JP2019021717A - 基板収納容器 - Google Patents

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【課題】洗浄時に水や洗浄液などの液体又はミストが内部に浸入することを抑制できる制御体を備える基板収納容器を提供する。【解決手段】基板収納容器1に取り付けられる制御体40は、貫通孔18に嵌められる固定筒41と、固定筒41に組み合わされる保持筒42と、を有する。固定筒41は、容器本体10の外部に連通する環状開口部413aと、環状開口部413aの内縁を形成する第1壁部414と、環状開口部413aの外縁に、固定筒41の内部で環状開口部413aの領域を覆うように設けられる第2壁部415と、を有する。保持筒42には、容器本体10の内部に連通する通気口423が形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、容器本体に対する気体の流通を制御する制御体を備えた基板収納容器に関する。
基板を収納する基板収納容器は、容器本体と、容器本体の開口を閉止する蓋体と、容器本体に対する気体の流通を制御する制御体を備えている。この制御体は、チェックバルブ機能を有するもので、弁体と弁体を開閉させる金属製の弾性部材とを有している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
制御体のチェックバルブ機能は、一方向の気体の流通を制御するものであるから、気体の流通方向に応じて、制御体自体が取り替えられたり、弁体及び弾性部材が組み替えられたりしている。
特開2008−066330号公報 特開2004−179449号公報
ところで、基板から発生する汚染物質やパーティクルが基板収納容器に付着するため、定期的に洗浄装置を用いて基板収納容器の洗浄を行う必要がある。しかしながら、洗浄時に水や洗浄液などの液体又はミストが制御体の円形状の開口部から制御体の内部に浸入してしまい、これによって、制御体を乾燥させるための時間が多く掛かってしまうことがある。
そこで、本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、洗浄時に水や洗浄液などの液体又はミストが内部に浸入することを抑制できる制御体を備える基板収納容器を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明に係る1つの態様は、基板を収納する容器本体と、容器本体の開口を開閉する蓋体と、前記容器本体に形成された貫通孔に取り付けられ、前記容器本体に対する気体の流通を制御する制御体と、を備える基板収納容器であって、前記制御体は、固定筒と、前記固定筒に組み合わされる保持筒と、を有し、前記固定筒は、前記容器本体の外部に連通する環状開口部と、前記環状開口部の内縁を形成する第1壁部と、前記固定筒の内部で前記環状開口部の領域を覆うように、前記環状開口部の外縁に設けられる第2壁部と、を有し、前記貫通孔には、前記固定筒及び前記保持筒のいずれか一方が嵌められ、前記保持筒には、前記容器本体の内部に連通する通気口が形成されることを特徴とする。
(2)上記(1)の態様において、前記第2壁部は、中央開口部を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であり、前記中央開口部には、前記第2壁部との間に第2通路が形成されるように中心壁部が挿入されてもよい。
(3)上記(2)の態様において、前記第1壁部は、前記中央開口部よりも径方向の外側に前記第2壁部に向かって突出する環状突起部を有してもよい。
(4)上記(2)又は(3)の態様において、前記第1壁部と前記第2壁部との間には、前記環状開口部から前記中央開口部まで延在する第1通路が形成され、前記第1通路と前記第2通路とは、前記中央開口部を介して連通されてもよい。
(5)上記(4)の態様において、前記第1通路は、前記環状開口部から内部に向かうにつれて、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、幅が大きくなるように形成される第1領域と、前記第1領域に隣接して前記中央開口部に向かうにつれて、前記中心軸に沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第2領域と、を有してもよい。
(6)上記(1)の態様において、前記第2壁部は、中央開口部を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であるとともに、内部空間に環状の案内壁部が設けられ、前記中央開口部には、前記第2壁部との間に第2通路が形成されるように中心壁部が挿入されてもよい。
(7)上記(6)の態様において、前記第1壁部と前記第2壁部の最も径方向の内側に位置する先端との間に環状の連通路が形成され、前記連通路は、前記環状開口部と前記中央開口部とを連通してもよい。
(8)上記(7)の態様において、前記案内壁部と前記第2壁部との間には、第3通路が形成され、前記第3通路は、前記環状開口部の外縁に向いている前記案内壁部の面とこれに対向する前記第2壁部との間に、前記環状開口部から内部に向かうにつれて、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第3領域と、一端及び他端がそれぞれ前記第3領域及び前記環状開口部に連通するとともに、前記中心軸に沿った断面視で、幅が均一であるように形成される第4領域と、を有してもよい。
(9)上記(2)から(8)までのいずれか1つの態様において、前記中央開口部は、前記第1壁部側に向かって拡大する形状の拡大部を含み、前記第1壁部に対向する前記中心壁部の先端は、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、前記拡大部が拡大を開始する位置と等しい高さに位置してもよい。
(10)上記(2)から(9)までのいずれか1つの態様において、前記中心壁部は、前記固定筒又は前記保持筒に設けられてもよい。
(11)上記(2)から(9)までのいずれか1つの態様において、前記保持筒は、内部に中蓋筒が連結されており、前記中心壁部は、前記固定筒、前記保持筒又は前記中蓋筒のいずれか1つに設けられてもよい。
(12)上記(1)から(11)までのいずれか1つの態様において、前記制御体は、前記気体を濾過するフィルタを有してもよい。
本発明によれば、洗浄時に水や洗浄液などの液体又はミストが内部に浸入することを抑制できる制御体を備える基板収納容器を提供することができる。
本発明に係る実施形態の基板収納容器を示す概略分解斜視図である。 制御体を示す断面斜視図である。 基板収納容器に取り付けられた制御体を示す断面図である。 容器本体の開口を下に向けた状態で基板収納容器を洗浄するときの制御体を示す断面図である。 制御体を構成する固定筒の変形例を示す断面斜視図である。 制御体を構成する固定筒の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の部材には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る実施形態の基板収納容器1を示す概略分解斜視図である。
図1に示すように、基板収納容器1は、基板Wを収納する容器本体10と、容器本体10の開口11を開閉する蓋体20と、容器本体10と蓋体20との間に設けられる環状のパッキン30と、を備えている。
容器本体10は、箱状体であり、開口11が正面に形成されたフロントオープン型である。開口11は、外側に広がるように段差をつけて屈曲形成され、その段差部の面が、パッキン30が接触するシール面12として、開口11の正面の内周縁に形成されている。なお、容器本体10は、300mm径や450mm径の基板Wの挿入操作を行い易いことから、フロントオープン型が好ましいが、開口11が下面に形成されたボトムオープン型であってもよい。
容器本体10の内部の左右両側には、支持体13が配置されている。支持体13は、基板Wの載置及び位置決めをする機能を有している。支持体13には、複数の溝が高さ方向に形成され、いわゆる溝ティースを構成している。そして、基板Wは、同じ高さの左右2か所の溝ティースに載置されている。支持体13の材料は、容器本体10と同様のものであってもよいが、洗浄性や摺動性を高めるために、異なる材料が用いられてもよい。
また、容器本体10の内部の後方(奥側)には、リアリテーナ(図示なし)が配置されている。リアリテーナは、蓋体20が閉止された場合に、後述するフロントリテーナと対となって、基板Wを保持する。ただし、本実施形態のようにリアリテーナを備えることなく、支持体13が、溝ティースの奥側に、例えば、「く」字状や直線状をした基板保持部を有することで、フロントリテーナと基板保持部とで基板Wを保持するようなものであってもよい。これらの支持体13やリアリテーナは、容器本体10にインサート成形や嵌合などにより設けられている。
基板Wは、この支持体13に支持されて容器本体10に収納される。なお、基板Wの一例としては、シリコンウェーハが挙げられるが特に限定されず、例えば、石英ウェーハ、ガリウムヒ素ウェーハなどであってもよい。
容器本体10の上部の外面には、ロボティックフランジ14が着脱自在に設けられている。基板収納容器1は、工場内の搬送ロボットで、ロボティックフランジ14を把持されて、清浄な状態で基板Wを加工する工程ごとの加工装置に搬送される。
また、容器本体10の両側部の外面中央部には、作業者に握持されるマニュアルハンドル15がそれぞれ着脱自在に装着されている。
そして、容器本体10の内部の底面には、給気部16と排気部17とが設けられており、容器本体10の外部の底面には、後述する制御体40が取り付けられている。これらは、蓋体20によって閉止された基板収納容器1の内部に、給気部16から窒素ガスなどの不活性気体やドライエアーを供給し、必要に応じて排気部17から排出することで、基板収納容器1の内部の気体を置換したり、低湿度の気密状態を維持したり、基板W上の不純物質を吹き飛ばしたりして、基板収納容器1の内部の清浄性を保つようになっている。なお、気体を給気部16から給気するだけでなく、排気部17を負圧(真空)発生装置に接続し、強制的に排気部17から気体を排出することもある。
さらに、排気部17から排出された気体を検知することで、基板収納容器1の内部が導入された気体で置換されたか確認することができる。なお、給気部16及び排気部17は、基板Wを底面へ投影した位置から外れた位置にあるのが好ましいが、給気部16及び排気部17の数量や位置は、図示したものに限らず、容器本体10の内部の底面の四隅部に位置していてもよい。また、給気部16及び排気部17は、蓋体20の側に設けられてもよい。
一方、蓋体20は、容器本体10の開口11の正面に取り付けられる、略矩形状のものである。蓋体20は、図示しない施錠機構を有しており、容器本体10に形成された係止穴(図示なし)に係止爪が嵌入することで施錠されるようになっている。また、蓋体20は、中央部に基板Wの前部周縁を水平に保持する弾性のフロントリテーナ(図示なし)が着脱自在に装着又は一体形成されているが、フロントリテーナが、蓋体20にインサート成形や嵌合などで設けられてもよい。
このフロントリテーナは、支持体13の溝ティース及び基板保持部などと同様に、基板Wが直接接触する部位であるため、洗浄性や摺動性が良好な材料が用いられている。
そして、蓋体20には、パッキン30を取り付ける取付溝21が形成されている。より詳しくは、蓋体20の容器本体10側の面には、開口11の段差部より小さい凸部22が環状に形成されることで、断面略U字状の取付溝21が環状に形成されている。この凸部22は、蓋体20を容器本体10に取り付けた時、開口11の段差部より奥に入り込む。
これらの容器本体10及び蓋体20の材料としては、例えば、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。この熱可塑性樹脂は、導電性カーボン、導電繊維、金属繊維、導電性高分子などからなる導電剤、各種の帯電防止剤、紫外線吸収剤などが更に適宜添加されてもよい。
つぎに、パッキン30は、蓋体20の正面形状(及び容器本体10の開口11の形状)に対応した環状のものであり、本実施形態では、矩形枠状のものである。ただし、環状のパッキン30は、蓋体20への取り付け前の状態で、円環(リング)状であってもよい。
パッキン30は、容器本体10のシール面12と蓋体20との間に配置され、蓋体20を容器本体10に取り付けた際に、シール面12と蓋体20とに密着して基板収納容器1の気密性を確保し、基板収納容器1への外部からの塵埃、湿気などの侵入を低減させるとともに、内部から外部への気体の漏れを低減させるものである。
パッキン30の材料としては、ポリエステル系のエラストマー、ポリオレフィン系のエラストマー、フッ素系のエラストマー、ウレタン系のエラストマーなどからなる熱可塑性のエラストマー、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーン系のゴムなどの弾性材を用いることができる。これらの材料には、密着性を改質する観点から、カーボン、ガラス繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシウムなどからなる充填剤、ポリエチレン、ポリアミド、ポリアセタール、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂が所定量選択的に添加されてもよい。
ここで、制御体40について説明する。図2は、制御体40を示す断面斜視図である。図3は、容器本体10に取り付けられた制御体40を示す断面図である。図4は、容器本体10の開口11を下に向けた状態で基板収納容器1を洗浄するときの制御体40を示す断面図である。
制御体40は、容器本体10に対する気体の流通を制御するもので、容器本体10に取り付けられた際に、図示されない流路を介して給気部16又は排気部17と連通している。
制御体40は、図2及び図3に示すように、容器本体10のリブ180によって形成された貫通孔18に下方から嵌められる固定筒41と、貫通孔18にシール部材44を介して上方から嵌入されて、固定筒41に上方から螺合により着脱自在に組み合わされる保持筒42と、を有している。
固定筒41は、容器本体10の内部側に開口した有底円筒状に形成されているとともに、固定筒41の内周面には、保持筒42を取り付けるための取り付け用の螺子溝411が螺刻形成されている。また、固定筒41の外周面には、半径外方向に延びるリング状のフランジ412が周設されており、リブ180の開口周縁部に接触するようになっている。さらに、固定筒41の一端側には、底部413が設けられている。なお、固定筒41の詳細については、後述する。
一方、保持筒42は、容器本体10の外部側に開口した有底円筒状に形成されているとともに、保持筒42の外周面には、半径外方向に延びるリング状のフランジ421が周設されており、貫通孔18の開口周縁に接触している。さらに、保持筒42の外周面には、固定筒41へ取り付けるための螺子溝422が螺刻形成され、この螺子溝422が固定筒41の螺子溝411と螺合する。ただし、固定筒41及び保持筒42は、螺合でなく、圧入や係止などの他の方法で互いに取り付けられてもよい。
また、保持筒42は、容器本体10(底面)の内部側に、気体流通用の複数の通気口423を区画する区画リブ424が格子状又は放射状に配設されていて、この区画リブ424の裏面には、後述するフィルタ45を収納する収納空間が形成されている。
なお、保持筒42は、外周面にシール部材44が装着されており、保持筒42と貫通孔18の内周面との間から、容器本体10の内部に侵入する外気や洗浄液を遮断し、また、容器本体10の内部から漏れる気体を遮断することができる。
ところで、制御体40は、保持筒42の内周壁にシール部材46を介して取り付けられ、保持筒42との間にフィルタ45を保持する中蓋筒43も有している。
中蓋筒43は、容器本体10の外部側に開口した有底円筒状に形成されているとともに、容器本体10の内部側に、フィルタ45が載置されるようになっている。また、中蓋筒43の外周面には突起が形成されており、保持筒42の内周面側に形成された係止溝と係止することで、中蓋筒43は、保持筒42に連結され取り付けられている。
この中蓋筒43には、一端が容器本体10の内部に連通する筒部430が形成されており、筒部430が複数の通気口423と連通している。
上述した固定筒41、保持筒42及び中蓋筒43は、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂を材料として成形されている。また、シール部材44,46には、例えば、フッ素ゴム、NBRゴム、ウレタンゴム、EPDMゴム、シリコーンゴムなどの材料から形成された、Oリングなどが用いられている。
そして、フィルタ45は、供給又は排出される気体を濾過するものであり、四フッ化エチレン、ポリエステル繊維、フッ素樹脂などからなる多孔質膜、ガラス繊維などからなる分子濾過フィルタ、活性炭繊維などの濾材に化学吸着剤を担持させたケミカルフィルタなどから選択される。
フィルタ45は、保持筒42と中蓋筒43との間に、1枚又は複数枚保持されている。なお、複数枚のフィルタ45を用いる場合は、同種類のものであってもよいが、性質の異なるものを組み合わせた方が、パーティクル以外に、有機物の汚染なども防止することができるため、より好ましい。例えば、フィルタ45は、容器本体10を洗浄する際に、水や洗浄液などの液体が滞留しないように、液体の通過を抑制する機能も奏するため、フィルタ45の一方に疎水性又は親水性の材料を用いて、液体の透過を更に抑制してもよい。
ここで、固定筒41の詳細を説明する。さらに、固定筒41は、図2及び図3に示すように、底部413に設けられ容器本体10の外部に連通する環状開口部413aと、環状開口部413aの内縁を形成する円形状の第1壁部414と、固定筒41の内部で環状開口部413aの領域を覆うように環状開口部413aの外縁に設けられる第2壁部415と、を有している。
このように、環状開口部413aの領域は、固定筒41の内部で第2壁部415によって覆われるため、洗浄時に水や洗浄液などの液体又はミストが環状開口部413aから制御体40の内部に浸入することを有効に抑制することができ、これによって、制御体40を乾燥させる時間を大幅に短縮するとともに、液体残りによる不具合を解消することができる。
第1壁部414は、円周上に相互に等間隔を空けて設けられた複数のブリッジ部(図示なし)を介して、底部413又は第2壁部415に支持されるようになっている。また、第1壁部414は、その外縁に第2壁部415に向かって突出する環状突起部414aを有している。
環状突起部414aは、第2壁部415に向かって突出するにつれてその肉厚が薄くなるように形成されている。すなわち、環状突起部414aは、第1壁部414の外縁と接続される基端の肉厚が最も厚く、最も突出する先端の肉厚が最も薄くなるように形成されている。なお、環状突起部414aの内縁は、環状突起部414aの先端よりも環状開口部413aの中心軸O(以下、中心軸Oという。)の径方向(以下、径方向という。)の内側に位置するように形成されている。
第2壁部415は、中央開口部416を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であるように形成されるとともに、径方向の外側に位置する外殻部415aと、外殻部415aと隣接するとともに外殻部415aよりも径方向の内側に位置する内殻部415bと、を有している。
外殻部415aは、環状開口部413aの外縁である底部413と接続される基端415cから基端415cよりも固定筒41の他端側に位置する頂点415dまで径方向の内側に向かって延在している。内殻部415bは、頂点415dから頂点415dよりも固定筒41の一端側に位置する先端415eまで径方向の内側に向かって延在している。なお、第2壁部415の先端415eは、環状突起部414aの内縁よりも径方向の内側に位置するように形成されている。このため、環状突起部414aは、中央開口部416よりも径方向の外側に位置するようになっている。
第1壁部414とこれに対向する第2壁部415の第1対向面415fとの間には、環状開口部413aから中央開口部416まで延在する第1通路t1が形成されている。この第1通路t1は、気体流通用のものであり、図3に示すように、環状開口部413aから内部へ向かうにつれて、中心軸Oに沿った断面視で、幅が大きくなるように形成される第1領域t11と、第1領域t11と隣接して中央開口部416へ向かうにつれて、中心軸Oに沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第2領域t12と、を有している。
なお、中心軸Oに沿った断面視で、第1通路t1の一端の幅である第1幅d1(すなわち、環状開口部413aの内縁からその外縁までの幅)を、第1通路t1の他端の幅である第2幅d2(すなわち、第2壁部415の先端415eから第1壁部414までの幅)よりも大きく形成することが好ましい。
一方、中央開口部416には、中心壁部417が挿入されている。この中心壁部417は、円周上に相互に等間隔を空けて設けられた複数のブリッジ部(図示なし)を介して、第2壁部415に支持されるようになっているが、これに限定されるものではなく、例えば、保持筒42又は中蓋筒43に設けられてもよい。
また、中心壁部417は、これに対向する第2壁部415の第2対向面415gと対応して湾曲するように形成される通路形成面417aと、第1壁部414に対向する先端417bと、を有している。
第2壁部415の第2対向面415gと中心壁部417の通路形成面417aとの間には、中心軸Oに沿った断面視で、第2幅d2よりも小さい均一の幅である第4幅d4を有する第2通路t2が形成されている。この第2通路t2は、気体流通用のものであり、第1通路t1とは、中央開口部416を介して連通されている。
中心壁部417の先端417bは、中心軸Oに沿った断面視で、第2壁部415の先端415eよりも高い位置に形成されている。すなわち、中心壁部417の先端417bは、第2壁部415の先端415eよりも固定筒41の他端側に位置するように形成されている。
中央開口部416は、第1壁部414側に向かって拡大する形状の拡大部416aを含んでいる。さらに、中心壁部417の先端417bは、中心軸Oに沿った断面視で、拡大部416aが拡大を開始する位置と等しい高さに位置するように形成されている。そして、中心軸Oに沿った断面視で、拡大部416aが拡大を開始する位置の幅である第3幅d3は、第1幅d1及び第2幅d2よりも大きく形成されている。
そして、容器本体10の開口11を下に向けた状態で基板収納容器1を洗浄する場合、図4に示すように、環状開口部413aが横に向くようになっている。
環状開口部413aが横に向いている状態で基板収納容器1を洗浄するとき、環状開口部413aから浸入する水や洗浄液などの液体が、環状開口部413aから内部へ向かうにつれて、中心軸Oに沿った断面視で、幅が大きくなる第1通路t1の第1領域t11を通過することにより、液体の勢いが弱められるので、第1領域t11に隣接する第1通路t1の第2領域t12への液体の浸入が抑制される。
つぎに、勢いが弱められた水や洗浄液などの液体が、第1通路t1の第2領域t12を通過しようとすると、中心軸Oに沿った断面視で、この第2領域t12の幅が中央開口部416へ向かうにつれて小さくなるので、通過し難くなり、これによって、中央開口部416に浸入し難くなる。
さらに、万が一、水や洗浄液などの液体が中央開口部416の領域に浸入しても、中心軸Oに沿った断面視で、第2幅d2よりも大きい幅を有する中央開口部416の拡大部416aを通過することにより、液体の勢いが更に弱められるので、第2通路t2への液体の浸入が確実に抑制される。
そして、中心軸Oに沿った断面視で、第2通路t2の第4幅d4が第2幅d2よりも小さく形成されることにより、勢いが更に弱められた水や洗浄液などの液体がより第2通路t2に浸入し難くなる。
また、環状開口部413aの上方から浸入する水や洗浄液などの液体が、重力によって、頂点415dから先端415eまで径方向の内側に向かって延在する上方の第2壁部415の内殻部415bを通過して、中央開口部416の領域に入り込み、その後、第2通路t2へ浸入することなく、中央開口部416の拡大部416aを経由してから、下方の環状突起部414aの内縁からその内縁よりも径方向の外側に位置する下方の環状突起部414aの先端まで移動し、次に、頂点415dから基端415cまで径方向の外側に向かって延在する下方の第2壁部415の外殻部415aを通過して、環状開口部413aの下方から排出することができ、これによって、水や洗浄液などの液体が環状開口部413aから制御体40の内部に浸入することをより確実に抑制することができる。
(変形例の固定筒)
ここで、変形例の固定筒41を説明する。図5は、制御体40を構成する固定筒41の変形例を示す断面斜視図である。図6は、制御体40を構成する固定筒41の変形例を示す断面図である。
変形例の固定筒41については、図5及び図6を参照して上記説明した固定筒41と相違する点を中心に説明し、上記説明した固定筒41と一致する点の説明を省略する。
上記説明した固定筒41では、第1壁部414が外縁に環状突起部414aを有しているが、変形例の固定筒41では、第1壁部414が外縁に環状突起部414aを有しておらず、第1壁部414の外縁と第2壁部415の先端415eとの間には、環状開口部413aと中央開口部416とを連通する環状の連通路418が形成されている。
また、変形例の固定筒41では、第2壁部415が、中央開口部416を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であるように形成されるとともに、内部空間に環状の案内壁部419が設けられている。この案内壁部419は、円周上に相互に等間隔を空けて設けられた複数のブリッジ部(図示なし)を介して、第2壁部415に支持されるようになっている。
案内壁部419とこれに対向する第2壁部415の第1対向面415fとの間には、第3通路t3が形成されている。この第3通路t3は、環状開口部413aの外縁に向いている案内壁部419の面とこれに対向する第2壁部415の第1対向面415fの基端415c側との間に、環状開口部413aから内部に向かうにつれて、中心軸Oに沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第3領域t31と、一端及び他端がそれぞれ第3領域t31及び環状開口部413aに連通するとともに、中心軸Oに沿った断面視で、幅が均一であるように形成される第4領域t32と、を有している。
そして、基板収納容器1を洗浄するとき、環状開口部413aから浸入する水や洗浄液などの液体が、環状開口部413aから内部に向かうにつれて、中心軸Oに沿った断面視で、幅が小さくなる第3通路t3の第3領域t31を通過することで、液体の勢いが強められるので、液体を、第3通路t3を形成する案内壁部419及びこれに対向する第2壁部415の第1対向面415fに張り付かせることができる。
つぎに、勢いが強められた液体が、中心軸Oに沿った断面視で、幅が均一である第3通路t3の第4領域t32を通過して、環状開口部413aから排出されると、中央開口部416にある気体がコアンダ効果によって引き出されるため、液体が連通路418に浸入し難くなり、これによって、液体が連通路418を介して中央開口部416に侵入することを確実に抑制することができる。
なお、基板収納容器1を洗浄するとき、環状開口部413aから浸入する水や洗浄液などの液体が、中心軸Oに沿った断面視で、幅が均一である第3通路t3の第4領域t32に向かうと、同様に中央開口部416にある気体がコアンダ効果によって引き出されるため、液体が連通路418に浸入し難くなり、その後、順次に第3通路t3の第4領域t32及び第3通路t3の第3領域t31を経由して環状開口部413aから外部へ排出される。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 基板収納容器
10 容器本体、11 開口、12 シール面、13 支持体、14 ロボティックフランジ、15 マニュアルハンドル、16 給気部、17 排気部、18 貫通孔、180 リブ
20 蓋体、21 取付溝、22 凸部
30 パッキン
40 制御体
41 固定筒、41 固定筒、411 螺子溝、412 フランジ、413 底部、413a 環状開口部、414 第1壁部、414a 環状突起部、415 第2壁部、415a 外殻部、415b 内殻部、415c 基端、415d 頂点、415e 先端(第2壁部)、415f 第1対向面、415g 第2対向面、416 中央開口部、416a 拡大部、417 中心壁部、417a 通路形成面、417b 先端(中心壁部)、418 連通路、419 案内壁部
42 保持筒、421 フランジ、422 螺子溝、423 通気口、424 区画リブ
43 中蓋筒、430 筒部
44 シール部材、45 フィルタ、46 シール部材
d1 第1幅、d2 第2幅、d3 第3幅、d4 第4幅
t1 第1通路、t11 第1領域、t12 第2領域
t2 第2通路
t3 第3通路、t31 第3領域、t32 第4領域
W 基板

Claims (12)

  1. 基板を収納する容器本体と、
    容器本体の開口を開閉する蓋体と、
    前記容器本体に形成された貫通孔に取り付けられ、前記容器本体に対する気体の流通を制御する制御体と、を備える基板収納容器であって、
    前記制御体は、
    固定筒と、
    前記固定筒に組み合わされる保持筒と、を有し、
    前記固定筒は、
    前記容器本体の外部に連通する環状開口部と、
    前記環状開口部の内縁を形成する第1壁部と、
    前記固定筒の内部で前記環状開口部の領域を覆うように、前記環状開口部の外縁に設けられる第2壁部と、を有し、
    前記貫通孔には、前記固定筒及び前記保持筒のいずれか一方が嵌められ、
    前記保持筒には、前記容器本体の内部に連通する通気口が形成される
    ことを特徴とする基板収納容器。
  2. 前記第2壁部は、中央開口部を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であり、
    前記中央開口部には、前記第2壁部との間に第2通路が形成されるように中心壁部が挿入されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
  3. 前記第1壁部は、前記中央開口部よりも径方向の外側に前記第2壁部に向かって突出する環状突起部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板収納容器。
  4. 前記第1壁部と前記第2壁部との間には、前記環状開口部から前記中央開口部まで延在する第1通路が形成され、
    前記第1通路と前記第2通路とは、前記中央開口部を介して連通される
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の基板収納容器。
  5. 前記第1通路は、
    前記環状開口部から内部に向かうにつれて、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、幅が大きくなるように形成される第1領域と、
    前記第1領域に隣接して前記中央開口部に向かうにつれて、前記中心軸に沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第2領域と、を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の基板収納容器。
  6. 前記第2壁部は、中央開口部を有するケーキ用エンゼル型枠の形状であるとともに、内部空間に環状の案内壁部が設けられ、
    前記中央開口部には、前記第2壁部との間に第2通路が形成されるように中心壁部が挿入されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
  7. 前記第1壁部と前記第2壁部の最も径方向の内側に位置する先端との間に環状の連通路が形成され、
    前記連通路は、前記環状開口部と前記中央開口部とを連通する
    ことを特徴とする請求項6に記載の基板収納容器。
  8. 前記案内壁部と前記第2壁部との間には、第3通路が形成され、
    前記第3通路は、
    前記環状開口部の外縁に向いている前記案内壁部の面とこれに対向する前記第2壁部との間に、前記環状開口部から内部に向かうにつれて、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、幅が小さくなるように形成される第3領域と、
    一端及び他端がそれぞれ前記第3領域及び前記環状開口部に連通するとともに、前記中心軸に沿った断面視で、幅が均一であるように形成される第4領域と、を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の基板収納容器。
  9. 前記中央開口部は、前記第1壁部側に向かって拡大する形状の拡大部を含み、
    前記第1壁部に対向する前記中心壁部の先端は、前記環状開口部の中心軸に沿った断面視で、前記拡大部が拡大を開始する位置と等しい高さに位置する
    ことを特徴とする請求項2から8までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  10. 前記中心壁部は、前記固定筒又は前記保持筒に設けられている
    ことを特徴とする請求項2から9までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  11. 前記保持筒は、内部に中蓋筒が連結されており、
    前記中心壁部は、前記固定筒、前記保持筒又は前記中蓋筒のいずれか1つに設けられている
    ことを特徴とする請求項2から9までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  12. 前記制御体は、前記気体を濾過するフィルタを有する
    ことを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
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