JP2019028625A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】血糖値の被測定者が実際に摂取した食事の内容と血糖値との関係を容易に把握する手法を提供すること。
【解決手段】血糖値データ取得部101は、血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する。食事データ管理部102は、前記血糖値の被測定者の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する。グラフ生成部103は、前記血糖値データ取得手段により取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得手段により取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフに、前記被測定者の食事の内容を示す情報を重畳的に表示させた第2グラフを生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来より、皮下の組織間質液中の糖濃度を、一定間隔で24時間以上継続的に測る手法としてのCGM(Continuous Glucose Monitoring/持続血糖測定)は存在する(非特許文献1参照)。
また、記憶領域に記憶された画像を取得し、取得した画像に含まれる食事部分を特定し、特定した食事部分に含まれる複数の画素各々の値に基づいて、該複数の画素の色頻度分布を作成し、作成した色頻度分布に基づいて、食事部分に含まれる色種類数を算出し、算出した色種類数に基づき、食事バランス数値を算出し、算出した食事バランス数値を出力する食事画像解析装置は存在する(特許文献1参照)。
特開2012−212249号公報
糖尿病ネットワーク(http://www.dm−net.co.jp/calendar/2013/020112.php)
しかしながら、非特許文献1及び特許文献1に記載された技術では、血糖値の被測定者が摂取した食事の具体的内容と、血糖値との関係を把握することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、血糖値の被測定者が摂取した食事の内容と血糖値との関係を容易に把握する手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様である情報処理装置は、
血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する血糖値データ取得手段と、
前記血糖値の被測定者の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する食事データ取得手段と、
前記血糖値データ取得手段により取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得手段により取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフに、前記被測定者の食事の内容を示す情報を重畳的に表示させた第2グラフを生成するグラフ生成手段と、
を備える。
また、前記食事データには、前記被測定者の食事の内容が撮像された画像のデータである食事画像データと、当該画像が撮像された日時に関する情報とが少なくとも含まれ、
前記食事画像データを解析することにより、前記被測定者が摂取した食事について、使用された食材、及び糖質量に関する情報を少なくとも含む詳細情報を抽出する詳細情報抽出手段
をさらに備えることができる。
前記被測定者の活動に関する経時的な情報である活動データを取得する活動データ取得手段と、
前記血糖値データと、前記食事データと、前記活動データとに基づいて、前記被測定者の食事の内容及び活動の内容が血糖値の変化に与える影響についての分析を行うデータ分析手段と、
前記データ分析手段による分析の結果である分析データに基づいて、前記被測定者が摂取しようとする食事に関する留意事項、及び前記被測定者の活動に関する留意事項のうち少なくとも一方を含むアラート情報を生成し、生成したアラート情報を前記被測定者が操作する情報処理端末に出力させる制御を実行するアラート管理手段と、
をさらに備えることができる。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する処理方法及びプログラムである。
本発明によれば、血糖値の被測定者が摂取した食事の内容と血糖値との関係を把握することができる。これにより、血糖値の被測定者のみならず、医師、管理栄養士等も、血糖値の被測定者が摂取した食事の内容と血糖値との関係に基づいて、血糖値の被測定者における未病や美容のための指示を的確に行うことが可能となる。
本発明の情報処理装置の一実施形態であるサーバを含む、情報処理システムの構成図である。 図1の情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムにおける図2のサーバの機能的構成のうち、グラフ生成処理を実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図3のサーバに記憶され管理されている各種データの具体例を示す図である。 図3のサーバが実行するグラフ生成処理の流れを説明するフローチャートである。 図3のサーバが実行するグラフ生成処理により生成される血糖値・食事グラフの一例を示すイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態であるサーバ1を含む、情報処理システムの構成図である。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1と、ユーザ端末2と、医師端末4と、栄養士端末5とが、インターネット等のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。また、ユーザ端末2には血糖値測定器3が接続されている。
ユーザUは、ユーザ端末2を操作する者であって、ユーザ端末2と接続された血糖値測定器3を用いて、自身の血糖値を24時間継続的に測定する者である。また、ユーザUは、ユーザ端末2の撮像機能を用いて、継続的に自身の毎食の食事の内容を撮像する者でもある。
医師Dは、医師端末4を操作する者であって、ユーザUの健康管理指導を行う者である。
管理栄養士Mは、栄養士端末5を操作する者であって、ユーザUの栄養管理指導を行う者である。
サーバ1は、ユーザ端末2の動作を管理すべく、各種処理を実行する情報処理装置である。サーバ1は、例えば、ユーザUの血糖値に関する経時的な情報(以下「血糖値データ」と呼ぶ)と、当該ユーザUの食事の内容に関する経時的な情報(以下「食事データ」と呼ぶ)とに基づいて、ユーザUの毎回の食事の内容と、ユーザUの血糖値との関係が示されたグラフ(以下「血糖値・食事グラフ」と呼ぶ)を生成する。本実施形態における食事データには、ユーザUの毎回の食事の内容が撮像された画像のデータ(以下「食事画像データ」と呼ぶ)と、当該画像が撮像された日時に関する情報とが少なくとも含まれる。また、サーバ1は、食事データに含まれる食事画像データを解析することにより、撮像された料理に含まれる食材や栄養素等の詳細な情報の抽出を行い、抽出された詳細な情報についても食事データとして管理する。
血糖値・食事グラフは、具体的にはユーザUの血糖値の経時的な数値を示す血糖値推移グラフをベースに、食事データの内容を示す情報を重畳的に表示させたものであり、ユーザUが摂取した食べ物と、ユーザUの血糖値の変化とが可視化されている。このため、血糖値・食事グラフを一見すれば、ユーザUが摂取した食事の内容がユーザUの血糖値に与えた影響を容易に把握することができる。
血糖値とは、ユーザUの血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度である。ユーザUが健常である場合、空腹時の血糖値はおおよそ80乃至100mg/dL程度であるが、食事をとった後の血糖値は若干高い数値を示す。即ち、ユーザUが食事をとると、炭水化物が吸収され、ブドウ糖となって血液中に出てくる。このため、食事をとった後の血糖値の方が食事をとる前の血糖値よりも高くなる。なお、ユーザUの早朝の空腹時の血糖値が126mg/dL以上、又は食事後の血糖値が200mg/dL以上の場合、糖尿病の疑いが濃厚であるといわれている。
このように、血糖値は、基本的にはユーザUが食事を摂取することによって数値が上昇する。しかしながら、ユーザUの体質、食事の内容、食事のタイミング、食後の行動の種類等の各種要素によって、ユーザUの血糖値の上昇度合に差異が生じるとされている。
例えば、炭水化物の含有量が同一である「うどん」、「パスタ」、及び「白米」であっても、これらを食するユーザUの体質によっては、「白米」を摂取した場合だけ血糖値が大きく上昇することがある。また、ユーザUが、A牛丼屋の「牛丼並盛」と、B牛丼屋の「牛丼並盛」とを同じタイミングで摂取した場合であっても、血糖値の上昇に大きく差が生じることがある。
また例えば、同じ「うどん」をユーザUが昼食時に食する場合と夕食時に食する場合とでは、血糖値の上昇に大きく差が生じることがある。また、同じ時間帯に同じ種類の「うどん」を摂取した場合であっても、食する前に運動を行っていた場合と、運動を行っていなかった場合とでは血糖値の上昇に大きく差が生じることがある。
即ち、医師Dや管理栄養士Mは、単にユーザUの食事に含まれる炭水化物等の栄養素の含有量等の一般的な情報を把握するだけでは、ユーザUに対し的確な健康指導や栄養指導を行うことができない。つまり、医師Dや管理栄養士Mが、ユーザUに対し適切な健康指導や栄養指導を行うためには、ユーザUの食事の内容や、食事のタイミング等の各種要素が十分に考慮されなければならない。
この点について、図1のサーバ1により生成される血糖値・食事グラフは、ユーザUの食事の内容や、食事のタイミングが「見える化」されている。このため、医師Dや管理栄養士Mは、血糖値・食事グラフを一見するだけでユーザUが摂取した食事の内容、及び食事のタイミングと、血糖値の変化との関係を容易に把握することができる。
これにより、医師Dや管理栄養士Mは、ユーザUに対して、血糖値・食事グラフを見ながらユーザUの過去の活動内容について問診するだけで、ユーザUに対し的確な健康指導を行うことができる。具体的には例えば、血糖値・食事グラフの内容及び問診結果から、ユーザUは、食後に運動をした方が、食前に運動するよりも血糖値の上昇が少ない体質であることが把握できる場合がある。この場合、医師Dは、ユーザUに対し、できる限り食後に運動をすべき旨の健康指導を行うことができる。
また例えば、血糖値・食事グラフを一見するだけで、ユーザUが、「うどん」、「パスタ」、「白米」のうち「白米」を摂取した時だけ血糖値が大きく上昇する傾向にあることが把握できる場合がある。この場合、管理栄養士Mは、ユーザUに対し、できる限りうどんやパスタ等の麺類から炭水化物を摂取すべき旨の栄養指導を行うことができる。
また、医師Dや管理栄養士Mのみならず、ユーザU自身も、血糖値・食事グラフを一見するだけで、血糖値がどのような時に上昇し易く、どのような時に上昇し難いのかというユーザU特有の体質や傾向を容易に把握することができる。
なお、血糖値・食事グラフの具体例については図6を参照して後述する。
ユーザ端末2は、ユーザUが操作する情報処理端末であって、例えばスマートフォン等で構成される。ユーザ端末2は、ユーザUの操作に基づいて、自身が備えるカメラ機能でユーザUの食事の内容を撮像し、撮像により得られた食事画像データを食事データとしてサーバ1に送信する。
血糖値測定器3は、ユーザUが自身の血糖値を継続的に測定するための電子機器である。血糖値測定器3とユーザ端末2とは、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等の近距離無線通信技術や、ケーブル等の有線を用いて接続されている。血糖値測定器3は、ユーザUの操作に基づいて、ユーザUの血糖値を24時間継続的に測定し、その測定結果としての血糖値データをユーザ端末2に送信する。血糖値データには、ユーザUを一意に特定するユーザIDと、ユーザ名と、血糖値が測定された時刻と、血糖値を示す具体的な数値とが含まれる。なお、血糖値データの具体例については、図4を参照して後述する。
医師端末4は、医師Dが操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ等で構成される。医師端末4は、医師Dの操作に基づいて、サーバ1から送信されて来た血糖値・食事グラフを取得する。
栄養士端末5は、管理栄養士Mが操作する情報処理装置であって、例えばパーソナルコンピュータ等で構成される。栄養士端末5は、管理栄養士Mの操作に基づいて、サーバ1から送信されて来た血糖値・食事グラフを取得する。
図2は、図1の情報処理システムのうち、サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、タッチ操作入力部16と、表示部17と、入力部18と、記憶部19と、第1通信部20と、第2通信部21と、ドライブ22と、リムーバブルメディア30とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要な情報等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、タッチ操作入力部16、表示部17、入力部18、記憶部19、第1通信部20、第2通信部21及びドライブ22が接続されている。
タッチ操作入力部16は、例えば表示部17に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
表示部17は、液晶等のディスプレイにより構成され、プログラム作製に関する画像等、各種画像を表示する。
このように、本実施形態では、タッチ操作入力部16と表示部17とにより、タッチパネルが構成されている。
入力部18は、各種ハードウェア等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部19は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種情報を記憶する。
第1通信部20は、例えば、Bluetooth(登録商標)の規格に従った方式で近距離無線通信を行う制御を実行する。具体的には例えば、血糖値測定器3で測定された血糖値データを、Bluetooth(登録商標)の規格に従った方式の近距離無線通信で受信する。
第2通信部21は、第1通信部20とは別個独立して、インターネット等を介して他の装置(例えばユーザ端末2、医師端末4、栄養士端末5)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22は、必要に応じて設けられる。ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部19に記憶されている各種情報も、記憶部19と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図1の情報処理システムのうち、ユーザ端末2、医師端末4、及び栄養士端末5も図2に示すハードウェア構成と基本的に同様のハードウェア構成を有している。
次に、このようなハードウェア構成を持つサーバ1の機能的構成について、図3を参照して説明する。
図3は、図1の情報処理システムにおける図2のサーバ1の機能的構成のうち、グラフ生成処理と、グラフ表示制御処理と、アラート出力処理とを実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
「グラフ生成処理」とは、サーバ1が実行する処理のうち、ユーザUの血糖値・食事グラフを生成するまでの一連の処理をいう。
「グラフ表示制御処理」とは、サーバ1が実行する処理のうち、グラフ生成処理で生成されたユーザUの血糖値・食事グラフを、ユーザ端末2、医師端末4、及び栄養士端末5に表示させる制御を実行する処理をいう。
「アラート出力処理」とは、サーバ1が実行する処理のうち、ユーザUの血糖値・食事グラフの根拠となる各種データに基づいて、所定のタイミングでユーザ端末2にアラートを出力させるまでの一連の処理をいう。
図3に示すように、サーバ1のCPU11(図2)においては、グラフ生成処理が実行される場合には、血糖値データ取得部101と、食事データ管理部102と、グラフ生成部103とが機能する。
また、グラフ表示制御処理が実行される場合には、グラフ表示制御部104が機能する。
また、アラート出力処理が実行される場合には、活動データ取得部105と、データ分析部106と、アラート管理部107が機能する。
なお、記憶部19(図2)の一領域には、血糖値DB401と、食事DB402と、グラフDB403と、活動DB404とが設けられている。
血糖値データ取得部101は、ユーザ端末2から送信されて来た血糖値データを取得する。なお、血糖値データ取得部101が血糖値データを取得するタイミングは特に限定されない。例えばユーザ端末2により血糖値データが取得されたときにリアルタイムで当該血糖値データを取得してもよいし、s秒おき(sは1以上の任意の整数値)、m分おき(mは1以上の任意の整数値)、h時間おき(hは1以上の任意の整数値)等任意のタイミングで血糖値データを取得してもよい。血糖値データ取得部101により取得された血糖値データは、血糖値DB401に記憶されて管理される。なお、血糖値データの具体例については図4を参照して後述する。
食事データ管理部102は、ユーザ端末2から送信されて来た食事データを取得し、当該食事データに含まれる食事画像データを解析して詳細情報を抽出する。詳細情報には、ユーザUの食事に関するあらゆる情報を含めてよい。例えば料理名、料理が提供された場所や店名、使用されている食材、糖質量やカロリー等の栄養に関する情報等を含めてよい。なお、サーバ1による画像のデータの解析手法は特に限定されない。例えば、様々な料理の詳細情報を予め学習させた人工知能(AI)を用いて画像のデータの解析を行ってもよい。また、食事データ管理部102が食事データを取得するタイミングは特に限定されない。例えばユーザ端末2により食事の内容が撮像されたときにリアルタイムで食事データを取得してもよいし、d日分(dは1以上の任意の整数値)の食事データをまとめて取得してもよい。食事データ管理部102により食事データから抽出された食事に関する詳細情報は、食事DB402に記憶されて管理される。なお、食事データから抽出された食事に関する詳細な情報の具体例については図4を参照して後述する。
グラフ生成部103は、血糖値データ取得部101により取得された血糖値データと、食事データ管理部102により取得されて詳細情報が抽出された食事データとに基づいて血糖値・食事グラフを生成する。これにより、グラフ生成部103により生成された血糖値・食事グラフは、グラフDB403に記憶されて管理される。
グラフ表示制御部104は、グラフ生成部103により生成された血糖値・食事グラフを、ユーザ端末2、医師端末4、及び栄養士端末5に表示させる制御を実行する。これにより、ユーザU、医師D、及び管理栄養士Mは、血糖値の被測定者の食事の内容と血糖値との関係を容易に把握することができるようになる。なお、ユーザ端末2等に表示される血糖値・食事グラフの具体例については図6を参照して後述する。
活動データ取得部105は、ユーザUの活動に関する経時的な情報を活動データとして取得する。活動データには、ユーザUの過去のスケジュールが少なくとも含まれる。このため、活動データを参照することにより、ある日ある時間においてユーザUがどのような行動をとっていたのかを把握することが可能となる。なお、活動データを取得する具体的な手法は特に限定されない。例えば、ユーザ端末2が備える一般的なスケジュール管理機能により記憶され管理されているユーザUのスケジュールを活動データとして取得してもよい。また例えば、ユーザUによりユーザ端末2に入力された情報を活動データとして取得してもよい。活動データ取得部により取得された活動データは、活動DB404に記憶されて管理される。
データ分析部106は、血糖値データと、食事データと、活動データとに基づいて、ユーザUの食事の内容及び活動の内容が血糖値の変化に与える影響について分析を行う。データ分析部106による各種データの分析手法は特に限定されない。例えば人工知能(AI)を用いて各種データの分析を行ってもよい。血糖値データ、食事データ、及び活動データは、蓄積されていくことにより、ユーザUの体質の特徴を示す情報としての信憑性が高くなる。即ち、こういったタイミングでこういった類の食事をとった場合に血糖値が上昇し易いとか、こういったタイミングでこういった類の食事をとった場合にはあまり血糖値が上昇しないといった、ユーザUの体質の特徴が次第に明確化される。このため、サーバ1に蓄積されたユーザUの血糖値データ、食事データ、及び活動データを分析した結果は、ユーザUの健康を維持するために有効な情報として利用することができる。即ち、データ分析部106による分析の結果(以下「分析データ」と呼ぶ)は、医師DによるユーザUの健康指導や、管理栄養士MによるユーザUの栄養指導をサポートするための情報として利用することができる。
また、分析データは、ユーザ端末2から出力される、後述するアラート情報を生成する際にも利用される。
アラート管理部107は、分析データに基づいて、ユーザUが摂取しようとする食事に関する留意事項、及びユーザUの活動に関する留意事項を少なくとも含むアラート情報を生成する。また、アラート管理部107は、生成したアラート情報をユーザ端末2に出力させる制御を実行する。これにより、ユーザUは、血糖値を急激に上昇させるおそれのある食材や、血糖値を急激に上昇させるおそれのある活動を事前に知ることができる。
例えば、ユーザUの血糖値が、起床後所定の時間内に豆乳が含まれる料理を食べると急激に上昇する傾向にあるという情報が分析データに含まれていた場合を想定する。この場合、ユーザUの朝食時にリアルタイムで送信されて来た当該朝食の食事データに豆乳が含まれていると、アラート管理部107は、以下の処理を実行する。即ち、アラート管理部107は、ユーザUの朝食に血糖値を急激に上昇させる傾向にある豆乳が含まれている旨を示すアラート情報の生成と、当該アラート情報をユーザ端末2に出力させる制御を実行する。これにより、ユーザUは、血糖値を急激に上昇させる傾向にある豆乳が朝食に含まれていることを、朝食を食べる前に知ることができる。
また例えば、分析データに、ユーザUは21:00〜22:00の間に入浴する確率が88%であるという情報と、ユーザUの血糖値が、入浴後所定の時間内にビールを飲むと急激に上昇する傾向にあるという情報とが含まれていた場合を想定する。この場合、アラート管理部107は、ユーザUが入浴する直前である確率が高い20:30前後に、入浴後所定の時間内にビールを飲むと急激に上昇する傾向にある旨を示すアラート情報の生成と、当該アラート情報をユーザ端末2に出力させる制御を実行する。これにより、ユーザUは、入浴後、所定の時間内にビールを飲むと血糖値を急激に上昇させる傾向にあることを、入浴直前に知ることができる。
このように、分析データは、医師Dや管理栄養士MによるユーザUに対する各種指導をサポートする役割を果たすだけではなく、ユーザ端末2から出力されるアラート情報を生成するための材料としての役割も果たす。
次に、図4を参照して、血糖値DB401と、食事DBと402と、グラフDB403と、活動DB404との夫々に記憶されて管理されている各種データの具体例を説明する。
図4は、血糖値DB401と、食事DBと402との夫々に記憶されて管理されている各種データの具体例を示す図である。
図4(A)は、血糖値DB401に記憶されて管理されている血糖値データの具体例を示す図である。なお、図4(A)に示す例では、ユーザUの血糖値は10分おきに24時間継続的に計測されているものとする。
図4(A)に示すように、血糖値データには、ユーザUを一意に特定するユーザIDと、ユーザ名と、血糖値が測定された日時と、血糖値を示す具体的な数値とが少なくとも含まれる。具体的には例えば、ユーザIDを「01234」とする「ユーザU1」の「2017年7月1日16:30」時点の血糖値は「95mg/dL」であることが血糖値データとして記憶されている。また、同ユーザU1の「2017年7月1日16:40」時点の血糖値は「97mg/dL」であることが記憶されている。このように、血糖値データは経時的に管理されている。なお、他の測定時刻におけるユーザU1の血糖値の詳細については、図4(A)に示すとおりである。
図4(B)は、食事DB402に記憶されて管理されている、食事データの具体例を示す図である。
図4(B)に示すように、食事DB402には、ユーザUの食事内容に関する経時的な情報が含まれている。即ち、食事データには、ユーザUを一意に特定するユーザIDと、ユーザ名と、ユーザUが摂取を開始した日時と、料理が提供された場所に関する情報と、料理名と、食事画像データと、料理に含まれる栄養に関する情報とが含まれている。
具体的には例えば、ユーザU1が「2017年7月1日」の「7:00」に「自宅」で摂取した「お茶漬け」には、糖質が「60.0g」、カロリーが「282kcal」含まれている。また、ユーザU1が「2017年7月1日」の「12:00」に「○○軒」で摂取した「味噌ラーメン」には、糖質が「80.0g」、カロリーが「625kcal」が含まれている。なお、他の食事データの詳細については、図4(B)に示すとおりである。
次に、図5を参照して、図3の機能的構成を有するサーバ1が実行するグラフ生成処理について説明する。
図5は、図3のサーバ1が実行するグラフ生成処理の流れを説明するフローチャートである。
図5に示すように、サーバ1では、次のような一連の処理が実行される。
ステップS1において、血糖値データ取得部101は、ユーザ端末2から血糖値データが送信されて来たか否かを判定する。
ユーザ端末2から血糖値データが送信されて来るまでの間、ステップS1においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻され、ステップS1の処理が繰り返される。
これに対して、ユーザ端末2から血糖値データが送信されて来ると、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、食事データ管理部102は、ユーザ端末2から食事データが送信されて来たか否かを判定する。
ユーザ端末2から食事データが送信されて来るまでの間、ステップS2においてNOであると判定されて、処理はステップS2に戻され、ステップS2の処理が繰り返される。
これに対して、ユーザ端末2から食事データが送信されて来ると、ステップS2においてYESであると判定されて、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、食事データ管理部102は、食事データに含まれる、食事画像データの解析を行うことで詳細情報を抽出し、当該詳細情報を食事データに含めて管理する。
ステップS4において、グラフ生成部103は、ステップS1の処理で取得された血糖値データと、ステップS2の処理で取得され、ステップS3の処理で食事画像データから詳細情報が抽出された食事データとに基づいて、血糖値・食事グラフを生成する。これによりグラフ生成処理は終了する。
次に、図6を参照して、図3のサーバ1が実行するグラフ生成処理により生成される血糖値・食事グラフの具体例について説明する。
図6は、図3のサーバ1が実行するグラフ生成処理により生成される血糖値・食事グラフの一例を示すイメージ図である。
図6に示すように、血糖値・食事グラフBFは、ユーザUの血糖値の経時的な数値を示す血糖値推移グラフBをベースに、食事データの内容を示す情報F1乃至F3を重畳的に表示させたものである。具体的には、血糖値・食事グラフBFは、横軸を日時とし、縦軸を血糖値(単位:mg/dL)とする血糖値推移グラフBをベースに、食事をとった日時と食事の内容とを示す情報F1乃至F3を重畳的に表示させている。これにより、血糖値・食事グラフBFを一見すれば、ユーザUが実際に摂取した料理の内容と、ユーザUの血糖値の変化との関係を容易に把握することができる。
具体的には、ユーザUの血糖値は、2017年7月1日の0時から7時まではおおよそ80〜90mg/dL程度で推移している。しかし、同日の7時に朝食として自宅でお茶漬けを摂取した直後の8時には160mg/dL程度に達し、9時には午前中のピーク値である170mg/dL程度に達している。その後、血糖値は、12時まで下降し続けているが、12時に昼食として「○○軒」というラーメン屋で味噌ラーメンを摂取した直後の13時には、再び170mg/dL程度に達している。さらにその後、血糖値は、18時まで下降し続けているが、18時に夕食として「○○屋」といううなぎ屋でうな重を摂取した直後の19時には、この日一番高い値である180mg/dL程度に達している。
上述したように、血糖値・食事グラフBFは、ユーザUに対する医師Dや管理栄養士Mによる各種指導の際に有効な情報として利用することができる。具体的には例えば、医師DからユーザUに対し、以下のような健康指導が行われることが想定できる。
即ち、医師Dは、図6に示す血糖値・食事グラフBFを確認することにより、ユーザUの血糖値が、朝食、昼食、及び夕食の夫々の直後にいずれも急上昇し、ピークP1乃至P3の夫々を迎えていることを把握する。しかしながら、昼食後のピークP2、及び夕食後のピークP3は、いずれも食事開始後1時間程度で到来しているのに対し、朝食のピークP1だけが食事開始後2時間程度で到来している。そこで、医師Dは、ユーザUに対する問診において、朝食後にどのような活動を行ったかを確認する。これに対し、ユーザUは、朝食後は出勤のために8時に自宅を出発するが、健康のために勤務先まで1時間程度徒歩で通勤している旨を告げる。すると、医師Dは、再度血糖値・食事グラフを確認し、ユーザUの血糖値が、朝食開始後1時間である8時まで急上昇し、その後さらに1時間、グラフの傾きは緩やかになるが9時まで上昇することによってピークP1を迎えていることを確認する。これにより、医師Dは、ユーザUが、食事後に運動をすると血糖値が上昇する傾向にある体質であることを推測し、この推測に基づいた健康指導や、さらに詳しい検査を行う等の処置をとることができる。
このように、血糖値・食事グラフBFから、医師Dや管理栄養士Mは、ユーザUにおける未病や美容のための指示を的確に行うことが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、血糖値・食事グラフには、食事画像データを解析することで抽出された詳細情報が表示されるが、当該詳細情報を表示させず、食事画像データのみを表示させてもよい。この場合、図5に示すフローチャートにおけるステップS3の処理を省略することができる。なお、詳細情報が表示させず、食事画像データのみが血糖値・食事グラフに表示される場合であっても、食事画像データを一見することにより大抵の食事についてはその内容を把握することは可能である。
また、上述した実施形態では、ユーザUの血糖値は血糖値測定器3によって10分おきに24時間継続的に計測されているが、血糖値測定器3がユーザUの血糖値を測定するタイミングは特に限定されない。上述の血糖値データ取得部101が血糖値データを取得するタイミングと同様に、s秒おき、m分おき、h時間おき等任意のタイミングでユーザUの血糖値を計測してよい。
また、上述した実施形態では、血糖値・食事グラフの利用主体は、ユーザU、医師D、及び管理栄養士Mとしているが、これら利用主体は例示であり、あらゆる立場にある者が血糖値・食事グラフの利用主体となり得る。具体的には例えば、ユーザUの家族や、ユーザUが通うフィットネスクラブの専属トレーナー等も、医師端末4や栄養士端末5と同様の情報処理装置を操作することにより血糖値・食事グラフを利用することができる。これにより、あらゆる立場にある者がユーザUの健康に関与することができる。
また、図2に示す各ハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行出来る機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体との組み合わせで構成してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
例えば、上述の図5のグラフ生成処理では、血糖値データが送信されて来たか否かの判定(ステップS1の判定であり、以下「第1の判定」と呼ぶ)の後に、食事データが送信されて来たか否かの判定(ステップS2の判定であり、以下「第2の判定」と呼ぶ)が行われる。しかしながら、サーバ1において血糖値・食事グラフが生成される時点(ステップS4の処理時点)で、第1の判定及び第2の判定の夫々として「YES」の判定がなされ、かつ、食事画像データから詳細情報の抽出がなされていれば足りる。このため、第1の判定と第2の判定の各タイミングは特に限定されない。また、第1の判定と第2の判定は夫々並列的に行われてもよい。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図1のサーバ1)は、
血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する血糖値データ取得手段(例えば図3の血糖値データ取得部101)と、
前記血糖値の被測定者(例えば図1のユーザU)の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する食事データ取得手段(例えば図3の食事データ管理部102)と、
前記血糖値データ取得手段により取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得手段により取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフ(例えば図6の血糖値推移グラフB)に、前記被測定者の食事の内容を示す情報(例えば図6の食事データの内容を示す情報F1乃至F3)を重畳的に表示させた第2グラフ(例えば図6の血糖値・食事グラフBF)を生成するグラフ生成手段(例えばグラフ生成部103)と、
を備える。
これにより、血糖値の被測定者が摂取した食事の内容と血糖値との関係を把握することができるグラフを生成することができる。
前記食事データには、前記被測定者の食事の内容が撮像された画像のデータである食事画像データと、当該画像が撮像された日時に関する情報とが少なくとも含まれ、
前記食事画像データを解析することにより、前記被測定者が摂取した食事について、使用された食材、及び糖質量に関する情報を少なくとも含む詳細情報を抽出する詳細情報抽出手段(例えば図3の食事データ管理部102)
をさらに備えることができる。
これにより、血糖値の被測定者が摂取した食事の詳細情報を含む具体的な内容と血糖値との関係を把握することができるグラフを生成することができる。
また、前記被測定者の活動に関する経時的な情報である活動データを取得する活動データ取得手段(例えば図3の活動データ取得部105)と、
前記血糖値データと、前記食事データ、前記活動データとに基づいて、前記被測定者の食事の内容及び活動の内容が血糖値の変化に与える影響についての分析を行うデータ分析手段(例えば図3のデータ分析部106)と、
前記データ分析手段による分析の結果である分析データに基づいて、前記被測定者が摂取しようとする食事に関する留意事項、及び前記被測定者の活動に関する留意事項のうち少なくとも一方を含むアラート情報を生成し、生成したアラート情報を前記被測定者が操作する情報処理端末に出力させる制御を実行するアラート管理手段(例えば図3のアラート管理部107)と、
をさらに備えることができる。
これにより、血糖値の被測定者は、血糖値を急激に上昇させるおそれのある食材や、血糖値を急激に上昇させるおそれのある活動を事前に知ることができる。
1:サーバ
2:ユーザ端末
3:血糖値測定器
4:医師端末
5:栄養士端末
11:CPU
12:ROM
13:RAM
14:バス
15:入出力インターフェース
16:タッチ操作入力部
17:表示部
18:入力部
19:記憶部
20:第1通信部
21:第2通信部
22:ドライブ
30:リムーバブルメディア
101:血糖値データ取得部
102:食事データ管理部
103:グラフ生成部
104:グラフ表示制御部
105:活動データ取得部
106:データ分析部
107:アラート管理部
401:血糖値DB
402:食事DB
403:グラフDB
404:活動DB
B:血糖値グラフ
BF:血糖値・食事グラフ
F1,F2,F3:食事データの内容を示す情報
U:ユーザ
N:ネットワーク

Claims (5)

  1. 血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する血糖値データ取得手段と、
    前記血糖値の被測定者の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する食事データ取得手段と、
    前記血糖値データ取得手段により取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得手段により取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフに、前記被測定者の食事の内容を示す情報を重畳的に表示させた第2グラフを生成するグラフ生成手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記食事データには、前記被測定者の食事の内容が撮像された画像のデータである食事画像データと、当該画像が撮像された日時に関する情報とが少なくとも含まれ、
    前記食事画像データを解析することにより、前記被測定者が摂取した食事について、使用された食材、及び糖質量に関する情報を少なくとも含む詳細情報を抽出する詳細情報抽出手段
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記被測定者の活動に関する経時的な情報である活動データを取得する活動データ取得手段と、
    前記血糖値データと、前記食事データと、前記活動データとに基づいて、前記被測定者の食事の内容及び活動の内容が血糖値の変化に与える影響についての分析を行うデータ分析手段と、
    前記データ分析手段による分析の結果である分析データに基づいて、前記被測定者が摂取しようとする食事に関する留意事項、及び前記被測定者の活動に関する留意事項のうち少なくとも一方を含むアラート情報を生成し、生成したアラート情報を前記被測定者が操作する情報処理端末に出力させる制御を実行するアラート管理手段と、
    をさらに備える請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する血糖値データ取得ステップと、
    前記血糖値の被測定者の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する食事データ取得ステップと、
    前記血糖値データ取得ステップで取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得ステップで取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフに、前記被測定者の食事の内容を示す情報を重畳的に表示させた第2グラフを生成するグラフ生成ステップと、
    を含む情報処理方法。
  5. 情報処理装置を制御するコンピュータに、
    血糖値の経時的な情報である血糖値データを取得する血糖値データ取得ステップと、
    前記血糖値の被測定者の食事に関する経時的な情報である食事データを取得する食事データ取得ステップと、
    前記血糖値データ取得ステップで取得された前記血糖値データと、前記食事データ取得ステップで取得された前記食事データとに基づいて、前記被測定者の血糖値の経時的な変化を表す第1グラフに、前記被測定者の食事の内容を示す情報を重畳的に表示させた第2グラフを生成するグラフ生成ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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