的に監視する処理(図11のステップS10)では、監視する周期が固定されていてもよく、また、保守端末又は監視制御端末等からオペレータが周期を設定してもよい。
また、実施の形態1において、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bのレベルモニタ部134の判定結果は、送信状態監視部112が判定結果を監視していてもよく、また、レベルモニタ部134が異常と判定した場合に、送信状態監視部112へ通知(割り込み通知)するようにしてもよい。
また、実施の形態1において、レベルモニタ部134での判定結果のうち、アラーム状態のみを異常とするか、アラーム状態とワーニング状態の両方を異常とするかは、固定値とされていてもよく、また、保守端末又は監視制御端末等からオペレータが設定してもよい。
なお、異常状態を、アラーム状態とワーニング状態とから選択できるようにすることで、例えば、ワーニング状態の閾値を、アラーム状態に近づいてはいるものの動作は可能な状態に設定している場合には、アラーム状態を異常状態とし、一方、ワーニング状態の閾値を、通信に障害が生ずる状態に設定している場合には、ワーニング状態及びアラーム状態を異常状態とする等、ワーニング状態の閾値を設定する思想に変化を付けることができる。
以上のように、OLT110の制御により、OLT110とONU150との間に経路を切り替えるための別の装置を介在させずに、波長毎に経路を切り替えることができる。このため、経路冗長を有する光アクセスシステムを低コストで実現することができる。また、実施の形態1は、異常が発生していない波長に対する自律的な経路の切り替えが可能であるため、保守性の向上が期待できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、経路冗長を必要とするONU150のみをOLT110に接続する場合を示したが、実施の形態2では、経路冗長を必要としないONUも接続する場合について説明する。
図14は、実施の形態2に係る光アクセスシステム200の構成を概略的に示すブロック図である。
光アクセスシステム200は、OLT210と、ONU250A〜250Lとを備える。
OLT210と、ONU250A〜250Lとは、光ファイバ160A〜160R及び光カプラ161A〜161Eを用いて、接続されている。
ここで、ONU250A〜250D及びONU250I〜250Lは、経路の切り替えによる経路冗長を必要とせず、ONU250E〜250Hは、経路の切り替えによる経路冗長を必要とする。ここで、経路の切り替えを必要とするONU250E〜250Hを第1のONU(第1の加入者側装置)ともいい、経路の切り替えを必要としないONU250A〜250D及びONU250I〜250Lを第2のONU(第2の加入者側装置)ともいう。
なお、ONU250A〜250Lの各々を特に区別する必要がない場合には、ONU250という。
また、光ファイバ160A〜160Rの各々を特に区別する必要がない場合には、光ファイバ160という。
さらに、光カプラ161A〜161Eの各々を特に区別する必要がない場合には、光カプラ161という。
図15は、実施の形態2におけるOLT210の構成を概略的に示すブロック図である。
OLT210は、PON終端転送部211と、送信状態監視部112と、経路切替制御部213と、光モジュール120とを備える。
ここで、実施の形態2におけるOLT210における送信状態監視部112及び光モジュール120は、実施の形態1におけるOLT110と同様に構成されている。
PON終端転送部211は、ONU250から受信する上りフレームの終端処理及びOLT210の上位装置への転送を行うとともに、OLT210の上位装置から受信する下りフレームのスイッチング及び終端処理を行う。
実施の形態2におけるPON終端転送部211は、制御対象選択部214Aと、制御対象選択部214Bとを備える。
制御対象選択部214Aは、光モジュール120Aとの間でフレームのやり取りを行う第1の転送処理部である。
制御対象選択部214Bは、光モジュール120Bとの間でフレームのやり取りを行う第2の転送処理部である。
制御対象選択部214Aは、経路切替制御部213からの制御信号に基づいて、光モジュール120Aを介して通信を行うONU250を選択し、選択されたONU250に対して、上りフレームの終端処理及びOLT210の上位装置への転送を行うとともに、OLT210の上位装置から受信する下りフレームのスイッチング及び終端処理を行う。
また、制御対象選択部214Aは、経路切替制御部213が、経路の切り替えを必要とするONU250E〜250Hとの通信を、光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替えた場合には、経路の切り替えを必要とするONU250E〜250Hとの切り替えられた波長の通信における、ONU250E〜250Hの何れかを送信元とするフレーム、及び、ONU250E〜250Hの何れかを宛先とするフレームを廃棄する。
制御対象選択部214Bは、経路切替制御部213からの制御信号に基づいて、光モジュール120Bを介して通信を行うONU250を選択し、選択されたONU250に対して、上りフレームの終端処理及びOLT210の上位装置への転送を行うとともに、OLT210の上位装置から受信する下りフレームのスイッチング及び終端処理を行う。
例えば、制御対象選択部214Bは、経路切替制御部213が、経路の切り替えを必要とするONU250E〜250Hとの通信を、光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替えた場合には、ONU250E〜250Hとの切り替えられた波長の通信における、ONU250E〜250Hの何れかを送信元とするフレームを上位装置に転送するとともに、ONU250E〜250Hの何れかを宛先とするフレームを光モジュール120Bに送る。
なお、上りフレームの終端処理及び転送処理、並びに、OLT210の上位装置から受信する下りフレームのスイッチング及び終端処理については、実施の形態1と同様である。
また、制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bの各々を特に区別する必要がない場合には、制御対象選択部214という。
経路切替制御部213は、PONポート冗長制御を行う。例えば、経路切替制御部213は、送信状態監視部112から受け取った制御信号で示される判定結果から、波長毎に光信号を送信する許可又は不許可を示す制御信号を光モジュール120及び制御対象選択部214に送信することで、PONポート冗長制御を行う。具体的には、経路切替制御部213は、光モジュール120Aが通信している際に、送信状態監視部112が複数の波長の内の1の波長において、光モジュール120Aの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、経路の切り替えを必要とするONU250との1の波長を用いた通信を、光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替える。
さらに、経路切替制御部213は、1の波長を用いた通信を光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替えた場合には、経路の切り替えを必要とするONU250との1の波長以外の複数の波長を用いた通信も光モジュール120Aから光モジュール120Bに切り替える。
次に、OLT210動作について説明する。
ここで、経路冗長を必要としないONU250A及びONU250Bは、上り波長として第1上り波長λu1を用い、下り波長として第1下り波長λd1を用いる。ONU250A及びONU250Bは、現用光モジュール120Aに接続されているものとする。
経路冗長を必要としないONU250C及びONU250Dは、上り波長として第2上り波長λu2を用い、下り波長として第2下り波長λd2を用いる。ONU250C及びONU250Dは、現用光モジュール120Aに接続されているものとする。
経路冗長を必要とするONU250E及びONU250Fは、上り波長として第1上り波長λu1を用い、下り波長として第1下り波長λd1を用いる。
経路冗長を必要とするONU250G及びONU250Hは、上り波長として第2上り波長λu2を用い、下り波長として第2下り波長λd2を用いる。
経路冗長を必要としないONU250I及びONU250Jは、上り波長として第1上り波長λu1を用い、下り波長として第1下り波長λd1を用いる。ONU250I及びONU250Jは、予備光モジュール120Bに接続されているものとする。
経路冗長を必要としないONU250K及びONU250Lは、上り波長として第2上り波長λu2を用い、下り波長として第2下り波長λd2を用いる。ONU250K及びONU250Lは、予備光モジュール120Bに接続されているものとする。
OLT210の上位装置からフレームを受信すると、PON終端転送部211の制御対象選択部214は、MACアドレス学習テーブルを検索することにより、上位装置からのフレームの宛先となるONU250を特定する。そして、特定されたONU250が制御対象として選択されているONU250である場合には、制御対象選択部214は、フレームの暗号化処理を行い、処理されたフレームを現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに転送する。一方、特定されたONU250が制御対象として選択されていないONU250である場合には、制御対象選択部214は、そのフレームを廃棄する。
現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bの第1波長送信ドライバ部131は、PON終端転送部211から受け取ったフレームを第1下り波長λd1の光信号に変換して、光合波部133に与える。
また、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bの第2波長送信ドライバ部132は、PON終端転送部111から受け取ったフレームを第2下り波長λd2の光信号に変換して、光合波部133に与える。
そして、光合波部133は、第1波長送信ドライバ部131からの光信号と、第2波長送信ドライバ部132からの光信号とを合波して、ONU250に送信する。
このとき、現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bのレベルモニタ部134は、第1波長送信ドライバ部131からの第1下り波長λd1の光信号の送信レベル及び送信バイアス電流と、第2波長送信ドライバ部132からの第2下り波長λd2の光信号の送信レベル及び送信バイアス電流とをモニタする。
OLT210の現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bにおける送信波長毎の送信レベル及び送信バイアス電流が全て正常状態の場合、経路冗長を必要とするONU250E〜ONU250Hに対する通信は、現用光モジュール120Aを用いて、経路冗長を必要としないONU250A〜ONU250Dに対する通信は、現用光モジュール120Aを用いて、経路冗長を必要としないONU250I〜ONU250Lに対する通信は、予備光モジュール120Bを用いてそれぞれ行われるため、経路切替制御部213は、図16の制御内容表278に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。
また、経路切替制御部213は、制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bに対しても、図16の制御内容表278に示されている内容の制御信号を送信する。
ここで、図16に示されている制御内容表278は、現用光モジュール120Aに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可することを示しているとともに、予備光モジュール120Bにも、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可することを示している。
制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bは、図17に示されている制御対象判定基準情報279に従い、制御対象とするONU250を選択する。
制御対象判定基準情報279は、経路切替制御部213からの制御信号の内容に対応して、制御対象選択部214が制御対象として選択するONU250を示している。
なお、図17では、行ILに記載されている「250A」〜「250L」の符号は、図14に示されているONU250A〜250Lの符号に対応している。
また、図17では、列IRに記載されている「214A」及び「214B」の符号は、図15に示されている制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bの符号に対応している。
そして、図17において、「250A」〜「250L」で示されているONU250の列における「○」は、同じ行の列IRに記載されている「214A」又は「214B」の符号で示される制御対象選択部214により制御対象として選択されることを示し、その「×」は、同じ行の列IRに記載されている「214A」又は「214B」の符号で示される制御対象選択部214により制御対象として選択されないことを示している。
具体的には、現用光モジュール120Aに接続される制御対象選択部214Aは、経路切替制御部213からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L1及び行L2に基づいて、ONU150A〜ONU250D及びONU250E〜ONU250Hを制御対象として選択する。また、予備光モジュール120Bに接続される制御対象選択部214Bは、経路切替制御部113からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L3及び行L4に基づいて、ONU250I〜ONU250Lを制御対象として選択する。
制御対象選択部214は、制御対象として選択したONU250からのフレーム及び制御対象として選択されたONU250へのフレームは処理するが、その他のONU250からのフレーム及びその他のONU250へのフレームは廃棄する。これにより、同一ONU250の二重リンクアップ、又は、同一ONU250からのフレーム二重転送を回避する。
なお、制御対象選択部214は、上り方向において、フレームの発信元ONU250を、フレームプリアンブル部に含まれる論理リンク識別子(LLID:Logical Link Identifier)、又は、LLIDにマッピングされる情報を元に識別する。識別の結果、フレームの発信元ONU250が制御対象として選択されている場合には、制御対象選択部214は、フレームを転送し、制御対象として選択されていない場合には、制御対象選択部214は、フレームを廃棄する。
一方、下り方向において、制御対象選択部214は、フレームの宛先となるONU250を、上り方向と同様にLLLID又はLLIDにマッピングされる情報を元に識別する。識別の結果、フレームの宛先となるONU250が制御対象として選択されている場合には、制御対象選択部214は、フレームを転送し、フレームの宛先となるONU250が制御対象として選択されていない場合には、制御対象選択部214は、フレームを廃棄する。
次に、現用光モジュール120Aのうち、一方の送信波長における判定結果が異常となった場合の動作について説明する。
ここでは、第1下り波長λd1の送信レベルがアラーム状態となった場合を例に説明する。
現用光モジュール120Aのレベルモニタ部134が、第1下り波長λd1の送信レベルがアラーム状態であると判定すると、送信状態監視部112は、その判定結果を示す制御信号を経路切替制御部213に送信する。
経路切替制御部213は、第1下り波長λd1の経路切替を行うため、図18の制御内容表280に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。
また、経路切替制御部213は、制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bに対しても、図18の制御内容表280に示されている内容の制御信号を送信する。
ここで、図18に示されている制御内容表278は、現用光モジュール120Aに、第1波長の光信号の送信を許可せず、第2波長の光信号の送信を許可し、予備光モジュール120Bに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可することを示している。
制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bは、図17に示されている制御対象判定基準情報279に従い、制御対象とするONU250を判定する。
具体的には、現用光モジュール120Aに接続される制御対象選択部214Aは、経路切替制御部213からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L5及び行L6に基づいて、ONU150A〜ONU250D、ONU250G、及び、ONU250Hを制御対象として選択する。また、予備光モジュール120Bに接続される制御対象選択部214Bは、経路切替制御部113からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L3及び行L4に基づいて、ONU250E、ONU250F及びONU250I〜ONU250Lを制御対象として選択する。
なお、現用光モジュール120Aに接続され、経路冗長を必要としないONU250A〜ONU250Dのうち、異常が発生した第1下り波長λd1を用いて通信を行うONU250A及びONU250Bは、下り信号を受信できないため、実際には制御不可となる。
ここで、実施の形態1と同様に、実施の形態2でも、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換ができないという問題が発生するため、実施の形態2においても、異常が発生していない波長についても経路切替を行うことを可能とする。
例えば、経路切替制御部213は、第2下り波長λd2の経路切替を行うため、図19の制御内容表281に示されている内容の制御信号を現用光モジュール120A及び予備光モジュール120Bに送信する。
また、経路切替制御部213は、制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bに対しても、図19の制御内容表281に示されている内容の制御信号を送信する。
ここで、図19に示されている制御内容表278は、現用光モジュール120Aに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可しないことを示しているとともに、予備光モジュール120Bに、第1波長及び第2波長の光信号の送信を許可することを示している。
そして、現用光モジュール120Aの送信制御回路135は、第1波長送信ドライバ部131に加え、第2波長送信ドライバ部132に対しても送信を禁止する。その結果、OLT210からの送信光は、第1下り波長λd1、第2下り波長λd2とも、予備光モジュール120Bから出力される。すなわち、OLT210は、冗長構成の片系を使用するため、異常が発生した現用光モジュール120Aの交換が可能となる。
なお、制御対象選択部214A及び制御対象選択部214Bは、図17に示す制御対象判定基準情報279に従い、制御対象とするONU250を選択する。
具体的には、現用光モジュール120Aに接続される制御対象選択部214Aは、経路切替制御部213からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L9及び行L10に基づいて、ONU250A〜ONU250Dを制御対象として選択し、予備光モジュール120Bに接続される制御対象選択部214Bは、経路切替制御部213からの制御信号により、制御対象判定基準情報279の行L11及び行L12に基づいて、ONU250E〜ONU250H及びONU250I〜ONU250Lを制御対象と判定する。なお、現用光モジュール120Aに接続される制御対象選択部214Aの制御対象とされているONU250A〜ONU250Dは、下り信号を受信できないため、実際には制御不可となる。
以上のように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる他、OLT210は、冗長を必要とするONU250E〜ONU250Hと、冗長を必要としないONU250A〜ONU250D及びONU250I〜ONU250Lとの混在収容を可能としたので、コスト削減及び効率的な運用が期待できる。
100,200 光アクセスシステム、 110,210 OLT、 111,211 PON終端転送部、 112 送信状態監視部、 113,213 経路切替制御部、 214 制御対象選択部、 120 光モジュール、 130 送信部、 131 第1波長送信ドライバ部、 132 第2波長送信ドライバ部、 133 光合波部、 134 レベルモニタ部、 135 送信制御回路、 140 受信部、 141 光分波部、 142 第1波長受信レシーバ部、 143 第2波長受信レシーバ部、 150,250 ONU、 160 光ファイバ、 161 光カプラ。

Claims (10)

  1. 光カプラを介して複数の加入者側装置を収容する局側装置であって、
    前記光カプラに光ファイバで接続され、複数の波長を用いて前記複数の加入者側装置と通信する第1の光モジュールと、
    前記光カプラに光ファイバで接続され、前記複数の波長を用いて前記複数の加入者側装置と通信する第2の光モジュールと、
    前記複数の波長の各々において、前記第1の光モジュールの送信経路の状態を監視する送信状態監視部と、
    前記第1の光モジュールが通信している際に、前記送信状態監視部が、前記複数の波長の内の1の波長において、前記第1の光モジュールの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、前記1の波長を用いた通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替える経路切替制御部と、を備えること
    を特徴とする局側装置。
  2. 前記経路切替制御部は、前記1の波長を用いた前記通信を前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記複数の波長の内、前記1の波長以外の前記複数の波長を用いた通信を前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えること
    を特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  3. 前記複数の加入者側装置には、経路の切り替えを要する第1の加入者側装置と、経路の切り替えが不要な第2の加入者側装置とが含まれており、
    前記経路切替制御部は、前記第1の光モジュールが通信している際に、前記送信状態監視部が、前記1の波長において、前記第1の光モジュールの送信経路の状態が異常状態であることを検出した場合に、前記第1の加入者側装置との前記1の波長を用いた通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えること
    を特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  4. 前記第1の光モジュールとの間でフレームのやり取りを行う第1の転送処理部と、
    前記第2の光モジュールとの間でフレームのやり取りを行う第2の転送処理部と、をさらに備え、
    前記第1の転送処理部は、前記経路切替制御部が、前記第1の加入者側装置との前記1の波長を用いた前記通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記第1の加入者側装置を送信元とするフレーム、及び、前記第1の加入者側装置を宛先とするフレームを廃棄し、
    前記第2の転送処理部は、前記経路切替制御部が、前記第1の加入者側装置との前記1の波長を用いた通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記第1の加入者側装置を送信元とするフレームを転送するとともに、前記第1の加入者側装置を宛先とするフレームを前記第2の光モジュールに送ること
    を特徴とする請求項3に記載の局側装置。
  5. 前記経路切替制御部は、前記1の波長を用いた前記通信を前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記第1の加入者側装置との前記1の波長以外の前記複数の波長を用いた通信を前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えること
    を特徴とする請求項3に記載の局側装置。
  6. 前記第1の光モジュールとの間でフレームのやり取りを行う第1の転送処理部と、
    前記第2の光モジュールとの間でフレームのやり取りを行う第2の転送処理部と、をさらに備え、
    前記第1の転送処理部は、前記経路切替制御部が、前記第1の加入者側装置との前記複数の波長を用いた通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記第1の加入者側装置を送信元とするフレーム、及び、前記第1の加入者側装置を宛先とするフレームを廃棄し、
    前記第2の転送処理部は、前記経路切替制御部が、前記第1の加入者側装置と前記複数の加入者側装置との前記複数の波長を用いた前記通信を、前記第1の光モジュールから前記第2の光モジュールに切り替えた場合には、前記第1の加入者側装置を送信元とするフレームを転送するとともに、前記第1の加入者側装置を宛先とするフレームを前記第2の光モジュールに送ること
    を特徴とする請求項5に記載の局側装置。
  7. 前記送信状態監視部は、周期的に、前記第1の光モジュールの送信経路の状態を監視すること
    を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の局側装置。
  8. 前記送信状態監視部は、前記第1の光モジュールの送信経路の状態を、前記第1の光モジュールから送信する光信号の送信レベル及び送信バイアス電流により監視すること
    を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の局側装置。
  9. 前記送信レベル及び前記送信バイアス電流のそれぞれについて、予め定められた複数の閾値から、異常状態と判断するための閾値を選択することができるようにされていること
    を特徴とする請求項8に記載の局側装置。
  10. 前記第1の光モジュールは、前記第1の光モジュールの送信経路の状態が異常状態である場合に、前記送信状態監視部に通知すること
    を特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の局側装置。
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