JP2019024189A - 音量調整装置 - Google Patents

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雅之 栗原
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雅之 栗原
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Abstract

【課題】ユーザーが所望の音量で音楽を聴取可能とすること。
【解決手段】音楽再生装置1は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するDAC3と、可変抵抗VR1〜VR3を有するロータリースイッチSW3付ポテンショメータ6と、マイクロコンピュータ2と、を備える。アナログ音声信号は、可変抵抗VR1、VR2に出力される。マイクロコンピュータ2は、可変抵抗VR3に所定電位を与えた場合の、可変抵抗VR3による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、デジタル音声信号の音量を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリースイッチ付ポテンショメータを有する音量調整装置に関する。
ポータブルヘッドホンアンプのような電子機器(音量調整装置)において、ツマミとなる部分に、ロータリースイッチ付のポテンショメータが使用されている場合がある。その他、例えば、ユーザーの手元に置いて使用される手元スピーカーにも、ロータリースイッチ付のポテンショメータが使用されている。この場合、電子機器の電源のオン/オフと、可変抵抗の分圧による音量等の調整と、がツマミにより同時に実現される。ユーザーは、電源をオフするとき、ロータリースイッチをオフするために、ツマミをいっぱいに回すこととなり、電源をオフする前の調整状態は、必然的に維持されない。このため、ユーザーは、電源をオンするたびに、調整をやり直すことになる。
ツマミの回転による調整を行う場合の調整方法として、例えば、音量等の調整にマイクロコンピュータが介在し、信号量の調整回路をマイクロコンピュータが制御する場合等においては、調整数値化された調整量を表示装置(例えば、LCD、OLED、VFD)に表示する。ユーザーは、それを確認しながら、調整すればよい。しかしながら、上記のような、ポテンショメータが使用される場合、信号量調整回路が、ポテンショメータの可変抵抗における分圧のみで成り立っていれば、マイクロコンピュータは、信号量の調整に介在する必要がなく、表示装置のない製品仕様となる。
また、表示装置のないような製品仕様の場合でも、ツマミの周囲に目盛を付け、ユーザーは、それを目安にツマミを合わせるという場合が考えられる。しかしながら、製品の形状による制約、デザイン性により、ツマミの周囲に目盛のない場合もある。そのような場合、ユーザーの調整方法としては、ツマミの角度をおおよその位置に視覚的に合わせるか、又は、調整による実際の出力を確認しながら合わせることになる。
そのような場合、もしユーザーがいつも所望の調整位置に設定したいと考える場合でも、上記のような操作による調整は、調整するたびに誤差の発生が予想される。また、ポテンショメータの抵抗特性カーブによっては、少しの回転で音量が大きく変わる角度位置もあり、さらに調整の再現性が難しくなる。
なお、特許文献1には、可変抵抗を用いて回転角度を検出し、検出した回転角度を記憶する技術が開示されている。
特開平5−283957号公報
上述のように、ユーザーは、所望の位置に可変抵抗を位置させ、所望の音量で音楽を聴取することが難しいという問題がある。
本発明の目的は、ユーザーが所望の音量で音楽を聴取可能とすることである。
第1の発明の音量調整装置は、可変抵抗を有するロータリースイッチ付ポテンショメータと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記可変抵抗による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、音声信号の音量を調整することを特徴とする。
本発明では、制御部は、記憶している分圧値に対応する値となるように、音声信号の音量を調整する。これにより、ユーザーは、所望の音量で音楽を聴取することができる。
また、ポテンショメータの細かな調整が不要であるため、ユーザーは、ポテンショメータを操作するためのツマミを見る必要がない。また、装置をカバンの中に収納しているときなどに、不意にツマミが動き、突然音量が変わるということが防止される。また、ユーザーに音量を報知するためのLED等の表示、効果音が不要になる。
第2の発明の音量調整装置は、第1の発明の音量調整装置において、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバータをさらに有し、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、複数の前記可変抵抗を有し、前記アナログ信号は、前記可変抵抗に出力され、前記制御部は、前記複数の可変抵抗のいずれかの可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記可変抵抗による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、前記デジタル音声信号の音量を調整することを特徴とする。
第3の発明の音量調整装置は、第2の発明の音量調整装置において、前記D/Aコンバータ又は前記可変抵抗と、出力と、を接続するためのスイッチをさらに備え、前記制御部は、前記デジタル音声信号の音量を調整する場合、前記スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記出力とを接続することを特徴とする。
第4の発明の音量調整装置は、第3の発明の音量調整装置において、前記制御部は、前記デジタル音声信号の音量を調整しない場合、前記スイッチにより、前記可変抵抗と前記出力とを接続することを特徴とする。
第5の発明の音量調整装置は、第1の発明の音量調整装置において、前記制御部は、前記可変抵抗により音量を調整する通常モード、又は、音量を固定する固定モードの設定を受け付け、前記固定モードの設定を受け付けた場合に、記憶した分圧値に対応する値となるように、前記音声信号の音量を調整し、前記通常モードの設定を受け付けた場合に、前記可変抵抗による分圧値に従って前記音声信号の音量を調整することを特徴とする。
第6の発明の音量調整装置は、第2〜第4のいずれかの発明の音量調整装置において、前記制御部は、前記可変抵抗により音量を調整する通常モード、又は、音量を固定する固定モードの設定を受け付け、前記固定モードの設定を受け付けた場合に、前記デジタル音声信号の音量を調整し、前記通常モードの設定を受け付けた場合に、前記デジタル音声信号の音量を調整しないことを特徴とする。
第7の発明の音量調整装置は、第5又は第6の発明の音量調整装置において、前記通常モード又は前記固定モードの設定を受け付けるためのモードスイッチをさらに備えることを特徴とする。
本発明では、通常モード又は固定モードの設定を受け付けるためのモードスイッチをさらに備える。これにより、ユーザーは、モードスイッチを操作することで、モードを選択することができる。
第8の発明の音量調整装置は、第5〜第7のいずれかの発明の音量調整装置において、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、前記制御部は、前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行することを特徴とする。
固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミの位置に対応する音量となると、現在の音量との音量差が発生する。このため、本発明では、制御部は、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。
第9の発明の音量調整装置は、第5〜第7のいずれかの発明の音量調整装置において、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、前記制御部は、前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、現在の音量に対応する位置を基準とする所定範囲内に前記ツマミが到達したとき、通常モードに移行することを特徴とする。
固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミの位置に対応する音量となると、現在の音量との音量差が発生する。このため、本発明では、制御部は、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量に対応する位置を基準とする所定範囲内にツマミが到達したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。
第10の発明の音量調整装置は、第5〜第7のいずれかの発明の音量調整装置において、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、前記制御部は、前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量から離れる方向に動いていれば、現在の音量を変化させ、前記ツマミが停止し、前記ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行することを特徴とする。
固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミの位置に対応する音量となると、現在の音量との音量差が発生する。このため、本発明では、制御部は、ツマミが現在の音量から離れる方向に動いていれば、現在の音量を変化させ、ツマミが停止し、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。
第11の発明の音量調整装置は、第1、〜第10のいずれかの発明の音量調整装置において、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、左チャンネル音声信号用の第1可変抵抗と、右チャンネル音声信号用の第2可変抵抗と、第3可変抵抗と、を有するロータリースイッチ付一軸三連ポテンショメータであり、前記制御部は、前記第3可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記第3可変抵抗による分圧値を記憶することを特徴とする。
第12の発明の音量調整装置は、第1〜第10のいずれかの発明の音量調整装置において、前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、モノラル音声信号用の第1可変抵抗と、第2可変抵抗と、を有するロータリースイッチ付一軸二連ポテンショメータであり、前記制御部は、前記第2可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記第2可変抵抗による分圧値を記憶することを特徴とする。
第13の発明の音量調整装置は、第1〜第12のいずれかの発明の音量調整装置において、前記制御部は、D/Aコンバータにより、前記デジタル音声信号の音量を調整することを特徴とする。
第14の発明の音量調整装置は、第3の発明の音量調整装置において、前記スイッチは、前記D/Aコンバータ又は前記第1可変抵抗と、左チャンネル出力と、を接続するための第1スイッチと、前記D/Aコンバータ又は前記第2可変抵抗と、右チャンネル出力と、を接続するための第2スイッチと、を有し、前記制御部は、前記デジタル音声信号の音量を調整する場合、前記第1スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記左チャンネル出力とを接続し、前記第2スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記右チャンネル出力とを接続し、前記デジタル音声信号の音量を調整しない場合、前記1スイッチにより、前記第1可変抵抗と前記左チャンネル出力とを接続し、前記第2スイッチにより、前記第2可変抵抗と前記右チャンネル出力とを接続することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーは、所望の音量で音楽を聴取することができる。
本発明の第1実施形態に係る音楽再生装置の構成を示すブロック図である。 ツマミの位置と現在の音量との関係を示す図である。 ツマミの位置と現在の音量との関係を示す図である。 ツマミの位置と現在の音量との関係を示す図である。 ツマミの位置と現在の音量との関係を示す図である。 ツマミの位置と現在の音量との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る音楽再生装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る音楽再生装置の構成を示すブロック図である。音楽再生装置1(音量調整装置)は、音声信号に基づいて、音楽を再生する。音楽再生装置1は、マイクロコンピュータ2と、D/Aコンバータ(以下、「DAC」という。)3と、増幅器4、5と、ロータリースイッチ付一軸三連ポテンショメータ(以下、単に「ポテンショメータ」という。)6と、スイッチSW1、SW2、SW4と、を備える。なお、増幅器4、5は、必須の構成ではない。
マイクロコンピュータ2(制御部)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等のハードウェアから構成されている。マイクロコンピュータ2は、音楽再生装置1を構成する各部を制御する。DAC3は、Lチャンネル、Rチャンネルのデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換する。DAC3によりD/A変換されたアナログ音声信号は、増幅器4、5に出力される。増幅器4は、Lチャンネルのアナログ音声信号を増幅する。増幅器4により増幅されたLチャンネルのアナログ音声信号は、ポテンショメータ6の可変抵抗VR1、又は、Lチャンネル出力端子に出力される。増幅器5は、Rチャンネルのアナログ音声信号を増幅する。増幅器5により増幅されたRチャンネルのアナログ音声信号は、ポテンショメータ6の可変抵抗VR2、又は、Rチャンネル出力端子に出力される。
ポテンショメータ6は、可変抵抗VR1〜VR3、ロータリースイッチSW3を有する。可変抵抗VR1〜VR3は、ユーザー操作により、抵抗値が変化する。可変抵抗VR1(第1可変抵抗)は、L(左)チャンネルのアナログ音声信号用である。可変抵抗VR1の一端は、スイッチSW1に接続されている。可変抵抗VR1の他端は、グラウンドGNDに接続されている。可変抵抗VR1は、Lチャンネルのアナログ音声信号を分圧する。可変抵抗VR1により分圧されたLチャンネルのアナログ音声信号は、Lチャンネル出力端子に出力される。
可変抵抗VR2(第2可変抵抗)は、R(右)チャンネルのアナログ音声信号用である。可変抵抗VR2の一端は、スイッチSW2に接続されている。可変抵抗VR2の他端は、グラウンドGNDに接続されている。可変抵抗VR2は、Rチャンネルのアナログ音声信号を分圧する。可変抵抗VR2により分圧されたRチャンネルのアナログ音声信号は、Rチャンネル出力端子に出力される。
可変抵抗VR3(第3可変抵抗)は、可変抵抗VR1、VR2の位置を記憶するための可変抵抗である。可変抵抗VR3の一端は、所定電位の電圧を供給する電源VCCに接続されている。可変抵抗VR3の他端は、グラウンドGNDに接続されている。可変抵抗VR3は、電源VCCからの電圧を分圧する。可変抵抗VR3による分圧値は、マイクロコンピュータ2のA/DポートADC1に出力される。ロータリースイッチSW3の一端は、マイクロコンピュータ2の入力ポートIN1に接続されている。ロータリースイッチSW3の他端は、グラウンドGNDに接続されている。
ロータリースイッチSW3は、音楽再生装置1の電源をオン/オフするためのスイッチである。
スイッチSW4(モードスイッチ)は、可変抵抗VR1、VR2の位置を記憶するためのスイッチである。すなわち、マイクロコンピュータ2は、スイッチSW4の操作を受け付けると、音量を固定する固定モード、又は、可変抵抗VR1、VR2により音量を調整する通常モードに設定する。スイッチSW4の一端は、マイクロコンピュータ2の入力ポートIN2に接続されている。スイッチSW4の他端は、グラウンドGNDに接続されている。なお、スイッチSW4は、タクトスイッチ、スライドスイッチ、トグルスイッチ等であればよい。なお、ロータリースイッチSW3、スイッチSW4において、ロー/ハイの極性が特定できればよいため、ロータリースイッチSW3、スイッチSW4の他端は、必ずしもグラウンドGNDに接続される必要はない。
スイッチSW1(スイッチ、第1スイッチ)は、増幅器4(DAC3)又は可変抵抗VR1と、L(左)チャンネル出力端子と、を接続するためのスイッチである。スイッチSW2(スイッチ、第2スイッチ)は、増幅器5(DAC3)又は可変抵抗VR2と、R(右)チャンネル端子と、を接続するためのスイッチである。
マイクロコンピュータ2は、通常モードの場合、スイッチSW1により、可変抵抗VR1とLチャンネル出力端子とを接続する。また、マイクロコンピュータ2は、可変抵抗VR2とRチャンネル出力端子とを接続する。従って、通常モードの場合、可変抵抗VR1、VR2により分圧されたLRチャンネルのアナログ音声信号が、Lチャンネル出力端子、Rチャンネル出力端子に出力される。
マイクロコンピュータ2は、固定モードの設定を受け付けると、A/DポートADC1のA/D値(可変抵抗VR3による分圧値)を読み取り、読み取ったA/D値を記憶する。次に、マイクロコンピュータ2は、A/D値に基づいて、ポテンショメータ6における回路的な減衰量を計算する。可変抵抗VR3は、電源VCCとグラウンドGNDとに接続されているため、A/D値により減衰量が計算可能である。ここで、可変抵抗VR3は、可変抵抗VR1、VR2と同じ抵抗変化特性(Aカーブ、Bカーブ等)である。
次に、マイクロコンピュータ2は、スイッチSW1により、増幅器4とLチャンネル出力端子と、を接続する。また、マイクロコンピュータ2は、スイッチSW2により、増幅器5とRチャンネル出力端子と、を接続する。そして、マイクロコンピュータ2は、DAC3により、計算された減衰量を、デジタル音声信号から減衰する。すなわち、マイクロコンピュータ2は、可変抵抗VR3に所定電位を与えた場合の、可変抵抗VR3による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、DAC3により、デジタル音声信号の音量を調整する。固定モードでは、増幅器4、5からのLRチャンネルのアナログ音声信号が、Lチャンネル出力端子、Rチャンネル出力端子に出力される。
固定モード、すなわち、DAC3により、デジタル音声信号を調整する場合、スイッチSW1により、増幅器4(DAC3)とLチャンネル出力端子とが接続される。また、スイッチSW2により、増幅器5(DAC3)とRチャンネル出力端子とが接続される。従って、可変抵抗VR1、VR2による音量調整は無効となる。通常モード、すなわち、可変抵抗VR1、VR2により、音量を調整する場合、可変抵抗VR1とLチャンネル出力端子とが接続される。また、スイッチSW2により、可変抵抗VR2とRチャンネル出力端子とが接続される。
固定モードから通常モードに移行する場合、固定モードから通常モードに移行する場合の現在の音量とツマミ位置との関係として、以下の3つのケースが考えらえる。図2において、小さい円は、ツマミの位置、矢印は、現在の音量を示している。
a)図2(a)に示すように、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致している場合。
b)図2(b)に示すように、ツマミの位置に対して、現在の音量が大きい場合。
c)図2(c)に示すように、ツマミの位置に対して、現在の音量が小さい場合。
固定モードから通常モードに移行するとき、a)の場合は、問題ないが、b)とc)の場合、ツマミの位置と現在の音量とが不一致の状態でモードが移行することになり、そのまま移行すると、移行の瞬間に音量差が発生する。
b)とc)の場合、モードを移行してから、ユーザーがツマミを動かす方向により、以下のように場合分けされる。
b)‐1 図3(b−1)に示すように、ユーザーがツマミを音量を大きくする方向に動かす場合。
b)−2 図3(b−2)に示すように、ユーザーがツマミを音量を小さくする方向に動かす場合。
c)−1 図3(c−1)に示すように、ユーザーがツマミを音量を大きくする方向に動かす場合。
c)−2 図3(c−2)に示すように、ユーザーがツマミを音量を小さくする方向に動かす場合。
マイクロコンピュータ2は、ツマミの動き方向を、可変抵抗VR3によるA/D値の変化により判断する。マイクロコンピュータ2は、固定モードから通常モードに移行するタイミングにおいて、a)においては、そのまま移行する。マイクロコンピュータ2は、b)−1においては、図4(b−1)に示すように、ツマミが、現在の音量に相当する位置に到達するまで、固定モードのままで音量を固定する。また、マイクロコンピュータ2は、c)−2においては、図4(c−2)に示すように、ツマミが、現在の音量に相当する位置に到達するまで、固定モードのままで音量を固定する。すなわち、マイクロコンピュータ2は、固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。
b)−1、c)−2の場合、仮に、ツマミの位置の音量にすぐ合わせてしまうと、ユーザーがツマミを動かしている方向と実際の音量変化とが逆になるような音量差が発生してしまう。また、ユーザーは、音の変化を確認できるまで、ある程度、一定方向にツマミを回し続けると考えらえる。このため、マイクロコンピュータ2は、ツマミが、現在の音量に対応する位置と一致した場合、通常モードに切り替える。なお、ツマミが、現在の音量の位置を基準とした所定範囲に到達したとき、マイクロコンピュータ2は、通常モードに切り替えるようにしてもよい。
b)−2、c)−1の場合、すなわち、現在の音量に相当する位置から離れる方向にユーザーがツマミを動かす場合、マイクロコンピュータ2は、所定量、段階的に音量を変化させる(X秒間隔で、YdBずつ音量増加、又は、減少)。このとき、ユーザーの所望の音量になった場合、すなわち、ツマミが止まった場合、マイクロコンピュータ2は、図5に示すように、通常モードに移行する。図5において、細い破線は、ツマミの動き、太い破線は、音量の動きを示している。また、ユーザーの所望の音量を超えた場合、すなわち、ツマミが逆方向に動いた場合、マイクロコンピュータ2は、図6に示すように、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したときに、通常モードに移行する。図6において、細い破線は、ツマミの動き、太い破線は、音量の動きを示している。
c)−1の場合、実際の音量に対して、ツマミの位置がさらに先行する方向への動きとなる。この場合、マイクロコンピュータ2は、ユーザーが音量増加する方向にツマミを動かしたと、可変抵抗VR3のA/D値の変化により判断した場合、例えば、0.2秒間隔で1dBずつ音量を上げる制御を、DAC3により行う。このとき、音量増加により、音量がツマミの位置に到達した場合、マイクロコンピュータ2は、音量がツマミの位置に到達した時点で、通常モードに移行する。
ユーザーが所望の音量になったため、ツマミの操作を停止した場合、音量がツマミの位置に到達していれば、マイクロコンピュータ2は、DAC3による制御を停止し、通常モードに移行する。音量がツマミの位置に到達していなければ、マイクロコンピュータ2は、DAC3による音量増加制御を継続する。音量がツマミの位置に到達していない場合、DAC3による音量増加は続くため、ユーザー所望の音量を超えるので、ユーザーは、ツマミを逆方向に回転させる。これにより、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したら、マイクロコンピュータ2は、通常モードに移行する。なお、b)−2の場合、DAC3による音量減少制御を行うことで、c)−1の場合と同様のモード移行を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、マイクロコンピュータ2は、記憶している分圧値に対応する値となるように、デジタル音声信号の音量を調整する。これにより、ユーザーは、所望の音量で音楽を聴取することができる。
また、ポテンショメータ6の細かな調整が不要であるため、ユーザーは、ポテンショメータ6を操作するためのツマミを見る必要がない。また、装置をカバンの中に収納しているときなどに、不意にツマミが動き、突然音量が変わるということが防止される。また、ユーザーに音量を報知するためのLED等の表示、効果音が不要になる。
固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミの位置に対応する音量となると、現在の音量との音量差が発生する。このため、本実施形態では、マイクロコンピュータ2は、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。なお、現在の音量に対応する位置を基準とする所定範囲内にツマミが到達したとき、通常モードに移行するようになっていてもよい。
また、本実施形態では、マイクロコンピュータ2は、ツマミが現在の音量に離れる方向に動いていれば、現在の音量を変化させ、ツマミが停止し、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係る音楽再生装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、音楽再生装置11(音量調整装置)は、マイクロコンピュータ12と、DSP(Digital Signal Processor)13と、ロータリースイッチ付一軸一連ポテンショメータ(以下、単に「ポテンショメータ」という。)14と、スイッチSW6と、を備える。
マイクロコンピュータ12(制御部)は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等のハードウェアから構成されている。マイクロコンピュータ12は、音楽再生装置1を構成する各部を制御する。DSP13は、デジタル音声信号にイコライジング等の信号処理を行う。また、DSP13は、音声信号の音量を調整する。なお、本実施形態では、DSP13が、音声信号の音量を調整するようになっているが、D/Aコンバータ(DAC)、増幅回路が音量調整するようになっていてもよい。
ポテンショメータ14は、可変抵抗VR4、ロータリースイッチSW5を有する。可変抵抗VR4は、ユーザー操作により、抵抗値が変化する。可変抵抗VR4の一端は、所定電位の電圧を供給する電源VCCに接続されている。可変抵抗VR4の他端は、グラウンドGNDに接続されている。可変抵抗VR4は、電源VCCからの電圧を分圧する。可変抵抗VR4による分圧値は、マイクロコンピュータ12のA/DポートADC1に出力される。ロータリースイッチSW5の一端は、マイクロコンピュータ12の入力ポートIN1に接続されている。ロータリースイッチSW5の他端は、グラウンドGNDに接続されている。
詳細は後述するが、音量調整モードとして、通常モードと固定モードとが存在する。通常モードでは、マイクロコンピュータ12は、A/DポートADC1のA/D変換値を読み取る。ここで、マイクロコンピュータ12は、A/D変換値に従った出力音量設定テーブルを記憶しており、出力音量設定テーブルに基づいて、A/D変換値に対応する音量をDSP13に設定する。DSP13は、マイクロコンピュータ12により設定された音量に基づいて、音量を調整する。なお、初期設定は、通常モードであり、ユーザーは、ツマミを介して、ポテンショメータ14を操作することで、音量を調整する。
スイッチSW6(モードスイッチ)は、音量調整モード(通常モード/固定モード)を切り替えるためのスイッチである。スイッチSW6がオフの状態では、通常モードである。また、スイッチSW6がオンになると、固定モードとなる。固定モードは、スイッチSW6がオンとなったときの可変抵抗VR4の位置(A/DポートADC1のA/D変換値)を記憶し、記憶した位置(A/D変換値)に音量を固定するモードである。従って、固定モードでは、音量調整が無効となり、出力音量設定が固定となる。スイッチSW6は、言い換えれば、可変抵抗VR4の位置を記憶するためのスイッチである。スイッチSW6の一端は、マイクロコンピュータ12の入力ポートIN2に接続されている。スイッチSW6の他端は、グラウンドGNDに接続されている。なお、スイッチSW6は、タクトスイッチ、スライドスイッチ、トグルスイッチ等であればよい。なお、ロータリースイッチSW5、スイッチSW6において、ロー/ハイの極性が特定できればよいため、ロータリースイッチSW5、スイッチSW6の他端は、必ずしもグランドGNDに接続される必要はない。
マイクロコンピュータ12は、スイッチSW6のオン操作を受け付けると、可変抵抗VR4の位置を記憶するため、A/DポートADC1のA/D変換値を読み取り、読み取ったA/D変換値を記憶する。従って、ユーザーは、スイッチSW6をオンとすることで、所望の音量を音楽再生装置1に設定することができる。マイクロコンピュータ12は、記憶したA/D変換値に従って、出力音量設定テーブルに基づき、DSP13に音量設定し、その音量に固定する。また、マイクロコンピュータ12は、ロータリースイッチSW5がオフとなり、電源がオフとなった後、ロータリースイッチSW5がオンとなり、電源がオンとなった後、ポテンショメータ14(ツマミ)の位置に関係なく、記憶しているA/D変換値に従った音量をDSP13に設定する。
固定モードから通常モードに移行する場合、固定モードから通常モードに移行する場合の現在の音量とツマミ位置との関係として、以下の3つのケースが考えらえる。図2において、小さい円は、ツマミの位置、矢印は、現在の音量を示している。
a)図2(a)に示すように、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致している場合。
b)図2(b)に示すように、ツマミの位置に対して、現在の音量が大きい場合。
c)図2(c)に示すように、ツマミの位置に対して、現在の音量が小さい場合。
固定モードから通常モードに移行するとき、a)の場合は、問題ないが、b)とc)の場合、ツマミの位置と現在の音量とが不一致の状態でモードが移行することになり、そのまま移行すると、移行の瞬間に音量差が発生する。
b)とc)の場合、モードを移行してから、ユーザーがツマミを動かす方向により、以下のように場合分けされる。
b)‐1 図3(b−1)に示すように、ユーザーがツマミを音量を大きくする方向に動かす場合。
b)−2 図3(b−2)に示すように、ユーザーがツマミを音量を小さくする方向に動かす場合。
c)−1 図3(c−1)に示すように、ユーザーがツマミを音量を大きくする方向に動かす場合。
c)−2 図3(c−2)に示すように、ユーザーがツマミを音量を小さくする方向に動かす場合。
マイクロコンピュータ12は、ツマミの動き方向を、可変抵抗VR4によるA/D値の変化により判断する。マイクロコンピュータ12は、固定モードから通常モードに移行するタイミングにおいて、a)においては、そのまま移行する。マイクロコンピュータ12は、b)−1においては、図4(b−1)に示すように、ツマミが、現在の音量に相当する位置に到達するまで、固定モードのままで音量を固定する。また、マイクロコンピュータ12は、c)−2においては、図4(c−2)に示すように、ツマミが、現在の音量に相当する位置に到達するまで、固定モードのままで音量を固定する。すなわち、マイクロコンピュータ12は、固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。
b)−1、c)−2の場合、仮に、ツマミの位置の音量にすぐ合わせてしまうと、ユーザーがツマミを動かしている方向と実際の音量変化とが逆になるような音量差が発生してしまう。また、ユーザーは、音の変化を確認できるまで、ある程度、一定方向にツマミを回し続けると考えらえる。このため、マイクロコンピュータ12は、ツマミが、現在の音量に対応する位置と一致した場合、通常モードに切り替える。なお、ツマミが、現在の音量の位置を基準とした所定範囲に到達したとき、マイクロコンピュータ12は、通常モードに切り替えるようにしてもよい。
b)−2、c)−1の場合、すなわち、現在の音量に相当する位置から離れる方向にユーザーがツマミを動かす場合、マイクロコンピュータ12は、所定量、段階的に音量を変化させる(X秒間隔で、YdBずつ音量増加、又は、減少)。このとき、ユーザーの所望の音量になった場合、すなわち、ツマミが止まった場合、マイクロコンピュータ12は、図5に示すように、通常モードに移行する。図5において、細い破線は、ツマミの動き、太い破線は、音量の動きを示している。また、ユーザーの所望の音量を超えた場合、すなわち、ツマミが逆方向に動いた場合、マイクロコンピュータ12は、図6に示すように、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したときに、通常モードに移行する。図6において、細い破線は、ツマミの動き、太い破線は、音量の動きを示している。
c)−1の場合、実際の音量に対して、ツマミの位置がさらに先行する方向への動きとなる。この場合、マイクロコンピュータ12は、ユーザーが音量増加する方向にツマミを動かしたと、可変抵抗VR4のA/D値の変化により判断した場合、例えば、0.2秒間隔で1dBずつ音量を上げる制御を、DSP13により行う。このとき、音量増加により、音量がツマミの位置に到達した場合、マイクロコンピュータ12は、音量がツマミの位置に到達した時点で、通常モードに移行する。
ユーザーが所望の音量になったため、ツマミの操作を停止した場合、音量がツマミの位置に到達していれば、マイクロコンピュータ12は、DSP13による制御を停止し、通常モードに移行する。音量がツマミの位置に到達していなければ、マイクロコンピュータ12は、DSP13による音量増加制御を継続する。音量がツマミの位置に到達していない場合、DSP13による音量増加は続くため、ユーザー所望の音量を超えるので、ユーザーは、ツマミを逆方向に回転させる。これにより、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したら、マイクロコンピュータ12は、通常モードに移行する。なお、b)−2の場合、DAC3による音量減少制御を行うことで、c)−1の場合と同様のモード移行を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、マイクロコンピュータ12は、記憶している分圧値に対応する値となるように、音声信号の音量を調整する。これにより、ユーザーは、所望の音量で音楽を聴取することができる。
また、ポテンショメータ14の細かな調整が不要であるため、ユーザーは、ポテンショメータ14を操作するためのツマミを見る必要がない。また、装置をカバンの中に収納しているときなどに、不意にツマミが動き、突然音量が変わるということが防止される。また、ユーザーに音量を報知するためのLED等の表示、効果音が不要になる。
固定モードから通常モードに移行するときに、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、ツマミの位置に対応する音量となると、現在の音量との音量差が発生する。このため、本実施形態では、マイクロコンピュータ12は、ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。なお、現在の音量に対応する位置を基準とする所定範囲内にツマミが到達したとき、通常モードに移行するようになっていてもよい。
また、本実施形態では、マイクロコンピュータ12は、ツマミが現在の音量に離れる方向に動いていれば、現在の音量を変化させ、ツマミが停止し、ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行する。これにより、モード移行時の音量差の発生を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態には限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。
上述の第1実施形態においては、ポテンショメータ6は、ロータリースイッチ付一軸三連ポテンショメータである。これに限らず、例えば、モノラル音声信号の場合、ポテンショメータ6は、ロータリースイッチ付一軸二連ポテンショメータであってもよい。この場合、一方の可変抵抗がモノラル音声信号用であり、他方の可変抵抗が、一方の可変抵抗の位置を記憶するための可変抵抗となる。
本発明は、ロータリースイッチ付ポテンショメータを有する音量調整装置に好適に採用され得る。
1、11 音楽再生装置(音量調整装置)
2、12 マイクロコンピュータ(制御部)
3 DAC(D/Aコンバータ)
4、5 増幅器
6、14 ポテンショメータ
13 DSP
SW1 スイッチ(第1スイッチ)
SW2 スイッチ(第2スイッチ)
SW3、SW5 ロータリースイッチ
SW4、SW6 スイッチ(モードスイッチ)
VR1 可変抵抗(第1可変抵抗)
VR2 可変抵抗(第2可変抵抗)
VR3 可変抵抗(第3可変抵抗)
VR4 可変抵抗

Claims (14)

  1. 可変抵抗を有するロータリースイッチ付ポテンショメータと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記可変抵抗による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、音声信号の音量を調整することを特徴とする音量調整装置。
  2. デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/Aコンバータをさらに有し、
    前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、複数の前記可変抵抗を有し、
    前記アナログ信号は、前記可変抵抗に出力され、
    前記制御部は、前記複数の可変抵抗のいずれかの可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記可変抵抗による分圧値を記憶し、記憶した分圧値に対応する値となるように、前記デジタル音声信号の音量を調整することを特徴とする請求項1に記載の音量調整装置。
  3. 前記D/Aコンバータ又は前記可変抵抗と、出力と、を接続するためのスイッチをさらに備え、
    前記制御部は、前記デジタル音声信号の音量を調整する場合、前記スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記出力とを接続することを特徴とする請求項2に記載の音量調整装置。
  4. 前記制御部は、前記デジタル音声信号の音量を調整しない場合、前記スイッチにより、前記可変抵抗と前記出力とを接続することを特徴とする請求項3に記載の音量調整装置。
  5. 前記制御部は、
    前記可変抵抗により音量を調整する通常モード、又は、音量を固定する固定モードの設定を受け付け、
    前記固定モードの設定を受け付けた場合に、記憶した分圧値に対応する値となるように、前記音声信号の音量を調整し、
    前記通常モードの設定を受け付けた場合に、前記可変抵抗による分圧値に従って前記音声信号の音量を調整することを特徴とする請求項1に記載の音量調整装置。
  6. 前記制御部は、
    前記可変抵抗により音量を調整する通常モード、又は、音量を固定する固定モードの設定を受け付け、
    前記固定モードの設定を受け付けた場合に、前記デジタル音声信号の音量を調整し、
    前記通常モードの設定を受け付けた場合に、前記デジタル音声信号の音量を調整しないことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  7. 前記通常モード又は前記固定モードの設定を受け付けるためのモードスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の音量調整装置。
  8. 前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  9. 前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量に近づく方向に動いていれば、現在の音量を維持し、現在の音量に対応する位置を基準とする所定範囲内に前記ツマミが到達したとき、通常モードに移行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  10. 前記ロータリースイッチ付ポテンショメータを操作するためのツマミをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記固定モードから前記通常モードに移行するときに、前記ツマミの位置と現在の音量に対応する位置とが一致していない場合、前記ツマミが現在の音量から離れる方向に動いていれば、現在の音量を変化させ、前記ツマミが停止し、前記ツマミの位置と音量に対応する位置とが一致したとき、通常モードに移行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  11. 前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、
    左チャンネル音声信号用の第1可変抵抗と、
    右チャンネル音声信号用の第2可変抵抗と、
    第3可変抵抗と、を有するロータリースイッチ付一軸三連ポテンショメータであり、
    前記制御部は、前記第3可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記第3可変抵抗による分圧値を記憶することを特徴とする請求項1、〜10のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  12. 前記ロータリースイッチ付ポテンショメータは、
    モノラル音声信号用の第1可変抵抗と、
    第2可変抵抗と、を有するロータリースイッチ付一軸二連ポテンショメータであり、
    前記制御部は、前記第2可変抵抗に所定電位を与えた場合の、前記第2可変抵抗による分圧値を記憶することを特徴とする請求項1、〜10のいずれか1項に記載の音量調整装置。
  13. 前記制御部は、D/Aコンバータにより、前記デジタル音声信号の音量を調整することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記スイッチは、
    前記D/Aコンバータ又は前記第1可変抵抗と、左チャンネル出力と、を接続するための第1スイッチと、
    前記D/Aコンバータ又は前記第2可変抵抗と、右チャンネル出力と、を接続するための第2スイッチと、を有し、
    前記制御部は、
    前記デジタル音声信号の音量を調整する場合、前記第1スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記左チャンネル出力とを接続し、前記第2スイッチにより、前記D/Aコンバータと前記右チャンネル出力とを接続し、
    前記デジタル音声信号の音量を調整しない場合、前記1スイッチにより、前記第1可変抵抗と前記左チャンネル出力とを接続し、前記第2スイッチにより、前記第2可変抵抗と前記右チャンネル出力とを接続することを特徴とする請求項3に記載の音量調整装置。
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