JP2019019702A - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019019702A
JP2019019702A JP2017136712A JP2017136712A JP2019019702A JP 2019019702 A JP2019019702 A JP 2019019702A JP 2017136712 A JP2017136712 A JP 2017136712A JP 2017136712 A JP2017136712 A JP 2017136712A JP 2019019702 A JP2019019702 A JP 2019019702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
support
hermetic compressor
cylinder
hermetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017136712A
Other languages
English (en)
Inventor
啓愛 鈴木
Hiroyoshi Suzuki
啓愛 鈴木
考作 中村
Kosaku Nakamura
考作 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2017136712A priority Critical patent/JP2019019702A/ja
Publication of JP2019019702A publication Critical patent/JP2019019702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】支持高さを調整可能なばね支持台を備えた圧縮機を提供する。【解決手段】密閉容器と、密閉容器内側の底部に配したばね支持台と該ばね支持台に下端側が取り付けられた支持ばねとを有し、ばね支持台は、密閉容器の底部と支持ばねの下端の間に一部又は全部が位置する台座部と、支持ばねの内側で支持ばねを支持するばね座とを有する密閉形圧縮機。【選択図】 図3

Description

本発明は、密閉形圧縮機に関する。
密閉容器内に収められ、往復動するピストンを有する密閉形圧縮機が広く知られている。このような圧縮機では、電動圧縮要素の振動を密閉容器に伝達しにくくするために、密閉容器内の電動圧縮要素をコイルばねで弾性支持するのが通常である。コイルばねの長さは、設計された電動圧縮要素の高さ寸法や電動圧縮要素の密閉容器底面からの高さ(支持高さ)等に制限される。すなわち、コイルばねの長さは、電動圧縮要素が密閉容器内に収まる寸法である必要がある。
特許文献1は、密閉容器の底部に固定溶接されたばね支持台により支持ばねを固定している。モータ圧縮機は、カプセル1の底と固定子3の下面との間に延びている4つの圧縮コイルばね18によって支えられているとともに、カラー21はばね18の接触面を有している(明細書第4頁左欄第30行〜第38行、図3)。
特公昭58−24633号公報
特許文献1の構成では、固定子3の高さ寸法が設計上変更された場合(特に長くなった場合)、ばね18の長さを変更して密閉容器1に収まるように調整が必要となる。しかし、ばね18の長さの変更は、ばね定数の変更を意味する。設計変更された固定子3の重量に対してばね18のばね定数が低すぎると電動圧縮要素の振動が大きくなり輸送時に破損する虞がある。逆にばね定数が高すぎると弾性支持による減衰効果が低下し運転時の振動増加を招来する。加えて、固定子3の設計変更に対応できるように、ばね18を多種類準備しておくことが必要となり、管理部品点数の増加を招き得る。
なお、ばね18ではなくカプセル1を変更して調整しようとすると、固定子3の高さごとにカプセルを製造しなければならず、機種開発時の初期投資の増加とともに管理部品点数増加を将来する。
上記事情に鑑みてなされた本発明は、密閉容器と、該密閉容器内側の底部に配したばね支持台と、該ばね支持台に下端側が取り付けられた支持ばねとを有し、前記ばね支持台は、前記密閉容器の底部と前記支持ばねの下端の間に一部又は全部が位置する台座部と、前記支持ばねの内側で前記支持ばねを支持するばね座とを有する密閉形圧縮機である。
実施例1の密閉形圧縮機の側面断面図。 実施例1の支持ばね及びばね支持台を含む正面図。 実施例1のシリンダに近い側及び遠い側それぞれの支持ばね及びばね支持台を含む正面図。 実施例2の支持ばね及びばね支持台を含む正面図。
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施例の密閉形圧縮機の側面断面図、図2は本実施例の支持ばね4及びばね支持台6を含む正面図、図3は本実施例のシリンダに近い側及び遠い側それぞれの支持ばね及びばね支持台を含む正面図である。
密閉型圧縮機は、密閉容器1と、密閉容器1内に収納された圧縮要素2、モータ部3、支持ばね4、ボルト5、ばね支持台6、シリンダ7、を有している。支持ばね4としては、上面視でシリンダ7に近い側のもの(図1、図3中では、左側の支持ばね)と、シリンダ7に遠い側のもの(図1、図3中では、右側の支持ばね)とが配されている。本実施例では、左右それぞれには、支持ばねが2つずつ設けられている。なお、図2では特に左側の支持ばね4及びばね支持台6を図示している。
ばね支持台6は、台座部9と、ばね座10とを有する。支持ばね4は、上端がモータ部3の下側部分に挿入されたボルト5に支持され、下端がばね支持台6に支持されている。台座部9は、密閉容器の内側底面に例えば溶接によって固定されており、ばね座10は台座部9の上方からボルト5に向かって延在している。
台座部9の径寸法は、支持ばね4の内径より大きく、好ましくは外径より大きい。これにより、支持ばね4の下端が台座部9の上端より下側に到達することを防止できる。ばね座10は、上方側から下方側に向けて径が大きくなるテーパ形状であり、下方側の径寸法は、支持ばね4の内径と同一かやや大きい。これにより、支持ばね4の下端側は、ばね座10にすきま嵌めされて取り付けられる。ばね座10の上端はボルト5から離間している。また、支持ばね4の下端は、台座部9の上面より上側に位置しており、好ましくは上面に接触している。
このような構造により、密閉容器1の内側底面との間に、台座部9の寸法に応じた離間幅を確保することができるから、必要に応じた種類のばね支持台6を用意しておくことで、支持ばね4のばね定数や密閉容器1の寸法を変更することなく、モータ部3や圧縮要素2の設計変更に対応できる。
台座部9の下面と密閉容器1の内側底面とは溶接されている。ばね支持台6の材料としては、SWCH10Rのような鋼材を採用できる。
以上のように構成された密閉形圧縮機では、ばね支持台6の台座部9寸法を独立して変更することができるため、モータ部3の高さが変更となった場合でも支持ばね4を変更することなく密閉容器1に圧縮要素2とモータ部3を納めることができる。
これにより、支持ばね4の変更に伴う振動の増加や支持ばね4の管理部品点数増加、密閉容器1の初期投資及び管理部品点数増加を抑制することができる。
また、モータ部3と圧縮要素2とを併せて考えると、これらはシリンダ7に近い側の領域がシリンダ7に遠い側の領域よりも重い。このため、これらを水平になるように支持すべく、本実施例のシリンダ7に近い側の領域のばね支持台6の台座部9の高さ寸法は、シリンダ7に遠い側の領域のばね支持台6の台座部11の高さ寸法よりも長いものにされている。これにより、支持ばね4の下端位置を調整できるため、それぞれの支持ばね4のばね定数を互いに近しいものに維持することができる。このように、密閉型圧縮機は、2種類以上のばね支持台6を有することが好ましい。
実施例2の構成は、次の点を除き実施例1と同様にできる。図4は、本実施例の支持ばね4及びばね支持台6を含む正面図である。ばね支持台6は、互いに別体の台座部9とばね座10とを有する。
台座部9は、ばね座10の凸部10aと嵌合可能な凹部9aを有している。これにより、台座部9とばね座10とが別体であっても両者が振動でずれることを抑制できるとともに、複数種類のばね支持台6を用意する際、ばね座10を共通化できる。
台座部9が凸部を有しばね座10が凹部を有しても良い。
実施例1と同様に、シリンダ7に近い側の領域の台座部9の高さ寸法を、シリンダ7に遠い側の領域の台座部9の高さ寸法より長くすることが好ましい。
1 密閉容器
2 圧縮要素
3 モータ部
4 支持ばね
5 ボルト
6 ばね支持台
7 シリンダ
8a底面部
8b底面部
9,11 台座部
10 ばね座

Claims (5)

  1. 密閉容器と、該密閉容器内側の底部に配したばね支持台と、該ばね支持台に下端側が取り付けられた支持ばねとを有し、
    前記ばね支持台は、前記密閉容器の底部と前記支持ばねの下端との間に一部又は全部が位置する台座部と、前記支持ばねの内側で前記支持ばねを支持するばね座とを有する密閉形圧縮機。
  2. シリンダを含む構造を支持する前記ばね支持台及び前記支持ばねを複数有し、前記ばね支持台に取付けられた前記支持ばねの下端高さが少なくとも2種類あることを特徴とする請求項1に記載の密閉形圧縮機。
  3. 前記シリンダに近い側の前記支持ばねの下端高さは、前記シリンダに遠い側の前記支持ばねの下端高さよりも高いことを特徴とする請求項2に記載の密閉形圧縮機。
  4. 前記台座部と前記ばね座とは別体であることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載の密閉形圧縮機。
  5. 前記台座部及び前記ばね座は、嵌合していることを特徴とする請求項4に記載の密閉型圧縮機。
JP2017136712A 2017-07-13 2017-07-13 密閉形圧縮機 Pending JP2019019702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017136712A JP2019019702A (ja) 2017-07-13 2017-07-13 密閉形圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017136712A JP2019019702A (ja) 2017-07-13 2017-07-13 密閉形圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019019702A true JP2019019702A (ja) 2019-02-07

Family

ID=65352875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017136712A Pending JP2019019702A (ja) 2017-07-13 2017-07-13 密閉形圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019019702A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961128B2 (ja) スプリングラバーシート及びストラット型サスペンション
KR101151126B1 (ko) 유체 제어기
JP6427570B2 (ja) 移動制限アセンブリが設けられた移動用途向け密閉型往復圧縮機
CN103765008A (zh) 板簧和具有板簧的压缩机
US4106881A (en) Encapsulated motor compressor for refrigerators
CN104019009A (zh) 一种减震效果好的双工位水泵
JP6438258B2 (ja) 反力調整部材及びサスペンション
JP2019019702A (ja) 密閉形圧縮機
US10005334B2 (en) Shock absorber
JP6615689B2 (ja) 使用済燃料中間貯蔵施設の金属キャスク固定構造
JP2006298172A (ja) 軸箱支持用弾性体
JP2007096619A (ja) スピーカ
CN206559179U (zh) 一种塑封电机及其应用的空调机
KR102231914B1 (ko) 원심형 압축기
WO2016013129A1 (ja) ピストンおよび緩衝器
CN207376450U (zh) 一种公路桥梁避震支座
US20150219872A1 (en) Lens driving device
KR101814518B1 (ko) 리프팅 장치
CN107956674A (zh) 空调及其压缩机组件
CN105927498A (zh) 一种悬挂式外转子压缩机
KR20210034581A (ko) 기체스프링식 제진장치
JP2012102608A (ja) 密閉型圧縮機
JP4675303B2 (ja) 多段式気体ばね除振装置
CN205763571U (zh) 一种螺旋弹簧成型机送料盘支撑装置
JP5038264B2 (ja) ダイナミックダンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170714