JP2019026355A - コンテナ用ジャッキ装置 - Google Patents

コンテナ用ジャッキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019026355A
JP2019026355A JP2017149015A JP2017149015A JP2019026355A JP 2019026355 A JP2019026355 A JP 2019026355A JP 2017149015 A JP2017149015 A JP 2017149015A JP 2017149015 A JP2017149015 A JP 2017149015A JP 2019026355 A JP2019026355 A JP 2019026355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
container
supporter
hole
side connecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017149015A
Other languages
English (en)
Inventor
宏樹 堀尾
Hiroki Horio
宏樹 堀尾
正二 赤松
Shoji Akamatsu
正二 赤松
洋平 常谷
Yohei Tsunetani
洋平 常谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tadano Ltd
Funayama Co Ltd
Tadano Engineering Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
Funayama Co Ltd
Tadano Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tadano Ltd, Funayama Co Ltd, Tadano Engineering Ltd filed Critical Tadano Ltd
Priority to JP2017149015A priority Critical patent/JP2019026355A/ja
Publication of JP2019026355A publication Critical patent/JP2019026355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】コンテナ13とジャッキサポート12との連結作業を容易に行うことができるコンテナ用ジャッキ装置10を提供する。【解決手段】コンテナ13に、二以上の挿入ピン35を用いて固定されているジャッキサポータ12と、該ジャッキサポータ12に着脱自在に設けられるジャッキ部11と、を有するコンテナ用ジャッキ装置10である。これにより、コンテナ13に対する固定は、ねじのような締め付け作業を行う必要がないので、コンテナ用ジャッキ装置10の、コンテナ13への組立が容易になり、作業時間が短縮できる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナ用ジャッキ装置に関する。さらに詳しくは、ジャッキサポータとジャッキ部とを有する、コンテナ用ジャッキ装置に関する。
特許文献1には、ジャッキ昇降式コンテナが開示されている。このジャッキ昇降式コンテナは、コンテナにジャッキ専用のジャッキ取付サポートを設けて、このジャッキ取付サポートにジャッキを取付けて、フォークリフトなどによらずに、コンテナを上下させることができる。このジャッキ昇降式コンテナは、フォークリフトなどが準備できない被災地などで有益に利用できる旨が記載されている。
特開2016−22987号公報
しかるに、特許文献1のコンテナは、ねじにより、コンテナとジャッキ取付サポートとが連結されているため、ジャッキ取付サポートのコンテナへの取付け取外しの作業に時間がかかるという問題がある。
また、特許文献1のコンテナは、ジャッキ取付サポートを固着するための接続板など専用の固定手段がコンテナに設けられている必要があり、この構成であることから、ジャッキ取付サポータ用の接続板が設けられている専用のコンテナとなるため、コンテナ搬送を行おうとする搬送事業者等は、ジャッキを含めた、このコンテナ全体を購入する必要があり、購入費用が大きくなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑み、コンテナとジャッキ取付けサポートとの連結作業を容易に行うことができるコンテナ用ジャッキ装置を提供することを目的とする。さらには、運送事業者等が、一般に流通しているコンテナに取り付けることでコンテナを上下させることができる、購入費用を抑えることができるコンテナ用ジャッキ装置を提供することを目的とする。
第1発明のコンテナ用ジャッキ装置は、コンテナに、二以上の挿入ピンを用いて固定されているジャッキサポータと、該ジャッキサポータに着脱自在に設けられるジャッキ部と、を有することを特徴とする。
第2発明のコンテナ用ジャッキ装置は、第1発明において、前記挿入ピンが用いられている孔は、コンテナに設けられている持ち上げ用汎用孔であることを特徴とする。
第3発明のコンテナ用ジャッキ装置は、第2発明において、前記持ち上げ用汎用孔は、
前記コンテナに設けられている下隅金具の横向き孔であることを特徴とする。
第4発明のコンテナ用ジャッキ装置は、第2発明において、前記持ち上げ用汎用孔は、
前記コンテナの、フォークポケットであることを特徴とする。
第5発明のコンテナ用ジャッキ装置は、第1発明から第4発明のいずれかにおいて、前記ジャッキサポータのサポータ側連結部と、ジャッキ部のジャッキ部側連結部との間に、ジャッキ位置変更部が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、二以上の挿入ピンを用いて固定されているジャッキサポータを有していることにより、コンテナに対する固定は、ねじのような締め付け作業を行う必要がないので、コンテナ用ジャッキ装置の、コンテナへの組立が容易になり、作業時間が短縮できる。
第2発明によれば、挿入ピンが用いられている孔は、コンテナに設けられている持ち上げ用汎用孔であることにより、一般に流通しているコンテナに対してジャッキサポータを取付け、ジャッキ部によりコンテナを上下させることができる。また、一般に流通しているコンテナの使用者は、本発明のコンテナ用ジャッキ装置を購入するだけで、所有しているコンテナを使用することができるので、ジャッキ付属のコンテナを購入する場合と比較して、購入費用を抑えることができる。
第3発明によれば、挿入ピンが用いられている、持ち上げ用汎用孔は、コンテナに設けられている下隅金具の横向き孔であることにより、ジャッキサポータ側の取付用のピン等の位置を規格にある、横向き孔の寸法で確定できるので、コンテナ用ジャッキ装置の製作が容易になる。
第4発明によれば、挿入ピンが用いられている、持ち上げ用汎用孔は、コンテナのフォークポケットであることにより、ジャッキサポータがコンテナから誤って外れることを確実に防止でき、コンテナ用ジャッキ装置をより安全に使用することができる。
第5発明によれば、ジャッキサポータのサポータ側連結部と、ジャッキ部のジャッキ部側連結部との間に、ジャッキ位置変更部が設けられていることにより、ジャッキ位置変更部の長さを変更することでジャッキ部の位置を任意に変更することができる。
本発明の第1実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置の正面要部拡大図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の正面図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の平面図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の平面要部拡大図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の組立方法の説明図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の正面方向からの使用説明図である。 図1のコンテナ用ジャッキ装置の平面方向からの使用説明図である。 本発明の第2実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置の平面図である。 本発明の第3実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置の平面図である。 図9のコンテナ用ジャッキ装置の側面図である。 図9のコンテナ用ジャッキ装置の正面図である。 本発明の第4実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置の正面図である。
つぎに、本発明の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の正面要部拡大図、図2は本発明の第1実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の正面図である。図1は図2のa部を拡大した図で、図2の状態からさらに、コンテナ13から、ジャッキサポータ12を外した状態を示している。また図3は、本実施形態のコンテナ用ジャッキ装置10の平面図であり、図4は図3の要部拡大図である。図4は図3のb部を拡大した図であり、図4(A)は、コンテナ13にジャッキサポータ12を取付ける前の状態を表し、図4(B)は、コンテナ13にジャッキサポータ12を取付けた状態を表している。本原稿における図面では、原則本発明に係るコンテナ用ジャッキ装置10は実線で表し、コンテナ13等は2点鎖線で表している。
本発明に係るコンテナ用ジャッキ装置10は、ジャッキサポータ12とジャッキ部11とを含んで構成されている。ジャッキサポータ12は、二以上の挿入ピンを用いて、このコンテナ13に固定されている。またジャッキ部11は、コンテナ13を上下させるために設けられているものであり、ジャッキサポータ12に着脱自在に設けられている。
本発明に係るコンテナ用ジャッキ装置10は、一般に流通しているコンテナ13に用いられる。コンテナ13は、JIS Z 1610で、コンテナ本体41の寸法や、コンテナ13を上げ下げする際に使用される隅金具40、42、フォークポケット44(図10参照)等の主要寸法が規定されている。本原稿では、JIS等の公的規格で寸法が定められ、コンテナ13の持ち上げる際等に用いられる孔を、持ち上げ用汎用孔と称する。すなわち、持ち上げ用汎用孔には、下隅金具40に設けられている横向き孔40a、40bや、フォークポケット44が含まれる。
コンテナ13の大きさは、JIS等で定められている寸法である限り、特に限定されるものではないが、最大積載量が2トン程度の比較的小型のトラックに積み込んで搬送させ得る程度のものが好ましい。本実施形態では、JISで表す長さが2991mm、幅が2438mm、高さが2438mmのものに対して図面を作成している。
ジャッキサポータ12は、2つのジャッキ部11を両端部に備えることができる構成である。ジャッキサポータ12は、ロッド部33と、このロッド部33の両端部に設けられているサポータ側連結部30とを含んで構成されており、本実施形態では、サポータ側連結部30に、ジャッキ部11が直接連結される。
ジャッキサポータ12のロッド部33は、コンテナ13の幅方向(図2の紙面上の左右方向、図3の紙面上の上下方向)に亘る長さを有しており、2つの取手32がこのロッド部33に溶接されている。コンテナ用ジャッキ装置10の使用者は、この取手32を利用して、コンテナ13にジャッキサポータ12を取付ける。ジャッキサポータ12を構成するサポータ側連結部30やロッド部33の材質は、特に限定されないが、アルミニウムまたは鉄が望ましい。
ジャッキサポータ12の取付けについて、図3、4により詳細に説明する。ジャッキサポータ12は、ロッド部33の側面に、2本の固定ピン34を有している。この固定ピン34が、コンテナ13に設けられている下隅金具40の第1横向き孔40aに挿入されることで、コンテナ13に対してジャッキサポータ12の位置が決定される(図4(A))。これら2本の固定ピン34は、ロッド部33の側面から常時飛び出す状態に構成されている。
ジャッキサポータ12は、さらに挿入ピン35を2本有している。この挿入ピン35は、図4(B)に示すように、ロッド33に対して垂直に、かつコンテナ13を挟むように設けられている垂直部分に設けられており、この垂直部分からコンテナ13の第2横向き孔40bに向けて(図4の紙面の下方向に向けて)挿脱自在に設けられている。これらの挿入ピン35は、挿入ピン35の側面に設けられている取手35aにより操作される。ジャッキサポータ12は、固定ピン34によりコンテナ13に位置決めされた後、使用者が、取手35aを操作して、挿入ピン35を下隅金具40に対して突き出させ、第2横向き孔40bに挿入することにより、ジャッキサポータ12は、コンテナ13に固定される。本実施形態では「挿入ピンを用いる」との表現は、上記したように、挿入ピン35をあらかじめ定められた孔である第2横向き孔40bに挿入することを示す。
ジャッキ部11は、油圧によりコンテナ13の上げ下げを行う。シリンダ22内のロッドが、図1の紙面上の下方向に向かって伸長することで、ジャッキ部11を構成する接地部21が、地面や、地面上に載置された養生材の上に接する。またジャッキ部11には、サポータ側連結部30と連結可能なジャッキ部側連結部20が設けられており、これらの連結部20、30によりジャッキ部11が、ジャッキサポータ12に対して着脱自在となる。このジャッキ部側連結部20は、アルミ製または鉄製である。なお本実施形態では、ジャッキ部11にはシリンダ22に平行に、シリンダ22内のロッドの座屈防止用の強度部材22aが用いられている。なお座屈強度が十分確保できる場合はこの強度部材22aは用いられない場合もある。
二以上の挿入ピン35を用いて固定されているジャッキサポータ12を有していることにより、コンテナ13に対する固定は、ねじのような締め付け作業を行う必要がないので、コンテナ用ジャッキ装置10の、コンテナ13への組立が容易になり、作業時間が短縮できる。
挿入ピン35が用いられている孔は、コンテナ13に設けられている持ち上げ用汎用孔であることにより、一般に流通しているコンテナ13に対してジャッキサポータ12を取付け、ジャッキ部11によりコンテナ13を上下させることができる。また、一般に流通しているコンテナ13の使用者は、本発明のコンテナ用ジャッキ装置10を購入するだけで、所有しているコンテナ13を使用することができるので、ジャッキ付属のコンテナを購入する場合と比較して、購入費用を抑えることができる。
挿入ピン35が用いられている、持ち上げ用汎用孔は、コンテナ13に設けられている下隅金具の横向き孔40bであることにより、ジャッキサポータ12側の取付用の挿入ピン35等の位置を規格にある、横向き孔40bの寸法で確定できるので、コンテナ用ジャッキ装置10の製作が容易になる。
図5は、本実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の組立方法の説明図である。図5(A)から(C)の順に、ジャッキ部11をジャッキサポータ12に組み付ける。ジャッキ部11のジャッキ部側連結部20には、上側結合孔20aと、下側凹部20bとが設けられている。またジャッキサポータ12のサポータ側連結部30には、上側結合孔30aと下側結合ピン30bとが設けられている。
ジャッキ部11をジャッキサポータ12に組み付ける際には、図5(B)に示すように、まずジャッキ部11を斜めにして、下側結合ピン30bに、ジャッキ部側連結部20の下側凹部20bを嵌りこませる。下側凹部20bを下側結合ピン30bに接触させながら、ジャッキ部11の姿勢を鉛直にする。この際、下側凹部20bの凹形状部は、下側結合ピン30bの半径よりも数mm程度大きな円弧であるので、ジャッキ部11は、滑らかに姿勢を鉛直にすることができる。ジャッキ部11の姿勢が鉛直になった後、ジャッキ部側連結部20の上側結合孔20aと、サポータ側連結部30の上側結合孔30aに緊嵌するように、結合ピン37を挿入する。ジャッキ部11をジャッキサポータ12から外す場合は、この逆を行う。
図6には、本発明のコンテナ用ジャッキ装置10の正面方向からの使用説明図、図7には、平面方向からの使用説明図を示す。コンテナ用ジャッキ装置10は、図3、4に示すように、コンテナ13に、2つのジャッキサポータ12が固定された後、図5に示すように、ジャッキサポータ12の端部に合計4つのジャッキ部11が固定される。その後、図7に示すように、ジャッキ部11には、それぞれ油圧供給装置15が接続され、これらの油圧供給装置15から圧油が供給される。これらの油圧供給装置15は、制御盤17に電気的に接続され、コンテナ用ジャッキ装置10の使用者14は、制御盤17に付属している操作ペンダント16により、全ての油圧供給装置15を制御する。コンテナ13が、トラック(不図示)に載せられた状態で搬送されてきた場合、使用者14は、操作ペンダント16を操作して、全てのジャッキ部11からロッドを伸長させ、接地部21を地上面に接地させる。その後さらに、ロッドを伸ばすことで、トラック上のコンテナ載置面からコンテナ13を持ち上げる。トラックを移動させた後、使用者14は、ロッドを縮小させ、コンテナ13を地上面に載置する。地上面に載置されたコンテナ13をトラック上のコンテナ載置面に載置する際は、この逆を行う。
なお、本実施形態ではジャッキ部11は油圧で動作する構成としたが、コンテナの重量等によっては、空気で動作する構成とすることもできる。また機械式のものを手動で動作させる構成とすることも可能である。
図8には、本発明の第2実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の平面図を示す。本実施形態の第1実施形態との相違点は、ジャッキサポータ12のロッド部33の長さが長く、コンテナ13の長さ方向(図8の紙面上左右方向)に対応できる長さである点である。
図9には、本発明の第3実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の平面図を、図10には側面図を、図11には正面図を示す。本実施形態の第1実施形態との相違点は、ジャッキサポータ12の固定のために用いられている持ち上げ用汎用孔が、フォークリフトのフォークが挿入するためのフォークポケット44であり、このフォークポケット44に、ジャッキサポータ12のロッド部33が挿入されている点である。本実施形態でジャッキサポータ12は、フォークポケット44内に位置するロッド部33と、ロッド部33の端部に結合されている端部構成部36とを含んで構成されている。
図11の紙面上の右側は、ロッド部33と端部構成部36との組立前の状態を示している。ロッド部33は、上下に貫通する孔を備え、端部構成部36も同様に上下に貫通する孔を備えている。そして、ロッド部33と端部構成部36の孔同士を重ね、この孔に挿入ピン35が上から挿入されることにより、ロッド部33に対して端部構成部36は、挿入ピン35により固定される。この端部構成部36には、サポータ側連結部30が設けられており、第1実施形態と同様、このサポータ側連結部30にジャッキ部側連結部20が連結することにより、ジャッキサポータ12とジャッキ部11とが連結される。ロッド部33には、フォークポケット44内のズレを防止するためのズレ防止ストッパ37が設けられている。本実施形態では「挿入ピンを用いる」との表現は、上記したように、挿入ピン35により、ジャッキサポータ12とジャッキ部11とを連結することで、ジャッキサポータ12があらかじめ定められた孔であるフォークポケット44から外れないようにして固定することを示す。
本実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の、コンテナ13への組立方法を説明する。まずコンテナ用ジャッキ装置10の使用者14は、ジャッキサポータ12を構成するロッド部33を、コンテナ13のフォークポケット44に挿入する。ロッド部33を挿入した後、ズレ防止ストッパ37によりフォークポケット44に対してロッド部33を固定する。具体的には、ズレ防止ストッパ37は、ロッド部33の側面に設けられたねじ穴に螺合するおねじ部と、このおねじ部を回すためのヘッド部とが設けられた構成であるので、ロッド部33をフォークポケット44に挿入する際には、使用者14はヘッド部を回してズレ防止ストッパ37をロッド部33に挿入し、ズレ防止ストッパ37とロッド部33とを合わせた長さが、フォークポケット44の左右長さよりも小さくした状態で、ロッド部33を挿入する。ロッド部33をフォークポケット44に挿入した後、使用者14は、ズレ防止ストッパ37のヘッド部を回して、ロッド部33から突出しているズレ防止ストッパ37の長さを長くし、ズレ防止ストッパ37の端面をフォークポケット44の内部側面に押し当てることで、ロッド部33をフォークポケット44に固定する。次に使用者14は、端部構成部36の上下に貫通した孔と、ロッド部33の上下に貫通した孔を重ね合わせ、この孔に挿入ピン35を挿入することにより、フォークポケット44からジャッキサポータ12が外れないように固定する。そして、第1実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10と同様な構成で、ジャッキ部11をジャッキサポータ12に固定する。コンテナ13からコンテナ用ジャッキ装置10を取り外す場合は、上記の作業の逆の手順を行う。
挿入ピンが用いられている、持ち上げ用汎用孔は、コンテナのフォークポケット44であることにより、ジャッキサポータ12がコンテナ13から誤って外れることを確実に防止でき、コンテナ用ジャッキ装置10をより安全に使用することができる。また、ジャッキサポータ12にズレ防止ストッパ37が設けられていることにより、フォークポケット44の大きさが異なっていても、ジャッキサポータ12のロッド部33をコンテナ13に固定することができる。
図12には、本発明の第4実施形態に係るコンテナ用ジャッキ装置10の正面図を示す。第1実施形態との相違点は、ジャッキサポータ12のサポータ側連結部30と、ジャッキ部11のジャッキ部側連結部20との間に、ジャッキ位置変更部18が設けられている点である。図12では、ジャッキ位置変更部18の左側は、サポータ側連結部30と同じ形状であり、ジャッキ位置変更部18の右側は、ジャッキ側連結部20と同じ形状である。
ジャッキサポータ12のサポータ側連結部30と、ジャッキ部11のジャッキ部側連結部20との間に、ジャッキ位置変更部18が設けられていることにより、ジャッキ位置変更部18の長さ、すなわち図8の紙面上の左右方向の長さを変更することでジャッキ部11の位置を任意に変更することができる。
本発明のコンテナ用ジャッキ装置10は、JISに寸法が規定されている持ち上げ用汎用孔を利用してコンテナを持ち上げるジャッキ装置であったが、これに限定されない。例えば他のISOやDINの規格で寸法が規定されているものであっても問題ない。
10 コンテナ用ジャッキ装置
11 ジャッキ部
12 ジャッキサポータ
13 コンテナ
18 ジャッキ位置変更部
40a 第1横向き孔
40b 第2横向き孔
34 固定ピン
35 挿入ピン
44 フォークポケット

Claims (5)

  1. コンテナに、二以上の挿入ピンを用いて固定されているジャッキサポータと、
    該ジャッキサポータに着脱自在に設けられるジャッキ部と、を有する、
    ことを特徴とするコンテナ用ジャッキ装置。
  2. 前記挿入ピンが用いられている孔は、
    コンテナに設けられている持ち上げ用汎用孔である、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用ジャッキ装置。
  3. 前記持ち上げ用汎用孔は、
    前記コンテナに設けられている下隅金具の横向き孔である、
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテナ用ジャッキ装置。
  4. 前記持ち上げ用汎用孔は、
    前記コンテナの、フォークポケットである、
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテナ用ジャッキ装置。
  5. 前記ジャッキサポータのサポータ側連結部と、ジャッキ部のジャッキ部側連結部との間に、
    ジャッキ位置変更部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から4記載のコンテナ用ジャッキ装置。
JP2017149015A 2017-08-01 2017-08-01 コンテナ用ジャッキ装置 Pending JP2019026355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149015A JP2019026355A (ja) 2017-08-01 2017-08-01 コンテナ用ジャッキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017149015A JP2019026355A (ja) 2017-08-01 2017-08-01 コンテナ用ジャッキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019026355A true JP2019026355A (ja) 2019-02-21

Family

ID=65475517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017149015A Pending JP2019026355A (ja) 2017-08-01 2017-08-01 コンテナ用ジャッキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019026355A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064996U (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 東急車輌製造株式会社 コンテナの昇降装置
JPS60100327U (ja) * 1983-12-09 1985-07-09 日本郵船株式会社 搬送装置
JP2016022987A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社タダノ ジャッキ昇降式コンテナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064996U (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 東急車輌製造株式会社 コンテナの昇降装置
JPS60100327U (ja) * 1983-12-09 1985-07-09 日本郵船株式会社 搬送装置
JP2016022987A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社タダノ ジャッキ昇降式コンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010159054A (ja) 運搬台車のコーナー部材
US20120147532A1 (en) Electronic device housing and manufacturing method thereof
JP2019026355A (ja) コンテナ用ジャッキ装置
JP3141978U (ja) 運搬台車のコーナー部材
JP2014091623A (ja) ドラム缶保管ラック
CN107777592A (zh) 起重机和平衡配重载板
KR20140006180U (ko) 조인트 파이프 지지 장치
KR100870414B1 (ko) 너트 용접기용 패널 리프팅 유닛
JP2015077715A (ja) トランスを有する射出成形機
CN207078970U (zh) 一种适用于搬运钢卷类货物的货叉套
KR20140002107U (ko) 코밍부재 설치용 지그
CN115443229A (zh) 固定辅助器具和被输送物的固定构造
JP2020090383A (ja) 産業車両
KR100940931B1 (ko) 분해조립식 러그
KR101572633B1 (ko) 지게차의 연장포크장치
JP2016022987A (ja) ジャッキ昇降式コンテナ
CN218816473U (zh) 高度限位装置和液压支架
CN215752743U (zh) 一种高原车高强度补强板
KR20150027989A (ko) 크레인용 보조공구
CN201615333U (zh) 工程机械及其拐角覆盖件
CN215326376U (zh) 钢桁梁吊具工装
KR101530427B1 (ko) 캐리어 탱크 및 데크의 설치방법
CN205437010U (zh) 链节安装模具
CN205600696U (zh) 客车转向油罐转运货架
KR20090063038A (ko) 분해조립식 러그

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211130