JP2019021649A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2019021649A
JP2019021649A JP2018212124A JP2018212124A JP2019021649A JP 2019021649 A JP2019021649 A JP 2019021649A JP 2018212124 A JP2018212124 A JP 2018212124A JP 2018212124 A JP2018212124 A JP 2018212124A JP 2019021649 A JP2019021649 A JP 2019021649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
ground
connector
groove
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018212124A
Other languages
English (en)
Inventor
近藤 孝宏
Takahiro Kondo
孝宏 近藤
佐藤 公紀
Kiminori Sato
公紀 佐藤
小林 満
Mitsuru Kobayashi
満 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2018212124A priority Critical patent/JP2019021649A/ja
Publication of JP2019021649A publication Critical patent/JP2019021649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】基板への装着脱を容易に行いうるコネクタを提供する。
【解決手段】同軸ケーブルが接続されたプラグコネクタと前記プラグコネクタが嵌合するジャックコネクタとを有するコネクタにおいて、前記ジャックコネクタは、一端に前記同軸ケーブルコネクタと接続する接点が形成され、他端部に前記基板に接続されるターミナルが形成されたコンタクトと、前記コンタクトが装着されるコンタクト装着部と、前記基板が装着される基板装着部を有するコネクタ本体と、前記ターミナルが挿入されることにより前記ターミナルの位置決めを行うスロットを有し、前記基板装着部に前記基板を挟むよう取り付けられるブラケットと、を備え、前記ブラケットは前記コネクタ本体に着脱可能であり、前記ブラケットは前記コネクタ本体に装着されることにより、前記ターミナルは前記基板に圧接される。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板に実装されるコネクタに関する。
コンピュータ間で信号を伝送するために同軸ケーブルが用いられている。同軸ケーブルは、信号を導通する中心導体(芯線または信号線)と、接地電位を与えられる外部導体(編組シールド部)とが同心円状に設けられた構造とされている。
同軸ケーブルをコンピュータ等の基板に接続するには、同軸ケーブル側に同軸ケーブルコネクタを取り付ける共に、基板側に基板コネクタを配設する。基板コネクタは、中心導体と接続される信号コンタクトと、外部導体と接続されるグランドコンタクトとを有している(以下、信号コンタクトとグランドコンタクトを総称してコンタクトということがある)。
コンタクトは、一端に同軸ケーブルコネクタと接続する接点が形成され、他端に基板に接続されるターミナルが形成されている。ターミナルは、基板にはんだ付けにより接続及び固定されていた。
特開2004−304313号公報
しかしながら、ターミナルを基板にはんだ付けして固定する構造では、メンテナンス等により基板コネクタを基板から取り外す必要が生じた場合、はんだを加熱し溶融させた後にターミナルを基板から取り外す処理が必要となり、基板からの基板コネクタの取り外し作業が面倒になってしまう。
本発明のある態様の例示的な目的の一つは、基板への装着脱を容易に行いうるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、
同軸ケーブルが接続され、ジャックコネクタに嵌合されるコネクタにおいて、
同軸ケーブルの中心導体に接続されるシグナルコンタクトと、前記シグナルコンタクトを囲うように配設されると共に前記同軸ケーブルの外部導体に接続されるグランドコンタクトとを有するコンタクトモジュールと、
前記コンタクトモジュールが装着される装着部を有するホルダとを有し、
前記ホルダに前記装着部と連通する窓部を形成し、
前記グランドコンタクトに、前記コンタクトモジュールが前記ホルダに装着された際、前記窓部に離脱可能に係合する係合突起を設けたことを特徴とする。
本発明のある態様によると、基板に対してコネクタを容易に装着脱することが可能になる。
ある実施形態であるジャックコネクタの側面図である。 ある実施形態であるジャックコネクタの断面図である。 ジャックコネクタの装着ねじを取り外した状態の斜視図である。 ジャックコネクタの分解斜視図である。 ブラケットを示しており、(A)は表側から見た斜視図、(B)は、背面から見た斜視図である。 上段コンタクトの斜視図である。 下段コンタクトの斜視図である。 1個の上段コンタクトがブラケットに係合した状態を示す斜視図である。 全ての上段コンタクトがブラケットに係合した状態を示す底面図である。 ターミナルを拡大して示す斜視図である。 ある実施形態であるプラグコネクタの斜視図である。 コンタクトモジュールの斜視図である。 同軸ケーブルに設けられるシグナルコンタクト及びグランドコンタクトを示す斜視図である。 同軸コンタクトに配設されるグランド共通部材を示す斜視図である(その1)。 同軸コンタクトに配設されるグランド共通部材を示す斜視図である(その2)。 同軸コンタクトに配設されるグランド共通部材を示す斜視図である(その3)。
次に、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。
なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、特に指定しない限り、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。従って、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
また、以下説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1及び図2は、本発明の一実施例としてのコネクタ10を示している。図1はコネクタ10の側面図であり、図2はコネクタ10の断面図である。
コネクタ10は、同軸ケーブル90と基板1を接続するのに用いられるものである。コネクタ10は、ジャックコネクタ20とプラグコネクタ100とを有している。
ジャックコネクタ20は、基板1に取り付けられる基板コネクタである。またプラグコネクタ100は、同軸ケーブル90が接続された同軸ケーブルコネクタである。プラグコネクタ100がジャックコネクタ20に嵌着されることにより、基板1と同軸ケーブル90は電気的に接続される。
図3及び図4は、ジャックコネクタ20を示している。図3はねじ25を取り外した状態のジャックコネクタ20の斜視図であり、図4はジャックコネクタ20の分解斜視図である。
ジャックコネクタ20は、ジャックコネクタ本体21、ブラケット22、上段コンタクト23、下段コンタクト24を有している。
なお、ジャックコネクタ20の説明において、プラグコネクタ100が嵌合される側を前方(X1方向)、これと反対側を後方(X2方向)というものとする。また、ジャックコネクタ本体21に対してブラケット22が装着脱される方向を上下方向(Z1方向を上方向、Z2方向を下方向)というものとする。また、前後方向及び上下方向に共に直交する方向を幅方向(Y1,Y2方向)というものとする。
ジャックコネクタ本体21は上段コンタクト23及び下段コンタクト24を保持し、プラグコネクタ100が嵌合される。ジャックコネクタ本体21は、ジャック部28と基板装着部32を有している。ジャックコネクタ本体21は樹脂成型されており、ジャック部28と基板装着部32は一体的に形成されている。
ジャック部28は、ジャックコネクタ本体21の前面に形成されている。ジャックコネクタ本体21の前面には凹部21aが形成されており、ジャック部28は凹部21aの奥の立設面21bから前方に向けて突出するよう形成されている。
ジャック部28の両側には、ガイド溝31が形成されている。ガイド溝31は、ジャックコネクタ20にプラグコネクタ100が嵌合する際、プラグコネクタ100に形成されたガイドレール115が係合する。ガイド溝31とガイドレール115が係合することにより、嵌合時におけるジャックコネクタ20とプラグコネクタ100の位置決めが行われる。
基板装着部32は、ジャックコネクタ本体21の背面に後方に延出するよう形成されている。基板装着部32は、その上部に基板1及びブラケット22が装着される装着面32aを有する。基板装着部32は基板1及びブラケット22の厚さに対応した高さに設定されており、ジャックコネクタ本体21は側面から見てL字形状を有している。
また基板装着部32には、ブラケット22を基板装着部32に固定するねじ25が螺着される不図示のねじ孔が形成されている。ねじ孔は、幅方向に対してジャック部28の形成位置を挟んで両側位置に設けられている。
上段コンタクト23及び下段コンタクト24は、ジャック部28に装着される。
ジャック部28には、上段孔29及び下段孔30が形成されている。上段孔29及び下段孔30は、ジャックコネクタ本体21を前後方向に貫通するよう形成されている。本実施形態では、上段に4個の上段孔29が幅方向に並んで配置されており、上段孔29の下部には5個の下段孔30が幅方向に並んで配置されている。
上段コンタクト23は、上段孔29に装着される。上段コンタクト23は、図6に拡大して示すように、信号コンタクト40、グランドコンタクト41、モールド部42を有している。
信号コンタクト40は導電性及びばね性を有する金属により形成されており、信号用接点43と信号用ターミナル44とを有する。
信号用接点43は、信号コンタクト40の前方に形成されている。信号用接点43は、プラグコネクタ100をジャックコネクタ20に嵌合した際、プラグコネクタ100のシグナルコンタクト122(図11参照)と接続する。
信号用接点43は信号コンタクト40の先端を二股状とし、この二股部分を対向させた構成とされている。よって信号用接点43は、プラグコネクタ100がジャックコネクタ20に嵌合した状態で、シグナルコンタクト122を挟持する。
信号用ターミナル44は、信号コンタクト40の後方に形成されている。信号用ターミナル44は、斜め下方に延出する梁44aと、梁44aの端部から斜め上方に延出するアーム44bとを有する。よって信号用ターミナル44は、側面から見た状態でV字形状を有している。
梁44aとアーム44bが接する下方頂部は、基板1にジャックコネクタ20が装着された際、基板1に形成された接続端子1a(図2参照)に圧接する接点55となる。また、アーム44bの後端部は湾曲するよう成形されて被押圧部46を形成している。
グランドコンタクト41は導電性及びばね性を有する金属により形成されており、グランド用接点53、グランド用ターミナル54、連結部57を有する。グランドコンタクト41は、信号コンタクト40を挟んでその両側に配設される。一対のグランドコンタクト41は、連結部57で連結されている。また一対のグランドコンタクト41と連結部57は、1枚の基材に対してプレス加工等を実施することにより一体的に形成される。
一対のグランド用接点53は、グランドコンタクト41の前方に形成されている。各グランドコンタクト41のグランド用接点53は対向配置されている。プラグコネクタ100がジャックコネクタ20に嵌合した際、プラグコネクタ100のグランドコンタクト124(図11参照)はグランド用接点53の間に挿入される。一対のグランド用接点53はグランドコンタクト124を挟持し、これによりグランド用接点53とグランドコンタクト124は接続される。
グランド用ターミナル54は、グランドコンタクト41の後方に形成されている。グランド用ターミナル54は斜め下方に延出する梁54aと、梁54aの端部から斜め上方に延出するアーム54bとを有する。
グランド用ターミナル54は、信号コンタクト40に形成された信号用ターミナル44と同一形状とされている。よってグランド用ターミナル54は、側面から見た状態でV字形状を有しており、梁54aとアーム54bが接する下方頂部には接点55が形成され、アーム54bの後端には湾曲した被押圧部56が形成されている。
モールド部42は、絶縁性を有する樹脂により形成されている。モールド部42は、信号コンタクト40の信号用接点43と信号用ターミナル44との間、及びグランドコンタクト41のグランド用接点53とグランド用ターミナル54との間に設けられている。
モールド部42は、モールド部本体58と壁部59とを有している。モールド部本体58には、信号コンタクト40及びグランドコンタクト41がインサートモールドされている。よって、信号コンタクト40とグランドコンタクト41は、モールド部42と一体化した構成とされている。壁部59は、モールド部本体58から前方に向けて延出するよう形成されている。
下段コンタクト24は、ジャック部28の下段孔30に装着される。下段コンタクト24は、図7に拡大して示すように、信号コンタクト60及びグランドコンタクト61を有する。下段コンタクト24は、上段コンタクト23に対して前後方向に対する長さが短いこと、及びモールド部42を有してないことを除き同一構成とされている。よって、下段コンタクト24の説明において、上段コンタクト23と同一構成部分については適宜その説明を省略する。
信号コンタクト60は導電性及びばね性を有する金属により形成されており、信号用接点63と信号用ターミナル64とを有する。
信号用接点63は信号コンタクト60の前方に形成されており、プラグコネクタ100をジャックコネクタ20に嵌合した際にシグナルコンタクト122と接続する。
信号用ターミナル64は、信号コンタクト60の後方に形成されている。信号用ターミナル64は、斜め下方に延出する梁64aと、梁64aの端部から斜め上方に延出するアーム64bとを有し、側面から見た状態でV字形状とされている。また、梁64aとアーム64bが接する下方頂部は基板1の接続端子1aと圧接する接点65が形成され、アーム64bの後端部は湾曲した被押圧部66が形成されている。
グランドコンタクト61は導電性及びばね性を有する金属により形成されており、グランド用接点73、グランド用ターミナル74、連結部77を有する。グランドコンタクト61は信号コンタクト60を挟んでその両側に配設され、連結部77で連結されている。
一対のグランド用接点73は、グランドコンタクト61の前方に形成されている。グランド用接点73は互いに対向するように配置されている。プラグコネクタ100がジャックコネクタ20に嵌合した際、一対のグランド用接点73はグランドコンタクト124を挟持し、これによりグランド用接点73とグランドコンタクト124は接続される。
グランド用ターミナル74は、各グランドコンタクト61の後方に形成され、斜め下方に延出する梁74aと、梁74aの端部から斜め上方に延出するアーム74bとを有する。
グランド用ターミナル74は信号用ターミナル64と同一形状とされており、グランド用ターミナル74は側面から見た状態でV字形状を有している。また梁74aとアーム74bが接する下方頂部には接点75が形成され、アーム74bの後端部には湾曲した被押圧部76が形成されている。
ブラケット22は、図3、図4に加えて図5に示すように、挿通孔36とコンタクト係合部37を有している。
挿通孔36には、ブラケット22をジャックコネクタ本体21に装着する際にねじ25が挿入される。挿通孔36は、基板装着部32に形成されたねじ孔と対応する位置に形成されている。なお、基板には、挿通孔36に対応する位置に、ねじ25を挿通する挿通孔が形成されている。よって、ねじ25を各挿通孔に挿通して基板装着部32のねじ孔に螺着することにより、ブラケット22を基板1に取り付けることができる。
コンタクト係合部37は、ブラケット22の背面22bに形成されている。コンタクト係合部37は、図5(B)に示すように、上段用溝81、下段用溝83、上段用挿入溝85を有している。
ジャックコネクタを組み立てる際は、ジャック部28には予め上段コンタクト23及び下段コンタクト24が装着される。上段コンタクト23及び下段コンタクト24がジャック部28に装着された状態では、上段コンタクト23の信号用ターミナル44、グランド用ターミナル54、及びモールド部42はジャックコネクタ本体21の背面33から後方に向けて突出する。また装着状態において、下段コンタクト24の信号用ターミナル64及びグランド用ターミナル74はジャックコネクタ本体21の背面33から後方に向けて突出している。
ブラケット22がジャックコネクタ本体21に装着される際、上段用溝81には、上段コンタクト23の信号用ターミナル44及びグランド用ターミナル54が挿入される。
上段用溝81は、その中央に位置する上段用中央溝81Aと、上段用中央溝81Aを挟んでその両側に位置する一対の上段用側方溝81Bとを有する。上段用中央溝81Aには上段コンタクト23の信号用ターミナル44が挿入され、上段用側方溝81Bにはグランド用ターミナル54が挿入される。これにより、信号用ターミナル44とグランド用ターミナル54は上段用溝81により位置決めされ、互いに干渉することが防止される。
上段用挿入溝85は、モールド部42のモールド部本体58が挿入される本体挿入部85aと壁部59が挿入される壁部挿入部85bを有している。
またブラケット22が基板装着部32に装着される際、下段用溝83には、下段コンタクト24の信号用ターミナル64,グランド用ターミナル74が挿入される。
下段用溝83は、中央に位置する下段用中央溝83Aと、下段用中央溝83Aを挟んでその両側に位置する下段用側方溝83Bとを有する。下段用中央溝83Aには下段コンタクト24の信号用ターミナル64が挿入され、下段用側方溝83Bにはグランド用ターミナル74が挿入される。これにより、信号用ターミナル64とグランド用ターミナル74は下段用溝83に位置決めされ、互いに干渉することが防止される。
下段用溝83の下段用側方溝83Bは、図9に示すように上段用挿入溝85の壁部挿入部85bの形成位置と一部が重なっている。
下段用溝83は、下段コンタクト24の配設数に対応して5個形成され、下段コンタクトの信号用ターミナルが挿入される下段用中央溝83Aを有する。しかしながら、図5(B)における右端部(矢印Y1方向側の端部)は、下段用中央溝83Aと、その右側に位置し、下段コンタクトのグランド用ターミナルの一方が挿入される下段用側方溝83Bは形成されているが、下段用中央溝83Aの左側には壁部挿入部85bが形成されているため、下段コンタクトの他方のグランド用ターミナルが挿入される左側の下段用側方溝83Bはブラケット22には形成されていない。
また図5(B)における左端部(矢印Y2方向側の端部)は、下段用中央溝83Aと、その左側の下段用側方溝83Bは形成されているが、下段用中央溝83Aの右側には壁部挿入部85bが形成されているため、右側の下段用側方溝83Bはブラケット22には形成されていない。
また、中央部分に位置する3個の下段用溝83については、下段用中央溝83Aのみが形成されているが、その両側位置には壁部挿入部85bが形成されているため、下段コンタクトのグランド用ターミナルが挿入される下段用側方溝は形成されていない。
続いて、ブラケット22が基板装着部32に装着される際、各コクタントを上段用溝81及び下段用溝83に挿入する動作について説明する。
ブラケット22をジャックコネクタ本体21に装着する際、ジャック部に装着されている上段コンタクト23及び下段コンタクト24はその所定部位でコンタクト係合部37に挿入される。
図8及び図9は、上段コンタクト23がブラケット22に挿入された状態を示している。
図8は右端の上段用挿入溝85に上段コンタクト23が挿入された状態を示しており、図9は全ての上段用挿入溝85に上段コンタクト23が挿入された状態を示している。なお、図8及び図9において、ジャックコネクタ本体21の図示は省略している。
上段用挿入溝85に上段コンタクト23が挿入された状態で、信号用ターミナル44は上段用中央溝81Aに挿入され、各グランド用ターミナル54は81Aの両側に位置する上段用側方溝81Bにそれぞれ挿入される。
また、モールド部本体58は本体挿入部85aに挿入され、壁部59は壁部挿入部85bに挿入される。なお、壁部59が壁部挿入部85bに挿入される際、信号コンタクト40及びグランドコンタクト41の壁部59に沿って延出する部分も壁部挿入部85bに挿入される。
壁部59の幅方向(Y1,Y2方向)の幅寸法は、壁部挿入部85bの上部の幅寸法よりも小さく設定されている。また、壁部59は、壁部挿入部85bの幅方向に対する中央位置に挿入されるよう構成されている。
壁部59を壁部挿入部85bに挿入した状態で、壁部59の両側と壁部挿入部85bの両内壁との間には間隙が形成される。この間隙の幅方向の寸法は、下段用側方溝83Bの幅方向の寸法と等しくなるよう設定されている。
コンタクト係合部37に上段コンタクト23が挿入された後、更にブラケット22を基板装着部32に向け移動させると、コンタクト係合部37に下段コンタクト24が挿入される。
コンタクト係合部37に上段コンタクト23が挿入された状態では、壁部59が壁部挿入部85bに挿入されているため、グランド用ターミナル74に対応する下段用側方溝83Bが形成される。
具体的には、図9の右端側(矢印Y1方向側の端部)の下段用溝83では、左側の下段用側方溝83Bは形成されていないが、壁部挿入部85bの下部に形成された幅太部85b−1の間に壁部59が挿入されることにより、壁部59と壁部挿入部85bの上部に形成された幅細部85b−2の内壁との間の部分が下段用側方溝83Bとして機能する。
よって、右下端部に配設された下段コンタクト24の信号用ターミナル64及びグランド用ターミナル74に対応した下段用溝83が形成されるため、右端部に位置する下段コンタクト24をブラケット22に挿入することができる。
また、図9の左端部(矢印Y2方向側の端部)の下段用溝83では、右側の下段用側方溝83Bは形成されていないが、壁部挿入部85bに壁部59が挿入されることにより、壁部59と壁部挿入部85bの内壁との間には、下段用側方溝83Bが形成される。
よって、左下端部に配設された下段コンタクト24の信号用ターミナル64及びグランド用ターミナル74に対応した下段用溝83が形成されるため、左端部に位置する下段コンタクト24をブラケット22に挿入することができる。
更に、中央部分に位置する3個の下段用溝83については、ブラケット22に下段用中央溝83Aのみが形成されているが、その両側位置には壁部挿入部85bが形成されているため、下段用側方溝83Bはブラケットには形成されていない。しかしながら、壁部挿入部85bに壁部59が挿入されることにより、下段用中央溝83Aの両側には下段用側方溝83Bが形成される。
よって、中央部分に配設された3個の下段コンタクト24の信号用ターミナル64及びグランド用ターミナル74に対応した下段用溝83が形成されるため、中央部分に位置する下段コンタクト24をブラケット22に挿入することができる。
上記のように本実施形態では、上段コンタクト23に設けられた壁部59を利用し、壁部59を壁部挿入部85bに挿入することにより下段コンタクト24の下段用側方溝83Bを形成するため、ブラケット22に下段用側方溝83Bを直接形成する構成に比べ、上段用溝81と下段用溝83を近接させることが可能になる。これに伴い、上段コンタクト23と下段コンタクト24とを近接配置することが可能になり、コンタクト配置の高密度化やジャックコネクタ20の小型化を図ることができる。
上段コンタクト23が上段用溝81に挿入され、下段コンタクト24が下段用溝83に挿入されると、各ターミナル44,54,64,74の各接点45,55,65,75は、ブラケット22の背面22bから突出する。
図10は、接点55がブラケット22の背面22bから突出した状態を示している。なお、各ターミナル44,54,64,74は同一形状であり、また各ターミナル44,54,64,74のブラケット22への挿入状態も同一である。よって図10では、グランド用ターミナル54のブラケット22に対する挿入状態を例示的に示すが、他の接点45、65、75についても同様である。
図10に示すように、グランド用ターミナル54が上段用側方溝81Bに挿入された状態では、梁54aは斜め下方に延出し、接点55はブラケット22の背面22bから下方に突出し、アーム54bは接点55から斜め上方に延出し、被押圧部56は上段用溝81bの溝底面81aに接触する。
基板装着部32に載置された基板1の上にブラケット22を載置し、ねじ25を螺着すると、各被押圧部が対応する溝底面に押圧されて、背面22bから下方に突出した各接点55は基板1の接続端子1aに圧接する。なお図2では、下段コンタクト24のグランド用ターミナル74が接続端子1aに圧接した状態を例示している。
接点45,55,65,75が接続端子1aに圧接することにより、基板1とジャックコネクタ20は電気的に接続された状態になる。このように本実施形態では、はんだ付けすることになく、接点45,55,65,75が接続端子1aに圧接され、基板1とジャックコネクタ20を確実に接続することができる。
また、ジャックコネクタ20と基板1とを接続する際、各ターミナル44,54,64,74と基板1の接続端子1aとをはんだ付け処理する必要がなくなるため、ジャックコネクタと基板との接続処理を容易に行うことができる。
また、メンテナンス等により基板1をジャックコネクタ20から取り外す必要が生じても、接点45,55,65,75が接続端子1aははんだ付けされていないため、ねじ25を外すことにより、容易に基板1からジャックコネクタ20を取り外すことができる。よって、基板1及びジャックコネクタ20の修理や点検を容易に行うことができる。
なお、接点45,55,65,75が接続端子1aに圧接されることにより、各ターミナル44,54,64,74が弾性変形する。各ターミナル44,54,64,74の弾性変形により接点45,55,65,75はブラケット22の背面22bから上段用中央溝81A及び上段用側方溝,81B内に入り込むよう移動する。しかしながら、圧接が解除されることにより、弾性復元することにより接点45,55,65,75は背面22bから突出する。これにより、基板1をジャックコネクタ20に装着脱することを繰り返し実施しても、接点45,55,65,75を基板1の接続端子1aに確実に接続することができる。
次に、プラグコネクタ100について説明する。
図11〜図13は、プラグコネクタ100を説明するための図である。図11は一実施形態によるプラグコネクタ100の外観を示す斜視図であり、図12はプラグコネクタ100に配設されるコンタクトモジュール120を示す斜視図であり、図13は同軸ケーブル90に接続される同軸コンタクト121を示す分解斜視図である。
なお、プラグコネクタ100の説明において、ジャックコネクタ20と嵌合する側を前方(X2方向)、これと反対側を後方(X1方向)というものとする。また、同軸コンタクト121が重ねられる方向を上下方向(Z1方向を上方向、Z2方向を下方向)というものとする。また、前後方向及び上下方向に共に直交する方向を幅方向(Y1,Y2方向)というものとする。
プラグコネクタ100はジャックコネクタ20に嵌合するものであり、プラグコネクタ本体101とコンタクトモジュール120を有している。
プラグコネクタ本体101は樹脂成型されており、操作窓113、装着凹部114、ガイドレール115を有している。操作窓113は、直方体形状のプラグコネクタ本体101の上面及び下面に形成されている(下面に形成された操作窓113は図に現れず)。操作窓113は、同軸ケーブル90をプラグコネクタ100から取り外す際に用いる取り外し治具が挿入される孔である。
装着凹部114は、装着凹部114の前方側されている。プラグコネクタ100をジャックコネクタ20に嵌合した際、ジャックコネクタ20のジャック部28は装着凹部114に嵌入する。
ガイドレール115は、装着凹部114の両側に配設されている。ガイドレール115は、ジャックコネクタ20にプラグコネクタ100が嵌合する際、ジャックコネクタ本体21に形成されたガイド溝31に係合する。
コンタクトモジュール120は、図12に示すように同軸ケーブルが接続される同軸コンタクト121と、同軸コンタクトが装着されるホルダ128を有している。
同軸ケーブル90は、図13に示すように、信号を導通する中心導体91と、中心導体91を内部に封止する誘導体92と、誘導体92を囲繞するよう配設され接地電位を与えられる外部導体93と、最外周に配設され外部導体93を被覆する保護被覆94とを有している。
同軸コンタクト121は、図13に示すように、シグナルコンタクト122、同軸絶縁体123、グランドコンタクト124を有している。
シグナルコンタクト122は、先端が尖ったニードル状のコンタクトである。シグナルコンタクト122は、ジャックコネクタ20とプラグコネクタ100を嵌合した際、上段コンタクト23及び下段コンタクト24の信号用接点43,63と電気的に接続される。
シグナルコンタクト122は、同軸絶縁体123に保持されている。同軸絶縁体123は絶縁性樹脂であり、円筒形状を有している。シグナルコンタクト122は、例えば同軸絶縁体123にインサート成形されることにより保持される。
シグナルコンタクト122は、同軸絶縁体123に保持された状態で、同軸絶縁体123の前方に長く延出すると共に後方にも所定の長さ突出する。シグナルコンタクト122の同軸絶縁体123より後方に延出した部分は、同軸ケーブル90の中心導体91と電気的に接続される。これにより、同軸ケーブル90とシグナルコンタクト122は電気的に接続される。
グランドコンタクト124は、筒形状を有したコンタクトである。グランドコンタクト124は、ジャックコネクタ20にプラグコネクタ100が嵌合した際、上段コンタクト23及び下段コンタクト24のグランド用接点53,73と電気的に接続される。
グランドコンタクト124は、固定部125A,125B、コンタクト本体126、係合突起127を有している。
固定部125A,125Bは、グランドコンタクト124の後部に設けられている。固定部125Aは同軸ケーブル90の外部導体93にかしめられ、固定部125Bは同軸絶縁体123にかしめられる。
固定部125Aが外部導体93にかしめられることにより、グランドコンタクト124が同軸ケーブル90に取り付けられる。また、固定部125Aが外部導体93にかしめられることにより、グランドコンタクト124は外部導体93と電気的に接続されてグランド電位となる。なお、固定部125Aと外部導体93との電気的接続を確実にするため、固定部125Aは固定部125Bに対して大きな形状とされている。
固定部125Bが同軸絶縁体123にかしめられることにより、同軸絶縁体123がグランドコンタクト124に固定される。同軸絶縁体123にはシグナルコンタクト122が保持されているため、同軸絶縁体123がグランドコンタクト124に固定されることにより、シグナルコンタクト122はグランドコンタクト124の中央に固定される。
コンタクト本体126は円筒形状を有しており、グランドコンタクト124の前方に形成されている。ジャックコネクタ20にプラグコネクタ100が嵌合した際、コンタクト本体126がグランド用接点と接続する。
係合突起127はコンタクト本体126に一体的に形成されており、コンタクト本体126の外周面から外方に向けて突出するよう形成されている。係合突起127は、同軸コンタクト121がホルダ128に挿入された際、ホルダ128に形成された操作窓131に嵌入しホルダ128と係合する。
ホルダ128は、同軸コンタクト121を保持するものである。ホルダ128は直方体形状を有しており、絶縁性樹脂により形成されている。ホルダ128は、操作窓131、ガイド132、コンタクト挿入孔133を有している。
操作窓131はホルダ128の上面に形成されており、コンタクト挿入孔133と連通するよう形成されている。コンタクト挿入孔133はホルダ128を前後方向に貫通して形成されている。ガイド132は、ホルダ128の背面において、コンタクト挿入孔133の形成位置の下部に形成されている。
ホルダ128は、プラグコネクタ本体101に装着される。
同軸コンタクト121をホルダ128に装着した後、プラグコネクタ本体101にホルダ128を装着することにより、同軸コンタクト121はプラグコネクタ本体101に装着される。
図12に示すコンタクトモジュール120は、プラグコネクタ本体101の下段に配置されるものであり、ホルダ128に5本の同軸コンタクト121が装着された構成である。図示は省略するが、プラグコネクタ本体101の上段に配設されるコンタクトモジュール120は、4本の同軸コンタクト121をホルダ128に装着した構成である。
上段用及び下段用のコンタクトモジュール120をプラグコネクタ本体101に装着することにより、図11に示すプラグコネクタ100が作製される。
同軸コンタクト121をホルダ128に装着する処理について、詳述する。
同軸コンタクト121をホルダ128に装着するには、ホルダ128の背面に突出するガイド132に同軸コンタクト121の前端を載置し、ガイド132に沿って同軸コンタクト121をコンタクト挿入孔133に挿入する。
同軸コンタクト121がコンタクト挿入孔133の所定位置まで挿入されると、係合突起127は操作窓131内に嵌入し操作窓131の内壁と係合する(なお、以下の説明では操作窓131の内壁と係合することを、単に操作窓131に係合するということがある)。
係合突起127が操作窓131に係合することにより、同軸コンタクト121のホルダ128に対する移動(X1方向への移動)は規制され、よって同軸コンタクト121はホルダ128に固定された状態となる。
係合突起127と操作窓131との係合は、解除ができるよう構成されている。具体的には、係合突起127と操作窓131とが係合した状態で、操作窓131から治具を挿入して係合突起127を変位操作することにより、係合突起127と操作窓131との係合が解除される。
係合突起127と操作窓131との係合が解除された状態で同軸コンタクト121を後方に引き抜くことにより、同軸コンタクト121をホルダ128から取り外すことができる。
コンタクトモジュール120をプラグコネクタ本体101に装着した状態で、ホルダ128に形成された操作窓131と、プラグコネクタ本体101に形成された操作窓113は対向するよう構成されている。よって、プラグコネクタ本体101に形成された操作窓113から治具を挿入することで、ホルダ128に形成された操作窓131に係合した係合突起127の係合を解除できる。
よって、メンテナンス等によりプラグコネクタ本体101又はホルダ128から同軸コンタクト121を取り外す必要が生じても、操作窓113,131から治具を挿入して係合突起127と操作窓131との係合を解除するだけで、容易にプラグコネクタ本体101又はホルダ128から同軸コンタクト121を取り外すことができる。また、同軸コンタクト121のホルダ128への装着は、同軸コンタクト121をホルダ128に挿入するだけでよい。
このように本実施形態に係るプラグコネクタ100では、同軸コンタクト121はホルダ128に着脱可能な構成となっている。よって、ホルダ128(プラグコネクタ本体101)に対する同軸コンタクト121の装着脱を容易に行うことができ、組み立て処理及びメンテナンス処理等を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では同軸コンタクト121をホルダ128に装着した後、ホルダ128をプラグコネクタ本体101に装着する例を示した。しかしながら、先にプラグコネクタ本体101にホルダ128を装着しておき、その後に同軸コンタクト121をプラグコネクタ本体101に装着されたホルダ128に装着してもよい。
図14〜図15は、同軸コンタクト121に配設されるグランド共通部材を示す斜視図である。なお、図14〜図15において、図11〜図13に示した構成と対応する構成については同一符号を付して、その説明を省略する。
図11に示したプラグコネクタ100及び図12に示すコンタクトモジュール120では、複数配設される同軸コンタクト121のグランドコンタクト124はそれぞれ独立しており共通化されていなかった。
これに対して図14に示すコンタクトモジュール120Aは、ホルダ128の前面にグランド共通部材140Aを配設している。グランド共通部材140Aは、導電性金属よりなる板状の部材である。
グランド共通部材140Aには、ホルダ128から前方に突出したグランドコンタクト124が挿入される接続孔141Aが形成されている。グランド共通部材140Aがホルダ128の前面に装着されることにより、接続孔141Aにはグランドコンタクト124が挿入される。これによりグランド共通部材140Aに挿入された各グランドコンタクト124はグランド共通部材140Aにより共通に接続された構成となる。
図15は、プラグコネクタ本体101に装着されるグランド共通部材140Bを示している。
グランド共通部材140Bは、プラグコネクタ本体101に配設された同軸コンタクト121(グランドコンタクト124)に対応して、上段に4個の接続孔141Bが形成され、下段に5個の接続孔141Bが形成されている。グランド共通部材140Bがプラグコネクタ本体101に装着されることにより、9個のグランドコンタクト124を共通電位に接続することが可能になる。
図16は、複数のグランドコンタクト124を共通接続するグランド共通部材140Cをプラグコネクタ本体101の後方に設けたものである。
図12に示すように、グランドコンタクト124、具体的には、外部導体93にかしめられたグランドコンタクト124の固定部125Aがホルダ128の後方に突出している。グランド共通部材140Cは、ホルダ128の後方に突出した複数のグランドコンタクト124を共通接続するよう構成されている。このように、複数のグランドコンタクト124を共通接続する位置は、ホルダ128の前方に限定されるものではなく、後方において共通接続する構成としてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 基板
10 コネクタ
20 ジャックコネクタ
21 ジャックコネクタ本体
22 ブラケット
23 上段コンタクト
24 下段コンタクト
25 ねじ
28 ジャック部
29 上段孔
30 下段孔
31 ガイド溝
32 基板装着部
36 挿通孔
37 コンタクト係合部
40,60 信号コンタクト
41,61 グランドコンタクト
42 モールド部
43,63 信号用接点
44,64 信号用ターミナル
45,65,55,75 接点
46,66 被押圧部
53,73 グランド用接点
54,74 グランド用ターミナル
56,76 被押圧部
57,77 連結部
58 モールド部本体
59 壁部
81 上段用溝
81A 上段用中央溝
81B 上段用側方溝
81a 溝底面
83 下段用溝
83A 下段用中央溝
83B 下段用側方溝
85 上段用挿入溝
85a 本体挿入部
90 同軸ケーブル
100 プラグコネクタ
101 プラグコネクタ本体
111 モジュール装着孔
113,131 操作窓
114 装着凹部
120 コンタクトモジュール
121 同軸コンタクト
122 シグナルコンタクト
123 同軸絶縁体
124 グランドコンタクト
127 係合突起
128 ホルダ
140A〜140C グランド共通部材
141A〜141C 接続孔

Claims (2)

  1. 同軸ケーブルが接続され、ジャックコネクタに嵌合されるコネクタにおいて、
    同軸ケーブルの中心導体に接続されるシグナルコンタクトと、前記シグナルコンタクトを囲うように配設されると共に前記同軸ケーブルの外部導体に接続されるグランドコンタクトとを有するコンタクトモジュールと、
    前記コンタクトモジュールが装着される装着部を有するホルダとを有し、
    前記ホルダに前記装着部と連通する窓部を形成し、
    前記グランドコンタクトに、前記コンタクトモジュールが前記ホルダに装着された際、前記窓部に離脱可能に係合する係合突起を設けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ホルダに複数の前記コンタクトモジュールを配設すると共に、
    複数の前記グランドコンタクトを電気的に接続するグランドコンタクト接続部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2018212124A 2018-11-12 2018-11-12 コネクタ Pending JP2019021649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018212124A JP2019021649A (ja) 2018-11-12 2018-11-12 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018212124A JP2019021649A (ja) 2018-11-12 2018-11-12 コネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015041571A Division JP6444775B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019021649A true JP2019021649A (ja) 2019-02-07

Family

ID=65355914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018212124A Pending JP2019021649A (ja) 2018-11-12 2018-11-12 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019021649A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05343122A (ja) * 1992-06-09 1993-12-24 Fujikura Ltd コネクタハウジングおよびコネクタ
JP2002270311A (ja) * 2000-08-30 2002-09-20 Molex Inc 同軸ケーブル用電気コネクタ及びその製法
JP2006012710A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Yazaki Corp コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05343122A (ja) * 1992-06-09 1993-12-24 Fujikura Ltd コネクタハウジングおよびコネクタ
JP2002270311A (ja) * 2000-08-30 2002-09-20 Molex Inc 同軸ケーブル用電気コネクタ及びその製法
JP2006012710A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Yazaki Corp コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6444775B2 (ja) コネクタ
US10020603B1 (en) Fine pitch high density high-speed orthogonal card edge connector
EP2665133A1 (en) Connector
JP5947640B2 (ja) 端子金具と基板の接続構造
US9871326B2 (en) Connector with preformed metallic tubular mounting bracket
WO2010032342A1 (ja) 電気コネクタ
US10741974B2 (en) Electrical connector
JP4922612B2 (ja) 電気コネクタ
JP2018006183A (ja) シールドコネクタ
JP7419146B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP2011238495A (ja) コネクタ及びそれを有する半導体試験装置
KR20150095549A (ko) 커넥터
JP2018092780A (ja) 抜け防止構造を備えたコネクタ装置
US20190036236A1 (en) Terminal, and electrical connector
JP2017084775A (ja) ケーブルコネクタ
KR20130047712A (ko) 회로기판 수직 접속용 커넥터 조립체
JP4613128B2 (ja) コネクタ
JP2019021649A (ja) コネクタ
JP6681655B2 (ja) 同軸コネクタ
US20170352996A1 (en) Connector assembly and connector assembly mounted structure
JP2015022968A (ja) コネクタ
JP2017195058A (ja) 電線用コネクタ
JP2009205998A (ja) カードコネクタ
JP4097231B2 (ja) ソケット
JP5943692B2 (ja) 電線対基板コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200310