JP2019010441A - 高次脳機能検査用の三次元表示装置、高次脳機能検査用の三次元表示方法、および高次脳機能検査用の三次元表示プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
一局面に従う高次脳機能検査用の三次元表示装置は、被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録部と、三次元表示部と、三次元表示部の表示を制御する制御部と、を含み、制御部は、記録部に記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定し、三次元表示部に高次脳機能検査の表示を行うものである。
また、高次脳機能検査の検査履歴情報に基づく場合には、他の被験者の高次脳機能検査の検査履歴情報を用いることができるので、制御部は、多くの他の被験者のうち、リハビリテーションにより病状が回復した高次脳機能検査プログラム情報を選定させることができる。したがって、被験者にとってより良い高次脳機能検査プログラム情報を三次元表示部に表示させることができる。
さらに、三次元表示部に表示させることで、二次元の紙媒体の場合と比較して、空間認識能力を高めることができる。
また、紙媒体の場合と比較して、反復検査において、被験者の学習効果が表れにくいため、本来の検査結果を得ることができないという問題が生じにくい。
また、三次元表示部に表示させることで、机上の状態と異なり、身体活動を伴う日常生活場面における能力を正確に試験結果に反映することができる。
また、複数の被験者を同時に検査することができるため、医師または検査技師の数が少ない施設においても、複数の被験者の検査を効率的に行うことができる。
第2の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面に従う高次脳機能検査用の三次元表示装置において、制御部は、三次元表示部に表示を行った後、高次脳機能検査の結果を記録部に記録してもよい。
第3の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面または第2の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、高次脳機能検査の視線履歴情報をさらに含み、記録部は、視線履歴情報を記録し、制御部は、視線履歴情報に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定し、三次元表示部に高次脳機能検査の表示を行ってもよい。
具体的に、高次脳機能検査においては、視野角180度のうち、右半分または左半分、上半分または下半分等の特定の範囲のみ認識する場合がある。その場合において、視線の履歴を残すことで被験者の状態を認識することができる。
したがって、視線履歴情報を含めた高次脳機能検査プログラム情報を選定することができるので、被験者の病状が、さらに回復することを望むことができる。
第4の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第3の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、選定された高次脳機能検査プログラム情報および被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報を表示することができる報知部をさらに含んでもよい。
第5の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第4の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、高次脳機能検査の高次脳機能検査プログラム情報は、TMT(Trail Making Test(トレイルメイキングテスト))のプログラム情報、および/または、BIT(Behavioural inattention test)のプログラム情報を含んでもよい。
第6の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第5の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、被験者が高次脳機能検査の検査を行った場合の動画情報を含んでもよい。
第7の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第6の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、高次脳機能検査の検査履歴情報は、被験者の試験結果および誤回答情報を含んでもよい。
第8の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第7の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、被験者のカルテ履歴情報は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査結果、またはCT(Computed Tomography)検査結果とリンク付けされていてもよい。
第9の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第8の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、記録部は、クラウドサーバ、またはハードディスクドライブ記録媒体からなってもよい。
また、ハードディスクドライブ記録媒体からなる場合には、院内におけるデータを容易に探すことができる。また、検査結果を複数の施設で共有することができるため、医師が少ない又は不在の施設において行った検査の結果を被験者の診断および治療に利用することができる。
第10の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置は、一局面から第9の発明のいずれかにかかる高次脳機能検査用の三次元表示装置において、三次元表示部は、ヘッドマウントディスプレイ表示装置からなってもよい。
他の局面にかかる高次脳機能検査用の三次元表示方法は、被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録工程と、三次元表示工程と、三次元表示工程で表示を制御する制御工程と、を含み、制御工程は、記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定する選定工程と、選定工程により選定された高次脳機能検査を三次元表示工程で表示する表示工程を含むものである。
また、高次脳機能検査の検査履歴情報に基づく場合には、他の被験者の高次脳機能検査の検査履歴情報を用いることができるので、制御工程においては、多くの他の被験者のうち、リハビリテーションにより病状が回復した高次脳機能検査プログラム情報を選定させることができる。したがって、被験者にとってより良い高次脳機能検査プログラム情報を三次元表示部に表示させることができる。
さらに、三次元表示部に表示させることで、二次元の紙媒体の場合と比較して、空間認識能力を高めることができる。
また、紙媒体の場合には、反復検査において、被験者の学習効果が表れるため、本来の検査結果を得ることができないという問題が生じる。
また、三次元表示工程で表示させることで、机上の状態と異なり、身体活動を伴う日常生活場面における能力を正確に試験結果に反映することができる。
第12の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示方法は、他の局面にかかる高次脳機能検査用の三次元表示方法において、制御工程は、表示工程の後、高次脳機能検査の結果を記録工程で記録するフィードバック記録工程を含んでもよい。
さらに他の局面に従う高次脳機能検査用の三次元表示プログラムは、被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録処理と、三次元表示処理と、三次元表示処理の表示を制御する制御処理と、を含み、制御処理は、記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定する選定処理と、選定処理により選定された高次脳機能検査を三次元表示処理で表示する表示処理を含むものである。
また、高次脳機能検査の検査履歴情報に基づく場合には、他の被験者の高次脳機能検査の検査履歴情報を用いることができるので、制御処理は、多くの他の被験者のうち、リハビリテーションにより病状が回復した高次脳機能検査プログラム情報を選定させることができる。したがって、被験者にとってより良い高次脳機能検査プログラム情報を三次元表示処理で表示させることができる。
さらに、三次元表示処理に表示させることで、二次元の紙媒体の場合と比較して、空間認識能力を高めることができる。
また、紙媒体の場合には、反復検査において、被験者の学習効果が表れるため、本来の検査結果を得ることができないという問題が生じる。
また、三次元表示処理で表示させることで、机上の状態と異なり、身体活動を伴う日常生活場面における能力を正確に試験結果に反映することができる。
第14の発明にかかる高次脳機能検査用の三次元表示プログラムは、さらに他の局面に従う高次脳機能検査用の三次元表示プログラムにおいて、制御処理は、表示処理の後、高次脳機能検査の結果を記録処理に記録するフィードバック記録処理を含んでもよい。
まず、図1は本実施の形態にかかる高次脳機能検査の三次元表示装置100の一例を示す模式図である。
図1に示す高次脳機能検査の三次元表示装置100は、記録部200、三次元表示部300、報知部400および制御部500を含む。
記録部200は、少なくとも複数の被験者履歴210、複数のCTスキャンデータまたは/およびMRIデータ220、複数のTMT履歴および/またはBIT履歴230、および複数の視線履歴240を記録する。また、記録部200は、クラウドサーバからなる。
複数のCTスキャンデータまたは/およびMRIデータ220には、CTスキャン検査の結果およびMRI検査の結果が含まれる。
さらに、複数のTMT履歴および/またはBIT履歴230には、TMT検査の結果またはBIT検査の結果が含まれる。また、複数の視線履歴240には、TMT検査の被験者の視線の動き、BIT検査の被験者の視線の動きが含まれる。
三次元表示部300は、ヘッドマウントディスプレイからなる。したがって、三次元表示部300は、主に、三次元表示制御部310、映像部320、トラッキングカメラ330、視線検出部340、三次元表示記録部350を含む。
三次元表示記録部350には、後述する高次脳機能検査プログラム(TMT検査またはBIT検査)の履歴情報を仮記録するとともに、高次脳機能検査プログラム(TMT検査またはBIT検査)を稼働可能にするソフトウェアプログラムが記録されている。
映像部320は、高次脳機能検査プログラムが実行された場合に、当該プログラムに応じた表示が行われる。また、トラッキングカメラ330は、映像部320を確認した被験者の動作を認識することができる。トラッキングカメラ330により検出された像が、映像部320に表示される(図4参照)。
また、トラッキングカメラ330を用いることとしているが、これに限定されず、他のアイトラッキング、ヘッドトラッキング等の任意の方式からなってもよい。
報知部400は、液晶画面の表示装置からなる。すなわち、表示および音声を出力可能なものである。
図2は、制御部500の処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、制御部500は、被験者情報を取得する(ステップS101)。
ここで、制御部500は、記録部200に記録されている被験者情報である被験者履歴210を読み込む。
次に、制御部500は、記録部200に記録されている複数の高次脳機能検査のうちから、被験者に最適な高次脳機能検査プログラムを選定する(ステップS102)。
制御部500は、三次元表示部300に選定された高次脳機能検査プログラムを送信する(ステップS103)。
ここで、制御部500は、選定された高次脳機能検査プログラムにおいて、被験者が過去に全く同一のプログラムを実施していた場合、同じ検査であっても中身が異なるように制御する。具体的には、後述する図4で示す検査を実施していた場合、数字の配置を変更させて検査を実施するよう制御する。
なお、上記の実施の形態においては、検査を主として説明しているが、当該検査には、被験者のトレーニングも含まれる。また、被験者のトレーニングの場合には、より数字の配置を大きく変更させてもよい。
三次元表示部300から高次脳機能検査の結果が送信されていない場合(ステップS104のNo)、制御部500は、ステップS104の処理を繰り返す。
最後に、制御部500は、病状の回復度合い(正答率)を記録部200に記録する。
図3は、三次元表示制御部310の処理の一例を示すフローチャートである。
高次脳機能検査プログラムが受信されていないと判定した場合(ステップS201のNo)、三次元表示制御部310は、ステップS201の処理を繰り返す。
次いで、三次元表示制御部310は、トラッキングカメラ330により被験者の動作を検出する(ステップS204)。
なお、本実施の形態においては、トラッキングカメラ330に限定されず、他の任意の入力装置、クリッカー等を用いてもよい。
三次元表示制御部310は、検出された動作に応じて、高次脳機能検査プログラムに従い、映像部320の表示を変化させる(ステップS205)。当該変化の詳細については後述する。
なお、本実施の形態にかかる映像部320の視野角は左右180度としているが、左右10度以上90度以下であってもよく、上下10度以上90度以下であってもよく、上下3度以上30度以下であってもよい。
なお、本実施の形態にかかる高次脳機能検査の三次元表示装置100においては、映像部320には、都度異なる配置の数字の「1」から「30」が表示される。具体的には、三次元表示制御部210は、当該数字の自動配列を行う。
その結果、医者または医療従事者は、三次元表示部300の動作を設定することができ、さらに、検査内容を認識することができる。
また、図6に示すように、映像部320の表示をそのまま表示させるとともに、視線履歴EYEを表示させてもよい。その結果、医者または医療従事者は、被験者の高次脳機能検査の場合の視線の動きを容易に認識することができる。
まず、図7は本実施の形態にかかる高次脳機能検査の三次元表示装置100の他の例を示す模式図である。
本実施の形態においては、一実施の形態にかかる高次脳機能検査の三次元表示装置100の制御部500および三次元表示部300の三次元表示制御部310の両者の処理動作を、三次元表示部300の三次元表示制御部310が単独で処理するものである。
ここで、三次元表示制御部310は、記録部200に記録されている被験者情報である被験者履歴210を読み込む。
次に、三次元表示制御部310は、記録部200に記録されている複数の高次脳機能検査のうちから、被験者に最適な高次脳機能検査プログラムを選定する(ステップS302)。三次元表示制御部310は、高次脳機能検査プログラムを読み込み、検査を実行する(ステップS303)。
次いで、三次元表示制御部310は、トラッキングカメラ330により被験者の動作を検出する(ステップS305)。三次元表示制御部310は、検出された動作に応じて、高次脳機能検査プログラムに従い、映像部320の表示を変化させる(ステップS306)。視線検出部340により被験者の視線を検出する(ステップS307)。三次元表示制御部310は、検査結果および検出された視線の動作を記録部300に記録させる(ステップS308)。
また、本実施の形態にかかる三次元表示装置100により、従来アナログ的に実施してきた高次脳機能検査または訓練は、被験者自身をより効果的な検査に導き、なおかつデータを蓄積することで被験者毎の解決策の糸口を探ることができるというメリットを得ることができる。
また、被験者の個々の高次脳機能検査の結果を記録することにより、被験者毎の定性分析を行うことが可能となり、従来一部の医師等にノウハウとして蓄積されていたリハビリテーションにおける急性期、回復期、維持期と呼ばれる各ステージに於いて適切なリハビリを自動的に選定することができる。
また、紙媒体等の高次脳機能検査において生じていた、紙と鉛筆とを用いて机の上で実施するため、「勉強」というニュアンスが強くなり、当該行為に慣れていない人々にとっては苦痛感が増し、集中力が途切れてしまうという問題も三次元表示装置100を用いることで、解消することができる。
また、高次脳機能検査プログラムにより、検査を変化させることができる。従来の紙媒体を利用した高次脳機能検査であれば同じ配列の検査を繰り返す場合が多く、複数回実施するうちに患者が配列を記憶してしまい、検査としての意味合いが薄れてしまう問題点があったが、三次元表示装置100を用いることで、当該問題点を解消することができる。
また、TMT履歴および/またはBIT履歴230に基づく場合には、他の被験者のTMT履歴および/またはBIT履歴230を用いることができるので、制御部500は、多くの他の被験者のうち、リハビリテーションにより病状が回復した高次脳機能検査プログラム情報を選定させることができる。したがって、被験者にとってより良い高次脳機能検査プログラム情報を三次元表示部に表示させることができる。
さらに、三次元表示部300に表示させることで、二次元の紙媒体の場合と比較して、空間認識能力を高めることができる。
また、紙媒体の場合には、反復検査において、被験者の学習効果が表れるため、本来の検査結果を得ることができないという問題が生じる。
また、三次元表示部300に表示させることで、机上の状態と異なり、身体活動を伴う日常生活場面における能力を正確に試験結果に反映することができる。
また、三次元表示制御部310は、自動的に高次脳機能検査の内容を改変するため、被験者が同じ試験を実施しないため、的確な検査結果を得ることができる。
具体的に、高次脳機能検査においては、視野角180度のうち、右半分または左半分、上半分または下半分等の特定の範囲のみ認識する場合がある。その場合において、視線の履歴を残すことで被験者の状態を認識することができる。
さらに、制御部500は、視線履歴240を含めた高次脳機能検査プログラム情報を選定することができるので、被験者の病状が、さらに回復することを望むことができる。
また、ハードディスクドライブ記録媒体からなる場合には、院内におけるデータを容易に探すことができる。
200 記録部
210 被験者履歴
220 CTスキャンデータまたは/およびMRIデータ
230 TMT履歴および/またはBIT履歴
240 視線履歴
300 三次元表示部
310 三次元表示制御部
400 報知部
500 制御部
Claims (14)
- 被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録部と、
三次元表示部と、
前記三次元表示部および前記記録部を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記記録部に記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定し、前記三次元表示部に前記高次脳機能検査の表示を行う、高次脳機能検査用の三次元表示装置。 - 前記制御部は、前記三次元表示部に表示を行った後、前記高次脳機能検査の結果を前記記録部に記録する、請求項1に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記高次脳機能検査の視線履歴情報をさらに含み、
前記記録部は、前記視線履歴情報を記録し、
前記制御部は、前記視線履歴情報に基づいて、前記高次脳機能検査プログラム情報を選定し、前記三次元表示部に前記高次脳機能検査の表示を行う、請求項1または請求項2に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。 - 選定された前記高次脳機能検査プログラム情報および前記被験者のカルテ履歴情報および前記高次脳機能検査の検査履歴情報を表示することができる報知部をさらに含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記高次脳機能検査の高次脳機能検査プログラム情報は、TMT(Trail Making Test(トレイルメイキングテスト))のプログラム情報、および/または、BIT(Behavioural inattention test)のプログラム情報を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 被験者が高次脳機能検査の検査を行った場合の動画情報を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記高次脳機能検査の検査履歴情報は、被験者の試験結果および誤回答情報を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記被験者のカルテ履歴情報は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査結果、またはCT(Computed Tomography)検査結果とリンク付けされている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記記録部は、クラウドサーバ、またはハードディスクドライブ記録媒体からなる請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 前記三次元表示部は、ヘッドマウントディスプレイ表示装置からなる、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の高次脳機能検査用の三次元表示装置。
- 被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録工程と、
三次元表示工程と、
前記三次元表示部の表示を制御する制御工程と、を含み、
前記制御工程は、前記記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定する選定工程と、
前記選定工程により選定された前記高次脳機能検査を前記三次元表示部に表示する表示工程を含む、高次脳機能検査用の三次元表示方法。 - 前記制御工程は、前記表示工程の後、前記高次脳機能検査の結果を前記記録部に記録するフィードバック記録工程を含む、請求項11に記載の高次脳機能検査用の三次元表示方法。
- 被験者のカルテ履歴情報、高次脳機能検査の検査履歴情報および高次脳機能検査プログラム情報を記録する記録処理と、
三次元表示処理と、
前記三次元表示部の表示を制御する制御処理と、を含み、
前記制御処理は、前記記録された少なくとも被験者のカルテ履歴情報および高次脳機能検査の検査履歴情報のいずれかまたは両方に基づいて、高次脳機能検査プログラム情報を選定する選定処理と、
前記選定処理により選定された前記高次脳機能検査を前記三次元表示部に表示する表示処理を含む、高次脳機能検査用の三次元表示プログラム。 - 前記制御処理は、前記表示処理の後、前記高次脳機能検査の結果を前記記録部に記録するフィードバック記録処理を含む、請求項13に記載の高次脳機能検査用の三次元表示プログラム。
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