JP2019014243A - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、インク中の液体成分を速やかに除去するため、記録媒体を温風や赤外線等の手段を用いて乾燥する方法や、転写体上でインク像を形成し、その後転写体上のインク像に含まれる液体成分を熱エネルギー等により乾燥した後、紙等の記録媒体にインク像を転写する方法がある。
さらに、転写体上のインク像に含まれる液体成分を除去する手段として、熱エネルギーを用いずに、ローラ状の多孔質体をインク像と接触させてインク像から液体成分を吸収して除去する方法が提案されている(特許文献1)。
前記インク像に対して液吸収部材を接触させることにより、前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する工程と、
を有するインクジェット記録方法であって、
前記インクは沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を5〜30質量%含有し、
前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する工程において、前記インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の内50質量%以上が前記インク像から除去されることを特徴とする。
インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子と、前記素子を内部に備える圧力室と、前記インクを吐出する吐出口とを有する記録素子基板を備え、前記圧力室内のインクが前記圧力室の外部との間で循環され、前記被吐出媒体上に前記インクを吐出してインク像を形成するインクジェットヘッドを有するインク付与装置と、
前記インク像との接触により前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する液吸収部材を有する液吸収装置と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インクは沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を5〜30質量%含有し、
前記液吸収部材が前記インク像と接触することにより、前記インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の内50質量%以上が前記インク像から除去されることを特徴とする。
本実施形態のインクジェット記録装置としては、被吐出媒体としての転写体上にインクを吐出してインク像を形成し、液吸収部材によるインク像からの液体吸収後のインク像を記録媒体へ転写するインクジェット記録装置と、被吐出媒体としての紙、布等の記録媒体上にインク像を形成し、その記録媒体上でインク像から液吸収部材によって液体吸収を行うインクジェット記録装置とが挙げられる。なお、本発明において、前者のインクジェット記録装置を、以下便宜的に転写型インクジェット記録装置と称し、後者のインクジェット記録装置を、以下便宜的に直接描画型インクジェット記録装置と称する。
以下にそれぞれのインクジェット記録装置について説明する。
図1は、本実施形態の転写型インクジェット記録装置100の概略構成の一例を示す模式図である。この記録装置は、転写体101を介して記録媒体108にインク像を転写することで記録物を製造する、枚葉式のインクジェット記録装置である。本実施形態では、X方向、Y方向、Z方向が、それぞれ、インクジェット記録装置100の幅方向(全長方向)、奥行き方向、高さ方向を示している。記録媒体108はX方向に搬送される。
したがって、以上では、インク像から液体成分を除去すると表現し説明しているが、インク像のみから液体成分を除去するという限定的な意味合いではなく、少なくとも転写体上のインク像から液体成分を除去していればよいという意味合いで用いている。
本実施形態の転写型インクジェット記録装置の各構成について以下に説明する。
転写体101は、インク像形成面を含む表面層を有する。表面層の材料としては、樹脂、セラミック等各種材料を適宜用いることができるが、耐久性等の点で圧縮弾性率の高い材料が好ましい。具体的には、アクリル樹脂、アクリルシリコーン樹脂、フッ素含有樹脂、加水分解性有機ケイ素化合物を縮合して得られる縮合物等が挙げられる。反応液の濡れ性、転写性等を向上させるために、表面処理を施して用いてもよい。表面処理としては、フレーム処理、コロナ処理、プラズマ処理、研磨処理、粗化処理、活性エネルギー線照射処理、オゾン処理、界面活性剤処理、シランカップリング処理などが挙げられる。これらを複数組み合わせてもよい。また、表面層に任意の表面形状を設けることもできる。
転写体101は、支持部材102上に支持されている。転写体の支持方法として、各種接着剤や両面テープを用いてもよい。または、転写体に金属、セラミック、樹脂等を材質とした設置用部材を取り付けることで、設置用部材を用いて転写体を支持部材102上に支持してもよい。
本実施形態のインクジェット記録装置は、転写体101に反応液を付与する反応液付与装置103を有する。図1の反応液付与装置103は、反応液を収容する反応液収容部103aと、反応液収容部103aにある反応液を転写体101上に付与する反応液付与部材103b、103cを有するグラビアオフセットローラの場合を示している。
反応液は、インクと接触することによりインク中のアニオン性基を有する成分(樹脂、自己分散顔料など)を凝集させるものであり、反応剤を含有する。反応剤としては、例えば、多価金属イオン、カチオン性樹脂などのカチオン性成分や、有機酸など挙げることができる。
本実施形態のインクジェット記録装置は、転写体101にインクを付与するインク付与装置104を有する。転写体上では反応液とインクとが混合され、反応液とインクとによってインク像が形成され、さらに、液吸収装置105にてインク像から液体成分が吸収される。
本実施形態に適用されるインクの各成分について説明する。
本実施形態に適用されるインクに含有される色材として、顔料や染料を用いることができる。インク中の色材の含有量は、インク全質量を基準として、0.5質量%以上15.0質量%以下であることが好ましく、1.0質量%以上10.0質量%以下であることがより好ましい。
また分散剤を用いず、顔料自体を表面改質して分散可能としたいわゆる自己分散顔料を用いることも本実施形態において好適である。
本実施形態に適用されるインクは、樹脂粒子を含有することができる。樹脂粒子は色材を含むものである必要はない。樹脂粒子は、画像品位や定着性の向上に効果がある場合があり好適である。
本実施形態に係るインクは、沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を5〜30質量%含む。該水溶性有機溶剤の含有量が5質量%未満の場合、インクジェットヘッドからのインクの吐出が不安定となり、画質が低下する。一方、該水溶性有機溶剤の含有量が30質量%を超える場合、形成される画像への該水溶性有機溶剤の残存量が多くなり、画質及び画像安定性が低下する。該水溶性有機溶剤の含有量は10〜25質量%が好ましく、15〜25質量%がより好ましい。沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤としては、グリセリン、エチレングリコールモノメチルエーテル等が挙げられる。これらは一種を含んでもよく、二種以上を含んでもよい。インクが、沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を二種以上含む場合は、水溶性有機溶剤の含有量はインク中に含まれる該水溶性有機溶剤の総和の含有量を意味する。また、沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の沸点の上限については特に制限はないが、例えば、沸点が110℃以上300℃以下であるものを用いることが好ましく、沸点が110℃以上250℃以下であるものを用いることがより好ましい。
本実施形態に用いることのできるインクは、上記成分以外にも必要に応じて、消泡剤、界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、水溶性樹脂など種々の添加剤を含有してもよい。
本実施形態において、液吸収装置105は、多孔質体を有する液吸収部材105a、および液吸収部材105aを転写体101上のインク像に押し当てる液吸収用の押圧部材105bを有する。なお、液吸収部材105aおよび押圧部材105bの形状については特に制限がない。例えば、図1に示すように、押圧部材105bが円柱形状であり、液吸収部材105aがベルト形状であって、円柱形状の押圧部材105bでベルト形状の液吸収部材105aを転写体101に押し当てる構成であってもよい。また、押圧部材105bが円柱形状であり、液吸収部材105aが円柱形状の押圧部材105bの周面上に形成された円筒形状であって、円柱形状の押圧部材105bで円筒形状の液吸収部材105aを転写体に押し当てる構成であってもよい。本実施形態において、インクジェット記録装置内でのスペース等を考慮すると、液吸収部材105aはベルト形状であることが好ましい。また、このようなベルト形状の液吸収部材105aを有する液吸収装置105は、液吸収部材105aを張架する張架部材を有していてもよい。図1において、105cは張架部材としての張架ローラである。図1において、押圧部材105bも張架ローラと同様に回転するローラ部材としているが、これに限定されるものではない。
本実施形態では、液除去前のインク像から液体成分の少なくとも一部を、多孔質体を有する液吸収部材と接触させて吸収することで除去し、インク像中の液体成分の含有量を減少させる。液吸収部材のインク像との接触面を第一の面とし、第一の面に多孔質体が配置される。このような多孔質体を有する液吸収部材は、被吐出媒体の移動に連動して移動し、インク像と接触した後、所定の周期で別の液除去前のインク像に再接触するために循環して液吸収が可能な形状を有するものが好ましい。例えば、無端ベルト状やドラム状などの形状が挙げられる。
本実施形態に係る液吸収部材の多孔質体は、第一の面側の平均孔径が、第一の面とは反対側の第二の面側の平均孔径よりも小さいことが好ましい。インク中の色材が多孔質体へ付着することを抑制するため、孔径は小さいことが好ましく、インク像と接触する第一の面側の多孔質体の平均孔径は10μm以下であることが好ましい。なお、本実施形態において、平均孔径とは、第一の面または第二の面の表面での平均直径のことを示し、例えば水銀圧入法や、窒素吸着法、SEM画像観察等で測定可能である。
本実施形態において、多孔質体である第一の層の材料は特に限定されることはなく、水に対する接触角が90°未満の親水性材料と、水に対する接触角が90°以上の撥水性材料のいずれも使用することができる。
本実施形態において、第二の層は通気性を有する層であることが好ましい。このような層は樹脂繊維の不織布でもよいし、織布でもよい。第二の層の材料としては特に限定されないが、第一の層側へ吸収した液体成分が逆流しないように、第一の層に対して液体成分との接触角が同等かそれよりも低い材料であることが好ましい。具体的には、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリウレタン、ナイロンなどのポリアミド、ポリエステル(ポリエチレンテレフタラート(PET)など)、ポリスルフォン(PSF)などの単一材料、またはこれらの複合材料などから好ましく選択される。また、第二の層は、第一の層よりも孔径の大きな層であることが好ましい。
第三の層以降の層としては、剛性の観点から不織布が好ましい。材料としては第二の層と同様なものが用いられる。
液吸収部材は、上記の積層構造の多孔質体以外に、液吸収部材の側面を補強する補強部材を有してもよい。また、液吸収部材は、長尺のシート形状の多孔質体の長手方向端部同士を繋いでベルト状の部材とする際の接合部材を有してもよい。このような部材としては非孔質のテープ材などを用いることができ、インク像と接触しない位置あるいは周期に配置すればよい。
第一の層と第二の層とを積層して多孔質体を形成する場合、その製造方法は特に限定されず、両者を重ね合わせるだけでもよいし、接着剤ラミネートまたは熱ラミネートなどの方法を用いて互いに接着してもよい。通気性の観点から、加熱されたローラで第一の層と第二の層とを挟み込んで加圧しながら加熱する熱ラミネートが好ましい。また、例えば、加熱により第一の層または第二の層の一部を溶融させて両者を接着してもよい。また、ホットメルトパウダーのような融着材を第一の層と第二の層との間に介在させて、加熱により互いに接着してもよい。第三の層以降の層を積層する場合には、一度に積層させてもよいし、順次積層させてもよい。積層順に関しては適宜選択される。
本実施形態において、多孔質体を有する液吸収部材105aをインク像に接触させる前に、液吸収部材に処理液を付与する前処理手段(図1および図2では不図示)によって前処理を施すことが好ましい。本実施形態に用いる処理液は、水及び水溶性有機溶剤を含有することが好ましい。水は、イオン交換等により脱イオンした水であることが好ましい。また、水溶性有機溶剤の種類は特に限定されず、エタノールやイソプロピルアルコール等の公知の有機溶剤をいずれも用いることができる。本実施形態に用いる液吸収部材の前処理において、付与方法は特に限定されないが、浸漬や液滴滴下が好ましい。
転写体上のインク像に対して接触するときの液吸収部材の圧力が2.9N/cm2(0.3kgf/cm2)以上であれば、インク像中の液体成分をより短時間に固液分離でき、インク像中から液体成分を除去できるため好ましい。なお、本明細書における液吸収部材の圧力とは、被吐出媒体と液吸収部材との間のニップ圧を示しており、面圧分布測定器(商品名:I−SCAN、新田株式会社製)を用いて面圧測定を行い、加圧領域における荷重を面積で割り、値を算出したものである。
インク像に液吸収部材105aを接触させる作用時間は、インク像中の色材が液吸収部材へ付着することをより抑制するために、50ms以下であることが好ましい。なお、本明細書における作用時間とは、上述した面圧測定における、被吐出媒体の移動方向における圧力感知幅を、被吐出媒体の移動速度で割って算出される値である。以降、この作用時間を液吸収ニップ時間と称す。
本発明では、インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する際に、該インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の内50質量%以上を該インク像から除去する。これにより、インク像中の110℃以上の水溶性有機溶剤の含有比率が低下するため、得られる画像の画質及び画像安定性の低下を抑制できる。該インク像から除去された、沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の割合(以下、除去率とも示す)は、60質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましい。なお、除去率の範囲の上限は特に限定されず、実質的な除去率の上限は100質量%以下である。また、インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤はインク由来のものに限らず、反応液由来のものを含んでもよい。液吸収部材105aの材料、インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の種類等を適宜選択することにより、該除去率を50質量%以上とすることができる。該除去率は、液体成分除去前後におけるインク像の赤外吸収スペクトルの吸光度から、インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の含有量をそれぞれ測定し、その変化率を算出することで得られる。なお、該除去率は、液体成分を除去する前のインク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の全質量を基準とした割合である。
本実施形態に係るインクジェット記録装置は、インク像をT℃(加熱温度)に加熱する加熱装置を備えることができる。ここで、インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の沸点は、T℃(加熱温度)よりも高いことが好ましい。インク像をT℃に加熱することで、インク像に含まれる液体成分を除去でき、また、樹脂や樹脂粒子の軟化によりインク像の凝集力が向上する。一方、加熱によりインク中の液体成分の除去が促進された場合、インク濃度が急激に変化して画質の低下が起こる可能性があるため、インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の沸点未満の温度で加熱することが好ましい。具体的に、インク像の加熱温度(T℃)は、100℃以上200℃以下であることが好ましく、110℃以上150℃以下であることがより好ましい。加熱装置は特に限定されず、赤外線による加熱装置等の公知の装置を適宜用いることができる。また、加熱装置によるインク像の加熱は、液吸収装置による液体成分の除去前に行ってもよく、液体成分の除去後に行ってもよい。インク像の加熱温度は、非接触型の赤外線温度計を用いて測定することができる。
本実施形態では、記録媒体搬送装置107によって搬送される記録媒体108上に転写体101上の液体成分除去後のインク像を、転写用の押圧部材106により記録媒体108に接触させることで転写する。転写体101上のインク像に含まれる液体成分を除去した後に、記録媒体108へ転写することにより、カールや、コックリング等を抑制した記録画像を得ることが可能となる。
押圧部材106の形状については特に制限されないが、例えばローラ形状のものが挙げられる。
本実施形態において、記録媒体108は特に限定されず、公知の記録媒体をいずれも用いることができる。記録媒体としては、ロール状に巻回された長尺物、あるいは所定の寸法に裁断された枚葉のものが挙げられる。材質としては、紙、プラスチックフィルム、木板、段ボール、金属フィルムなどが挙げられる。
本実施形態における転写型インクジェット記録装置は、各装置を制御する制御システムを有する。図3は、図1に示す転写型インクジェット記録装置における、装置全体の制御システムを示すブロック図である。
401はプリンタ全体を制御するCPU、402はCPU401の制御プログラムを格納するためのROM、403はプログラムを実行するためのRAMである。404はネットワークコントローラ、シリアルIFコントローラ、ヘッドデータ生成用コントローラ、モーターコントローラ等を内蔵した特定用途向けの集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)である。405は液吸収部材搬送モータ406を駆動するための液吸収部材搬送制御部であり、ASIC404からシリアルIFを介して、コマンド制御される。407は転写体駆動モータ408を駆動するための転写体駆動制御部であり、同様にASIC404からシリアルIFを介してコマンド制御される。409はヘッド制御部であり、インクジェットデバイス305の最終吐出データ生成、駆動電圧生成等を行う。
本実施形態における別の実施形態として、直接描画型インクジェット記録装置が挙げられる。直接描画型インクジェット記録装置において、被吐出媒体は画像を形成すべき記録媒体である。
本実施形態の直接描画型インクジェット記録装置において、記録媒体搬送装置207は特に限定されず、公知の直接描画型インクジェット記録装置における搬送手段を用いることができる。例として、図2に示すように、記録媒体繰り出しローラ207a、記録媒体巻き取りローラ207b、記録媒体搬送ローラ207cを有する記録媒体搬送装置が挙げられる。
本実施形態における直接描画型インクジェット記録装置は、各装置を制御する制御システムを有する。図2に示す直接描画型インクジェット記録装置における、装置全体の制御システムを示すブロック図は、図1に示す転写型インクジェット記録装置と同様に、図3に示す通りである。
以下、図面を用いて本実施形態のインクジェットヘッドを説明する。ただし、以下の記載は本発明の範囲を限定するものではない。一例として、本実施形態ではエネルギー発生素子である発熱素子により気泡を発生させてインクを吐出するサーマルインクジェット方式が採用されているが、ピエゾ方式およびその他の各種方式が採用されたインクジェットヘッドも適用することができる。本実施形態は、インクをタンクとインクジェットヘッドとの間で循環させる形態のインクジェット記録装置であるが、その他の形態であってもよい。
本実施形態においては、1色あたりに使用できる吐出口列数は20列となっている。このため、記録データを複数の吐出口列に適宜振り分けて記録を行うことで、高速な記録が可能となる。さらに、インク吐出不能となった吐出口があったとしても、その吐出口に対して被吐出媒体の搬送方向に対応する位置にある、他列の吐出口から補間的に吐出を行うことで信頼性が向上し、商業印刷などに好適である。
図6は、本実施形態のインクジェット記録装置に適用される循環経路を示す模式図である。負圧制御ユニット630を構成する2つの圧力調整機構は共に、負圧制御ユニット630よりも上流側の圧力を、所望の設定圧を中心として一定範囲内の変動に制御する機構(所謂「背圧レギュレーター」と同作用の機構部品)である。第2循環ポンプ604は、負圧制御ユニット630の下流側を減圧する負圧源として作用する。第1循環ポンプ(高圧側)601及び第1循環ポンプ(低圧側)602がインクジェットヘッド603の上流側に配置され、負圧制御ユニット630がインクジェットヘッド603の下流側に配置されている。
本実施形態に係るインクジェットヘッドの構成について説明する。図7(a)及び図7(b)は、本実施形態に係るインクジェットヘッド703の斜視図である。インクジェットヘッド703は、インクジェットヘッド703の長手方向に直線上に配列される複数の記録素子基板を備え、1色のインクで記録が可能なインクジェット式のライン型記録ヘッドである。インクジェットヘッド703は、インク接続部711、信号入力端子791及び電力供給端子792を備える。インクジェットヘッド703の両側に信号入力端子791及び電力供給端子792が配置されている。これは記録素子基板に設けられる配線部で生じる電圧低下や信号伝送遅れを低減するためである。
本実施形態に係るインクジェットヘッドは、流路924の高さHと、オリフィスプレート(流路形成部材912)の厚みPと、吐出口の長さ(直径)Wとの関係は、以下で説明するように定めることができる。
H−0.34×P−0.66×W>1.5 (1)
H−0.34×P−0.66×W>1.7 (2)
<反応液の調製>
下記の各成分を混合し、十分撹拌した後、ポアサイズ3.0μmのセルロースアセテートフィルター(アドバンテック製)にて加圧ろ過を行い、反応液を調製した。
・レブリン酸:40.0部
・グリセリン:5.0部
・メガファックF444:1.0部(商品名、界面活性剤、DIC製)
・イオン交換水:54.0部
撹拌機、還流冷却装置、及び窒素ガス導入管を備えた四つ口フラスコに、ブチルメタクリレート18.0部、重合開始剤(2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル))2.0部、及びn−ヘキサデカン2.0部を入れた。この反応系に窒素ガスを導入し、0.5時間撹拌した。このフラスコに、乳化剤(商品名:NIKKOL BC15、日光ケミカルズ製)の6.0質量%水溶液78.0部を滴下して、0.5時間撹拌した。次いで、超音波照射機で超音波を3時間照射することで、混合物を乳化させた。その後、窒素雰囲気下、80℃で4時間重合反応を行った。反応系を25℃まで冷却した後、成分をろ過し、適量の純水を添加して、樹脂粒子1(固形分)の含有量が20.0質量%である樹脂粒子1の水分散液を調製した。
酸価が150mgKOH/g、重量平均分子量が8,000のスチレン−アクリル酸エチル−アクリル酸共重合体(樹脂1)を準備した。20.0部の樹脂1を、その酸価と等モルの水酸化カリウムで中和し、適量の純水を加え、樹脂1(固形分)の含有量が20.0質量%である樹脂1の水溶液を調製した。
顔料(カーボンブラック)10.0部、樹脂1の水溶液15.0部、及び純水75.0部を混合した。この混合物と、0.3mm径のジルコニアビーズ200部とをバッチ式縦型サンドミル(アイメックス製)に入れて、水冷しながら5時間分散させた。その後、遠心分離して粗大粒子を除去し、ポアサイズ3.0μmのセルロースアセテートフィルター(アドバンテック製)にて加圧ろ過して、顔料の含有量が10.0質量%、樹脂分散剤である樹脂1の含有量が3.0質量%の顔料分散液Kを調製した。
下記表1に示す各成分を混合し、十分撹拌した後、ポアサイズ3.0μmのセルロースアセテートフィルター(アドバンテック製)にて加圧ろ過を行い、ブラックインクを調製した。なお、アセチレノールE100(商品名)は、川研ファインケミカル製の界面活性剤である。
織布とアクリロニトリル・ブタジエンゴムからなる多孔質層を積層し、中空粒子を混合したシリコーンゴムをさらに積層後、加硫を行った。次に、シリコーンゴム100部に対して、シリコーンゴム用の高濃度着色材料であるカーボンマスターバッチを7部混合した混合物を前記多孔質層の表面に積層し、加硫を行った。次に、グリシドキシプロピルトリエトキシシランとメチルトリエトキシシランとを混合し、水溶媒中で24時間以上加熱還流を行い、有機ケイ素化合物を縮合して得られる縮合物を含有する溶液を得た。この溶液をメチルイソブチルケトンにより12質量%に希釈し、光カチオン重合開始剤SP150(商品名、ADEKA製)を固形分に対して5質量%添加して、メチルイソブチルケトンにて希釈してコーティング液を得た。該コーティング液を、プラズマ処理を行った前記シリコーンゴム上に塗布して成膜を行った。次に、UVランプを照射して露光後、150℃にて2時間加熱を行い、硬化させて表面層を形成して転写体を得た。
図1に示される転写型インクジェット記録装置を用いて画像を形成した。転写体101には前記方法により作製した転写体を用いた。転写体101は支持部材102の表面に固定されている。
転写体上に形成された液除去前のインク像を光学顕微鏡により観察し、その画像面積を基本画像面積とした。次に、記録媒体108上に形成された最終画像を光学顕微鏡により観察してその面積を算出し、下記式で示される変化率により以下の基準で評価した。結果を表3に示す。
変化率(%)=[(基本画像面積−最終画像面積)/(基本画像面積)]×100
AA:変化率が0.5%未満である。
A :変化率が0.5%以上1.0%未満である。
B :変化率が1.0%以上3.0%未満である。
C :変化率が3.0%以上である。
記録媒体108上に形成された最終画像の60度光光沢度を光沢計(商品名:IG−331、堀場製作所製)により測定し、1週間後の光沢度との変化率を算出した。100−変化率を光沢度の安定性を示す値として、以下の基準で評価した。結果を表3に示す。
AA:光沢度の安定性が95%以上である。
A :光沢度の安定性が90%以上95%未満である。
B :光沢度の安定性が80%以上90%未満である。
C :光沢度の安定性が80%未満である。
インク循環の有無、インク像からの液体成分の除去方法、インクに含まれる(高沸点)水溶性有機溶剤の種類と含有量、加熱温度T、液吸収部材105aの多孔質体の材料、及びインクジェット記録方式を表2に示すように変更した。それら以外は、実施例1と同様に画像を形成して評価した。結果を表3に示す。なお、実施例5では、液吸収部材105aの多孔質体として、ポリプロピレンからなる不織布を用いた。また、実施例6では、液吸収部材105aの多孔質体として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)からなる不織布を用いた。また、比較例1で用いたインクジェットヘッドは、圧力室内のインクは吐出口のみで外部と連通し、インクは循環されない構成であった。また、比較例2では、液吸収部材105aによる液体成分の除去の代わりに、100℃の熱風によりインク像を乾燥した。なお、インク中の水溶性有機溶剤として用いられているグリセリンの沸点は290℃、エチレングリコールモノメチルエーテルの沸点は124℃、エタノールの沸点は78℃である。
101 転写体
104、204 インク付与装置
105、205 液吸収装置
105a、205a 液吸収部材
106 転写用の押圧部材
108、208 記録媒体
200 直接描画型インクジェット記録装置
Claims (10)
- インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子と、前記素子を内部に備える圧力室と、前記インクを吐出する吐出口とを有する記録素子基板を備え、前記圧力室内のインクが前記圧力室の外部との間で循環されるインクジェットヘッドにより、被吐出媒体上に前記インクを吐出してインク像を形成する工程と、
前記インク像に対して液吸収部材を接触させることにより、前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する工程と、
を有するインクジェット記録方法であって、
前記インクは沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を5〜30質量%含有し、
前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する工程において、前記インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の内50質量%以上が前記インク像から除去されることを特徴とするインクジェット記録方法。 - さらに、前記インク像をT℃に加熱する工程を有し、
前記インク像に含まれる前記水溶性有機溶剤の沸点はT℃よりも高い請求項1に記載のインクジェット記録方法。 - 前記液吸収部材が、前記インク像と接触する、フッ素化合物を含む多孔質体を有する請求項1又は2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記被吐出媒体が転写体であり、前記転写体に記録媒体を接触させて、液体成分除去後のインク像を前記記録媒体へ転写する工程をさらに含む請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記被吐出媒体が記録媒体である請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 被吐出媒体と、
インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生する素子と、前記素子を内部に備える圧力室と、前記インクを吐出する吐出口とを有する記録素子基板を備え、前記圧力室内のインクが前記圧力室の外部との間で循環され、前記被吐出媒体上に前記インクを吐出してインク像を形成するインクジェットヘッドを有するインク付与装置と、
前記インク像との接触により前記インク像から液体成分の少なくとも一部を除去する液吸収部材を有する液吸収装置と、
を備えるインクジェット記録装置であって、
前記インクは沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤を5〜30質量%含有し、
前記液吸収部材が前記インク像と接触することにより、前記インク像に含まれる沸点が110℃以上の水溶性有機溶剤の内50質量%以上が前記インク像から除去されることを特徴とするインクジェット記録装置。 - さらに、前記インク像をT℃に加熱する加熱装置を備え、
前記インク像に含まれる前記水溶性有機溶剤の沸点はT℃よりも高い請求項6に記載のインクジェット記録装置。 - 前記液吸収部材が、前記インク像と接触する、フッ素化合物を含む多孔質体を有する請求項6又は7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記被吐出媒体が転写体であり、前記転写体に記録媒体を接触させて、液体成分除去後のインク像を前記記録媒体へ転写する転写用の押圧部材をさらに備える請求項6から8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記被吐出媒体が記録媒体である請求項6から8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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