JP2019017897A - バッグ - Google Patents
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Abstract
Description
従来の持ち運び可能なバッグは、持ち運び時に収納物が飛び出ないように、取り出し口にファスナーやカバーが設けられるものがあった。
尚、関連する先行技術文献として、実開昭62−42521号公報「収納ケース」(特許文献1)、登録実用新案第3007802号公報「ツーウェイバッグ」(特許文献2)、登録実用新案第3163632号公報「ティッシュ箱及び小物雑貨の収納ケース」(特許文献3)がある。
特許文献2には、2つの収納部を備えており、それらを接続する連結帯部を中心に反転させて異なるバッグに変身させることが記載されている。
また、特許文献1〜3では、上記課題を解決する構成とはなっていないものである。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るバッグ(本バッグ)は、第1の収納ボックスは、第1面とそれに対向する第2面とを有し、第1面の上部には蓋部と持ち手部が形成され、第2面は、第1面より低く、上部に切欠部を有し、第2の収納ボックスも同様の構成をしており、第1と第2の収納ボックスとが接続部で接続され、当該接続部の動作により、2つの収納ボックスを180°回転可能とし、持ち運ぶ(閉じた状態)時には、第1の収納ボックスの第1面と第2の収納ボックスの第1面とが外側に向いており、使用する(開いた状態)時には、接続部が第1の収納ボックスの第1面と第2の収納ボックスの第1面とを密着させるようにして、第1の収納ボックスの第2面と第2の収納ボックスの第2面とが外側を向くような構成としているので、持ち運ぶ時は第2面同士が接触して蓋部により閉じた状態で収納物が飛び出ることを防止でき、使用時は第1面同士を密着させ、上部に切欠部を有する第2面がそれぞれ外側にして開いた状態とし、収納物を取り出し易くできるものである。
本バッグの構成について図1〜6を参照しながら説明する。図1は、閉じた状態の正面図であり、図2は、閉じた状態の右側面図であり、図3は、閉じた状態の左側面図であり、図4は、開いた状態の正面図であり、図5は、開いた状態の背面図であり、図6は、開いた状態の左側面図である。
尚、閉じた状態の背面図は、図1と同様であるので省略する。
ここで、閉じた状態とは、2つの収納ボックスが向かい合わせ状態であり、開いた状態とは、2つの収納ボックスが背中合わせの状態である。そして、中間の90°回転させた状態が、横並び状態である。
本バッグは、図2,3に示すように、本体1が2つの収納ボックス10,20を備えている。
そして、図1〜3に示すように、収納ボックス10(第1の収納ボックス)は、第1面11と、その上側に設けられる蓋部12aと、合わせ部13aとを有している。
収納ボックス20(第2の収納ボックス)は、第1面21と、その上側に設けられる蓋部22aと、合わせ部23aとを有している。
合わせ部13a,23aは、マグネットにより接着し、貫通部14a,24aが設けられて、全体として持ち手部となっている。
具体的には、収納ボックス10の外側が第1面11で、内側が第2面15であり、第1面11と第2面15を第2の側面31´が接続している。
収納ボックス20の外側が第1面21で、内側が第2面25であり、第1面21と第2面25を第1の側面41´が接続している。
開く態様については後述する。
本バッグの開いた状態は、図4〜6に示すように、収納ボックス10,20の収納スペースが外側に露出した状態である。
図4に示すように、収納ボックス10においては、第1面11に対向する第2面15と、蓋部12aの裏面となる蓋部12bと、合わせ部13aの裏面となる合わせ部13bとを有している。
また、図5に示すように、収納ボックス20においては、第1面21に対向する第2面25と、蓋部22aの裏面となる蓋部22bと、合わせ部23aの裏面となる合わせ部23bとを有している。
また、第2面15,25の左右の端辺に近い部分には、切欠部は形成されておらず、収納された物品が落ちないようになっている。
マグネット16a,16b,17,26a,26b,27は、請求項において接着部に相当している。
つまり、収納ボックス10の第1面11、蓋部12b、合わせ部13bと、収納ボックス20の第1面21、蓋部22b、合わせ部23bとが一体となって直立し、図1〜3に示した、閉じた状態に比べて全体の高さは高くなる。この場合、収納ボックス10,20では、上方向が解放されており、更に第2面15,25の切欠部によって、収納物を容易に取り出すことができる構成となる。
尚、図6において、収納ボックス10の第1面11と、収納ボックス20の第1面21とは現われていないため、記載を省略している。
ここで、
本バッグの使用状態について、特に閉じた状態から開いた状態に変化させる態様について図7〜10を参照しながら説明する。図7は、使用状態1を示す概略図であり、図8は、使用状態2を示す概略図であり、図9は、使用状態3を示す概略図であり、図10は、使用状態4を示す概略図である。
図7では、閉じた状態から接着している合わせ部13aと合わせ部23aを引き離し、上側を開けた状態を示している。図7では、合わせ部23aの裏面の合わせ部23bと、蓋部22aの裏面の蓋部22bが現われている。
図8では、密着している収納ボックス10の第2面15と収納ボックス20の第2面25を引き離し、右側の接続部を中心に回転させるように少し開いた状態となっている。
具体的には、収納ボックス10の第2面15における接続部側の端辺と収納ボックス20の第2面25における接続部側の端辺を軸として、収納ボックス10,20が開くようになる。
尚、収納ボックス10の第2面15における接続部側の端辺は、請求項における「第1の収納ボックスの第2面と第1側面との接続辺」であり、収納ボックス20の第2面25における接続部側の端辺は、請求項における「第2の収納ボックスの第2面と第2側面との接続辺」である。
つまり、今度は、収納ボックス10の第1面11における接続部側の端辺と収納ボックス20の第1面21における接続部側の端辺を軸として、収納ボックス10,20が開くようになる。
尚、収納ボックス10の第1面11における接続部側の端辺は、請求項における「第1の収納ボックスの第1面と第1側面との接続辺」であり、収納ボックス20の第1面21における接続部側の端辺は、請求項における「第2の収納ボックスの第1面と第2側面との接続辺」である。
図9では、図8の状態から更に開いて130°程度回転させ、第2面15と第2面25が外側に出るようにしている。
図9に示すように、この状態での回転の中心軸は、第1面11における接続部側の端辺と、第1面21における接続部側の端辺とになっている。
ここで、図9で見えている接続片32,33,42は、図7,8で見えていた接続片32,33,42の裏面である。
図10では、180°開いて、収納ボックス10の第1面11と、収納ボックス20の第1面21が接するようにし、蓋部12b,22bも接し、合わせ部13b,23bが接着して、第1面11,21と蓋部12b,22bと合わせ部13b,23bが垂直に立った構成となる。
本バッグの特徴部分である接続部を具体的に説明する。
接続部については、閉じた状態の側面を図2に、開いた状態の側面を図6に示して説明したが、ここでは更に図11を参照しながら詳細に説明する。図11は、接続部を真上から見た概略図である。図11では、接続片33と接続片42が示されており、接続片32は示されていないが、接続片33の動きと同じである。
図2,6〜10に示すように、接続片42は、2つの接続片32,33の間に形成されている。
図11では、真上から見ているため、角部分の辺a、辺bは、紙面手前から奥に向かって延びている辺である。
90°開いた図11(c)の状態では、辺a,b又は辺c,dのどちらかを軸として、いずれの方向にも回転可能となる。
例えば、図11(a)(b)では、接続片32,33は、収納ボックス10の第1の側面部31を覆い、接続片42は、収納ボックス20の第2の側面部41を覆うようになっているが、図11(d)(e)では、接続片42は、収納ボックス10の第1の側面部31を覆い、接続片32,33は、収納ボックス20の第2の側面部41を覆うようになっている。
接続片32,33の2つを設けたが、いずれか1つであってもよい。また、接続片32,33との間に接続片42を1つ設けたが、接続片を更に複数とし、交互に配置するようにしてもよいし、交互に配置しなくてもよい。
次に、別の実施の形態に係るバッグ(別のバッグ)について図12を参照しながら説明する。図12は、別のバッグの開いた状態の背面図である。
別のバッグは、基本的には、本バッグと同様であり、相違する部分は、持ち手部の貫通部14bを横側に広くして、その上側に持ち手ベルト40を形成したものである。
持ち手ベルト40は、持ち上げたときに型崩れしない程度の硬さの素材を用いており、合わせ部23aに固定されている。
また、収納ボックス20の第1面21の内側には、ポケット30が設けられ、上側から小物を挿入できる構成となっている。
面ファスナー29の右側の濃い破線部分から奥方向に仕切り板が設けられるものである。仕切り板は、取り外しが可能であるため、装着すれば仕切って使用でき、取り外せば内側を広く使用できる。
更に、異なる実施の形態に係るバッグ(異なるバッグ)について図13,14を参照しながら説明する。図13は、ファスナーをしめた状態の天面図であり、図14は、ファスナーをしめた状態の右側面図である。
異なるバッグは、図13,14に示すように、蓋部12c,22cの上側の端辺にファスナー50を形成し、ファスナー50をしめることで蓋部12cと蓋部22cが収納ボックス10,20の開口部を完全に閉じるものである。
ここで、ファスナー50は、一方が開放するオープンファスナーであり、ファスナー50の左端部は開放可能となっている。
図13の右側が接続部となっており、ファスナー50を開いた状態で2つの収納ボックスが180°回転するものである。
接続部は、図14に示すようになっており、基本的な構成は、本バッグと同様となっている。
次に、本バッグの収納状態について、図15〜17を参照しながら説明する。図15は、本バッグの収納状態を示す概略図であり、図16は、収納状態を示す右側面図であり、図17は、棚に収納した例を示す図である。
収納状態の本バッグは、図15に示すように、第1の収納ボックス10の第2面15と第2の収納ボックス20の第2面25が接触した状態で、外側の第1面11に接続する蓋部12aと合わせ部13aを2つの収納ボックス10,20の上に覆うように被せ、続いて外側の第1面21に接続する蓋部22aと合わせ部23aを、蓋部12aと合わせ部13aを覆うように被せる。
図15では、上面に貫通部14aが現われている。
図15では、見出しポケット35を第2の側面31´に形成したが、第1の側面41´に形成してもよく、第2の側面31´及び第1の側面41´の両方に形成してもよい。
収納状態の構成は、図15で説明した通りであり、その他の構成は、図2と同様であるので省略する。
尚、図17では、見出しポケットが表側となるよう棚に収納している。
本バッグ及び別のバッグによれば、閉じた状態で、合わせ部13a,23aが接着し、蓋部12a,22aが収納ボックス10,20をカバーするため、収納物が飛び出ることがなく、持ち運びを容易にし、2つの収納ボックスを180°回転させて開いた状態にすると、第1面11と第1面21が密着して、切欠部を有する第2面15,25が外側になり、蓋部12b,22bと合わせ部13b,23bが接して垂直に立つようになるため、収納ボックス10,20から文房具が取り出し易い構成を実現できる効果がある。
Claims (7)
- 第1の収納ボックスと第2の収納ボックスとを備えるバッグであって、
前記第1の収納ボックス及び前記第2の収納ボックスは、第1面と、前記第1面に対向する第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続する第1側面及び第2側面と、前記第1面の上部に形成される蓋部とをそれぞれ備え、
前記第2面同士を密着させた場合に、前記第1の収納ボックスの前記第2面と前記第1側面との接続辺と、前記第2の収納ボックスの前記第2面と前記第2側面との接続辺とを中心として当該第1側面と当該第2側面を密着させる方向に回転可能であり、当該第1側面と当該第2側面が密着した状態では、前記第1の収納ボックスの前記第1面と前記第1側面との接続辺と、前記第2の収納ボックスの前記第1面と前記第2側面との接続辺とを中心として前記第1面同士を密着させる方向に回転可能である接続部を有することを特徴とするバッグ。 - 第2面は、上部に切欠部を備えることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
- 接続部は、第1の収納ボックスの第1面と第1側面の接続辺と第2の収納ボックスの第2面と第2側面の接続辺とを接続する第1接続片と、前記第2の収納ボックスの前記第1面と第2側面の接続辺と前記第1の収納ボックスの第2面と前記第1側面の接続辺とを接続する第2接続片とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のバッグ。
- 第2面同士を接着する接着部を前記第2面に設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のバッグ。
- 蓋部の上部に持ち手部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のバッグ。
- 第1面同士を接着する接着部を持ち手部に設けたことを特徴とする請求項5記載のバッグ。
- 蓋部の上部にファスナーを形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のバッグ。
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