JP2019019655A - 共同溝の蓋 - Google Patents

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二郎 木原
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Abstract

【課題】 道路側溝と兼用の共同溝が発明されたが(特許文献1の図1参照)、ライフラインが存在する空間に道路側溝の雨水排水路が存在するなど、道路側溝の単独設置の場合と比較して、道路側溝の維持管理作業が増える問題があった。また、道路側溝の蓋は、共同溝の蓋となったことにより大型化して、蓋の厚みを増さなくてはいけない問題があった。【解決手段】 図1に示す共同溝の蓋1に雨水排水路2の中空を設けて道路側溝の機能を持たせることにより、共同溝の蓋の厚みを結果的に増し、道路側溝とライフラインの維持管理空間を別にすることで、道路側溝の維持管理作業を増やさないようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、ライフラインである水道管、下水道管、ガス管、電力線、通信線を収容する共同溝に関する。
共同溝の建設には行政である道路管理者が積極的に関わるが、建設費が高いこともあり、共同溝の整備の割合は低い。そこで、トンネルのような空洞を持つ共同溝の小型化が進められてきた。
すると、共同溝に収容されるライフラインの数は少なくなる。それで、近年は電住をなくすこと目的に電力線や通信線の二つのライフラインを収容する共同溝の整備が中心となっていた。また、共同溝の設置空間の確保に労力を比較的要しない広い道路に共同溝は整備されてきた。
しかしながら、日本では、幅の狭い道路がほとんどである。そこで、比較的狭い道路においても共同溝の設置空間を確保するには、道路側溝と兼用の共同溝が適している(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、本発明の共同溝の蓋のように、共同溝の蓋そのものに道路側溝の機能を持たせた道路側溝と兼用の共同溝はない。
特開平7−133631号公報
道路側溝と兼用の共同溝は、今まで、道路側溝の内部空間すなわち雨水排水路にライフラインを収容する発想であった(特許文献1の図1参照。)。ライフラインの維持管理は雨水排水路に人が入って行うが、道路側溝の標準的な内部空間は幅30cm、深さ30cmである。つまり、そのような内部空間にライフラインを収容して、さらに、人が入りライフラインの維持管理を行うことは困難である。それで、雨水排水路に必要な空間よりも大きな空間を道路側溝と兼用の共同溝は要求する。すると、道路側溝としては、必要以上に大きくなった雨水排水路の空間にライフラインが存在するのだから、雨水排水路の維持管理作業は、道路側溝の単独設置の場合に比べて、大きく増える問題がある。
さらに、道路側溝と兼用の共同溝の蓋は、道路側溝の単独設置の場合と比べて、内部空間が大きくなったので、道路側溝の蓋よりも、道路側溝と兼用の共同溝の蓋は大型化する。すると、道路側溝の蓋は道路端にあり、その蓋の幅も比較的狭いので、車のタイヤに接することは比較的少ないものであったが、道路側溝と兼用の共同溝の蓋は、その蓋の幅が比較的広いので、車のタイヤに常に接することになる。特にバスやトラックなどの車体の重い車のタイヤからくるストレスは非常に大きい。従って、その蓋の強度を道路側溝の蓋よりも高めなくてはいけない。つまり、蓋の厚みを増やさなくてはいけない。
しかしながら、本発明の共同溝の蓋を用いれば、上記の諸問題を克服できる。それは、本発明の共同溝の蓋が、共同溝の蓋としての機能以外に側溝の機能を持たせたからである。
図1に示すように共同溝の蓋1に中空を設けて雨水排水路2とすることにより、つまり、共同溝の蓋に側溝の機能も持たせると、蓋の厚みは厚くできる。そして、蓋の端部は、曲げモーメントの力よりもせん断応力のために蓋の厚みをさらに厚くすることを多くの場合に要求するが、その端部は結果的に厚くなっているので、端部だけを厚くする必要もなくなっている。また、共同溝の蓋1の中に雨水排水路2の空間があるので、蓋に厚みがあるにもかかわらず、蓋の軽量化ができる。つまり、比較的単純に効率的な設計が可能となる。共同溝の蓋1の幅が、道路側溝の単独設置の場合における道路側溝の蓋の幅よりも広くなるが、雨水排水路2の幅が比較的広くなるので、雨水排水路2の深さを浅くできることも効率的な設計に寄与する。
従って、雨水排水路の空間をライフラインとの共有ではなく単独で確保できるので、道路側溝の維持管理空間は、道路側溝の単独設置の場合と比較して、増えない。
また、図1の雨水排水路2に溜まった泥などを排除する維持管理の作業であるが、道路側溝の清掃は、以前のように人力で行うことは減り、今はポンプなどの機械洗浄であるので、図1にある雨水集水孔3を10mに1か所程度で鉄製の蓋に置き換えることにより、その蓋を開けて機械洗浄を行えばよい。つまり、道路側溝と兼用の共同溝においても、道路側溝の維持管理の作業が増えることはない。雨水排水路とライフラインを収容する空間を別にしたからである。
日本には狭い道路が多いので、共同溝の小型化が必要である。例えば、共同溝がない道路では、電力線や通信線は高所作業車を用いて維持管理作業を行い、水道や下水管そしてガス管は道路をバックホウなどの機械で掘削して維持管理を行っている。すなわち、機械を用いてライフラインの維持管理を行っている。それらの維持管理作業に対して、本発明の共同溝の蓋を用いた共同溝であれば、比較的小型の機械で蓋を開閉するくらいで済む。つまり、維持管理の作業時間が大幅に減る。それで、交通規制の時間が大幅に縮小される。作業中でも片側通行可能となる場合が増える。
地中に埋設されたライフラインに関する維持管理の作業であれば、圧倒的に時間もコストも短縮できる。
特に、歩道がないような狭い道路で、道路側溝と兼用の共同溝は可能性がある。連続した共同溝の蓋は、任意の点でライフラインを民地に引き込めるので、狭い道路が存在する市街地における小規模な民地へ容易にライフラインを引き込める。
本発明のように蓋がバスやトラックなどの重車両に対応しているので、車の乗り入れ口にある共同溝の蓋を強化する必要はない。任意の点で民地内に車が容易に入れる。家の建て替えの時などによく生じる側溝の破損問題が生じない。
小型の共同溝といっても、幅1m程度は必要と思われ、車いすが通れる幅のコンクリートの通路を結果的に造るので、歩行者ゾーンを消えやすい塗料などを用いずに恒久的に表現できる。さらにコンクリートは土の表面温度に近いので、熱を貯めこみやすいアスファルト舗装による夏の暑い温度上昇を緩和でき、歩行者にやさしいスペースを提供する。
以上、説明したように、本発明の共同溝の蓋を用いれば、比較的幅の狭い道路で、道路側溝と兼用の共同溝が整備しやすくなる。特に、民地が細分化された市街地では発明の効果が高い。
本件発明の概略図
1 共同溝の蓋
2 雨水排水路(蓋と蓋が接する孔の周辺には水漏れ防止用のゴムが付けられている)
3 雨水集水孔
4 共同溝
5 ライフラインの収容空間

Claims (1)

  1. ライフラインを収容する共同溝の蓋であり、その蓋内部に雨水排水路としての中空を設けて側溝の機能を持たせたこと特徴がある共同溝の蓋。
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