JP2019027867A - ガス分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱輻射によって生じた遠赤外線の影響を軽減して安定的にガス濃度を分析できるようにする。【解決手段】煙道の壁部に設けられた開口に通ずるように壁部に固定されたフランジ部と、開口を通じて煙道内にレーザ光を出射する発光部と、煙道内を通過したレーザ光を受光して、受光強度に応じた検出信号を出力する受光部と、受光部から出力された検出信号に基づいて対象ガス成分を分析する分析部と、発光部とフランジ部との間に設けられて、煙道の壁部の位置から発光部までの距離を延長し、少なくも壁部からフランジ部が突出している長さより長い管状の延長部と、を備えるガス分析装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、ガス分析装置に関する。
レーザ光を用いたガス分析装置が知られている(例えば、特許文献1)。ガス分析装置は、発光部および受光部を備える。発光部は、煙道内部の測定対象空間に対してレーザ光を照射する。受光部は、測定対象空間を通過したレーザ光を受光する。測定対象空間中に対象ガスが存在すると特定波長のレーザ光が吸収されるので、測定対象空間中の対象ガスの濃度に応じて受光強度が変化する。ガス分析装置は、受光部によって受光されたレーザ光の強度に基づいて測定対象空間中のガス濃度を分析する。
特許文献1におけるガス分析装置においては、煙道の側壁に発光部フランジと受光部フランジが設けられている。発光部フランジを介して発光部が取り付けられ、受光部フランジを介して受光部が取り付けられる。ガスが封入された校正用セルを発光部と測定ガスの測定空間との間に設けたガス分析装置が知られている(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。
[特許文献]
[特許文献1] 特許第5907442号公報
[特許文献2] 特開2015−180899号公報
[特許文献3] 特開2015−129769号公報
煙道内部が高温になると、熱輻射に起因して遠赤外線が生じる。発生した遠赤外線が発光部の温度を上昇させると発光部が出射するレーザ光の波長帯域が変更するため、ガス濃度の分析結果が影響を受ける。したがって、ガス分析装置においては、熱輻射により遠赤外線が生じた場合であっても、遠赤外線の影響を軽減して安定的にガス濃度を分析できることが望ましい。
本発明の第1の態様においては、ガス分析装置を提供する。ガス分析装置は、煙道内を流れるガス中に含まれる対象ガス成分を分析してよい。ガス分析装置は、フランジ部を備えてよい。フランジ部は、煙道の壁部に設けられた開口に通ずるように壁部に固定されてよい。ガス分析装置は、発光部を備えてよい。発光部は、開口を通じて煙道内にレーザ光を出射してよい。ガス分析装置は、受光部を備えてよい。受光部は、煙道内を通過したレーザ光を受光してよい。受光部は、受光強度に応じた検出信号を出力してよい。ガス分析装置は、分析部を備えてよい。分析部は、受光部から出力された検出信号に基づいて対象ガス成分を分析してよい。ガス分析部は、延長部を備えてよい。延長部は、発光部とフランジ部との間に設けられてよい。延長部は、煙道の壁部の位置から発光部までの距離を延長してよい。延長部は、少なくも壁部からフランジ部が突出している長さより長くてよい。延長部は、管状であってよい。
分析部は、基準強度と、受光部が受光したレーザ光の実測強度とに基づいて対象ガス成分の濃度を分析してよい。基準強度は、煙道内に対象ガス成分が存在しないときにおけるレーザ光の受光強度に対応してよい。ガス分析装置は、延長部の長さの設定入力値に応じて、基準強度を変更してよい。
延長部は、長さの異なる延長部に交換可能に構成されてよい。
発光部と受光部とは煙道を挟んで対向する位置に設けられてよい。煙道の壁部の位置から発光部までの距離が、煙道の壁部の位置から受光部までの距離に比べて長くてよい。
延長部は、煙道の壁部の位置から発光部までの距離が30cm以上となるように距離を延長してよい。
フランジ部と発光部との間において、角度調整部と延長部とが直列に接続されてよい。角度調整部は、管の形状を有しており煙道に対する管の角度を調整可能であってよい。延長部の内面の表面粗さが、角度調整部の内面の表面粗さより粗くてよい。
延長部の内径が、角度調整部の内径より小さくてよい。
延長部の内径が、角度調整部の内径より大きくてよい。
ガス分析装置は、受光側フランジ部を備えてよい。受光側フランジ部は、煙道を挟んでフランジ部に対向する位置に設けられてよい。ガス分析装置は、受光側延長部を備えてよい。受光側延長部は、受光部と受光側フランジ部との間に設けられてよい。受光側延長部は、少なくとも壁部から受光側フランジ部が突出している長さより長くてよい。受光側延長部は、管状であってよい。受光部は、受光側フランジ部および受光側延長部を経てレーザ光を受光してよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の第1実施形態におけるガス分析装置100の概略構成を示す上面図である。 第1実施形態におけるガス分析装置100の概略構成を示す断面図である。 受光部40によって受光された吸収データの信号波形の一例である。 本発明の第2実施形態におけるガス分析装置300の概略構成を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるガス分析装置400の概略構成を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の第1実施形態におけるガス分析装置100の概略構成を示す上面図である。ガス分析装置100は、煙道10内を流れるガス中に含まれる対象ガス成分を分析する。ガス分析装置100は、レーザ光照射を用いたガス濃度測定装置であってよく、その測定方式は限定されない。例えば、照射したレーザ光1の光吸収を利用した、波長可変半導体レーザ光吸収分光法(TDLAS法)が測定方式として採用される。
検出対象ガス成分は、一酸化窒素(NO)等の窒素酸化物(NO)、亜酸化窒素(NO)、二酸化硫黄(SO)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、酸素(O)、塩化水素(HCl)、アンモニア(NH)、メタン(CH)等の炭化水素成分、および水(HO)から選ばれる少なくとも一つのガスであってよい。但し、対象ガス成分は、これらの成分に限定されない。本例のガス分析装置100は、第1の対象ガス成分としてOガスを分析し、第2の対象ガス成分としてCOガスを分析する。
図1において、煙道10は、ガスを流す流路を形成する。煙道10は、ボイラまたは燃焼炉から排出されるガスの流路であってよい。ボイラまたは燃焼炉は、石炭、重油、またはごみを燃焼してよい。但し、煙道10は、ガス流路に限られない。本明細書における煙道10は、分析対象ガスが流れる内部空間を含む機器であればよく、容器、煙突、排気ダクト、脱硝装置、化学プラント設備、鉄鋼プラント設備、および加熱炉等の各種機器であってよい。煙道10の内壁は、高温に耐えるようにアルミナ等で形成されてよい。
ガス分析装置100は、発光側フランジ部20、発光部30、受光部40、分析部50、延長部60、発光側角度調整部70、受光側フランジ部80、および受光側角度調整部90を備える。ガス分析装置100は、レーザ光1を用いて煙道内部11における対象ガス成分の濃度を測定する。一方、煙道10の温度が、400℃以上1200℃以下程度の温度になり得るので、熱輻射現象によって煙道10の内壁から遠赤外線4が発生する。
本実施形態のガス分析装置100においては、延長部60が、煙道10の壁部12の位置から発光部30までの距離を延長する。延長部60は、発光部30に対する遠赤外線4の影響を軽減する。延長部60の詳細については後述する。発光側フランジ部20が、煙道10の壁部12に設けられた開口に通ずるように壁部12に固定される。一方、受光側フランジ部80は、煙道10を挟んで発光側フランジ部20に対向する位置において壁部12に設けられた開口に通ずるように壁部12に固定される。発光側フランジ部20および受光側フランジ部80は、例えば、煙道の壁部12に溶接等によって固定されている。発光側フランジ部20および受光側フランジ部80は、ステンレス等の金属材料によって形成されてよい。
発光側フランジ部20には、発光側角度調整部70の一端が接続されてよい。発光側フランジ部20と発光側角度調整部70との接続には、固定具22が用いられてよい。本例の発光側角度調整部70は、蛇腹機構71、調整機構72、導入管取付部73、およびパージガス導入管74を有する。発光側角度調整部70の蛇腹機構71および調整機構72は、管の形状を有しており煙道10に対する当該管の角度を調整可能に構成されている。具体的には、調整機構72を操作することで、蛇腹機構71の部分において管の角度が調整される。調整機構72は、例えば、角度微調整ボルトを含んでいる。角度微調整ボルトを締めたり、緩めたりすることによって管の角度が調整されてよい。
パージガス導入管74は、導入管取付部73に設けられた開口に接続されている。パージガス導入管74は、パージガスを測定用光学系に対して導入する。発光側フランジ部20、発光側角度調整部70、および延長部60は、互いにパージガスが流通可能なように連なっているで、導入されたパージガスは、発光側フランジ部20、発光側角度調整部70、および延長部60の各管の内部を満たす。パージガスは、計装空気または窒素ガスであってよい。パージガスが導入されることによって、光学系の汚れおよび結露が防止される。本例では、パージガス導入管74が、発光側角度調整部70の導入管取付部73に設けられる場合を説明したが、本例と異なり、延長部60にパージガス導入管74が設けられてもよい。
発光側角度調整部70の他端には、延長部60が設けられている。延長部60は、管状をしている。延長部60は、校正用セル等と異なり、ガスが封入された構造を有しない。延長部60は、発光部30と発光側フランジ部20との間に設けられる。延長部60は、煙道10の壁部12の位置から発光部30までの距離を延長する。延長部60の一端は、第1取付機構62によって発光側角度調整部70に着脱可能に取り付けられてよい。一方、延長部60の他端は、第2取付機構64によって発光部30に着脱可能に取り付けられてよい。したがって、延長部60は、長さの異なる延長部に交換可能に構成されてよい。これにより、煙道10が加熱される温度に応じて、適切な延長部60を使用することができる。
本例では、発光部30と発光側フランジ部20との間において、発光側角度調整部70と延長部60とが直列に接続されている。本例では、延長部60が、発光側角度調整部70より発光部30側に設けられているが、この場合に限られない。発光側角度調整部70が延長部60より発光部30側に設けられてよい。すなわち、延長部60が発光側フランジ部20に取り付けられていてよい。延長部60および発光側角度調整部70は、ステンレス等の金属材料で形成されてよい。
本例においては、延長部60の内径D1が、発光側角度調整部70の内径D2より小さい。このように延長部60の内径D1を小さくすることによって遠赤外線4が遮られやすい。したがって、発光部30に対する遠赤外線4の影響を軽減することができる。しかしながら、本例のガス分析装置100は、この場合に限られない。光学系の設計仕様等によっては、延長部60の内径D1が、発光側角度調整部70の内径D2より大きくてよい。この場合、発光側角度調整部70の内径D2を小さくすることによって遠赤外線4が遮られやすくなり、発光部30に対する遠赤外線4の影響が軽減される。
延長部60の一端には、発光部30が設けられている。発光部30は、煙道10の側壁の開口を通じて煙道内部11にレーザ光1を出射する。発光部30は、少なくとも一つのレーザ発光素子31を備えてよい。
受光側フランジ部80には、受光側角度調整部90の一端が取り付けられてよい。受光側フランジ部80と受光側角度調整部90との接続には、固定具82が用いられてよい。本例の受光側角度調整部90は、蛇腹機構91、調整機構92、導入管取付部93、およびパージガス導入管94を有する。受光側角度調整部90の構造および材質は、上述した発光側角度調整部70の構造および材質と同様であってよい。したがって、繰り返しの説明を省略する。
受光側角度調整部90の他端には、受光部40が設けられている。受光部40は、煙道内部11を通過したレーザ光1を受光する。受光部40は、受光強度に応じた検出信号を出力する。受光部40は、少なくとも一つの受光素子41を備えてよい。発光部30と受光部40とはケーブルで接続されてよい。
分析部50および制御部200は、受光部40とケーブルで接続された制御端末として構成されてよい。分析部50は、受光部40から出力された検出信号に基づいて、対象ガス成分を分析する。制御部200は、各種の演算および制御を実行する。但し、本例と異なり、ガス分析装置100は、必ずしも制御部200を備えていなくてもよい。
図2は、第1実施形態におけるガス分析装置100の概略構成を示す断面図である。図2は、図1に示すガス分析装置100のA−A´線に沿う断面図である。図2においては、パージガス導入管74およびパージガス導入管94については表示が省略されている。図2に示される例においては、発光部30は、レーザ発光素子として、第1発光素子33および第2発光素子32を備える。第1発光素子33および第2発光素子32は、互いに発光波長が異なる複数の発光素子である。第1発光素子33は、第1レーザ光3を出射する。第2発光素子32は、第2レーザ光2を出射する。
第1発光素子33および第2発光素子32は、検出対象ガス成分の光吸収スペクトルを含む赤外線領域の波長範囲の第1レーザ光3および第2レーザ光2を照射してよい。具体的には、検出対象ガスの種類に応じて、第1レーザ光3および第2レーザ光2の波長が設定される。一例において、酸素(O)ガスの濃度測定用の第1レーザ光3として0.7以上1.1μm以下の波長体の近赤外線が使用されてよく、二酸化炭素(CO)ガスの濃度測定用の第2レーザ光2として1.5μm以上2.5μm以下の近赤外線が使用されてよい。
また、検出対象ガス成分によっては、第1発光素子33および第2発光素子32の一方が、発光波長帯域0.7以上2.5μmである近赤外線発光素子であってよく、他方が発光波長帯域3μm以上10μm以下の中赤外線発光素子であってよい。但し、ガス分析装置100は、必ずしも、複数の波長のレーザ光を用いるタイプに限定されない。
本例において、発光部30は、第1発光素子33を駆動するための第1駆動部35と、第2発光素子32を駆動するための第2駆動部34とを備えてよい。第1駆動部35は、第1レーザ光3の波長を掃引かつ変調させる駆動回路であってよく、第2駆動部34は、第2レーザ光2の波長を掃引かつ変調させる駆動回路であってよい。
本例では、第1発光素子33が出力した第1レーザ光3をコリメートするために凹面鏡36が設けられている。凹面鏡36は、例えば、放物面鏡である。コリメートされた第1レーザ光3が煙道内部11に向けて出射される。凹面鏡36の中央部には、開口が設けられてよい。凹面鏡36の裏面側に置かれた第2発光素子32から、開口を通じて第2レーザ光2が出射される。なお、第2発光素子32から出力されたレーザ光をコリメートするためのマイクロレンズが凹面鏡36の裏面側に設けられてよい。
このような凹面鏡36を含む光学系によれば、第1発光素子33からの第1レーザ光3と、第2発光素子32からの第2レーザ光2とは、煙道10の壁部12aに設けられた開口14を通じて煙道内部11に出射される。互いに発光波長が異なる複数の発光素子を用いることによって、複数の対象ガス成分の濃度を分析することができる。
発光部30は、出射管37を備えてよい。出射管37の端部には、発光側窓部38が設けられている。発光側窓部38は、出射管37の開口を塞ぐように設けられてよい。出射管37の端部には延長部60の一端が取り付けられてよい。発光側窓部38は、第1レーザ光3および第2レーザ光2を透過させつつ、測定対象空間におけるガスが発光部30の内部に進入しないようにする。延長部60の他端は、発光側角度調整部70に接続される。本例の延長部60は、管状であって両端が閉じられておらず開放されている。したがって、延長部60の一端は出射管37と連通し、延長部60の他端は、発光側角度調整部70を介して煙道10内部まで連通する。
延長部60の内面66の表面粗さが、発光側角度調整部70の内面76の表面粗さより粗くてよい。これにより、延長部60の内面66において遠赤外線4が発光部30の方向に反射されにくくすることができる。但し、本例と異なり、発光側角度調整部70は省略されてもよい。その場合には、延長部60と発光側フランジ部20とが連結されてよい。
受光部40は、受光素子41に接続された受光回路42を備えてよい。発光部30と受光部40とは信号線110を介して電気的に接続されてよい。受光回路42は、例えば、受光素子41によって光電変換された電気信号を増幅して、受光強度に応じた検出信号を出力する。一例において、受光回路42は、レーザ光における変調周波数の定数倍の周波数を参照信号として信号をロックイン検出するロックインアンプを含む。受光回路42は、アナログデジタル変換した検出信号を出力してもよい。なお、受光部40も、発光部30と同様に、第1レーザ光3用の第1発光素子と第2レーザ光2用の第2発光素子とを備えてよい。この場合、第1発光素子と第2発光素子は、感度波長範囲が互いに異なる。
受光部40は、入射管43を備えてよい。入射管43の端部には、受光側窓部44が設けられている。受光側窓部44は、入射管43の開口を塞ぐように設けられてよい。本例では、入射管43の端部は、受光側角度調整部90に連結される。本例と異なり、受光側角度調整部90は省略されてもよい。その場合には、受光部40の入射管43は、受光側フランジ部80に連結されてよい。
発光部30と受光部40とは煙道10を挟んで対向する位置に設けられている。煙道10の壁部12aの位置から発光部30の位置までの距離L3は、煙道10の壁部12bの位置から受光部40の位置までの距離L4より長くてよい。延長部60の長手方向(X軸方向)に沿う長さL2は、煙道10の壁部12aから発光側フランジ部20が突出しているX軸方向に沿う長さL1より長い。
延長部60の長さL2は、より好ましくは20cm以上70cm以下であってよい。延長部60は、煙道10の壁部12aの位置から発光部30までのX軸方向に沿う距離L3が30cm以上、より好ましくは70cm以上130cm以下となるように距離L3を延長してよい。煙道10の壁部12aの位置から発光部30の位置までの距離L3は、発光部30に最も近い壁部12の部分の位置から発光側窓部38までの距離であってよい。同様に、煙道の壁部12bの位置から受光部40の位置までの距離は、受光部40に最も近い壁部12の部分の位置から受光側窓部44までの距離であってよい。
本例における制御部200は、表示部210、入力部220、および基準強度変更部230を備える。表示部210は、測定モード等の情報を表示してよい。表示部210は、分析結果を表示してよい。入力部220は、分析部50において用いられるパラメータ等を利用者が入力するために利用されてよい。入力部220は、例えば、複数の入力ボタンである。例えば、利用者は、入力部220を通じて、延長部60の長さについての情報である長さ情報を入力する。利用者は、表示部210に表示された複数の長さ情報の中から特定の長さ情報を選択してよい。基準強度変更部230は、分析部50がガス成分の濃度を分析するために用いる基準強度を延長部60の長さ情報に基づいて変更してよい。
図3は、受光部40によって受光された吸収データの信号波形の一例である。図3の縦軸は、受光信号レベルを示し、横軸は時間を示す。図3に示される例において、レーザ光1(第1レーザ光3または第2レーザ光2)は、波長が所定の変調周波数で変調されている。そこで、受光部40の受光回路42が、レーザ光1の変調周波数の2倍の周波数を参照信号として同じ周波数成分の信号をロックイン検出する。この結果、図3に示されるような信号波形が得られる。
図3の吸収データの信号波形において、対象ガス成分の濃度によって波形の縦軸方向の振幅、すなわち、極小値と極大値との差分が変化する。但し、吸収データの信号波形は、図3に示される波形に限定されない。変調周波数の2倍の周波数を参照信号としてロックイン検出された信号波形以外の波形が使用されてもよい。
図3において、振幅Wmは、受光部40が受光したレーザ光1の実測強度に対応する。一方、振幅Wrは、基準強度に対応する。基準強度は、煙道内部11に対象ガス成分が存在しないときにおけるレーザ光の受光強度に相当する。分析部50は、実測強度(Wm)と基準強度(Wr)とに基づいて、対象ガス成分の濃度を分析してよい。例えば、実測強度(Wm)と基準強度(Wr)との差分Wsが大きくなるほど、煙道内部11の対象ガス成分の濃度が高くなる。したがって、分析部50は、差分Wsを複数の閾値と比較することによって、対象ガス成分の濃度を測定することができる。
パージガスが対象ガス成分を含む場合には、パージガス中の対象ガス成分によってレーザ光1が吸収されるため、基準強度(Wr)が高くなる。煙道10の壁部12aの位置から発光部30までの距離L3が長くなるほど、基準強度(Wr)が高くなる。そこで、制御部200は、延長部60の長さと基準強度(Wr)との関係をテーブルデータや変換式として記憶してよい。基準強度(Wr)は、予めシミュレーションまたは実測により算出される。そして、入力部220を通じて延長部60の長さが入力されると、基準強度変更部230は、入力された長さ情報を参照して、対応する基準強度(Wr)を読み出す。
分析部50は、読み出された基準強度(Wr)を用いて、実測強度(Wm)と基準強度(Wr)との差分Wsを算出してよい。分析部50は、差分Wsに基づいて、対象ガス成分の濃度を算出してよい。このようにガス分析装置100は、延長部60の長さの設定入力値に応じて、基準強度を変更する。したがって、延長部60の長さが変更された場合であっても、対象ガス成分の濃度を正確に測定することができる。
以上のように、本例のガス分析装置100は、延長部60を用いて、煙道10の壁部12aの位置から発光部30までの距離L3を延長する。熱輻射現象によって生じた遠赤外線4によって発光部30内のレーザ発光素子31(第1発光素子33、第2発光素子32)が加熱されるとレーザ光1の波長帯域が変動する。熱輻射のエネルギー密度は、以下のシュテファン・ボルツマンの法則によって定まる。但し、Uはエネルギー密度、σはシュテファン・ボルツマン定数、cは光速、Tは熱放射体の表面温度である。
Figure 2019027867
上記の数式1によれば、輻射によるエネルギー密度は、物体の温度Tが高くなるほど大きく、絶対温度Tの4乗に比例する。一方、エネルギー密度は、熱源となる物体からの距離の2乗に反比例して減衰する。そこで、本例のように、煙道10の壁部12の位置から発光部30までの距離を延長部60が延長することによって、発光部30まで到達する遠赤外線のエネルギーを弱めることができ、発光部30が受ける遠赤外線の影響を軽減することができる。
本例のガス分析装置100によれば、煙道10が高温になって遠赤外線4の輻射が生じた場合であっても、発光部30まで到達する遠赤外線4のエネルギーが弱まる。これにより、発光部30の温度上昇が抑制され、発光部30が出射するレーザ光の波長帯域が安定する。したがって、遠赤外線4の影響を軽減して安定的にガス濃度を分析できる。
特に、本例のように、開口が形成された凹面鏡36を光学系に含むガス分析装置100においては、凹面鏡36の口径が大きくなるため、遠赤外線4の影響を受けやすい。レーザ光1(図2においては第1レーザ光3)をコリメートするために、凹面鏡36の焦点位置にレーザ発光素子31(図2の場合は、第1発光素子33)が配置される。凹面鏡36が遠赤外線4を受けると、第1発光素子33の位置に遠赤外線が集光されやすい。したがって、凹面鏡36を光学系に含むガス分析装置100においては、本実施形態のように、延長部60を設けることが特に有用である。
図4は、本発明の第2実施形態におけるガス分析装置300の概略構成を示す図である。本実施形態のガス分析装置300は、発光部30および受光部40を兼ねた発光受光部120を備える。ガス分析装置300は、受光側フランジ部80および受光側角度調整部90を有しない。一方、ガス分析装置300は、発光側フランジ部20、発光側角度調整部70、延長部60、分析部50、および制御部200を有しており、これらの構造は、第1実施形態のガス分析装置100と同様である。したがって、詳しい説明は省略する。
発光受光部120は、発光部30と受光部40とを同一筐体内に含む。発光部30と受光部40とは筐体内部において信号線110によって接続されてよい。発光部30は、第1発光素子33および第1駆動部35を含んでよい。本例においても、第1発光素子33が出力したレーザ光1をコリメートするために凹面鏡36が設けられている。凹面鏡36は、例えば、放物面鏡である。凹面鏡36の中央部には、開口が設けられてよい。受光部40は、受光素子41および受光回路42を含んでよい。本例においては、受光素子41が、凹面鏡36の裏面側に置かれる。受光素子41は、凹面鏡36の中央部に設けられた開口を通じて反射光5を受光する。
凹面鏡36によってコリメートされたレーザ光1は、出射管37の端部に設けられた発光側窓部38を通過して煙道内部11に進む。煙道10を挟んで発光受光部120と反対側に位置する壁部12bには、レーザ光1を反射する反射部材が備えられてよい。反射部材は、壁部12b自体であってよく、再帰反射材であってもよい。壁部12bに開口および窓部を設けてレーザ光1を煙道10の外部に導いてもよい。この場合、煙道10の外部に反射部材が設けられる。反射部材によって反射された反射光5は、発光受光部120内に戻る。本例においては、反射光5が、煙道10内を通過したレーザ光である。受光部40が反射光5を受光して、受光強度に応じた検出信号を出力する。
本例においても、延長部60の長手方向(X軸方向)に沿う長さL2は、煙道10の壁部12aから発光側フランジ部20が突出しているX軸方向に沿う長さL1より長い。延長部60は、煙道10の壁部12aの位置から発光部30までのX軸方向に沿う距離L3が30cm以上となるように、距離L3を延長してよい。本例のように、発光部30と受光部40とを同一筐体内に含むガス分析装置300においても、延長部60を設けることによって、発光部30まで到達する遠赤外線4のエネルギーを弱めることができる。
図5は、本発明の第3実施形態におけるガス分析装置400の概略構成を示す上面図である。第1実施形態のガス分析装置100は、発光部側の光路において延長部60を備える一方、受光部側の光路においては、延長部を備えていない。これに対し、第3実施形態のガス分析装置400は、受光部側の光路において受光側延長部160を備える。第3実施形態のガス分析装置100の他の構造は、第1および第2実施形態の場合と同様である。したがって、繰り返しの説明を省略する。
受光側フランジ部80には、受光側角度調整部90の一端が接続されてよい。受光側角度調整部90の他端には、受光側延長部160が接続されている。受光側延長部160は、管状をしている。受光側延長部160は、ステンレス等の金属材料で形成されてよい。受光側延長部160は、受光部40と受光側フランジ部80との間に設けられる。受光側延長部160は、煙道10の壁部12の位置から受光部40までの距離を延長することにより、発光部30に対する遠赤外線4の影響を軽減する。
受光側延長部160の一端は、第3取付機構162によって受光側角度調整部90に着脱可能に取り付けられてよい。一方、受光側延長部160の他端は、第4取付機構164によって受光部40の入射管43に着脱可能に取り付けられてよい。したがって、受光側延長部160は、長さの異なる受光側延長部に交換可能に構成されてよい。
本例では、受光部40と受光側フランジ部80との間において、受光側角度調整部90と受光側延長部160とが直列に接続されている。本例では、受光側延長部160が、受光側角度調整部90より受光部40側に設けられているが、この場合に限られない。受光側角度調整部90が受光側延長部160より受光部40側に設けられてよい。すなわち、受光側延長部160が受光側フランジ部80に取り付けられていてよい。
本例においては、受光側延長部160の内径が、受光側角度調整部90の内径より小さい。このように受光側延長部160の内径を小さくすることによって遠赤外線4が遮られやすい。したがって、受光部40に対する遠赤外線4の影響を軽減することができる。しかしながら、本例のガス分析装置400は、この場合に限られない。光学系の設計仕様等によっては、受光側延長部160の内径が、受光側角度調整部90の内径より大きくてよい。この場合、受光側角度調整部90の内径を小さくすることによって遠赤外線4が遮られやすくなり、受光部40に対する遠赤外線4の影響が軽減される。
受光側延長部160の長手方向(X軸方向)に沿う長さは、煙道10の壁部12から受光側フランジ部80が突出しているX軸方向に沿う長さより長い。受光側延長部160の長手方向(X軸方向)に沿う長さは、好ましくは20cm以上70cm以下であってよい。受光側延長部160は、煙道10の壁部12の位置から受光部40までのX軸方向に沿う距離が30cm以上、より好ましくは70cm以上130cm以下となるように当該距離を延長してよい。煙道10の壁部12の位置から発光部30の位置までの距離は、煙道10の壁部12の位置から受光部40の位置までの距離と同じであってもよく、異なっていてもよい。
制御部200は、図2に示される構成と同様に、表示部210、入力部220、および基準強度変更部230を備えてよい。ガス分析装置400は、延長部60の長さの設定入力値および受光側延長部160の長さの設定入力値に応じて、基準強度を変更してよい。これにより延長部60の長さのみならず、受光側延長部160の長さを変更した場合にも、対象ガス成分の濃度を正確に測定することができる。
受光素子41に遠赤外線4が入射されると、受光素子41の温度が高くなる。したがって、受光素子41の感度が変化し得る。また、遠赤外線4の波長帯域によっては、遠赤外線4を受光素子41が光電変換するため、出力される検出信号が直接的に影響を受ける場合がある。これに対し、本実施形態のガス分析装置400によれば、煙道10が高温になって遠赤外線4の輻射が生じた場合であっても、受光部40まで到達する遠赤外線4のエネルギーが弱まる。これにより、受光部40によって出力される検出信号への遠赤外線4の影響が軽減されて、安定的にガス濃度を分析できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。各実施の形態として説明した構成は、互い組み合わされてもよい。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・レーザ光、2・・第2レーザ光、3・・第1レーザ光、4・・遠赤外線、5・・反射光、10・・煙道、11・・煙道内部、12・・壁部、14・・開口、20・・発光側フランジ部、22・・固定具、30・・発光部、31・・レーザ発光素子、32・・第2発光素子、33・・第1発光素子、34・・第2駆動部、35・・第1駆動部、36・・凹面鏡、37・・出射管、38・・発光側窓部、40・・受光部、41・・受光素子、42・・受光回路、43・・入射管、44・・受光側窓部、50・・分析部、60・・延長部、62・・第1取付機構、64・・第2取付機構、66・・内面、70・・発光側角度調整部、71・・蛇腹機構、72・・調整機構、73・・導入管取付部、74・・パージガス導入管、76・・内面、80・・受光側フランジ部、82・・固定具、90・・受光側角度調整部、91・・蛇腹機構、92・・調整機構、93・・導入管取付部、94・・パージガス導入管、100・・ガス分析装置、110・・信号線、120・・発光受光部、160・・受光側延長部、162・・第3取付機構、164・・第4取付機構、200・・制御部、210・・表示部、220・・入力部、230・・基準強度変更部、300・・ガス分析装置、400・・ガス分析装置

Claims (9)

  1. 煙道内を流れるガス中に含まれる対象ガス成分を分析するガス分析装置であって、
    前記煙道の壁部に設けられた開口に通ずるように前記壁部に固定されたフランジ部と、
    前記開口を通じて前記煙道内にレーザ光を出射する発光部と、
    前記煙道内を通過した前記レーザ光を受光して、受光強度に応じた検出信号を出力する受光部と、
    前記受光部から出力された前記検出信号に基づいて前記対象ガス成分を分析する分析部と、
    前記発光部と前記フランジ部との間に設けられて、前記煙道の前記壁部の位置から前記発光部までの距離を延長し、少なくも前記壁部から前記フランジ部が突出している長さより長い管状の延長部と、を備える
    ガス分析装置。
  2. 前記分析部は、前記煙道内に前記対象ガス成分が存在しないときにおける前記レーザ光の受光強度に対応する基準強度と、前記受光部が受光した前記レーザ光の実測強度とに基づいて前記対象ガス成分の濃度を分析し、
    前記ガス分析装置は、前記延長部の長さの設定入力値に応じて、前記基準強度を変更する
    請求項1に記載のガス分析装置。
  3. 前記延長部は、長さの異なる延長部に交換可能に構成されている
    請求項1または2に記載のガス分析装置。
  4. 前記発光部と前記受光部とは前記煙道を挟んで対向する位置に設けられており、
    前記煙道の前記壁部の位置から前記発光部までの距離が、前記煙道の前記壁部の位置から前記受光部までの距離に比べて長い
    請求項1から3の何れか1項に記載のガス分析装置。
  5. 前記延長部は、前記煙道の前記壁部の位置から前記発光部までの距離が30cm以上となるように前記距離を延長する
    請求項1から4の何れか1項に記載のガス分析装置。
  6. 前記フランジ部と前記発光部との間において、管の形状を有しており前記煙道に対する前記管の角度を調整可能な角度調整部と、前記延長部とが直列に接続されており、
    前記延長部の内面の表面粗さが、前記角度調整部の内面の表面粗さより粗い
    請求項1から5の何れか1項に記載のガス分析装置。
  7. 前記延長部の内径が、前記角度調整部の内径より小さい
    請求項6に記載のガス分析装置。
  8. 前記延長部の内径が、前記角度調整部の内径より大きい
    請求項6に記載のガス分析装置。
  9. 前記煙道を挟んで前記フランジ部に対向する位置に設けられる受光側フランジ部と、
    前記受光部と前記受光側フランジ部との間に設けられており、少なくとも前記壁部から前記受光側フランジ部が突出している長さより長い管状の受光側延長部と、を更に備えており、
    前記受光部は、前記受光側フランジ部および前記受光側延長部を経て前記レーザ光を受光する、
    請求項1に記載のガス分析装置。
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