JP2019021247A - 生産計画作成装置、生産計画作成方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送手段を使った配送のリードタイムを小さくすることができる生産計画作成装置、生産計画作成方法およびプログラムを提供する。【解決手段】生産計画作成装置1が、顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得部10と、輸送手段が運航する予定を表す運航予定情報を記憶する運航予定情報記憶部17と、輸送手段の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報を記憶する作業所要期間情報記憶部18と、運航予定情報と作業所要期間情報と注文情報とに基づいて、製品を顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成部11と、製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得部12と、出荷予定情報と在庫情報とに基づいて、製品の生産計画を作成する生産計画作成部13とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、生産計画作成装置、生産計画作成方法およびプログラムに関する。
製品の製造・販売を行う際に、生産および輸送の所要期間を考慮して、生産計画を作成する技術が開発されている。特許文献1には、複数の工程を経て製品を生産するシステムにおいて、各工程に設定した生産所要期間と輸送所要期間の標準値を参照して、各工程の在庫量を決定する技術が開示されている。また、特許文献1には、実績に基づいて、各工程に設定した生産所要期間と輸送所要期間の標準値を適宜修正する技術も開示されている。一方、特許文献2には、船による輸送の運行計画を自動作成するシステムが開示されている。
製品の生産計画を作成する際、例えば船舶、航空機等の輸送手段の運行予定情報を把握できない場合は、配送のリードタイムを考慮して、配送の所要期間を長く見積もる必要がある。しかし、配送の所要期間を長く見積もると、顧客からの短納期の注文に対応できず、また、早く在庫を確保する必要が生じるため、倉庫に過剰な在庫量が発生するという問題がある。
このような問題に対して、特許文献1に開示された技術を適用しても、輸送手段の具体的な運行予定は不明であり、配送のリードタイムを多く見積もる必要があるという問題は解決できない。また、特許文献2に開示されたシステムを適用しても、輸送手段の運行計画を作成することしかできず、生産計画には反映されない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、輸送手段を使った配送のリードタイムを小さくすることができる生産計画作成装置、生産計画作成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、生産計画作成装置は、顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得部と、顧客への製品の配送に使用する輸送手段が運航する予定を表す運航予定情報を記憶する運航予定情報記憶部と、輸送手段の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報を記憶する作業所要期間情報記憶部と、運航予定情報記憶部が記憶する運航予定情報と、作業所要期間情報記憶部が記憶する作業所要期間情報と、注文情報取得部が取得した注文情報とに基づいて、製品を顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成部と、製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得部と、出荷予定情報作成部が作成した出荷予定情報と在庫情報取得部が取得した在庫情報とに基づいて、製品の生産計画を作成する生産計画作成部と、を備える。
本発明によれば、輸送手段の運航予定と輸送手段の使用に必要な作業の所要期間とに基づいて製品の出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成部と、作成した出荷予定情報と製品の在庫情報とに基づいて製品の生産計画を作成する生産計画作成部とを備えることによって、輸送手段を使った配送のリードタイムを小さくすることができる生産計画作成装置、生産計画作成方法およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明の生産計画作成装置を、海外に輸出する製品の生産計画作成に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る製品は、エアコン、冷蔵庫、換気扇などの家電製品である。図1に示すように、これらの製品は、生産拠点100で生産され、倉庫拠点200に搬入される。そして、海外の顧客への配送を開始すると、製品は、出港地300に配送される。出港地300では、担当者がコンテナへの梱包、通関等の作業を行って、輸送船600に積載する。そして、輸送船600は、出港地300を出港し、入港地400に入港する。そして、現地の担当者が、製品を納入地500に納入する。以下、配送とは、製品が倉庫拠点200を出発してから、輸送船600の出港地300および入港地400を経て、納入地500に到着するまでを指すものとする。
次に、本実施の形態に係る生産計画作成装置1が備える機能について、図2を参照して説明する。生産計画作成装置1は、顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得部10を備える。また、生産計画作成装置1は、輸送船600が運航する予定を表す運航予定情報を記憶する運航予定情報記憶部17と、輸送船600の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報を記憶する作業所要期間情報記憶部18とを備える。
生産計画作成装置1は、さらに、注文情報取得部10が取得した注文情報と、運航予定情報記憶部17が記憶する運航予定情報と、作業所要期間情報記憶部18が記憶する作業所要期間情報とに基づいて、製品を顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成部11を備える。
生産計画作成装置1は、さらに、作成した出荷予定情報を記憶する出荷予定情報記憶部19を備える。また、生産計画作成装置1は、製品の在庫情報を取得する在庫情報取得部12を備える。
生産計画作成装置1は、さらに、製品の安全在庫情報を記憶する安全在庫情報記憶部20を備える。安全在庫情報とは、製品の欠品を防ぎ、安定した供給を可能にするための基準となる、注文に対して引き当てられていない在庫量である安全在庫量を示す情報である。
生産計画作成装置1は、さらに、出荷予定情報作成部11が作成した製品の出荷予定情報と、在庫情報取得部12が取得した在庫情報と、安全在庫情報記憶部20が記憶する安全在庫情報とに基づいて、生産計画を作成する生産計画作成部13を備える。
生産計画作成装置1は、さらに、出荷予定情報記憶部19が記憶する他の顧客への製品の出荷予定情報を更新する出荷予定情報更新部14を備える。
生産計画作成装置1は、さらに、製品の配送実績を取得する配送実績取得部15を備える。そして、生産計画作成装置1は、配送実績取得部15が取得した配送実績に基づいて、運航予定情報記憶部17が記憶する運航予定情報または作業所要期間情報記憶部18が記憶する作業所要期間情報を更新する配送実績反映部16を備える。
次に、生産計画作成装置1のハードウェア構成について、図3を参照して説明する。生産計画作成装置1は、各種の処理を実行する制御部30と、各種情報を記憶する記憶部40と、入力を受け付ける入力部50と、各種情報を表示する表示部60とを備える。
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)31とRAM(Random Access Memory)32とROM(Read Only Memory)33とを備える。
CPU31は、記憶部40に記憶されているプログラムをRAM32に読み出して実行することにより、後述する各種処理を実行する。
RAM32は、揮発性メモリを備え、CPU31の作業領域として用いられる。
ROM33は、フラッシュメモリ、有機メモリ等の不揮発性メモリを備え、CPU31が実行するこの生産計画作成装置1の基本動作のための制御プログラム、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する。
記憶部40は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等を備え、後述する各種情報およびプログラムを記憶する。
入力部50は、キーボード、マウス等の情報入力部品を備え、顧客情報、注文情報等の各種情報を入力する。
表示部60は、ディスプレイ、プリンタ等の情報出力部品を備え、各種情報を表示する。
次に、生産計画作成装置1が取り扱う各種情報について、図面を参照して説明する。生産計画作成装置1は、製品を注文する顧客のマスタ情報である顧客情報を取り扱う。顧客情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。顧客情報は、図4に示すように、顧客を特定する「顧客ID」、顧客の名称を表す「顧客名称」、顧客の所在国を表す「顧客所在国」、顧客の住所を表す「顧客住所」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、製品を保管する倉庫のマスタ情報である倉庫情報を取り扱う。倉庫情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。倉庫情報は、図5に示すように、倉庫を特定する「倉庫ID」、倉庫の名称を表す「倉庫名称」、倉庫の所在国を表す「倉庫所在国」、倉庫の住所を表す「倉庫住所」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、製品のマスタ情報である製品情報を取り扱う。製品情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。製品情報は、図6に示すように、製品を特定する「製品ID」、製品の名称を表す「製品名称」、製品の価格を表す「価格」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、倉庫ごとに保管された製品の在庫量を表す在庫情報を取り扱う。在庫情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。または、在庫情報は別の記憶装置に記憶されていても良く、その場合、生産計画作成装置1は、図示しない通信部を備え、通信部が別の記憶装置から在庫情報を受信することによって、在庫情報を取得しても良い。在庫情報は、図7に示すように、「倉庫ID」、「製品ID」、倉庫ごとの製品ごとの在庫量を表す「在庫量」、倉庫ごとの製品ごとの引き当て済みの在庫量を表す「引当済在庫量」等の項目を含む。引き当て済みの在庫量とは、すでに注文に引き当てられ、出荷を予定している在庫量である。したがって、新規注文に対して使用可能な在庫量(以下、論理在庫量という)は、「在庫量」から「引当済在庫量」を差し引いた量である。
また、生産計画作成装置1は、輸送船600が運航する予定を表す運航予定情報を取り扱う。運航予定情報は、運航予定情報記憶部17に格納されている。運航予定情報は、図8に示すように、輸送船600を特定する「輸送船ID」、輸送船600の名称を表す「輸送船名称」、輸送船600が出港する出港地300を表す「出港地」、輸送船600が入港する入港地400を表す「入港地」、「所要日数」、「運航周期」、「コンテナ解放日」等の項目を含む。「所要日数」は、「出港地」から「入港地」までの運航にかかる日数である。「運航周期」は、運航する頻度と基準日を表す。例えば、毎週、毎月等の頻度と、金曜日、1日等の基準日とを合わせて、毎週金曜日、毎月1日などの運航周期の情報となる。なお、遠隔地への輸送の場合、輸送船600の「所要日数」、「運航周期」は必ずしも予定通りになるわけではないため、これらの情報はあくまで予定である。また、「コンテナ解放日」は、出港地300のコンテナヤードが解放される日が、出港日から何日前であるかを示している。すなわち、「コンテナ解放日」は、コンテナへの梱包作業を開始できる日が出港日から何日前であるかを示している。
また、生産計画作成装置1は、輸送船600の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報を取り扱う。作業所要期間情報は、作業所要期間情報記憶部18に格納されている。作業所要期間情報は、図9に示すように、作業を特定する「作業ID」、作業の名称を表す「作業名称」、作業の種別を表す「作業種別」、輸送船600が出港する出港地300を表す「出港地」、輸送船600が入港する入港地400を表す「入港地」、作業にかかる日数を表す「所要日数」等の項目を含む。「作業種別」は、出港前に行う作業か、入港後に行う作業かを表す種別情報である。
また、生産計画作成装置1は、製品を顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を取り扱う。出荷予定情報は、出荷予定情報記憶部19に格納されている。出荷予定情報は、図10に示すように、出荷予定を特定する「出荷予定ID」、「倉庫ID」、「製品ID」、出荷予定の製品の量を表す「出荷量」、「顧客ID」、出荷予定の日付を表す「出荷日」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取り扱う。注文情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。注文情報は、図11に示すように、注文を特定する「注文ID」、「顧客ID」、「製品ID」、注文された製品の量を表す「注文量」、注文された製品を納入地500に納品する期限を表す「納期」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、製品を顧客に配送した実績を表す配送実績情報を取り扱う。配送実績情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。または、配送実績情報は別の記憶装置に記憶されていても良く、その場合、生産計画作成装置1は、図示しない通信部を備え、通信部が別の記憶装置から配送実績情報を受信することによって、配送実績情報を取得しても良い。配送実績情報は、図12に示すように、「倉庫ID」、「製品ID」、「注文ID」、「輸送船ID」、製品を顧客に配送した量を表す「配送量」、倉庫を出庫した日付を表す「出庫日」、「作業ID1」、「所要日数1」、「作業ID2」「所要日数2」、「作業ID3」「所要日数3」、輸送手段600が出港地300を出港した日付を表す「出港日」、出港地300を表す「出港地」、輸送手段600が入港地400に入港した日付を表す「入港日」、入港地400を表す「入港地」、配送された製品が納入地500に納品された日付を表す「納品日」等の項目を含む。「作業ID1」、「作業ID2」および「作業ID3」は、輸送船600の使用に必要な作業の作業IDである。「所要日数1」、「所要日数2」および「所要日数3」は、それぞれの作業にかかった日数である。
また、生産計画作成装置1は、は、倉庫ごとの製品の安全在庫量を表す安全在庫情報を取り扱う。安全在庫情報は、安全在庫情報記憶部20に格納されている。安全在庫情報は、図13に示すように、「倉庫ID」、「製品ID」、「安全在庫量」等の項目を含む。
また、生産計画作成装置1は、製品の生産能力を表す生産能力情報を取り扱う。生産能力情報は、入力部50から入力され、記憶部40に格納される。生産能力情報は、図14に示すように、「製品ID」、「生産能力」、「リードタイム」等の項目を含む。ここで、「生産能力」は、1日に生産できる最大生産量を表す。「リードタイム」は、生産日から出荷できる状態になるまでにかかる日数である。
また、生産計画作成装置1は、製品の生産計画を表す生産計画情報を取り扱う。生産計画情報は、生産計画装置1によって作成され、記憶部40に格納される。生産計画情報は、図15に示すように、「製品ID」、製品を生産する日付を表す「生産日」、製品を生産する量を表す「生産量」等の項目を含む。
次に、生産計画作成装置1の動作について、図面を参照して説明する。生産計画作成装置1は生産計画作成処理を定期的に実行する。例えば、1月に2回、1月後の2週間分の生産計画を作成するものとする。ここでは、現在の日付が7月16日であり、生産計画作成装置1は、1月後の8月16日から8月31日までの生産期間における生産計画を作成するものとして説明する。また、製品を製造する生産工場は、製品ごとに1日に生産できる量、すなわち、生産能力が決まっているものとする。
7月16日までに、随時、顧客から注文が入る。担当者は、顧客から注文を受けると、生産計画作成装置1の表示部60に表示される情報を視認しながら、入力部50を操作して、注文情報を入力する。入力された注文情報は、記憶部40に格納される。ここでは、記憶部40に格納された7月16日時点での注文情報が、図11に示す第1レコードであるものとする。
7月16日になると、生産計画作成装置1は、生産計画処理を実行する。図16に示すように、生産計画作成装置1は、生産計画作成処理を開始すると、最初に注文情報を取得する(ステップS11)。すなわち、このステップS11は、顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得ステップとして機能する。次に、生産計画作成装置1は、取得した注文情報ごとに、輸送船600の出港日を決定する(ステップS12)。生産計画作成装置1は、出港日を決定するにあたり、運航予定情報および作業所要期間情報を参照する。ここでは、運航予定情報と作業所要期間情報に、図8および図9に示すデータが格納されている。
生産計画作成装置1は、ステップS12の処理において、ステップS11で取得した図11に示す注文情報を1つずつ処理する。各注文の処理において、運航予定情報および作業所要期間情報を参照して、納期に間に合う輸送船600を検索して抽出し、出港日を決定する。ここでは、注文ID”7001”のレコードに対して処理を実行するものとする。生産計画作成装置1は、図4に示す顧客情報を参照して、顧客ID”1001”である顧客の顧客所在国が”イタリア”であるため、図8に示す運航予定情報を参照して、イタリアに入港する輸送船を検索する。また、図9に示す作業所要期間情報を参照して、作業ID”5003”のレコードから、入港後の納入作業の所要日数1日を得る。
そこで、生産計画作成装置1は、納期である10月3日の1日前の10月2日までに入港する輸送船600を検索する。この場合、輸送船ID”4001”の輸送船が、毎週金曜日に出港し、所要日数が35日であることから、日本を8月26日に出港し、イタリアに9月29日に入港する船が抽出される。このようにして、生産計画作成装置1は、8月26日を出港日に決定する。
次に、生産計画作成装置1は、注文情報ごとに、倉庫拠点200からの出荷日を決定する(ステップS13)。このとき、生産計画作成装置1は、図9に示す作業所要期間情報を参照して、出港前の作業の所要日数を算出する。ここでは、生産計画作成装置1は、作業所要期間情報から出港地が”日本”、入港地が”イタリア”である作業を検索することによって、作業ID”5001”および作業ID“5002”のレコードから、出港前のコンテナ梱包作業および通関作業の所要日数が、それぞれ1日、2日であることを取得する。そして、生産計画作成装置1は、これらの日数を合計して、出港前作業の所要日数を3日と算出する。
そして、生産計画作成装置1は、図8に示す運航予定情報のコンテナ解放日を参照して、倉庫拠点200からの出荷が可能な日(以後、倉庫拠点出荷可能日という)を算出する。具体的には、倉庫拠点出荷可能日は、範囲で規定され、初日はコンテナ解放日であり、終日は算出した出港前作業の所要日数分だけ出港日より前の日である。この場合、ステップS12で抽出された輸送船ID“4001”の輸送船600のコンテナ解放日が出港日の5日前であるため、ステップS12で決定された出港日である8月26日の5日前である8月21日から、8月26日の3日(ステップS13で抽出したコンテナ梱包作業と通関作業の所要日数の合計日数)前である8月23日までが、倉庫拠点出荷可能日とする。そして、生産計画作成装置1は、後述するように別の短納期の注文に対して生産日を調整できるようにするために、倉庫拠点出荷可能日のうちの初日を倉庫拠点200からの出荷日とする。したがって、生産計画作成装置1は、この場合、8月21日から8月23日までの倉庫拠点出荷可能日のうち、最初の日である8月21日を倉庫拠点200からの出荷日とする。
また、生産計画作成装置1は、注文ごとに倉庫拠点200からの出荷日を決定すると、図10に示すような、製品を顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を記憶部40に作成する。すなわち、このステップS13は、出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成ステップとして機能する。ここでは、生産計画作成装置1は、図10に示す第1レコードを登録したものとする。
次に、生産計画作成装置1は、製品ごとの在庫量および安全在庫量を取得する(ステップS14)。具体的には、生産計画作成装置1は、製品ごとの在庫量を在庫情報から取得する。前述の通り、在庫情報取得部12は、記憶部40に格納されている在庫情報を取得しても良いし、別の記憶装置から受信しても良い。すなわち、このステップS14は、製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得ステップとして機能する。また、生産計画作成装置1は、製品ごとの安全在庫量を安全在庫情報から取得する。安全在庫情報が図13に示す通りであるとすれば、生産計画作成装置1は、注文された製品の製品IDと、ステップS13で作成した出荷予定情報の倉庫IDとを指定して安全在庫情報から検索することにより、第1レコードを取得して、倉庫ID”2001”、製品ID“3001”の安全在庫量150を得る。
続いて、生産計画作成装置1は、製品ごとに、生産期間内の日別の生産量を算出する(ステップS15)。生産計画作成装置1は、注文ごとに作成した出荷予定情報と、ステップS14で取得した製品ごとの在庫量および安全在庫量を参照して、製品ごとの生産量を算出する。具体的には、以下の条件を満たすように生産量を決定する。第1の条件は、出荷予定情報から出荷日ごとに出荷量の分在庫が減るため、それに対応できる量を生産する。言い換えると、出荷量を確保できるだけの生産量とする。第2の条件は、生産能力情報を参照して、1日の生産能力を超えない生産量とする。第3の条件は、他の条件を満たす範囲内において、できるだけ、在庫量が安全在庫量となるようにする。生産計画作成装置1は、これらの条件を満たすように、製品ごとに、日別の生産量を算出する。
例えば、本例では、図14に示す生産能力情報の第1レコードから製品ID”3001”の1日の生産能力は30であり、図7に示す在庫情報の第1レコードから倉庫ID”2001”における製品ID”3001”の論理在庫量は在庫量150から引当済在庫量10を差し引いた140である。出荷日の論理在庫量は、現在の論理在庫量から、出荷日までの出荷量、生産量によって増減する。したがって、生産計画作成装置1は、出荷予定情報および生産計画情報を参照して、出荷日の論理在庫量を算出する。ここでは、出荷日までの出荷および生産は予定されていないものとする。すなわち、出荷日の論理在庫量も140である。したがって、出荷日の在庫量が出荷量と同じ200以上あれば、出荷量を確保できるだけの生産量であると言えるため、第1の条件を満たす。そこで、生産計画作成装置1は、生産能力情報のリードタイムを参照して、生産日から出荷日までのリードタイムとして3日を取得して、出荷日である8月21日の3日前の8月18日に論理在庫量が200以上になるように計画する。
このとき、できるだけ第3の条件を満たすようにするので、生産計画作成装置1は、生産期間の初日の8月16日に30、8月17日に30、8月18日に30、8月19日に30、8月20日に30、8月21日に30、8月22日に30を、それぞれ生産する計画を作成する。これにより、8月18日の論理在庫量は、8月16日から18日の生産量の合計90と出荷日の論理在庫量140を合計した230となり、出荷量の200以上となるため、第1の条件を満たす。各日の生産量は生産能力の30以下であるため、第2の条件を満たす。また、8月22日の論理在庫量は、8月16日から8月22日までの生産量の合計の210と現在の論理在庫量の140を合計し、出荷量200を差し引いた150となり、安全在庫量以上となるため、第3の条件を満たす。
続いて、生産計画作成装置1は、前倒し生産量を算出する(ステップS16)。ここでは、生産計画を作成している対象の生産期間の次の生産期間で出荷を予定している注文がある場合に、その出荷分を前倒しで生産する量を決定する。例えば、9月1日に20、9月2日に40、9月3日に50の出荷を予定している場合、これらを合計した110を前もって生産する。前倒し生産計画では、できるだけ生産能力ぎりぎりでなく、少し余裕を持って生産する計画にすることが好ましい。例えば、8月25日に20、8月26日に20、8月27日に20、8月28日に20、8月29日に20、8月30日に10とする。
生産計画作成装置1は、前倒し生産量を含めて、生産計画を決定する(ステップS17)。すなわち、このステップS17は、製品の生産計画を作成する生産計画作成ステップとして機能する。生産計画作成装置1は、決定した生産計画を表す図15に示すような生産計画情報を、記憶部40に記憶する。
また、生産計画作成装置1は、短納期の注文に対する出荷調整を行うための出荷調整処理を実行する。出荷調整とは、ここでは、対象の注文と同じ製品の他の注文の出荷日を、倉庫拠点出荷可能日の範囲内で変更することによって、対象の注文の納期を間に合わせることを意味する。生産計画作成装置1は、顧客から注文が入り、担当者が注文情報を入力すると、出荷調整処理を実行する。生産計画作成装置1は、図17に示すように、出荷調整処理を開始すると、短納期の注文であるか否かを判定する(ステップS21)。短納期の注文とは、次回以降の生産期間の生産では納期に間に合わない注文を意味する。生産能力、リードタイム等を考慮する必要があるため、厳密に次回以降の生産期間でないと間に合わないかどうかの判定は、生産計画を作成しないとわからない。したがって、このステップでは、倉庫拠点出荷可能日を算出するとともに、仮に次回の生産期間の初日に生産したものとした場合に倉庫を出庫する日付を算出して、その日付が倉庫拠点出荷可能日より後となる注文を短納期の注文であると判定する。
例えば、7月20日に、図11に示す注文情報の第2レコードが登録された場合、生産計画作成装置1は、この注文の倉庫拠点出荷可能日を生産計画作成処理と同様に算出する。そして、生産計画作成装置1は、出荷日が次回の生産期間の初日である9月1日よりも前であることから、この注文を短納期の注文であると判定する。
生産計画作成装置1は、短納期の注文でないと判定すると(ステップS21:No)、処理を終了する。一方、生産計画作成装置1は、短納期の注文であると判定すると(ステップS21:Yes)、この注文が出荷可能であるか否かを判定する(ステップS22)。生産計画作成装置1は、在庫情報を取得して、他の注文に引き当てられていない論理在庫量を算出する。そして、倉庫拠点出荷可能日のうち、初日を出荷日として仮置きし、その日に出荷が可能か否かを算出した論理在庫量から判断する。在庫不足となる場合、2日目を出荷日として仮置きし、同様に判断する。このように、倉庫拠点出荷可能日の中で、在庫不足にならずに出荷が可能な日があれば、その日を出荷日とする。
出荷可能と判定すると(ステップS22:Yes)、生産計画作成装置1は、倉庫拠点出荷可能日の中で、在庫不足とならずに出荷可能な日を出荷日と決定する(ステップS23)。
一方、出荷可能でないと判定すると(ステップS22:No)、生産計画作成装置1は、他の注文との調整が可能か否かを判定する(ステップS24)。生産計画作成装置1は、出荷予定情報を参照して、対象の注文と同じ製品の他の注文の出荷予定がある場合、その注文の出荷日を遅らせることによって、対象の注文の出荷が可能になるかどうかを判定する。例えば、生産計画作成装置1は、図10の出荷予定情報の第1レコードを取得して、他の注文の出荷日8月21日を得る。そして、生産計画作成装置1は、生産計画作成処理と同様にして、注文情報から倉庫拠点出荷可能日を算出する。この場合、生産計画作成処理のステップS13で説明した処理と同様の処理を実行するため、算出した倉庫拠点出荷可能日が8月21日から8月23日である。そして、生産計画作成装置1は、倉庫拠点出荷可能日の範囲内で、出荷日を1日ずつ後ろ倒しにして、他の注文の出荷を遅らせるかわりに、対象の注文の出荷量が足りるかどうかを確認する。この場合、注文ID”7001”の出荷日を8月22日に変更して、注文ID”7002”の出荷が可能になるか否かを確認し、それでも出荷が可能でなければ、注文ID”7001”の出荷日を8月23日に変更して、注文ID”7002”の出荷が可能になるか否かを確認する。
このようにして、生産計画作成装置1は、対象の注文と同じ製品の他の注文の出荷日を、倉庫拠点出荷可能日の範囲内で変更することによって、対象の注文の出荷が可能になるか否かを判定する。そして、生産計画作成装置1は、他の注文との調整が可能と判定すると(ステップS24:Yes)、他の注文と対象の注文の出荷日を判定結果にしたがって決定する(ステップS25)。生産計画作成装置1は、他の注文の出荷予定情報を更新し、対象の注文の出荷予定情報を新たに登録する。
一方、生産計画作成装置1は、他の注文との調整が可能でないと判定すると(ステップS24:No)、納期を考慮しない最短の出荷日を決定する(ステップS26)。生産計画作成装置1は、対象の注文について、倉庫拠点出荷可能日の範囲内で出荷日を決定せず、1日ずつ後ろ倒して出荷が可能な日を決定する。例えば、注文ID”7002”の出荷日を8月25日にすれば、出荷のための出荷量を確保できる見込みであれば、8月25日を出荷日とする。
以上で、生産計画作成装置1は、納期調整処理を終了する。このようにして、生産計画作成装置1は、短納期の注文に対して、他の注文との調整を行って、出荷日を決定する。また、他の注文との調整ができなければ、納期を遵守できなくても、最短の出荷日を決定する。
また、生産計画作成装置1は、定期的に、例えば毎月1回、配送実績から運航予定情報および作業所要期間情報を更新する。生産計画作成装置1は、配送実績情報を取得して、輸送船600を使用して配送を行った注文に対して、各輸送船600の出港日、入港日の実績から、運航予定情報の所要日数、運航周期を更新する。また、配送実績情報の所要日数1、所要日数2、所要日数3から、作業所要期間情報を更新する。例えば、図12の第1レコードから、輸送船ID”4001”の運航は8月26日から10月1日までであることから、所要日数36日を算出し、運航予定情報の所要日数を36日に更新する。また、作業ID”5002”の所要日数が3日であることから、作業所要期間情報の作業ID”5002”のレコードの所要日数を3に更新する。
また、生産計画作成装置1は、定期的に、例えば毎月1回、安全在庫情報を更新する。例えば、生産計画作成装置1は、過去のすべての注文についての短納期の注文量と短納期でない注文量を記憶部40に格納しておく。そして、生産計画作成装置1は、出荷調整処理のステップS21における短納期の注文か否かの判定結果により、記憶部40に格納された過去のすべての注文についての短納期の注文量と短納期でない注文量を更新する。そして、生産計画作成装置1は、毎月1回の安全在庫情報の更新処理において、記憶部40に格納された過去のすべての注文についての短納期の注文量と短納期でない注文量とに基づいて、短納期でない注文率を算出する。続いて、生産計画作成装置1は、安全在庫量=(短納期でない注文量÷短納期でない注文率×納期遵守率)−(短納期でない注文量)として算出する。納期遵守率は、短納期でない注文への納期をどの程度遵守することを目標とするかを表すパラメータであり、例えば、95%とする。仮に、短納期でない注文量が100、短納期でない注文率30%であるときは、安全在庫量=(100÷30%×95%)−100であり、約216となる。生産計画作成装置1は、このようにして算出した安全在庫量で、安全在庫情報を更新する。
本実施の形態の生産計画作成装置1は、運航予定情報および作業所要期間情報を備えることによって、輸送船600の運航予定とそれに伴う作業予定を高い精度で予測し、過剰な余剰期間を設定することなく、適正な在庫量の調節が可能となる。
また、本実施の形態の生産計画作成装置1は、配送実績に基づいて、運航予定情報および作業所要期間情報を更新することによって、輸送船600の運航予定とそれに伴う作業予定を高い精度で維持することができる。
また、本実施の形態の生産計画作成装置1は、すでに出荷予定が決まっている注文でも、輸送船600の運航予定とそれに伴う作業予定から、その注文の出荷日を、納期を守ることができる範囲内で調整することができる。これによって、短納期の注文に対して、他の注文を調整して対応することができる。また、他の注文との調整ができなくても、最短の出荷日を算出することで、顧客に対応可能な納期を提示できる。
本実施の形態では、海外に輸出する製品の生産計画作成装置を例示したが、本願発明はこれに限定されない。輸送手段には、船、航空機、鉄道、車、ヘリコプター等が含まれる。また、輸送先は海外に限らず、国内であってもよく、例えば、国内の離島、山奥などの遠隔地には好適である。
上述した、ハードウェア構成、ソフトウェア構成、各種情報の例等は、発明の実施形態の理解を容易にするための例示であり、発明を限定するものではない。
生産計画作成装置1は、専用の装置によらず、通常のコンピュータを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納した記録媒体等から該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する生産計画作成装置を構成してもよい。また、複数のコンピュータが協同して動作することによって、1つの生産計画作成装置を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよい。
また、上述の機能の一部をOS(Operation System)が提供する場合には、OSが提供する機能以外の部分をプログラムで提供すればよい。
1…生産計画作成装置、10…注文情報取得部、11…出荷予定情報作成部、12…在庫情報取得部、13…生産計画作成部、14…出荷予定情報更新部、15…配送実績取得部、16…配送実績反映部、17…運航予定情報記憶部、18…作業所要期間情報記憶部、19…出荷予定情報記憶部、20…安全在庫情報記憶部、30…制御部、31…CPU、32…RAM、33…ROM、40…記憶部、50…入力部、60…表示部、100…生産拠点、200…倉庫拠点、300…出港地、400…入港地、500…納入地、600…輸送船
Claims (5)
- 顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得部と、
前記顧客への前記製品の配送に使用する輸送手段が運航する予定を表す運航予定情報を記憶する運航予定情報記憶部と、
前記輸送手段の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報を記憶する作業所要期間情報記憶部と、
前記運航予定情報記憶部が記憶する運航予定情報と、前記作業所要期間情報記憶部が記憶する作業所要期間情報と、前記注文情報取得部が取得した注文情報とに基づいて、前記製品を前記顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成部と、
前記製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得部と、
前記出荷予定情報作成部が作成した出荷予定情報と前記在庫情報取得部が取得した在庫情報とに基づいて、前記製品の生産計画を作成する生産計画作成部と、を備える、
生産計画作成装置。 - 前記製品を前記顧客に配送した実績を表す配送実績を取得する配送実績取得部と、
前記配送実績取得部が取得した配送実績に基づいて、前記運航予定情報記憶部が記憶する運航予定情報または作業所要期間情報記憶部が記憶する作業所要期間情報を更新する配送実績反映部と、をさらに備える、
請求項1に記載の生産計画作成装置。 - 前記注文情報取得部は、さらに、他の顧客から受けた前記製品の注文の内容を表す注文情報を取得し、
前記出荷予定情報作成部が作成した出荷予定情報を記憶する出荷予定情報記憶部と、
前記運航予定情報記憶部が記憶する前記他の顧客への配送に使用する輸送手段の運航予定情報と、前記運航予定情報記憶部が記憶する運航予定情報と、前記作業所要期間情報記憶部が記憶する作業所要期間情報と、前記他の顧客から受けた前記製品の注文内容を表す注文情報とに基づいて、前記出荷予定情報記憶部が記憶する前記他の顧客への前記製品の出荷予定情報を更新する出荷予定情報更新部と、をさらに備える、
請求項1または2に記載の生産計画作成装置。 - 顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得ステップと、
前記顧客への前記製品の配送に使用する輸送手段が運航する予定を表す運航予定情報と、前記輸送手段の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報と、前記注文情報とに基づいて、前記製品を前記顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成ステップと、
前記製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得ステップと、
前記出荷予定情報作成ステップで作成した出荷予定情報と前記在庫情報取得ステップで取得した在庫情報とに基づいて、前記製品の生産計画を作成する生産計画作成ステップと、を備える、
生産計画作成方法。 - コンピュータに、
顧客からの製品の注文の内容を表す注文情報を取得する注文情報取得ステップと、
前記顧客への前記製品の配送に使用する輸送手段が運航する予定を表す運航予定情報と、前記輸送手段の使用に必要な作業の所要期間を表す作業所要期間情報と、前記注文情報とに基づいて、前記製品を前記顧客に出荷する予定の内容を表す出荷予定情報を作成する出荷予定情報作成ステップと、
前記製品の在庫量を表す在庫情報を取得する在庫情報取得ステップと、
前記出荷予定情報作成ステップで作成した出荷予定情報と前記在庫情報取得ステップで取得した在庫情報とに基づいて、前記製品の生産計画を作成する生産計画作成ステップと、を実行させる、
プログラム。
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