JP2019020622A - 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ハイアングルであるか否かの誤判定を低減する。【解決手段】カメラは、ファインダーへの接眼を検知するための接眼検知センサ160と、カメラの動きを検知する加速度センサ140を有している。CPU101は加速度センサで特定の動きが検知されることを含む特定の条件を満たし、かつ接眼検知センサで接眼を検知していない場合に、ハイアングル撮影のための特定の処理を行い、特定の条件を満たし、かつ接眼検知センサで接眼を検知している場合には、特定の処理を行わないように制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体に関し、特に、ハイアングル撮影を行う撮像装置に関する。
一般に、デジタルカメラなどの撮像装置において、撮像装置がハイアングルの位置で構えられているか否かを判定して、その判定結果に応じて種々の制御を行うようにしたものがある。例えば、上記の判定結果に応じてファインダー内表示部をオフして外部液晶表示装置をオンする制御およびハイアングル撮影をアシストする撮影準備動作などが行われる。
一方、撮像装置がハイアングルの位置で構えられているか否かを判定する際、気圧センサの出力に応じて、空間における撮像装置の高さを得るようにしたものがある。そして、当該高さ情報に応じて、撮像装置の位置が「ハイアングル」であるか又は「ローアングル」であるかを判定する(特許文献1参照)。
特開2011−30104号公報
ところが、特許文献1に記載の撮像装置では、気圧センサの出力に基づいてハイアングルであるか否かを判定しているので、誤判定が生じ易い。例えば、ユーザーが通常の撮影状態にあり、光学ファインダーを覗きつつ着席および起立動作を行うと、ハイアングルであると誤判定することがある。また、ユーザーが高所に登った場合においてもハイアングルと誤判定してしまう。
このような誤判定が生じると、例えば、ハイアングルであると判定すると省エネのためファインダー内表示をオフする場合には、ファインダー内表示がオフされてしまい撮影に支障をきたしてしまう。
そこで、本発明の目的は、ハイアングルであるか否かの誤判定を低減することのできる撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、ファインダーへの接眼を検知するための接眼検知手段と、撮像装置の動きを検知する動き検知手段と、前記動き検出手段で特定の動きが検知されることを含む特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知手段で接眼を検知していない場合に、ハイアングル撮影のための特定の処理を行い、前記特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知手段で接眼を検知している場合には、前記特定の処理を行わないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ハイアングルであるか否かの誤判定を低減することができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示す図である。 図1に示すカメラの制御系の一例についてその構成を示すブロック図である。 図2に示すカメラにおける撮影動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図3に示すハイアングル判定に応じて行われるオフ処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示す図である。
図示の撮像装置は、所謂デジタル一眼レフカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、カメラ本体(撮像装置本体)100および交換式の撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)105を備えている。
撮影レンズ105は、レンズ群105aおよびレンズ駆動部131を有している。図示の例では、レンズ群105aとして一枚のレンズのみが示されているが、レンズ群105aはフォーカスレンズを含む複数のレンズを有している。そして、レンズ駆動部131は、カメラ100に備えられたCPU101の制御下でレンズ群105aを光軸に沿って駆動する。
カメラ本体100にはCPU101が備えられており、CPU101はカメラ全体の制御を司る。さらに、カメラ本体100には半透過ミラーである主ミラー123が備えられており、主ミラー123の後段には、CMOSイメージセンサなどの撮像素子106が配置されている。そして、撮影レンズ105を介して光学像(被写体像)が撮像素子106に結像する。
主ミラー123の上側において、撮像素子106の結像面と等価な結像面(一次結像面)にはフォーカッシングスクリーン(以下ピント板と呼ぶ)120が配置されている。そして、主ミラー123で反射された被写体像はピント板120に一次結像する。ユーザーである撮影者はピント板120に結像した被写体像をペンタプリズム128および接眼レンズ121を介して観察することができる(観察可能となる)。つまり、ピント板120、ペンタプリズム128、および接眼レンズ121によってTTL方式の光学ファインダーが構成される。
一方、主ミラー123を透過した光束(つまり、光学像)はサブミラー122を介して焦点検出制御部119に導かれる。そして、焦点検出制御部119は所謂位相差検出方式によって焦点検出を行う。ここでは、焦点検出制御部119は撮影画面上の複数の領域について焦点検出を行うことができる。
カメラ本体100には測光センサ130が備えられており、測光センサ130には測光レンズ129を介してピント板120に結像した被写体像が入力される。そして、測光センサ130は被写体像を示す画面を複数の領域に分けて当該領域毎にその輝度を検出する。
撮影者がレリーズスイッチ(図1には示さず)を押すと、主ミラー123が撮影レンズ105の光路(つまり、光軸)外に退避する。この結果、主ミラー105によって光学像が反射されることなく、光学像はフォーカルプレーンシャッタ133によって光量が調整されて撮像素子106に結像する。
撮像素子106は、光電変換によって光学像に応じた画像信号を出力する。図示はしないが、撮像素子106の出力である画像信号は画像処理されて、画像データとして記録メディアに記録される。さらに、当該画像データに応じた画像が、例えば、TFT方式の外部表示部113に表示される。
ところで、一般に、光学ファインダーを備えるカメラでは、前述のように、主ミラー123が光路外に退避すると、光学ファインダーは遮光状態となって、光学ファインダーによって被写体像を観察することができなくなる。
図1に示すカメラでは、光学ファインダーの光路の途中にファインダー内部表示部124を有する電子ビューファインダーが配置されている。ここでは、ファインダー内部表示部124は、光学ファインダーを介して視認可能であり、例えば、XGAディスプレイである。このファインダー内部表示部124には、撮像素子106で得られた画像が表示される。この結果、主ミラー123が撮影レンズ105の光路外に退避した状態であっても、撮影者はファインダー内部表示部124に表示された画像で被写体を確認することができる。
なお、ファインダー内部表示部124には、撮像素子106で得られた画像とともに、各種の撮影情報が表示される。
ペンタプリズム128と接眼レンズ121との間には光路合成プリズム126が配置されている。光路合成プリズム126はファインダー内部表示部124に表示された画像と光学ファインダーの像とを合成するためのプリズムである。光路合成プリズム126は、例えば、2枚の三角形プリズムを貼り合せて形成されており、一方の三角形プリズムの接合面はハーフミラーとなっている。
ファインダー内部表示部124に表示された画像は、ハーフミラーにおいて反射して、接眼レンズ121を介して撮影者の眼に入射する。主ミラー123を撮影レンズ105の光路外に退避(ミラーアップ)すると、撮影レンズ105からの光学像は撮影者の眼には到達しない。つまり、ミラーアップすると、ファインダー内部表示部124に表示された画像が撮影者の眼に到達して、撮影者はファインダー内部表示部124に表示された画像を観察することができる(つまり、電子ビューファインダーとして機能する)。
図2は、図1に示すカメラの制御系の一例についてその構成を示すブロック図である。なお、図2において、図1に示すカメラと同一の構成要素については同一の参照番号を付す。
CPU101は、カメラ全体の制御を行う少なくとも1つのプロセッサーである。ここでは、CPU101は、ROMなどの不揮発性メモリ101aに記憶されたプログラムを、RAMなどのシステムメモリ101bに展開して実行する。なお、システムメモリ101bはCPU101の作業領域としても用いられる。
CPU101はレリーズSW114の操作に応じて撮影動作を開始する。また、CPU101は撮像素子106、撮像素子制御部107、画像処理部108、および表示制御部111などに対してデータ取り込み画素数およびデジタル画像処理を変更するための指示を行う。
さらに、CPU101は電源の供給をコントロールするための制御信号をDC/DCコンバータ117に送るなど種々の処理を行う。なお、CPU101は、ファインダー内部表示部124の表示輝度を決定するバックライトであるLED124aの電流制御を行う。
カメラ本体100の外装背面部に配置された外部表示部113および光学ファインダー内に設けられたファインダー内部表示部124は撮像の結果得られた画像を、間引き処理した画像を表示することが可能なTFTカラー液晶装置である。
表示制御部111は、CPU101の制御下で外部表示部113およびファインダー内部表示部124の表示制御を行う。補助液晶表示部125は、外装右肩部(カメラ本体上面が表示面)に設けられ、カメラの撮影設定などを表示する表示部材である。
撮像素子制御部107は、撮像素子106に転送クロック信号およびシャッター信号を供給するためのタイミングジェネレータ(TG)を有している。さらに、撮像素子制御部107は、撮像素子106の出力である画像信号についてノイズ除去およびゲイン処理を行うための処理回路を有している。さらに、撮像素子制御部107はアナログ信号である画像信号を、例えば、10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路を有している。
加えて、撮像素子制御部107は、外部表示部113およびファインダー内部表示部124にライブビュー表示を行うため、CPU101から送られる解像度変換指示に応じて、画素間引き処理を行うための処理回路などを有している。
レリーズSW114は、CPU101に対して撮影動作の開始を指示するためのスイッチである。このレリーズSW114はカメラ操作部材(図示せず)であるレリーズ釦の押下圧に応じた2段階のスイッチポジションを備えている。レリーズ釦の1段目のポジション(半押し)まで押下すると、レリーズSW114においてスイッチSW1がONとなり、2段目のポジション(全押し)まで押下すると、スイッチSW1およびSW2がONとなる。
CPU101は、レリーズ釦の半押し(スイッチSW1のON)を検出すると(つまり、撮影の準備を行う撮影準備指示がCPU101に送られると)、測光(AE)および焦点検出(AF)動作を行う。そして、レリーズ釦の全押し(スイッチSW2のON)を検出すると(つまり、撮影指示がCPU101に送られると)、CPU101は撮像素子107から画像信号の取り込み動作(撮影)を行う。
測光制御部132は、CPU101の制御下で、測光センサ130を駆動制御して被写体輝度信号を取り込む。そして、測光制御部132は当該被写体輝度信号をCPU101に送る。
測光動作の際には、CPU101は、測光センサ130の受光面の画素において生じた輝度信号をA/D変換して、例えば、8ビットのデジタル輝度信号とする。CPU101は、当該デジタル輝度信号に対して、撮影レンズ105のFno.(Fナンバー)による補正、撮像素子106の出力信号(画像信号)のレベルおよびゲインの補正などを行って、最終的に被写界輝度値を得る。そして、CPU101は被写界輝度値などの情報に基づいて最適露出演算を行って、シャッタスピードおよび撮影レンズ105の絞りを制御して最適な露光とする。
図示のように、カメラ100にはリチャージャブルの2次電池116が備えられている。DC/DCコンバータ117は、電池116から電源供給を受けて、昇圧およびレギュレーションを行って複数の電源電圧を生成する。そして、DC/DCコンバータ117はCPU101などの各ブロックに必要な電圧の電源を供給する。このDC/DCコンバータ117は、CPU101の制御によって、各々の電源電圧供給の開始および停止を行う。
カメラ本体100には加速度センサ140が備えられており、加速度センサ140によってカメラの移動およびその移動方向を検出することができる。また、カメラ本体100には気圧センサ(高度検出手段)150が備えられており、CPU101は気圧センサ150の出力に応じて、空間におけるカメラの現在の高さ情報を得る。
CPU101は、後述するようにして、加速度センサの出力(検知結果)および高さ情報(ここでは、気圧)に基づいて、カメラの位置が「ハイアングル」であるか否かを判定する(ハイアングル判定手段)。例えば、CPU101は、気圧センサ150で得られた気圧PHが基準気圧P0(高さhにおける気圧)から所定の気圧閾値以上低下し、かつ当該状態が所定の時間継続すると「ハイアングル(高さhより高い)」判定する。
基準気圧P0として、例えば、カメラの電源をONとした際に気圧センサ150によって検出された気圧が用いられる。また、「ハイアングル撮影モード」を選択した際に気圧センサ150によって検出された気圧を基準気圧P0として用いるようにしてもよい。この場合には、CPU101は、基準気圧P0をシステムメモリ101bに記憶して、撮影モードを変更するまで基準気圧P0を管理する。
図1に示すように、接眼レンズ121の近傍には接眼検知センサ160が配置されており、接眼検知センサ160の出力に応じて、CPU101は撮影者がファインダーを覗いているか否かを判定する(接眼検知手段)。
接眼検知センサ160は接眼レンズ121に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)。CPU101は、接眼検知センサ160で検知された状態に応じて、外部表示部113ファインダー内部表示部124の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。接眼検知センサ160として、例えば、赤外線近接センサが用いられ、赤外線近接センサによって接眼レンズ121に対する何らかの物体の接近を検知することができる。
赤外線近接センサは投光部(図示せず)および受光部(図示せず)を有しており、物体が接近した場合には、投光部から投光した赤外線が物体で反射して受光部で受光される。そして、CPU101は受光された赤外線の量に応じて物体が接眼レンズ121からどの距離まで近づいているか(接眼距離)を判定することができる。
このように、CPU101は接眼検知センサ160を用いて、接眼レンズ121に対する物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、接眼レンズ121に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合には、CPU101は接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合には、CPU101は離眼されたと検出するものとする。
なお、接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値とは、例えば、ヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。また、赤外線近接センサは一例であって、接眼検知センサ160には、接眼とみなせる目又は物体の接近を検知できるものであれば他のセンサ用いるようにしてもよい。
図3は、図2に示すカメラにおける撮影動作の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、CPU101が不揮発性メモリ101aに格納されたプログラムをシステムメモリ101bに展開して実行することによって行われる。
カメラの電源がONされると、CPU101は撮影動作を開始する。S301では、CPU101は加速度センサ140の出力に基づいてカメラが移動したか否かを判定する。カメラが移動した場合はS302に進み、そうでない場合はS312に進む。
S302では、CPU101は、前述のように気圧センサ150の出力に応じて所定の高度にカメラが移動したか否かを判定する。ここでは、CPU101は高度が上がる変化があったか否かを判定することになる。所定の高度となった場合にはS303に進み、そうではない場合はS312に進む。
S303では、CPU101は、カメラが所定の高度で所定の時間保持されたか否かを判定する。所定の時間保持された場合はS304に進み、そうでない場合にはS312に進む。なお、S301、S302、およびS303による判定は特定の条件が満たされたか否かを判定するための処理である。
S304では、CPU101は接眼検知センサ160の出力に基づいて接眼レンズ121に対する接眼があったか否かを判定する。接眼があった場合はS312に進み、そうでない場合は(つまり、接眼がない場合は)S305に進む。
S305では、CPU101はカメラがハイアングル状態にあると判定して、後述するオフ処理を行う。そして、S306では、CPU101はハイアングル撮影処理を行う。ハイアングル撮影処理の際には、CPU101は、例えば、ファインダー内部表示部124をオフとする。つまり、ハイアングル撮影状態においては、ユーザーが光学ファインダーを覗くことが無いので、CPU101は省エネのため、ファインダー内部表示部124をオフとする。
さらに、ハイアングル撮影処理の際には、CPU101は、例えば、オートパワーオフの設定をオフ(無効)とする。なお、オートパワーオフとは所定の時間操作を受け付けない場合に、電源を遮断する機能をいう。これによって、ハイアングル撮影状態にあって、ユーザーが被写体が画面に入るのを待っている場合に、カメラがオートパワーオフとなることを防止して、ユーザーの煩わしさを回避する。
加えて、CPU101は、後述するようにして、ハイアングル撮影処理においては補助液晶表示部をオフとする。
なお、ハイアングル撮影処理においては、人ごみの先にいる被写体を人ごみの頭越しに撮影する場合がある。よって、ハイアングル撮影処理ではAF(オートフォーカス)又は露出調整の対象となる被写体を自動的に決定する撮影モードであると、通常撮影よりも撮像範囲の上側をAF対象とし優先して被写体を決定するようにする。
例えば、主被写体を決定するためのスコア(高いスコアの被写体を主被写体とする)の重みづけを次のように変更する。中央にサイズ1で写っている被写体1と、上部にサイズ2(≧サイズ1)で写っている被写体2とにおいて、通常撮影の際には被写体1の方が被写体2よりもスコアが高くなるように重みづけをしてスコアを算出する。一方、ハイアングル撮影の際には、被写体2の方が被写体1よりもスコアが高くなるように重みづけをしてスコアを算出する。
これによって、カメラから見て至近側にある被写体の頭部が主被写体となることない。そして、カメラから至近側にある頭部よりも遠方に位置する被写体であって、かつ撮影範囲の上側に位置する被写体を主被写体として選択する選択条件を満たす可能性が高くなる。
また、ハイアングル撮影処理においては、通常撮影よりもカメラの保持状態が安定しない可能性が高いので、通常撮影よりも手ぶれ補正を大きくする。
S307では、CPU101はSW1がONであるか否かを判定する。SW1がONである場合はS308に進み、そうでない場合はS309に進む。
S308では、CPU101は撮像制御部107を制御してハイアングル撮影を行う。そして、CPU101はS307に戻る。
S309では、CPU101は接眼があるか否かを判定する。接眼がある場合はS311に進み、そうでない場合はS310に進む。
S310では、CPU101はカメラが所定の高度にあるか否かを判定する。所定の高度にある場合はS305に戻り、そうでない場合はS311に進む。
S311では、CPU101はハイアングル撮影処理を解除する。そして、CPU101はS301に戻る。
S312では、CPU101は通常撮影を行う。S313では、CPU101は電源がOFFされたか否かを判定する。電源がOFFされた場合は撮影動作が終了し、そうでない場合はS301に戻る。
図4は、図3に示すハイアングル判定に応じて行われるオフ処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、CPU101が不揮発性メモリ101aに格納されたプログラムをシステムメモリ101bに展開して実行することによって行われる。
S401では、CPU101は補助液晶表示部125をオフとする。S402では、CPU101は加速度センサ140の出力に基づいてカメラが所定の角度傾いたか否かを判定する。所定の角度傾いた場合はS403に進み、そうでない場合はS401に戻る。
S403では、CPU101は補助液晶表示部125をオンとする。これによって、ハイアングル撮影状態にあっても、ユーザーが補助液晶表示部125を視認したい場合に対処する。ハイアングル状態において補助液晶表示部125を視認するためには、カメラをあおり方向に傾かせる必要がある。このため、ハイアングル状態において、例えば、45度あおり方向にカメラを傾けた際には、CPU101は補助液晶表示部125を確認できるようにするためオンとする。
S404では、CPU101はカメラが所定の傾きから戻ったか否かを判定する。所定の傾きから戻った場合はS401に戻り、そうでない場合はS403に戻って補助液晶表示部124のオンを継続する。
このように、本発明の実施の形態では、光学ユーザーがファインダーを覗いている状態では、カメラが所定の高度に上げられてもハイアングル撮影と判定しない。これによって、ハイアングル撮影であるか否かを判定する際の誤判定を低減することができる。
なお、CPU101が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず撮像部を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末、タブレット端末、スマートフォンなどに適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
106 撮像素子
107 撮像素子制御部
108 画像処理部
114 レリーズSW
119 焦点検出制御部
124 ファインダー内部表示部
140 加速度センサ
150 気圧センサ
160 接眼検知センサ

Claims (14)

  1. 撮像装置であって、
    ファインダーへの接眼を検知するための接眼検知手段と、
    前記撮像装置の動きを検知する動き検知手段と、
    前記動き検出手段で特定の動きが検知されることを含む特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知手段で接眼を検知していない場合に、ハイアングル撮影のための特定の処理を行い、前記特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知手段で接眼を検知している場合には、前記特定の処理を行わないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 高度検出手段を更に有し、
    前記特定の条件は、前記動き検知手段で前記特定の動きが検知され、さらに前記高度検出手段で高度が上がる変化があったことが検出されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記高度検出手段は気圧センサであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記動き検知手段の検知結果に基づいて前記撮像装置がハイアングル撮影の位置で構えられているか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記判定手段で前記撮像装置がハイアングル撮影の位置で構えられていると判定された場合に前記特定の処理を行い、前記判定手段で前記撮像装置がハイアングル撮影の位置で構えられていると判定されていない場合は前記特定の処理を行わず、
    前記判定手段は、前記動き検知手段おける検知結果に拘わらず、前記接眼検知手段で接眼を検知している場合には、ハイアングル撮影の位置で構えられていると判定しないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記特定の処理は、前記撮像装置の上面が表示面となる表示手段による表示をオフする処理を含むことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記判定手段によって前記ハイアングル撮影の位置で構えられていると判定された場合に、前記撮像装置の向きが前記表示面をユーザーに見えるようにあおり方向に傾けられると、前記表示手段を再びオンとすることを特徴する請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記特定の処理は、前記ファインダーを介して視認可能なファインダー内部表示部の表示をオフする処理を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記特定の処理は、前記撮像装置に対する操作が行われない時間に応じて電源をオフとするオートパワーオフを無効とする処理を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記特定の処理は、オートフォーカスの対象となる被写体の選択条件を変更する処理を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記特定の処理は、ハイアングル撮影でない場合に比べて、前記撮像装置の撮影範囲において上側に位置する被写体をAFの対象として選択するように、前記選択条件を変更する処理を含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記特定の処理は、ハイアングル撮影でない場合に比べてぶれ補正を大きくする処理を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮像装置の制御方法であって、
    ファインダーへの接眼を検知するための接眼検知ステップと、
    前記撮像装置の動きを検知する動き検知ステップと、
    前記動き検出ステップで特定の動きが検知されることを含む特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知ステップで接眼を検知していない場合に、ハイアングル撮影のための特定の処理を行い、前記特定の条件を満たし、かつ前記接眼検知ステップで接眼を検知している場合には、前記特定の処理を行わないように制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2017139977A 2017-07-19 2017-07-19 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Pending JP2019020622A (ja)

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