JP2019027529A - サーモアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】サーモエレメントに対する熱媒体との熱交換を均一に行い得るサーモアクチュエータを提供する。【解決手段】サーモエレメント(10)の本体部(11)回りに熱媒体が充填される熱交換室(HP)を有する第1のハウジング(1)が熱媒体導入孔(1a)及び熱媒体排出孔(1b)を有し、これらが、サーモエレメントの軸芯に対して放射状に、熱交換室に開口している。熱媒体導入孔及び熱媒体排出孔は、サーモエレメントの軸芯に直交する平面上で熱交換室に開口し、あるいは、サーモエレメントの軸芯に直交する軸を中心に熱交換室に開口し、更に、熱媒体導入孔と熱媒体排出孔が、サーモエレメントの軸芯を含む水平面を介して上方側と下方側で、夫々熱交換室に開口している構成とするとよい。【選択図】図1

Description

本発明は、サーモアクチュエータに関し、特に、排気熱回収装置に好適なサーモアクチュエータに係る。
エネルギー効率向上の要請に応えるべく、各業界において、大気に排出されるガスの熱、即ち排気熱を回収し、これを再利用する対策が講じられている。特に、内燃機関を搭載する自動車分野においては、総合的な熱効率向上のため、内燃機関の排気ガスの熱を回収する排気熱回収装置(排熱回収器)が排気管に介装され、排気熱との熱交換によって加熱された冷却媒体を暖機促進や暖房性能向上に供することが一般化しつつある。例えば、下記の特許文献1には、「排気ガスと熱交換を行なう熱交換器と、排気ガスが熱交換器を迂回するバイパス経路と、バイパス経路を開閉する弁体とを備える排気熱回収装置において、熱交換器から排出直後の媒体に接触する温度作動アクチュエータを備え、温度作動アクチュエータは媒体温度が所定の値以上になると伸長運動し弁体を開駆動するようにした」排気熱回収装置が開示されている(特許文献1の段落〔0008〕に記載)。
上記の排気熱回収装置に関連し、サーモエレメントの交換性を担保するために、サーモエレメントを筐体(ハウジング)に収容し、その筐体内に熱媒体を導入するように構成されたサーモアクチュエータが用いられている。例えば下記の特許文献2には、「サーモエレメントからロッド部材への伝達力を向上させることができるとともに、サーモエレメントの応答性を向上させることができるサーモアクチュエータを提供する」ことを目的とし、「冷却水の温度に応じて膨張および収縮する熱膨張体を有するサーモエレメントと、前記サーモエレメントに対向して前記サーモエレメントの中心軸上に設けられ、前記熱膨張体の膨張および収縮に応じて前記中心軸に沿って移動するロッド部材と、前記ロッド部材を前記サーモエレメント側に付勢する付勢部材と、前記サーモエレメントを収容するとともに、内部に前記冷却水が流通する冷却水通路が形成される第1のケースと、前記第1のケースと前記サーモエレメントとの間に介装され、前記サーモエレメントの外周部をシールするシール部材を保持する保持部材と、前記第1のケースの第1の合わせ面に対向する第2の合わせ面を有し、前記ロッド部材および前記付勢部材を収容する第2のケースと、前記第1の合わせ面および前記第2の合わせ面に挟持されて前記第1のケースおよび前記第2のケースによって支持される第1の支持部および前記サーモエレメントを支持する第2の支持部を有する支持部材とを備え、前記支持部材の前記第2の支持部は、前記第1の支持部から前記サーモエレメントに向かって突出するように段差部を介して前記第1の支持部に連接されるものから構成されている」サーモアクチュエータが提案されている(特許文献2の段落〔0009〕及び〔0010〕に記載)。
上記特許文献2に記載のサーモアクチュエータにおいては、「サーモエレメントに対し、ロッド部材を介して付勢部材の付勢力が常時付与される状態にあり、サーモエレメントが非作動状態にあるときにも、サーモエレメントに対して付勢力が付与されている」(特許文献3の段落〔0006〕に記載)ことから、下記の特許文献3には、「サーモエレメントが非作動状態にあるときには、サーモエレメントは付勢力が付与されない自由状態で保持され、良好な耐久性を維持し得るサーモアクチュエータを提供する」ことを目的とし、「熱膨張体を収容する本体部及び該本体部内の熱膨張体の体積変化に応じて進退するピストンを有するサーモエレメントと、該サーモエレメントと同軸上に配置され前記ピストンの進退に連動するロッド部材と、該ロッド部材の基端部を前記サーモエレメント方向に付勢する付勢部材と、前記サーモエレメントを収容する第1のハウジングと、前記ロッド部材及び前記付勢部材を収容する第2のハウジングとを備え、前記ロッド部材が前記ピストンに連動するように配置した状態で前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとを接合して成るサーモアクチュエータにおいて、前記第1のハウジング内に収容され、前記サーモエレメントの軸を中心とする軸方向の中空部を有し、該中空部内に前記サーモエレメントの本体部を保持する保持部材と、開口部が前記本体部に固定される環状の隔壁板であって、板面が前記サーモエレメントの軸に対して直交すると共に、当該板面が前記保持部材の軸方向端面に当接するように配置される隔壁板とを備え、前記サーモエレメントが非作動状態にあるときには、前記ロッド部材の基端部に対する前記付勢部材の前記サーモエレメント方向への付勢力が前記隔壁板を介して前記保持部材に付与されるように配設すること」が提案されている(特許文献3の段落〔0007〕及び〔0008〕に記載)。
尚、上記サーモエレメントは汎用品としても市販されており、周囲温度変化により体積膨張及び体積収縮する熱膨張体(例えばパラフィンワックス)がエレメント本体内に封入され、熱膨張体の体積変化により、エレメント本体から外方へ突出したピストンが進退作動するように構成されている。このサーモエレメントの一般的な構造は、例えば下記の特許文献4に開示されている。
特開2008−157211号公報 特開2014−101834号公報 特開2016−205315号公報 特開平11−315720号公報
上記特許文献1乃至3に記載のサーモアクチュエータにおいては、何れも、サーモエレメントの本体部(熱膨張体収容部)が配設される熱交換室に対し、熱媒体(冷却媒体)を導入する熱媒体導入孔と熱媒体を排出する熱媒体排出孔の開口位置は、装着対象の排気熱回収装置の冷却媒体流路に左右されるので、一般的なL字状配置となっている。即ち、サーモエレメントの軸芯を含む面上で、熱媒体導入孔が軸芯に直交する方向(上方)に配置され、熱媒体排出孔が軸芯に平行な方向(水平方向)に配置されているので、熱媒体は上方から導入され水平方向に排出されることになる。このため、受熱部たるサーモエレメントの本体部に対する熱媒体の流れは上方から水平方向への流れとなり、熱媒体導入孔から導入される熱媒体の多くが本体部の上方部分と熱交換しながら熱媒体排出孔から排出される。つまり、本体部の上方部分から下方部分に至るまでの間に熱交換しながら流れる熱媒体の量は少なく、熱媒体の偏流を惹起するので、サーモアクチュエータとしての熱応答に時間を要することになる。
上記特許文献3に記載のサーモアクチュエータにおいては、サーモエレメントが非作動状態にあるときには、ロッド部材の基端部に対する付勢部材のサーモエレメント方向への付勢力が隔壁板を介して保持部材に付与されるように配設されており、非作動状態にあるときにはサーモエレメントには付勢力が付与されず、自由状態で保持されるように構成されているので、良好な耐久性を維持することができるが、特に保持部材の構成及び組付に関し更なる改良の余地があり、上記の熱媒体の偏流に対する対応と共に、対策を講ずる必要があった。
そこで、本発明は、サーモエレメントに対する熱媒体との熱交換を均一に行い得るサーモアクチュエータを提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、熱膨張体を収容する本体部及び該本体部内の熱膨張体の体積変化に応じて進退するピストンを有するサーモエレメントと、該サーモエレメントと同軸上に配置され前記ピストンの進退に連動するロッド部材と、該ロッド部材の軸方向端部を前記サーモエレメント方向に付勢する付勢部材と、前記サーモエレメントの前記本体部を収容し、前記本体部回りに熱媒体が充填される熱交換室を有する第1のハウジングと、前記ロッド部材及び前記付勢部材を収容する第2のハウジングとを備え、前記ロッド部材が前記ピストンに連動するように配置した状態で前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとを接合して成るサーモアクチュエータにおいて、前記第1のハウジングは、前記熱交換室内に前記熱媒体を導入する熱媒体導入孔、及び前記熱交換室から前記熱媒体を排出する熱媒体排出孔を有し、前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に対して放射状に、前記熱交換室に開口している構成としたものである。
上記のサーモアクチュエータにおいて、前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に直交する平面上で前記熱交換室に開口している構成とするとよい。更に、前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に直交する軸を中心に前記熱交換室に開口している構成とするとよい。更に加えて、前記熱媒体導入孔と前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯を含む水平面を介して上方側と下方側で、夫々前記熱交換室に開口している構成とするとよい。
また、上記のサーモアクチュエータにおいて、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジング内に収容され、前記サーモエレメントの軸芯と同軸の中空部を有し、該中空部内に前記サーモエレメントの本体部を保持する保持部材と、開口部が前記本体部に固定される環状の隔壁板であって、板面が前記サーモエレメントの軸芯に対して直交すると共に、当該板面が前記保持部材の軸方向端面に当接するように配置される隔壁板とを備えたものとするとよい。
更に、前記第1のハウジングは、第1のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であり、前記第2のハウジングは、前記第1のフランジ部に接合される第2のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であって、該有底円筒体の中間部に段部を有すると共に、当該有底円筒体の底部に前記ロッド部材を摺動可能に支持する連通孔を有し、前記保持部材は、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部の接合面を跨って前記第1のハウジング及び前記第2のハウジング内に保持され、前記隔壁板は、前記第2のハウジング内の前記段部と前記第2のハウジング内の前記保持部材の軸方向端部との間に挟持された状態で保持される構成とするとよい。
更に、前記第2のハウジング内に収容され、前記隔壁板に当接可能な一端部を有すると共に、前記ロッド部材の軸方向端部に係合可能な他端部を有するリテーナを備えたものとし、前記付勢部材を、前記第2のハウジング内の前記ロッド部材回りに介装され、前記第2のハウジングの底部と前記リテーナとの間に張設される圧縮コイルばねで構成するとよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明において、サーモエレメントの本体部回りに熱媒体が充填される熱交換室を有する第1のハウジングは、熱交換室内に熱媒体を導入する熱媒体導入孔、及び熱交換室から熱媒体を排出する熱媒体排出孔を有し、熱媒体導入孔及び熱媒体排出孔が、サーモエレメントの軸芯に対して放射状に、熱交換室に開口しており、サーモエレメントの本体部に対する熱媒体との熱交換を均一に行うことができるので、良好な熱応答性を確保することができる。
上記の熱媒体導入孔及び熱媒体排出孔は、更に、サーモエレメントの軸芯に直交する平面上で熱交換室に開口している構成とし、あるいは、サーモエレメントの軸芯に直交する軸を中心に熱交換室に開口している構成とすれば、車両への適切且つ良好な搭載性を確保することができる。更に、熱媒体導入孔と熱媒体排出孔が、サーモエレメントの軸芯を含む水平面を介して上方側と下方側で、夫々熱交換室に開口している構成とすれば、導入パイプ及び排出パイプを略鉛直線上に配置し、車両の左右方向への拡張を抑えることができ、従前に比し軸方向寸法を短くすることができるので、車両の前後方向の寸法も小さくすることができ、一層の小型化が可能となる。
上記のサーモアクチュエータにおいて、第1のハウジング及び第2のハウジング内に収容され、サーモエレメントの軸芯と同軸の中空部を有し、中空部内にサーモエレメントの本体部を保持する保持部材と、開口部が本体部に固定される環状の隔壁板であって、板面がサーモエレメントの軸芯に対して直交すると共に、板面が保持部材の軸方向端面に当接するように配置される隔壁板とを備えたものとすれば、サーモエレメント、保持部材及び隔壁板を容易に組み付けることができると共に、適切に保持することができる。
更に、第1のハウジングは、第1のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であり、第2のハウジングは、第1のフランジ部に接合される第2のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であって、有底円筒体の中間部に段部を有すると共に、有底円筒体の底部にロッド部材を摺動可能に支持する連通孔を有し、保持部材は、第1のフランジ部と第2のフランジ部の接合面を跨って第1のハウジング及び第2のハウジング内に保持され、隔壁板は、第2のハウジング内の段部と第2のハウジング内の保持部材の軸方向端部との間に挟持された状態で保持される構成とすれば、組付時における第1及び第2のハウジング、サーモエレメント、ロッド部材及び保持部材の位置決めが容易であり、良好な組付性を確保することができると共に、適切な結合状態を維持することができる。また、従前に比し保持部材をロッド部材側に配置することができるので、熱交換室の容量を大きくし、全体の軸方向寸法を短くすることができる。この結果、サーモアクチュエータ全体の小型化が可能となり、設計自由度が向上する。
更に、第2のハウジング内に収容され、隔壁板に当接可能な一端部を有すると共に、ロッド部材の軸方向端部に係合可能な他端部を有するリテーナを備えたものとし、付勢部材を、第2のハウジング内のロッド部材回りに介装され、第2のハウジングの底部とリテーナとの間に張設される圧縮コイルばねで構成すれば、サーモエレメントが非作動状態にあるときにはリテーナの一端部が隔壁板に当接し、圧縮コイルばねによる付勢力はリテーナ及び隔壁板を介して保持部材で負担されるので、サーモエレメントに付勢力が付与されることはなく、自由状態で保持されるので、良好な耐久性を維持することができる。
本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータの横断面図である。 本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータの縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータの組付状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータを備えた排気熱回収装置の部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータを備えた排気熱回収装置の平面図である。 本発明の他の実施形態に係るサーモアクチュエータの縦断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るサーモアクチュエータの横断面図である。
以下、本発明の望ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明の一実施形態に係るサーモアクチュエータ100を示すもので、図2、図4及び図5に示すように、サーモアクチュエータ100は内燃機関の排気熱回収装置200に装着され、その熱交換器300(図4及び図5に示す)に連通接続される。本実施形態のサーモアクチュエータ100は、熱膨張体(例えばサーモワックス)を収容する本体部11、及び熱膨張体の体積変化に応じて進退するピストン12を有するサーモエレメント10と、このサーモエレメント10と同軸上に配置されピストン12の進退に連動するロッド部材20と、ロッド部材20をサーモエレメント10方向に付勢する付勢部材30を備えている。更に、サーモエレメント10の本体部11を収容する第1のハウジング1と、ロッド部材20及び付勢部材30を収容する第2のハウジング2を備え、ロッド部材20がピストン12に連動するように配置された状態で、第1のハウジング1と第2のハウジング2が接合されている。
第1のハウジング1は、開口端にフランジ部1fを有する有底円筒体で、その中心軸に直交する軸を中心とする熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1bが両側面に形成されており、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1bに夫々導入パイプPa及び排出パイプPbが接合される。本実施形態では、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1bが、サーモエレメント10の軸芯に対して放射状に、熱交換室HPに開口しており、特に、サーモエレメント10の軸芯に対し直交する平面上で、180度を成す対向位置にて熱交換室HPに開口している。従って、第1のハウジング1のバーリング成型時における金型保持が容易となり、バーリング下孔を異形にすることによりバーリング端面がフラット化し、溶接品質が安定する。一方、第2のハウジング2は段付有底円筒体で構成され、その開口端に、第1のハウジング1のフランジ部1fに接合されるフランジ部2fが形成され、その中間部に段部2dが形成されており、段部2dから底部に至るまでは第1のハウジング1の内径より小の内径を有する円筒部となっている。そして、第2のハウジング2の底部には、ロッド部材20を(後述のシール部材80を介して)摺動可能に支持する連通孔2aが形成されている。
第1及び第2のハウジング1及び2は、夫々の開口端側の円筒部がサーモエレメント保持部(以下単に、保持部という)1h、2hとされ、両保持部1h、2hの内面に当接するように保持部材40が収容されている。保持部材40は金属製の円筒体で、その一端側は全周に亘って第1のハウジング1の保持部1hにレーザ溶接されて第1のハウジング1内に強固に固定され、保持部材40の他端側は保持部2h内に嵌合されている。即ち、保持部材40は、第1のフランジ部1fと第2のフランジ部2fの接合面を跨って第1及び第2のハウジング1及び2内に保持されている。
保持部材40は、図1に示すように、装着対象のサーモエレメント10の軸芯と同軸の中空部41を有し、保持部材40の底部に形成された連通孔42に、サーモエレメント10の本体部11が挿通され、シール部材15と共に、中空部41内に保持される。更に、保持部材40の外周面には環状溝(符号省略)が形成されており、この環状溝にシール部材43が嵌着され、このシール部材43を介して保持部材40が第2のハウジング2の保持部2h内に液密的に嵌合される。そして、保持部材40の軸方向端面に当接するように環状の隔壁板50が配置され、第2のハウジング2の段部2dと保持部材40との間に隔壁板50が挟持された状態となっている。
上記の隔壁板50は、保持部材40の外径より小の外径を有する環状円板で構成されており、その中央開口部にサーモエレメント10の本体部11が(後述する止め輪14によって)保持され、板面がサーモエレメント10の軸芯に対して直交すると共に、当該板面が保持部材40の軸方向端面に当接するように配置される。上記のサーモエレメント10は汎用品で、従前と同様であるので構造の説明は省略するが、本体部11の軸方向端面に環状凹部(符合省略)が形成されており、この環状凹部に、隔壁板50の中央開口回りに形成された立壁部(符合省略)が収容されるように配置され、例えば金属製Oリングの止め輪14によって隔壁板50が保持される(換言すれば、サーモエレメント10が隔壁板50に保持される)ように構成されている。
図1に示すように、ロッド部材20は中実部材で、その軸方向端部には環状係合部21が延出形成され、この環状係合部21に後述のリテーナ60が係合可能に構成されている。また、ロッド部材20の軸方向後端面には円錐凹部22が形成され、ピストン12の先端がロッド部材20の円錐凹部22に当接可能な構成とされている。更に、第2のハウジング2から延出するロッド部材20の先端部にはヘッド部材23が固定されているが、これは省略してもよい。尚、サーモエレメント10が非作動状態にあるときには、ピストン12の先端と円錐凹部22との間に若干の間隙が存在するように配設するとよい。
更に、第2のハウジング2内にはリテーナ60及び70が収容されている。リテーナ60はロッド部材20の環状係合部21を摺動可能に保持する容器形状で、サーモエレメント10が非作動状態にあるときには隔壁板50に当接する一端部(開口端部)を有すると共に、サーモエレメント10が作動状態となると環状係合部21が係合する他端部(底部)を有する。リテーナ70は第2のハウジング2内の底部に配設され、リテーナ60とリテーナ70との間のロッド部材20回りに、円錐台形状の圧縮コイルばねで形成されリターンスプリングとして機能する付勢部材30が介装されている。而して、図1に示すように、サーモエレメント10が非作動状態にあるときには、付勢部材30のサーモエレメント10方向への付勢力が隔壁板50を介して保持部材40に付与され、この保持部材40にて付勢部材30の付勢力が負担されるように構成されている。
上記の構成になる第1のハウジング1及び第2のハウジング2内にサーモエレメント10及びロッド部材20等が収容され、保持部材40と段部2dとの間に隔壁板50が挟持される状態で、フランジ部1fとフランジ部2fが当接するように配置され、第1のハウジング1と第2のハウジング2が接合されると、本実施形態のサーモアクチュエータ100が構成される(組付については後述する)。而して、ロッド部材20は、サーモエレメント10の作動時には付勢部材30の付勢力に抗して図1の左方に押圧駆動され、サーモエレメント10が非作動とされると、付勢部材30の付勢力によって図1の右方に戻され、初期位置に復帰する。そして、サーモエレメント10が非作動状態にあるときには、付勢部材30による付勢力はリテーナ60及び隔壁板50を介して保持部材40で負担されるので、サーモエレメント10に付勢力が付与されることはない。即ち、非作動状態のサーモエレメント10は自由状態で保持されるので、良好な耐久性を維持することができる。
上記のサーモアクチュエータ100は排気熱回収装置200に装着されるが、本実施形態では、図2に示すように、熱媒体導入孔1aと熱媒体排出孔1bが、サーモエレメント10の軸芯を含む水平面を介して上方側と下方側(図2の上下)で、夫々熱交換室HPに開口しているので、導入パイプPa及び排出パイプPbを略鉛直線上に配置し、車両の左右(幅)方向への拡張を抑えることができ、車両への良好な搭載性を確保することができる。また、前述のように、従前に比し軸方向寸法を短くすることができるので、車両の前後方向の寸法も小さくすることができる。
而して、排気熱回収装置200で熱交換されて加熱された冷却媒体(熱媒体)が導入パイプPaを介して熱媒体導入孔1aから熱交換室HP内に導入されると、サーモエレメント10の本体部11内の熱膨張体(サーモワックス)が加熱され、図2に白抜矢印で示すように熱媒体が熱交換室HP内に導入され、本体部11に対する熱媒体との熱交換が均一に行われた後、熱媒体排出孔1bから排出され、排気熱回収装置200内に還流される。而して、サーモエレメント10の本体部11が所定温度を越えると(サーモワックスが溶解すると)、ピストン12が前進駆動され(図1の左方に移動し)、円錐凹部22を介してロッド部材20が押圧され、ロッド部材20は付勢部材30の付勢力に抗して図1の左方に押圧駆動される。このとき、サーモエレメント10は隔壁板50を介して保持部材40で適切に支持されているので、ロッド部材20からサーモエレメント10に加えられる反力によって隔壁板50が撓むことはなく、安定した保持状態が維持される。
上記のように、ロッド部材20は、サーモエレメント10の作動時には付勢部材30の付勢力に抗して図1の左方に押圧駆動され、サーモエレメント10が非作動とされると、付勢部材30の付勢力によって図1の右方に戻され、初期位置に復帰する。そして、サーモエレメント10が非作動状態にあるときには、付勢部材30による付勢力はリテーナ60及び隔壁板50を介して保持部材40で負担され、サーモエレメント10に付勢力が付与されることはないので、良好な耐久性を維持することができる。更に、隔壁板50はリテーナ60と保持部材40との間に挟持されるように構成されているので、以下に組付状況を説明するように、容易に組み付けることができると共に、適切な結合状態を維持することができる。
図3は、本実施形態のサーモアクチュエータ100の組付状況を示すもので、第1のハウジング1内に前述のように保持部材40が固定され、シール部材43が装着される。そして、サーモエレメント10は、その本体部11に隔壁板50が装着され、止め輪14によって保持されると共に、シール部材15が装着され、図3の中央に示すサブアセンブリの状態で、サーモエレメント10の本体部11が保持部材40の中空部41内に収容される。
一方、第2のハウジング2内には、シール部材80、リテーナ70、付勢部材30、リテーナ60及びロッド部材20の順で装着され、その状態で、リテーナ60の開口端部が隔壁板50に当接するように組み付けられると、サーモエレメント10とロッド部材20が同軸上に配置され、ピストン12の先端と円錐凹部22との間に若干の間隙が存在する状態で保持される。前述のように隔壁板50は予めサーモエレメント10に装着されており、保持部材40の一部と共に第2のハウジング2内に収容され、保持部材40と第2のハウジング2の段部2dとの間に隔壁板50が挟持されるように構成されているので、フランジ部1f及び2fを接合する際に両者間に隔壁板50を挟持する必要はなく、容易に組み付けることができ、組み付け後には、サーモエレメント10とロッド部材20が同軸上に配置された適切な結合状態が維持される。
そして、フランジ部1f及び2fがボルト・ナット結合されて第1のハウジング1と第2のハウジング2が接合されると、図1に示すように、フランジ部1fとフランジ部2fの接合面に保持部材40の中間部が位置する状態となる。換言すれば、保持部材40はフランジ部1fとフランジ部2fの接合面を跨って第1及び第2のハウジング1及び2内に保持されるので、組付時に、第1及び第2のハウジング1及び2、サーモエレメント10、ロッド部材20及び保持部材40の位置決めが容易であり、良好な組付性を確保することができる。また、従前に比し、保持部材40の後端位置を前方(図1の左方)に設定することができるので、熱交換室HPの容量を大きくし、全体の軸方向寸法を短くすることができる。この結果、サーモアクチュエータ100全体の小型化が可能となり、設計自由度が向上する。尚、第1のハウジング1と第2のハウジング2の接合手段は、ボルト・ナット結合に限らず、カシメや接着等、他の接合手段を用いることとしてもよい。
図4及び図5は、上記の構成になるサーモアクチュエータ100を装着した排気熱回収装置200を示し、内燃機関(図示せず)の排気ガスを導入する主排気流路201と、この主排気流路201から分岐し主排気流路202に合流する迂回流路(図示せず)を設け、この迂回流路を通過する排気ガスと冷却媒体との熱交換を行い排気熱を回収する熱交換器300を備えたものである。熱交換器300では、冷却媒体が冷却媒体導入パイプPfを介して冷却媒体導入口301から熱交換器300内に導入され、冷却媒体排出口302から排出される熱交換後の高温の冷却媒体(熱媒体)がサーモアクチュエータ100を介して内燃機関(図示せず)に還流するように配管されている。即ち、サーモアクチュエータ100の熱交換室HPが導入パイプPa及び排出パイプPbを介して熱交換器300内の冷却媒体流路(図示せず)に連通接続される。
更に、図示は省略するが、排気熱回収装置200には、主排気流路202を開閉する弁装置を備えており、この弁装置によって主排気流路202が開とされるときには、即ち、主排気流路202の連通時(非熱交換時)には、高温の排気ガスが熱交換器300側に流入することを抑えることとしている。このため、図4に示すように、当該弁装置の軸部材204が外側に延出し、排気熱回収装置200に固定されたブラケット203にリターンスプリング205の一端が係止され、リターンスプリング205の付勢力によって所定位置(主排気流路202を閉塞する閉位置)方向に付勢されている。軸部材204の先端部にはレバー206が装着されており、アクチュエータ100を構成するロッド部材20の先端部23がレバー206の端部207に当接可能に配設されている。
而して、アクチュエータ100においては、熱交換後の冷却媒体(熱媒体)で満たされた熱交換室HP内の温度が上昇すると、サーモエレメント10によって付勢部材30の付勢力に抗してロッド部材20が前進駆動(図1の左方に押圧駆動)され、リターンスプリング205の付勢力に抗して弁装置(図示せず)が主排気流路202を開放する。熱交換室HP内の温度が低下し、サーモエレメント10が非作動とされると、付勢部材30の付勢力によって図1の右方に戻されてロッド部材20は初期位置に復帰し、リターンスプリング205の付勢力によって弁装置(図示せず)が閉位置に戻される。
図6は、本発明の他の実施形態に係るサーモアクチュエータ101を示すもので、以下においては、図1及び図2に示す実施形態の構成部材と実質的に同じ構成部材、あるいは同等の機能を有する構成部材には図1及び図2と同じ符合を付し、重複する説明は省略する。本実施形態では、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1cが、サーモエレメント10の軸芯に直交する平面上で、所定角度を以って熱交換室HPに開口している。即ち、図2に示す態様と異なり、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1cが非180度で対向している。而して、熱交換室HP内で偏流が生じない範囲で、車両搭載時の許容空間に応じて上記所定角度を適宜することができるので、車両への適切且つ良好な搭載性を確保することができる。
図7は、本発明の更に他の実施形態に係るサーモアクチュエータ102を示すもので、図1及び図2に示す実施形態の構成部材と実質的に同じ構成部材、あるいは同等の機能を有する構成部材には図1及び図2と同じ符合を付し、重複する説明は省略する。本実施形態では、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1dが、サーモエレメント10の軸芯に直交する軸を中心に熱交換室HPに開口している。即ち、図2に示す態様と異なり、熱媒体導入孔1a及び熱媒体排出孔1dが相互にオフセットした軸を中心に対向している。而して、熱交換室HP内で偏流が生じない範囲で、車両搭載時の許容空間に応じて上記オフセット量を適宜することができるので、車両への適切且つ良好な搭載性を確保することができる。
1 第1のハウジング
1a 熱媒体導入孔
1b、1c、1d 熱媒体排出孔
2 第2のハウジング
10 サーモエレメント
11 本体部
12 ピストン
20 ロッド部材
30 付勢部材
40 保持部材
43 シール部材
50 隔壁板
60、70 リテーナ
80 シール部材
100 サーモアクチュエータ
200 排気熱回収装置
300 熱交換器
HP 熱交換室
Pa 導入パイプ
Pb 排出パイプ

Claims (7)

  1. 熱膨張体を収容する本体部及び該本体部内の熱膨張体の体積変化に応じて進退するピストンを有するサーモエレメントと、
    該サーモエレメントと同軸上に配置され前記ピストンの進退に連動するロッド部材と、
    該ロッド部材の軸方向端部を前記サーモエレメント方向に付勢する付勢部材と、
    前記サーモエレメントの前記本体部を収容し、前記本体部回りに熱媒体が充填される熱交換室を有する第1のハウジングと、
    前記ロッド部材及び前記付勢部材を収容する第2のハウジングとを備え、
    前記ロッド部材が前記ピストンに連動するように配置した状態で前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとを接合して成るサーモアクチュエータであって、
    前記第1のハウジングは、
    前記熱交換室内に前記熱媒体を導入する熱媒体導入孔、及び
    前記熱交換室から前記熱媒体を排出する熱媒体排出孔を有し、
    前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に対して放射状に、前記熱交換室に開口していることを特徴とするサーモアクチュエータ。
  2. 前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に直交する平面上で前記熱交換室に開口していることを特徴とする請求項1記載のサーモアクチュエータ。
  3. 前記熱媒体導入孔及び前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯に直交する軸を中心に前記熱交換室に開口していることを特徴とする請求項1又は2記載のサーモアクチュエータ。
  4. 前記熱媒体導入孔と前記熱媒体排出孔が、前記サーモエレメントの軸芯を含む水平面を介して上方側と下方側で、夫々前記熱交換室に開口していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のサーモアクチュエータ。
  5. 前記第1のハウジング及び前記第2のハウジング内に収容され、前記サーモエレメントの軸芯と同軸の中空部を有し、該中空部内に前記サーモエレメントの本体部を保持する保持部材と、
    開口部が前記本体部に固定される環状の隔壁板であって、板面が前記サーモエレメントの軸芯に対して直交すると共に、当該板面が前記保持部材の軸方向端面に当接するように配置される隔壁板とを備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーモアクチュエータ。
  6. 前記第1のハウジングは、第1のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であり、
    前記第2のハウジングは、前記第1のフランジ部に接合される第2のフランジ部を開口端に有する有底円筒体であって、該有底円筒体の中間部に段部を有すると共に、当該有底円筒体の底部に前記ロッド部材を摺動可能に支持する連通孔を有し、
    前記保持部材は、前記第1のフランジ部と前記第2のフランジ部の接合面を跨って前記第1のハウジング及び前記第2のハウジング内に保持され、
    前記隔壁板は、前記第2のハウジング内の前記段部と前記第2のハウジング内の前記保持部材の軸方向端部との間に挟持された状態で保持されることを特徴とする請求項5記載のサーモアクチュエータ。
  7. 前記第2のハウジング内に収容され、前記隔壁板に当接可能な一端部を有すると共に、前記ロッド部材の軸方向端部に係合可能な他端部を有するリテーナを備え、
    前記付勢部材が、前記第2のハウジング内の前記ロッド部材回りに介装され、前記第2のハウジングの底部と前記リテーナとの間に張設される圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項6記載のサーモアクチュエータ。
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