JP2019009662A - 携帯電子機器用拡声機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既にある携帯電子機器用拡声機の多くは、取付部分が固定されていて、多種類の携帯電子機器に対応する事が出来ず、又、ステレオ仕様に対応できていない。又、画面の角度を変える事が出来ず、携帯性に劣るケースがほとんどである。【解決手段】 本発明の携帯電子機器用拡声機の取付口は、柔軟性のある素材で、厚みの異なる多種類の携帯電子機器が装着でき、又、ステレオ仕様の携帯電子機器にも対応出来る構造となっている。さらに、拡声部及び、支持部が回動するため、音の方向を調整することができ、画面の角度を調整することが出来る。さらに簡単に分解することができるため、携帯性にも優れる。さらに、スマホなどの携帯だけでなく、幅の広いタブレットにも装着可能なため、使用範囲がとても広い。【選択図】図5

Description

本発明は、携帯性に優れ、柔軟性のある取付口を設けた、多種類の携帯電子機器の取り付けに対応できる携帯電子機器用拡声機であり又、その携帯電子機器の画面及び、前記拡声部の開口部の向きを自由に変えられる事を特徴とする携帯電子機器用拡声機である。
スマートフォンや携帯情報端末等の携帯電子機器は、音楽再生用のプレーヤーとしても利用されているが、その音楽再生能力を上げることは、携帯電子機器の構造上限界がある。しかし、携帯電子機器の出力をアンプ等の電気機器を使用し増幅して聴くのでは、その携帯性の特質を損なってしまう。
そこで、優れた拡声効果を得ることができる拡声部材を有する外接式拡声部材付き保護スリーブが提案されている(特許文献1参照)
実登3169402
特許文献1に記載の外接式拡声部材付き保護スリーブ(以下略して保護スリーブと記載)は、拡声部材を除く保護スリーブの形状が固定されており、多種類の携帯電子機器を装着することができない。
既に市販されている類似の携帯電子機器の音声を拡声する機器等についても同様に、多種類の携帯電子機器を装着することができない。それでは、形状及び寸法の異なる携帯電子機器の取り付けに対応できない。
又、それらの機器では、自由に携帯電子機器の画面の角度を変更する事が出来ない。
又、それらの機器では製品を分解し、体積を減らして持ち運ぶ時の携帯性を良くする、ということができない。
又、それらの機器では、ステレオ仕様となっている携帯電子機器に対し、音声をステレオにして拡声するということが出来ない。
本発明の主な目的は、これらの課題を解決しながら、携帯電子機器から出力された音声を効率よく拡声する携帯電子機器用拡声機を提供することにある。
前記課題を解決する手段として、主共鳴管の一端に、音声を発する携帯電子機器の音声を導入するための取付口を設け、その主共鳴管の他端に、音を拡声させるための拡声部を設けて、携帯電子機器の音声を、前記拡声部の開口部から外部に拡声させることができる携帯電子機器用拡声機としたことを特徴とする。設けられた前記拡声部は開口部に向けてメガホン形状又はホーン形状等の末広がりの管となっており、前記取付口は、柔軟性のある素材で成され、携帯電子機器を少なくとも画面のある表面と、その裏面の2箇所以上を保持し固定する事で、厚みの異なる多種類の前記携帯電子機器が装着できるように成された事を特徴とする。
そのことにより、様々な携帯電子機器の取り付けに対応することが可能となる。
前記取付口が携帯電子機器の音声を導入でき、その音を導いていく管を挿入できる穴が空いていて、その挿入された管が自由に回動できるように成された事を特徴とする。
その事により、拡声部の開口部の方向を自由に変え、自分の欲しい方向に拡声した音を出す事ができる。さらに管を自由に脱着出来る事で、その本体を分解し携帯性を良くすることが出来る。
前記携帯電子機器用拡声機の取付口に装着された前記携帯電子機器及び、挿入された管の角度を保持するための支持部材を有し、その支持部材は、前記取付口と挿入された管又は、そのいずれかに取り付けて、自由に回動出来る事を特徴とする。その事により、人の視線に対し、前期携帯電子機器の画面の向きを自由に調整する事が出来る。
前記携帯電子機器用拡声機を前記携帯電子機器のステレオ内臓スピーカーの両方に一個ずつ取り付けることで、前記携帯電子機器のステレオ音声に対応できるように成された事を特徴とする。その事により、前記携帯電子機器のステレオ音声に対応する事が可能となる。
前記携帯電子機器用拡声機において、前記取付口を左右に設け、左右一体型の取付口とした携帯電子機器用拡声機とする事で、前記携帯電子機器のステレオに対応できるように成された事を特徴とする。その事により、携帯電子機器を簡単に安定して固定する事が出来る。
本発明により、
厚みの異なる多種類の前記携帯電子機器が装着できるようになるため、様々な携帯電子機器の取り付けに対応することが可能となるため、非常に経済的である。さらに、取付口のみ交換すれば、全ての携帯電子機器に対応する事が出来るため、とても経済的である。
前記拡声部の開口部の方向を自由に変えられるため、自分の欲しい方向に拡声した音を出す事が出来るだけでなく、管を自由に脱着しコンパクトに収納して、携帯性を良くすることが出来る。
角度を保持するための支持部材を有し、その支持部材を自由に回動する事が出来るため、人の視線に対し、携帯電子機器の画面の向きを自由に調整し、自分の見やすい角度にする事が出来る。
ステレオ内臓スピーカー搭載の携帯電子機器にも簡単に装着出来るので、携帯電子機器のステレオ音声を拡声し、迫力のある音声を聴く事が出来る。
取付口を左右に設け、左右一体型の取付口とした携帯電子機器用拡声機とする事で、ステレオ内臓スピーカー搭載の携帯電子機器にも簡単に装着し、安定して固定する事が出来る。
携帯電子機器用拡声機の全体斜視図である。 携帯電子機器用拡声機の携帯付の全体斜視図である。 携帯電子機器用拡声機を主要部材別に分解した斜視図である。 ステレオ仕様に対応した場合の斜視図である。 支持部を取り付けた携帯電子機器用拡声機の斜視図である。 支持部の形状、取付方法を変更した携帯電子機器用拡声機の斜視図である。 支持部を取り付けた携帯電子機器用拡声機を主要部材別に分解した斜視図である。 取付口の構造を説明した斜視図である。 タブレットを装着した場合の斜視図である。 ステレオ仕様のタブレットに装着した場合の斜視図である。 取付部を左右に設けた拡声機の斜視図である。 容器に入れた場合の拡声機の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した携帯電子機器用拡声機200(以下、拡声機200と称する)の斜視図である。
図2は音声を発する携帯電子機器100(以下、携帯100と称する)を取り付けた状態の拡声機200の斜視図である。
図3は、拡声機200を、拡声部付き主共鳴管300(以下、主共鳴管300と称する)と、取付口320に分解した斜視図である。図3の拡声部300-1が主共鳴管300の音の拡声部となり、共鳴部300-2が主共鳴管の共鳴部となる。図3では、共鳴部300-2は、一カ所のみ曲がる曲管として図示しているが、複数カ所曲がる曲管又は、直管としても良い。
図4は、拡声機200と携帯電子機器用拡声機205(以下、拡声機205と称する)を、左右に取付け、ステレオ仕様に対応した場合の斜視図である。図4-Aは例として左右に取り付けたものを図示しているが、取付位置はその携帯用電子機器のスピーカーに合わせ、変更することが出来る。又、図4-Bのように、拡声機200と拡声機205をバネ、ゴムなどの弾性体500で繋げば、より安定して使用することができる。
図5に支持部400を取り付けた拡声機200と拡声機205を図示する。
図6に構造を分かりやすくするため、右側の拡声機205を分解した場合の斜視図である。取付口325に穴325-1、支持部400に穴400-1をあけ、それに主共鳴管300を通し、主共鳴管300が回動できるようにしているため、自由に、容易に携帯100の画面100-1の角度を変える事が出来る。
図7に支持方法を変更した場合を示す。図5は支持部400に穴400-1をあけ主共鳴管300を通したが、支持部450の場合は、直接取付口320に取り付けて、携帯100の画面100-1の角度を変えられるようにしている。支持の方法は一例として示したものであり、支持部の角度が変えられれば、支持部400等の取付方法は問わない。
図8に取付口320の構造を示す。図8-1に図示した取付口320をA-A断面で切断した場合を図8-2に図示する。保持部320-3で携帯100を保持し、音導入穴320-2から携帯100の音を導入し、音排出穴320-1に挿入された主共鳴管300を通り音が拡声される構造となっている。なお、図8の主共鳴管300は図面を見やすくするため、管のみ記載し、拡声部を省略している。
図9にタブレット150を装着した場合を図示する。拡声機200の取付口320が前記携帯100を両側から挟みこむ構造となっているため、画面幅の大きさの異なるタブレット150でも装着可能となる。
図10にステレオ仕様のタブレット160を装着した場合を図示する。このようにステレオ仕様のタブレット160であっても、安定して装着する事が出来る。
図11に取付部335-1と取付部335-2を左右に設けた一体型取付口335を装着した携帯電子機器用拡声機250の斜視図である。一体型取付口335とするこで、携帯100を簡単に安定して装着することが出来る。
図12は、携帯電子機器用拡声機255を容器600に入れた場合を図示している。携帯電子機器用拡声機255は取付口327と拡声部付き主共鳴管305(主共鳴管305)で構成されており、取付口327を容器600に入れる事ができる。使用状態を分かりやすくするため、図12-Aが容器600に入れる前、図12-Bが入れた後を図示している。容器600は一例としてマグカップを図示したが、どのような容器でも良い。この事により、自分のお気に入りの容器に入れて、携帯100の音声を拡声する事が出来る。図12-Cに図示したように、地球儀型やボール型等、様々な使い方が可能となる。
例えば、図2の携帯100を装着した完成形状の通り、取付口320は樹脂、ゴム又は、それらの発泡材等柔軟な材料で作られているため、携帯100の厚みが多少変わっても、装着する事ができる。家族や友人等で本発明品を共有することができ、携帯機種の切り替えでも、わざわざ拡声機200を買い換える必要がない。様々な携帯の機種への対応、様々な保護カバー付への対応がこれ一台で可能となる。そのことにより、家族や友人等で本発明品を共有することができ、携帯機種の切り替えでも、わざわざ拡声機200を買い足す必要がない。
さらに、取付口320のみ種類を増やしていけば、取付口320の交換だけで各社のほとんどの携帯100の取り付けが可能となり、それ以外の構成品は買い換える必要がないため、ユーザーにとっても、非常に経済的である。
さらに、タブレットなどにも装着可能となり、仕事でのプレゼンなどにも活用でき、活用の幅が大幅に広がる。
例えば、図4の場合は、ステレオ仕様の携帯100に対応する事が出来、ステレオで臨場感のある迫力の音声で聴く事が出来る。さらに図10のように、携帯100とは、横幅の長さが大幅に異なるステレオ仕様のタブレット160でも、自由に左右などに装着する事が出来るため、本発明品だけで、携帯100だけでなく、タブレット160もステレオ音声を自由に聴くことが可能となる。
例えば、図9のように、大きさの異なるタブレット150でも簡単に装着できる。既に発案されている携帯電子機器用拡声機は、スマホなど、携帯電話に特化しているのがほとんどであるが、本発明品は、大きさの異なる機器においても、容易に取り付けることが可能となる。
例えば、図11のように取付部335-1と取付部335-2を一体にした、一体型取付口335とする事で、携帯100に特化した製品として簡単に、安定して設置する事が可能となる。
図12に示すように、本発明品は、取付口の形状を自由に設定できるため、様々な容器に入れて使う事ができる。ユーザーの好みに応じて形状を変える事が出来き又、容器を有効活用できるので、無駄に材料を使用しなくても良い、環境にやさしい製品となっている。
本発明品は、主共鳴管300と支持部400が回動出来るため、ユーザー自らが自由に完成形状を変化させ、携帯の画面を見やすい角度に動かし、なおかつ拡声部300-1も自由に角度を調整することで、自分の一番良いコンディションで使用することが可能となる。ボリュームも必要最小限で使用できるため、限られた携帯100のエネルギーを無駄なく使用でき、省エネを実現した、とても環境にやさしい製品となる。
本発明品は、ステレオ仕様の携帯100にも装着できるので、携帯100のエネルギーだけで、迫力のある音声を聴く事が出来る。必要以上に音量を上げる必要がなく、電気を使用するスピーカー、アンプ等を必要としない、環境に優しいエコな製品となっている。
既に発案されている同様のスマホ等の携帯電子機器に接続する拡声機は、スマホ等携帯電話に特化しているのがほとんどだと思われるが、本発明品は、大きさの異なる機器にも簡単に取り付けられる構造となっているため、スマホなどの携帯電子機器だけでなくタブレット等にも装着可能となっている。その事により、ビジネスのためのプレゼンへの活用が可能となり、利用範囲が各段に高まる。さらにステレオ仕様のタブレットも装着可能であるため、映画等迫力のある音で鑑賞することが出来るようになる。さらに取付部のみ変更すれば、携帯電子機器以外でも使用可能になるなど、その使用範囲はさらに広がっていく可能性がある。
携帯電子機器用拡声機 200(拡声機200)
携帯電子機器 100(携帯100)
拡声部付き主共鳴管 300(主共鳴管300)
取付口 320
拡声部 300-1
共鳴部 300-2
携帯電子機器用拡声機 205(拡声機205)
弾性体 500
支持部 400
穴 400-1
取付口 325
穴 325-1
画面 100-1
支持部 450
保持部 320-3
音導入穴 320-2
音排出穴 320-1
タブレット 150
ステレオ仕様のタブレット 160
取付部 335-1
取付部 335-2
一体型取付口 335
携帯電子機器用拡声機 250
携帯電子機器用拡声機 255
取付口 327
容器 600
拡声部付き主共鳴管 305(主共鳴管305)

Claims (5)

  1. 主共鳴管と、その主共鳴管の一端に設けられた取付口と、他端に設けられた拡声部と、組みして成り、前記取付口に音声を発する携帯電子機器を取り付け、その音声を前記拡声部の開口部から外部に拡声させるための携帯電子機器用拡声機であって、前記取付口は、柔軟性のある素材で成され、携帯電子機器を少なくとも画面のある表面と、その対面する裏面の2箇所以上を保持固定する事で、厚みの異なる多種類の前記携帯電子機器が装着できるように成された携帯電子機器用拡声機。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器用拡声機において、前記取付口が携帯電子機器の音声を導入でき、その音を導いていく管を挿入できる穴が空いていて、その挿入された管が自由に回動でき、前記拡声部の開口部の向きを変えられるように成された携帯電子機器用拡声機。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯電子機器用拡声機において、さらに、前記取付口に装着された前記携帯電子機器及び挿入された管の角度を保持するための支持部材を有し、その支持部材は、前記取付口と挿入された管又は、そのいずれかに取り付けて、自由に回動する機能を設ける事で、人の視線に対する前期携帯電子機器の画面の角度を調整できる機能を有する事を特徴とする携帯電子機器用拡声機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電子機器用拡声機において、その携帯電子機器用拡声機を前記携帯電子機器の内臓されたステレオスピーカーの両方に一個ずつ取り付けることで、前記携帯電子機器のステレオ音声に対応できるように成された事を特徴とする、携帯電子機器用拡声機。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電子機器用拡声機において、前記取付口を左右に設けて一体とした携帯電子機器用拡声機とする事で、前記携帯電子機器のステレオに対応できるように成された事を特徴とする携帯電子機器用拡声機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6976472B1 (ja) * 2021-06-11 2021-12-08 功憲 末次 音声増大装置、パーテーション、マスク、マウスシールドおよびフェイスシールド

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