JP2019012676A - リレー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ安価なリレー装置を提供する。【解決手段】リレー装置(リレーユニット1)は、第1切換素子(20)の動作故障を検知せずに第2切換素子(30)の動作故障を検知する故障検知部(41)を備えており、切換制御部(42)は、外部の負荷回路を非導通から導通に切り換えるときに、前記第1切換素子を非導通から導通に切り換えた後に前記第2切換素子を非導通から導通に切り換えるとともに、前記負荷回路を導通から非導通に切り換えるときに、前記第2切換素子を導通から非導通に切り換えた後に前記第1切換素子を導通から非導通に切り換える。【選択図】図2

Description

外部の負荷回路に対して接続され、前記負荷回路の導通と非導通とを切り替えるリレー装置に関する。
外部から電気信号を受け取り、電気回路のON/OFFや切り替えを行うリレー装置において、リレー接点の溶着・固着が発生すると、切換素子の開放が行えなくなるという問題があった。そこで、例えば特許文献1のように、少なくとも2つの切換素子を直列で使用することにより、1つの切換素子が固着した場合であっても電源の安全接続解除が保証される安全切換装置が開示されている。また、特許文献1には、副接点の切換位置が動作接点の切換位置と機械的に連動することにより、副接点の位置から電源供給の安全接続解除をチェックできる強制ガイド式リレーを有する切換装置が開示されている。
特表2003−514361号公報(2003年4月15日公開) 特開2003−162948号公報(2003年6月6日公開)
特許文献1に記載の安全切換装置は、切換素子として強制ガイド式リレーを用いる必要があるが、強制ガイド式リレーは特別な機構を有していることから、複雑で高価である。図1に、切換素子として強制ガイド式リレーを用いたリレー装置の構成の例を示す。図示の例において、強制ガイド式リレーは、主接点としての常開接点と副接点としての常閉接点とを機械的に連動させた構造となっているので、切換素子として強制ガイドを有さない一般用途のリレーを用いた構成と比較すると、リレー自体のサイズが大きくなる。また、主接点の溶着などの理由による誤動作を防止するためには、これらのリレーが少なくとも2つ以上必要となるため、装置自体が大型化し、かつコストも増大するという問題があった。
本発明の一態様は、負荷回路の導通と非導通とを確実に切り替えることが可能で、小型かつ安価なリレー装置を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るリレー装置は、外部の負荷回路に対して第1出力端子および第2出力端子を介して接続され、前記負荷回路の導通と非導通とを切り替えるリレー装置であって、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に、互いに直列に接続される第1切換素子および第2切換素子と、切換素子の動作故障を検知する故障検知部と、前記第1切換素子および前記第2切換素子の切換を制御する切換制御部とを備え、前記故障検知部が、前記第1切換素子の動作故障を検知せずに、前記第2切換素子の動作故障を検知するものであり、前記切換制御部が、前記負荷回路を非導通から導通に切り換えるときに、前記第1切換素子を非導通から導通に切り換えた後に前記第2切換素子を非導通から導通に切り換えるとともに、前記負荷回路を導通から非導通に切り換えるときに、前記第2切換素子を導通から非導通に切り換えた後に前記第1切換素子を導通から非導通に切り換える構成である。
本発明の一態様に係るリレー装置において、前記第2切換素子が、常開接点と、該常開接点と機械的に連動する常閉接点とを備え、前記故障検知部が、前記切換制御部の制御状態、および、前記第2切換素子が備える前記常閉接点の導通状態によって前記動作故障の発生を検知する構成としてもよい。
本発明の一態様に係るリレー装置において、前記第1切換素子は、常開接点で形成されている構成としてもよい。
本発明の一態様に係るリレー装置において、前記第1切換素子の切換定格容量が、前記第2切換素子の切換定格容量よりも高い構成としてもよい。
本発明の一態様に係るリレー装置において、前記第1切換素子は、半導体素子である構成としてもよい。
本発明の一態様によれば、負荷回路の導通と非導通とを確実に切り替えることが可能で、小型かつ安価なリレー装置を提供することができるという効果を奏する。
2つの強制ガイド式リレーを直列に配列したリレーユニットの要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るリレーユニットの要部構成の一例を示すブロック図である。 図2のリレーユニットにおける各要素の切換タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本発明の変形例に係るリレーユニットの要部構成の一例を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、図2を用いて詳細に説明する。
(リレーユニットの構成)
本実施形態に係るリレーユニット1は、外部の交流電源100および図示しない電気負荷(例えばモータなど)を含む負荷回路に接続され、当該負荷回路の導通と非導通とを切換えるリレー装置である。図示の例において、リレーユニット1は、第1切換素子20、第2切換素子30、制御部40、非常停止スイッチ50、およびリセットスイッチ60を備えており、制御部40は、故障検知部41、および切換制御部42を備えている。
リレーユニット1は、第1出力端子11および第2出力端子12にて負荷回路と電気的に接続される。リレーユニット1は、また、非常停止スイッチ50が押下されたときは、負荷回路を非導通に切換えて、負荷回路の動作を停止させる。また、リレーユニット1は、リセットスイッチ60が押下されたときは、負荷回路を導通に切換えて、負荷回路の動作を開始(再開)させる。
第1出力端子11は、リレーユニット1に設けられた端子であって、図2に示す構成では、負荷回路に接続されている。
第2出力端子12は、リレーユニット1に設けられた端子であって、図2に示す構成では、コンタクタKM1およびKM2を介して負荷回路に接続されている。
なお、第1出力端子11および第2出力端子12は、第1切換素子20および第2切換素子30のスイッチがともにONであるとき、負荷回路に交流電源100からの電流を入力することができる。
切換制御端子13は、リレーユニット1に設けられた端子であって、制御部40を第1切換素子20および第2切換素子30に接続するために用いられる。切換制御端子13は、第1切換素子20および第2切換素子30の切換位置に作用する切換信号を、当該第1切換素子20および第2切換素子30へ送信する。
第1切換素子20は、制御部40から切換制御端子13を介して切換信号を受信することによってON/OFFを切換可能なリレーである。換言すれば、第1切換素子20は、制御部40の制御にしたがって、内蔵するスイッチのON/OFFを切換える。第1切換素子20は、第2切換素子30とともに、リレーユニット1の第1出力端子11と第2出力端子12との間において互いに直列に配列されている。また、第1切換素子20の切換定格容量は、第2切換素子30の切換定格容量よりも高く設定されている。
本実施形態において、第1切換素子20は常開接点で形成されている常開接点リレーである。常開接点リレーは、電圧が印加されていない状態ではリレー接点がOFFとなっているリレーである。常開接点リレーは強制ガイド式リレーとは異なり、リレー接点が溶着などによって故障した場合に、当該故障を検知することはできないが、強制ガイド式リレーと比較すると単純な構成であり、安価である。
第2切換素子30は、第1切換素子20と同様に、制御部40から切換制御端子13を介して切換信号を受信することによってON/OFFを切換可能なリレーである。換言すれば、第2切換素子30は、制御部40の制御にしたがって、内蔵するスイッチのON/OFFを切換える。また、本実施形態において、第2切換素子30は強制ガイド式リレーによって構成されている。ここで、強制ガイド式リレーとは、常開接点と常閉接点とがガイドによって機械的に接続されているリレーである。強制ガイド式リレーでは、常開接点が溶着(固着)した場合、ガイドによって連動する常閉接点が開路となる。すなわち、制御部40は、常閉接点の状態を確認することによって常開接点の固着の有無を検知することができる。
なお、図2において、第1切換素子20の常開接点、および、第2切換素子の常開接点は、それぞれ2つ図示されているが、特に限定されるものではなく、それぞれ1つでもよいし、3つ以上であってもよい。図2に記載のリレーユニットは、第1切換素子20および第2切換素子30の2つのリレーを直列に配列することによって、冗長化を図っている。
制御部40は、リレーユニット1の各部を統括して制御するものであり、故障検知部41および切換制御部42を備えている。
切換制御部42は、第1切換素子20および第2切換素子30の切換を制御する。より具体的には、切換制御部42は、第1切換素子20および第2切換素子30に対して切換信号を生成する。切換制御部42は、負荷回路を非導通から導通に切り換えるときに、第1切換素子20を非導通から導通に切り換えた後に第2切換素子30を非導通から導通に切り換える。切換制御部42は、さらに、負荷回路を導通から非導通に切り換えるときに、第2切換素子30を導通から非導通に切り換えた後に第1切換素子20を導通から非導通に切り換える。なお、第1切換素子20および第2切換素子30の切換順を制御することが可能であれば、切換制御部42はどのように構成されてもよい。例えば、任意の遅延回路を内蔵し、当該遅延回路を用いて切換信号の生成タイミングを遅延させてもよい。
故障検知部41は、切換素子に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて当該切換素子の動作故障の発生を検知する。本実施形態において、故障検知部41は、前記切換制御部42の制御状態、および、第2切換素子30において常開接点と機械的に連動する常閉接点の導通状態によって動作故障の発生を検知する。例えば、切換制御部42が第2切換素子30を非導通にする切換信号を送信しているときに、第2切換素子30に設けられている常閉接点が非導通となっている場合には、故障検知部41は、第2切換素子30の常開接点に固着などの動作故障が発生していることを検知する。この検知の手法に関しては種々の公知の手法を適用すればよい。
また、故障検知部41は、さらに動作故障が発生していることを検知した場合に、第1切換素子20の常開接点を開く制御を行ってもよい。この制御は、回路構成によって実現してもよいし、論理回路によって実現してもよい。このような制御が行われることによって、第2切換素子30において接点固着などの動作故障が発生した場合にも、第1切換素子20において負荷回路を非導通に切り換えることが可能となる。
このように、本実施形態では、第2切換素子30に設けられている常閉接点、および、故障検知部41によって、第2切換素子30におけるリレー接点の溶着などによる故障が発生したことが検知される。なお、第2切換素子30におけるリレー接点の溶着などによる故障の検知は、上記の構成に限定されるものではなく、公知の任意の故障検知構成によって実現可能である。
非常停止スイッチ50は、負荷回路を導通状態から非導通状態に切り換えるスイッチである。非常停止スイッチ50は、解除状態と停止状態との間で切り換えることができる。ここで、停止状態とは、負荷回路を非導通とする状態であり、解除状態とは、負荷回路を導通状態とすることが可能な状態である。
図示の例において、非常停止スイッチ50が押下されると、制御部40にて停止信号が生成される。生成された停止信号にしたがって、制御部40は、第1切換素子20および第2切換素子30をOFFに切換え、負荷回路を導通から非導通に切り換える。
リセットスイッチ60は、リレーユニット1の作動を開始(再開)させるスイッチである。図示の例において、リセットスイッチ60が押下されると、当該リセットスイッチ60に接続されているコンタクタKM1およびKM2に連動して、第2出力端子12側に設けられたコンタクタKM1およびKM2が動作する。第2出力端子12側に設けられたコンタクタKM1およびKM2の切換えにともなって、負荷回路に対する電流の入力をリセットすることができる。
すなわち、ユーザは、緊急事態などで負荷回路を非導通に切り換えたいときには、非常停止スイッチ50を押して停止状態とする。また、非常停止を行った後、安全が確認された場合には、まず非常停止スイッチ50を解除状態に戻し、その後リセットスイッチ60を押すことによって負荷回路をリセットさせて、負荷回路を導通状態に移行させる。
(リレーユニットの動作)
本実施形態に係るリレーユニット1の動作について、以下に説明する。
リレーユニット1は、切換制御部42によって、負荷回路を非導通から導通に切り換えるときには、第1切換素子20を非導通から導通に切り換えた後に第2切換素子30を非導通から導通に切り換える。また、切換制御部42は、負荷回路を導通から非導通に切り換えるときには、第2切換素子30を導通から非導通に切り換えた後に第1切換素子20を導通から非導通に切り換える。
ここで、負荷回路を非導通状態から導通状態に切り換えるときに大電流が一度に流れる場合を考える。このとき、切換制御部42によって第2切換素子30よりも先に、第1切換素子20のスイッチが先にOFFからONに切り換わる。第2切換素子30は、第1切換素子20に遅れてONに切り換わるため、リレーユニット1と負荷回路とを接続する電流路は、第2切換素子30がONになったタイミングで形成される。よって、大電流によってリレー接点間にアークが発生する場合、第2切換素子30のリレー接点間においてアークが発生することとなる。すなわち、本実施形態に係るリレーユニット1において、リレー接点の溶着などによる故障は、第2切換素子30にて発生することが予想される。この場合、制御部40は故障検知部41にて第2切換素子30の故障を検知すると、当該第1切換素子20のスイッチをOFFに切換えさせることができる。
なお、第1切換素子20は、第2切換素子30と同時に故障しないように、第2切換素子30よりも高い切換定格容量を有する構成とすることが好適である。
(切換素子の切替タイミング)
本実施形態に係るリレーユニット1における各切換素子の切替タイミングについて、図3を用いて説明する。図3は、図2のリレーユニット1における各要素の切換タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図示の例においては、非常停止スイッチ50が停止状態となっている状態から開始されている。その後、安全が確認され、非常停止スイッチ50が解除状態に移行する。このとき、常開接点リレーである第1切換素子20と強制ガイド式リレーである第2切換素子30とは、ともにOFF状態にある。すなわち、負荷回路に対して電流が流れない状態となっている。
次に、ある時点においてリセットスイッチ60が押下され、当該リセットスイッチ60の状態がOFFからONに切換わった場合を考える。このとき、常開接点リレーである第1切換素子20は、切換制御部42の制御により、強制ガイド式リレーである第2切換素子30よりも早くONに切換わる。図示の例では、第1切換素子20は、第2切換素子30よりも時間T1だけ早くONに切換わっている。
その後、緊急停止が必要になったタイミングにおいて、非常停止スイッチ50がユーザによって押下され、当該非常停止スイッチ50が解除状態から停止状態へ切換わった場合を考える。このとき、常開接点リレーである第1切換素子20は、切換制御部42の制御により、強制ガイド式リレーである第2切換素子30よりも遅くOFFに切換わる。図示の例では、第1切換素子20は、第2切換素子30よりも時間T2だけ遅くOFFに切換わっている。
このようにして、本実施形態に係るリレーユニット1は、第2切換素子30の故障を制御部40を用いて監視するとともに、例えば大電流がリレーユニット1に流れたときのアークなどが第2切換素子30にて生じる可能性を高めることができる。これにより、故障が予測される範囲を局所化し、局所化された範囲を監視する構成とすることができる。さらに、第1切換素子20を常開接点リレーとしたため、より安価なリレーユニット1を提供することができるという効果を奏する。したがって、小型かつ安価なリレーユニット1を提供することができるという効果を奏する。
なお、本実施形態に係るリレーユニット1は、例えば非常停止装置やドアインターロック装置などといった、安全制御回路・装置に適用することが好適である。
〔変形例〕
前記各実施形態において、第1切換素子20はいずれもリレー接点に対して機械的にON/OFFを切換えるメカニカルリレーによって構成されていた。しかしながら、第1切換素子20は、制御部40から切換制御端子13を介してON/OFFを切換可能なリレーであればよく、例えば半導体素子によって構成された半導体リレーであってもよい。半導体リレーである第1切換素子20を備えている構成について、図4に示す。図示の例において、切換制御部42は、切換制御端子13を介してトランジスタのベース電流を制御することにより、エミッタ−コレクタ間の導通と非導通とを切換える。半導体リレーはリレー接点が存在しないため、アークなどによるリレー接点の溶着といった故障を抑制することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るリレー装置(リレーユニット1)は、外部の負荷回路に対して第1出力端子(11)および第2出力端子(12)を介して接続され、前記負荷回路の導通と非導通とを切り替えるリレー装置であって、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に、互いに直列に接続される第1切換素子(20)および第2切換素子(30)と、切換素子の動作故障を検知する故障検知部(41)と、前記第1切換素子および前記第2切換素子の切換を制御する切換制御部(42)とを備え、前記故障検知部が、前記第1切換素子の動作故障を検知せずに、前記第2切換素子の動作故障を検知するものであり、前記切換制御部が、前記負荷回路を非導通から導通に切り換えるときに、前記第1切換素子を非導通から導通に切り換えた後に前記第2切換素子を非導通から導通に切り換えるとともに、前記負荷回路を導通から非導通に切り換えるときに、前記第2切換素子を導通から非導通に切り換えた後に前記第1切換素子を導通から非導通に切り換える構成である。
前記の構成によれば、リレー装置は、第2切換素子の故障を故障検知部にて検知するとともに、例えば大電流が当該リレー装置に流れたときに、第2切換素子にて故障が発生しやすい構成とすることができる。これにより、故障範囲を局所化し、局所化された範囲を監視する構成とすることによって小型かつ安価なリレー装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係るリレー装置(リレーユニット1)は、前記態様1において、前記第2切換素子(30)が、常開接点と、該常開接点と機械的に連動する常閉接点とを備え、前記故障検知部(41)が、前記切換制御部(42)の制御状態、および、前記第2切換素子(30)が備える前記前記常閉接点の導通状態によって前記動作故障の発生を検知する構成としてもよい。
前記の構成によれば、リレー装置は、切換制御部の制御状態、および、常閉接点の導通状態によって、第2切換素子の動作故障の発生の有無を判断することができる。
本発明の態様3に係るリレー装置(リレーユニット1)は、前記態様1または2において、前記第1切換素子(20)は、常開接点で形成されている構成としてもよい。
前記の構成によれば、リレー装置は、常開接点リレーで構成された第1切換素子を備えているので、強制ガイド機構を有するリレーを冗長化したリレー装置よりも、より安価で小型化が可能となる。
本発明の態様4に係るリレー装置(リレーユニット1)は、前記態様1から3のいずれかにおいて、前記第1切換素子(20)の切換定格容量が、前記第2切換素子(30)の切換定格容量よりも高い構成としてもよい。
前記の構成によれば、第1切換素子が第2切換素子と同時に故障する可能性を抑制することができる。
本発明の態様5に係るリレー装置(リレーユニット1)は、前記態様1から4のいずれかにおいて、前記第1切換素子(20)は、半導体素子である構成としてもよい。
前記の構成によれば、第1切換素子を半導体素子とすることで、無接点で切換えを行う、接点の溶着による故障を抑制したリレー装置を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 リレーユニット(リレー装置)
11 第1出力端子
12 第2出力端子
13 切換制御端子
20 第1切換素子
30 第2切換素子
40 制御部
41 故障検知部
42 切換制御部
50 非常停止スイッチ
60 リセットスイッチ
100 交流電源

Claims (5)

  1. 外部の負荷回路に対して第1出力端子および第2出力端子を介して接続され、前記負荷回路の導通と非導通とを切り替えるリレー装置であって、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に、互いに直列に接続される第1切換素子および第2切換素子と、
    切換素子の動作故障を検知する故障検知部と、
    前記第1切換素子および前記第2切換素子の切換を制御する切換制御部とを備え、
    前記故障検知部が、前記第1切換素子の動作故障を検知せずに、前記第2切換素子の動作故障を検知するものであり、
    前記切換制御部が、前記負荷回路を非導通から導通に切り換えるときに、前記第1切換素子を非導通から導通に切り換えた後に前記第2切換素子を非導通から導通に切り換えるとともに、前記負荷回路を導通から非導通に切り換えるときに、前記第2切換素子を導通から非導通に切り換えた後に前記第1切換素子を導通から非導通に切り換える
    ことを特徴とするリレー装置。
  2. 前記第2切換素子が、常開接点と、該常開接点と機械的に連動する常閉接点とを備え、
    前記故障検知部が、前記切換制御部の制御状態、および、前記第2切換素子が備える前記常閉接点の導通状態によって前記動作故障の発生を検知することを特徴とする請求項1に記載のリレー装置。
  3. 前記第1切換素子は、常開接点で形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のリレー装置。
  4. 前記第1切換素子の切換定格容量が、前記第2切換素子の切換定格容量よりも高いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のリレー装置。
  5. 前記第1切換素子は、半導体素子である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリレー装置。
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