JP2019018534A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺状の基材に形成された下地パターンに印刷パターンを高精度に重ね合わせて基材にグラビア印刷する。【解決手段】転写ローラへの印刷パターンの受理前に、印刷領域に位置決めされた下地パターンの一部または下地パターンに関連して基材に設けられるマークをアライメントマークとして撮像し、アライメントマークの画像から下地パターンの位置情報を取得するとともに、位置情報に基づいてグラビア版を移動させて下地パターンに対するグラビア版の姿勢を調整する。【選択図】図2

Description

この発明は、長尺状の基材に形成された下地パターンに重ね合わせて印刷パターンをグラビア印刷する印刷技術に関するものである。
電子回路を構成する回路パターンや半導体関連の各種デバイス等の電極パターンなどを形成する装置として、例えば特許文献1に記載されているようにグラビアオフセット印刷法を用いた印刷装置が提案されている。この印刷装置では、印刷パターンに対応する凹部が形成された版に対してブランケットロールが当接しながら回転することでインクの印刷パターンを受理する。そして、ロール状に巻き取られた基材がフィルム供給部により印刷領域に間欠的に搬送される。この印刷領域には、印刷定盤が設けられており、基材の搬送方向に対して版の水平姿勢と同じ姿勢で基材を固定する。この印刷定盤による基材の固定後に、ブランケットロールが印刷領域に移動し、基材の下地パターン上に上記印刷パターンを転写する。
特開2012ー171202号公報
上記印刷装置では、予め設定した搬送方向に基材が適切に搬送され、しかも印刷領域で印刷定盤に設計通りに固定される場合には、下地パターンと印刷パターンとの間に相対的な位置ズレは生じず、良好な印刷結果が得られる。しかしながら、ロール状に巻き取られた基材を安定して搬送することが事実上困難であり、基材の蛇行や伸びなどが生じることがある。これらの存在により下地パターンと印刷パターンとの位置ズレが生じて印刷品質の低下を招くことがあった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、長尺状の基材に形成された下地パターンに印刷パターンを高精度に重ね合わせて基材にグラビア印刷することができる印刷技術を提供することを目的とする。
この発明の一態様は、印刷装置であって、下地パターンを担持する長尺状の基材を基材の長尺方向に搬送して下地パターンを印刷領域に位置決めする基材搬送部と、グラビア版と転写ローラとを有し、グラビア版が担持する印刷パターンを転写ローラに受理させるとともに転写ローラに受理された印刷パターンを印刷領域に位置する下地パターンに重ね合わせて転写ローラから基材に転写する印刷ヘッドと、印刷領域に位置する下地パターンの一部または下地パターンに関連して基材に設けられるマークをアライメントマークとして撮像する撮像部と、印刷ヘッドのうち少なくともグラビア版を移動させてグラビア版の姿勢を変更させる姿勢変更機構と、撮像部により撮像された画像から下地パターンの位置情報を取得するとともに、位置情報に基づいて姿勢変更機構を制御して下地パターンに対してグラビア版の姿勢を調整する制御部とを備えることを特徴としている。
また、この発明の他の態様は、下地パターンを担持する長尺状の基材を基材の長尺方向に搬送して下地パターンを印刷領域に位置決めした後で、グラビア版に担持された印刷パターンを転写ローラに受理させるとともに転写ローラに受理された印刷パターンを印刷領域に位置する下地パターンに重ね合わせて転写ローラから基材に転写して印刷パターンの印刷を行う印刷方法であって、転写ローラへの印刷パターンの受理前に、印刷領域に位置決めされた下地パターンの一部または下地パターンに関連して基材に設けられるマークをアライメントマークとして撮像する工程と、アライメントマークの画像から下地パターンの位置情報を取得するとともに、位置情報に基づいてグラビア版を移動させて下地パターンに対するグラビア版の姿勢を調整する工程とを実行することを特徴としている。
このように構成された発明では、長尺方向への基材の搬送により下地パターンが印刷領域に位置決めされると、当該下地パターンの一部または下地パターンに関連して基材に設けられるマークが撮像される。そして、撮像画像から得られる下地パターンの位置情報に基づいて下地パターンに対するグラビア版の姿勢が調整される。そして、当該姿勢調整後のグラビア版から転写ローラへの印刷パターンの受理、ならびに転写ローラに受理された印刷パターンの基材への転写が行われる。すなわち、グラビア版に担持される印刷パターンが下地パターンに位置合せされた状態で印刷パターンの受理・転写が行われる。
以上のように、本発明によれば、基材に形成された下地パターンに印刷パターンを高精度に重ね合わせて基材にグラビア印刷することができる。
本発明に係る印刷装置の第1実施形態を示す図である。 印刷ヘッドと撮像部の構成を模式的に示す図である。 図1に示す印刷装置の印刷動作を示すフローチャートである。 印刷動作を模式的に示す図である。 下地パターンの位置ズレ態様の一例を模式的に示す図である。 下地パターンの位置ズレ態様の他の例を模式的に示す図である。 本発明に係る印刷装置の第2実施形態を示す図である。 図6に示す印刷装置における印刷ヘッドと撮像部の構成を模式的に示す図である。 図6に示す印刷装置の印刷動作を示すフローチャートである。 図6に示す印刷装置の印刷動作を模式的に示す図である。 本発明に係る印刷装置の第3実施形態を示す図である。
図1は本発明に係る印刷装置の第1実施形態を示す図である。この印刷装置1は、樹脂やガラスなどの長尺状基材2(以下、単に「基材」という)に形成された下地パターンBPに重ね合わせて印刷パターンPPをグラビア印刷する装置である。印刷装置1では、基材2の長尺方向Y(以下「Y方向」という)に複数の下地パターンBPが互いに離間して形成されている。この基材2は例えばロール状に巻き取られて基材搬送部3の繰出室31に収納されている。基材2は基材搬送部3の基材搬送機構32により繰出室31から繰り出され、さらにY方向に搬送され、印刷ヘッド5によるグラビア印刷が行われる印刷領域R1を経由して基材搬送部3の回収室33に送られる。
第1実施形態では、基材搬送部3は装置全体を制御する制御部9からの制御指令に応じて基材2を間欠的に搬送する。つまり、基材搬送部3は、基材2をY方向に一定距離だけ搬送して一の下地パターンBPを印刷領域R1に位置決めした後、一定時間だけ搬送を停止する。この印刷領域R1では、基材2の鉛直下方に吸着保持部4が配置されている。吸着保持部4は吸着制御部41と接続されている。そして、基材2を一時停止している間、制御部9からの制御指令に応じて吸着制御部41が作動し、吸着保持部4に負圧を与えることで基材2を下方側から吸着保持可能となっている。
搬送停止期間の間、基材2は吸着保持部4により保持された状態で撮像部7によるアライメントマークの撮像処理、撮像された画像に基づく印刷ヘッド5の姿勢調整処理および姿勢調整された印刷ヘッド5によるグラビア印刷処理が行われ、当該一の下地パターンBPに対して印刷パターンPPが印刷される。なお、印刷ヘッド5および撮像部7の構成ならびに動作については、後で詳述する。
上記印刷によって所望の印刷物(=基材2に下地パターンと印刷パターンとを積層して印刷したもの)が得られる。そして、当該印刷の完了とともに吸着保持部4による吸着保持が解除され、基材搬送部3は再び基材2をY方向に一定距離だけ搬送して上記印刷物を回収室33に向けて搬送するとともに次の下地パターンBPを印刷領域R1に位置決めする。このような動作が繰り返されることで上記印刷物が大量に連続して製造される。
図2は印刷ヘッドと撮像部の構成を模式的に示す図である。印刷ヘッド5は、主たる構成として、ヘッド本体51と、スリットノズル52と、ブレード53と、版胴54と、転写ローラ55とを備えている。ヘッド本体51は基材2の上方空間においてスリットノズル52、ブレード53、版胴54および転写ローラ55を一体的に保持しながら、図示を省略するXYZθ機構によってY方向、当該Y方向と直交する水平方向X(以下「X方向」という)、鉛直方向Z(以下「Z方向」という)および鉛直軸J1を回動中心として回動軸方向θ(以下「θ方向」という)に移動自在となっている。これらのうち特にX方向における可動範囲は、Y方向およびZ方向における可動範囲よりも大きく設定されており、上記印刷領域R1の上方位置と、上記印刷領域R1からX方向に離れた待機領域R2との間で印刷ヘッド5は移動自在となっている。また、ヘッド本体51をX方向、Y方向およびθ方向に微小変位させることで印刷ヘッド5の姿勢を調整可能となっている。さらに、ヘッド本体51を鉛直方向Zに移動させることで基材2に対する印刷ヘッド5の高さ位置を調整可能となっている。
印刷ヘッド5には、図1に示すように、X軸駆動部81、Y軸駆動部82、θ軸駆動部83およびZ軸駆動部84が接続されている。X軸駆動部81、Y軸駆動部82、θ軸駆動部83およびZ軸駆動部84はヘッド本体51をそれぞれX方向、Y方向、θ方向およびZ方向に駆動する。このため、例えば制御部9からの姿勢調整指令に応じてX軸駆動部81、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83が作動することでヘッド本体51に保持されるスリットノズル52、ブレード53、版胴54および転写ローラ55が一体的にX方向、Y方向およびθ方向に変位してグラビア版56の姿勢が調整される。このように、第1実施形態では、X軸駆動部81、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83が本発明の「姿勢変更機構」として機能している。また、制御部9からのX移動指令に応じてX軸駆動部81が作動することで、上記姿勢調整された印刷ヘッド5が待機領域R2と印刷領域R1との間で往復移動する。さらに、制御部9からのZ移動指令に応じてZ軸駆動部84が作動することで、上記姿勢調整された印刷ヘッド5がZ方向に昇降され、基材2に対する高さ位置が調整される。
ここで、本実施形態では、上記姿勢調整を高精度に行うために、撮像部7が設けられている。撮像部7は、図1および図2に示すように、2つのアライメントカメラ71、72を備えている。本実施形態では、下地パターンBPに関連付けて2つのマークM1、M2がいわゆるアライメントマークとして基材2上に設けられている。より具体的には、マークM1、M2はY方向に互いに離間してほぼ一列に配置されている。ここで、マークM1、M2を下地パターンBPから独立して設ける代わりに、下地パターンBPの一部をアライメントマークとして用いてもよい。また、アライメントマークの数も2個に限定されず、3個以上であってもよい。
本実施形態では上記したように下地パターンBP毎に2つのマークM1、M2が設けられており、これらのマークM1、M2をそれぞれアライメントカメラ71、72により撮像可能となっている。つまり、下地パターンBPが印刷領域R1に位置決めされた際に、アライメントカメラ71、72はそれぞれマークM1、M2のほぼ直上に位置するように配置され、鉛直上方からマークM1、M2をそれぞれ撮像する。ここで「ほぼ直上位置する」とは、マークM1、M2がそれぞれアライメントカメラ71、72の撮像範囲に入る程度にアライメントカメラ71、72が固定されていることを意味している。
また、次に説明するように印刷ヘッド5の印刷領域R1への移動により転写処理が実行されることから、アライメントカメラ71、72は印刷ヘッド5の移動空間よりも上方に配設されている。このような配置構造を採用することで撮像部7のアライメントカメラ71、72と印刷ヘッド5との干渉を効果的に防止しながら2つのマークM1、M2を撮像することが可能となっている。
マークM1を撮像したアライメントカメラ71からマークM1の画像信号が画像処理部73に与えられるとともに、マークM2を撮像したアライメントカメラ72からマークM2の画像信号が画像処理部73に与えられる。この画像処理部73は、これらの画像信号に対して種々の画像処理を加えてマークM1、M2の位置情報を含む信号を制御部9に与える。そして、それらの信号に基づく制御部9による姿勢調整処理を印刷ヘッド5は受ける。
印刷ヘッド5は上記したように版胴54を有している。この版胴54は回転駆動部85と接続されている。そして、制御部9からの回転指令に応じて回転駆動部85が作動してY方向とほぼ平行な回転軸J2まわりに版胴54を回転させる。この版胴54の外周面にグラビア版56が装着されている。グラビア版56には、印刷パターンPPに対応する凹部(後で説明する図4中の符号561参照)が設けられている。グラビア版56の表面に対向するようにスリットノズル52が設けられている。スリットノズル52はほぼX方向に伸びる長尺状の吐出口(図示省略)を有しており、当該吐出口から印刷パターンPPの材料(ここでは、液状または粘性状の機能性材料)を吐出する。また、グラビア版56の表面に対してブレード53の先端部が接触してグラビア版56の表面に供給された機能性材料を凹部に充填させる。これによって、機能性材料の印刷パターンPPが形成され、グラビア版56に担持される。
図2に示すように、版胴54に隣接して転写ローラ55が回転軸J3まわりに回転自在に配置されている。基材2の搬送を一時的に停止させている間に転写ローラ55の外周面が版胴54上のグラビア版56と摺接しながら転写ローラ55は版胴54に対して従動回転し、これによって、機能性材料の印刷パターンPPが転写ローラ55の外周面に受理される。さらに、待機領域R2から印刷領域R1への印刷ヘッド5のX方向移動によって、基材2に対して転写ローラ55が従動回転し、印刷パターンPPが印刷領域R1に位置決めされている基材2の下地パターンBP上に転写される。こうして転写処理を行う際には、鉛直方向Zにおける基材2に対する転写ローラ55の高さ位置がZ軸駆動部84により調整されており、適切な圧力で転写ローラ55が基材2に押し付けられる。なお、本実施形態では、転写ローラ55が従動回転して基材2に対してX方向に転動して印刷パターンPPを基材2に転写するように構成しているが、転写ローラ55を回転させる回転駆動部を別途設けて受理および転写精度をさらに高めてもよい。また、回転駆動部を転写ローラ55のみに接続して受理および転写を実行するように構成してもよい。
このような受理および転写動作を行う際に、基材2が印刷領域R1で吸着保持部4によって設計通りに保持固定されていない場合には、下地パターンBPと印刷パターンPPとの間に相対的な位置ズレが生じてしまう。そこで、本実施形態では、制御部9がアライメントカメラ71、72により撮像されたマークM1、M2の画像に基づいて印刷領域R1における下地パターンBPの位置情報を求め、当該位置情報に応じて受理および転写処理前に印刷ヘッド5をX方向、Y方向およびθ方向に微小量だけ移動させて下地パターンBPに対するグラビア版56の姿勢を調整する。つまり、制御部9はCPUなどの演算処理部(図示省略)および印刷プログラムを記憶する記憶部を有し、演算処理部が記憶部から印刷プログラムを読み出し、印刷装置1の各部を以下のように制御することで下地パターンBPに対して印刷パターンPPを高精度に重ね合わせて基材2にグラビア印刷することが可能となっている。
図3は図1に示す印刷装置の印刷動作を示すフローチャートである。また、図4は印刷動作を模式的に示す図である。第1実施形態では、基材搬送部3により基材2の間欠搬送が一定時間間隔で実行されて図4の(a)欄に示すように一の下地パターンBPが印刷領域R1に位置決めされる(ステップS11)。そして、吸着保持部4が作動して印刷領域R1に位置決めされた基材2を下面側から吸着保持する(ステップS12)。上記位置決め直後から一定時間だけ基材2の搬送が停止されるが、その間に、ステップS13〜S18が実行される。
下地パターンBPが印刷領域R1に位置決めされると、当該下地パターンBPに対応するマークM1、M2はそれぞれアライメントカメラ71,72の撮像範囲に位置しており、アライメントカメラ71,72がそれぞれマークM1、M2の画像を撮像する。そして、マークM1、M2の像が画像処理部73を介して制御部9に与えられる(ステップS13)。すると、制御部9の演算処理部はマークM1、M2の像からマークM1、M2のX方向およびY方向における座標を算出し、それらから下地パターンBPの位置情報を取得する(ステップS14)。例えば図5Aに示すように下地パターンBPが予め設定されている基準位置(同図中の点線位置)から水平方向に平行シフトした場合には、マークM1、M2のX方向およびY方向における座標から下地パターンBPがX方向における基準位置からシフト量ΔXとY方向における基準位置からシフト量ΔYとを算出し、これらを下地パターンBPの位置情報として取得する。また、図5Bに示すように下地パターンBPが基準位置(同図中の点線位置)からθ方向に回転している場合には、マークM1、M2のX方向およびY方向における座標から下地パターンBPの基準位置からの回転量Δθが下地パターンBPの位置情報として取得する。さらに、下地パターンBPが基準位置に対して水平方向にもθ方向にも移動している場合にはシフト量ΔX、ΔYおよび回転量Δθが下地パターンBPの位置情報として取得される。もちろん、下地パターンBPの位置情報は、これらに限定されるものではなく、例えば下地パターンBPの中心座標と回転量とを上記位置情報として取得してもよい。
こうして下地パターンBPの位置情報が求まると、制御部9は下地パターンBPの位置情報に基づいてX軸駆動部81、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83を制御して印刷ヘッド5全体をX方向に距離ΔX、Y方向に距離ΔYおよびθ方向に回転量Δθだけ移動させてグラビア版56を含めた印刷ヘッド5全体の姿勢を調整する。
また、当該姿勢調整と並行して印刷ヘッド5による印刷パターンPPの印刷を開始する(ステップS15)。もちろん、上記姿勢調整後に印刷パターンPPの印刷開始を実行してもよい。しかしながら、第1実施形態では、スリットノズル52、ブレード53、版胴54および転写ローラ55が一体的に移動可能となっていることから、図4の(b)欄に示すように印刷ヘッド5が印刷開始位置PSに位置して転写ローラ55による基材2への転写動作が開始されるまでの間であれば、上記姿勢調整動作と印刷パターンPPの形成・受理動作とを並行して行うことができ、これによって印刷時間の短縮を図ることができる。
印刷パターンPPの転写開始後、図4の(c)欄に示すように、印刷ヘッド5の印刷領域R1側への移動に伴って印刷パターンPPが下地パターンBPに転写されていく。そして、印刷ヘッド5が印刷終了位置PEまで移動して印刷パターンPPの印刷が完了する(ステップS16で「YES」と判定する)と、制御部9はZ軸駆動部84を制御して印刷ヘッド5を基材2から上昇させるとともにX軸駆動部81を制御して印刷ヘッド5を待機領域R2に退避させる(ステップS17)。そして、未印刷の下地パターンBPが残っている場合(ステップS18で「YES」)は、ステップS11に戻って上記一連の動作(ステップS11〜S17)が繰り返される。一方、未印刷の下地パターンBPが残っていない場合(ステップS18で「NO」)は、印刷動作を終了する。
以上のように、第1実施形態によれば、印刷ヘッド5全体をX方向に移動させながら印刷パターンPPの受理・転写を行う前に、アライメントカメラ71、72によるマークM1、M2の撮像画像から下地パターンBPの位置情報を取得し、さらに当該位置情報に基づいて印刷ヘッド5を移動させることで下地パターンBPに対するグラビア版56の姿勢を調整している。このため、グラビア版56に担持される印刷パターンPPが下地パターンBPに位置合せされた状態で印刷パターンPPの受理および転写を行うことができる。その結果、基材2に形成された下地パターンBPに印刷パターンPPを高精度に重ね合わせて基材2にグラビア印刷することができる。
図6は本発明に係る印刷装置の第2実施形態を示す図である。また、図7は図6に示す印刷装置における印刷ヘッドと撮像部の構成を模式的に示す図である。第2実施形態に係る印刷装置1が第1実施形態と大きく相違する点は印刷ヘッド5の構成および動作であり、その他の構成および動作は第1実施形態と同一である。以下、相違点を中心に説明し、同一構成については同一符号を付して構成説明を省略する。
第2実施形態では、版胴54の代わりに版支持テーブル57が印刷領域R1からX方向に離れた受理領域R3に配置されている。この版支持テーブル57は、その上面でグラビア版56を保持可能に構成されている。また、版支持テーブル57は受理領域R3においてX方向、Y方向およびθ方向に移動自在となっている、また、版支持テーブル57には、図6に示すように、X軸駆動部811、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83が接続されている。
第2実施形態では、X方向での移動可能範囲は第1実施形態に比べて小さく、受理領域R3で版支持テーブル57をX軸駆動部811によってX方向に変位させてX方向におけるグラビア版56の姿勢を調整可能となっているにすぎない。また、Y方向およびθ方向の移動可能範囲についても、X方向と同様に、受理領域R3で版支持テーブル57をY軸駆動部82によってY方向に変位させてY方向におけるグラビア版56の姿勢を調整し、版支持テーブル57をθ軸駆動部83によってθ方向に変位させてθ方向におけるグラビア版56の姿勢を調整する。このように、第2実施形態においても、X軸駆動部811、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83が本発明の「姿勢変更機構」として機能しており、これらによってグラビア版56の姿勢を調整可能となっている。
また、図示を省略しているが、平板状態のグラビア版56に対して機能性材料を供給するスリットノズルおよびブレードが受理領域R3に配置されている。スリットノズルおよびブレードについては、従来より公知の構成を用いることができる。
一方、印刷ヘッド5の転写ローラ55は図示を省略するローラ移動機構によってX方向に移動可能となっており、その移動可能範囲は受理領域R3、待機領域R2および印刷領域R1に広がっている。転写ローラ55には、図6に示すように、X軸駆動部812が接続され、制御部9からの移動指令に応じて作動することで転写ローラ55を印刷領域R1、待機領域R2および受理領域R3の間を移動させることが可能となっている。また、転写ローラ55には、Z軸駆動部841が接続されている。このため、制御部9からの昇降指令に応じてZ軸駆動部841が作動することで転写ローラ55をグラビア版56や基材2に接触させたり、上方に離間させたりすることが可能となっている。さらに、転写ローラ55には回転駆動部86が接続されており、制御部9からの回転指令に応じて回転駆動部86が作動することで転写ローラ55のX方向への移動に連動して転写ローラ55を回転させる。
次に、上記のように構成された印刷装置1による印刷動作について図8および図9を参照しつつ説明する。図8は図6に示す印刷装置の印刷動作を示すフローチャートである。また、図9は図6に示す印刷装置の印刷動作を模式的に示す図である。第2実施形態では、第1実施形態と同様に、基材搬送部3により基材2の間欠搬送が一定時間間隔で実行されて図9の(a)欄に示すように一の下地パターンBPが印刷領域R1に位置決めされる(ステップS21)。そして、吸着保持部4による基材2の吸着保持(ステップS22)、アライメントカメラ71,72によるマークM1、M2の撮像(ステップS23)および下地パターンBPの位置情報取得(ステップS24)を行う。
そして、第2実施形態では、制御部9は下地パターンBPの位置情報に基づいてX軸駆動部811、Y軸駆動部82およびθ軸駆動部83を制御して版支持テーブル57をX方向、Y方向およびθ方向に移動させ、これによってグラビア版56の姿勢を調整する(ステップS25)。この姿勢調整の前後でグラビア版56への機能性材料の供給およびブレードによる機能性材料の凹部への充填を行って印刷パターンPPを形成している。また、当該印刷パターンPPの形成および上記姿勢調整中は、転写ローラ55は図9の(a)欄に示すように待機領域R2で待機している。
グラビア版56の姿勢調整および印刷パターンPPの形成が完了すると、制御部9は回転駆動部86により転写ローラ55を回転させながらX軸駆動部812により転写ローラ55を待機領域R2から受理領域R3に移動させる。また、待機領域R2から受理領域R3への移動に伴って制御部9はZ軸駆動部841によって転写ローラ55を下降させて転写ローラ55の外周面をグラビア版56に接触させる。これらの動作によって、印刷パターンPPがグラビア版56から転写ローラ55に受理される(ステップS26)。
この受理処理後に制御部9は、Z軸駆動部841によって転写ローラ55を上昇させて転写ローラ55の外周面をグラビア版56から離間させた後、X軸駆動部812により転写ローラ55を受理領域R3から待機領域R2を経由して印刷領域R1に移動させる。また、図9の(b)欄に示すように、制御部9は回転駆動部86およびZ軸駆動部841を制御し、印刷パターンPPの先端部を印刷開始位置PSに位置させた時点で転写ローラ55を基材2に接触させて印刷パターンPPの転写を開始する。そして、図9の(c)欄に示すように転写ローラ55が印刷終了位置PEに達するまで、転写ローラ55の外周面を基材2に接触させながらX方向に転動して印刷パターンPPを基材2に転写する(ステップS27)。
そして、転写ローラ55が印刷終了位置PEまで移動して印刷パターンPPの印刷が完了する(ステップS28で「YES」と判定する)と、制御部9はZ軸駆動部841を制御して転写ローラ55を基材2から上昇させるとともにX軸駆動部812を制御して印刷ヘッド5を待機領域R2に退避させる(ステップS29)。そして、未印刷の下地パターンBPが残っている場合(ステップS30で「YES」)は、ステップS21に戻って上記一連の動作(ステップS21〜S29)が繰り返される。一方、未印刷の下地パターンBPが残っていない場合(ステップS30で「NO」)は、印刷動作を終了する。
以上のように、第2実施形態によれば、印刷ヘッド5の一部である転写ローラ55をX方向に往復移動させることで印刷パターンPPの受理・転写を行う前に、アライメントカメラ71、72によるマークM1、M2の撮像画像から下地パターンBPの位置情報を取得し、さらに当該位置情報に基づいて版支持テーブル57を移動させることで下地パターンBPに対するグラビア版56の姿勢を調整している。このため、第1実施形態と同様に、グラビア版56に担持される印刷パターンPPが下地パターンBPに位置合せされた状態で印刷パターンPPの受理および転写を行うことができる。その結果、基材2に形成された下地パターンBPに印刷パターンPPを高精度に重ね合わせて基材2にグラビア印刷することができる。
上記したように実施形態では、マークM1、M2が本発明の「下地パターンに関連して基材に設けられるマーク」の一例に相当している。また、第1実施形態におけるX軸駆動部81が本発明の「ヘッド駆動部」の一例に相当し、第2実施形態におけるX軸駆動部812が本発明の「ローラ駆動部」の一例に相当している。また、第1実施形態において印刷ヘッド5がX方向に移動する経路および第2実施形態において転写ローラ55がX方向に移動する経路が本発明の「移動経路」の一例に相当している。なお、本発明の「印刷ヘッドのうち少なくともグラビア版を移動させて」とは、第1実施形態のように印刷ヘッド5全体を移動させることでグラビア版56を移動させることと、第2実施形態のように印刷ヘッド5の一構成部品である版支持テーブル57のみを移動させることとを含んでいる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、第1実施形態では印刷ヘッド5全体が、また第2実施形態では印刷ヘッド5の一部(転写ローラ55)が基材2の長手方向(Y方向)に対して直交する水平方向(X方向)に移動して転写処理を行っているが、基材2に対する印刷ヘッド5のアクセス態様はこれに限定されるものではなく、例えば図10に示すように、基材搬送部3の繰出室31を吸着保持部4の下方位置に配置し、複数の搬送ローラ34、35により印刷領域R1に搬送するとともに、
Y方向における上流側(同図の左手側)から印刷領域R1に対して印刷ヘッド5を進退移動させるように構成してもよい(第3実施形態)。もちろん、特許文献1に記載されているように斜め方向からアクセスするように構成してもよい。
また、上記実施形態では、吸着保持部4により印刷領域R1に位置決めされた基材2を保持しているが、保持方式はこれに限定されるものではなく、例えばチャック機構などによりメカニカルに保持してもよい。
この発明は、長尺状の基材に形成された下地パターンに重ね合わせて印刷パターンをグラビア印刷する印刷技術に対して好適に適用することができる。
1…印刷装置
2…(長尺状の)基材
3…基材搬送部
5…印刷ヘッド
7…撮像部
9…制御部
54…版胴
55…転写ローラ
56…グラビア版
57…版支持テーブル
71,72…アライメントカメラ
81…X軸駆動部(姿勢変更機構、ヘッド駆動部)
811…X軸駆動部(姿勢変更機構)
812…X軸駆動部(ローラ駆動部)
82…Y軸駆動部(姿勢変更機構)
83…θ軸駆動部(姿勢変更機構)
BP…下地パターン
M1,M2…(アライメント)マーク
PP…印刷パターン
R1…印刷領域
R2…待機領域
R3…受理領域
X…水平方向
Y…長尺方向

Claims (6)

  1. 下地パターンを担持する長尺状の基材を前記基材の長尺方向に搬送して前記下地パターンを印刷領域に位置決めする基材搬送部と、
    グラビア版と転写ローラとを有し、前記グラビア版が担持する印刷パターンを前記転写ローラに受理させるとともに前記転写ローラに受理された前記印刷パターンを前記印刷領域に位置する前記下地パターンに重ね合わせて前記転写ローラから前記基材に転写する印刷ヘッドと、
    前記印刷領域に位置する前記下地パターンの一部または前記下地パターンに関連して前記基材に設けられるマークをアライメントマークとして撮像する撮像部と、
    前記印刷ヘッドのうち少なくとも前記グラビア版を移動させて前記グラビア版の姿勢を変更させる姿勢変更機構と、
    前記撮像部により撮像された画像から前記下地パターンの位置情報を取得するとともに、前記位置情報に基づいて前記姿勢変更機構を制御して前記下地パターンに対して前記グラビア版の姿勢を調整する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記印刷ヘッドは、前記グラビア版を外周面で保持する版胴を有し、前記版胴に保持された前記グラビア版と前記転写ローラの外周面とを接触させながら前記版胴および前記転写ローラを回転させて前記グラビア版が担持する前記印刷パターンを前記転写ローラに受理させ、前記転写ローラの外周面と前記基材とを接触させながら前記転写ローラが前記基材に対して転動して前記転写ローラに受理された前記印刷パターンを前記基材に転写し、
    前記姿勢変更機構は、前記版胴と前記転写ローラとを一体的に移動させて前記グラビア版の姿勢を変更させる印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記印刷ヘッド全体を、前記印刷領域から離れた待機領域と前記印刷領域との間を移動させるヘッド駆動部を備え、
    前記撮像部は、前記印刷ヘッドが移動する移動経路から離れた位置に設けられる、または前記移動経路上に位置して前記アライメントマークを撮像する一方で前記印刷ヘッドの前記印刷領域への移動に伴って前記移動経路から退避する印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記印刷ヘッドは、前記印刷領域から離れた受理領域で前記グラビア版を平板状態で支持する版支持テーブルを有し、前記版支持テーブルに支持される前記グラビア版に対して前記転写ローラの外周面を接触させながら前記転写ローラを前記グラビア版に対して転動させて前記グラビア版が担持する前記印刷パターンを前記転写ローラに受理させ、前記転写ローラの外周面と前記基材とを接触させながら前記転写ローラが前記基材に対して転動して前記転写ローラに受理された前記印刷パターンを前記基材に転写し、
    前記姿勢変更機構は、前記版支持テーブルを移動させて前記グラビア版の姿勢を変更させる印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置であって、
    前記印刷領域と前記受理領域との間で前記転写ローラを移動させるローラ駆動部を備え、
    前記撮像部は、前記転写ローラが移動する移動経路から離れた位置に設けられる、または前記移動経路上に位置して前記アライメントマークを撮像する一方で前記転写ローラの前記印刷領域への移動に伴って前記移動経路から退避する印刷装置。
  6. 下地パターンを担持する長尺状の基材を前記基材の長尺方向に搬送して前記下地パターンを印刷領域に位置決めした後で、グラビア版に担持された印刷パターンを転写ローラに受理させるとともに前記転写ローラに受理された前記印刷パターンを印刷領域に位置する下地パターンに重ね合わせて前記転写ローラから前記基材に転写して前記印刷パターンの印刷を行う印刷方法であって、
    前記転写ローラへの前記印刷パターンの受理前に、
    前記印刷領域に位置決めされた前記下地パターンの一部または前記下地パターンに関連して前記基材に設けられるマークをアライメントマークとして撮像する工程と、
    前記アライメントマークの画像から前記下地パターンの位置情報を取得するとともに、前記位置情報に基づいて前記グラビア版を移動させて前記下地パターンに対する前記グラビア版の姿勢を調整する工程と
    を実行することを特徴とする印刷方法。
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