JP2019013053A - 無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置 - Google Patents

無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信品質に応じて適切な送信電力制御を行うことが可能な無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置を提供する。【解決手段】基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムにおいて、移動局は、基地局からパケットを受信し、受信したパケットに基づく受信品質に関する情報と、自局の走行速度に基づく速度情報とを含むパケットを基地局へ送信する。基地局は、移動局から受信したパケットに含まれる受信品質に関する情報および速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、受信品質の特性情報を生成し、特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じてパケット送信時の送信電力を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、基地局および移動局からなる無線通信システム、該無線通信システムにおける送信電力制御方法、ならびに無線通信装置に関する。
従来、無線通信システムとして、交差点などの道路上に設置された基地局と、乗用車などの移動体に載置される移動局との間で通信を行う、路車間通信システムが知られている。路車間通信システムにおいて、基地局と移動体との間の送信電力を適当なレベルに設定または制御して、同一の周波数を使用する他システムへの干渉を抑制することは、周波数利用効率の点で重要である。
路車間通信システムにおける送信電力の制御方法として、特許文献1には、既知の基地局の送信電力と、移動局で測定される受信電力とから基地局と移動局の間のパス損失を予測し、該パス損失に基づいて移動局の送信電力を制御することが開示されている。また、特許文献2には、基地局が過去に受信した受信電力から将来の受信電力を予測し、該予測した受信電力に基づいて、移動局の送信電力を制御することが開示されている。さらに、特許文献3には、移動局の位置情報から推定されるアップリンクエリアの最遠端と、基準通信エリアの最遠端との相違に基づき、基地局の送信電力を調整することが開示されている。
特開平7−74727号公報 特開平10−107732号公報 特開2011−209867号公報
上記のように、特許文献1から特許文献3に記載される従来技術では、実測した受信電力または移動局の位置と送信電力との関係に基づいて、適当な受信電力を予測し、送信電力の制御が行われる。しかしながら、無線通信が行われるマルチパス環境では、マルチパスによる電力変動特性および遅延特性が、異なる場所および時間で変化するため、同じ受信電力であっても、場所や時間によって通信品質が異なる。そのため、上記の従来技術のように送信電力の制御を行った場合も、通信品質の相違によって適切な送信電力を設定することができないことがある。
従って、通信品質に応じて適切な送信電力を制御することが可能な無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置が望まれていた。
本発明に係る無線通信システムは、基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムであって、移動局は、基地局からパケットを受信する移動局側パケット受信部と、移動局側パケット受信部で受信したパケットに基づき、基地局からの受信品質に関する情報を出力する受信情報出力部と、自局の走行速度を検出する速度検出部と、受信品質に関する情報および速度検出部により検出された走行速度に基づく速度情報を含むパケットを基地局へ送信する移動局側パケット送信部と、を有し、基地局は、移動局へパケットを送信する基地局側パケット送信部と、移動局からパケットを受信する基地局側パケット受信部と、基地局側パケット受信部で受信したパケットに含まれる受信品質に関する情報および速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じて基地局側パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有する。
本発明に係る無線通信システムは、基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムであって、移動局は、基地局からパケットを受信する移動局側パケット受信部と、移動局側パケット受信部で受信したパケットに基づき、基地局からの受信品質に関する情報を出力する受信情報出力部と、自局の走行速度を検出する速度検出部と、受信品質に関する情報および速度検出部により検出された走行速度に関する速度情報を含むパケットを基地局へ送信する移動局側パケット送信部と、を有し、基地局は、移動局へパケットを送信する基地局側パケット送信部と、移動局からパケットを受信する基地局側パケット受信部と、基地局側パケット受信部で受信したパケットに含まれる速度情報が許容範囲にある場合、パケットに含まれる受信品質に関する情報の重みを変更し、受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、特性情報に基づいて、基地局と移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じて基地局側パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有する。
本発明に係る送信電力制御方法は、基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、移動局において、基地局からパケットを受信し、受信したパケットに基づき、基地局からの受信品質に関する情報を出力し、自局の走行速度を検出し、受信品質に関する情報および検出された走行速度に基づく速度情報を含むパケットを基地局へ送信し、基地局において、移動局からパケットを受信し、受信したパケットに含まれる受信品質に関する情報および速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、受信品質の特性情報を生成し、特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じて移動局へのパケット送信時の送信電力を制御する。
本発明に係る送信電力制御方法は、基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、移動局において、基地局からパケットを受信し、受信したパケットに基づき、基地局からの受信品質に関する情報を出力し、自局の走行速度を検出し、受信品質に関する情報および検出された走行速度に関する速度情報を含むパケットを基地局へ送信し、基地局において、移動局からパケットを受信し、受信したパケットに含まれる速度情報が許容範囲にある場合、パケットに含まれる受信品質に関する情報の重みを変更し、受信品質の特性情報を生成し、特性情報に基づいて、基地局と移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じて移動局へのパケット送信時の送信電力を制御する。
本発明に係る無線通信装置は、走行する車両に搭載される移動局と路車間無線通信を行う無線通信装置であって、移動局へパケットを送信するパケット送信部と、パケット送信部から送信されたパケットの受信品質に関する情報および移動局の走行速度に基づく速度情報を含むパケットを移動局から受信するパケット受信部と、パケット受信部で受信したパケットに含まれる受信品質に関する情報および速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じてパケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有する。
本発明に係る無線通信装置は、走行する車両に搭載される移動局と路車間無線通信を行う無線通信装置であって、移動局へパケットを送信するパケット送信部と、パケット送信部から送信されたパケットの受信品質に関する情報および移動局の走行速度に関する速度情報を含むパケットを移動局から受信するパケット受信部と、パケット受信部で受信したパケットに含まれる速度情報が許容範囲にある場合、パケットに含まれる受信品質に関する情報の重みを変更し、受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、特性情報に基づいて、無線通信装置と移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じてパケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有する。
本発明に係る無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置によれば、通信品質に応じて、適切に送信電力を制御することが可能となる。
本発明の実施の形態1における無線通信システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における送信電力制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるパケットエラー率−受信電力特性テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態2における位置−受信電力特性テーブルを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の無線通信システム1の実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における無線通信システム1の概略構成を示す図である。本実施の形態における無線通信システム1は、路車間通信システムであり、交差点などの道路上に設置される基地局10と、乗用車や大型車、二輪車、自転車、歩行者などの移動体に載置される移動局20とを備える。
基地局10は、シーケンス番号生成部11、送信パケット生成部12、送信データ生成部13、パケット送信部14、パケット受信部15、受信パケット処理部16、特性テーブル生成部17、受信データ処理部18および送信電力制御部19を有する。上記各部は、ソフトウェアで実現される機能部であり、基地局10が有するCPU(不図示)によって、メモリ(不図示)に格納されたプログラムやデータに従って実行される。なお、別の実施の形態においては、上記各部は、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific IC)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現されても良い。基地局10は、さらに、移動局20との通信に使用される送信アンテナ110および受信アンテナ120を有する。
シーケンス番号生成部11は、送信するパケット毎に異なり、かつ連続的なシーケンス番号を生成する。送信データ生成部13は、移動局20に送信する信号機情報や道路情報などの送信データを生成する。送信パケット生成部12は、シーケンス番号生成部11によって生成されたシーケンス番号および送信データ生成部13によって生成された送信データを含むパケットP1を生成する。パケット送信部14は、送信パケット生成部12によって生成されたパケットP1を、送信アンテナ110を介して移動局20へ送信する。なお、パケット送信部14は、このとき、送信電力制御部19から受信した送信電力情報に基づく送信電力で、パケットP1の送信を行う。
パケット受信部15は、受信アンテナ120を介して、移動局20からパケットP2を受信する。受信パケット処理部16は、移動局20から受信したパケットP2を分解し、後述するパケットエラー率情報、受信電力情報、位置情報および受信データを抽出する。特性テーブル生成部17は、受信パケット処理部16によって抽出されたパケットエラー率情報および受信電力情報に基づき、受信特性を表す特性テーブルを生成する。受信データ処理部18は、受信データおよび位置情報を必要とする上位装置へ送信する。送信電力制御部19は、特性テーブル生成部17によって生成された特性テーブルに基づき、送信電力を決定する。特性テーブル生成部17における特性テーブルの生成、および送信電力制御部19における送信電力の決定については、後程詳述する。
移動局20は、パケット受信部21、受信パケット処理部22、受信情報算出部23、受信データ処理部24、送信パケット生成部25、送信データ生成部26、位置検出部27およびパケット送信部28を有する。上記各部は、ソフトウェアで実現される機能部であり、移動局20が有するCPU(不図示)によって、メモリ(不図示)に格納されたプログラムやデータに従って実行される。なお、別の実施の形態においては、上記各部は、DSP、ASIC、PLDなどの電子回路で実現されても良い。移動局20は、さらに、受信アンテナ210および送信アンテナ220を有する。
パケット受信部21は、受信アンテナ210を介して基地局10からパケットP1を受信する。また、パケット受信部21は、パケットP1を受信したときの受信電力を測定し、受信電力情報として、受信パケット処理部22へ送信する。受信パケット処理部22は、受信したパケットP1を分解し、シーケンス番号および送信データを抽出する。受信情報算出部23は、受信パケット処理部22によって抽出されたシーケンス番号および受信電力情報からパケットエラー率および平均受信電力を算出し、パケットエラー率情報および受信電力情報として送信パケット生成部25へ送信する。受信データ処理部24は、受信パケット処理部22によって抽出された受信データを必要とする上位装置へ送信する。
送信データ生成部26は、移動局20が載置される移動体の情報(例えば車両情報)などの送信データを生成する。位置検出部27は、移動局20の位置をGPS受信機等により検出し、位置情報として、送信パケット生成部25へ送信する。送信パケット生成部25は、受信したパケットエラー率情報、受信電力情報、位置情報および送信データを含むパケットP2を生成する。パケット送信部28は、送信パケット生成部25によって生成されたパケットP2を、送信アンテナ220を介して、基地局10へ送信する。
本実施の形態における送信電力制御処理について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態における送信電力制御処理の流れを示すフローチャートである。本実施の形態では、所定の周期Tで周期的に図2に示される送信電力制御処理を実行する。所定の周期Tは、例えば、無線通信システム1で送受信されるパケットのシンボル長の整数倍となるよう適宜設定される。以下では、ある周期Tにおける、次の周期Tの送信電力を制御するための処理を例に説明する。
本処理では、まず、基地局10の送信パケット生成部12がパケットP1を生成する(S11)。パケットP1には、シーケンス番号生成部11によって生成されたシーケンス番号、および送信データ生成部13によって生成された送信データが含まれる。送信パケット生成部12によって生成されたパケットP1は、パケット送信部14に送信される。パケット送信部14は、受信したパケットP1を、送信アンテナ110を介して移動局20に送信する(S12)。このとき、パケット送信部14は、前の周期Tで決定された送信電力PWR_0によって、移動局20へパケットP1を送信する。
移動局20のパケット受信部21は、受信アンテナ210を介して基地局10からのパケットP1を受信する(S21)。受信されたパケットP1は、受信パケット処理部22へ送信される。また、パケット受信部21はパケットP1を受信したときの受信電力を測定し(S22)、受信電力情報として、受信パケット処理部22へ送信する。受信パケット処理部22は、受信したパケットP1を分解し、シーケンス番号および送信データを抽出する(S23)。抽出されたシーケンス番号は、受信電力情報とともに受信情報算出部23へ送信される。一方、抽出された受信データは、受信データ処理部24から上位装置に送信され、適宜処理される。
受信情報算出部23は、本処理が開始してから所定の時間t1が経過したか否かを判断する(S24)。所定の時間t1は、周期Tよりも短い時間であり、基地局10から送信されるパケットP1を複数受信することが可能な時間が適宜設定される。そして、所定の時間t1が経過していない場合は(S24:NO)、S11の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。これにより、移動局20は、複数のパケットP1(すなわち複数のシーケンス番号、受信電力情報および送信データ)を受信する。一方、所定の時間t1が経過した場合(S24:YES)、受信情報算出部23は、所定の時間t1内に受信した複数のシーケンス番号および受信電力情報を集計処理し、当該時間t1内におけるパケットエラー率および平均受信電力を算出する(S25)。
具体的には、パケットエラー率(PER)は、時間t1の間に受信したシーケンス番号の受信数(パケットP1の受信数)をN、シーケンス番号の最大値と最小値との差をMとした場合、下記の式(1)で算出される。
PER=1−N/(M+1) ・・・(1)
また、平均受信電力は、時間t1の間に受信した受信電力情報の総和をシーケンス番号の最大値と最小値との差Mで割った値として算出される。
受信情報算出部23は、算出したパケットエラー率および平均受信電力を、パケットエラー率情報および受信電力情報として、送信パケット生成部25へ送信する。また、送信データ生成部26は、送信データを生成し、送信パケット生成部25へ送信する。さらに、位置検出部27は、自局の位置をGPS受信機等により検出し(S26)、位置情報として送信パケット生成部25へ送信する。送信パケット生成部25は、受信したパケットエラー率情報、受信電力情報、位置情報および送信データを含むパケットP2を生成し(S27)、パケット送信部28へ送信する。パケット送信部28は、受信したパケットP2を、送信アンテナ220を介して、基地局10へ送信する(S28)。
続いて、基地局10のパケット受信部15は、受信アンテナ120を介して、移動局20からパケットP2を受信する(S13)。受信したパケットP2は、受信パケット処理部16へ送信される。受信パケット処理部16は、受信したパケットP2を分解し、パケットエラー率情報、受信電力情報、位置情報および受信データを抽出する(S14)。抽出されたパケットエラー率情報および受信電力情報は、特性テーブル生成部17へ送信され、受信データおよび位置情報は受信データ処理部18へ送信される。
続いて、特性テーブル生成部17は、本処理を開始してから所定の時間t2が経過したか否かを判断する(S15)。所定の時間t2は周期Tと同じ時間に設定される。所定の時間t2が経過していない場合は(S15:NO)、S11に戻り、以降の処理を繰り返す。これにより、基地局10は、複数のパケットP2(すなわち複数のパケットエラー率情報、受信電力情報、位置情報および送信データ)を受信する。一方、時間t2が経過した場合(S15:YES)、特性テーブル生成部17は、時間t2の間に受信したパケットエラー率情報および受信電力情報を集計処理し、パケットエラー率−受信電力特性テーブルF1(以下、「特性テーブルF1」という)を生成する(S16)。
図3は、特性テーブルF1の一例を示す。特性テーブルF1は、パケットエラー率と受信電力との関係を推定するものであり、時間t2(周期T)の間に受信した複数のパケットエラー率情報および受信電力情報に基づき、誤差が最小となるように近似した関数で表される。特性テーブルF1の関数としては、EXP型、EXP+CONST型、POLYRATIO型の内、誤差が最小となるものが採用される。なお、別の実施の形態においては、EXP型、EXP+CONST型、POLYRATIO型のいずれかを固定して採用しても良く、さらには、その他の形式の関数を採用しても良い。
続いて、送信電力制御部19は、特性テーブルF1に基づいて、次の周期Tにおける送信電力を決定する(S17)。詳しくは、まず、図3に示される特性テーブルF1において、基地局10が通信エリア内の移動局20との通信で要求する目標パケットエラー率PER_reqに対応する受信電力を求め、目標受信電力PWR_reqとする。なお、目標パケットエラー率は、一般的に5%程度(パケット到達率:95%程度)とされる。
次に、下記の式(2)によって、目標受信電力PWR_reqと現在の周期Tにおける送信電力PWR_1との差から、送信電力の変化量ΔPWRを求める。
ΔPWR=PWR_req−PWR_1 ・・・(2)
そして、下記の式(3)によって、現在の周期Tの送信電力PWR_1と変化量ΔPWRから、次の周期Tにおける送信電力PWR_2を算出する。
PWR_2=PWR_1+ΔPWR ・・・(3)
S16で求められた送信電力PWR_2は、送信電力情報としてパケット送信部14へ送信され、本処理が終了する。これにより、次の周期Tの送信電力が決定され、次の周期Tでは、送信電力PWR_2によって、基地局10からパケットP1が送信される。例えば、無線通信システム1の通信品質が悪い場合、目標パケットエラー率PER_reqに対する目標受信電力PWR_reqの値は大きくなる。そのため、変化量ΔPWRは正の値をとり、現在の周期Tにおける送信電力PWR_1を増加して次の周期Tにおける送信電力PWR_2とされる。なお、送信電力の変化量ΔPWRの絶対値が大きい場合は、次の周期で変化させるのではなく、複数の周期にわたって徐々に変化させる方法を採用しても良い。
本実施の形態では、このように、実測したパケットエラー率と受信電力との関係に基づいて、必要とするパケットエラー率に対応する受信電力を求め、該求められた受信電力に近づくように送信電力を制御する。これにより、マルチパスによって電力変動特性および遅延特性が、異なる場所および時間で変化し、移動局20における通信品質が異なった場合でも、他システムへの干渉を抑制するとともに、通信エリアにおいて高品質な通信が可能となるよう、最適な送信電力制御を行うことが可能となる。
実施の形態2.
続いて、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2は、送信電力制御処理において、パケットエラー率に加え、移動局20の位置情報を用いて送信電力を決定する点において、実施の形態1と相違する。基地局10および移動局20の構成については、実施の形態1と同様である。
本実施の形態における送信電力制御処理の流れは、図2に示す実施の形態1の送信電力制御処理の流れと同じであるが、S16およびS17における処理の内容が実施の形態1と相違する。まず、本実施の形態では、S14にて、基地局10が移動局20から受信したパケットP2に含まれる位置情報は、パケットエラー率情報および受信電力情報とともに、特性テーブル生成部17へ送信される。
そして、特性テーブル生成部17は、所定の時間t2が経過した場合(S15:YES)、時間t2の間に受信したパケットエラー率情報および受信電力情報から特性テーブルF1を生成するとともに、位置情報および受信電力情報を集計処理し、位置−受信電力特性テーブルF2(以下、「特性テーブルF2」という)を生成する(S16)。
図4は、特性テーブルF2の一例を示す図である。特性テーブルF2は、移動局20の位置(基地局10からの距離)と受信電力の関係を推定するものである。特性テーブル生成部17は、まず、移動局20から受信した位置情報を、基地局10に対する位置情報(すなわち基地局10からの距離)へ変換する。そして、特性テーブルF2は、変換された位置情報および受信電力情報に基づき、誤差が最小となるように近似した関数として表される。特性テーブルF2の関数としては、例えば、受信電力が距離の階乗に比例、すなわち、対数上で線形になるものなどがある。なお、別の実施の形態では、その他の形式の関数を採用しても良い。
送信電力制御部19は、特性テーブルF1およびF2に基づいて、次の周期Tにおける送信電力を決定する(S17)。詳しくは、まず、図3に示される特性テーブルF1から、目標受信電力PWR_reqを求める。続いて、図4に示す特性テーブルF2において、基地局10が要求する、通信エリアの最遠端の移動局20までの距離D_req(例えば200m)に対応する受信電力を求め、目標受信電力PWR_Dとする。そして、求められた2つの目標受信電力PWR_reqおよびPWR_Dを用いて、下記の式(4)から現周期Tの送信電力に対する変化量ΔPWRを求める。
ΔPWR=PWR_req−PWR_D ・・・(4)
続いて、送信電力制御部19は、現在の周期Tの送信電力PWR_1と変化量ΔPWRから、次の周期Tにおける送信電力PWR_2を算出する。次の周期Tにおける送信電力PWR_2は、実施の形態1における式(3)で求められる。
このようにして求められた送信電力PWR_2は送信電力情報として、パケット送信部14へ送信され、本処理が終了する。これにより、次の周期Tの送信電力が決定され、次の周期Tでは、送信電力PWR_2によって、基地局10からパケットP1が送信される。例えば、無線通信システム1の通信品質が悪い場合、特性テーブルF1から求められる目標受信電力PWR_reqの値は大きくなり、特性テーブルF2から求められる目標受信電力PWR_Dの値は小さくなる。そのため、変化量ΔPWRは正の値をとり、現在の周期Tにおける送信電力PWR_1を増加して次の周期Tにおける送信電力PWR_2とすることができる。
このように、本実施の形態では、実施の形態1におけるパケットエラー率に加え、位置情報と受信電力との関係も用いて送信電力の制御を行うことで、より詳細な通信品質に応じて送信電力制御を行うことができ、より高品質な通信が可能となる。
以上が本発明の実施の形態の説明であるが、本発明は、上記の実施の形態の構成に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で様々な変形や組み合わせが可能である。まず、上記の実施の形態では、本発明を路車間通信システムへ適用した例を示したが、これに限定されるものではなく、車々間通信やその他の無線通信においても本発明を適用することが可能である。
また、上記実施の形態においては、送信電力の制御を周期的に行い、特性テーブルF1およびF2は各周期で新たに生成する構成となっているが、送信電力ごとに特性テーブルF1およびF2を保存して、次周期以降に再度利用することも可能である。詳しくは、まず、周期Tiでのパケット送信部14による送信電力PWR_iと、周期Tiで生成された特性テーブルF1およびF2とを関連付けて保存する。そして、次周期以降、パケット送信部14による送信電力が送信電力PWR_iと同じである場合、送信電力PWR_iに関連付けられた特性テーブルF1およびF2に基づき、送信電力の制御を行う。このように構成することにより、送信電力制御の処理負荷を軽減させることができる。
また、上記実施の形態2では、移動局20の位置情報に基づく特性テーブルF2を生成し、送信電力を制御しているが、位置情報に加えて、走行速度の情報を用いる構成としても良い。この場合、移動局20は、走行速度を検出するための走行速度検出部を備え、検出位置情報に加えて、走行速度に関する速度情報含むパケットを基地局10に送信する。また、基地局10は、受信した速度情報に基づき、走行速度範囲に応じて各情報の重みを変更するなどして特性テーブルF1およびF2を生成する。走行速度範囲に応じて特性テーブルを作成する目的としては、各サービス毎に想定する速度範囲(上限)があるため、例えば速度上限が80km/hのサービスに関しては、90km/hで走行する車両からの情報はほとんど反映しないような重みを付ける。すなわち、他の速度帯の情報を除外あるいは極めて軽減するような重み値を選択する。これにより、移動局20の許容(想定)速度に適した送信電力制御を行うことができ、より高品質な通信が可能となる。
さらに、上記実施の形態では、移動局20のパケット受信部21で受信電力を測定する構成となっているが、受信電力ではなく、受信電力に対応するRSSI(Received Signal Strength Indication)値を測定しても良い。また、シーケンス番号、パケットエラー率情報、受信電力情報および位置情報は、送信データを含むパケットP1およびP2とは別のパケットとして送受信されても良い。また、上記実施の形態では、受信情報算出部23において、パケットエラー率および平均受信電力を求める構成としたが、これらに替えてパケット到達率および最頻受信電力を求めても良い。
本発明に係る無線通信システム、送信電力制御方法および無線通信装置によれば、場所よび時間によって変化する通信品質に応じて、適切に送信電力を制御することが可能となる。
1 無線通信システム、10 基地局、11 シーケンス番号生成部、12 送信パケット生成部、13 送信データ生成部、14 パケット送信部、15 パケット受信部、16 受信パケット処理部、17 特性テーブル生成部、18 受信データ処理部、19 送信電力制御部、20 移動局、21 パケット受信部、22 受信パケット処理部、23 受信情報算出部、24 受信データ処理部、25 送信パケット生成部、26 送信データ生成部、27 位置検出部、28 パケット送信部、110、220 送信アンテナ、120、210 受信アンテナ、F1 パケットエラー率−受信電力特性テーブル、F2 位置−受信電力特性テーブル、P1、P2 パケット。

Claims (10)

  1. 基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局からパケットを受信する移動局側パケット受信部と、
    前記移動局側パケット受信部で受信した前記パケットに基づき、前記基地局からの受信品質に関する情報を出力する受信情報出力部と、
    自局の走行速度を検出する速度検出部と、
    前記受信品質に関する情報および前記速度検出部により検出された走行速度に基づく速度情報を含むパケットを前記基地局へ送信する移動局側パケット送信部と、を有し、
    前記基地局は、
    前記移動局へパケットを送信する基地局側パケット送信部と、
    前記移動局からパケットを受信する基地局側パケット受信部と、
    前記基地局側パケット受信部で受信した前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報および前記速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、前記受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、
    前記特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じて前記基地局側パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記基地局からパケットを受信する移動局側パケット受信部と、
    前記移動局側パケット受信部で受信した前記パケットに基づき、前記基地局からの受信品質に関する情報を出力する受信情報出力部と、
    自局の走行速度を検出する速度検出部と、
    前記受信品質に関する情報および前記速度検出部により検出された走行速度に関する速度情報を含むパケットを前記基地局へ送信する移動局側パケット送信部と、を有し、
    前記基地局は、
    前記移動局へパケットを送信する基地局側パケット送信部と、
    前記移動局からパケットを受信する基地局側パケット受信部と、
    前記基地局側パケット受信部で受信した前記パケットに含まれる前記速度情報が許容範囲にある場合、前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報の重みを変更し、前記受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、
    前記特性情報に基づいて、前記基地局と前記移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じて前記基地局側パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有することを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記移動局側パケット受信部は、前記パケットの受信時における受信電力を測定し、
    前記受信情報出力部は、前記受信電力に関する情報を出力し、
    前記移動局側パケット送信部は、前記受信品質に関する情報、前記速度情報および前記受信電力に関する情報を含むパケットを前記基地局へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記特性情報生成部は、前記基地局側パケット受信部で受信した前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報、前記速度情報および前記受信電力に関する情報に基づいて、前記特性情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記特性情報は、前記受信品質と前記受信電力との関係を推定する特性情報であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記受信品質に関する情報は、パケットエラーに関する情報であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の無線通信システム。
  7. 基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、
    前記移動局において、
    前記基地局からパケットを受信し、
    受信した前記パケットに基づき、前記基地局からの受信品質に関する情報を出力し、
    自局の走行速度を検出し、
    前記受信品質に関する情報および検出された前記走行速度に基づく速度情報を含むパケットを前記基地局へ送信し、
    前記基地局において、
    前記移動局からパケットを受信し、
    受信した前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報および前記速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、前記受信品質の特性情報を生成し、
    前記特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じて前記移動局へのパケット送信時の送信電力を制御する、ことを特徴とする送信電力制御方法。
  8. 基地局と走行する車両に搭載される移動局との間で路車間通信を行う無線通信システムにおける送信電力制御方法であって、
    前記移動局において、
    前記基地局からパケットを受信し、
    受信した前記パケットに基づき、前記基地局からの受信品質に関する情報を出力し、
    自局の走行速度を検出し、
    前記受信品質に関する情報および検出された前記走行速度に関する速度情報を含むパケットを前記基地局へ送信し、
    前記基地局において、
    前記移動局からパケットを受信し、
    受信した前記パケットに含まれる前記速度情報が許容範囲にある場合、前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報の重みを変更し、前記受信品質の特性情報を生成し、
    前記特性情報に基づいて、前記基地局と前記移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じて前記移動局へのパケット送信時の送信電力を制御する、ことを特徴とする送信電力制御方法。
  9. 走行する車両に搭載される移動局と路車間無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記移動局へパケットを送信するパケット送信部と、
    前記パケット送信部から送信されたパケットの受信品質に関する情報および前記移動局の走行速度に基づく速度情報を含むパケットを前記移動局から受信するパケット受信部と、
    前記パケット受信部で受信した前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報および前記速度情報に基づいて、所定の速度帯に含まれない情報を除外もしくは軽減するように、前記受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、
    前記特性情報から、目標とする受信品質を満たす送信条件を求め、該送信条件に応じて前記パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有することを特徴とする無線通信装置。
  10. 走行する車両に搭載される移動局と路車間無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記移動局へパケットを送信するパケット送信部と、
    前記パケット送信部から送信されたパケットの受信品質に関する情報および前記移動局の走行速度に関する速度情報を含むパケットを前記移動局から受信するパケット受信部と、
    前記パケット受信部で受信した前記パケットに含まれる前記速度情報が許容範囲にある場合、前記パケットに含まれる前記受信品質に関する情報の重みを変更し、前記受信品質の特性情報を生成する特性情報生成部と、
    前記特性情報に基づいて、前記無線通信装置と前記移動局との通信で要求される受信品質を満たす送信条件に応じて前記パケット送信部におけるパケット送信時の送信電力を制御する送信電力制御部と、を有することを特徴とする無線通信装置。
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