JP2019026357A - 通信販売用包装具 - Google Patents

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Akiko Yamanaka
脇田隆夫
Takao Wakita
力 中村
Tsutomu Nakamura
力 中村
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Abstract

【課題】形状、数量等々が一定しない通信販売対象品の物流梱包方法に、作業の合理化と共に、開封後のゴミの発生をも考慮した物で、安全に簡便に中の商品を包装し客先に届ける梱包包装材と方法の提供に有る。【解決手段】物流用の段ボールケースを活用して中に商品を緩衝効果と流通時の衝撃の緩和効果を考慮して段ボール板紙とエヤークッション材と胴巻き用フィルムを用いてハンモック形状を構成することを解決手段として、安全に商品を顧客まで届ける通信販売商品用の包装形態を発明考案した。【選択図】 図1

Description

本発明は、通信販売商品用の包装具に関する。
今日、通信販売は消費者の側が求める利便性の面より拡大しており、多くのジャンルの商品がその対象と成っている。それらはメーカー側で作られ、主要な物は一般店頭販売品と異なる梱包がなされて出荷させているケースも多い。メーカー側で多量に作られた商品は、通常の問屋ルートでの販売の場合は商品毎に求められる要求仕様に基づいた包装形態等で、ダース等の単位でケース入れとかで流通されている。しかしメーカー直接の通信販売の場合には単品とか、主として少量の要求が多いのが現状で、個別顧客に向けての梱包に困っている。一方、通信販売業者の様に、メーカーで作られたものを仕入れ、在庫をしてネット等からの個別の注文に向けて販売する場合は、当然顧客個々の注文に応じて単品又は、時には異なるメーカー品等、多様な商品を複数梱包して個別に輸送する場合も有る。従って多様な包装の形態と成り、既成の段ボール箱に発泡ポリスチロールやプラスチック成型品に入れたり、エヤークッション等の緩衝材で包んだ形態等で、輸送時の振動や衝撃への緩衝効果性を求めた物も使用されているが、どうしても箱一杯に緩衝材を詰め込むケースが多く、顧客側での廃棄時のゴミ処理上の問題も有る。一部の通販業者は段ボールに商品を置いてシュリンクラップして、その状態の物を外装段ボール箱の底にホットメルト接着した物も有る。環境負荷面から古新聞をクッション材として詰め込んだ物等も有るが、この様な包装形態は高価な商品を対象とした場合には適さないように見える。
一方では、顧客・消費者側としては注文した商品が完全な状態で到着する事は当然の要求であり且つ、梱包には簡潔で開け易く、ゴミが発生しない包装形態も求めている。他方通信販売業者の発送側は短時間に多量に発送する事を可能とする方法を求めている。しかし商品への安全性を保ちつつ、完成度の高い梱包でそれぞれ形状、材質の異なる商品を低単価で包装する事は大変難しい。商品の形状・組み合わせ・材質が多岐に渡る事より、包装の機械化も困難でその為、多くの場合正規社員以外が中心の人手による梱包で対応しているのが現状である。
特開2012−153396
解決しようとする課題は、急速に拡大する通信販売向け商品発送梱包現場の問題点の1、商品の輸送過程の安全性、2、梱包の作業効率性、3、梱包作業コスト、等の解決で有り、且つ満足要求度の拡大する消費者に向けて1、商品開封時の美観的にも安心度的にも高く、2、開け易く、3、消費者側でゴミの発生量が少ない梱包形態の提供に有る。
本発明は、輸送用の段ボール箱に対して、段ボール板紙に代表される固定用部材とシュリンク又はストレッチフィルム等の固定用フィルムと、必要に応じてプラスチック又は紙からなる緩衝材等を組み合わせる事より通信販売用包装目的とする機能を発揮させるものである。
本発明は商品をプラスチック材エアークッションもしくは発泡シート品やフィルム、紙等で包んだ被包装品で有る商品を、切込みの入ったダンボール板紙から成る固定用部材上に置き、それをストレッチフィルムもしくはシュリンクフィルム等の固定用フィルムで段ボール板紙の固定用部材と一緒に胴巻き状に包み込む。ストレッチフィルムの場合はフィルムの持つ自己接着性で、シュリンクフィルムの場合は熱シール又は感圧接着剤部で固定し、シュリンクトンネルを通過させる。こうしてクッション材と共に固定用部材上にフィルムで胴巻き固定させた被包装品は輸送中に動く事はない。更にダンボール板紙の固定用部材上に包まれた非包装物より高く設計された固定用部材の左右の両端部をコの字型に内側に折り曲げ、輸送用所定の段ボール箱内に入れ込むことで、段ボール箱内部で固定維持される。そして折り曲げ時に固定用部材に入れられた切込み部が立ち上がったコの字型底部で4か所の脚部を形成し、輸送時に非包装物を袋詰め状で宙吊りのハンモック状態で保持する事より、上下左右全方向からの衝撃に対しても段ボール箱内で商品を安全に消費者に届けると云う通販商品輸送条件に適合する強度のある梱包形態と成る。
図1は最終形状図(実施例) 図2は固定用部材の図 図3は固定用部材のa − a´断面図 図4は被包装品をクッション材で包んだ図 図5は本発明射形図 図6はシュリンクフィルムの例
図1は本発明の最終形状図で実施例を示している。輸送用外装に使用する段ボール箱1の内部に段ボール板紙からなる固定用部材2のA部分の21上に、被包装品Sである商品がクッション材3で包まれ袋詰め商品Qの状態で、固定用フィルム4で切り落し部24に食い込むように巻き付け固定される。固定用部材2は段ボール箱1の内部に折り曲げ部25で左右をコの字型折り曲げると、固定用部材2の切り込み部26が脚部と成る部分が出来、取り出し部27を付けて、段ボール箱1の中に投入された所を表している。シュリンクフィルムの場合はフィルム張り合わせ部41で感圧接着剤部42を表わしている。また溶断シールを行う事も有効な方法と成る。最終形態図1は実施例としてこの様な姿と成る。
図2は固定用部材の図で、固定用部材2は袋詰め商品Qが乗る中心部分A部の21と左右2カ所の折れ目25により左右のB部22とC部23の其々より成って居る。固定用部材2の横幅や縦の長さは外装で使用する段ボール箱の内寸と同様になるように設計する。折り曲げ部25は左右両端に組立時に脚部と成る切込み部26を有している。また段ボール板紙固定用部材2の左右には2ヶ所以上の切り落とし部24を加工し固定用部材2に外面より巻き付けられた固定用フィルム4が輸送中に袋詰め商品Q毎に切り落とし部24の凹部に外面より巻かれるフィルムが食い込み袋詰め商品Qがずれない様に保持する役目を作って居る。また消費者が段ボール箱内から固定用部材2を取り出し易いよう取出し部27を設計している。
図3は図2の段ボール板紙からなる固定用部材のa − a´断面図で、本発明は図2の固定用部材2は後で巻かれるストレッチやシュリンクフィルム等を素材とする固定用フィルムの巻き付け強度に変形なく耐える役割上、構造的にも、資材コスト的にも段ボール板紙材が最適と成り、切込み部26が胴部B,C部の組立時に脚部として立ち上がりがワンタッチとなる関係や脚部強度面より縦方向の波目段ボールとなる事を本発明の条件として居る事を表している。
図4は被包装品Sをクッション材で包んだ図で、クッション材3で包まれた状態の物を袋詰め商品Qで、商品が複数搬送の場合には特にクッション材3は袋状で有る方が作業も行い易く、被包装品Sも作業中に落ちない目的と、被包装品Sが輸送中の擦れやバッティングで傷つく事を防止する。フィルム又は紙等でも良いが、エヤークッション材の場合は突起部を内側で製袋仕様品とした場合は、被包装品Sが内部凸部の部分で固定され易く商品が踊らない為傷つき防止の観点より望ましい。またエヤークッション袋の場合は透明であることより外見検査も行い易い特徴もある。
図5は本発明射形図で、固定用部材2のA部分21部にクッション材3で包まれた被包装品Sを袋詰め商品Qの形態で置き、全体を固定用フィルム4で固定部材2と一緒に胴巻固定した後に、固定用部材2のBの22部分、Cの23の部分が立ち上がる様に曲げられたところを表している。固定用部材2は外装と成る箱の高さに応じて設計した寸法の両端B部22とC部23が折り曲げ部25で曲がるが、固定用部材2が縦状の波ダン形状であることより立ち上がり部となるB及びC部は常に輸送用段ボール箱1内側で折り曲げ部25で広がろうとする応力が働く事により輸送用段ボール箱1内で固定部材2は安定した状態となる。又切込み部26もやはり縦状のダンボール波の効果でB、C部を持っての折り曲げ時に脚部として切込み部26が真っ直ぐ脚状になり、常に立ち上がるし且つ折り曲げに強い効果を引き出す事を目的としている。段ボール板紙からなる固定用部材2の外側より巻かれる固定用フィルム4は、ストレッチフィルムの場合は自己粘着で、シュリンクフィルムの場合は溶断シール又は感圧接着剤42を用い張り合わせ部41で張り合わせ後にシュリンク加工する。それぞれフィルムで固定用部材2の中央部の左右に施された切り落とし部24の凹部で締めこまれる事により袋詰め商品Qが輸送中にずれない様に固定された形態となり且つ、外装の段ボール箱1の内寸と固定用部材2のB、C部の高さ巾が同一とすることにより上下左右が固定され、切込み部26の脚の効果で、袋詰め商品Qはハンモック状に持ち上げられ、袋詰された商品を輸送時の衝撃から守ることを可能とするように設計した段ボール箱に入れ前の状態を示す図である。
図6はシュリンクフィルムの例を表しているが、本発明の固定用フィルム4にはストレッチフィルムやシュリンクフルムを使用する事で可能となるが、胴巻き包装時に端部が自己粘着性により止める事が可能なストレッチの場合と異なり、シュリンクフルムの場合貼り合わせ部41で溶断熱シールをする方法と、同時に梱包作業が手作業対応の場合を想定すると、フィルム片側もしくは両端部に感圧接着剤42を塗布したシュリンクフィルムを使い、シュリンクさせると固定部材2との作業が便利と成る。図6は必要に応じて開封案内等の表示印刷Pを施し感圧接着剤42を加工したシュリンクフィルムの場合を表している。感圧接着剤42の加工はフィルムの一方側でも左右両方の場合でも良いものとするが、袋詰め商品Qを巻き付け固定する手作業でのケースを想定して考案した図である。
本発明品は、通信販売用商品の輸送において、一般的かつ安価な通常資材を用いて簡単に梱包できる事より、作業の効率化、コスト共に市場の要求に適合すると共に、更に段ボール箱内でハンモック状に形成し固定された状態での輸送は、送る側・受け取る側共に安全安心な梱包形状の提供の考案となる。
1 段ボール箱
2 固定用部材
21 A部
22 B部
23 C部
24 切り落とし部
25 折り曲げ部
26 切込み部
27 取出し部
3 クッション材
S 被包装品
Q 袋詰め商品
4 固定用フィルム
41 張り合わせ部
42 感圧接着剤
P 表示印刷

Claims (6)

  1. 段ボール紙から成る固定用部材2と、クッション材3と、固定用フィルム4を備え、固定用部材は両側の側部と中央部の底部で構成し、側部と底部の境界線は折り曲げ部でつながった構成で、側部の高さは、輸送用段ボール箱の高さとし、2つの側部を折り曲げ、底部にクッション材3で包んだ被包装品Sを置き、さらに外面よりストレッチ又はシュリンクフィルムから成る固定用フィルム4で包んで、シュリンクフィルムの場合シュリンクして固定部材に密着させて、輸送用段ボール箱に収容するようにしたことを特徴とする通信販売商品用包装具。
  2. 前記前後2枚から成る側部と底部の境界線の左右の端部2カ所には、折り曲げたときに脚部になる切込み部を前後左右計4カ所備えたことを特徴とする請求項1記載の通信販売商品用包装具。
  3. 固定用部材は縦目のダンボールを使用したことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信販売商品用包装具。
  4. 請求項1及び2,及び3からなる段ボール板紙固定部材の底部左右に凹部の切込み部を其々設け固定用フィルムの食い込む応力で商品を前後に動かない様に固定して運ぶ通信販売商品用包装具。
  5. 請求項1,2,3及び4の梱包形態を取るに辺り、シュリンクフィルムの左右もしくは片側の端部縦方向に感圧接着剤が加工され、必要に応じて表示印刷が加えられたシュリンクフィルムで固定用部材に巻き付け接着を行い、シュリンク後に固定化が図られた通信販売商品用包装具。
  6. 請求項1,2,3、4及び5の梱包形態を取るに辺り、商品の傷付防止の目的より内面に突起部を持つように製袋されたことからなるエアークッション材で包み、上面よりストレッチもしくはシュリンクフィルムで巻き付け固定された通信販売商品用包装具。
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