JP2019013982A - 昇降式安全カバー装置およびそれを備えた電線処理装置 - Google Patents

昇降式安全カバー装置およびそれを備えた電線処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置を提供する。【解決手段】昇降式安全カバー装置は、機械の可動部の少なくとも一部を覆う昇降式の安全カバー10と、安全カバー10に上向きの駆動力を与えるエアシリンダ11と、エア供給源40からエアシリンダ11にエアを供給するエア供給回路20とを備える。エア供給回路20は、第1通路21、第2通路22および第3通路23に接続された三方切換弁30と、第3通路23に設けられ、エアの圧力を第1圧力から第2圧力に低減させる圧力調整弁25とを有している。エアシリンダ11は、第1圧力のエアが供給されたときには安全カバー10の自重よりも大きな駆動力を出力し、第2圧力のエアが供給されたときには安全カバー10の自重よりも小さな駆動力を出力するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、昇降式安全カバー装置およびそれを備えた電線処理装置に関する。
従来から、電線処理装置などの機械に備えられる安全カバーとして、昇降式の安全カバーが知られている。昇降式の安全カバーは、下降位置にあるときに電線処理装置等の少なくとも一部を覆うことができるようになっている。昇降式の安全カバーは、例えば電線処理装置のセッティングなどを行う際には、上昇位置に保持される。これにより、オペレータは電線処理装置の可動部に触れることができ、各種のセッティング等が可能になる。一方、昇降式の安全カバーは、電線処理装置の動作時には、下降位置に保持される。これにより、オペレータが誤って動作中の可動部に触れることが防止される。
特許文献1には、安全カバーを上昇させる駆動源としてエアシリンダを備えた安全カバー装置が開示されている。この安全カバー装置では、エアシリンダにエアを供給すると、安全カバーは上昇する。エアシリンダからエアを排出すると、安全カバーは自重により下降する。
安全カバーの下降中にオペレータが安全カバーに挟まれると、オペレータに安全カバーの全重量が加わり、負担となる。そこで特許文献1には、安全カバーが下降中に障害物と干渉したときに、安全カバーの動きを下降から上昇に反転させる反転装置が開示されている。詳しくは、特許文献1に開示された装置では、安全カバーが下降中に障害物と干渉するとエア圧力が変動するという現象に着目し、エアシリンダからエアを排出している最中にエア圧力が閾値未満に減少すると、エアシリンダにエアを供給することにより、安全カバーを上昇させることとしている。
特開2011−161531号公報
しかし、特許文献1に開示された装置では、センサによりエア圧力を検知し、検知したエア圧力に基づいてエアシリンダをエア排出状態からエア供給状態に自動的に切り換える装置が必要である。そのため、装置が高価かつ複雑化する傾向があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりも安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置およびそれを備えた電線処理装置を提供することである。
本発明に係る昇降式安全カバー装置は、機械の可動部の少なくとも一部を覆う昇降式の安全カバーと、前記安全カバーに連結され、前記安全カバーに上向きの駆動力を与える流体圧シリンダと、前記流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給回路と、を備える。前記流体供給回路は、第1圧力の作動流体を供給する第1圧力供給部と、前記第1圧力よりも小さな第2圧力の作動流体を供給する第2圧力供給部と、一端が前記第1圧力供給部に連通する第1通路と、一端が前記流体圧シリンダに接続された第2通路と、一端が前記第2圧力供給部に連通する第3通路と、前記第1通路の他端と前記第2通路の他端とを連通させるカバー上昇時連通状態と、前記第2通路の他端と前記第3通路の他端とを連通させるカバー下降時連通状態とに切換可能な連通状態切換装置と、を有している。前記流体圧シリンダは、前記第1圧力の作動流体が供給されたときには前記安全カバーの自重よりも大きな駆動力を出力し、前記第2圧力の作動流体が供給されたときには前記安全カバーの自重よりも小さな駆動力を出力するように構成されている。
上記昇降式安全カバー装置によれば、連通状態切換装置をカバー上昇時連通状態に切り換えると、第1圧力供給部から第1通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに第1圧力の作動流体が供給される。その結果、安全カバーは流体圧シリンダから安全カバーの自重よりも大きな駆動力を受け、上昇する。これにより、機械の可動部の周囲が開放され、オペレータは可動部のセッティング等が可能となる。一方、連通状態切換装置をカバー下降時連通状態に切り換えると、第2圧力供給部から第3通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに第2圧力の作動流体が供給される。その結果、安全カバーが流体圧シリンダから受ける駆動力は安全カバーの自重よりも小さくなり、安全カバーは下降する。安全カバーの下降中にオペレータが安全カバーに挟まれた場合、オペレータには、安全カバーの自重と流体圧シリンダが出力する駆動力との差の分だけ荷重が加わることになる。しかし、この荷重は安全カバーの自重よりも小さい。よって、オペレータの負担は少ない。また、オペレータは比較的軽い力で安全カバーを持ち上げることができ、挟まれた状態から容易に逃れることができる。上記昇降式安全カバーによれば、作動流体の圧力に基づいて流体圧シリンダを排出状態から供給状態に自動的に切り換える装置は不要である。よって、従来よりも安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置を実現することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記第1圧力供給部は、前記第1圧力の作動流体を供給する流体供給源を有している。前記第2圧力供給部は、前記流体供給源に連通する通路と、当該通路に設けられかつ作動流体の圧力を前記第1圧力から前記第2圧力に低減する減圧機構とを有している。
上記態様によれば、連通状態切換装置をカバー上昇時連通状態に切り換えると、流体供給源から第1通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに第1圧力の作動流体が供給される。一方、連通状態切換装置をカバー下降時連通状態に切り換えると、流体供給源から供給される作動流体は、減圧機構により第1圧力から第2圧力に減圧された後、第3通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに供給される。
本発明の好ましい一態様によれば、前記減圧機構は圧力調整弁である。
第2圧力の値が大きい場合、安全カバーに挟まれたときの負担を大きく軽減することができる一方、安全カバーの下降速度が小さくなる傾向がある。そのため、安全カバーを下降させて可動部の作業を開始するまでの時間が長くなる傾向があり、機械の作業効率が低下するおそれがある。しかし、上記態様によれば、圧力調整弁により第2圧力を自由に調整することができる。例えば、安全カバーの自重が比較的大きい場合には第2圧力を比較的高めに設定し、安全カバーの自重が比較的小さい場合には第2圧力を比較的低めに設定することができる。これにより、オペレータの負担軽減と作業効率の向上とのバランスを図ることができ、利便性を向上させることができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記第1圧力供給部は、前記第1圧力の作動流体を供給する流体供給源を有し、前記第2圧力供給部は、前記第2圧力の作動流体を供給する低圧流体供給源を有している。
上記態様によれば、連通状態切換装置をカバー上昇時連通状態に切り換えると、流体供給源から第1通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに第1圧力の作動流体が供給される。一方、連通状態切換装置をカバー下降時連通状態に切り換えると、低圧流体供給源から第3通路、連通状態切換装置、および第2通路を通じて、流体圧シリンダに第2圧力の作動流体が供給される。
本発明の好ましい一態様によれば、前記連通状態切換装置は、前記第1通路の前記他端が接続された第1ポートと、前記第2通路の前記他端が接続された第2ポートと、前記第3通路の前記他端が接続された第3ポートとを有し、前記第1ポートと前記第2ポートとを繋ぐ切換位置と、前記第2ポートと前記第3ポートとを繋ぐ切換位置とに切換可能な切換弁により構成されている。
上記態様によれば、連通状態切換装置を安価かつ簡単な構成により実現することができる。よって、昇降式安全カバー装置の構成を更に安価かつ簡単にすることができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記可動部は他の流体圧シリンダを有している。前記昇降式安全カバー装置は、前記流体供給源から前記他の流体圧シリンダに前記作動流体を供給する他の流体供給回路を備えている。
上記態様によれば、安全カバーに連結された流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給源と、機械の可動部の流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給源とを共通化することができる。言い換えると、機械の可動部の流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給源を、安全カバーに連結された流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給源に流用することができる。よって、昇降式安全カバー装置のための専用の流体供給源は不要であり、昇降式安全カバー装置の構成を更に安価かつ簡単にすることができる。
本発明に係る電線処理装置は、前記昇降式安全カバー装置を備え、前記可動部として、被覆電線を送り出す電線送り機構、被覆電線の切断および被覆の剥ぎ取りの少なくとも一方を行うカッター機構、および、切断された被覆電線の端部に端子を圧着する端子圧着機構のうち少なくとも一つを備えている。
これにより、安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置を備えた電線処理装置を得ることができる。
本発明によれば、従来よりも安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置およびそれを備えた電線処理装置を提供することができる。
安全カバーが下降位置にあるときの電線処理装置の斜視図である。 安全カバーが上昇位置にあるときの電線処理装置の斜視図である。 前記電線処理装置のエア供給回路の回路図である。 他の実施形態に係る電線処理装置のエア供給回路の回路図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。本発明に係る昇降式安全カバー装置は各種の機械に適用可能であるが、以下では、電線処理装置に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る電線処理装置1の概略構成を表す斜視図である。本実施形態に係る電線処理装置1は、長尺の被覆電線(図示せず)を所定長さに切断し、切断後の被覆電線の両端部の被覆を剥ぎ取り、その両端部に端子(図示せず)を圧着させる装置である。電線処理装置1は、装置本体1Aと安全カバー装置1Bとを備えている。
装置本体1Aは、テーブル2と、被覆電線を送り出す電線送り機構3と、被覆電線の切断および被覆の剥ぎ取りを行うカッター機構4と、切断および被覆の剥ぎ取りが行われた被覆電線の端部に端子を圧着する端子圧着機構5とを備えている。電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5は、テーブル2に支持されている。電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5の具体的構成は何ら限定されず、周知のものを用いることができる。図示は省略するが、電線送り機構3は回転するローラを有している。カッター機構4は昇降するカッターを有している。端子圧着機構5は昇降するプレス部材を有している。このように、電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5は、それぞれ動く部分を有しており、可動部の一例である。電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5は周知であるので、ここではそれらの詳しい説明は省略する。なお、装置本体1Aは、電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5の他に、他の機構を備えていてもよい。装置本体1Aの構成は特に限定されない。
安全カバー装置1Bは、昇降式の安全カバー10と、安全カバー10に上向きの駆動力を与えるエアシリンダ11と、エアシリンダ11にエアを供給するエア供給回路20(図3参照)とを備えている。図1は安全カバー10が下がった位置(下降位置)にあるときの状態を表し、図2は安全カバー10が上がった位置(上昇位置)にあるときの状態を表している。安全カバー10は、下降位置にあるときにカッター機構4および端子圧着機構5を覆う。安全カバー10の少なくとも一部は、アクリル樹脂等の透明の材料によって構成されていてもよく、アルミニウム等の不透明の材料によって構成されていてもよい。安全カバー10の材料は何ら限定されない。本実施形態では、安全カバー10は、下方が開いた箱状に形成されている。安全カバー10は、4枚の側板10Aと1枚の天板10Bとを有している。ただし、安全カバー10の形状は特に限定される訳ではない。安全カバー10は、可動部の少なくとも一部とオペレータとを遮ることができるものであれば足り、その寸法、形状、材料等は何ら限定されない。
エアシリンダ11の個数は特に限定されないが、本実施形態に係る安全カバー装置1Bは2つのエアシリンダ11を備えている。図3に示すように、エアシリンダ11は、シリンダ12と、シリンダ12の内部に摺動可能に配置されたピストン13と、ピストン13に接続されたピストンロッド14とを有している。ピストン13とシリンダ12とにより、エア室15が区画されている。エア室15にエアを供給すると、ピストン13は上昇し、ピストンロッド14が伸張する。エア室15からエアを排出すると、ピストン13は下降し、ピストンロッド14が収縮する。ピストンロッド14は安全カバー10に連結されている。エアシリンダ11は、安全カバー10に上向きの駆動力を与えるように構成されている。ピストンロッド14が伸張すると安全カバー10は上昇し、ピストンロッド14が収縮すると安全カバー10は下降する。
エア供給回路20は、エア供給源40からエアシリンダ11にエアを供給する回路である。エア供給源40は特に限定されず、電線処理装置1の専用のエア供給源であってもよく、汎用のエア供給源であってもよい。エア供給源40は、例えば、エアが封入されたガスボンベであってもよい。また、エア供給源40は、電線処理装置1が設置される工場に備えられたエア供給配管(いわゆる工場エアを供給する配管)であってもよい。
エア供給回路20は、エア供給源40と、一端21aがエア供給源40に連通する第1通路21と、一端22aがエアシリンダ11に接続された第2通路22と、エア供給源40に連通する第4通路24と、第4通路24に設けられた圧力調整弁25と、一端23aが第4通路24に連通する第3通路23とを有している。なお、本実施形態の安全カバー装置10Bは2つのエアシリンダ11を備えているが、図3では1つのエアシリンダ11しか図示していない。他のエアシリンダ11は、図示しない通路を介して第2通路22に接続されている。第1通路21、第2通路22、第3通路23、および第4通路24は、例えば、パイプやチューブなどによって構成することができる。第1通路21、第2通路22、第3通路23、および第4通路24の材料は特に限定されない。
エア供給回路20は、第1ポート31、第2ポート32、および第3ポート33を有する三方切換弁30を備えている。第1ポート31は第1通路21の他端21bに接続され、第2ポート32は第2通路22の他端22bに接続され、第3ポート33は第3通路23の他端23bに接続されている。三方切換弁30は、第1ポート31と第2ポート32とを繋ぐ切換位置と、第2ポート32と第3ポート33とを繋ぐ切換位置とに切換可能に構成されている。
前述の通り、圧力調整弁25は第4通路24に設けられている。エア供給源40が供給するエアの圧力を第1圧力とすると、圧力調整弁25は、エアの圧力を第1圧力よりも小さな第2圧力に低減する。なお、第2圧力は大気圧よりも大きな圧力である。第2圧力の具体的な値は特に限定されないが、例えば、第1圧力の0.2〜0.5倍の圧力である。第2圧力は適宜に設定することができる。
前述の通り、本実施形態では2つのエアシリンダ11が設けられている。これらエアシリンダ11は、第1圧力のエアが供給されたときに、全体として安全カバー10の自重よりも大きな駆動力を出力するように構成されている。一方、これらエアシリンダ11は、第2圧力のエアが供給されたときに、全体として安全カバー10の自重よりも小さな駆動力を出力するように構成されている。本実施形態では、両エアシリンダ11の仕様は同一である。各エアシリンダ11は、第1圧力のエアが供給されたときに安全カバー10の自重の半分よりも大きな駆動力を出力し、第2圧力のエアが供給されたときに安全カバー10の自重の半分よりも小さな駆動力を出力するように構成されている。このように、エアシリンダ11の個数がn(nは自然数)の場合、各エアシリンダ11は、第1圧力のエアが供給されたときに安全カバー10の自重の1/nよりも大きな駆動力を出力し、第2圧力のエアが供給されたときに安全カバー10の自重の1/nよりも小さな駆動力を出力するように構成されているとよい。
図3に示すように、装置本体1Aの電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5のうち少なくとも一つは、少なくとも一つのエアシリンダ8を備えている。エアシリンダ8は、エア供給回路20と同様、エア供給源40に接続されている。電線処理装置1は、エア供給源40からエアシリンダ8にエアを供給する他のエア供給回路28を備えている。安全カバー装置1Bのエアシリンダ11と、装置本体1Aのエアシリンダ8とには、共通のエア供給源40からエアが供給される。安全カバー装置1Bのエアシリンダ11は、装置本体1Aの可動部のエアシリンダ8に供給されるエアを流用するように構成されている。
電線処理装置1の装置本体1Aの動作時には、図1に示すように、安全カバー10は下降位置に位置付けられる。安全カバー10が下降位置にあると、カッター機構4および端子圧着機構5は安全カバー10によって覆われ、オペレータから遮られる。これにより、装置本体1Aの動作時にオペレータがカッター機構4または端子圧着機構5に触れてしまうことが防止される。一方、装置本体1Aのセッティング時には、図2に示すように、安全カバー10は上昇位置に位置付けられる。安全カバー10が上昇位置にあると、オペレータはカッター機構4および端子圧着機構5に対する調整作業が可能となる。
安全カバー10を上昇させる際には、オペレータは、三方切換弁30を第1ポート31と第2ポート32とを繋ぐ切換位置に切り換える。これにより、エアシリンダ11には、第1圧力のエアが供給される。すなわち、エア供給源40のエアは、第1通路21、三方切換弁30、および第2通路22を通じて、エアシリンダ11に供給される。前述したように、エアシリンダ11は第1圧力のエアが供給されると安全カバー10の自重よりも大きな駆動力を出力するので、安全カバー10はエアシリンダ11の駆動力を受けて上昇する。
安全カバー10を下降させる際には、オペレータは、三方切換弁30を第2ポート32と第3ポート33とを繋ぐ切換位置に切り換える。すると、エアシリンダ11には、第2圧力のエアが供給される。すなわち、エア供給源40のエアは、第4通路24、第3通路23、三方切換弁30、および第2通路22を通じてエアシリンダ11に供給されるが、上記エアは第4通路24に設けられた圧力調整弁25により第1圧力から第2圧力に減圧される。そして、第2圧力のエアは、第3通路23、三方切換弁30および第2通路22を通じてエアシリンダ11に供給される。前述したように、第2圧力のエアが供給されたときのエアシリンダ11の駆動力は、安全カバー10の自重よりも小さい。そのため、安全カバー10の自重がエアシリンダ11の駆動力に打ち勝って、安全カバー10は下降する。
しかし、安全カバー10の下降中にも、エアシリンダ11は上向きの駆動力を出力する。よって、エアシリンダ11が上向きの駆動力を出力しない場合に比べて、安全カバー10の見かけ上の自重は小さくなる。安全カバー10の自重をG0、エアシリンダ11の上向きの駆動力をFとすると、安全カバー10の見かけ上の自重G1は、G1=G0−Fとなる。そのため、安全カバー10の下降中にオペレータが安全カバー10に挟まれたとしても、オペレータにはG1の荷重しか加わらない。よって、オペレータに加わる負担は小さい。また、見かけ上の自重が小さいので、オペレータは比較的軽い力で安全カバー10を持ち上げることができ、安全カバー10から容易に逃れることができる。すなわち、オペレータは、安全カバー10の本来の自重G0よりも小さな力G1により、安全カバー10を持ち上げることができる。なお、G0とG1との比率は特に限定されないが、例えば、G1=0.2×G0〜0.5×G0とすることができる。
安全カバー装置1Bでは、オペレータが安全カバー10から逃れた後、安全カバー10を離すと、特に操作を行わなくても、安全カバー10は見かけ上の自重G1により再び下降する。反転装置を備えた従来技術では、オペレータが安全カバー10から逃れた後、再度操作を行わなければ安全カバー10を下降させることができないが、本実施形態によればそのような操作は不要である。
以上のように、本実施形態に係る安全カバー装置1Bによれば、安全カバー10の下降中にオペレータが安全カバー10に挟まれたとしても、オペレータの負担は小さい。また、オペレータは比較的軽い力で安全カバー10を持ち上げることができるので、安全カバー10に挟まれた状態から容易かつ迅速に逃れることができる。本実施形態に係る安全カバー装置1Bによれば、エア供給回路20のエア圧力をセンサ等により検知する必要がなく、また、検知したエア圧力に基づいてエアシリンダ11をエア排出状態からエア供給状態に切り換える必要がない。よって、従来よりも安価かつ簡単な構成を有する昇降式安全カバー装置1Bを実現することができる。
本実施形態では、第1通路21の他端21bと第2通路22の他端22bとを繋ぐカバー上昇時連通状態と、第2通路22の他端22bと第3通路23の他端23bとを繋ぐカバー下降時連通状態とに切換可能な連通状態切換装置は、三方切換弁30によって構成されている。しかし、連通状態切換装置は三方切換弁30に限られない。例えば、連通状態切換装置は、第1通路21の他端21b、第2通路22の他端22b、および第3通路23の他端23bを繋ぐ三方継手と、第1通路21に設けられた第1の弁と、第3通路23に設けられた第2の弁とを有していてもよい。この場合、第1の弁を開くとともに第2の弁を閉じることにより、カバー上昇時連通状態にすることができ、第1の弁を閉じるとともに第2の弁を開くことにより、カバー下降時連通状態にすることができる。連通状態切換装置として、その他にも種々の装置が可能である。
しかし、本実施形態によれば、連通状態切換装置が三方切換弁30により構成されているので、連通状態切換装置を安価かつ簡単に構成することができる。よって、昇降式安全カバー装置1Bの構成を更に安価かつ簡単にすることができる。
本実施形態によれば、安全カバー10に連結されたエアシリンダ11にエアを供給するエア供給源40と、装置本体1Aの可動部のエアシリンダ8にエアを供給するエア供給源40とは共通化されている。本実施形態によれば、装置本体1Aの可動部のエアシリンダ8にエアを供給するエア供給源40を、安全カバー10に連結されたエアシリンダ11にエアを供給するエア供給源として流用することができる。よって、昇降式安全カバー装置1Bの構成を更に安価かつ簡単にすることができる。
本実施形態では、第4通路24に設けられた減圧機構は、圧力の調整が可能な圧力調整弁25である。しかし、減圧機構は作動流体の圧力を低減できるものであれば足り、圧力調整弁25に限定されない。例えば、減圧機構として減圧弁などを用いることも可能である。
しかし、本実施形態によれば、減圧機構が圧力調整弁25により構成されているので、安全カバー10の下降時にエアシリンダ11に供給するエアの圧力(第2圧力)を自由に調整することができる。第2圧力の値が大きい場合、安全カバー10に挟まれたときの負担を大きく軽減することができる一方、安全カバー10の下降速度が小さくなる傾向がある。そのため、安全カバー10を下降させて装置本体1Aの作業を開始するまでの時間が長くなる傾向があり、作業効率が低下するおそれがある。しかし、本実施形態によれば、圧力調整弁25により第2圧力を自由に調整することができるので、例えば、安全カバー10の自重が比較的大きい場合には第2圧力を比較的高めに設定し、安全カバー10の自重が比較的小さい場合には第2圧力を比較的低めに設定することができる。これにより、オペレータの負担軽減と作業効率の向上とのバランスを図ることができ、安全カバー装置1Bの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、前記実施形態は一例に過ぎず、本発明が前記実施形態に限定されないことは勿論である。以下、他の実施形態について説明する。
前記実施形態では、第1圧力のエアを供給する第1圧力供給部はエア供給源40であり、第2圧力のエアを供給する第2圧力供給部は、エア供給源40に連通する第4通路24と、第4通路24に設けられた圧力調整弁25とによって構成されている。しかし、第1圧力供給部および第2圧力供給部の構成は前記実施形態のものに限定されない。
図4に示すように、エア供給回路20は、第1圧力のエアを供給するエア供給源40と、第2圧力のエアを供給するエア供給源40Lとを備えていてもよい。図4に示す実施形態では、エア供給源40が第1圧力供給部に対応し、エア供給源40Lが第2圧力供給部に対応する。第1通路21の一端21aはエア供給源40に連通し、第3通路23の一端23aはエア供給源40Lに連通している。本実施形態においても、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、安全カバー装置1Bが備えるエアシリンダ11の個数は2つであるが、安全カバー装置1Bが備えるエアシリンダ11の個数は1つでもよく、3つ以上であってもよい。前記実施形態では、2つのエアシリンダ11の仕様は同一であるが、安全カバー装置1Bが複数のエアシリンダ11を備える場合、それらの仕様は異なっていてもよい。複数のエアシリンダ11は、第1圧力のエアが供給されると全体として安全カバー10の自重よりも大きな駆動力を出力し、第2圧力のエアが供給されると全体として安全カバー10の自重よりも小さな駆動力を出力するように構成されていればよく、複数のエアシリンダ11の駆動力は互いに異なっていてもよい。
前記実施形態では、図3および図4に示すように、エアシリンダ11はピストンロッド14の一部がシリンダ12よりも上方に位置するように配置され、安全カバー10はピストンロッド14に接続されている。しかし、エアシリンダ11の配置は上下逆でもよい。すなわち、エアシリンダ11はピストンロッド14の一部がシリンダ12よりも下方に位置するように配置され、安全カバー10はシリンダ12に接続されていてもよい。このような形態であっても、同様の作用効果を得ることができる。
前記実施形態では、安全カバー10は、エアシリンダ11に下方から支持され、エアシリンダ11により持ち上げられるように構成されている。詳しくは、安全カバー10は、ピストンロッド14が伸張すると上昇し、ピストンロッド14が収縮すると下降するようにエアシリンダ11に連結されている。しかし、安全カバー10はエアシリンダ11に吊り下げられ、エアシリンダ11により引き上げられるように構成されていてもよい。すなわち、安全カバー10は、ピストンロッド14が収縮すると上昇し、ピストンロッド14が伸張すると下降するようにエアシリンダ11に連結されていてもよい。
前記実施形態では、流体圧シリンダの一例としてエアシリンダ11およびエアシリンダ8を備えていたが、流体圧シリンダはエアシリンダに限定されず、作動流体はエア(空気)に限定されない。作動流体は、窒素等の他のガスであってもよい。また、流体圧シリンダとして、油圧シリンダを用いることも可能である。作動流体は油であってもよい。
前記実施形態では、連通状態切換装置として三方切換弁30を備えていた。しかし、連通状態切換装置は、例えば、第1〜第4ポートを有し、第1ポートと第2ポートとを繋ぐとともに第3ポートと第4ポートとを繋ぐ切換位置と、第1ポートと第4ポートとを繋ぐとともに第2ポートと第3ポートとを繋ぐ切換位置とに切換可能な四方切換弁であってもよい。このような四方切換弁であっても、第4ポートに閉鎖通路を接続し、第4ポートに流体が流れないように構成することにより、前述の動作を行わせることができる。連通状態切換装置として、各種の切換弁を用いることができる。
前記実施形態では、安全カバー10は、装置本体1Aのうちカッター機構4および端子圧着機構5を覆い、電線送り機構3を覆わないように構成されている。しかし、安全カバー10は、電線送り機構3、カッター機構4、および端子圧着機構5を覆うように構成されていてもよい。安全カバー10の構成および配置は、何ら限定されない。
安全カバー装置1Bが備えられる機械は、電線処理装置1に限定されない。安全カバー装置1Bは、産業機械等の各種の機械に適用可能である。なお、産業機械とは、主に工場等において、製造、加工、成形、および処理等を行う製造装置、加工装置および工作機械等を含む機械のことである。
1 電線処理装置
1A 装置本体
1B 昇降式安全カバー装置
4 カッター機構(可動部)
5 端子圧着機構(可動部)
8 エアシリンダ(他の流体圧シリンダ)
10 安全カバー
11 エアシリンダ(流体圧シリンダ)
20 エア供給回路(流体供給回路)
21 第1通路
22 第2通路
23 第3通路
25 圧力調整弁(減圧機構)
28 他のエア供給回路(他の流体供給回路)
30 三方切換弁(連通状態切換装置、切換弁)
40 エア供給源(流体供給源)
40L エア供給源(低圧流体供給源)

Claims (7)

  1. 機械の可動部の少なくとも一部を覆う昇降式の安全カバーと、
    前記安全カバーに連結され、前記安全カバーに上向きの駆動力を与える流体圧シリンダと、
    前記流体圧シリンダに作動流体を供給する流体供給回路と、を備え、
    前記流体供給回路は、
    第1圧力の作動流体を供給する第1圧力供給部と、
    前記第1圧力よりも小さな第2圧力の作動流体を供給する第2圧力供給部と、
    一端が前記第1圧力供給部に連通する第1通路と、
    一端が前記流体圧シリンダに接続された第2通路と、
    一端が前記第2圧力供給部に連通する第3通路と、
    前記第1通路の他端と前記第2通路の他端とを連通させるカバー上昇時連通状態と、前記第2通路の他端と前記第3通路の他端とを連通させるカバー下降時連通状態とに切換可能な連通状態切換装置と、を有し、
    前記流体圧シリンダは、前記第1圧力の作動流体が供給されたときには前記安全カバーの自重よりも大きな駆動力を出力し、前記第2圧力の作動流体が供給されたときには前記安全カバーの自重よりも小さな駆動力を出力するように構成されている、昇降式安全カバー装置。
  2. 前記第1圧力供給部は、前記第1圧力の作動流体を供給する流体供給源を有し、
    前記第2圧力供給部は、前記流体供給源に連通する通路と、当該通路に設けられかつ作動流体の圧力を前記第1圧力から前記第2圧力に低減する減圧機構とを有している、請求項1に記載の昇降式安全カバー装置。
  3. 前記減圧機構は圧力調整弁である、請求項2に記載の昇降式安全カバー装置。
  4. 前記第1圧力供給部は、前記第1圧力の作動流体を供給する流体供給源を有し、
    前記第2圧力供給部は、前記第2圧力の作動流体を供給する低圧流体供給源を有している、請求項1に記載の昇降式安全カバー装置。
  5. 前記連通状態切換装置は、前記第1通路の前記他端が接続された第1ポートと、前記第2通路の前記他端が接続された第2ポートと、前記第3通路の前記他端が接続された第3ポートとを有し、前記第1ポートと前記第2ポートとを繋ぐ切換位置と、前記第2ポートと前記第3ポートとを繋ぐ切換位置とに切換可能な切換弁により構成されている、請求項1〜4のいずれか一つに記載の昇降式安全カバー装置。
  6. 前記可動部は、他の流体圧シリンダを有し、
    前記流体供給源から前記他の流体圧シリンダに前記作動流体を供給する他の流体供給回路を備えている、請求項1〜5のいずれか一つに記載の昇降式安全カバー装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の昇降式安全カバー装置を備え、
    前記可動部として、被覆電線を送り出す電線送り機構、被覆電線の切断および被覆の剥ぎ取りの少なくとも一方を行うカッター機構、および、切断された被覆電線の端部に端子を圧着する端子圧着機構のうち少なくとも一つを備えている、電線処理装置。
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