JP2019015508A - 架線測定装置および架線測定方法 - Google Patents

架線測定装置および架線測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実際の測定からデータの保存までの時間や手間を減らすことができ、また、誤記や誤入力の発生を防止する架線測定装置を提供する。【解決手段】線路を構成するレール30上を走行する台車20に取り付けられ、レールの頭面30aに対して垂直方向上向きで、レールの延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光201を照射するレーザ装置2と、レーザ光が所定の高さの架線41で反射した反射光202が撮像画像内の所定の基準位置で撮像されるように台車のレーザ装置から離れた位置に取り付けられた撮像部3と、台車の移動距離を測定する移動距離測定部と、記憶部と、撮像部が撮像した撮像画像内でレーザ光の反射光が撮像された位置の基準位置からの偏差に基づき反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、移動距離測定部が測定した移動距離に対応づけて、算出した高さと水平偏位を記憶部に記憶する演算処理部とを備える架線測定装置である。【選択図】図3

Description

本発明は、架線測定装置および架線測定方法に関する。
トロリ線の高さと偏位(水平偏位)はパンタグラフが安定的に集電できるように一定の規定値内に設備されていなければならない。その検査は、本線については電気検測車で実施されるが、側線や車両センター構内等については手測定である。手測定には、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている架線測定器が使用される。架線測定器を用いた測定では、現場で測定者が、測定値を読み取り、読み取った測定値を手書きでメモする。そして、測定者は、事務所に戻ってから、表計算ソフトウェア等の所定のフォーマットのファイルに測定値を入力している。
実用新案登録第3200085号公報 実用新案登録第3200086号公報
上述したように、手測定では、実際の測定からデータの保存までの時間や手間がかかるという課題がある。また、手測定では、誤記や誤入力が発生するおそれがあるという課題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、上記の課題を解決することができる架線測定装置および架線測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、線路を構成するレール上を走行する台車に取り付けられ、前記レールの頭面に対して垂直方向上向きで、前記レールの延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光を照射するレーザ装置と、前記レーザ光が所定の高さの架線で反射した反射光が撮像画像内の所定の基準位置で撮像されるように前記台車の前記レーザ装置から離れた位置に取り付けられた撮像部と、前記台車の移動距離を測定する移動距離測定部と、記憶部と、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する演算処理部とを備える架線測定装置である。
また、本発明の一態様は、上記架線測定装置であって、所定の操作を入力する入力部をさらに備え、前記演算処理部が、前記入力部に前記所定の操作が入力されたときに、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の前記高さと前記水平偏位を算出し、その入力操作に対応するものである旨を示して算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する。
また、本発明の一態様は、上記架線測定装置であって、前記台車と前記レールの相対距離を測定する相対距離測定部をさらに備え、前記演算処理部が、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、算出した前記高さと前記水平偏位を前記相対距離測定部が測定した前記相対距離に基づき補正して、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、補正した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する。
また、本発明の一態様は、上記架線測定装置であって、前記演算処理部が、前記撮像画像内で複数の箇所で前記反射光が撮像されている場合、異なる撮像画像に基づき算出された前記高さと前記水平偏位を基準として、前記複数の箇所のいずれかを選択する。
また、本発明の一態様は、線路を構成するレール上を走行する台車に取り付けられ、前記レールの頭面に対して垂直方向上向きで、前記レールの延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光を照射するレーザ装置と、前記レーザ光が所定の高さの架線で反射した反射光が撮像画像内の所定の基準位置で撮像されるように前記台車の前記レーザ装置から離れた位置に取り付けられた撮像部と、前記台車の移動距離を測定する移動距離測定部と、記憶部と、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する演算処理部とを備える架線測定装置を用いて、前記台車を移動させながら、前記演算処理部によって、前記撮像部が撮像した撮像画像に基づき前記架線の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて前記記憶部に記憶する架線測定方法である。
本発明によれば、実際の測定からデータの保存までの時間や手間を減らすことができ、また、誤記や誤入力の発生を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る架線測定装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す架線測定装置10の構成例を示す斜視図である。 図1に示す架線測定装置10の構成例を模式的に示す側面図である。 図1に示す架線測定装置10の構成例を模式的に示す正面図である。 図1に示す撮像部3の撮像画像の一例を示す模式図である。 図1に示す架線測定装置10の構成例を模式的に示す正面図である。 図1に示す架線測定装置10の動作例を示すフローチャートである。 架線設備の一例を模式的に示す平面図である。 図1に示す演算処理部7の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す演算処理部7の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す架線測定装置10による測定結果の一例を示す図である。 図1に示す架線測定装置10による測定結果の一例を示す図である。 架線の構成例を示す側面図である。 図4に示す車輪21とレール30の位置関係を模式的に示す正面図である。 図4に示す台車20とレール30とトロリ線41の位置関係を模式的に示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る架線測定装置10の構成例を示すブロック図である。図2は、図1に示す架線測定装置10の構成例を示す斜視図である。図3は、図1に示す架線測定装置10の構成例を模式的に示す側面図である。図4は、図1に示す架線測定装置10の構成例を模式的に示す正面図である。
図1に示す架線測定装置10は、制御部1と、レーザ装置2と、撮像部3と、移動距離測定部4と、相対距離測定部5と、入力部6を備える。制御部1は、演算処理部7と、記憶部8を備える。本実施形態の架線測定装置10は、図2に示すように、鉄道線路を構成するレール30上(レール上)を走行する台車20に取り付けられている。台車20は、鉄道用語ではトロと呼ばれ、鉄道線路のレール30上(軌道上)を、手押しにて、または軌道モータカーに連結する等して、器材を運搬するために使用される4輪車である。台車20は、レール30上を走行するため、4個の車輪21を備えている。
なお、本実施形態の架線測定装置10は、電車線路における架線の高さと水平偏位(レール30の延伸方向と垂直な方向の偏位)を測定するために用いられる。電車線路とは、列車に電気を供給する設備である。電車線路は、電柱・ビーム・やぐら(鋼材)と呼ばれる支持物と、支持物に吊された架線とから構成されている。架線は、主に電流を流す「き電線」、列車のパンタグラフと直接接触して電気を供給する「トロリ線」、トロリ線を水平に保つための「ちょう架線」等から構成されている。本実施形態の架線測定装置10は、架線の構成要素である「き電線」、「トロリ線」、「ちょう架線」等の高さと水平偏位を測定する際に使用することができる。ただし、以下では、架線の一例として主に「トロリ線」を測定対象とする場合について説明する。ここで、図13を参照して、トロリ線の構成例について説明する。図13は、トロリ線の構成例を示す側面図である。なお、図13において図2〜図4に示すものと同一の構成には同一の符号を用いている。
図13に示すように、架線40を構成するちょう架線43は、支持物42に支持点Pで支持されている。また、架線40を構成するトロリ線41は、ちょう架線43に複数のハンガ44を介して吊されている。なお、架線40は、高電圧の電気を支持物42と絶縁するため、図示していない「がいし」によって支持物42に吊るされている。また、支持点Pと隣接する支持点Pの間隔Lは、径間長と呼ばれる。トロリ線41の高さと水平偏位の測定は、少なくとも各支持点Pと径間長Lの半分にあたる位置で行われる。
図1に示すレーザ装置2は、図2〜図4に示すように、レール30上を走行する台車20に治具22を介して取り付けられている。レーザ装置2は、例えば、レーザ光源とレンズの組み合わせによって扇形に発散する平面波のレーザ光201を出力したり、レーザ光源を光学的に走査して扇状にレーザ光201を出力したりする。図3に示すように、側面からみた場合、レーザ装置2が照射するレーザ光201は、レール30の頭面30aに対して垂直方向上向きで線状に照射される。一方、図4に示すように、正面からみた場合、レーザ装置2が照射するレーザ光201は、レール30の延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光201を照射する。レーザ装置2は、例えば、制御部1から指示されたタイミングでレーザ光201を照射する。
図1に示す撮像部3は、例えば、光学系と固体撮像素子と固体撮像素子の駆動回路等を備え、画像(動画像または静止画像)を撮像し、撮像した画像を表す画像データを制御部1へ出力する。撮像部3は、連続的に画像を撮像し、撮像した画像を表す画像データを連続的に出力してもよいし、制御部1から指示されたタイミングで画像を撮像して画像データを出力してもよい。図2および図3に示すように、レーザ装置2が、台車20の走行方向に対して一方の端部近傍にレーザ光201をレール30に対して直角に照射するように据え付けられているのに対して、撮像部3は、台車20の走行方向に対して他方の端部近傍(レーザ装置2から離れた位置)に撮像方向を傾斜させて据付けられている。
本実施形態において、撮像部3は、図3に示すように、レーザ光201が所定の高さのトロリ線41で反射した反射光202が撮像画像内の所定の基準位置(基準となる画素位置)で撮像されるように、台車20のレーザ装置2から離れた位置に傾斜させて取り付けられている。例えば、図3に示す例では、撮像部3が、その撮像方向の上下中心線が高さ5mの位置でレーザ光201と交差するように角度をつけて据付けられている。このように撮像部3を据付けることにより、撮像画像の基準位置からのY方向の偏差に基づいて、トロリ線41の高さを算出することができる。Y方向は、撮像部3の撮像面を平面の基準とする撮像面の上下方向に対応する。例えば、トロリ線41にレーザ光201が当たる箇所が、トロリ線41が5mよりも高い位置(5m+α)にあれば撮像画像の画面中心よりも上に、5mよりも低い位置(5m−α)にあれば画面中心よりも下に反射光202が写ることになる。
また、レーザ装置2と撮像部3は、例えば、図4の正面図に示すように、台車20上の軌間中央の位置に直線状に並べて据付けられている。その際、撮像部3の撮像方向の中心線と、レーザ装置2の照射方向の中心線はレール30の頭面30aを結ぶ直線に対して直角になるように設定する。この場合、撮像部3の視野範囲と、レーザ光201は図示すように扇形に広がる。例えば、撮像部3の視野範囲を高さ5mで左右350mmとした場合、トロリ線41の水平偏位が350mm以内(軌間中央を水平偏位ゼロとして、左右それぞれ350mm以内)であればレーザ光201が当たる箇所が視野範囲に入り、位置を測定することができる。また、トロリ線41の水平偏位がゼロの場合、反射光202は、視野の中心で撮像される。
図5は、図1に示す撮像部3の撮像画像の一例を示す模式図である。図5は、撮像部3の撮像画像の一部に対応する撮像画像60を画素61毎に示す。すなわち、図5で破線で囲んだ1セルが撮像画像の1画素を表す。また、画素64は、トロリ線41の高さが規定の5mで、水平偏位がゼロ(0mm)の場合に、レーザ光201の反射光202が撮像される基準位置に対応する画素である。撮像画像60の中で縦方向(Y方向)に並んだ画素群62が、トロリ線41の画像に対応し、それらの中の画素63がレーザ光201の反射光202の画像に対応する。図5に示すX方向は図4に示すX方向に対応し、図5に示すY方向は図3に示すY方向(撮像面の上下方向)に対応する。図5に示す例では、撮像画像60内でレーザ光201の反射光202が撮像された画素63の位置の、画素64の位置である基準位置からの偏差X1およびY1に基づき、反射光202がトロリ線41で反射した位置の高さと水平偏位を算出することができる。ここで、偏差X1の画素数が水平偏位に対応する。また、偏差Y1の画素数が高さ(基準とする高さからの高さの差)に対応する。例えば、撮像部3から5m離れた位置での1画素が対応する縦横の長さを計算しておけば、基準位置(画素64)からレーザ光201とトロリ線41の交差箇所(画素63)までの画素数を数えることにより、トロリ線41の高さと水平偏位が計算できる。図5の例では、Y1が正(上向きを正とした場合)でX1が負(右向きを正とした場合)なので、トロリ線41は、5mよりも高く、左に偏位している。
なお、図5に示す例では、トロリ線41の幅が1画素に対応しているが、トロリ線41および反射光202に対応する画素が複数であってもよい。その場合、複数画素の輝度値や複数画素の形状に応じて画素位置を算出することができる。
一方、図1に示す移動距離測定部4は、台車20の移動距離(走行距離)を測定し、測定結果を示す信号を制御部1へ出力する。例えば図2に示すように、移動距離測定部4は、台車20上のレール30の近傍に取り付けられている。図2に示す例で、移動距離測定部4は、レール30に接して回転する車輪401、車輪401の回転角を検知する図示していないセンサ等を有するロータリエンコーダとして構成されている。移動距離測定部4は、例えば、台車20が一定距離移動する(すなわち車輪401が一定角度の回転する)度にパルス信号を出力するとともに、移動方向(すなわち車輪401の回転方向)を示す信号を出力する。
また、図1に示す相対距離測定部5は、台車20とレール30の相対距離を測定し、測定結果を示す信号を制御部1へ出力する。相対距離測定部5は、例えば、台車20の所定の位置に設置された3D(3次元)スキャナを用いて構成することができる。相対距離測定部5は、制御部1の指示に応じて相対距離を測定し、測定結果を制御部1へ出力する。相対距離測定部5は、台車20とレール30間のZ方向(レール30の垂直方向)の距離とX方向(レール30の頭面30aに対する水平方向)の距離を測定する。相対距離測定部5の測定結果に基づき、頭面30aに対する台車20の垂直および水平方向の偏位を知ることができ、また、台車20の前後左右の傾きなどの動揺を算出することができる。台車20の車輪21は走行方向と垂直に、テーパーとレール30に対する遊びを有している。図14は、車輪21とレール30の位置関係を模式的に示す正面図(断面図)である。図14(a)は車輪21とレール30が一定の遊びを有する場合の位置関係を模式的に示し、図14(b)は車輪21とレール30間の遊びが0mmである場合の位置関係を模式的に示す。図14(a)および図14(b)に示すように台車20とレール30間の位置関係はテーパーと遊びを要因として変動する。また、図15に示すように、台車20とトロリ線41との位置関係は、テーパーによる変動と遊びによる変動を誤差要因として変動する。図15は、図4に示す台車20とレール30とトロリ線41の位置関係を模式的に示す正面図(断面図)である。図15に示すように、遊びによる変動は主にX方向の変動を発生し、テーパーによる変動は台車20のロール方向の変化として現れるためX方向とZ方向の変動を発生する。このため、例えば台車20が左右にずれた場合、撮像部3の撮像画像に基づいて算出されたトロリ線41の高さと水平偏位の両方に誤差が生じることになる。相対距離測定部5が測定したデータを用いれば台車20の動揺を算出することができるので、相対距離測定部5が測定したデータは、撮像画像に基づくトロリ線41の高さや水平偏位の算出結果を補正するための情報として用いることができる。例えば図6に示すように、相対距離測定部5がレーザ光を用いて距離を測定する場合、受光素子2rの軌間中心から距離XDと、測定されたX方向およびZ方向の距離とに基づき、測定したトロリ線41の高さや水平偏位を幾何学的に補正することができる。
なお、台車20の動揺により測定値に発生する誤差を小さくするため、架線測定装置10が備えるレーザ装置2、撮像部3、移動距離測定部4、相対距離測定部5等の各部は、可能な限り台車20の荷台近く(レール30に近づけて)に設置することが望ましい。
また、図1に示す入力部6は、架線測定装置10に対して、測定者が所定の操作を入力するために用いられる。本実施形態で、入力部6は、図2に示すようにスイッチ601を有して構成されている。本実施形態では、レーザ装置2から例えば間欠的にレーザ光201を照射させながら、操作者が、図13に示す支持点Pを構成する構造物(例えば最初の電柱位置)にレーザ光201が当たるように台車20を移動させ、そこでスイッチ601を押下する。スイッチ601が押下されると、制御部1は、当該位置を支持点Pの位置として設定する。この構成によれば、操作者は、レーザ光201を目印とすることで、簡易な構成で支持点Pの位置を容易に正確に設定することができる。なお、入力部6に例えば複数のスイッチを設け、それらの1つを支持点Pの設定指示用に、他の1つをレーザ光201の間欠または連続照射の開始および停止の指示用に用いてもよい。この場合、測定者は、例えば、支持点Pの位置を入力するときに、まずレーザ光201の照射を開始させ、次にレーザ光201を支持点Pに合わせて支持点Pの位置を入力し、次にレーザ光201の照射を停止させることができる。
また、図1に示す制御部1は、例えば、1または複数のノート型のパーソナルコンピュータと、入出力信号のインターフェース回路等を構成する1または複数のマイクロコンピュータ等の複数のコンピュータとの組み合わせ、または、パーソナルコンピュータ単体もしくはマイクロコンピュータ単体で構成することができる。制御部1が有する演算処理部7は、撮像部3が撮像した撮像画像内でレーザ光201の反射光202が撮像された位置の基準位置からの偏差に基づき反射光202が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、移動距離測定部4が測定した移動距離に対応づけて、算出した高さと水平偏位を記憶部8に記憶する。記憶部8は、例えば不揮発性の記憶装置である。
また、演算処理部7は、入力部6に所定の操作が入力されたときに、撮像部3が撮像した撮像画像内でレーザ光201の反射光202が撮像された位置の基準位置からの偏差に基づき反射光202が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、その入力操作に対応するものである旨を示して算出した高さと水平偏位を記憶部8に記憶することができる。
なお、本実施形態の架線測定装置10の構成は、図1に示すものに限定されない。例えば、相対距離測定部5を省略したり、測定結果や撮像画像を表示する表示部を追加したりしてもよい。
また、演算処理部7は、撮像部3が撮像した撮像画像内でレーザ光201の反射光202が撮像された位置の基準位置からの偏差に基づき反射光202が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、算出した高さと水平偏位を相対距離測定部5が測定した相対距離に基づき補正して、移動距離測定部4が測定した移動距離に対応づけて、補正した高さと水平偏位を記憶部に記憶してもよい。
次に、図7を参照して、図1に示す架線測定装置10の動作例について説明する。架線測定装置10は、パーソナルコンピュータに対する所定の操作あるいは所定の操作子に対する操作に応じて、制御部1によって図7に示す処理を開始する。また、図7に示す処理では、移動距離測定部4が所定距離(例えば10cm)台車20が移動したことを検知する度に、演算処理部7の制御下、レーザ光201の短時間の照射が行われるとともに、撮像部3による画像の撮像と撮像画像の演算処理部7への取り込み、あるいは撮像部3が連続的に撮像して出力している撮像画像の演算処理部7への取り込みが行われる。また、演算処理部7は、撮像画像の取り込みに続いて、トロリ線41の高さと水平偏位を算出して記憶部8に記憶する。また、演算処理部7は、次の支持点Pの入力操作に備えて、所定時間毎に、レーザ光201の短時間の照射を行う。
制御部1は、図7に示す処理が開始されると、演算処理部7によって、レーザ装置2によるレーザ光201の間欠照射の開始を指示する(ステップS1)。演算処理部7は、以後、所定時間毎に、レーザ装置2に対して短時間のレーザ光201の照射を指示する。
次に、演算処理部7は、入力部6に対して支持点Pを入力する操作が行われるまで待機する(ステップS2で「No」の繰り返し)。演算処理部7は、ステップS2で入力部6に対して支持点Pを入力する操作が行われると(ステップS2で「Yes」になると)、相対距離測定部5に対してレール30と台車20の相対距離の測定を指示し、測定が終わると相対距離測定部5から測定結果を取得する(ステップS3)。
次に、ステップS4で、演算処理部7は、レーザ装置2に対して短時間のレーザ光201の照射を指示するとともに、撮像部3が撮像した撮像画像を取り込み、取り込んだ撮像画像に基づき、トロリ線41(レーザ光201の反射位置)の高さと水平偏位を算出する。ステップS4で、演算処理部7は、さらに、ステップS3で取得した相対距離の測定結果に基づき、算出した高さと水平偏位に含まれる誤差を補正して、最初の支持点Pでの測定結果である旨を示して求めた高さと水平偏位を記憶部8に記憶する。
次に、演算処理部7は、次の支持点Pを入力する操作が行われたか否かを判定する(ステップS5)。次の支持点Pを入力する操作が行われていない場合(ステップS5で「No」の場合)、演算処理部7は、台車20が最後の測定位置(1つ前の測定位置)から所定距離移動したか否かを判定する(ステップS6)。所定距離移動していない場合(ステップS6で「No」の場合)、演算処理部7は、再び、次の支持点Pを入力する操作が行われたか否かを判定する(ステップS5)。
一方、所定距離移動していた場合(ステップS6で「Yes」の場合)、演算処理部7は、相対距離測定部5に対してレール30と台車20の相対距離の測定を指示し、測定が終わると相対距離測定部5から測定結果を取得する(ステップS8)。次に、ステップS9で、演算処理部7は、レーザ装置2に対して短時間のレーザ光201の照射を指示するとともに、撮像部3が撮像した撮像画像を取り込み、取り込んだ撮像画像に基づき、トロリ線41(レーザ光201の反射位置)の高さと水平偏位を算出する。ステップS9で、演算処理部7は、さらに、ステップS8で取得した相対距離の測定結果に基づき、算出した高さと水平偏位に含まれる誤差を補正して、最後に指定された支持点Pからの移動距離ともに求めた高さと水平偏位を記憶部8に記憶する。次に、演算処理部7は、台車20が最後の測定位置から所定距離移動したか否かを判定する(ステップS6)。以後、次の支持点Pを入力する操作が行われるまで(ステップS5で「Yes」となるまで)、演算処理部7は、ステップS5〜ステップS9の処理を繰り返し実行し、所定の移動距離毎に高さと水平偏位を算出し、最後に指定された支持点Pからの移動距離に対応づけて記憶部8に記憶する。
他方、次の支持点Pを入力する操作が行われた場合(ステップS5で「Yes」の場合)、演算処理部7は、相対距離測定部5に対してレール30と台車20の相対距離の測定を指示し、測定が終わると相対距離測定部5から測定結果を取得する(ステップS10)。
次に、ステップS11で、演算処理部7は、レーザ装置2に対して短時間のレーザ光201の照射を指示するとともに、撮像部3が撮像した撮像画像を取り込み、取り込んだ撮像画像に基づき、トロリ線41(レーザ光201の反射位置)の高さと水平偏位を算出する。ステップS11で、演算処理部7は、さらに、ステップS10で取得した相対距離の測定結果に基づき、算出した高さと水平偏位に含まれる誤差を補正して、次の支持点Pでの測定結果である旨を示して、前の支持点Pからの距離とともに、求めた高さと水平偏位を記憶部8に記憶する。
次に、演算処理部7は、最後に入力された支持点Pとその前に入力された支持点Pの距離を径間長Lとして径間中央を算出し、径間中央に対応するトロリ線41の高さと水平偏位の算出結果を、記憶部8から抽出する(ステップS12)。径間中央に対応するトロリ線41の高さと水平偏位の算出結果は、径間長Lの始点である支持点Pからの移動距離が、径間中央に最も近い測定点での算出結果としたり、径間中央に最も近い2測定点の算出結果に基づき補間計算を行った結果としたりすることができる。
次に、演算処理部7は、測定が終了したか否かを判定する(ステップS13)。
演算処理部7は、パーソナルコンピュータに対する所定の操作あるいは所定の操作子に対する操作がなされた場合、測定が終了したと判定し、処理を終了する(ステップS13で「Yes」の場合)。一方、演算処理部7は、測定が終了したと判定しなかった場合(ステップS13で「Yes」の場合)、ステップS6に戻って再度、上述した処理を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、架線の高さと水平偏位を自動的に測定し、測定結果を自動的に記憶装置に記憶することができる。したがって、実際の測定からデータの保存までの時間を短縮でき、手間を少なくすることができる。また、本実施形態によれば、誤記や誤入力の発生を防止することができる。
なお、本実施形態の架線測定装置10は、撮像画像に基づいて架線の高さと水平偏位を算出する際に、次の処理を行うことができる。図8〜図10を参照して、この処理について説明する。
図8は、架線設備の一例を模式的に示す平面図である。図8に示す架線設備では、支持物42−1、42−2、42−3および42−4に、トロリ線41−1、41−2、41−3または41−4が支持されている。例えば、トロリ線41−2は下り線用の架線であり、トロリ線41−3は上り線用の架線である。また、トロリ線41−1とトロリ線41−2は領域A1で交差している。図9および図10は、図8に示す領域A1の周辺部を示す平面図である。
例えば、本実施形態の架線測定装置10を用いて、台車20を移動させながら、支持物42−2から支持物42−3までの間で、トロリ線41−2の高さと水平偏位を測定する場合、領域A1を撮像した撮像画像が、トロリ線41−2上の反射位置p3でレーザ光201が反射した反射光202と、トロリ線41−1上の反射位置p4でレーザ光201が反射した反射光202を含むときがある。このような場合、本実施形態の架線測定装置10では、演算処理部7が、撮像画像内で複数の箇所で反射光が撮像されているときに、異なる測定位置で撮像された撮像画像に基づき算出された反射位置の高さと水平偏位を基準として、複数の箇所の反射光のいずれかを選択する処理を行うことができる。
図9は、今回の測定位置で、領域A1を撮像した撮像画像に、反射位置p3での反射光202と反射位置p4での反射光202が含まれ、前回の測定位置では撮像画像にトロリ線41−2上の反射位置p2での反射光202が含まれ、前々回の測定位置では撮像画像にトロリ線41−2上の反射位置p1での反射光202が含まれる例を示す。このような場合、演算処理部7は、例えば、まず、すでに測定した反射位置p1の高さおよび水平偏位と反射位置p2の高さおよび水平偏位に基づき、今回の測定位置で測定されるトロリ線41−2の高さと水平偏位の範囲を予測する。次に、演算処理部7は、今回の撮像画像から、予測した範囲内の高さと水平偏位を有する反射光202の画素(画素群)を選択する。演算処理部7は、例えば、反射位置p3の高さと水平偏位が予測した範囲内であり、反射位置p4の高さまたは水平偏位が予測した範囲内にない場合、反射位置p3の高さと水平偏位を今回の測定位置での測定結果として選択する。
あるいは、架線測定装置10は、図10に示すように、反射光が撮像画像内の2箇所に存在する領域A1より、前の反射位置p2の測定結果と、後の反射位置p5の測定結果から、反射位置p3を選択し、反射位置p3の高さと水平編位を領域A1を撮像した測定位置での測定結果として選択してもよい。
次に、本実施形態の架線測定装置10を用いた架線の高さと水平偏位の測定手順について一例を説明する。
(1)まず、測定者は、最初の電柱位置(支持点P)でスイッチ601を扱うことにより、その位置でのトロリ線41の高さと水平偏位を測定・記録する。
(2)測定者が、台車20を次の支持点Pに向かって進めると、移動距離測定部4から例えば一定距離毎にパルス信号が出力される。
(3)演算処理部7はパルス数を数えて、所定距離(例えば100mm)に相当するパルス数でレーザ装置2に照射指令を出す。
(4)(3)と同時に演算処理部7は撮像画像の取り込み処理と、取り込んだ撮像画像に対する画像認識処理を開始する。
(5)演算処理部7には、例えば撮像部3が出力した撮像画像データと移動距離測定部4が出力したパルス信号が常時送られており、演算処理部7は、(4)のタイミングの撮像画像からトロリ線41の高さと水平偏位を計算して、例えば、(1)のデータとは別のファイルに記録する。
(6)測定者が、電柱位置で再びスイッチ601を扱うことにより、演算処理部7は、その位置のトロリ線41の高さと水平偏位データを測定し、(1)のデータを記録したファイルに記録するとともに、(3)〜(5)で蓄積したデータのうち、径間中央にあたる位置のデータを抜き出し、(1)のデータと同じファイルに記録することができる。
(7)(1)〜(6)を繰り返すことにより、所要のデータを得る。
次に、図11と図12を参照して、図2に示す外観を有する本実施形態の架線測定装置10を用いて、支持点P間の距離が40mのトロリ線41で高さと水平偏位の測定を行った結果について一例を説明する。図11は、支持点Pからの距離と高さの測定結果との対応関係を示す。図12は、支持点Pからの距離と水平偏位の測定結果との対応関係を示す。図11と図12は、同じ区間を2回繰り返し測定した結果を示す。2回の測定では、高さと水平偏位ともに誤差が最大でも10mm未満であり、十分な精度が得られた。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 制御部
2 レーザ装置
3 撮像部
4 移動距離測定部
5 相対距離測定部
6 入力部
7 演算処理部
8 記憶部
10 架線測定装置
20 台車
30 レール
40 架線
41 トロリ線
42 支持物
P 支持点

Claims (5)

  1. 線路を構成するレール上を走行する台車に取り付けられ、前記レールの頭面に対して垂直方向上向きで、前記レールの延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光を照射するレーザ装置と、
    前記レーザ光が所定の高さの架線で反射した反射光が撮像画像内の所定の基準位置で撮像されるように前記台車の前記レーザ装置から離れた位置に取り付けられた撮像部と、
    前記台車の移動距離を測定する移動距離測定部と、
    記憶部と、
    前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する演算処理部と
    を備える架線測定装置。
  2. 所定の操作を入力する入力部をさらに備え、
    前記演算処理部が、前記入力部に前記所定の操作が入力されたときに、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の前記高さと前記水平偏位を算出し、その入力操作に対応するものである旨を示して算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する
    請求項1に記載の架線測定装置。
  3. 前記台車と前記レールの相対距離を測定する相対距離測定部をさらに備え、
    前記演算処理部が、前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、算出した前記高さと前記水平偏位を前記相対距離測定部が測定した前記相対距離に基づき補正して、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、補正した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する
    請求項1または2に記載の架線測定装置。
  4. 前記演算処理部が、前記撮像画像内で複数の箇所で前記反射光が撮像されている場合、異なる撮像画像に基づき算出された前記高さと前記水平偏位を基準として、前記複数の箇所のいずれかを選択する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の架線測定装置。
  5. 線路を構成するレール上を走行する台車に取り付けられ、前記レールの頭面に対して垂直方向上向きで、前記レールの延伸方向と垂直に扇を開く形の扇状に、レーザ光を照射するレーザ装置と、
    前記レーザ光が所定の高さの架線で反射した反射光が撮像画像内の所定の基準位置で撮像されるように前記台車の前記レーザ装置から離れた位置に取り付けられた撮像部と、
    前記台車の移動距離を測定する移動距離測定部と、
    記憶部と、
    前記撮像部が撮像した撮像画像内で前記レーザ光の反射光が撮像された位置の前記基準位置からの偏差に基づき前記反射光が反射した位置の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて、算出した前記高さと前記水平偏位を前記記憶部に記憶する演算処理部と
    を備える架線測定装置を用いて、
    前記台車を移動させながら、前記演算処理部によって、前記撮像部が撮像した撮像画像に基づき前記架線の高さと水平偏位を算出し、前記移動距離測定部が測定した前記移動距離に対応づけて前記記憶部に記憶する
    架線測定方法。
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