JP2019025649A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019025649A JP2019025649A JP2017143383A JP2017143383A JP2019025649A JP 2019025649 A JP2019025649 A JP 2019025649A JP 2017143383 A JP2017143383 A JP 2017143383A JP 2017143383 A JP2017143383 A JP 2017143383A JP 2019025649 A JP2019025649 A JP 2019025649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- image forming
- forming apparatus
- contact
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
Description
画像形成装置10は、図24に示されるように、記録媒体としての連続紙Pを搬送する搬送機構20と、インクジェット方式によって画像を形成する吐出ユニット30と、各部を制御する制御部18とを備えている。さらに、画像形成装置10は、吐出ユニット30を移動させる移動機構48(図15参照)と、吐出ユニット30を保守する保守装置50とを備えている。なお、吐出ユニット30、移動機構48、及び保守装置50については、詳細を後述する。
搬送機構20は、連続紙Pを巻き出す巻出ロール22と、連続紙Pを巻き取る巻取ロール24と、連続紙Pを搬送する複数の搬送ロール26とを備えている。巻取ロール24は、駆動部28によって回転駆動される。これにより、巻取ロール24が連続紙Pを巻き取ると共に、巻出ロール22が連続紙Pを巻き出すようになっている。
次に、吐出ユニット30と、吐出ユニット30を移動させる移動機構48と、吐出ユニット30を保守する保守装置50とについて説明する。
吐出ユニット30は、連続紙Pが装置幅方向へ搬送される部分で、かつ、搬送される連続紙Pの上方に配置されている。吐出ユニット30は、吐出部の一例である。
移動機構48(図15参照)は、既知のボールねじやベルトなどの機械要素を用いて吐出ユニット30を装置上下方向へ移動させるようになっている。
保守装置50は、図4に示されるように、ワイピング機構60と、キャップ機構70と、洗浄液供給機構110とを備えている。
ワイピング機構60は、図23に示されるように、ワイパ62、64と、ワイパ62、64を装置奥行方向へ移動させる移動機構66(図15参照)とを備えている。
キャップ機構70は、図1、図22に示されるように、凹状の貯留部68と、貯留部68の内部に配置されている複数のパッド71、72、73、74、75(以下、「パッド71〜75」と記載する)とを備えている。さらに、キャップ機構70は、貯留部68の外周に取り付けられている接触部150と、接触部150と貯留部68との隙間を塞ぐ閉塞部140と、貯留部68を装置幅方向へ移動させる移動機構80(図15参照)を備えている。さらに、キャップ機構70は、接触部150を付勢する付勢部材170と、接触部150の移動を規制する規制部182、184と、貯留部68の内部の気体を排出する排出弁190とを備えている。
移動機構80(図15参照)は、既知のボールねじやベルトなどの機械要素を用いて貯留部68を装置幅方向へ移動するようになっている。そして、移動機構80は、貯留部68を、貯留部68が待機位置の吐出ユニット30と上下方向で対向する対向位置(図4参照)と、貯留部68が吐出ユニット30と対向しないように退避する退避位置(図5参照)とに移動させるようになっている。
貯留部68は、図1、図22に示されるように、上方が開放された凹状で、上方から見て、装置奥行方向に延びる矩形状とされている。また、貯留部68の内部には、洗浄液Lが貯留されている。そして、貯留部68は、装置奥行方向に対向する一対の周壁68Aと、装置幅方向に対向する一対の周壁68Bと、底板68Cとを有している。
パッド71〜75は、貯留部68の内部に配置されている。そして、貯留部68が対向位置に配置され、吐出ユニット30が待機位置に配置された状態(図4参照)で、パッド71は、吐出ヘッド31のノズル面36と上下方向で対向するようになっている。同様に、パッド72は、吐出ヘッド32のノズル面36と上下方向で対向し、パッド73は、吐出ヘッド33のノズル面36と上下方向で対向し、パッド74は、吐出ヘッド34のノズル面36と上下方向で対向するようになっている。さらに、パッド75は、吐出ヘッド35のノズル面36と上下方向で対向するようになっている。
接触部150は、図1、図21に示されるように、上方から見て、貯留部68の周壁68A、68Bの内側(貯留されている洗浄液L側)に配置されている。そして、接触部150は、シール部材152と、シール部材152を支持する支持部材156とを備えている。
閉塞部140は、図1、図18(A)に示されるように、貯留部68の内部で、周壁68A、68Bと、底板68Cとで形成されている角部に配置されており、上方から見て、矩形枠状とされている。そして、閉塞部140は、スポンジ状の多孔質体で形成され、弾性変形する弾性部142と、周壁68A、68B、及び底板68Cとの間で弾性部142を保持する保持部144とを備えている。
付勢部材170は、4個設けられ、図22に示されるように、上方から見て(吐出ユニット30側から見て)、貯留部68の四隅に配置されている。
規制部182は、図19に示されるように、一部が支持部材156の凹部156Cに配置されており、規制部184は、図16に示されるように、一部が支持部材156の凹部156Dに配置されている。
排出弁190は、ゴム板で形成されており、図16に示されるように、覆い板156Eの貫通孔157を上方(凹部156Dとは反対方向)から覆うように配置されている。そして、排出弁190の一部が、覆い板156Eに図示せぬ取付具で取り付けられている。排出弁190は、抑制部の一例である。
洗浄液供給機構110は、図5に示されるように、退避位置に配置された貯留部68の上方に配置されている。この洗浄液供給機構110は、供給ヘッド112、114と、流通管116と、タンク118と、ポンプ120とを備えている。
制御部18は、図15に示されるように、吐出ユニット30、移動機構48、移動機構66、移動機構80、ポンプ120、及び搬送機構20を制御するようになっている。なお、制御部18による各部の制御については、後述する作用と共に説明する。
次に、制御部18による各部の制御について、比較形態に係る画像形成装置510と比較しつつ、図13、図14に示すフロー図を用いて説明する。先ず、比較形態に係る画像形成装置510について、画像形成装置10と異なる部分を主に説明する。
比較形態に係る画像形成装置510は、図26に示されるように、キャップ機構570を備えている。このキャップ機構570は、貯留部568と、貯留部568の内部に配置されている複数のパッド71〜75と、貯留部68に取り付けられているシール部材578とを備えている。さらに、キャップ機構570は、貯留部68を装置幅方向へ移動させる移動機構80を備えている。このように、キャップ機構570は、接触部150、閉塞部140、付勢部材170、規制部182、184、及び排出弁190を備えていない。
次に、制御部18による各部の制御について説明する。なお、画像形成装置510については、画像形成装置10と異なる部分を主に説明する。
以上説明したように、画像形成装置10の非稼働状態、及びステップS1300では、吐出ユニット30の囲い面44Aが、シール部材152を下方へ押し付けている。ここで、貯留部68とシール部材152を備えた接触部150とは、相対的に移動するようになっている。これにより、貯留部68と吐出ユニット30との相対位置がばらついた場合でも、画像形成装置510を用いる場合と比して、囲い面44Aに対するシール部材152の接触圧力が、接触している部位間でばらついてしまうのが抑制される。
18 制御部
30 吐出ユニット(吐出部の一例)
36 ノズル面
38 ノズル
68 貯留部
68A 周壁
68B 周壁
86 含浸部
140 閉塞部
150 接触部
170 付勢部材
190 排出弁(抑制部の一例)
Claims (5)
- インク滴を吐出するノズルが形成されたノズル面を有し、前記ノズル面を囲む囲い面が形成されている吐出部と、
液体を貯留する凹状の貯留部と、
前記貯留部の周壁に対して、前記囲い面の交差方向へ移動可能に保持され、前記ノズル面を囲むように前記囲い面と接触する接触部と、
前記貯留部の周壁と前記接触部との隙間を塞ぐ閉塞部と、
を備える画像形成装置。 - 前記囲い面側に前記接触部を付勢する付勢部材を備える請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記貯留部は、前記吐出部側から見て矩形状とされており、
前記付勢部材は、前記貯留部の四隅に配置されている請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記貯留部の内部に配置され、前記ノズル面を洗浄する洗浄液を含浸し、前記ノズル面と接触して前記ノズル面に洗浄液を塗布する含浸部を備え、
前記吐出部は、前記貯留部に対して相対的に移動し、前記囲い面と前記接触部とが接触し、かつ、前記ノズル面と前記含浸部とが離間している第一位置と、前記第一位置に対して前記貯留部に近接した位置で、前記ノズル面が前記含浸部に接触する第二位置とに移動し、
前記吐出部が前記第一位置から前記第二位置に移動した場合に、前記貯留部の内部の気圧が上昇するのを抑制する抑制部を備える請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 前記抑制部は、前記吐出部が前記第一位置から前記第二位置に移動した場合に、前記貯留部の内部の空気を外部に排出する排出弁である請求項4に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017143383A JP6922515B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017143383A JP6922515B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019025649A true JP2019025649A (ja) | 2019-02-21 |
JP6922515B2 JP6922515B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=65477290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017143383A Active JP6922515B2 (ja) | 2017-07-25 | 2017-07-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6922515B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07195702A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-01 | Canon Inc | キャップ機構、インクジェット装置および情報処理システム |
US6497471B1 (en) * | 2000-05-15 | 2002-12-24 | Aprion Digital Ltd. | Service station for inkjet printheads |
JP2009274221A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Canon Finetech Inc | キャップ構造体及びインクジェット方式画像形成装置 |
JP2010142982A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置 |
-
2017
- 2017-07-25 JP JP2017143383A patent/JP6922515B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07195702A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-01 | Canon Inc | キャップ機構、インクジェット装置および情報処理システム |
US6497471B1 (en) * | 2000-05-15 | 2002-12-24 | Aprion Digital Ltd. | Service station for inkjet printheads |
JP2009274221A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Canon Finetech Inc | キャップ構造体及びインクジェット方式画像形成装置 |
JP2010142982A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6922515B2 (ja) | 2021-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6146524B1 (ja) | 払拭装置、吐出装置 | |
US6074037A (en) | Print head capping device | |
JPH03136867A (ja) | インクタンクおよびインクジェットカートリッジならびにインクジェット装置 | |
US7992983B2 (en) | Liquid container | |
US10875309B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and maintenance method for liquid ejecting apparatus | |
US11400719B2 (en) | Liquid ejecting apparatus and maintenance method for liquid ejecting apparatus | |
US9221263B2 (en) | Inkjet recording device and nozzle surface wiping method for an inkjet recording device | |
JP2001315346A (ja) | インク乾燥防止装置、それを備えたインクジェット記録ヘッド保管容器およびインクジェット記録装置、ならびにインク乾燥防止方法 | |
US20090085962A1 (en) | Printhead maintenance station | |
JP2019025910A (ja) | インクジェットプリンタ | |
US9956773B2 (en) | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus | |
JP2019025649A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5765005B2 (ja) | インクジェットプリンター | |
JP6922611B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2020116766A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 | |
JP6378441B2 (ja) | インクジェット記録装置及びキャッピング機構 | |
JP2019014177A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5732828B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置のインクノズル面ワイピング方法 | |
JP5015106B2 (ja) | 液体吐出装置、および、キャップ | |
JP2017042997A (ja) | インクジェットプリンター | |
JP2002144593A (ja) | インク乾燥防止装置、インクジェット記録ヘッド保管容器、インクジェット記録装置及びインクジェット記録ヘッド | |
US20090085961A1 (en) | Fluid ejecting apparatus | |
JP3972954B1 (ja) | 液体収納容器、及び液体供給システム | |
US20180111376A1 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
US6364474B1 (en) | Pressure control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6922515 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |