JP2019009401A - 太陽電池電極 - Google Patents
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Abstract
Description
項1.シリコン基板の少なくとも一方の面に、1以上の孔を有するパッシベーション膜と、アルミニウムを含む導電体とがこの順に積層された構造を有する太陽電池電極において、
前記孔の内部には前記導電体が充填されており、
前記パッシベーション膜の前記シリコン基板とは逆側の面には、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域が設けられ、
前記第1の領域は、前記孔の開口面と、該開口面の周端から少なくともRμm以内である範囲とが前記導電体で覆われて形成された領域であり、前記Rは1≦R≦400であり、
前記第2の領域は、前記第1の領域の外周の一部を取り囲む領域であって、前記導電体で覆われずに前記パッシベーション膜が露出した領域であり、
前記第3の領域は、前記第2の領域の外周よりも外側の範囲が前記導電体で覆われて形成された領域であり、
前記第4の領域は、前記導電体で形成され、前記第2の領域によって離間された前記第1の領域と前記第3の領域とを部分的かつ電気的に繋ぐ領域であり、
すべての前記開口面の面積の合計をSp、すべての前記第1の領域の面積の合計をS1、すべての前記第3の領域の面積の合計をS3としたときに下記(1)式
S1>Sp かつ S3>S1 (1)
を満たす、太陽電池電極。
項2.すべての前記第2の領域の面積の合計をS2及びすべての前記第4の領域の面積の合計をS4としたときに下記(2)式
S4<0.7×S2 (2)
を満たす、項1に記載の太陽電池電極。
項3.前記導電体は、該導電体中のアルミニウム100質量部あたり、ガラス成分を0.1〜15質量部含む、項1又は2に記載の太陽電池電極。
項4.前記開口面の平均直径が20〜100μmである、項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池電極。
図1は、本発明の太陽電池電極Aの実施形態の一例であり、太陽電池電極10の平面図を示している。図1は、太陽電池電極Aにおいて、後記する電極パターン30側からの平面視した図である。
S1>Sp かつ S3>S1 (1)
を満たす。
S4<0.7×S2 (2)
を満たすことも好ましい。この場合、本実施形態の太陽電池電極Aは、より優れた変換効率Effを有することができる。特に、本実施形態の太陽電池電極Aが(2)式を満たす場合、シリコン基板10から導電体40へのシリコンの流出が起こりにくく(シリコンが導電体40全体に拡がりにくく)、シリコン基板及び導電体40(アルミニウム電極)間の空洞が形成されにくくなる。
S4<0.3×S2 (2)
を満たすことがさらに好ましい。この場合、本実施形態の太陽電池電極Aは、特に優れた変換効率Effを有することができる。S4の上限は、本発明の効果が阻害されない程度である限りは特に限定されず、例えば、0.1×S2とすることができ、また、下限は、0.01×S2とすることができる。
本発明の太陽電池電極の製造方法は特に限定されず、公知の太陽電池電極の製造方法を広く採用することができる。例として、図1〜3の実施形態に係る太陽電池電極Aの製造方法について説明する。
少なくとも一方の面(裏面)にパッシベーション膜が形成されたPERC型太陽電池用シリコン基板(ウェハ状の156mm角)を準備した。このシリコン基板は、パッシベーション膜に複数の孔が形成されており、孔の開口面の全面積はパッシベーション膜の全面積に対して1.5%であった。
第一のパターンマスクの形状を変更したこと以外は実施例1と同様の方法で太陽電池サンプルを得た。パッシベーション膜上には、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域が形成されており、S1>SpかつS3>S1を満たし、また、0.3×S2<S4<0.7×S2を満たすものであった。また、Spが1.5、S1が7.1、S3が76.2、S2が16.7、S4が10.9であった。
第一のパターンマスクの形状を変更したこと以外は実施例1と同様の方法で太陽電池サンプルを得た。パッシベーション膜上には、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域が形成されており、S1>SpかつS3>S1を満たし、また、0.7×S2<S4<0.9×S2を満たすものであった。また、Spが1.5、S1が7.1、S3が76.2、S2が16.7、S4が14であった。
第一のパターンマスクの形状を変更したこと以外は実施例1と同様の方法で太陽電池サンプルを得た。パッシベーション膜上には、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域が形成されており、S1>Spは満たすものの、S3>S1を満たさずにS1>S3であった。また、S4<0.3×S2であった。さらに、Spが1.5、S1が38.5、S3が29.2、S2が32.4、S4が9.4であった。
シリコンを含まないアルミニウムペーストを、公知のようにパッシベーション膜全面にスクリーン印刷により塗布した以外は、実施例1と同様にして太陽電池サンプルを得た。
太陽電池サンプルをソーラーシミュレータWXS−156S−10、I−V測定装置IV15040−10(株式会社ワコム電創社製)を用いて、I−V測定を行った。これにより、短絡電流(ISC)及び開放端電圧(VOC)を測定し、また、曲線因子(FF)及び変換効率Effを算出した。曲線因子(FF)は、市販のソーラーシミュレータを用いて行った。
4端針法による抵抗測定器により、太陽電池サンプルの表面抵抗測定を実施した。表面抵抗は低いほど電気を通しやすくなり、電極としての性能が良いと判定した。
太陽電池サンプルにおいて、シリコン基板と導電体(アルミニウム電極層)との界面に空洞が形成されているかどうかを、超音波探傷装置(株式会社日立パワーソリューション製、FS100)により確認し、下記基準で判定した。
◎:空洞の発生率が30%未満であった。
○:空洞の発生率が30%以上〜70%未満であった。
×:空洞の発生率が70%以上であった。
参考例1で得られた太陽電池サンプルのEffを基準として、実施例及び比較例で得られた太陽電池サンプルのEff向上率を算出した。
10:シリコン基板
20:パッシベーション膜
40:導電体
24:孔
25:開口面
30:電極パターン
25:開口面
31:第1の領域
32:第2の領域
33:第3の領域
34:第4の領域
Claims (4)
- シリコン基板の少なくとも一方の面に、1以上の孔を有するパッシベーション膜と、アルミニウムを含む導電体とがこの順に積層された構造を有する太陽電池電極において、
前記孔の内部には前記導電体が充填されており、
前記パッシベーション膜の前記シリコン基板とは逆側の面には、第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域が設けられ、
前記第1の領域は、前記孔の開口面と、該開口面の周端から少なくともRμm以内である範囲とが前記導電体で覆われて形成された領域であり、前記Rは1≦R≦400であり、
前記第2の領域は、前記第1の領域の外周の一部を取り囲む領域であって、前記導電体で覆われずに前記パッシベーション膜が露出した領域であり、
前記第3の領域は、前記第2の領域の外周よりも外側の範囲が前記導電体で覆われて形成された領域であり、
前記第4の領域は、前記導電体で形成され、前記第2の領域によって離間された前記第1の領域と前記第3の領域とを部分的かつ電気的に繋ぐ領域であり、
すべての前記開口面の面積の合計をSp、すべての前記第1の領域の面積の合計をS1、すべての前記第3の領域の面積の合計をS3としたときに下記(1)式
S1>Sp かつ S3>S1 (1)
を満たす、太陽電池電極。 - すべての前記第2の領域の面積の合計をS2及びすべての前記第4の領域の面積の合計をS4としたときに下記(2)式
S4<0.7×S2 (2)
を満たす、請求項1に記載の太陽電池電極。 - 前記導電体は、該導電体中のアルミニウム100質量部あたり、ガラス成分を0.1〜15質量部含む、請求項1又は2に記載の太陽電池電極。
- 前記開口面の平均直径が20〜100μmである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池電極。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013143499A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Toyo Aluminium Kk | ペースト組成物 |
CN103296099A (zh) * | 2013-06-17 | 2013-09-11 | 奥特斯维能源(太仓)有限公司 | 一种背钝化点接触光伏电池及其制备方法 |
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2017
- 2017-06-28 JP JP2017126756A patent/JP2019009401A/ja active Pending
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