JP2019010707A - 硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents
硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019010707A JP2019010707A JP2017128981A JP2017128981A JP2019010707A JP 2019010707 A JP2019010707 A JP 2019010707A JP 2017128981 A JP2017128981 A JP 2017128981A JP 2017128981 A JP2017128981 A JP 2017128981A JP 2019010707 A JP2019010707 A JP 2019010707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- average
- hard coating
- composite
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
Description
ここで、前記従来のTi−Al系の複合窒化物層を蒸着形成した被覆工具は、比較的耐摩耗性に優れるものの、高速断続切削条件で用いた場合にチッピング等の異常損耗を発生しやすいことから、硬質被覆層の改善についての種々の提案がなされている。
そして、この技術によれば、例えば、(Ti1−XAlX)(CYN1−Y)層からなる硬質被覆層を合金鋼の高速断続切削等に用いた場合に、チッピング、欠損、剥離等の発生が抑えられるとともに、長期の表面被覆工具の使用にわたって優れた耐摩耗性が発揮されるとされている。
しかし、前記特許文献1に記載された技術は、硬質被覆層を合金鋼の高速断続切削等に用いた場合における、チッピング、欠損、剥離等の発生の抑制をすべく、格子定数の違いによる歪の積極的な導入に着目されているにすぎず、耐異常損傷性対策とチッピング、欠損、剥離等の発生の抑制の両立については特段の考慮がなされていない。
そこで、本発明は、合金鋼の高速断続切削等に供した場合であっても、優れた耐摩耗性を発揮するとともにチッピング、欠損、剥離等の発生の抑制がなされ、長期の使用にわたって優れた耐摩耗性、耐チッピング性を有する被覆工具を提供することを目的とするものである。
「(1)炭化タングステン基超硬合金、炭窒化チタン基サーメットまたは立方晶窒化ホウ素基超高圧焼結体のいずれかで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層が設けられた表面被覆切削工具において、
(a)前記硬質被覆層は、平均層厚1.0〜20.0μmのTiとAlとの複合窒化物層または複合炭窒化物層を少なくとも含み、
(b)前記硬質被覆層は、NaCl型の面心立方構造を有するTiとAl複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒を含み、
(c)また、前記NaCl型の面心立方構造を有するTiとAlとの複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒の結晶方位を、電子線後方散乱回折装置を用いて縦方向断面から解析し、電子線後方散乱回折による結晶方位マッピングを測定し、各々の測定点の結晶方位を解析し、隣り合う測定点同士の方位差が10度以上である場合を粒界と判定したとき、粒界によって区分された同一結晶粒内において測定点と隣接する測定点との方位差の平均を計算し、各測定点での局所方位差平均値(KAM値)を求めた場合、該局所方位差平均値(KAM値)が1度未満の測定点の割合が50%以上であるA層と、該局所方位差平均値(KAM値)が1度未満の測定点の割合が50%未満であるB層が積層されており、組成式:(Ti1−xAlx)(CyN1−y)で表した場合、A層およびB層のAlのTiとAlとの合量に占める平均含有割合xavgおよびCのCとNとの合量に占める平均含有割合yavg(但し、xavg、yavgはいずれも原子比)が、それぞれ、0.60≦xavg≦0.95、0≦yavg≦0.005を満足している、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。
(2)前記硬質被覆層は、NaCl型の面心立方構造を有するTiとAl複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒を有する相の占める割合が70面積%以上であることを特徴とする前記(1)に記載の表面被覆切削工具。
(3)前記A層および前記B層のそれぞれは、平均層厚が0.5μm以上であり、それぞれ2層以上積層したことを特徴とする前記(1)または(2)に記載の表面被覆切削工具。
(4)前記工具基体と前記硬質被覆層との間にTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒化酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなる合計で0.1〜20.0μmの平均層厚を有する下部層が存在することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の表面被覆切削工具。
(5)前記硬質被覆層の外表面に少なくとも酸化アルミニウムを含む1層以上の上部層が合計で1.0〜25.0μmの平均層厚で形成されていることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の表面被覆切削工具。」
本発明の表面被覆切削工具が有する硬質被覆層は、組成式:(Ti1−xAlx)(CyN1−y)で表されるTiとAlの複合窒化物または複合炭窒化物層を少なくとも含む。この複合窒化物または複合炭窒化物層を含む硬質被覆層は、硬さが高く、優れた耐摩耗性を有するが、特に平均層厚が1.0〜20.0μmのとき、その効果が際立って発揮される。その理由は、平均層厚が1.0μm未満では、平均層厚が薄いため長期の使用にわたっての耐摩耗性を十分確保することができず、一方、その平均層厚が20.0μmを超えると、TiとAlの複合窒化物または複合炭窒化物層の結晶粒が粗大化し易くなり、チッピングを発生しやすくなるからである。したがって、その平均層厚を1〜20μmと定めた。
本発明の表面被覆切削工具が有する硬質被覆層を構成する複合窒化物または複合炭窒化物層は、AlのTiとAlの合量に占める平均含有割合xavgおよびCのCとNの合量に占める平均含有割合yavg(但し、xavg、yavgはいずれも原子比)が、それぞれ、0.60≦xavg≦0.95、0≦yavg≦0.005を満足するように制御する。
その理由は、Alの平均含有割合xavgが0.60未満であると、TiとAlの複合窒化物または複合炭窒化物層は硬さに劣るため、合金鋼等の高速断続切削に供した場合には、耐摩耗性が十分でなく、一方、Alの平均含有割合xavgが0.95を超えると、相対的にTiの含有割合が減少するため、脆化を招き、耐チッピング性が低下するからである。したがって、Alの平均含有割合xavgは、0.60≦xavg≦0.95と定めた。
また、Cの平均含有割合yavgは、0≦yavg≦0.005の範囲の微量であるとき、複合窒化物または複合炭窒化物層と工具基体もしくは下部層との密着性が向上し、かつ、潤滑性が向上することによって切削時の衝撃を緩和し、結果として複合窒化物または複合炭窒化物層の耐欠損性および耐チッピング性が向上する。一方、C成分の平均含有割合yavgが0≦yavg≦0.005の範囲を逸脱すると、複合窒化物または複合炭窒化物層の靭性が低下するため耐欠損性および耐チッピング性が逆に低下するため好ましくない。したがって、C成分の平均含有割合yavgは、0≦yavg≦0.005と定めた。
まず、本発明において電子線後方散乱回折装置を用いて縦断面方向から0.01μm間隔で解析し、例えば図1に示すように、立方晶構造を有する結晶粒において測定領域を区分された測定点P(以下、ピクセルという)と隣接するピクセルとの間で10度以上の方位差がある場合、そこを粒界Bと定義する。ここで、縦断面方向とは、縦断面に垂直な方向(工具基体表面に平行な方向)を意味する。縦断面とは、工具基体表面に垂直な工具の断面(工具基体表面の法線方向の断面)を意味する。そして、粒界で囲まれた領域を1つの結晶粒と定義する。ただし、隣接するピクセル全てと10度以上の方位差がある単独に存在するピクセルは結晶粒とせず、2ピクセル以上が連結しているものを結晶粒として取り扱う。
そして、結晶粒内の隣接する2ピクセルの方位差の平均値を求め、これをKAM(Kernel Average Misorientation)値と定義する。なお、本発明における“局所方位差平均値”とは、このKAM値を意味する。一般的にピクセルiにおけるKAM値を数式で表す場合、測定領域を六角形に区分して解析すると、注目点(ピクセル)を取囲む最大6つの測定点間の方位差の平均として下記数1式によって表現できる。なお、数1式中のmは測定点iと同一結晶粒内で隣接するピクセル数、αk、iはピクセルiと隣接するピクセルkとの方位差を表す。つまり、図1に示される注目点UにおけるKAM値を数式で表すと測定対象となるピクセルは1〜6の6点となるため下記数式2で求めることができ、注目点VにおけるKAM値は測定対象となるピクセルは1、2の2点となるため下記数式3で求めることができる。
ここで、本発明において局所方位差平均値(KAM値)が1度未満の割合が50%以上の層(図3)と同割合が50%未満の層(図4)が積層されており、各層との境界とは、工具基体の表面の法線方向に、0.1μmごとに区切った各区分における局所方位差平均値(KAM値)が1度未満のピクセル数の割合、すなわち、局所方位差平均値(KAM値)を0度以上1度未満、1度以上2度未満、2度以上3度未満、3度以上4度未満、・・・9度以上10度未満と0〜10度の範囲を1度ごとに区切ったときの0度以上1度未満に属するピクセル数の割合、が50%以上である区分と50%未満である区分が縦断面方向に連続して存在するときの当該両区分の境界である。
このように、本発明の表面被覆切削工具が有するAlとTiの複合窒化物または複合炭窒化物層を構成する硬質被覆層は、局所的な結晶方位のばらつきが小さい、すなわち、微小歪みが少ない層と、局所的な結晶方位のばらつきの大きい、すなわち、微小歪みが多い層とを有するため、前者が耐チッピング性の向上に寄与し、後者が耐摩耗性の向上に寄与する。
複合窒化物層または複合炭窒化物層における立方晶構造を有する結晶粒の面積割合が70面積%以上であることが好ましい。これにより、高硬度である立方晶構造を有する結晶粒の面積比率が六方晶結晶粒に比べて相対的に高くなり、硬さが向上するという効果を得ることができる。この面積率は、より好ましくは75面積%以上である。
A層およびB層の平均層厚がともに0.5μm以上、積層数が4層以上となるよう構成することにより、靭性および耐欠損性が向上する効果をより一層発揮させることができる。
すなわち、0.5μm以上としたのは、0.5μm未満であると、積層構造としても各層の持つ特性が十分に発揮できないときがあるためである。したがって、平均層厚を0.5μm以上とすることが好ましい。また、積層数を4層以上とすると、積層構造によるクラックの進展を抑制する効果がより発揮され、耐欠損性を向上させることができる。
本発明の表面被覆切削工具が有する複合窒化物または複合炭窒化物層は、それだけでも十分な効果を奏するが、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなり、合計で0.1〜20.0μmの平均層厚を有する下部層を設けた場合、および/または、合計で1.0〜25.0μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層を含む上部層を設けた場合には、これらの層が奏する効果と相俟って、一層優れた特性を創出することができる。Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなる下部層を設ける場合、下部層の合計の平均層厚が0.1μm未満では、下部層の効果が十分に奏されず、一方、20.0μmを超えると結晶粒が粗大化し易くなり、チッピングを発生しやすくなる。また、酸化アルミニウム層を含む上部層の合計の平均層厚が1.0μm未満では、上部層の効果が十分に奏されず、一方、25.0μmを超えると結晶粒が粗大化し易くなり、チッピングを発生しやすくなる。
なお、実施例としては、炭化タングステン基超硬合金、TiCN基サーメットを工具基体とする被覆工具について述べるが、工具基体として立方晶窒化ホウ素基超高圧焼結体を用いた場合も同様である。
(a)表4、表5に示される形成条件A〜G、すなわち、NH3とH2からなるガス群Aと、AlCl3、TiCl4、N2、C2H4、H2からなるガス群Bをそれぞれ供給する。
(b)より具体的には、反応ガス組成(容量%)は、
(形成条件1)A層:局所方位差平均値(KAM値)1度未満が50%以上狙いの層
ガス群A NH3:0.7〜1.5%、H2:15〜25%
ガス群B AlCl3:0.5〜0.9%、TiCl4:0.2〜0.3%、N2:0〜6%、C2H4:0〜0.5%、H2:残部
反応雰囲気圧力:4.5〜5.0kPa
反応雰囲気温度:700〜900℃
供給周期:1〜5秒
1周期当たりのガス供給時間:0.15〜0.25秒
ガス群Aとガス群Bの供給の位相差:0.10〜0.20秒
(形成条件2)B層:局所方位差平均値(KAM値)1度未満が50%未満狙いの層
ガス群A NH3:3.0〜5.0%、N2:6〜10%、H2:30〜40%
ガス群B AlCl3:0.6〜0.9%、TiCl4:0.2〜0.3%、N2:0〜6%、C2H4:0〜0.5%、H2:残部
反応雰囲気圧力:4.5〜5.0kPa
反応雰囲気温度:700〜900℃
供給周期:1〜5秒
1周期当たりのガス供給時間:0.15〜0.25秒
ガス群Aとガス群Bの供給の位相差:0.10〜0.20秒
形成条件1および2を所定回数繰り返すことにより、局所方位差平均値(KAM値)1度未満の測定点割合が50%以上の層と、同割合が50%未満の層が積層され、本発明被覆工具1〜12を製造した。
なお、本発明被覆工具は6〜11は、表3に記載された成膜条件により、表6に示された下部層および/または上部層を形成した。
なお、本発明被覆工具6〜11と同様に、比較被覆工具6〜11については、表3に示される形成条件で、表6に示される下部層および/または上部層を形成した。
その結果を表7および表8に示す。
図3に、本発明被覆工具6A層について測定した局所方位差平均値(KAM値)の0〜10度の範囲のヒストグラムの一例を示し、また、図4には、本発明被覆工具6B層について測定した局所方位差平均値(KAM値)の同ヒストグラムの一例を示す。
切削試験:乾式フライス、センターカット切削加工
被削材:JIS・SCM445幅100mm、長さ400mmのブロック材
回転速度:764 min−1
切削速度:300 m/min
切り込み:2.0 mm
一刃送り量:0.2 mm/刃
切削時間:8分
(通常の切削速度:150〜200m/min)
なお、本発明被覆工具は17〜23は、表3に記載された形成条件により、表12に示された下部層および/または上部層を形成した。
なお、比較被覆工具17〜23については、表3に示される形成条件により、表12に示された下部層および/または上部層を形成した。
被削材:JIS・S55Cの長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒
切削速度:320m/min
切り込み:2.0mm
一刃送り量:0.2mm/刃
切削時間:5分
(通常の切削速度は、220m/min)
被削材:JIS・FCD700の長さ方向等間隔4本縦溝入り丸棒
切削速度:320m/min
切り込み:2.0mm
一刃送り量:0.2mm/刃
切削時間:5分
(通常の切削速度は、200m/min)
B 粒界
Claims (5)
- 炭化タングステン基超硬合金、炭窒化チタン基サーメットまたは立方晶窒化ホウ素基超高圧焼結体のいずれかで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層が設けられた表面被覆切削工具において、
(a)前記硬質被覆層は、平均層厚1.0〜20.0μmのTiとAlとの複合窒化物層または複合炭窒化物層を少なくとも含み、
(b)前記硬質被覆層は、NaCl型の面心立方構造を有するTiとAl複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒を含み、
(c)また、前記NaCl型の面心立方構造を有するTiとAlとの複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒の結晶方位を、電子線後方散乱回折装置を用いて縦方向断面から解析し、電子線後方散乱回折による結晶方位マッピングを測定し、各々の測定点の結晶方位を解析し、隣り合う測定点同士の方位差が10度以上である場合を粒界と判定したとき、粒界によって区分された同一結晶粒内において測定点と隣接する測定点との方位差の平均を計算し、各測定点での局所方位差平均値(KAM値)を求めた場合、該局所方位差平均値(KAM値)が1度未満の測定点の割合が50%以上であるA層と、該局所方位差平均値(KAM値)が1度未満の測定点の割合が50%未満であるB層が積層されており、組成式:(Ti1−xAlx)(CyN1−y)で表した場合、A層およびB層のAlのTiとAlとの合量に占める平均含有割合xavgおよびCのCとNとの合量に占める平均含有割合yavg(但し、xavg、yavgはいずれも原子比)が、それぞれ、0.60≦xavg≦0.95、0≦yavg≦0.005を満足している、
ことを特徴とする表面被覆切削工具。 - 前記硬質被覆層は、NaCl型の面心立方構造を有するTiとAl複合窒化物または複合炭窒化物の結晶粒を有する相の占める割合が70面積%以上であることを特徴とする請求項1に記載の表面被覆切削工具。
- 前記A層および前記B層のそれぞれは、平均層厚が0.5μm以上であり、それぞれ2層以上積層したことを特徴とする請求項1または2に記載の表面被覆切削工具。
- 前記工具基体と前記硬質被覆層との間にTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒化酸化物層のうちの1層または2層以上のTi化合物層からなる合計で0.1〜20.0μmの平均層厚を有する下部層が存在することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の表面被覆切削工具。
- 前記硬質被覆層の外表面に少なくとも酸化アルミニウムを含む1層以上の上部層が合計で1.0〜25.0μmの平均層厚で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表面被覆切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017128981A JP6850998B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017128981A JP6850998B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019010707A true JP2019010707A (ja) | 2019-01-24 |
JP6850998B2 JP6850998B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=65226243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017128981A Active JP6850998B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6850998B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019107720A (ja) * | 2017-12-18 | 2019-07-04 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
JP2021016934A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-15 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
JP2021160017A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020086147A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-07-04 | Mitsubishi Materials Corporation | Coated cemented carbide cutting tool member and process for producing the same |
WO2016045937A1 (en) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | Walter Ag | COATED CUTTING TOOL INSERT WITH MT-CVD TiCN ON TiAl(C,N) |
JP2016064471A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
WO2017038840A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
WO2017038762A1 (ja) * | 2015-08-29 | 2017-03-09 | 京セラ株式会社 | 被覆工具 |
JP2017080884A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
JP2017080818A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を備える表面被覆切削工具およびその製造方法 |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017128981A patent/JP6850998B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020086147A1 (en) * | 2000-05-31 | 2002-07-04 | Mitsubishi Materials Corporation | Coated cemented carbide cutting tool member and process for producing the same |
JP2016064471A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
WO2016045937A1 (en) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | Walter Ag | COATED CUTTING TOOL INSERT WITH MT-CVD TiCN ON TiAl(C,N) |
WO2017038762A1 (ja) * | 2015-08-29 | 2017-03-09 | 京セラ株式会社 | 被覆工具 |
WO2017038840A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
JP2017080818A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を備える表面被覆切削工具およびその製造方法 |
JP2017080884A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性および耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019107720A (ja) * | 2017-12-18 | 2019-07-04 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
JP7029106B2 (ja) | 2017-12-18 | 2022-03-03 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
JP2021016934A (ja) * | 2019-07-24 | 2021-02-15 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
US11219953B2 (en) | 2019-07-24 | 2022-01-11 | Tungaloy Corporation | Coated cutting tool |
JP2021160017A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社タンガロイ | 被覆切削工具 |
US11433459B2 (en) * | 2020-03-31 | 2022-09-06 | Tungaloy Corporation | Coated cutting tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6850998B2 (ja) | 2021-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6268530B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP5924507B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6548071B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6417959B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6391045B2 (ja) | 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6548073B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6284034B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6296294B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6150109B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2016137549A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6296298B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2017030076A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2016083766A (ja) | 表面被覆切削工具 | |
JP6850998B2 (ja) | 硬質被覆層が優れた耐摩耗性・耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6617917B2 (ja) | 表面被覆切削工具 | |
JP6726403B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6778413B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6709536B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2019084671A (ja) | 硬質被覆層が優れた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面切削工具 | |
WO2017038840A1 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2019010705A (ja) | 硬質皮膜層が優れた耐チッピング性・耐熱亀裂性・耐酸化性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6270131B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP6857299B2 (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
JP2017113834A (ja) | 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 | |
WO2017073787A1 (ja) | 表面被覆切削工具およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6850998 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |