JP2019018891A - 梱包箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】天面に掛かる荷重によって天面が凹んでしまうことを抑制した梱包箱を提供することを目的とする。【解決手段】内フラップ5は、側壁3aの上端に連設されて内側に向けて折り曲げられた第1折り曲げ部5aと、第1折り曲げ部5aに連設されて第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられた第2折り曲げ部5bと、第2折り曲げ部5bに連設されて側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた第3折り曲げ部5cと、によって構成される。【選択図】図2
Description
本発明は、被梱包物の搬送や、保管を行なう際の梱包資材として使用される梱包箱に関する。
板材として例えば段ボールを用いた直方体の梱包箱は、一般的に、四面ある側面のうち一方の対向した側面の上端から上方に延びた内フラップと、他方の対向した側面の上端から上方に延びた外フラップと、を備えており、梱包箱内に梱包物を収納した後に内フラップを内側に折り込み、内側に折り込んだ内フラップの上面に外フラップを重ねるように折り込むことで、梱包箱の天面を閉じる。
梱包箱の天面をしっかりと封かんする方法としては、粘着テープを用いて2つの外フラップを貼付する方法であったり、引用文献1のようにそれぞれの外フラップに嵌合手段を設けて外フラップ同士を係合させることで封かんする方法であったりが知られている。
梱包物を梱包した梱包箱を複数積み重ねて保管した際、上方に梱包箱が積み重ねられた下方の梱包箱の天面には大きな荷重が掛かってしまう。これにより、梱包箱の天面を構成する外フラップおよび内フラップが荷重によって下方に凹んでしまうおそれがある。
特に、引用文献1のような差込による嵌合手段によって天面を封かんする梱包箱においては、外フラップや内フラップが下方に凹んでしまうと、目的の嵌合力を確保することができないおそれがある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、天面に掛かる荷重によって天面が凹んでしまうことを抑制した梱包箱を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る梱包箱は、板材によって構成された直方体状の梱包箱であって、2組の対向した側壁と、前記側壁の下方を塞ぐ底壁と、一方の対向した前記側壁の上端に連設された一対の内フラップと、他方の対向した前記側壁の上端に連設された一対の外フラップと、を備えており、内側に向けて折り曲げられた前記内フラップの上方側において前記外フラップが内側に向けて折り曲げられることで、前記側壁の上方が塞がれ、前記内フラップは、前記側壁の上端に連設されて内側に向けて折り曲げられる第1折り曲げ部と、前記第1折り曲げ部に連設されて前記第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられる第2折り曲げ部と、前記第2折り曲げ部に連設されて前記側壁の内面に沿うように下方に向けて折り曲げられる第3折り曲げ部と、を有する。
この構成によれば、外フラップを下方から支える内フラップの強度を向上させることができるため、梱包箱の天面である外フラップに掛かる荷重によって外フラップが凹んでしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様に係る梱包箱において、好ましくは、上端に前記内フラップが連設された前記側壁には、前記梱包箱を持ち上げるときに手を挿入可能となるように前記側壁を貫通した把持穴が形成されており、前記内フラップの前記第3折り曲げ部には、前記側壁の内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた状態において前記側壁の前記把持穴と重なる位置に貫通穴が形成される。
この構成によれば、部材を追加することなく把持穴の強度を向上させることができ、把持穴に手を挿入して梱包箱を持ち上げたときに把持穴が破れてしまうことを抑制することができる。
本発明の一態様に係る梱包箱において、好ましくは、前記一対の外フラップは、内側に向けて折り曲げられた状態において互いに嵌合して前記側壁の上方を塞いだ状態を維持することが可能な嵌合手段を有する。
この構成においては、梱包箱の天面である外フラップに掛かる荷重によって外フラップもしくは内フラップが凹んでしまうと、嵌合手段による一対の外フラップの嵌合力が弱まってしまうおそれがある。しかし、本発明によって外フラップおよび内フラップが凹んでしまうことを抑制することができるため、一対の外フラップの嵌合力が弱まってしまうことを抑制することができる。
本発明の梱包箱によれば、天面に掛かる荷重によって天面が凹んでしまうことを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
<梱包箱の構成>
まず、図1〜4を参照して、本発明の実施形態に係る梱包箱について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の側壁の上方を開放した状態を示す上方斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の内フラップを折り曲げた状態を示す上方斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の外フラップ同士を嵌合する様子を示す上方斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の側壁の上方を塞いだ状態を示す上方斜視図である。
まず、図1〜4を参照して、本発明の実施形態に係る梱包箱について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の側壁の上方を開放した状態を示す上方斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の内フラップを折り曲げた状態を示す上方斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の外フラップ同士を嵌合する様子を示す上方斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る梱包箱の側壁の上方を塞いだ状態を示す上方斜視図である。
図1乃至図4に示すように、本発明の一実施形態に係る梱包箱1は、板材である1枚の段ボールを切断したものを組み立てることで直方体状に製造されるものであり、2組の対向した側壁3と、側壁3の下方を塞ぐ底壁4と、側壁3の一方の対向した側壁3aの上端に連設された一対の内フラップ5と、他方の対向した側壁3bの上端に連設された一対の外フラップ7と、を備えている。
側壁3により形成された上端開口18は、上面視にて長方形形状となっており、内フラップ5は短辺を構成する対向した側壁3aの上端に連設されており、外フラップ7は長辺を構成する対向した側壁3bの上端に連設されている。内側に向けて折り曲げられた内フラップ5の上方側において外フラップ7が内側に向けて折り曲げられることで、側壁3により形成された上端開口18が塞がれる。
側壁3aの上端には折れ線Aが設けられ、内フラップ5の途中には、折れ線Aと平行となるように折れ線Bと折れ線Cが設けられている。
内フラップ5を組み立てる際は、図2に示すように、折れ線Aを山折で略直角折り曲げ、折れ線Bを山折で略180度折り曲げ、折れ線Cを谷折で略90度折り曲げる。
これにより、内フラップ5は、側壁3aの上端に連設されて内側に向けて折り曲げられた第1折り曲げ部5aと、第1折り曲げ部5aに連設されて第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられた第2折り曲げ部5bと、第2折り曲げ部5bに連設されて側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた第3折り曲げ部5cと、によって構成されることとなる。
これにより、内フラップ5は、側壁3aの上端に連設されて内側に向けて折り曲げられた第1折り曲げ部5aと、第1折り曲げ部5aに連設されて第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられた第2折り曲げ部5bと、第2折り曲げ部5bに連設されて側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた第3折り曲げ部5cと、によって構成されることとなる。
内フラップ5の第3折り曲げ部5cは、下方に向けて折り曲げられた状態において他方の対向した側壁3bの間に嵌まり込んでおり、これにより内フラップ5の組み立て状態がしっかりと維持される。
なお、内フラップ5の組み立て状態を維持する方法としてはこれに限らず、側壁3aの内面に対して第3折り曲げ部5cを接着したり貼付したりする方法でもよい。
なお、内フラップ5の組み立て状態を維持する方法としてはこれに限らず、側壁3aの内面に対して第3折り曲げ部5cを接着したり貼付したりする方法でもよい。
また、側壁3aには、梱包箱1を持ち上げるときに手を挿入可能となるように側壁3aを貫通した把持穴11が形成されており、内フラップ5の第3折り曲げ部5cには、第3折り曲げ部5cが側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた状態において側壁3aの把持穴11と重なる位置に貫通穴15が形成されている。
一対の外フラップ7は、外フラップ7が内側に向けて折り曲げられた状態において互いに嵌合して側壁3により形成された上端開口18を塞いだ状態を維持することが可能な嵌合手段20を有する。
具体的には、図3に示すように、一方の外フラップ7の長辺の中央部に設けられた挿し込み片21を、他方の外フラップ7の長辺の中央部に設けられた被挿し込み片23の下に潜らせるように挿し込むことで、一対の外フラップ7が互いに嵌合する。なお、挿し込み片21には、切り欠き線Yが設けられているため、挿し込み片21を被挿し込み片23の下に挿し込み易く、且つ、外フラップ7同士が嵌合している状態において切り欠かれた部分を引っ張り上げることで容易に嵌合状態を解除することができる。
具体的には、図3に示すように、一方の外フラップ7の長辺の中央部に設けられた挿し込み片21を、他方の外フラップ7の長辺の中央部に設けられた被挿し込み片23の下に潜らせるように挿し込むことで、一対の外フラップ7が互いに嵌合する。なお、挿し込み片21には、切り欠き線Yが設けられているため、挿し込み片21を被挿し込み片23の下に挿し込み易く、且つ、外フラップ7同士が嵌合している状態において切り欠かれた部分を引っ張り上げることで容易に嵌合状態を解除することができる。
上述したように、内フラップ5の折り曲げ工程、および外フラップ7の嵌合工程を行なうことで、図4に示すように梱包箱1の組み立て作業が完了する。
<作用効果>
次に、本実施形態における梱包箱の作用効果を説明する。
次に、本実施形態における梱包箱の作用効果を説明する。
本実施形態において、内フラップ5は、側壁3aの上端に連設されて内側に向けて折り曲げられた第1折り曲げ部5aと、第1折り曲げ部5aに連設されて第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられた第2折り曲げ部5bと、第2折り曲げ部5bに連設されて側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた第3折り曲げ部5cと、によって構成される。これにより、外フラップ7を下方から支える内フラップ5の強度を向上させることができるため、梱包箱1の天面である外フラップ7に掛かる荷重によって外フラップ7が凹んでしまうことを抑制することができる。
また、側壁3aには、梱包箱1を持ち上げるときに手を挿入可能となるように側壁3aを貫通した把持穴11が形成されており、内フラップ5の第3折り曲げ部5cには、第3折り曲げ部5dが側壁3aの内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた状態において側壁3aの把持穴11と重なる位置に貫通穴15が形成されている。これにより、部材を追加することなく把持穴11の強度を向上させることができ、把持穴11に手を挿入して梱包箱1を持ち上げたときに把持穴11が破れてしまうことを抑制することができる。
また、一対の外フラップ7は、外フラップ7が内側に向けて折り曲げられた状態において互いに嵌合して側壁3により形成された上端開口18を塞いだ状態を維持することが可能な嵌合手段20を有する。この構成においては、梱包箱1の天面である外フラップ7に掛かる荷重によって外フラップ7もしくは内フラップ5が凹んでしまうと、嵌合手段20による一対の外フラップ7の嵌合力が弱まってしまうおそれがある。しかし、前述した実施形態により外フラップ7および内フラップ5が凹んでしまうことを抑制することができるため、一対の外フラップ7の嵌合力が弱まってしまうことを抑制することができる。
前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 梱包箱
3 側壁
3a (一方の対向した)側壁
3b (他方の対向した)側壁
4 底壁
5 内フラップ
5a 第1折り曲げ部
5b 第2折り曲げ部
5c 第3折り曲げ部
7 外フラップ
11 把持穴
15 貫通穴
18 上端開口
20 嵌合手段
21 挿し込み片
23 被挿し込み片
A 折れ線
B 折れ線
C 折れ線
X 折れ線
Y 切り欠き線
3 側壁
3a (一方の対向した)側壁
3b (他方の対向した)側壁
4 底壁
5 内フラップ
5a 第1折り曲げ部
5b 第2折り曲げ部
5c 第3折り曲げ部
7 外フラップ
11 把持穴
15 貫通穴
18 上端開口
20 嵌合手段
21 挿し込み片
23 被挿し込み片
A 折れ線
B 折れ線
C 折れ線
X 折れ線
Y 切り欠き線
Claims (3)
- 板材によって構成された直方体状の梱包箱であって、
2組の対向した側壁と、
前記側壁の下方を塞ぐ底壁と、
一方の対向した前記側壁の上端に連設された一対の内フラップと、
他方の対向した前記側壁の上端に連設された一対の外フラップと、
を備えており、
内側に向けて折り曲げられた前記内フラップの上方側において前記外フラップが内側に向けて折り曲げられることで、前記側壁の上方が塞がれ、
前記内フラップは、前記側壁の上端に連設されて内側に向けて折り曲げられる第1折り曲げ部と、前記第1折り曲げ部に連設されて前記第1折り曲げ部の下面に沿うように外側に向けて折り曲げられる第2折り曲げ部と、前記第2折り曲げ部に連設されて前記側壁の内面に沿うように下方に向けて折り曲げられる第3折り曲げ部と、を有する梱包箱。 - 上端に前記内フラップが連設された前記側壁には、前記梱包箱を持ち上げるときに手を挿入可能となるように前記側壁を貫通した把持穴が形成されており、
前記内フラップの前記第3折り曲げ部には、前記側壁の内面に沿うように下方に向けて折り曲げられた状態において前記側壁の前記把持穴と重なる位置に貫通穴が形成される請求項1に記載の梱包箱。 - 前記一対の外フラップは、内側に向けて折り曲げられた状態において互いに嵌合して前記側壁の上方を塞いだ状態を維持することが可能な嵌合手段を有する請求項1又は2に記載の梱包箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140240A JP2019018891A (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 梱包箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140240A JP2019018891A (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 梱包箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019018891A true JP2019018891A (ja) | 2019-02-07 |
Family
ID=65353983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017140240A Pending JP2019018891A (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 梱包箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019018891A (ja) |
-
2017
- 2017-07-19 JP JP2017140240A patent/JP2019018891A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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