JP2019022215A - 無線icタグ装置及び無線icタグ組込装置 - Google Patents

無線icタグ装置及び無線icタグ組込装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019022215A
JP2019022215A JP2018131687A JP2018131687A JP2019022215A JP 2019022215 A JP2019022215 A JP 2019022215A JP 2018131687 A JP2018131687 A JP 2018131687A JP 2018131687 A JP2018131687 A JP 2018131687A JP 2019022215 A JP2019022215 A JP 2019022215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
wireless
dielectric
conductor
patch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018131687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6746058B2 (ja
Inventor
智三 太田
Tomozo Ota
智三 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRIKKUSU KK
Original Assignee
SHIRIKKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRIKKUSU KK filed Critical SHIRIKKUSU KK
Publication of JP2019022215A publication Critical patent/JP2019022215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6746058B2 publication Critical patent/JP6746058B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】小型で簡単な構成の無線ICタグ装置、及びそのような無線ICタグ装置を用いた無線ICタグ組み込み装置を提供する。【解決手段】無線ICタグ装置1は、無線ICタグ10と、上面及び対向する下面を有する誘電体11と、誘電体11の上面側に配置されたパッチ導体12と、誘電体11の下面側に配置された接地導体13とを備え、更に、第1タグアンテナ端子101aは、上面側に配置され、パッチ導体12と電気的に結合されており、第2タグアンテナ端子101bは、下面側に配置され、接地導体13と電気的に結合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、無線ICタグを用いた無線ICタグ装置、及びそのような無線ICタグ装置を備える無線ICタグ組込装置に関する。
ID情報を埋め込んだICタグに対して無線通信を行うRFID(Radio Frequency IDentifier)に関する技術が普及している。RFIDに関する技術を用いたRFIDシステムは、指定された手順で書き込み及び読み出し処理を実行するリーダと、無線ICタグとを用いて構成される。例えば、UHF帯の周波数を利用したRFIDシステムは、比較的通信距離が長いため、FA管理、物流管理、流通管理、商品の履歴管理、人物の入退管理等の様々な分野で幅広く利用されている。
RFIDシステムに使用するICタグは、各種の用途に幅広く利用するため、リーダとの間でより長い交信距離が得られ、特に金属体にも適用できることが重要である。例えば、特許文献1には、端部が開放されたパッチアンテナ(マイクロストリップアンテナ)の上面に無線ICタグを設ける簡単な構成で、製作が容易で、金属体に適用可能な金属対応無線ICタグ装置が開示されている。
特許第4235663号
上述したRFIDシステムに適用される無線ICタグ装置に求められる特性の一つとして、小型化を挙げることができる。しかしながら、特許文献1に記載の金属対応無線ICタグ装置では、小型化について充分な検討がなされていない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、小型化が容易な無線ICタグ装置の提供を目的とする。
また、本発明は、そのような無線ICタグ装置を用いた無線ICタグ組込装置の提供を他の目的とする。
上記課題を解決するため、本願記載の無線ICタグ装置は、複数のタグアンテナ端子、並びにタグIC又はタグチップを有する無線ICタグと、第1面及び前記第1面と対向する第2面を有する誘電体と、前記誘電体の第1面側に配置されたパッチ導体と、前記誘電体の第2面側に配置された接地導体とを備え、前記複数のタグアンテナ端子のうち第1のタグアンテナ端子は、前記第1面側に配置され、前記パッチ導体と電気的に結合されており、前記複数のタグアンテナ端子のうち第2のタグアンテナ端子は、前記第2面側に配置され、前記接地導体と電気的に結合されていることを特徴とする。
また、本願記載の無線ICタグ装置において、前記パッチ導体は、複数であることを特徴とする。
また、本願記載の無線ICタグ装置において、複数の前記パッチ導体は、重畳して配置されており、前記第1のタグアンテナ端子は、重畳して配置された前記パッチ導体間に挟まれて配置されていることを特徴とする。
また、本願記載の無線ICタグ装置において、前記タグアンテナ端子に電気的に結合する長尺状の線路導体を補助アンテナとして備えることを特徴とする。
更に、本願記載の無線ICタグ組込装置は、前記無線ICタグ装置を備え、前記無線ICタグ装置が備える誘電体は、他の物体に対して巻回可能に構成された帯状誘電体であることを特徴とする。
本発明に係る無線ICタグ装置及び無線ICタグ組込装置は、第1面側にパッチ導体を配置し、第1面と対向する第2面側に接地導体を配置した誘電体に対し、無線ICタグが有する第1のタグアンテナ端子及び第2のタグアンテナ端子を、それぞれパッチ導体及び接地導体に電気的に結合させる。このような構成により、本発明に係る無線ICタグ装置及び無線ICタグ組込装置は、小型化、製作の容易性等の優れた効果を見込むことが可能である。
本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置が備える無線ICタグの一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置の外観の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ装置が備える無線ICタグの一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ組込装置の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ組込装置の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ組込装置の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ組込装置の一例を示す模式図である。 本願記載の無線ICタグ組込装置の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
<適用例>
本願記載の無線ICタグ装置は、指定された手順で書き込み及び読み出し処理を実行するリーダと組み合わせることにより、例えば、RFIDシステムに適用され、FA管理、物流管理、流通管理、商品の履歴管理、人物の入退管理等の様々な分野での幅広い利用が見込める。
<第1実施形態>
図1は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図1(a)は、上方からの視点で示す模式図であり、図1(b)は、正面からの視点で示す模式図である。無線ICタグ装置1は、各種識別情報(ID情報)等の様々な情報が記録された無線ICタグ10と、略直方体状をなす誘電体11とを備えている。なお、以降の説明において、図1(a)に図示した面を誘電体11又は無線ICタグ装置1の上面(第1面)と表現し、誘電体11において、上面と略並行となるように対向して配置された面を下面(第2面)と表現する。また、図1(b)に図示した面を無線ICタグ装置1の正面と表現し、図1(b)に向かって左右の方向を、無線ICタグ装置1の左右として表現する。ただし、これらの方向は、説明のための便宜上の方向であり、無線ICタグ装置1の使用の際の方向を限定するものではない。
誘電体11の上面側には、端部が開放されたパッチ導体12が配置されており、誘電体11の下面側には、接地導体13が配置されている。この場合、パッチ導体12は、略長方形の面状をなし、長辺方向が図中の左右方向となるように配置されている。パッチ導体12の配置とは、誘電体11上への形成、貼付、取付、載置、搭載等の様々な形態を意味しており、配置のための方法を特に限定するものではない。また、誘電体11上に直接パッチ導体12を配置してもよく、若干の間隙が生じるように配置してもよい。なお、パッチ導体12とタグアンテナ端子101との間には薄板状の絶縁体をスペーサとして配設することも可能である。接地導体13は、所謂アース面となるため誘電体11の下面でできるだけ大きく形成することが好ましい。パッチ導体12の長辺方向の端部及び短辺方向の端部は、開放境界として形成されている。
誘電体11には、情報を記録するメモリ及び情報を処理する回路を備える無線ICタグ10が配設されている。図2は、本願記載の無線ICタグ装置1が備える無線ICタグ10の一例を示す模式図である。無線ICタグ10は、図1に例示するように、屈曲した状態で配置されるが、図2では、屈曲させずに延ばした状態の無線ICタグ10を上方からの視点の模式図として示している。図2に例示する無線ICタグ10は、ダイポールアンテナとして形成される。具体的には、メモリ及び回路を備えるタグIC100と、タグアンテナ端子101とを備えており、タグIC100及びタグアンテナ端子101は、並列接続されている。本願記載の無線ICタグ10において、タグIC100は、同等の基本機能を有するタグチップにて代替することが可能である。タグアンテナ端子101は、第1タグアンテナ端子101a及び第2タグアンテナ端子101bとして連続する2本のタグアンテナ端子101により形成されている。このようなタグアンテナ端子101及びタグIC100は、長尺状をなす薄膜状のタグ用誘電体102上に配置して形成されている。図2に例示する無線ICタグ10を、図1に例示するように誘電体100に沿って折り曲げた状態で配置した場合、誘電体100上面のタグアンテナ端子101は、接地導体103に対してマイクロストリップ線路として機能する。
図1に戻り、無線ICタグ10の配置について説明する。タグIC100は、誘電体11の左側面側に配置され、2本のタグアンテナ端子101は、タグIC100の位置から上下に延びている。第1タグアンテナ端子101aは、誘電体11の表面に沿って上面まで延伸したあと、上面に沿って屈曲し、誘電体11の表面に沿って長辺方向に延伸している。誘電体11の上面側において、第1タグアンテナ端子101aは、パッチ導体12の下面及び誘電体11の上面に挟まれるようにして配置されている。第2タグアンテナ端子101bは、誘電体11の表面に沿って下面まで延伸したあと、下面に沿って屈曲し、誘電体11の表面に沿って長辺方向に延伸している。誘電体11の下面側において、第2タグアンテナ端子101bは、接地導体13の下面側に配置されている。
図1に例示する形態では、タグアンテナ導体101aは、マイクロストリップ線路導体として機能する。図1では、タグIC100を誘電体100の側面に配置した形態を例示しているが、この位置に限るものでない。例えば、パッチ導体12の端部、図1の例では、パッチ導体12の左側端部に配置してもよく、また、パッチ導体12の左側端部から誘電体11の左端部までの間に配置してもよい。
以上のように構成された無線ICタグ装置1は、逆L型変形伝送線路アンテナに属するマイクロパッチアンテナ方式を応用した例であり、マイクロストリップ線路となるタグアンテナ端子101によりパッチ導体12を励振する方式である。パッチ導体12の寸法は、通信に要する信号波の等価電気長λに対し、長辺方向の長さをL、短辺方向の長さ(幅)をWとした場合、2W+Lが略λ/4となるように設計される。パッチ導体12の長辺方向は、共振方向となり、第1タグアンテナ端子101aは、共振方向に沿って延伸するように配置される。タグアンテナ端子101は、マイクロストリップ線路導体となり、パッチ導体12と電気的に結合し、パッチ導体12を電気的に励振する。電気的な結合度は、タグアンテナ端子101とパッチ導体12との間隔を狭くする程、強くなる。
上述したように、タグアンテナ端子101は、上面のパッチ導体12及び下面の接地導体13と電気的に結合されている。なお、本願において、電気的に結合とは、接触状態で直流的に結合する場合だけでなく、非接触状態で電気的に結合する場合をも含む概念を示している。
無線ICタグ装置1の通信について説明する。パッチ導体12は、λ/4波長共振器として機能し、図示しないリーダから送信された信号を補足する。補足された信号に基づく共振信号は、パッチ導体12に共振電流及び共振電界を発生させる。パッチ導体12の長辺方向に延びるタグアンテナ端子101は、共振により発生した電磁界と結合し、タグIC100を起動する。起動したタグIC100は、リーダから得られた共振信号を、メモリに記録されている情報に基づいて変調する。変調により得られた変調波は、タグアンテナ端子101からパッチ導体12を介してリーダへ返信される。このようにして、無線ICタグ装置1及びリーダ間での通信が実現する。
以上のように、本願記載の無線ICタグ装置1は、簡単な構成で実現することができるので、装置の小型化等の効果を見込むことが可能である。また、本願記載の無線ICタグ装置1は、無線ICタグ10が備えるタグアンテナ端子101を誘電体11の表面に配置し、特に、誘電体11の角部においては、表面に沿って屈曲するようにして配置する。従って、タグアンテナ端子101がはみ出さず、容易に小型化することができる。
本願記載の無線ICタグ装置1では、誘電体11の表面及び裏面の間隔、即ち、厚みに起因するパッチ導体12端部のフリンジング効果に基づく共振周波数の変化を考慮していない。
また、本願記載の無線ICタグ装置1は、特に、金属体等の導電体に貼付して使用する形態にも展開可能である。この場合、無線ICタグ装置1の共振電流が貼付先の導電体にも流れ、導電体内で反射して一部が無線ICタグ装置1に戻される可能性があり、その場合、パッチ導体12の共振周波数が実質的に変化する。従って、貼付先を含む実装形態を加味してパッチ導体12の形状を設計することが望ましい。なお、本願記載の無線ICタグ装置1を他の導電体に貼付する実装形態の場合、導電体に流れる電流の反射による電波放射を利用することにより、無線ICタグ装置1の放射特性の拡大等の効果を得ることも可能である。このような他の物体に取り付ける形態の具体例については後述する。
第1形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1は、上述した例に限らず、様々な形態に展開することが可能である。図3は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図3は、第1実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1の他の形態を例示している。図3に示す形態では、誘電体11の上面側において、パッチ導体12の上面に第1タグアンテナ端子101aを配置している。このように第1実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1は、様々な形態に展開することが可能である。
図4は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図4は、第1実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1の更に他の形態を例示している。図4に示す形態は、図1に例示した形態において、パッチ導体12を誘電体11の左端近傍に配置した形態であり、無線ICタグ10のタグIC100は、パッチ導体12の左端と略重なるように配置される。
図4に例示する形態において、パッチ導体12の給電方法は、図1に例示したようにマイクロストリップ線路となるタグアンテナ端子101にて給電する形態とは異なる。図4に例示する形態では、無線ICタグ10のタグIC100又は前述のようにタグIC100を代替するタグチップが直接パッチ導体12を励振して給電することになる。無線ICタグ10とパッチ導体12との間の電気的結合度は、スペーサ等の部材を用いて調整することが可能である。無線ICタグ10の電波放射はタグIC100近傍で最大となるため、パッチ導体12は、タグIC100により直接励振される。この場合のパッチ導体12の寸法は、通信に要する信号波の等価電気長λに対し、長辺方向の長さをL、短辺方向の長さ(幅)をW、そして、誘電体11の厚さをTとした場合、H+L+Tが略λ/4となるように設計される。なお、図4に例示する無線ICタグ装置1は、図1に例示する形態と、パッチ導体12及びタグIC100の電気的結合の方法が異なるものの、無線ICタグ装置1の動作自体は同じである。
上述したアンテナ形態の基本形である逆L型変形伝送線路アンテナは、例えば“総合電子出版社、電波アンテナ工学入門、築地武彦著、ページ145頁〜147頁”に示されている。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態において、複数のパッチ導体12を配置する形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図5は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図5では、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bの2個のパッチ導体12を配置した例を上方からの視点で示している。第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、誘電体11の短辺方向に並べ、長辺方向に延びる第1タグアンテナ端子101aに対し並列に配置されている。第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、間隔を開けて、直流的に接触しないように配置されている。また、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、いずれも第1タグアンテナ端子101aの上面側に配置されている。なお、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、第1タグアンテナ端子101aの下面側に配置しても良く、更には、一方を第1タグアンテナ端子101aの上面側に配置し、他方を第1タグアンテナ端子101aの下面側に配置する等、適宜設計することが可能である。
図6は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図6は、第2実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1の他の形態を例示している。図6に示す形態において、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、図5に例示する形態とは異なった形状のパッチ導体12を用いている。図6に例示する形態において、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、第1タグアンテナ端子101aに対し直列に配置されている。このように配置したパッチ導体12の共振方向は、第1タグアンテナ端子101aの共振方向と略一致している。図6に例示する形態においても、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、間隔を開けて、直流的に接触しないように配置されている。また、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、いずれも第1タグアンテナ端子101aの下面側に配置されている。なお、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bは、第1タグアンテナ端子101aの上面側に配置しても良く、更には、一方を第1タグアンテナ端子101aの上面側に配置し、他方を第1タグアンテナ端子101aの下面側に配置する等、適宜設計することが可能である。
図5及び図6に例示する第2実施形態において、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bの形状及び大きさは、必ずしも一致させる必要は無い。例えば、第1パッチ導体12aの短辺方向の長さL及び長辺方向の長さWに対し、第2パッチ導体12bは短辺方向の長さがL’(≠L)、長辺方向の長さがW’(≠W)であってもよい。ただし、少なくとも一方のパッチ導体12、例えば、第1パッチ導体12aについては、2W+Lが略λ/4となるように設計することが求められる。これにより、無線ICタグ装置1は、信号周波数の等価電気長λの信号波に対して共振する。
なお、第2実施形態において、タグIC100の位置は、第1実施形態と同様であってもよく、また、第1パッチ導体12a及び第2パッチ導体12bの間の位置、更には、いずれか又は双方のパッチ導体12と重畳する位置であってもよい。
第2実施形態では、複数のパッチ導体12を用いることにより、パッチ導体12間の相互結合を利用して特性を高めることが可能である。特に、それぞれのパッチ導体12の形状を変えた場合には、互いの共振周波数が異なることになるため、無線ICタグ装置1の放射特性を変化させ、広帯域化を図ることが可能となる。更に、複数のパッチ導体12の配置を適宜設計することにより、アンテナに関する指向性、利得等の特性を高めることが可能となる等、優れた効果を奏する。
なお、前記実施形態では、2個のパッチ導体12を配置する形態を示したが、3個以上のパッチ導体12を配置するようにしてもよく、その場合の配置は、直列配置及び並列配置を混合させる等、適宜設計することが可能である。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第2実施形態において、複数のパッチ導体12を重畳して配置する形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については、第1実施形態及び第2実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態及び第2実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図7は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図7(a)は、上方からの視点で示しており、図7(b)は、正面からの視点で示している。図7では、第1タグアンテナ端子101aの上面側に第1パッチ導体12aを配置し、下面側に第2パッチ導体12bを配置し、上下のパッチ導体12で第1タグアンテナ端子101aを挟んだ形態である。即ち、第3実施形態は、複数のパッチ導体12が重畳して配置され、第1タグアンテナ端子101aが、重畳して配置されたパッチ導体12間に挟まれて配置された形態である。図7に例示する形態では、上面側に配置した第1パッチ導体12aの方が、下面側に配置した第2パッチ導体12bより小さい形態を示している。異なる大きさ及び形状のパッチ導体12を複数配置する場合において、少なくともいずれか一方のパッチ導体12は、長辺方向の長さL及び短辺方向の長さ(幅)Wについて、2W+Lが略λ/4となるように設計することが求められる。ここでは、下面の大きい方のパッチ導体12を、2W+Lが略λ/4となるようにすることにより、無線ICタグ装置1は、信号周波数の等価電気長λの信号波に対して共振する。なお、パッチ導体12は、タグアンテナ端子101aの延伸方向の長さをLとし、それと直交する前後方向を幅Wとして示している。
図8は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図8は、第3実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1の他の形態を例示している。図8に示す形態において、第1タグアンテナ端子101aと第1パッチ導体12aとの間、及び第1タグアンテナ端子101aと第2パッチ導体12bとの間には、薄膜状をなすPET(ポリエチレンテレフタレート)シート、PP(ポリプロピレン)シート等の誘電体シート14が挟まれた形態である。誘電体シート14を適宜挟むことにより、タグアンテナ端子101及びパッチ導体12間の電気的結合度を調整することが可能となる。なお、挟み込む誘電体シート14の材質、枚数、厚みは適宜調整することが可能であり、第1タグアンテナ端子101aの両面に配置するのではなく、片面のみに配置するようにしてもよい。
図9は、本願記載の無線ICタグ装置1の外観の一例を示す模式図である。図9(a)は、上方からの視点で示しており、図9(b)は、正面からの視点で示している。図9は、第3実施形態に係る本願記載の無線ICタグ装置1の更に他の形態を例示している。図9に例示する形態は、上面側に配置した第1パッチ導体12aの方が、下面側に配置した第2パッチ導体12bより大きい形態を示している。図9に例示する形態であっても、大きなパッチ導体12aの大きさを2W+Lを略λ/4とすることにより、無線ICタグ装置1は、信号周波数の等価電気長λの信号波に対して共振する。
図7又は図9に例示した無線ICタグ装置1において、小さい方のパッチ導体12は、第1タグアンテナ端子101aに密着するように配置される。その結果、第1タグアンテナ端子101aのパッチ導体12が密着した部分の幅を広くしたことと電気的に同等の効果が得られる。その結果、タグアンテナ端子部101とその上又は下に位置するパッチ導体12との電気的結合をより強化する有効な手段となる。
図7乃至図9に例示したように、第3実施形態では、重畳して配置されるパッチ導体12間に、タグアンテナ端子101を挟むように配置する。タグアンテナ端子101をパッチ導体12で挟むことにより、タグアンテナ端子101とパッチ導体12との間の電気的結合を強くし、また、適切な結合状態に調整することが可能である。例えば、図8に例示したように誘電体シート14をタグアンテナ端子101とパッチ導体12との間に適切に挟むことにより、電気的結合度を調整し、結合の安定化を図ることができる。このような結合の安定化は、例えば、温度変化等の外的要因によるパッチ導体12とタグアンテナとの間の微小な隙間の変動に対して効果的に対応することが可能となる。
また、第3実施形態では、複数のパッチ導体12を重畳して配置することにより、パッチ導体12間の相互結合を利用して特性を高めることが可能である。特に、それぞれのパッチ導体12の形状を変えた場合には、互いの共振周波数が異なることになるため、無線ICタグ装置1の放射特性を変化させ、広帯域化を図ることが可能となる。
<第4実施形態>
第4実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態において、無線ICタグ10を異なる構成とした形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態乃至第3実施形態と同様の構成については、第1実施形態乃至第3実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態乃至第3実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図10は、本願記載の無線ICタグ装置1が備える無線ICタグ10の一例を示す模式図である。図10は、屈曲して配置されているタグアンテナ端子101を延ばした状態で、上方からの視点で示している。第4実施形態に係る小型の無線ICタグ10は、タグアンテナ導体として、メアンダライン構造のアンテナを用いており、メアンダライン構造のアンテナをタグ用誘電体102上に配置している。メアンダライン構造のアンテナの中央近傍には、タグIC100又はタグICタグ100を代替するタグチップが配置されており、この無線ICタグ10に接続された第1タグアンテナ端子101a及び第2タグアンテナ端子101bとして機能する。
更に、第4実施形態では、第1タグアンテナ端子101a及び第2タグアンテナ端子101bに、補助アンテナ103として、長尺状の線路導体を電気的に接続した形態を示している。この場合の無線ICタグ10は、長尺状の線路導体を補助アンテナ103とする。無線ICタグ10は、メアンダライン構造のアンテナを介して長尺状の線路導体を用いた補助アンテナ103に、並列に電気的に接続されている。従って、本願記載の無線ICタグ10は補助アンテナ103付きの無線ICタグ10となる。図10に例示する形態において、補助アンテナ103の左側の部位は、無線ICタグ10の第1タグアンテナ端子101aとして機能し、補助アンテナ103の右側の部位は、無線ICタグ10の第2タグアンテナ端子101bとして機能する。図10に例示する形態において、補助アンテナ103の長さは、信号周波数の空間波長λに対し、λ/4〜λの間の適切な長さ、例えば、略λ/2が選定される。
上述した本願記載の無線ICタグ装置1の構成においては、図10で示した補助アンテナ103付きの無線ICタグ10を、図2で示した無線ICタグ10に置き換えて使用することが可能である。補助アンテナ10付きの無線ICタグ10を上記形態に使用した場合、誘電体11上面の第1タグアンテナ端子101aは、接地導体13が形成された誘電体11の上面でマイクロストリップ線路導体として機能する。
本願記載の無線ICタグ装置1は、上述のような補助アンテナ103を使用することにより、無線ICタグ10の実質的なアンテナ幅を広げ、アンテナ利得を高めるとともに、パッチ導体12との電気的結合を強める等、優れた効果を奏する。なお、第4実施形態では、メアンダライン構造のアンテナをタグ用誘電体102上に配置した構成に、補助アンテナ103を使用する形態を示したが、アンテナ構造の選択及び補助アンテナ103の採否については、適宜選定することが可能である。上述の実施形態において、誘電体11は平行平板を例示し説明してきた。しかし誘電体22は、それに限定したものではなく、誘電体22の第1面にパッチ導体12が配置され、第1面に対向する第2面に接地導体22が配置されていればよく、例えば、誘電体22基板の厚さ(断面)が均一でないもの、片面が湾曲したもの等、様々な形状の誘電体22を用いることが可能である。
<第5実施形態>
第5実施形態は、第1実施形態乃至第4実施形態として説明した無線ICタグ装置1を他の物体に取り付けて、無線ICタグ組込装置2とした形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態乃至第4実施形態と同様の構成については、第1実施形態乃至第4実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態乃至第4実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図11は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の一例を示す模式図である。図11は、本願記載の無線ICタグ装置1を、円筒状、円柱状、角柱状、帯状等の長尺状をなす金属体3に取り付けた形態を、無線ICタグ装置1の正面方向からの視点で模式的に示している。無線ICタグ装置1は、下面側が金属体3表面に対向して配置されるようにして取り付けられている。また、無線ICタグ装置1は、誘電体11の長辺方向が、金属体3の長手方向と平行になる向きで取り付けられている。図11に例示した無線ICタグ組込装置2では、接地導体13に強い共振電流が流れる。その結果、金属体3にも無線ICタグ装置1の影響による電流が長手方向に流れ、定在波が生じる。金属体3に流れる電流の強さに応じて信号電界が形成されるため、金属体3は、無線ICタグ装置1のアンテナと一部としても作用する。従って、リーダに対する通信領域が広くなるという効果が得られる。このような形態は、例えば、梱包用帯鉄バンド、パイプ、ワイヤハーネス、各種ボンベ等の金属体3を用いた無線ICタグ組込装置2として適用可能である。
<第6実施形態>
第6実施形態は、第5実施形態に示した無線ICタグ組込装置2の他の形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態乃至第5実施形態と同様の構成については、第1実施形態乃至第5実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態乃至第5実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図12は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の一例を示す模式図である。図12(a)は、上方からの視点で示しており、図12(b)は、正面からの視点で示している。第6実施形態において、無線ICタグ装置1は、例えば、通信信号の一波長又は半波長程度の長さの帯状金属体5を用いた付属アンテナに対し、下面側が対向して配置されるように取り付けられている。また、付属アンテナは、リストバンド、作業用安全ベルト等の可撓性を有する帯状誘電体4に重畳して取り付けられている。
図13は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の一例を示す模式図である。図13は、正面からの視点で示している。図13は、図12に示した無線ICタグ組込装置2において、第2タグアンテナ端子101b及び接地導体13により、帯状誘電体4等を挟み込む形態である。
第2タグアンテナ端子101bは、例えば、帯状誘電体4に開設されたベルト孔、その他の切り込み等の開設孔50を貫通しており、接地導体13との間で、帯状誘電体4を挟むようにして取り付けられている。即ち、第2タグアンテナ端子101b及び接地導体13は、連携して帯状誘電体4に係合することにより、無線ICタグ装置1は、帯状誘電体4に取り付けられる。なお、第2タグアンテナ端子101bは、帯状誘電体4を貫通するのではなく、帯状誘電体4内部に挿入することで取り付けるようにしてもよい。この場合であっても、第2タグアンテナ端子101b及び接地導体13は、連携して帯状誘電体4に係合することにより、無線ICタグ装置1は、帯状誘電体4に取り付けられる。
そして、帯状誘電体4は可撓性を有するため、人の手首、腰、パイプ、各種ボンベ等の他の物体を巻回可能に形成されている。従って、帯状誘電体4を他の物体に巻回することで、無線ICタグ組込装置2は、他の物体に取り付けることが可能である。
図12及び図13に例示した帯状誘電体4を用いる第6実施形態においては、帯状誘電体4がアンテナと一部としても作用する。従って、リーダに対する通信領域が広くなるという効果が得られる。
<第7実施形態>
第7実施形態は、第5実施形態及び第6実施形態において、無線ICタグ装置1の取付方向を変更した形態である。なお、以降の説明において、第1実施形態乃至第6実施形態と同様の構成については、第1実施形態乃至第6実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態乃至第6実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図14は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の一例を示す模式図である。図14(a)は、無線ICタグ装置1に対する上方からの視点で示しており、図14(b)は、無線ICタグ装置1に対する右側方からの視点で示しており、図14(c)は、無線ICタグ装置1に対する正面方向からの視点で示している。第7実施形態では、無線ICタグ装置1が備える誘電体11として、帯状に形成された帯状誘電体4を用いた形態である。図14に例示する無線ICタグ装置1では、帯状誘電体4の上下に配置されるタグアンテナ端子101の長手方向が、帯状誘電体4の長手方向に直交するように取り付けられている。また、帯状誘電体4に重畳して接地導体13として機能する帯状金属体5を配置している。
第7実施形態における帯状誘電体4は、第6実施形態と同様に、可撓性を有しており、人の手首、腰、パイプ、各種ボンベ等の他の物体を巻回可能に形成されている。即ち、帯状誘電体4を他の物体に巻回することで、無線ICタグ組込装置2は、他の物体に取り付けることが可能である。また、本来巻回用に製造されたベルト等の帯状体が誘電体材料にて形成されている場合、誘電体材料にて形成された帯状体は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の帯状誘電体として用いることが可能である。
図15は、本願記載の無線ICタグ組込装置2の一例を示す模式図である。図15は、無線ICタグ装置1に対する右側方からの視点で示している。図15に例示する形態は、図14に例示する形態と同様に、無線ICタグ装置1が備える誘電体11として、帯状誘電体4を用いた形態である。なお、図15に例示する無線ICタグ装置1においても、帯状誘電体4の上下に配置されるタグアンテナ端子101の長手方向が、帯状誘電体4の長手方向に直交するように取り付けられている。図14及び図15に示すように、帯状誘電体4を用いて無線ICタグ装置1を構成することにより、無線ICタグ装置1を、誘電体ベルト、リストバンド等の帯状誘電体4と一体化させることが可能である。
図14及び図15に例示するように、第7実施形態に係る無線iCタグ組込装置2は、他の物体を巻回する用途に用いられる帯状誘電体4を、無線ICタグ装置1の誘電体11に代替して用いることが可能である。なお、第7実施形態において、例えば、帯状誘電体4は、無線ICタグ装置1近傍を厚くし、他の部分を薄くする等、様々な設計を行うことが可能である。
以上のように、本願記載の無線ICタグ装置1は、小型化が容易であり、様々な形態に展開することが可能である。また、本願記載の無線ICタグ装置1は、円筒状、円柱状、角柱状、帯状等の長尺状をなす金属体に取り付けた場合に、効果的である。即ち、無線ICタグ装置は、接地導体13に強い共振電流が流れるため、長尺状をなす金属体に取り付けた場合、金属体にも無線ICタグ装置1の動作電流が流れ、金属体上に電磁界定在波が生じる。定在波の周辺では、電流の強さに応じて信号電界が放射される。これにより、金属体は無線ICタグ装置1のアンテナの一部としても作用する。その結果リーダによる通信領域は広がることとなる。
本発明は、以上説明したそれぞれの実施形態に限定されるものではなく、他の様々な形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の技術範囲は、請求の範囲によって説明するものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
具体的には、前記第1実施形態乃至第7実施形態として例示したように、様々な形態に展開することが可能である。また、第1実施形態乃至第7実施形態は、それぞれ独立して実装されるのではなく、適宜組み合わせを変える等、様々な形態に展開することが可能である。
1 無線ICタグ装置
10 無線ICタグ
100 タグIC(又はタグチップ)
101 タグアンテナ端子
101a 第1タグアンテナ端子
101b 第2タグアンテナ端子
102 タグ用誘電体
103 補助アンテナ
11 誘電体
12 パッチ導体
12a 第1パッチ導体
12b 第2パッチ導体
13 接地導体
14 誘電体シート
2 無線ICタグ組込装置
3 金属体
4 帯状誘電体
5 帯状金属体
50 開設孔

Claims (5)

  1. 複数のタグアンテナ端子、並びにタグIC又はタグチップを有する無線ICタグと、
    第1面及び前記第1面と対向する第2面を有する誘電体と、
    前記誘電体の第1面側に配置されたパッチ導体と、
    前記誘電体の第2面側に配置された接地導体と
    を備え、
    前記複数のタグアンテナ端子のうち第1のタグアンテナ端子は、前記第1面側に配置され、前記パッチ導体と電気的に結合されており、
    前記複数のタグアンテナ端子のうち第2のタグアンテナ端子は、前記第2面側に配置され、前記接地導体と電気的に結合されている
    ことを特徴とする無線ICタグ装置。
  2. 請求項1に記載の無線ICタグ装置であって、
    前記パッチ導体は、複数である
    ことを特徴とする無線ICタグ装置。
  3. 請求項2に記載の無線ICタグ装置であって、
    複数の前記パッチ導体は、重畳して配置されており、
    前記第1のタグアンテナ端子は、重畳して配置された前記パッチ導体間に挟まれて配置されている
    ことを特徴とする無線ICタグ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の無線ICタグ装置であって、
    前記タグアンテナ端子に電気的に結合する長尺状の線路導体を補助アンテナとして備える
    ことを特徴とする無線ICタグ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線ICタグ装置を備え、
    前記無線ICタグ装置が備える誘電体は、他の物体に対して巻回可能に構成された帯状誘電体である
    ことを特徴とする無線ICタグ組込装置。
JP2018131687A 2017-07-14 2018-07-11 無線icタグ装置及び無線icタグ組込装置 Active JP6746058B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017137730 2017-07-14
JP2017137730 2017-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019022215A true JP2019022215A (ja) 2019-02-07
JP6746058B2 JP6746058B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=65353151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018131687A Active JP6746058B2 (ja) 2017-07-14 2018-07-11 無線icタグ装置及び無線icタグ組込装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6746058B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131383A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 京セラ株式会社 Rfidタグ用基板、rfidタグおよびrfidシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253699A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Murata Mfg Co Ltd 無線通信デバイス、その製造方法及び無線通信デバイス付き金属物品

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253699A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Murata Mfg Co Ltd 無線通信デバイス、その製造方法及び無線通信デバイス付き金属物品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131383A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 京セラ株式会社 Rfidタグ用基板、rfidタグおよびrfidシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6746058B2 (ja) 2020-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4452865B2 (ja) 無線icタグ装置及びrfidシステム
US8410938B2 (en) RFID tag located on metallic surfaces that have an increased communication range
US8177138B2 (en) Radio IC device
US7324058B2 (en) Tag antenna, tag and RFID system using the same
US8289165B2 (en) RFID device with conductive loop shield
US9159019B2 (en) Antenna and wireless tag
JP4333555B2 (ja) Rfidタグ
JP5051213B2 (ja) 無線通信装置
JP5526932B2 (ja) アンテナモジュール、アンテナ装置及び移動体通信端末
EP2385580A1 (en) Antenna and wireless ic device
JP2004348497A (ja) Rfidアンテナの構造及び該構造のアンテナを備えるタグ及びリーダ/ライタ
JP4409257B2 (ja) 無線タグ及びそれを備えた物品並びにrfidシステム
KR20080011696A (ko) Rfid 태그 안테나 및 rfid 태그
US20100019046A1 (en) Electronic tag
JP6229814B2 (ja) 通信端末装置
JP2019022215A (ja) 無線icタグ装置及び無線icタグ組込装置
JP4312548B2 (ja) 無線装置
US8991716B2 (en) Antenna and wireless tag
US20220391658A1 (en) Rfid tag
WO2014103025A1 (ja) 無線icタグ装置
CN109565113B (zh) 天线装置以及使用其的ic标签
JP6998086B2 (ja) Rfタグアンテナ、rfタグおよび導電体付きrfタグ
JP6518904B1 (ja) 無線通信端末
JP5708193B2 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20181214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190327

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200624

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6746058

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250