JP2019007304A - 送信機及び送信機セット並びにシャッター装置制御システム - Google Patents

送信機及び送信機セット並びにシャッター装置制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】USBメス端子にコンパクトに装着する。【解決手段】本体ケース41と、本体ケース41から前方へ突出するUSBオス端子42と、本体ケース41内に設けられUSBオス端子42からの電源供給によりシャッター装置を自動的に動作させるための自動送信信号を発信する送信制御部43と、USBオス端子42から送信制御部43への電源供給をオンオフする電源スイッチ44と、シャッター装置を手動操作するための手動操作スイッチ45とを具備した。【選択図】図2

Description

本発明は、シャッター装置を制御するのに用いられる送信機、及びこの送信機を用いた送信機セット並びにシャッター装置制御システムに関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、車両のシガーライターソケットに着脱可能なケース内に、特定省電力無線方式を利用した無線送信回路を具備し、イグニッションキーの操作により前記シガーライターソケットからの電源供給を受けると、所定のフォーマットの制御信号を含む自動送信信号を発信し続けるようにした送信機がある。
この送信機によれば、前記自動送信信号が車庫用シャッター装置に受信されるか否か等の条件により、車庫用シャッター装置を適宜に開放動作及び閉鎖動作させることができる。
また、車庫用シャッター装置を手動で強制的に操作したい場合には、前記送信機のケースから露出する複数の手動操作スイッチ(停止スイッチ、開放スイッチ、閉鎖スイッチ等)の操作によって、手動で車庫用シャッター装置を操作することができる。
特開2017−82523号公報
ところで、近年の車には、スマートフォンやパソコン等の電源を容易に得られるようにダッシュボード等にUSB端子が標準装備されている場合があり、このUSB端子を送信機電源として利用することが求められている。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
本体ケースと、該本体ケースから前方へ突出するUSBオス端子と、前記本体ケース内にて前記USBオス端子からの電源供給によりシャッター装置を自動的に動作させるための自動送信信号を発信する送信制御部と、前記USBオス端子から前記送信制御部への電源供給をオンオフする電源スイッチと、シャッター装置を手動操作するための手動操作スイッチとを具備したことを特徴とするシャッター装置の送信機。
本発明は、以上説明したように構成されているので、コンパクトな構造でもってUSB接続が可能になる。
本発明に係るシャッター制御システムの一例を側面視した模式図である。 本発明に係る送信機の一例を示す斜視図である。 同送信機の側面図である。 同送信機の平面図であり、(a)はオフ状態、(b)はオン状態を示す。 (a)は送信機をUSBメス端子に直接接続する態様を示し、(b)は送信機を変換アダプタを介してシガーライターソケットに接続する態様を示している。 送信機をUSB延長ケーブルを介してUSBメス端子に接続する態様を示す。 同送信機の制御の一例を示すフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、シャッター装置の送信機であって、本体ケースと、該本体ケースから前方へ突出するUSBオス端子と、前記本体ケース内にて前記USBオス端子からの電源供給によりシャッター装置を自動的に動作させるための自動送信信号を発信する送信制御部と、前記USBオス端子から前記送信制御部への電源供給をオンオフする電源スイッチと、シャッター装置を手動操作するための手動操作スイッチとを具備した(図1参照)。
第2の特徴として、前記電源スイッチは、前記USBオス端子の挿込み方向へのスライド操作によりオンになり、逆方向のスライド操作によりオフになるスライドスイッチである(図4参照)。
第3の特徴として、前記本体ケースは、前記USBオス端子の幅広面と略平行な上下面を有する平板状に形成され、前記電源スイッチは、前記本体ケース上面の後半部側を、該後半部側と略同幅で覆う平板状に設けられている(図4参照)。
第4の特徴として、前記本体ケースの後半部側が平面視半円状に形成され、前記電源スイッチ及び/又は前記手動操作スイッチの操作に応じて報知出力をする報知部が設けられ、この報知部は、前記本体ケースの半円状の後側面に沿って設けられた発光装置である。
第5の特徴として、前記手動操作スイッチは、前記本体ケースの側面に設けられた一点式の押釦スイッチであり、前記送信制御部は、前記押釦スイッチに対する手動操作パターンに応じて、シャッター装置の動作を制御する手動制御信号を発信する(図8参照)。
第6の特徴として、前記電源スイッチに着脱可能な複数種類の装飾体を具備した(図2参照)。
第7の特徴は、前記送信機と、車のシガーソケットをUSBメス端子に変換する変換アダプタと、ケーブルの一端側にUSBメス端子を有するとともに同ケーブルの他端側にL字型のUSBオス端子を有するUSB延長ケーブルとを具備して、シャッター装置の送信機セットを構成した(図5及び図6参照)。
第8の特徴は、前記送信機を具備して、シャッター装置制御システムを構成した(図1参照)。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る送信機を具備した車庫用のシャッター装置制御システムAを示す。
このシャッター装置制御システムAは、車庫10の開口部11をシャッターカーテン21によって開閉するシャッター装置20と、無線信号を発信してシャッター装置20を制御する送信機40とを備える。
車庫10は、屋外側の面を開口部11とした直方体状の空間を有し、例えば建物等の一階部分に形成される。開口部11の上方側にはシャッター装置20の収納部22が設置される。
シャッター装置20は、空間を仕切ったり開放したりするように上下方向へ開閉動作するシャッターカーテン21と、シャッターカーテン21をその開放方向側で収納したり繰り出したりする収納部22と、シャッターカーテン21の横幅方向の端部を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール(図示せず)と、シャッターカーテン21を収納部22内で巻き取ったり繰り出したりする巻取軸23と、該巻取軸23を駆動回転する開閉機24(例えばモータ等)と、送信機40から発せられる無線制御信号を受信する受信部25と、前記無線制御信号に応じて開閉機24を制御する制御部26と具備している。
シャッターカーテン21は、例えば金属製スラット等から平面視略矩形状に形成され、収納部22内の巻取軸23によって巻き取られたり繰り出されたりすることで、上下方向へスライドして、開口部11を開閉する。
受信部25は、送信機40から発信される送信信号を受信し、該送信信号に含まれる制御指令を制御部26へ転送する電気回路であり、例えば、特定小電力無線モジュール等により構成される。
制御部26は、例えば、マイコンや記憶装置、リレー回路等からなる電気回路であり、予め記憶したプログラムにより動作する。この制御部26には、受信部25や、図示しない障害物感知センサ、その他のセンサ等が電気的に接続され、受信部25や前記センサ等からの信号に応じて、開閉機24を適宜に制御する。
車両30は、図示例によれば、一般的な乗用車であり、ダッシュボードに単数もしくは複数のUSBメス端子31を備え、そのUSBメス端子31の一つに送信機40を挿着している。
送信機40は、図2に示すように、本体ケース41と、該本体ケース41から前方へ突出するUSBオス端子42と、本体ケース41内にてUSBオス端子42からの電源供給によりシャッター装置20を自動的に動作させるための自動送信信号を発信する送信制御部43と、USBオス端子42から送信制御部43への電源供給をオンオフする電源スイッチ44と、シャッター装置20を手動操作するために本体ケース41から外部に露出した単数の手動操作スイッチ45と、電源スイッチ44及び/又は手動操作スイッチ45の操作等に応じて報知出力をする報知部46と、電源スイッチ44に着脱可能な複数種類の装飾体47とを具備している。
本体ケース41は、USBオス端子42の幅広面42a(図示の上面又は下面)と略平行な上下面を有する略平板状に形成される。
特に図示例の本体ケース41は、平面視矩形平板状の前半部41aと、この前半部41aの後ろ側に連続する平面視半円板状の後半部41bとを有し、これら前半部41a及び後半部41b内は中空状に形成され、後述する送信制御部43等を内蔵している。
この本体ケース41の厚みT、前後の長さL、幅寸法Wは、USBオス端子42の厚みt、突出部分の長さl、幅寸法wに対し、それぞれ、2〜3倍の範囲内に設定される(図3〜4参照)。
なお、前記寸法範囲は特に好ましい範囲を示すが、前記以外の他の寸法を適用可能であることは勿論である。
なお、図示例の本体ケース41は、厚み方向に分離可能な2部材から一体中空状に構成されるが、他例として、前後方向や幅方向に分離可能な2部材や、3以上の部材から構成してもよい。
USBオス端子42は、標準的なタイプAのUSB端子であり、例えば、USB2.0、USB3.0、又はUSB3.1等の規格を満足するものが用い等られる。
このUSBオス端子42は、後述する送信制御部43を構成する電子回路基板に装着されている。
送信制御部43は、略矩形板状の電子回路基板により構成され、特定省電力無線方式を利用した無線送信回路や、この無線送信回路を電源入力や手動操作スイッチ45の信号に応じて動作させる制御回路、この制御回路を動作させるためのプログラム及び固有のコードを記憶した記憶装置等を具備している。
この送信制御部43は、一点式の手動操作スイッチ45に対する手動操作パターン(具体的には押し操作回数)に応じて、シャッター装置20の動作を制御する手動制御信号(停止信号、開放信号、閉鎖信号等)を発信する。
この送信制御部43は、勿論、USBオス端子42との干渉を避けた位置に設けられる。そして、この送信制御部43の送信部(アンテナ等)は、発信する電波に悪影響を及ぼさないように、USBオス端子42からなるべく離れた位置に設けるのが好ましく、より好ましくは、本体ケース41裏側よりも表側(上面側)近くに配置される。
また、電源スイッチ44は、USBオス端子42の挿込み方向へのスライド操作によりオンになり、逆方向へのスライド操作によりオフになるスライドスイッチであり本体ケース41に対しスライド可能に装着されるとともに、送信制御部43の制御回路に電気的に接続されている。
この電源スイッチ44は、図4に示すように、本体ケース41と略同幅の直径を有する平面視円板状に形成され、本体ケース41上面の後半部側を、該後半部側と同幅で覆っている。すなわち、この電源スイッチ44の後半部側の平面視形状は、図4(a)に示すように、本体ケース41の後半部側の平面視形状と同じ平面視半円状に形成される。
そして、電源スイッチ44の後端部は、図3に示すように、オフ状態にて本体ケース41の後端面と略面一又は、本体ケース41の後端面よりも若干前側に位置する。
よって、これらの構成によれば、電源スイッチ44の後端部に、車内の小物等が接触して、意図せずに電源スイッチ44がオンに操作されてしまうようなことを防ぐことができる。
本体ケース41には、電源スイッチ44が後端側のオフ位置にある際に視認されるオフ表示部41cと、電源スイッチ44が前端側のオン位置にある際に視認されるオン表示部41dとが設けられる。
図4(a)に示すように、電源スイッチ44を後退させたオフ位置では、オン表示部41dが電源スイッチ44によって隠されオフ表示部41cのみが表示される。また、図4(b)に示すように、電源スイッチ44を前進させたオン位置では、オフ表示部41cが電源スイッチ44によって隠されオン表示部41dのみが表示される。
これらオフ表示部41c及びオン表示部41dは、図示例によれば、「ON」「OFF」の文字表示であるが、他のマークや図柄等であってもよく、また省くことも可能である。
また、電源スイッチ44の表面には、縁部分44bによって囲まれた凹部44aが設けられ、この凹部44aには装飾体47が着脱可能に嵌め合わせられている。
凹部44aは、電源スイッチ44全体よりも若干小さい平面視円形状の凹部である。この凹部44a周囲の縁部分44bは、凹部44a底面に対し全周にわたって上方へ突出しており、電源スイッチ44をスライド操作する際の滑り止めとして機能する。
手動操作スイッチ45は、小型の一点式の自動復帰型押釦スイッチであり、本体ケース41側面の前寄りに配置され、該側面から突出している。
この手動操作スイッチ45は、送信制御部43の制御回路に電気的に接続されている。
報知部46は、本体ケース41の半円状の後側面に沿って嵌め合わせられた発光装置であり、例えばLEDが用いられる。この報知部46は、送信制御部43の基盤に電気的に接続されている。
この報知部46によれば、図4に示すように、送信機40の後方及び両側方の角度180度の範囲に光を発することができ、視認性が良好である。
なお、電源スイッチ44や手動操作スイッチ45等の各スイッチは、USBオス端子42の装着時に邪魔にならないように、本体ケース41におけるUSBオス端子42と同じ側面位置やUSBオス端子42近傍を避けた位置に設けるられる。
また、報知部46も、USBオス端子42の装着により目視できなくなるのを避けるために、本体ケース41におけるUSBオス端子42と同じ側面位置やUSBオス端子42近傍(言い換えれば、USBオス端子42の装着によって隠れる位置)を避けた位置に配置される。
装飾体47は、裏面に粘着剤を有する円形状のシートであり、凹部44a底面に貼着されている。この装飾体47は、多種類の色やデザインのものが用意されており、使用者の好みに応じて、張り替えられる。
上記構成の送信機40は、車のシガーソケットをUSBメス端子に変換する変換アダプタ51(図5参照)や、ケーブルの一端側にUSBメス端子を有するとともに同ケーブルの他端側にL字型のUSBオス端子を有するUSB延長ケーブル52(図6参照)、上述した複数種類の装飾体47等と共に、図示しない箱に収められて送信機セットを構成する。
次に、送信機40の動作について詳細に説明する。
図7及び図8のフローチャートは、送信制御部43による動作を示している。
先ず、送信制御部43は、電源が供給されるのを待ち(ステップS1)、電源供給があれば次のステップS2へ処理を進める。
すなわち、送信機40が車両30のUSBメス端子31に差し込まれた状態で、イグニッションキーの操作等の操作により車両30のエンジンがかかると、USBメス端子31から送信機40に電力が供給される。そして、送信機40の電源スイッチ44がオン位置であれば、前記電力が送信制御部43に通電され、送信制御部43が動作する。
次のステップS2では、報知部46が点灯して、送信機40の動作が開始したことを使用者等に報せる。
そして、ステップS3では、送信制御部43が、自動モードとなり、自動送信信号の発信を開始する。
ここで、自動送信信号とは、送信機40固有のコード等を含み所定のフォーマットからなる信号である。シャッター装置20は、前記自動送信信号を受信し、前記コードが一致した場合、閉鎖状態のシャッターカーテン21を開放動作し、自動送信信号を受信しなくなった場合には、シャッターカーテン21を閉鎖動作する。
したがって、電源スイッチ44がオン位置にある場合、例えば、図1に示すように、車庫10内の車両30がエンジンをかけると、閉鎖状態にあったシャッターカーテン21が自動的に開放動作することになる。そして、出庫した車両30がシャッター装置20から離れると、自動送信信号(電波)が受信部25に届かなくなり、シャッターカーテン21が自動的に閉鎖動作する。
また、入庫のために車両30が外部からシャッター装置20に近づくと、シャッター装置20が自動送信信号を受信するので、シャッターカーテン21が開放動作し、車両30内でエンジンが切られると、シャッター装置20が自動送信信号を受信しなくなるので、シャッターカーテン21が閉鎖動作する。
次のステップS4では、送信制御部43は、前記自動モード中に、単数の手動操作スイッチ45が押し操作されるのを待ち、押し操作があると次のステップS5へ処理を進める。
ステップS5では、送信制御部43が、自動送信信号の発信を停止して、自動モードからスイッチ操作モードに切り替わり、次のステップS6へ処理を進める。
ステップS6では、図8に示すように、送信制御部43が、シャッター装置20の動作を停止するための停止信号を送信する。
シャッター装置20は、例えば、開放動作中に前記停止信号を受ければその開放動作を停止し、閉鎖動作中に前記停止信号を受ければその閉鎖動作を停止し、停止中に前記停止信号を受ければその停止状態を維持する。
次のステップS7では、前記停止信号に応じた第1の報知出力として、報知部46(LED)をゆっくり点滅するとともに、第1のタイマーT1をスタートする。
ここで、第1のタイマーT1は、予め設定された時間(図示例によれば20秒間)をカウントするタイマーであり、送信制御部43を構成する制御回路に組み込まれている。
次のステップS8では、第1のタイマーT1によるカウントが、設定時間(図示例によれば20秒)を超えたか否かを判断し、超えた場合には処理をステップS19へジャンプし、そうでなければ次のステップS9へ処理を進める。
ステップS9では、一点式の手動操作スイッチ45が所定時間(図示例によれば1秒間)に複数回(図示例によれば2回)オンにされたか否かが判断され、前記複数回オンにされていれば次のステップS10へ処理を進め、そうでなければステップS14へ処理をジャンプする。
ステップS10では、シャッター装置20を一方へ動作(図示例によれば閉鎖動作)するための信号を発信する。この信号を受信したシャッター装置20は、開閉機24を駆動させてシャッターカーテン21を前記一方(閉鎖方向)へ動作させる。
次のステップS11では、前記閉鎖信号に応じた第2の報知出力として、報知部46(LED)を、上記ステップS7の点滅よりも速く点滅するとともに、第2のタイマーT2をスタートする。
ここで、第2のタイマーT2は、予め設定された時間(図示例によれば20秒間)をカウントするタイマーであり、送信制御部43を構成する制御回路に組み込まれている。
次のステップS12では、第2のタイマーT2によるカウントが、設定時間(図示例によれば20秒)を超えたか否かを判断し、超えた場合には処理をステップS19へジャンプし、そうでなければ次のステップS13へ処理を進める。
ステップS13では、手動操作スイッチ45が押し操作されたか否かを判断し、押し操作されたのであればステップS6へ処理を戻し、そうでなければステップS12へ処理を戻す。
また、ステップS19では、第1の報知出力、第2の報知出力、又は第3の報知出力を停止(具体的にはLEDを消灯)し、処理を上記ステップS4へ戻す。すなわち、スイッチ操作モードが維持されたままで、手動操作スイッチ45の入力待ち状態になる。
すなわち、上記ステップS7〜S13,S19等によれば、LEDのゆっくりした点滅中(20秒以下)に、手動操作スイッチ45を素早く2回押せば、シャッター装置20を閉鎖動作させて、LEDの出力を速い点滅に切り替えることができ、このLEDの速い点滅中(20秒以下)に、手動操作スイッチ45を1回押せば、停止信号を出力して、LEDの出力をゆっくりした点滅(ステップS7)に戻すことができる。
また、LED出力のゆっくりした点滅、または速い点滅が、20秒を超えた場合には、LEDを消灯して、手動操作スイッチ45の押し操作待ち状態(ステップS4)に戻すことができる。
一方、ステップS14では、単数の手動操作スイッチ45が所定時間(図示例によれば1秒間)に1回オンにされたか否かが判断され、1回オンにされていれば次のステップS15へ処理を進め、そうでなければステップS8へ処理を戻す。
ステップS15では、シャッター装置20を他方へ動作(図示例によれば開放動作)するための信号を発信する。この信号を受信したシャッター装置20は、開閉機24を駆動させてシャッターカーテン21を前記他方(開放方向)へ動作させる。
次のステップS16では、前記開放信号に応じた第3の報知出力として、報知部46(LED)を連続的に点灯するとともに、第3のタイマーT3をスタートする。
ここで、第3のタイマーT3は、予め設定された時間(図示例によれば20秒間)をカウントするタイマーであり、送信制御部43を構成する制御回路に組み込まれている。
次に、ステップS17では、第3のタイマーT3によるカウントが、設定時間(図示例によれば20秒)を超えたか否かを判断し、超えた場合には処理をステップS19へジャンプし、そうでなければ次のステップS18へ処理を進める。
ステップS18では、手動操作スイッチ45が押し操作されたか否かを判断し、押し操作されたのであればステップS6へ処理を戻し、そうでなければステップS17へ処理を戻す。
すなわち、上記ステップS7〜S9,S14〜S19等によれば、LEDのゆっくりした点滅中(20秒以下)に、手動操作スイッチ45を1回だけ押せば、シャッター装置20を開放動作させて、LEDの出力を連続的な点灯に切り替えることができ、このLEDの点灯中(20秒以下)に、手動操作スイッチ45を1回押せば、停止信号を出力して、LEDの出力をゆっくりした点滅(ステップS7)に戻すことができる。
また、LED出力のゆっくりした点滅、または点灯が、20秒を超えた場合には、LEDを消灯して、手動操作スイッチ45の押し操作待ち状態(ステップS4)に戻すことができる。
なお、上記フローチャートの途中で、処理を初期状態(ステップS1)に戻すには、電源スイッチ44をオフ位置にするか、車両30のイグニッションキーをオフにする等して、送信制御部43への電源の供給を一端遮断した後に、再接続するリセット操作を行えばよい。
よって、上記構成の送信機40は、車両30のUSBメス端子31にコンパクトに装着することができ(図5(a)参照)、USBメス端子31から突出する部分に物が接触するようなことを防ぐことができる。
しかも、送信機40全体が平板状であり、本体ケース41に対し電源スイッチ44が比較的大きいため、操作性が良好である。
その上、電源スイッチ44がUSB挿込み方向のスライドでオンになり、USB引き抜き方向のスライドでオフになるため、送信機40をUSBメス端子31に挿着するのと略同時に電源スイッチ44をオン操作し、送信機40をUSBメス端子31から外すのと略同時に電源スイッチ44をオフ操作することができ、その操作性が良好な上、電源消し忘れにより、車両30のバッテリーを消耗するようなことも防ぐことができる。
特に、電源スイッチ44が、本体ケース41上面の後半部側を略同幅で覆う平板状に形成されているため、送信機40の後半部側を二本の指でつまんだ際に、一方の指(親指)が自然に電源スイッチ44の縁部分44bに掛かり操作性が良好である。
また、使用者の好みにより装飾体47を容易に交換することができる。
また、車両30がUSBメス端子31を具備しない場合には、変換アダプタ51を用いて送信機40をシガーライターソケット51aに装着することができる(図5(b)参照)。
また、送信機40を、USB延長ケーブル52を介して車両30のUSBメス端子31に接続することも可能であり、このようにした場合には、例えば、送信機40を延長してダッシュボードの上側へ配置することが可能になり、より電波の発信環境を向上することができる。
また、通常時は電源スイッチ44をオンにするだけの簡単な操作により自動モードにでき、スイッチ操作モードにした場合も、一点式の手動操作スイッチ45による操作性が良好である。
特に、一点式の手動操作スイッチ45の複数回の押し操作により閉鎖信号を発信するようにしているため、閉鎖スイッチを独立して備える従来技術のように該閉鎖スイッチが物等に干渉して操作されシャッター装置が意図せずに閉鎖動作してしまうようなことを防ぐことができる。
しかも、報知部46が後方へ半円状に露出しているため視認性に優れており、この報知部46により、シャッター装置20の動作状態を容易に把握することができる。
なお、上記実施態様によれば、報知部46を発光装置としたが、この報知部46他例としては、音を発生する装置(スピーカ等)や、音及び光を発生する装置等とすることも可能である。
また、上記実施態様によれば、装飾体47を装飾シートとしたが、この装飾体47の他例としては、表面に凹凸のデザインを有するものや、マスコットやキャラクター等を模った立体状のもの等とすることも可能である。
また、上記実施態様によれば、USBオス端子42をタイプAのUSB端子としたが、USBオス端子42の他例としては、車両30側のUSBメス端子31に応じて、例えば、USBミニ端子や、その他のタイプのUSB端子とすることが可能である。
また、上記実施態様では、特に好ましい一例として本体ケース41及び電源スイッチ44の後半部側を同形状の平面視半円状に形成したが、他例としては、これら本体ケース41及び電源スイッチ44を、同形状の平面視矩形状や、同形状の平面視多角形状、同形状の平面視凸曲面状等とすることも可能である。
また、上記実施態様では、車両30として一般的な乗用車を想定したが、車両30として、トラックや特殊車両等を想定することが可能なのは勿論である。
さらに、送信機40は、車両30に装着せずに、パソコンのUSBメス端子に装着して用いたり、建築物等に設けられたUSBメス端子に装着して用いることも可能である。
また、上記実施態様では、車庫用のシャッター装置制御システムAを構成したが、他例としては、車庫用以外のシャッター装置を制御するために送信機40を用いることも可能である。
また、上記実施態様では、送信機40に電源スイッチ44を具備したが、他の発明としては、送信機40から電源スイッチ44を省いて、USBオス端子42をUSBメス端子31に装着することにより自動的に電源供給が行われ、USBオス端子42をUSBメス端子31から外すことで自動的に電源供給が遮断される構成とすることも可能である。
また、上記実施態様では、送信機40に一点式の手動操作スイッチ45を設けたが、他の発明としては、本体ケース41の大きさやスイッチの大きさ等が使用上許容されれば、三点式(開閉停)スイッチやその他のスイッチを設けることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
10:車庫
20:シャッター装置
31:USBメス端子
40:送信機
41:本体ケース
42:USBオス端子
43:送信制御部
44:電源スイッチ
45:手動操作スイッチ
46:報知部
47:装飾体
51:変換アダプタ
51a:シガーライターソケット
52:USB延長ケーブル
A:シャッター装置制御システム

Claims (8)

  1. 本体ケースと、該本体ケースから前方へ突出するUSBオス端子と、前記本体ケース内にて前記USBオス端子からの電源供給によりシャッター装置を自動的に動作させるための自動送信信号を発信する送信制御部と、前記USBオス端子から前記送信制御部への電源供給をオンオフする電源スイッチと、シャッター装置を手動操作するための手動操作スイッチとを具備したことを特徴とするシャッター装置の送信機。
  2. 前記電源スイッチは、前記USBオス端子の挿込み方向へのスライド操作によりオンになり、逆方向のスライド操作によりオフになるスライドスイッチであることを特徴とする請求項1記載のシャッター装置の送信機。
  3. 前記本体ケースは、前記USBオス端子の幅広面と略平行な上下面を有する平板状に形成され、
    前記電源スイッチは、前記本体ケース上面の後半部側を、該後半部側と略同幅で覆う平板状に設けられていることを特徴とする請求項2記載のシャッター装置の送信機。
  4. 前記本体ケースの後半部側が平面視半円状に形成され、
    前記電源スイッチ及び/又は前記手動操作スイッチの操作に応じて報知出力をする報知部が設けられ、この報知部は、前記本体ケースの半円状の後側面に沿って設けられた発光装置であることを特徴とする請求項2又は3記載のシャッター装置の送信機。
  5. 前記手動操作スイッチは、前記本体ケースの側面に設けられた一点式の押釦スイッチであり、前記送信制御部は、前記押釦スイッチに対する手動操作パターンに応じて、シャッター装置の動作を制御する手動制御信号を発信することを特徴とする請求項2乃至4何れか1項記載の送信機。
  6. 前記電源スイッチに着脱可能な複数種類の装飾体を具備したことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の送信機。
  7. 請求項1乃至6何れか1項記載の送信機と、車のシガーソケットをUSBメス端子に変換する変換アダプタと、ケーブルの一端側にUSBメス端子を有するとともに同ケーブルの他端側にL字型のUSBオス端子を有するUSB延長ケーブルとを具備したことを特徴とするシャッター装置の送信機セット。
  8. 請求項1乃至6何れか1項記載の送信機を具備したことを特徴とするシャッター装置制御システム。
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