JP2019021233A - 缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法 - Google Patents

缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出するに際して、誤検出の可能性が低減された缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法を提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係る缶蓋検出装置1は、缶蓋C1における特徴部の領域の位置と特徴部の領域の位置に対して相対的に定められた複数の所定領域の位置との情報を記憶する記憶手段20と、缶蓋C1の画像データにおける缶蓋C1の特徴部の位置を検出する特徴部検出手段30と、特徴部検出手段30によって検出された特徴部の位置と、記憶手段20に記憶されている情報と、に基づいて、画像データにおける複数の所定領域を特定する領域特定手段40と、領域特定手段40によって特定された複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する判定手段50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法に関する。
従来から、生産ラインを搬送される缶体の異常を検査すべく、様々な検査装置や検査方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、容器胴部に一体化された蓋部に予め形成された窪み形状部分の表面に光を照射する投光部と、前記投光部からの照射光により前記蓋部で反射した光を受光する受光部とを有する変位センサを備え、前記変位センサで受光した反射光のデータにより前記蓋部の形状データを取得し前記形状データに基づいて前記密封容器の内圧良否を判定する密封容器の検査装置が記載されている。そして、この検査装置は、前記変位センサにより取得した形状データに基づいて前記蓋部の形状を三次元化する三次元化手段と、前記三次元化されたデータに基づいて前記蓋部における窪み形状部分の体積を算出する算出手段と、前記算出された体積値と所定の閾値とを比較して前記密封容器の内圧もしくは形状の良否を判定する判定手段とを備えていることを特徴としている。
特開2015−102360号公報
現在、缶体の缶蓋には、飲料の種類(具体的には、アルコール飲料か否か)が目の不自由な方にも特定可能なように点字が打刻されている。そして、アルコール飲料を内包する缶体の缶蓋には、「おさけ」、「さけ」等を示す点字が打刻されており、一方、アルコール飲料ではない飲料を内包する缶体の缶蓋には、点字が打刻されていない。
このように缶体の缶蓋に打刻された点字は、目の不自由な方にとって、飲料の種類を判別するために重要な役割を担っている。
缶体に飲料を密封する際、底蓋を備えた缶胴に飲料を充填した後、缶蓋をかぶせ、缶胴と缶蓋の端部を巻き締めする。
通常、このような作業は生産ラインで実施されるが、製品を切り替えるタイミング(例えば、アルコール飲料からアルコール飲料ではない飲料)において、誤って当該タイミング前の製品に対して後の製品用の缶蓋が巻き締められてしまったり、当該タイミング後の製品に対して前の製品用の缶蓋が巻き締めてられてしまったりするおそれがある。また、生産ラインにおいて、製品の品種を誤り、異種の缶蓋がセッティングされてしまうおそれもある。
そして、生産ライン上では、巻き締め作業後などのタイミングで水を用いて缶体を洗浄する場合があり、また、缶体に内包される飲料の温度や雰囲気温度・湿度によっては、缶体表面に結露が生じる場合もある。
このような洗浄作業や結露等によって缶蓋表面に水滴が付着してしまうと、点字が打刻された缶蓋であるか否かの判定が極めて難しくなってしまう。
よって、缶蓋表面に水滴が付着するような状況において、前記のように誤って異種の缶蓋を備えた缶体が現れてしまうと、特許文献1のような従来の検査装置では、適切に検出するのは不可能であり、誤検出の多発が想定される。
そこで、本発明は、缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出するに際して、誤検出の可能性が低減された缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法を提供することを課題とする。
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出する缶蓋検出装置であって、缶蓋における特徴部の領域の位置と前記特徴部の領域の位置に対して相対的に定められた複数の所定領域の位置との情報を記憶する記憶手段と、缶蓋の画像データにおける缶蓋の特徴部の位置を検出する特徴部検出手段と、前記特徴部検出手段によって検出された前記特徴部の位置と、前記記憶手段に記憶されている前記情報と、に基づいて、前記画像データにおける複数の所定領域を特定する領域特定手段と、前記領域特定手段によって特定された前記複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する判定手段と、を備える缶蓋検出装置。
(2)前記複数の所定領域とは、缶体がアルコール飲料を内包する旨を示すために当該缶体の缶蓋に打刻される各点字の突出した領域を其々含む領域である前記1に記載の缶蓋検出装置。
(3)前記特徴部は、タブである前記1又は前記2に記載の缶蓋検出装置。
(4)缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出する缶蓋検出方法であって、缶蓋の画像データにおける缶蓋の特徴部の位置を検出する特徴部検出工程と、前記特徴部検出工程において検出された前記特徴部の位置と、缶蓋における特徴部の領域の位置及び前記特徴部の領域の位置に対して相対的に定められる複数の所定領域の位置の情報と、に基づいて、前記画像データにおける複数の所定領域を特定する領域特定工程と、前記領域特定工程において特定された前記複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する判定工程と、を含む缶蓋検出方法。
(5)前記複数の所定領域は、缶体がアルコール飲料を内包する旨を示すために当該缶体の缶蓋に打刻される各点字の突出した領域を其々含む領域である前記4に記載の缶蓋検出方法。
(6)前記特徴部は、タブである前記4又は前記5に記載の缶蓋検出方法。
本発明に係る缶蓋検出装置によれば、判定手段によって複数の所定領域に基づいて缶蓋を判定するため、複数の所定領域の全てに突出形状が存在する缶蓋と、複数の所定領域の一部又は全てにおいて突出形状が存在しない缶蓋と、を適切に判定することができる。
よって、本発明に係る缶蓋検出装置によれば、缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出するに際して、誤検出の可能性を低減することができる。
本発明に係る缶蓋検出方法によれば、判定工程において複数の所定領域に基づいて缶蓋を判定するため、複数の所定領域の全てに突出形状が存在する缶蓋と、複数の所定領域の一部又は全てにおいて突出形状が存在しない缶蓋と、を適切に判定することができる。
よって、本発明に係る缶蓋検出方法によれば、缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出するに際して、誤検出の可能性を低減することができる。
本実施形態に係る缶蓋検出装置の構成を示すブロック構成図である。 点字が打刻された缶蓋の画像データの模式図である。 点字が打刻されていない缶蓋の画像データの模式図である。 点字が打刻されていない缶蓋であって表面に水滴が付着した缶蓋の画像データの模式図である。 本実施形態に係る缶蓋検出方法(本実施形態に係る缶蓋検出装置の動作)のフローチャートである。 比較例に係る缶蓋検出装置による判定方法を説明するための説明図(点字あり、水滴なし)である。 比較例に係る缶蓋検出装置による判定方法を説明するための説明図(点字なし、水滴あり)である。 実施例に係る缶蓋検出装置による判定方法を説明するための説明図(点字あり、水滴なし)である。 実施例に係る缶蓋検出装置による判定方法を説明するための説明図(点字なし、水滴あり)である。
以下、本発明に係る缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法を実施するための形態(実施形態)について、図を参照して説明する。
[缶蓋検出装置の構成]
まず、図1を参照(適宜、図2〜4参照)して、本実施形態に係る缶蓋検出装置の構成について説明する。
缶蓋検出装置1は、カメラ等の撮像装置2によって撮像され入力される缶蓋C1の画像データに基づいて、缶体C群に混在する異種の缶蓋C1aを備えた缶体Cを検出する装置である。そして、缶蓋検出装置1は、画像データ入力手段10と、記憶手段20と、特徴部検出手段30と、領域特定手段40と、判定手段50と、判定結果出力手段60と、を備える。
以下では、生産ライン上を連続して搬送される缶体C群にはアルコール飲料ではない飲料が内包されている場合を想定する。つまり、缶体C群における大半の缶体Cの「缶蓋」は点字が打刻されていない缶蓋C1b、C1c(図3、4)であり、検出すべき「異種の缶蓋」は点字が打刻されている缶蓋C1a(図2)である場合について説明する。
なお、アルコール飲料とは、アルコール分が1度以上の飲料(ビール、発泡酒、その他の醸造酒、リキュール等)であり、アルコール飲料ではない飲料とは、アルコール分が1度未満の飲料(清涼飲料、ノンアルコール飲料等)である。
(画像データ入力手段)
画像データ入力手段10は、カメラ等の撮像装置2を介して缶蓋C1の画像データを入力する手段である。そして、この画像データ入力手段10は、入力した缶蓋C1の画像データを、特徴部検出手段30に出力する。
(記憶手段)
記憶手段20は、領域特定手段40、判定手段50において使用する情報を記憶する手段である。そして、この記憶手段20に記憶されている情報は、領域特定手段40、判定手段50によって読み出される。
記憶手段20から領域特定手段40によって読み出される情報は、缶蓋における特徴部の領域の位置の情報と、特徴部の領域の位置に対して相対的に定められた複数の所定領域の位置の情報である。
詳細には、「特徴部の領域の位置」の情報とは、図2〜4に示すように、缶蓋C1(缶蓋C1を囲む領域R3)に対してタブC2を含む領域R1がいかなる場所に位置するかという情報である。この情報に基づき、缶蓋C1の画像データを領域R3の内部で回転させて、画像データ上のタブC2の位置を領域R1に合わせることによって、画像データの向きを揃えることができる。
また、「複数の所定領域の位置」の情報とは、缶体Cがアルコール飲料を内包する旨を示すために缶蓋C1に打刻される各点字Bの突出した領域を其々含む領域R2の位置情報であり、領域R1の位置に対して相対的に定められている。この情報に基づき、向きを揃えた画像データ上における領域R2を特定することができる。
タブC2を含む領域R1(特徴部C2の領域R1)は、缶蓋C1の画像データの向きを揃える補正(位置補正)を実施するための基準となる領域であるため、タブC2の形状が占める領域と略同一となる領域であるのが好ましい。例えば、特徴部C2の領域R1は、図2に示すように、タブC2の長手方向の長さを一辺とし短手方向の長さを一辺とする長方形の領域とすればよい。
複数の所定領域R2は、それぞれ点字Bを含む領域であればよいが、缶蓋C1の画像データのズレによる誤検出の発生を低減するという観点から、各所定領域R2の面積は、各点字Bの面積の1.5倍以上が好ましく、2.0倍以下が好ましい。
記憶手段20から判定手段50によって読み出される情報は、画像データ上の各所定領域R2における突出形状が点字であるか否かの判断の基準となる情報である。
詳細には、この情報は、画像データにおける各点字の面積値A1よりも小さな面積値A2(A1≧A2)のデータである。なお、面積値A2は、各点字よりも小さな面積値の水滴の影響を排除すべく、0.3×A1以上が好ましく、0.5×A1以下が好ましい。
この面積値A2を記憶手段20に記憶させておくことにより、後記する判定手段50において、各所定領域R2に当該面積値A2よりも大きい面積値の突出形状が存在する場合は、点字が存在すると判断し、当該面積値A2よりも小さい面積値の突出形状が存在する場合は、点字は存在しないと判断(小さな水滴等が存在するだけであると判断)することができる。
(特徴部検出手段)
特徴部検出手段30は、缶蓋C1の画像データにおける缶蓋C1のタブ(特徴部)の位置を検出する手段である。特徴部検出手段30によるタブの位置の検出方法については特に限定されないが、例えば、画像データにおける色の濃淡や明暗に基づいて特定する方法が挙げられる。
そして、この特徴部検出手段30は、検出したタブの位置の情報を領域特定手段40に出力する。
(領域特定手段)
領域特定手段40は、特徴部検出手段30によって検出されたタブ(特徴部)の位置と、記憶手段20に記憶されている情報と、に基づいて、画像データにおける複数の所定領域を特定する手段である。
詳細には、領域特定手段40は、図2〜4に示すように、記憶手段20の情報(「特徴部の領域R1の位置」の情報)に基づいて、缶蓋C1の画像データを領域R3の内部で回転させて、画像データ上のタブC2の位置を領域R1に合わせることによって、画像データの向きを揃える。そして、領域特定手段40は、記憶手段20の情報(「複数の所定領域R2の位置」の情報)に基づいて、画像データ上における複数の所定領域R2を特定する。
そして、この領域特定手段40は、特定した複数の所定領域の情報を判定手段50に出力する。
(判定手段)
判定手段50は、領域特定手段40によって特定された複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する手段である。
詳細には、判定手段50は、図2〜4に示すように、画像データの各所定領域R2において、突出形状の面積値を検出する(突出形状が無い場合は面積値0)。次に、判定手段50は、画像データの各所定領域R2における突出形状の各面積値が所定値以上(記憶手段20から読み出される面積値A2以上)となるか否かを判定する。次に、判定手段50は、全ての所定領域R2において、突出形状(所定値以上の面積値の突出形状)が存在するか否かの結果を出す。
そして、この判定手段50は、判定した結果の情報を判定結果出力手段60に出力する。
判定手段50における突出形状の面積値の検出方法については特に限定されないが、例えば、画像データにおける色の濃淡や明暗に基づき、濃淡の値や明暗の値が基準値以上(又は基準値以下)の部分が突出している部分であると判定し、当該部分の面積値を算出するという方法が挙げられる。
(判定結果出力手段)
判定結果出力手段60は、判定手段50から入力された判定結果を外部に出力する手段である。この判定結果出力手段60は、例えば、異種の缶蓋を検出した場合に音や光を発する警報装置、異種の缶蓋を備える缶体を生産ライン上から除外するような装置、全ての結果を表示できるモニター等に結果を出力する。
なお、画像データ入力手段10、特徴部検出手段30、領域特定手段40、判定手段50、判定結果出力手段60は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラムの実行処理や、専用回路等によって実現される。
また、記憶手段20は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の一般的な記憶装置で構成することができる。
[本実施形態に係る缶蓋検出方法(缶蓋検出装置の動作)]
次に、本実施形態に係る缶蓋検出方法について、図5を参照(適宜、図1〜4参照)して説明する。なお、前記した本実施形態にかかる缶蓋検出装置の動作も併せて説明する。
本実施形態に係る缶蓋検出方法は、画像データ入力工程S1と、特徴部検出工程S2と、領域特定工程S3と、判定工程S4と、を含む。
以下、本実施形態に係る缶蓋検出方法の各工程について説明する。
(画像データ入力工程)
画像データ入力工程S1は、缶蓋の画像データを缶蓋検出装置1に入力する工程である。
具体的には、画像データ入力工程S1では、カメラ等の撮像装置2が撮像した缶蓋の画像データが画像データ入力手段10に入力される。
(特徴部検出工程)
特徴部検出工程S2は、缶蓋の画像データにおける缶蓋のタブ(特徴部)の位置を検出する工程である。
詳細には、特徴部検出工程S2では、画像データ入力手段10から入力された図2〜4に示すような缶蓋C1の画像データにおいて、缶蓋C1のタブC2の位置を検出する。特徴部検出工程S2でのタブC2の位置の検出方法については特に限定されないが、例えば、画像データにおける色の濃淡や明暗に基づいて特定する方法が挙げられる。
なお、特徴部検出工程S2でのタブの位置の検出や、後記する判定工程S4での突出形状の面積値の検出を好適に実施できるように、画像データ上での色の濃淡や明暗を明瞭にすべく、図1に示す環状の光源Lの光度、生産ライン上を搬送される缶体Cの上端部と光源Lとの上下方向の間隔等を適宜設定しておくのが好ましい。
(領域特定工程)
領域特定工程S3は、特徴部検出工程S2において検出されたタブ(特徴部)の位置と、缶蓋におけるタブの領域の位置及びタブの領域の位置に対して相対的に定められる複数の所定領域の位置の情報と、に基づいて、画像データにおける複数の所定領域を特定する工程である。
詳細には、領域特定工程S3では、図2〜4に示すように、記憶手段20の情報(「特徴部の領域R1の位置」の情報)に基づいて、缶蓋C1の画像データを領域R3の内部で回転させて、画像データ上のタブC2の位置を領域R1に合わせることによって、画像データの向きを揃える。そして、記憶手段20の情報(「複数の所定領域R2の位置」の情報)に基づいて、画像データ上における複数の所定領域R2を特定する。
(判定工程)
判定工程S4は、領域特定工程S3において特定された複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する工程である。
詳細には、判定工程S4では、図2〜4に示すように、画像データの各所定領域R2において、突出形状の面積値を検出する(突出形状が無い場合は面積値0)。次に、画像データの各所定領域R2における突出形状の各面積値が所定値以上(記憶手段20から読み出される面積値A2以上)となるか否かを判定する。次に、全ての所定領域R2において、突出形状(所定値以上の面積値の突出形状)が存在するか否かの結果を出す。
この判定工程S4での具体的な判定方法を、図2〜4を用いて以下に説明する。
図2は、缶蓋C1の表面に点字Bが存在し、水滴が存在しない場合の画像データである。
まず、判定工程S4では、9つの所定領域R2における突出形状である点字の面積値A1を検出する。次に、9つの所定領域R2における点字Bの各面積値A1は所定値A2以上となると判定(A1≧A2)する。つまり、「9つ全ての所定領域R2において所定値以上の面積値の突出形状が存在する」に該当すると判定し、点字Bが打刻された缶蓋(アルコール飲料用の缶蓋であって異種の缶蓋)であると判定する。その結果、図5の判定工程S4において「Yes」と判定し、外部に所定の指示を送信(S5)した後、次のステップS6に移行する。
図3は、缶蓋C1の表面に点字が存在せず、水滴も存在しない場合の画像データである。
まず、判定工程S4では、9つの所定領域R2において突出形状の面積値を検出する。次に、9つの所定領域R2における突出形状の各面積値(0mm)は所定値A2以上とならないと判定(0<A2)する。つまり、「9つ全ての所定領域R2において所定値以上の面積値の突出形状が存在する」に該当しないと判定し、点字が打刻されていない缶蓋(アルコール飲料ではない飲料用の缶蓋であって所望の缶蓋)であると判定する。その結果、図5の判定工程S4において「No」と判定し、外部に所定の指示を送信することなく、次のステップS6に移行する。
図4は、缶蓋C1の表面に点字は存在しないが、水滴Wが存在する場合の画像データである。
まず、判定工程S4では、9つの所定領域R2において突出形状の面積値を検出する。次に、一部の所定領域R2における突出形状の各面積値(0mm)は所定値A2以上とならないと判定(0<A2)する。つまり、「9つ全ての所定領域R2において所定値以上の面積値の突出形状が存在する」に該当しないと判定し、点字が打刻されていない缶蓋(アルコール飲料ではない飲料用の缶蓋であって所望の缶蓋)であると判定する。その結果、図5の判定工程S4において「No」と判定し、外部に所定の指示を送信することなく、次のステップS6に移行する。
判定工程S4における突出形状の面積値の検出方法については特に限定されないが、例えば、画像データにおける色の濃淡や明暗に基づき、濃淡の値や明暗の値が基準値以上(又は基準値以下)の部分が突出している部分であると判定し、当該部分の面積値を算出するという方法が挙げられる。
(判定工程以降の工程)
外部に所定の指示が送信(S5)されると、例えば、異種の缶蓋(アルコール飲料用の缶蓋)を検出した旨を音や光を発することで知らせる警報装置が作動したり、異種の缶蓋を備える缶体を生産ライン上から除外する装置が作動したりすることとなる。
なお、判定工程S4において、いずれの判定結果が得られようと、全ての結果をモニターに表示するという構成としてもよい。
ステップS6において、次の画像データが存在する場合は、画像データ入力工程であるステップS1に戻り、画像データが入力される。一方、次の画像データが存在しない場合は、フローは終了する。
[本実施形態に係る缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法の効果]
次に、本実施形態に係る缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法の効果について、図1〜5を参照して説明する。
本実施形態に係る缶蓋検出装置1によれば、判定手段50によって複数の所定領域R2に基づいて缶蓋C1を判定するため、複数の所定領域R2の全てに突出形状が存在する缶蓋C1a(図2)と、複数の所定領域R2の一部又は全てにおいて突出形状が存在しない缶蓋C1b、C1c(図3、4)と、を適切に判定することができる。したがって、本実施形態に係る缶蓋検出装置1は、缶蓋C1表面に水滴Wが付着するような状況であろうと、アルコール飲料用の缶蓋C1a(点字が打刻されている缶蓋C1a)とアルコール飲料ではない飲料用の缶蓋C1b、C1c(点字が打刻されていない缶蓋C1b、C1c)とを適切に判定することができる。
よって、本実施形態に係る缶蓋検出装置1によれば、缶体C群に混在する異種の缶蓋C1aを備えた缶体Cを検出するに際して、誤検出の可能性を低減することができる。
本実施形態に係る缶蓋検出方法によれば、判定工程S4において複数の所定領域R2に基づいて缶蓋C1を判定するため、複数の所定領域R2の全てに突出形状が存在する缶蓋C1a(図2)と、複数の所定領域R2の一部又は全てにおいて突出形状が存在しない缶蓋C1b、C1c(図3、4)と、を適切に判定することができる。したがって、本実施形態に係る缶蓋検出方法は、缶蓋C1表面に水滴Wが付着するような状況であろうと、アルコール飲料用の缶蓋C1a(点字が打刻されている缶蓋C1a)とアルコール飲料ではない飲料用の缶蓋C1b、C1c(点字が打刻されていない缶蓋C1b、C1c)とを適切に判定することができる。
よって、本実施形態に係る缶蓋検出方法によれば、缶体C群に混在する異種の缶蓋C1aを備えた缶体Cを検出するに際して、誤検出の可能性を低減することができる。
[本実施形態に係る缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法の変形例]
図2〜4に示す缶蓋C1の特徴部C2は、画像データ上において形状や位置の特定が容易である点からタブ(ステイオンタブ、プルタブ)であるのが好ましいが、形状や位置が特定可能な部位であれば特に限定されず、スコア(切欠き部)等であってもよい。
図2に示す缶蓋C1の点字は「おさけ」を示す点字であるが、当該点字に限定されず、缶体に含まれる飲食品の種類を示す様々な点字であってもよい。この場合、当然、複数の所定領域R2は、点字の打刻位置や個数に対応したものとなる。
図2〜4に示す領域R1は、タブC2の先端部が左方向を向くように画像データの向きが揃う位置としたが、特に限定されず、例えば、タブC2の先端部が右方向を向くように画像データの向きが揃う位置としてもよい。この場合、当然、複数の所定領域R2は、領域R1の位置に対応したものとなる。
図2〜4に示す複数の所定領域R2の形状は、長方形に限定されず、正方形、円形、楕円形等であってもよい。
図1に示す生産ライン上を連続して搬送される缶体C群にはアルコール飲料ではない飲料が内包されている場合を想定して説明したが、缶体C群にはアルコール飲料が内包されている場合にも適用できる。つまり、缶体C群における大半の缶体Cの「缶蓋」は点字が打刻されている缶蓋C1a(図2)であり、検出すべき「異種の缶蓋」は点字が打刻されていない缶蓋C1b、C1c(図3、4)である場合にも適用できる。
図1に示す領域特定手段40、及び、図5に示す領域特定工程S3では、缶蓋C1の画像データを領域R3の内部で回転させて、画像データ上のタブC2の位置を領域R1に合わせることによって、画像データの向きを揃える構成を説明したが、領域R3を使用しない構成でもよい。例えば、記憶手段20に記憶されるタブ(特徴部)の領域の位置の情報が、タブC2を含む長方形の領域R1ではなく、タブC2の形状と略同一の領域(タブC2の外周縁だけでなく指を掛ける部分の内周縁等が明確となる領域)の情報であれば、領域R3が無くとも、図2〜4における画像データの向きが左右逆になってしまうという事態を回避できる。
図1に示す判定手段50、及び、図5に示す判定工程S4では、複数の所定領域R2において、突出形状の面積値が所定値以上(記憶手段20から読み出される面積値A2以上:A2≦各点字の面積値A1)となる場合に点字が存在すると判断する構成を説明したが、当該面積値A2を設けない構成でもよい。例えば、点字よりも小さな面積値の水滴があまり発生しないような場合、各所定領域R2において、僅かでも突出形状を検出した場合を点字があると判定する構成としてもよい。この場合、記憶手段20には、判定手段50が読み出す情報(面積値A2)を記憶させる必要はない。
なお、本実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、本実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
次に、本発明の要件を満たす実施例とそうでない比較例とを例示して、本発明に係る缶蓋検出装置、及び、缶蓋検出方法について説明する。
[比較例1で用いた缶蓋検出装置の構成]
比較例1では、図6Aに示すような、点字全体を囲む1つの所定領域R4(缶蓋の直径が約57mmの場合にR4は縦7mm×横15mm)において突出形状の総面積値が所定面積値以上となる場合に点字が打刻された缶蓋であると判断する構成の缶蓋検出装置を準備した。この缶蓋検出装置の前記した構成以外の構成は、本実施形態に係る缶蓋検出装置と同様であった。
なお、図1に示す缶体Cの上端部と光源Lとの上下方向の間隔は約54mmとした。
[比較例1の試験条件]
缶蓋に水滴が付着する環境下において、缶体に巻き締められた缶蓋を検査した。なお、全ての缶体は点字が打刻されていない缶蓋を備えたものであり、「誤検出数」とは、点字が打刻された缶蓋であると誤って判断した数である。
以下の表1に比較例1の結果を示す。
Figure 2019021233
表1の結果から明らかなように、比較例1の構成では、誤検出率が非常に高い結果となった。これは、図6Bに示すように所定領域R4に水滴Wが存在し、当該水滴Wの総面積値が所定面積値以上となってしまった缶蓋(点字が打刻されていない缶蓋)を、点字が打刻された缶蓋であると誤って判定した結果であると考える。
[比較例2で用いた缶蓋検出装置の構成]
比較例2では、比較例1と同様の構成の缶蓋検出装置を準備した。
なお、図1に示す缶体Cの上端部と光源Lとの上下方向の間隔は、比較例1と同様、約54mmとした。
[比較例2の試験条件]
缶蓋に水滴が付着しない環境下において、缶体に巻き締められた缶蓋を検査した。なお、全ての缶体は点字が打刻されていない缶蓋を備えたものであり、「誤検出数」とは、点字が打刻された缶蓋であると誤って判断した数である。
以下の表2に比較例2の結果を示す。
Figure 2019021233
表2の結果を検討すると、比較例1と比べて誤検出率は大幅に減少してはいるものの、まだ、誤検出率が少し高いという結果となった。これは、図1に示す光源Lの位置が適切ではなく、缶蓋表面における光の反射の影響によって突出形状が存在すると誤って判定した結果であると考える。
[実施例1で用いた缶蓋検出装置の構成]
実施例1では、図7Aに示すような、点字を其々囲む9つの各所定領域R2(缶蓋の直径が約57mmの場合に各R2は縦2.2mm×横3.5mm)の全てにおいて突出形状の面積値が所定面積値以上となる場合に点字が打刻された缶蓋であると判断する構成の缶蓋検出装置を準備した。この缶蓋検出装置の構成は、前記した構成も含め本実施形態に係る缶蓋検出装置と同様であった。
なお、図1に示す缶体Cの上端部と光源Lとの上下方向の間隔は、比較例2の結果を踏まえて、約28mmに調整した。その他の構成は、比較例1、2と同じであった。
[実施例1の試験条件]
缶蓋に水滴が付着しない環境下において、缶体に巻き締められた缶蓋を検査した。なお、全ての缶体は点字が打刻されていない缶蓋を備えたものであり、「誤検出数」とは、点字が打刻された缶蓋であると誤って判断した数である。
以下の表3に実施例1の結果を示す。
Figure 2019021233
表3の結果から明らかなように、本発明の要件を満たす構成(実施例の構成)であれば、缶蓋に水滴が付着しない環境下において、誤検出率を低減させ0.00ppmにできることがわかった。
[実施例2で用いた缶蓋検出装置の構成]
実施例2では、実施例1と同様の構成の缶蓋検出装置を準備した。
なお、図1に示す缶体Cの上端部と光源Lとの上下方向の間隔は、実施例1と同様、約28mmに調整した。その他の構成は、比較例1、2と同じであった。
[実施例2の試験条件]
缶蓋に水滴が付着する環境下において、缶体に巻き締められた缶蓋を検査した。なお、全ての缶体は点字が打刻されていない缶蓋を備えたものであり、「誤検出数」とは、点字が打刻された缶蓋であると誤って判断した数である。
以下の表4に実施例2の結果を示す。
Figure 2019021233
表4の結果から明らかなように、本発明の要件を満たす構成(実施例の構成)であれば、缶蓋に水滴が付着する環境下であろうと、誤検出率を低減させ0.00ppmにできることがわかった。これは、図7Bに示すように所定領域R2付近に水滴Wが存在しようとも、9つの所定領域R2の1つでも水滴が存在しない所定領域R2があれば、点字が打刻された缶蓋であると誤認することを防止できるからである。
1 缶蓋検出装置
2 撮像装置、カメラ
10 画像データ入力手段
20 記憶手段
30 特徴部検出手段
40 領域特定手段
50 判定手段
60 判定結果出力手段
L 光源
C 缶体
C1 缶蓋
C2 特徴部、タブ
B 点字
W 水滴
R1 特徴部の領域
R2 複数の所定領域
S1 画像データ入力工程
S2 特徴部検出工程
S3 領域特定工程
S4 判定工程

Claims (6)

  1. 缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出する缶蓋検出装置であって、
    缶蓋における特徴部の領域の位置と前記特徴部の領域の位置に対して相対的に定められた複数の所定領域の位置との情報を記憶する記憶手段と、
    缶蓋の画像データにおける缶蓋の特徴部の位置を検出する特徴部検出手段と、
    前記特徴部検出手段によって検出された前記特徴部の位置と、前記記憶手段に記憶されている前記情報と、に基づいて、前記画像データにおける複数の所定領域を特定する領域特定手段と、
    前記領域特定手段によって特定された前記複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する判定手段と、
    を備える缶蓋検出装置。
  2. 前記複数の所定領域とは、缶体がアルコール飲料を内包する旨を示すために当該缶体の缶蓋に打刻される各点字の突出した領域を其々含む領域である請求項1に記載の缶蓋検出装置。
  3. 前記特徴部は、タブである請求項1又は請求項2に記載の缶蓋検出装置。
  4. 缶体群に混在する異種の缶蓋を備えた缶体を検出する缶蓋検出方法であって、
    缶蓋の画像データにおける缶蓋の特徴部の位置を検出する特徴部検出工程と、
    前記特徴部検出工程において検出された前記特徴部の位置と、缶蓋における特徴部の領域の位置及び前記特徴部の領域の位置に対して相対的に定められる複数の所定領域の位置の情報と、に基づいて、前記画像データにおける複数の所定領域を特定する領域特定工程と、
    前記領域特定工程において特定された前記複数の所定領域の全てにおいて、突出形状が存在するか否かを判定する判定工程と、
    を含む缶蓋検出方法。
  5. 前記複数の所定領域は、缶体がアルコール飲料を内包する旨を示すために当該缶体の缶蓋に打刻される各点字の突出した領域を其々含む領域である請求項4に記載の缶蓋検出方法。
  6. 前記特徴部は、タブである請求項4又は請求項5に記載の缶蓋検出方法。
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KJERSTI AAS ET AL.: "Automatic Can Separation", PROCEEDINGS OF 13TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON PATTERN RECOGNITION, JPN6021035018, 1996, pages 954 - 958, ISSN: 0004587370 *

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