JP2019027879A - 測定装置 - Google Patents

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【課題】振れ回りによる位置ずれを抑えることにより、ワイヤの破損を防止しつつ、測定精度の均一化を図ることができる測定装置を提供する。【解決手段】流路を形成する配管11と、配管11の外面に設けられ、当該配管11内を流れる流体の流量を測定する温度センサチップ12,ヒータチップ13と、配管11の外面に接着固定されると共に温度センサチップ12,ヒータチップ13と分離して配置され、温度センサチップ12,ヒータチップ13から出力された信号を中継する基板15と、温度センサチップ12,ヒータチップ13と基板15とを電気的に接続するワイヤ14と、配管11を流体流れ方向に対して左右両側から挟み込むように基板15に設けられ、基板15における接着部を中心とした振れ回りR2を規制するガイド部62とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、センサチップから出力された測定信号を送信するためのワイヤに対する負荷を抑制するようにした測定装置に関する。
従来から、流体の流量を測定する測定装置として、様々な形式のものが提供されている。その中でも、低コスト化や省電力化等を図ることが比較的容易であるという理由から、熱式のものが多く利用され始めている。
熱式の測定装置においては、半導体製造プロセス技術を利用して製造されたセンサチップ(フローセンサ)を、流量測定手段としており、流体によって奪われたヒータ熱が流量に依存して変化するという原理を用いたものとなっている。
そして、このような、熱式の測定装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2017−101955号公報
上記従来の測定装置においては、配管内を流れる流体の流量を測定することを目的としており、配管の外面にセンサチップを接着固定し、そのセンサチップと回路とを、導電性のワイヤによって電気的に接続させている。これにより、センサチップから出力された測定信号は、ワイヤを通じて、回路に送信可能となっている。
ここで、センサチップを配管に接着固定するための接着剤としては、センサチップ及び配管に対する応力緩和を図るために、低応力の接着剤を使用している。つまり、その接着剤は、接着剤硬化時において、柔軟性を備えている。
また、上記従来の測定装置においては、製造時の組み付け作業や、使用時の設置場所によっては、配管や装置全体に負荷が発生する場合がある。そして、このように、配管や装置全体に負荷が発生すると、配管と、この配管に柔軟性を有する接着剤で固定されているセンサチップとの間には、位置ずれが生じてしまう。この結果、センサチップと回路との間についても、位置ずれが生じてしまい、これに伴って、それらを繋いでいるワイヤにも、大きな負荷が掛ってしまい、場合によっては、ワイヤを破損させるおそれがある。
更に、配管の接着位置決め精度が低下すると、その配管内を流れる流体の流量特性に乱れが生じてしまう。この結果、センサチップの測定精度に、ばらつきが生じるおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、振れ回りによる位置ずれを抑えることにより、ワイヤの破損を防止しつつ、測定精度の均一化を図ることができる測定装置を提供することを目的とする。
この発明に係る測定装置は、流路を形成する配管と、配管の外面に設けられ、配管内を流れる流体の流量を測定するセンサチップと、配管の外面に接着固定されると共に、センサチップと分離して配置され、センサチップから出力された信号を中継する基板と、センサチップと基板とを電気的に接続するワイヤと、基板に、配管を流体流れ方向に対して左右両側から挟み込むように設けられ、基板における接着部を中心とした振れ回りを規制する振れ規制部材とを備えるものである。
この発明によれば、振れ回りによる位置ずれを抑えることにより、ワイヤの破損を防止しつつ、測定精度の均一化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る測定装置の後方斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る測定装置の平面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 温度センサチップの斜視図である。 図2のV−V矢視断面図である。 ヒータチップの斜視図である。 図2のVII−VII矢視断面図である。 本発明の実施の形態2に係る測定装置の後方斜視図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
先ず、実施の形態1に係る測定装置について、図1から図7を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、熱式の測定装置(流量測定装置)は、配管11、一対のセンサチップ12,13、ワイヤ14、基板15、及び、補強部材61等を備えている。そして、各チップ12,13と基板15とは、配管11に接着固定されると共に、導電性のワイヤ14によって電気的に接続されている。
配管11は、その内部流路に流体(気体または液体)を通過可能とする円形管状部材である。この配管11の材質は、例えば、ガラス、セラミックス、プラスチック、及び、ステンレス等のいずれかである。なお、図1及び図2に記載した矢印の方向は、流体の流れ方向を示している。
また、図2、図3、図5、及び、図7に示すように、配管11の軸方向途中部分には、凹部41が形成されている。この凹部41は、配管11の径方向内側に向けて凹んでいる。そして、凹部41の底面41aは、配管11の軸方向に延びる平坦面であって、チップ12,13及び基板15を取り付けるための取付面となっている。
更に、図1及び図2示すように、流体流れ方向前後一対のチップ12,13は、配管11内を流れる流体の流量を測定する熱式のフローセンサであって、半導体製造プロセス技術を利用して製造されている。このような、半導体チップとなる熱式のセンサチップ12,13は、配管11の外面となる底面41aに、当該配管11の軸方向(流体流れ方向)に沿って順に設けられている。
このとき、流体流れ方向上流側に配置されるセンサチップ12は、配管11内を流れる流体の温度を測定する温度センサチップとなっている。一方、流体流れ方向下流側に配置されるセンサチップ13は、配管11内を流れる流体に所定の熱量を供給するヒータチップとなっている。以下、センサチップ12を、温度センサチップ12と称する一方、センサチップ13をヒータチップ13と称して、本実施の形態を説明する。
図3及び図4に示すように、温度センサチップ12は、例えば、ベース基板21、絶縁膜22、測温部(測定部)23、及び、電極パッド24等を備えており、基板15から分離された構造となっている。
具体的に、ベース基板21の表面は、絶縁膜22によって覆われている。また、絶縁膜22の表面中央部には、測温部23が設けられており、この測温部23には、電極パッド24の基端が電気的に接続されている。測温部23は、配管11内を流れる流体の温度を測定するものであって、2つの電極パッド24は、絶縁膜22の表面上において、測温部23からチップ外側に向けて延びている。そして、電極パッド24の先端は、ワイヤ14を介して、基板15のリードと電気的に接続されている。
つまり、ワイヤ14の一端は、電極パッド24に、第1ボンディング点として、ボンディングされている。一方、ワイヤ14の他端は、基板15のリードに、第2ボンディング点として、ボンディングされている。これにより、測温部23から出力された温度測定信号は、ワイヤ14を通じて、基板15に中継された後、当該基板15から基板外部の流量測定部(図示省略)に送信される。
一方、図5及び図6に示すように、ヒータチップ13は、例えば、ベース基板31、絶縁膜32、発熱部(測定部)33、及び、電極パッド34等を備えており、基板15から分離された構造となっている。
具体的に、ベース基板31の中央部には、キャビティ31aが、当該ベース基板31をその厚さ方向に貫通するように形成されている。これに対して、ベース基板31の表面は、絶縁膜32によって覆われており、その絶縁膜32の中央部には、薄膜状のダイヤフラム32aが設けられている。即ち、ダイヤフラム32aは、キャビティ31aの上端開口部全域を、上方から覆っており、ベース基板31から熱絶縁された構造となっている。
更に、ダイヤフラム32aの表面中央部には、発熱部33が設けられており、この発熱部33には、電極パッド34の基端が電気的に接続されている。発熱部33は、配管11内を流れる流体の流速を測定するものであって、2つの電極パッド34は、絶縁膜32の表面上において、測温部33からチップ外側に向けて延びている。そして、電極パッド24の先端は、ワイヤ14を介して、基板15のリードと電気的に接続されている。
つまり、ワイヤ14の一端は、電極パッド34に、第1ボンディング点として、ボンディングされている。一方、ワイヤ14の他端は、基板15のリードに、第2ボンディング点として、ボンディングされている。これにより、発熱部33から出力された流速測定信号は、ワイヤ14を通じて、基板15に中継された後、当該基板15から流量測定部に送信される。
また、図2、図3、及び、図5に示すように、チップ12,13は、チップ用接着剤となる接着剤51によって、配管11の外面に固定されている。即ち、絶縁膜22,32の表面中央部は、接着剤51によって、凹部41の底面41aに固定されている。このとき、温度センサチップ12を接着固定するための接着剤51の厚さと、ヒータチップ13を接着固定するための接着剤51の厚さとは、同じ厚さとなっている。
これに対して、図1、図2、及び、図7に示すように、基板15の先端には、矩形をなす先端突出部15aが形成されている。この先端突出部15aは、基板15の先端中央部からその外側に向けて、配管11の径方向に突出している。そして、先端突出部15aの左右両側(配管11の軸方向両側)には、基板15から分離されたチップ12,13が、それぞれ配置されている。これにより、先端突出部15aは、チップ12,13と共に、凹部41の底面41aに接着固定されている。このとき、先端突出部15aは、基板用接着剤となる接着剤52によって、凹部41の底面41aに固定されている。
つまり、基板15は、先端突出部15aのみが、配管11に接着固定されている。そして、先端突出部15aの流体流れ方向上流側には、温度測定機能を有する温度センサチップ12が設置されている。一方、先端突出部15aの流体流れ方向下流側には、流速測定機能を有するヒータチップ13が設置されている。
また、図1、図2、及び、図7に示すように、基板15の先端側における裏面には、補強部材61が設けられている。この補強部材61は、少なくとも、先端突出部15a及び第2ボンディング点に対応する基板15の裏面を覆っている。これにより、補強部材61は、基板15の先端側を補強するものなっている。なお、基板15の表面は、配管11に接着固定されると共にワイヤ14がボンディングされる面であって、基板15の裏面は、その表面の反対側に位置する面である。
ここで、基板15に対して、当該基板15の表面及び裏面と直交する縦方向に向けて作用する力が加わると、当該基板15においては、基端(先端突出部15aの反対側に位置する端部)が、配管11に対して唯一の支持点となる、接着剤51との接着部を中心として、上下方向(基板15の厚さ方向)に向けて振れるような、振れ回りR1が発生するおそれがある。
これに対して、本発明に係る測定装置においては、基板15の裏面に補強部材61を設けて、基板15の高剛性化を図っているため、基板15に対する振れ回りR1の発生を抑制することができる。これにより、配管11と基板15との間における上下方向の位置関係、及び、チップ12,13と基板15との間における上下方向の位置関係において、ずれの発生を抑制することができる。この結果、チップ12,13と基板15とを繋ぐワイヤ14に対して、振れ回りR1に起因する負荷が掛らないため、当該ワイヤ14の破損を防止することができる。
更に、図1、図2、及び、図7に示すように、補強部材61の先端側には、一対のガイド部(振れ規制部材)62が、配管11の軸方向に沿って延びるように一体的に形成されている。これらのガイド部62は、補強部材61の表面(先端突出部15aの裏面と接する面)から配管11側に向けて突出すると共に、先端突出部15aをその厚さ方向に貫通している。そして、ガイド部62の高さは、配管11の中心軸を超える高さとなっている。
このとき、一対のガイド部62間における配管11の径方向設置間隔は、当該配管11の直径よりも長くなっている。即ち、一対のガイド部62は、配管11よりも径方向外側にそれぞれ配置されている。これにより、配管11は、先端突出部15aの上方において、一対のガイド部62によって、流体流れ方向に対して左右両側から挟み込まれた状態となっている。
ここで、基板15に対して、当該基板15の表面及び裏面と平行となる横方向に向けて作用する力が加わると、当該基板15においては、基端が、配管11に対して唯一の支持点となる、接着剤51との接着部を中心として、横方向(基板15の幅方向、基板15の左右方向)に向けて振れるような、振れ回りR2が発生するおそれがある。
これに対して、本発明に係る測定装置においては、基板15から突き出たガイド部62を設けて、基板15の振れ規制化を図っているため、基板15に対する振れ回りR2の発生を抑制することができる。つまり、基板15に振れ回りR2が発生すると、ガイド部62の内面が配管11の外周面に接触するため、基板15に対する振れ回りR2の発生を抑制することができる。このとき、ガイド部62は、配管11の中心軸よりも高く、ガイド部62の長さは、配管11の軸方向に向けて十分な長さとなっているため、ガイド部62は、配管11に対する接触を確実にしている。
これにより、配管11と基板15との間における横方向の位置関係、及び、チップ12,13と基板15との間における横方向の位置関係において、ずれの発生を抑制することができる。この結果、チップ12,13と基板15とを繋ぐワイヤ14に対して、振れ回りR2に起因する負荷が掛らないため、当該ワイヤ14の破損を防止することができる。
また、測定装置の製造工程においては、基板15に補強部材61を取り付けた後、その先端突出部15aにおける一対のガイド部62間に向けて、配管11を接着固定するようにすれば、ガイド部62を配管11の接着位置決め用ガイドとして、使用することもできる。これにより、配管11の接着位置決め精度を向上させることができるので、その配管11内を流れる流体の流量特性の安定化を図ることができる。この結果、チップ12,13における測定精度の均一化を図ることができる。
従って、配管11内を流れる流体の流量を測定する場合には、温度センサチップ12によって、配管11内を流れる流体の温度を測定する。これに対して、ヒータチップ13の温度は、温度センサチップ12によって測定された流体の温度(測定温度)よりも、常に一定温度高くなるように制御され、流体に熱量を供給する。
即ち、ヒータチップ13の温度は、温度センサチップ12によって測定された測定温度よりも、常に一定温度高くなるように制御されるため、当該ヒータチップ13は、流速変化に応じて、流体に供給する熱量が変化する。
そして、ヒータチップ13が上記熱量を流体に供給するときの電力量は、配管11内を流れる流体の流速と相関関係があることが、従来から知られている。これにより、流量測定部は、上記電力量に基づいて、配管11内を流れる流体の流量を算出(測定)することができる。
以上より、本実施形態に係る測定装置によれば、基板15の先端突出部15aに、配管11を左右両側から挟み込む一対のガイド部62を突出支持させることにより、基板15に発生する振れ回りR2を抑制することができる。これにより、配管11、チップ12,13、及び、基板15における横方向の位置ずれを抑えることができるので、ワイヤ14の破損を防止することができる。
また、ガイド部62を、配管11の接着位置決め用ガイドとして使用することにより、配管11内を流れる流体の流量特性の安定化を図ることができる。これにより、チップ12,13における測定精度の均一化を図ることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る測定装置について、図8を用いて詳細に説明する。
但し、実施の形態2においては、上述した実施の形態1に記載した部材と同一の構成及び機能を有する部材については、その部材と同一の符号を付して、説明を省略している。また、図8に示した矢印の方向は、流体の流れ方向を示している。
そこで、図8に示すように、実施の形態2に係る測定装置においては、実施の形態1において記載した一対のガイド部62に替えて、複数のガイドピン(振れ規制部材)63を設けるようにしている。これらのガイドピン63は、補強部材61に一体的に形成されたガイド部62とは異なって、先端突出部15aに直接設置されるものである。
具体的に、ガイドピン63は、流体流れ方向に対して左右両側において、配管11の軸方向に沿って配列されている。即ち、ガイドピン63は、配管11の左右一方側と配管11の左右他方側とに亘って、配管11の軸方向に沿って複数設けられている。
また、配管11の左右一方側に配置されるガイドピン63と、配管11の左右他方側に配置されるガイドピン63との間における配管11の径方向設置間隔は、配管11の直径よりも長くなっている。即ち、左右両側に配置されるガイドピン63は、配管11よりも径方向外側にそれぞれ配置されている。そして、ガイドピン63の高さは、配管11の中心軸を超える高さとなっている。これにより、配管11は、先端突出部15aの上方において、複数のガイドピン63によって、流体流れ方向に対して左右両側からから挟み込まれた状態となっている。
なお、配管11の左右一方側に配置されるガイドピン63の数量と、配管11の左右他方側に配置されるガイドピン63の数量とは、同じ数量であっても、異なった数量であっても構わない。また、左右両側に配置されるガイドピン63の軸方向設置位置についても、同じ位置であっても、異なった位置であっても構わない。
従って、基板15に対して、振れ回りR2が発生しても、ガイドピン63の外周面が配管11の外周面に接触するため、当該基板15に対する振れ回りR2の発生を抑制することができる。これにより、ワイヤ14に対して、振れ回りR2に起因する負荷が掛らないため、当該ワイヤ14の破損を防止することができる。
また、測定装置の製造工程において、ガイドピン63を配管11の接着位置決め用ガイドとして、使用することもできる。これにより、配管11の接着位置決め精度を向上させることができるので、その配管11内を流れる流体の流量特性の安定化を図ることができる。この結果、チップ12,13における測定精度の均一化を図ることができる。
以上より、本実施形態に係る測定装置によれば、基板15の先端突出部15aに、配管11を左右両側から挟み込む複数のガイドピン63を支持することにより、基板15に発生する振れ回りR2を抑制することができる。これにより、配管11、チップ12,13、及び、基板15における横方向の位置ずれを抑えることができるので、ワイヤ14の破損を防止することができる。
また、ガイドピン63を、配管11の接着位置決め用ガイドとして使用することにより、配管11内を流れる流体の流量特性の安定化を図ることができる。これにより、チップ12,13における測定精度の均一化を図ることができる。
なお、本願発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは、各実施の形態における任意の構成要素の変形、もしくは、各実施の形態における任意の構成要素の省略が可能である。
11 配管
12 温度センサチップ
13 ヒータチップ
14 ワイヤ
15 基板
15a 先端突出部
21 ベース基板
22 絶縁膜
23 測温部
24 電極パッド
31 ベース基板
31a キャビティ
32 絶縁膜
32a ダイヤフラム
33 発熱部
34 電極パッド
41 凹部
41a 底面
51,52 接着剤
61 補強部材
62 ガイド部
63 ガイドピン
R1,R2 振れ回り

Claims (6)

  1. 流路を形成する配管と、
    前記配管の外面に設けられ、前記配管内を流れる流体の流量を測定するセンサチップと、
    前記配管の外面に接着固定されると共に、前記センサチップと分離して配置され、前記センサチップから出力された信号を中継する基板と、
    前記センサチップと前記基板とを電気的に接続するワイヤと、
    前記基板に、前記配管を流体流れ方向に対して左右両側から挟み込むように設けられ、前記基板における接着部を中心とした振れ回りを規制する振れ規制部材とを備える
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 前記振れ規制部材は、
    前記配管の軸方向に沿って延びると共に、前記基板から当該基板の厚さ方向に向けて突出する
    ことを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 前記基板における前記配管に接着固定される面の反対側に位置する面に設けられ、前記基板を補強する補強部材を備え、
    前記振れ規制部材は、前記補強部材に設けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の測定装置。
  4. 前記振れ規制部材は、
    前記配管の左右一方側と前記配管の左右他方側とに亘って、前記配管の軸方向に沿って複数設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  5. 前記振れ規制部材は、前記配管の中心軸よりも高い
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載の測定装置。
  6. 前記基板は、前記基板の先端から前記配管側に向けて突出し、前記配管に接着固定される先端突出部を有し、
    前記振れ規制部材は、前記先端突出部に設けられ、
    前記センサチップは、前記先端突出部の流体流れ方向上流側及び下流側に配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載の測定装置。
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