JP2019013630A - 遊技機 - Google Patents

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JP2019013630A
JP2019013630A JP2017134618A JP2017134618A JP2019013630A JP 2019013630 A JP2019013630 A JP 2019013630A JP 2017134618 A JP2017134618 A JP 2017134618A JP 2017134618 A JP2017134618 A JP 2017134618A JP 2019013630 A JP2019013630 A JP 2019013630A
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小倉 敏男
Toshio Ogura
敏男 小倉
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

【課題】演出の実行機会を増すことで演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させる遊技機を提供する。【解決手段】各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示する可変表示手段と、演出を実行する特定演出手段と、演出を実行する所定演出手段と、特定演出の実行を制御する特定演出制御手段とを備え、可変表示手段は、変動表示の開始条件が成立した後、変動表示を第1タイミングと第1タイミングより後の第2タイミングとを含む複数のタイミングのうちのいずれかから開始し、特定演出制御手段は、変動表示の開始条件の成立を契機として、特定演出の実行を開始させ、変動表示が第1タイミングから開始される場合、特定演出手段と所定演出手段を用いて特定演出を実行させ、変動表示が第2タイミングから開始される場合、特定演出手段と可変表示手段を用いて特定演出を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技を行うことが可能な遊技機に関する。
遊技機として、所定の賭数を設定し、スタート操作が行われたことに基づいて、複数種
類の識別情報の可変表示が行われるスロットマシンや、遊技球などの遊技媒体を発射装置
によって遊技領域に発射し、該遊技領域に設けられている入賞口などの始動領域に遊技媒
体が入賞したときに複数種類の識別情報の可変表示が行われるパチンコ遊技機などがある
また、この種の遊技機では、ゲームの進行を遅延させている遅延期間において、遅延期
間の終了に関連して実行する特定演出に関連する関連演出を実行するものが知られている
(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−240160号公報
しかしながら、従来知られている遊技機では、ゲームの進行を遅延させるときだけ関連
演出が行われるため改良の余地があった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、演出の実行機会を
増すことで演出の実行態様を多様とし、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提
供することを目的とする。
(1) 遊技が可能な遊技機(例えば、スロットマシン、パチンコ遊技機)であって、
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示する可変表示手段(例えば、リール、
液晶表示器)と、
演出を実行する特定演出手段(例えば、スピーカ)と、
演出を実行する所定演出手段(例えば、液晶表示器)と、
特定演出(例えば、スピーカ、液晶表示器、可変表示手段などを用いた演出)の実行を
制御する特定演出制御手段(例えば、メイン制御部、サブ制御部)と、
を備え、
前記可変表示手段は、前記変動表示の開始条件が成立した後、前記変動表示を第1タイ
ミングと第1タイミングより後の第2タイミングとを含む複数のタイミングのうちのいず
れかから開始し、
前記特定演出制御手段は、
前記変動表示の開始条件の成立を契機として、前記特定演出の実行を開始させ、
前記変動表示が第1タイミングから開始される場合、前記特定演出手段と前記所定演
出手段を用いて前記特定演出を実行させ、
前記変動表示が第2タイミングから開始される場合、前記特定演出手段と前記可変表
示手段を用いて前記特定演出を実行させる
ことを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、演出の実行機会を増すことで演出の実行態様が多様となり、
遊技の興趣を向上させることができる。
(2) 上記(1)に記載の遊技機において、
前記特定演出制御手段は、前記変動表示が第1タイミングから開始される場合、前記可
変表示手段を用いず、前記特定演出手段と前記所定演出手段を用いて前記特定演出を実行
させる
ことを特徴とする遊技機であってもよい。
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(3) 上記(1)または(2)に記載の遊技機において、
前記特定演出は、前記特定演出手段を用いた音声の出力であってもよい。
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(4) 上記(1)から(3)のいずれかに記載の遊技機において、
前記特定演出制御手段は、前記変動表示が第2タイミングから開始される場合、前記特
定演出手段と前記可変表示手段を用いて前記特定演出を実行させるとともに、当該可変表
示手段とは異なる演出手段に演出を実行させるようにしてもよい。
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(5) 上記(1)から(4)のいずれかに記載の遊技機において、
前記特定演出の実行により、特定入賞の当選を示唆するようにしてもよい。
このような構成によれば、特定入賞役の入賞に遊技者を注目させることができる。
(6) 上記(1)から(5)のいずれかに記載の遊技機において、
所定入賞を発生させるための手順が報知されない第1状態と、所定入賞を発生させるた
めの手順が報知される第2状態とがあり、
前記第1状態において所定入賞の発生が許容されたときには、前記変動表示は第1タイ
ミングから開始され
前記第2状態において所定入賞の発生が許容されたときには、前記変動表示は第2タイ
ミングから開始されることが可能であってもよい。
このような構成によれば、所定入賞を発生させるための手順の報知に対して、特定演出
が影響を与えないようにすることができる。
(7) 遊技を行うことが可能な遊技機(例えば、スロットマシン、パチンコ遊技機)
であって、
特定音の出力に関する制御を実行する特定音制御手段(例えば、サブ制御部)と、
前記特定音制御手段により特定音の出力が可能な期間において、特定音と異なる音が出
力される特別演出を実行可能な特別演出手段(例えば、サブ制御部)と、
を備え、
前記特定音制御手段は、通常制御(例えば、特定音演出を実行する制御)と、前記通常
制御とは異なる特別制御(例えば、非特定音演出を実行する制御)とを実行可能であり、
前記特定音制御手段により前記特別制御が実行される場合には、前記特別演出手段によ
る特別演出の実行を制限することを特徴とする遊技機であってもよい。
このような構成によれば、所定契機で出力される特定音が異なる態様で出力されている
ことを認識し易くすることができる。
液晶表示器に表示される演出画面と、可変表示手段の動作と、スピーカから出力される音声とによる演出例を示した図である。 各演出の実行タイミングを示した図である。 ATに制御している場合において、停止順を報知する対象役に当選したときに、スタートスイッチが操作された後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、各リールの変動表示を開始させる場合の演出例を示した図である。 各演出の実行タイミングを示した図である。 特定音制御による演出と特別演出の態様を示す図である。
本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施形態に基づいて以下に説明する。
本実施形態の遊技機には、映像を表示して演出を実行する液晶表示器(所定演出手段)
と、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示する可変表示手段と、音声を出力す
るスピーカ(特定演出手段)とが設けられている。
また、遊技機には、遊技制御基板、演出制御基板、電源基板が設けられており、遊技制
御基板によって遊技状態が制御され、演出制御基板によって遊技状態に応じた演出が制御
され、電源基板によって遊技機を構成する電気部品の駆動電源が生成され、各部に供給さ
れる。
本実施の形態では、遊技制御基板に搭載されたメイン制御部(特定演出制御手段)によ
り、可変表示手段の制御が行われる。また、演出制御基板に搭載されたサブ制御部(特定
演出制御手段)により、液晶表示器、スピーカの制御が行われる。なお、サブ制御部が可
変表示手段の制御を行ってもよい。また、メイン制御部が液晶表示器やスピーカの制御を
行ってもよい。
例えば、メイン制御部は、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングで、可変
表示手段に変動表示を開始させることが可能である。なお、変動表示の開始条件はどのよ
うな条件であってもよい。また、メイン制御部は、変動表示の開始条件が成立した後の第
1タイミングよりも後の第2タイミングで、可変表示手段に変動表示を開始させることが
可能である。すなわち、メイン制御部は、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミ
ングよりも可変表示手段の変動表示の開始タイミングを遅延させることで、ゲームの進行
を遅延させることができる。なお、第2タイミングで可変表示手段に変動表示を開始させ
る場合における、第1タイミングから第2タイミングまでの期間を遅延期間とする。
なお、メイン制御部は、第1タイミングや第2タイミング以外のタイミングで、可変表
示手段に変動表示を開始させることが可能であってもよい。
なお、メイン制御部は、第2タイミングで可変表示手段に変動表示を開始させるときに
は、第1タイミングから第2タイミングまでの遅延期間において、可変表示手段を用いた
演出を行うことが可能である。可変表示手段を用いた演出としては、例えば、可変表示手
段に、変動表示を行うときと異なる動きを実行させる演出である。具体例としては、変動
表示の実行中においては識別情報を上から下に向かって移動させる場合、識別情報を下か
ら上に向かって移動させることで可変表示手段を用いた演出を行ってもよい。また、例え
ば、識別情報の移動速度を変動表示の実行中よりも遅くする、もしくは速くすることで可
変表示手段を用いた演出を行ってもよい。なお、可変表示手段を用いた演出は、可変表示
手段に変動表示を行うときと異なる動きを実行させる演出であればどのような演出であっ
てもよい。
次に、本実施形態の遊技機における演出例について説明する。図1は、液晶表示器51
に表示される演出画面と、可変表示手段2の動作と、スピーカ53から出力される音声と
による演出例を示した図である。
図1(A1)(A2)は、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングで可変表
示手段2の変動を開始させる場合の演出を示している。また、図1(B1)(B2)は、
変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、可変表
示手段2に変動表示を開始させる場合の演出を示している。
はじめに、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングで可変表示手段2の変動
を開始させる場合の演出について説明する。図1(A1)は、変動表示の開始条件が成立
した後の第1タイミングで実行される演出を示している。図1(A1)に示す例では、サ
ブ制御部は、液晶表示器51に杖を振るキャラクタA(特定画像)を表示させ、スピーカ
53から「いくよー」という音声(特定音声)を出力させ、メイン制御部は可変表示手段
2の変動表示を開始させている。
図1(A2)は、図1(A1)に示す演出の後に実行され、変動表示の開始条件が成立
した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで実行される演出を示している。図1
(A2)に示す例では、サブ制御部は、杖を振るキャラクタAの表示を止め、「いくよー
」という音声の出力を止め、液晶表示器51に杖を指し示すキャラクタAを表示させてい
る。また、メイン制御部は可変表示手段2の変動表示を継続させている。
次に、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで
、可変表示手段に変動表示を開始させる場合の演出について説明する。図1(B1)は、
変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングで実行される演出を示している。図1
(B1)に示す例では、サブ制御部は、液晶表示器51に杖を振るキャラクタA(特定画
像)を表示させ、スピーカ53から「いくよー」という音声(特定音声)を出力させ、メ
イン制御部は可変表示手段2に変動表示を開始させずに可変表示手段2を用いた演出を行
っている。具体的には、メイン制御部は、可変表示手段2を制御し、識別情報を下から上
に向かってゆっくり移動させている。
図1(B2)は、図1(B1)に示す演出の後に実行され、変動表示の開始条件が成立
した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで実行される演出を示している。図1
(B2)に示す例では、サブ制御部は、杖を振るキャラクタAの表示を止め、「いくよー
」という音声の出力を止め、液晶表示器51に杖を指し示すキャラクタAを表示させてい
る。また、メイン制御部は可変表示手段2を用いた演出を止めて可変表示手段2の変動表
示を開始している。
図2は、図1に示した各演出の実行タイミングを示した図である。図2(A)は、図1
(A1)(A2)に示した演出の実行タイミングを示している。また、図2(B)は、図
1(B1)(B2)に示した演出の実行タイミングを示している。
図2(A)に示すように、第1タイミングで可変表示手段2の変動を開始させる場合の
演出(図1(A1)(A2))を実行する場合には、第1タイミングで、サブ制御部は、
液晶表示器51に杖を振るキャラクタA(特定画像)を表示させ、スピーカ53から「い
くよー」という音声(特定音声)を出力させ、メイン制御部は可変表示手段2に変動表示
を開始させている。
そして、第1タイミングから第2タイミングまでの間、サブ制御部は、液晶表示器51
に杖を振るキャラクタAを表示させ続け、スピーカ53から「いくよー」という音声を出
力させ続けている。なお、「いくよー」という音声は、第2タイミングまで出力させ続け
ずに、第2タイミングの前で出力を止めてもよい。その後、第2タイミングで、サブ制御
部は、液晶表示器51に表示させていた杖を振るキャラクタAの表示を止め、スピーカ5
3から出力させていた「いくよー」という音声の出力を止めている。なお、第2タイミン
グとなっても、メイン制御部は可変表示手段2の変動表示を継続している。
図2(B)に示すように、第2タイミングで可変表示手段2の変動を開始させる場合の
演出(図1(B1)(B2))を実行する場合には、第1タイミングで、サブ制御部は、
液晶表示器51に杖を振るキャラクタA(特定画像)を表示させ、スピーカ53から「い
くよー」という音声(特定音声)を出力させ、メイン制御部は可変表示手段2を制御して
可変表示手段2を用いた演出を実行させている。
そして、第1タイミングから第2タイミングまでの間、サブ制御部は、液晶表示器51
に杖を振るキャラクタAを表示させ続け、スピーカ53から「いくよー」という音声を出
力させ続け、メイン制御部は可変表示手段2を制御して可変表示手段2を用いた演出を実
行させ続けている。なお、「いくよー」という音声は、第2タイミングまで出力させ続け
ずに、第2タイミングの前で出力を止めてもよい。その後、第2タイミングで、サブ制御
部は、液晶表示器51に表示させていた杖を振るキャラクタAの表示を止め、スピーカ5
3から出力させていた「いくよー」という音声の出力を止め、メイン制御部は、可変表示
手段2を用いた演出を止め、可変表示手段2の変動表示を開始させている。
図1、図2に示すように、本実施形態における遊技機は、変動表示の開始条件が成立し
た後の第1タイミングで、特定演出(図1(A1)(B1))の実行を開始させることが
できる。
例えば、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングで可変表示手段2の変動を
開始させる場合においては、サブ制御部は、液晶表示器51(所定演出手段)に杖を振る
キャラクタAを表示させ、スピーカ53(特定演出手段)から「いくよー」という音声を
出力させることで、特定演出(図1(A))を実行させている。なお、変動表示の開始条
件が成立した後の第1タイミングで可変表示手段2の変動を開始させる場合においては、
第1タイミングで可変表示手段2は変動を開始しているため、可変表示手段2を用いずに
特定演出(図1(A))を実行させている。
また、例えば、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングよりも後の第2タイ
ミングで、可変表示手段に変動表示を開始させる場合においては、サブ制御部は、液晶表
示器51に杖を振るキャラクタAを表示させ、スピーカ53(特定演出手段)から「いく
よー」という音声を出力させ、メイン制御部は可変表示手段2を制御して可変表示手段2
を用いた演出を実行させることで、特定演出(図2(A))を実行させている。すなわち
、変動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、可変
表示手段に変動表示を開始させる場合においては、液晶表示器51と、スピーカ53と、
可変表示手段2との全てを用いて、特定演出(図2(A))を実行させている。なお、変
動表示の開始条件が成立した後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、可変表示
手段に変動表示を開始させる場合においては、スピーカ53と可変表示手段2のみを用い
て、特定演出を実行させてもよい。
また、特定演出の実行により、特定入賞の当選の可能性が高いことを示唆するようにし
てもよい。特定入賞は、例えば、遊技者にとって有利な状態となる入賞である。なお、特
定入賞はどのような入賞であってもよい。これにより、遊技者は、特定演出が実行された
場合、特定入賞の当選の可能性が高いことを認識することができる。よって、可変表示手
段2の表示結果に遊技者が注目するようにできる。
さらに、上述した例では、可変表示手段2を用いない特定演出(図1(A1))と、可
変表示手段2を用いる特定演出(図1(B1))とがある。そこで、いずれかの特定演出
が実行された方が、特定入賞の当選の可能性がより高いことを示唆するようにしてもよい
。例えば、可変表示手段2を用いる特定演出(図1(B1))が実行された場合の方が、
可変表示手段2を用いない特定演出(図1(A1))が実行された場合よりも、特定入賞
の当選の可能性が高いことを示唆するようにしてもよい。これにより、演出の種類が多様
になり、遊技の興趣をより向上させることができる。
なお、図1に示した例では、特定演出には、スピーカ53から「いくよー」という音声
(特定音声)を出力させる演出が含まれている。しかしながら、特定演出に含まれる演出
は、スピーカ53から「いくよー」という音声を出力する演出に限らず、どのような演出
が含まれるようにしてもよい。例えば、特定演出には、「いくよー」以外の音声をスピー
カ53から出力させる演出が含まれるようにしてもよい。また、例えば、特定演出には、
遊技機が備えるLEDを点灯させる演出が含まれるようにしてもよい。また、例えば、特
定演出は、液晶表示器51に特定演出であることを示す画像を表示させる演出が含まれる
ようにしてもよい。
また、図1に示すように、本実施形態における遊技機は、第1タイミングで可変表示手
段2の変動を開始させる場合の演出(図1(A1)(A2))と、第2タイミングで可変
表示手段2の変動を開始させる場合の演出(図1(B1)(B2))とを実行することが
できる。よって例えば、本実施形態における遊技機は、第1タイミングで可変表示手段2
の変動を開始させる場合であっても、第2タイミングで可変表示手段2の変動を開始させ
る場合であっても、特定演出を実行することができる。
これにより、可変表示手段2の変動を開始させるタイミングが第2タイミングのときだ
けではなく、可変表示手段2の変動を開始させるタイミングが第1タイミングのときにお
いても特定演出を実行することができるため、特定演出の実行機会を増すことで演出の実
行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させることができる。
次に、遊技機が遊技者に操作手段の操作態様を報知する状態(第2状態)における演出
例について説明する。以下、遊技機がスロットマシンである場合の例を用いて説明する。
スロットマシンには、可変表示手段2として、外周に複数種の図柄が配列された3つのリ
ール(左リール、中リール、右リール)が水平方向に並設されており、各リールに配列さ
れた図柄のうち連続する3つの図柄が前面扉に設けられた透視窓から見えるように配置さ
れている。
各リールは、各々対応して設けられたリールモータによって回転されることで、各リー
ルの図柄が透視窓に連続的に変化しつつ表示される一方で、各リールの回転が停止される
ことで、透視窓に3つの連続する図柄が表示結果として導出表示されるようになっている
ゲームが開始可能な状態で遊技者がスタートスイッチを操作すると、各リールが回転し
、各リールの図柄が連続的に変動する。また、スロットマシンには、3つのリールをそれ
ぞれ停止されるための操作を受け付ける3つのストップスイッチが設けられている。各リ
ールが回転している状態で遊技者がストップスイッチを操作すると、対応するリールの回
転が停止し、透視窓に表示結果が導出表示される。
そして全てのリールが停止されることで1ゲームが終了し、入賞ライン上に予め定めら
れた図柄の組合せ(以下、役ともいう)が各リールの表示結果として停止した場合には入
賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技者に対して付与され、クレ
ジットに加算される。
なお、スロットマシンは、内部抽選によって導出が許容された表示結果のみを導出する
ことが可能である。内部抽選は、メイン制御部が、各表示結果の導出を許容するか否か(
各役への入賞を許容するか否か)を、全てのリールの表示結果が導出される以前(具体的
には、スタートスイッチの検出時)に決定するものである。
また、本実施形態におけるスロットマシンは、遊技者にとって有利となる停止順を報知
するナビ演出を実行可能なアシストタイム(AT、遊技者に操作手段の操作態様を報知す
る状態、第2状態)に制御することが可能となっている。すなわち、本実施形態における
スロットマシンは、ナビ演出を実行可能なAT(第2状態)と、ナビ演出を実行不可能な
通常状態(第1状態)とに制御することが可能である。
また、スロットマシンは、ATに制御している場合には、停止順を報知する対象役に当
選する(所定入賞の発生が許容された)ことにより、遊技者にとって有利となる停止順を
報知するナビ演出を実行させる。
本実施形態のナビ演出は、遊技者にとって有利な停止順(操作態様)を、液晶表示器5
1に表示する画像と、スピーカ53から出力する音声とによって報知する。例えば、左リ
ール、中リール、右リールの順に停止させると対象役が導出される場合には、スロットマ
シンは、「123」(左リールが第1停止、中リールが第2停止、右リールが第3停止で
あることを示す)といった各ストップスイッチの操作順を示す操作順画像を液晶表示器5
1に表示し、「左、中、右」(左リールが第1停止、中リールが第2停止、右リールが第
3停止であることを示す)といった各ストップスイッチの操作順を示す操作順音声をスピ
ーカ53から出力する。また、各リールを他の操作順で停止させると対象役が導出される
場合においても、同様に、操作順画像を液晶表示器51に表示し、操作順音声をスピーカ
53から出力することで、遊技者にとって有利となる停止順を報知することができる。な
お、ナビ演出の態様は、このような態様に限らず、遊技者が当選状況に応じて区別可能な
態様であればどのようなものであっても良い。
なお、各リール(可変表示手段2)の変動開始後にナビ演出(操作態様の報知)を行う
と、ナビ演出の実行前(操作態様の報知前)に遊技者によって各ストップスイッチ(操作
手段)が操作されてしまい、内部抽選によって導出が許容された表示結果(当選役)が導
出されない(遊技機が望んでいる結果とはならない)虞がある。よって、ナビ演出(操作
態様の報知)は、各リール(可変表示手段2)の変動開始と同じタイミングで行うことが
望ましい。また、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の
第1タイミングで各リール(可変表示手段2)の変動を開始させるときには、図1(A1
)(A2)や図2(A)に示したように、第1タイミングで特定演出が実行されることが
ある。よって、各リール(可変表示手段2)の変動開始と同じタイミングでナビ演出(操
作態様の報知)を行い、かつ、第1タイミングで特定演出を実行させる場合には、ナビ演
出(操作態様の報知)と特定演出とが同じタイミングで実行されてしまい、ナビ演出(操
作態様の報知)を認識し難い虞がある。
そこで、本実施形態では、ATに制御している場合(操作手段の操作態様を報知する状
態、第2状態)において、停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容さ
れた)ときには、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の
第1タイミングよりも後の第2タイミングで、各リール(可変表示手段2)の変動表示を
開始させる。これにより、特定演出が実行された後にナビ演出(操作態様の報知)が行わ
れる。よって、ナビ演出(操作態様の報知)に対して、特定演出が影響を与えないように
することができる。
なお、操作手段の操作態様を報知する状態は、ATに制御している場合に限らず、操作
手段の操作態様を報知する状態であればどのような状態であってもよい。例えば、操作手
段の操作態様を報知する状態は、ART(アシストリプレイタイム)であってもよい。
図3は、ATに制御している場合(操作手段の操作態様を報知する状態、第2状態)に
おいて、停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)ときに、ス
タートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミングより
も後の第2タイミングで、各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始させる場合の演
出例を示した図である。
図3(A)は、ATに制御している場合(操作手段の操作態様を報知する状態、第2状
態)において、停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)とき
に、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミン
グで実行される演出を示している。図3(A)に示す例では、サブ制御部は、液晶表示器
51に杖を振るキャラクタA(特定画像)を表示させ、スピーカ53から「いくよー」と
いう音声(特定音声)を出力させ、メイン制御部は各リール(可変表示手段2)に変動表
示を開始させずに各リール(可変表示手段2)を用いた演出を行っている。具体的には、
メイン制御部は、各リール(可変表示手段2)を制御し、図柄(識別情報)を下から上に
向かってゆっくり移動させている。
図3(B)は、図3(A)に示す演出の後に実行され、スタートスイッチが操作された
(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで実行
される演出を示している。図3(B)に示す例では、サブ制御部は、杖を振るキャラクタ
Aの表示を止め、液晶表示器51に杖を指し示すキャラクタAと操作態様を報知する画像
301とを表示させている。また、サブ制御部は、「いくよー」という音声の出力を止め
、スピーカ53から「左、右、中」という各ストップスイッチの操作順を示す操作順音声
を出力させている。また、メイン制御部は各リール(可変表示手段2)を用いた演出を止
めて各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始している。
図4は、図3に示した各演出の実行タイミングを示した図である。図4に示すように、
ATに制御している場合(操作手段の操作態様を報知する状態、第2状態)において、停
止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)ときに、スタートスイ
ッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミングよりも後の第2
タイミングで、各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始させる場合の演出(図3)
を実行する場合には、第1タイミングで、サブ制御部は、液晶表示器51に杖を振るキャ
ラクタA(特定画像)を表示させ、スピーカ53から「いくよー」という音声(特定音声
)を出力させ、メイン制御部は各リール(可変表示手段2)を制御して各リール(可変表
示手段2)を用いた演出を実行させている。
そして、第1タイミングから第2タイミングまでの間、サブ制御部は、液晶表示器51
に杖を振るキャラクタAを表示させ続け、スピーカ53から「いくよー」という音声を出
力させ続け、メイン制御部は各リール(可変表示手段2)を制御して各リール(可変表示
手段2)を用いた演出を実行させ続けている。なお、「いくよー」という音声は、第2タ
イミングまで出力させ続けずに、第2タイミングの前で止めてもよい。その後、第2タイ
ミングで、サブ制御部は、液晶表示器51に表示させていた杖を振るキャラクタAの表示
を止め、液晶表示器51に杖を指し示すキャラクタAと各ストップスイッチの操作順を示
す操作順画像301とを表示させている。また、サブ制御部は、「いくよー」という音声
の出力を止め、スピーカ53から「左、右、中」という各ストップスイッチの操作順を示
す操作順音声を出力させている。また、メイン制御部は各リール(可変表示手段2)を用
いた演出を止めて各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始している。
図3、図4に示すように、本実施形態におけるスロットマシン(遊技機)は、ATに制
御している場合(操作手段の操作態様を報知する状態、第2状態)において、停止順を報
知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)ときには、スタートスイッチが
操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミングよりも後の第2タイミ
ングで、各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始させる。これにより、特定演出が
実行された後にナビ演出(操作態様の報知)が行われる。よって、ナビ演出(操作態様の
報知)に対して、特定演出が影響を与えないようにすることができる。
なお、サブ制御部は、ナビ演出を実行不可能な通常状態(第1状態)において停止順を
報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)としても、ナビ演出(操作態
様の報知)を実行しない。よって、本実施形態では、ナビ演出を実行不可能な通常状態(
第1状態)において停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)
ときには、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タ
イミングで、各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始させる。なお、ナビ演出を実
行不可能な通常状態(第1状態)において停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞
の発生が許容された)ときにも、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が
成立した)後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、各リール(可変表示手段2
)の変動表示を開始させてもよい。
また、本実施形態に係るサブ制御部は、特定音の出力に関する制御(特定音制御)を実
行する。また、サブ制御部は、特定音制御として、通常制御と、通常制御とは異なる特別
制御とを実行可能である。通常制御は、所定の操作(例えばゲームの開始操作)が行われ
たときに特定音を出力する制御である。
特別制御には、無音制御と、遅れ制御と、特殊音制御の3種類の制御がある。このうち
、無音制御とは、特定音を出力しない制御である。遅れ制御とは、通常制御において特定
音を出力するタイミングより遅れたタイミングで特定音を出力する制御である。特殊音制
御とは、特定音とは異なる特殊音を出力する制御である。また、特別制御は、遊技者が有
利になることを示唆する制御である。なお、これら3種類の制御による演出は、いつもの
特定音とは異なる演出となるため「違和感演出」とも言われる。
上述した特定音制御に加え、サブ制御部は、特定音の出力が可能な期間において、特定
音と異なる音が出力される特別演出を実行可能である。特別演出は、所定の操作が行われ
た時点から開始される演出であり、所定のタイミング(例えば1ゲームの終了時や1変動
の終了時)に終了する演出である。また、本実施形態における特別演出で出力される音は
、特定音の音量よりも大きい音量である。
図5は、特定音制御による演出と特別演出の態様を示す図である。図5に示されるいず
れのグラフも、所定の操作が行われた時点からの所定期間の経過を示している。図5(a
)は、通常制御による演出と特別演出とが同時に開始される態様を示していている。上述
したように、通常制御では、所定の操作が行われたときに特定音が出力されるため、特定
音と特別演出の音とが同時に出力されることとなる。特別演出で出力される音は、特定音
の音量よりも大きい音量のため、特定音が特別演出の音に消されてしまう態様となり、特
定音は遊技者に認識され難くなる。このことは、特定音に限らず、遅れ演出での特定音や
、特殊音についても同様である。このように、特定音が出力されたこと自体が認識し難く
なることから、特定音が出力されたとしても実質的には無音演出のような態様になる。従
って、無音演出も遊技者に認識され難くなる。
上述したように、特別制御は、遊技者が有利になることを示唆する制御であり、その目
的の1つは、遊技者の興趣向上である。それにも関わらず、遊技者に認識され難くなるの
では、特別制御による演出が意味をなさなくなり、その結果、遊技者の興趣の向上という
目的も果たせないこととなる。
そのため、本実施形態では、図5(b)〜図5(d)に示されるように、特別制御が実
行される場合には、特別演出の実行を制限する。特別演出の実行を制限しているため、特
別演出は破線で示されている。図5(b)は、遅れ演出の態様を示していている。遅れ演
出は、所定の操作が行われたことに対応して、操作されたタイミングから遅れて特定音を
出力する特別制御による演出である。特別演出の実行を制限することによって、特別演出
の実行を制限しない場合と比較して、遅れ演出が行われたことを遊技者が認識しやすくな
る。
図5(c)は、無音演出の態様を示していている。無音演出は、所定の操作が行われた
ことに対応して、特定音を出力しない特別制御による演出である。特別演出の実行を制限
することによって、特別演出の実行を制限しない場合と比較して、無音演出が行われたこ
とを遊技者が認識しやすくなる。図5(d)は、特殊音演出の態様を示していている。特
殊音演出は、所定の操作が行われたことに対応して、特定音とは異なる特殊音を出力する
特別制御による演出である。特別演出の実行を制限することによって、特別演出の実行を
制限しない場合と比較して、特殊音演出が行われたことを遊技者が認識しやすくなる。
このように、本実施形態によれば、特別制御が実行される場合には、特別演出の実行を
制限することによって、特別制御による演出が行われたことを遊技者が認識しやすくなる
ので、遊技者の興趣を向上することができる。また、特別演出は、所定の操作が行われた
ことから開始される演出であるので、所定の操作が行われたことに遊技者が着目し、興趣
を向上させることができる。さらに、本実施形態において特別演出で出力される音の音量
は、特定音の音量よりも大きい音量のため、特別制御が実行されていることを遊技者がよ
り認識できる。
以上、本実施形態について説明したが、遊技機はスロットマシンやパチンコ遊技機であ
ってもよい。遊技機がスロットマシンである場合や、パチンコ遊技機の場合であっても、
上述した作用・効果を得ることができる。
遊技機がスロットマシンである場合には、可変表示手段2は、例えばリールである。ま
た、識別情報は、例えばリールに配列された複数種の図柄である。また、変動表示の開始
条件の成立は、例えばスタートスイッチが操作されたことである。また、特定入賞は、例
えばボーナスである。
また、遊技機がパチンコ遊技機の場合には、可変表示手段2は、例えば飾り図柄を変動
表示する液晶表示器である。また、識別情報は、例えば液晶表示器に表示される複数種の
飾り図柄である。また、変動表示の開始条件の成立は、例えば、飾り図柄の変動が開始さ
れるタイミングである。また、特定入賞は、例えば大当りである。
次に、前述した実施の形態により得られる主な効果を説明する。
(1) 本実施形態では、遊技機は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示
する可変表示手段2と、演出を実行するスピーカ53(特定演出手段)と、演出を実行す
る液晶表示器51(所定演出手段)と、特定演出の実行を制御するメイン制御部およびサ
ブ制御部(特定演出制御手段)を備えている。また、可変表示手段2は、変動表示の開始
条件が成立した後、変動表示を第1タイミングと第1タイミングより後の第2タイミング
とを含む複数のタイミングのうちのいずれかから開始する。また、メイン制御部およびサ
ブ制御部(特定演出制御手段)は、変動表示の開始条件の成立を契機として、特定演出の
実行を開始させる。また、メイン制御部およびサブ制御部(特定演出制御手段)は、変動
表示が第1タイミングから開始される場合、スピーカ53(特定演出手段)と液晶表示器
51(所定演出手段)を用いて特定演出を実行させる。また、メイン制御部およびサブ制
御部(特定演出制御手段)は、変動表示が第2タイミングから開始される場合、スピーカ
53(特定演出手段)と可変表示手段2を用いて特定演出を実行させる。
このような構成によれば、第1タイミングで可変表示手段2の変動を開始させる場合で
あっても、第2タイミングで可変表示手段2の変動を開始させる場合であっても、特定演
出を実行することができる。よって、演出の実行機会を増すことで演出の実行態様が多様
となり、遊技の興趣を向上させることができる。
(2) また、メイン制御部およびサブ制御部(特定演出制御手段)は、変動表示が第
1タイミングから開始される場合、可変表示手段3を用いず、スピーカ53(特定演出手
段)と液晶表示器51(所定演出手段)を用いて特定演出を実行させるようにしてもよい
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(3) また、特定演出は、スピーカ53(特定演出手段)を用いた音声の出力であっ
てもよい。
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(4) また、メイン制御部およびサブ制御部(特定演出制御手段)は、変動表示が第
2タイミングから開始される場合、スピーカ53(特定演出手段)と可変表示手段2を用
いて特定演出を実行させるとともに、液晶表示器51(可変表示手段2とは異なる演出手
段)に演出を実行させるようにしてもよい。
このような構成によれば、演出の実行態様が多様となり、遊技の興趣を向上させること
ができる。
(5) また、特定演出の実行により、特定入賞の当選を示唆するようにしてもよい。
このような構成によれば、特定入賞役の入賞に遊技者を注目させることができる。
(6) また、ナビ演出(操作手段の操作態様の報知)を実行不可能な通常状態(第1
状態)と、ATに制御している場合(操作手段の操作態様を報知する状態、第2状態)と
があり、ナビ演出(操作手段の操作態様の報知)を実行不可能な通常状態(第1状態)に
おいて停止順を報知する対象役に当選した(所定入賞の発生が許容された)ときには、ス
タートスイッチが操作された(変動表示の開始条件が成立した)後の第1タイミングで、
各リール(可変表示手段2)の変動表示を開始させ、ATに制御している場合(操作手段
の操作態様を報知する状態、第2状態)において停止順を報知する対象役に当選した(所
定入賞の発生が許容された)ときには、スタートスイッチが操作された(変動表示の開始
条件が成立した)後の第1タイミングよりも後の第2タイミングで、各リール(可変表示
手段2)の変動表示を開始させることが可能であってもよい。
このような構成によれば、ナビ演出(操作手段の操作態様の報知)に対して、特定演出
が影響を与えないようにすることができる。
(7) また、サブ制御部(特定音制御手段)は、特定音の出力に関する制御を実行す
る。また、サブ制御部(特別演出手段)は、特定音の出力が可能な期間において、特定音
と異なる音が出力される特別演出を実行可能である。また、サブ制御部(特定音制御手段
)は、特定音演出を実行する制御(通常制御)と、特定音演出を実行する制御とは異なる
非特定音演出を実行する制御(特別制御)とを実行可能である。また、サブ制御部(特定
音制御手段)により特別制御が実行される場合には、サブ制御部(特別演出手段)による
特別演出の実行を制限するようにしてもよい。
このような構成によれば、所定契機で出力される特定音が異なる態様で出力されている
ことを認識し易くすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定される
ものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。ま
た、前述した本実施の形態で説明した技術事項のうち少なくとも2つを組み合わせて実施
するようにしてもよい。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと
考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示
され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
2 可変表示手段
51 液晶表示器
53 スピーカ

Claims (1)

  1. 遊技が可能な遊技機であって、
    各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示する可変表示手段と、
    演出を実行する特定演出手段と、
    演出を実行する所定演出手段と、
    特定演出の実行を制御する特定演出制御手段と、
    を備え、
    前記可変表示手段は、前記変動表示の開始条件が成立した後、前記変動表示を第1タイ
    ミングと第1タイミングより後の第2タイミングとを含む複数のタイミングのうちのいず
    れかから開始し、
    前記特定演出制御手段は、
    前記変動表示の開始条件の成立を契機として、前記特定演出の実行を開始させ、
    前記変動表示が第1タイミングから開始される場合、前記特定演出手段と前記所定演
    出手段を用いて前記特定演出を実行させ、
    前記変動表示が第2タイミングから開始される場合、前記特定演出手段と前記可変表
    示手段を用いて前記特定演出を実行させる
    ことを特徴とする遊技機。
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