JP2019006450A - ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム - Google Patents

ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム Download PDF

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幸彦 若尾
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Abstract

【課題】 本発明は、ICタグリーダーを用いてICタグの情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグの情報の読み取り誤動作が起き難いハンドルの提供を目的とする。
【解決手段】ハンドルは、液体を収容する容器に取り付けられる又は取り付けられているハンドル本体と、前記ハンドル本体に固定されているICタグと、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システムに関する。
特許文献1には、ICタグを飲料水ボトルに付設し、ホストコンピュータに入力された情報により、飲料水ボトルを、ボトル毎あるいはロット毎に管理し、検査項目を削減させ、また飲料水ボトルの回転数を決定させる、飲料水ボトルのリターナブルの仕組みが開示されている。そして、ICタグは、その図2等に示されるように、飲料水ボトルの外壁面に接触した状態で固定されている。
特開2011−258145号公報
特許文献1に開示されているICタグは、飲料水ボトル(容器)の壁面に固定されている。そのため、ICタグリーダーによるICタグの情報の読み取り時に、容器内に収容されている液体の電気的な影響でICタグの情報の読み取り誤動作が起こる虞がある。
本発明は、ICタグリーダーを用いてICタグの情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグの情報の読み取り誤動作が起き難いハンドルの提供を目的とする。
本発明の第1のハンドルは、液体を収容する容器に取り付けられる又は取り付けられているハンドル本体と、前記ハンドル本体に固定されているICタグと、を備えている。
本発明の第2のハンドルは、さらに、前記ハンドル本体は、前記容器に対向して配置され、前記ICタグは、前記ハンドル本体における前記容器に対向している対向部分に固定されている。
本発明の第3のハンドルは、さらに、前記ハンドル本体には凹みが形成されており、
前記ICタグは、前記凹み内に配置されている。
本発明の第4のハンドルは、さらに、前記ICタグは、前記対向部分における前記容器に向く側と反対側の部分に固定されている。
本発明の第5のハンドルは、さらに、前記ハンドル本体は、前記容器に着脱可能に取り付けられる。
本発明のハンドル付き容器は、前記ハンドルと、前記ハンドル本体が取り付けられている容器と、を備えている。
本発明の容器管理システムは、前記ハンドル付き容器と、前記ICタグの情報を読み取るICタグリーダーと、を備えている。
本発明の第1及び第2のハンドルによれば、ICタグリーダーを用いてICタグの情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグの情報の読み取り誤動作が起き難い。
本発明の第3のハンドルによれば、凹みがないハンドル本体にICタグが固定されている場合に比べて、ICタグへの接触に起因する受信不良又は送信不良の発生が抑制される。
本発明の第4のハンドルによれば、ICタグリーダーを用いてICタグの情報を読み取る場合、ICタグがハンドル本体における容器に向く側と反対側の部分以外の部分に固定されている形態に比べて、ICタグリーダーによるICタグの情報の読み取り誤動作が起き難い。
本発明の第5のハンドルによれば、ICタグを別の容器に用いる場合、ICタグをハンドル本体から剥がして別のハンドル本体に付け替える必要がない。
本発明のハンドル付き容器によれば、ICタグリーダーを用いてICタグの情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグの情報の読み取り誤動作が起き難い。
本発明の容器管理システムによれば、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグの情報の読み取り誤動作に伴う管理不良が起こり難い。
本実施形態の容器管理システムの概略図である。 本実施形態のハンドル付き容器の斜視図である。 本実施形態のハンドル付き容器の斜視図であって、図2Aの場合と異なる方向から見た斜視図である。 本実施形態のハンドル付き容器の正面図である。 本実施形態のハンドル付き容器の平面図である。 本実施形態のハンドル付き容器の底面図である。 本実施形態のハンドル付き容器の側面図である。 本実施形態のハンドル付き容器の背面図である。 本実施形態のハンドル付き容器用のキャップの斜視図である。 本実施形態のハンドル付き容器を構成するハンドルの斜視図である。 本実施形態のハンドル付き容器のスタッキング状態を説明するための図である。
≪概要≫
以下、本実施形態の容器管理システム10について、図1、図2A〜図2G、図3、図4及び図5を参照しながら説明する。まず、本実施形態の容器管理システム10の機能及び構成について説明する。次いで、本実施形態の容器管理システム10による容器管理方法について説明する。次いで、本実施形態の効果について説明する。
≪機能及び構成≫
本実施形態の容器管理システム10は、図1に示されるように、ハンドル付き容器20とICタグリーダー30とを備え、ICタグ64(図4参照)とICタグリーダー30とを用いてハンドル付き容器20(図2A等参照)を管理する機能を有する。本実施形態の場合、例えば、セントラル工場(図示省略)で製造された飲料(液体の一例、図示省略)を収容したハンドル付き容器20を各店舗に輸送して、各ハンドル付き容器20に収容された飲料を各店舗で使用するようになっている。そして、セントラル工場において各ハンドル付き容器20のICタグ64に収容される飲料の製造時間等の情報を記憶し、その後各店舗等でICタグリーダー30を用いて当該情報を読み取ることで、ハンドル付き容器20を管理するようになっている。
<ハンドル付き容器>
本実施形態のハンドル付き容器20は、前述のとおり、一例として、その内部に飲料(図示省略)を収容する機能を有する。本実施形態では、飲料は、一例として、コーヒー飲料(図示省略)とされている。そして、コーヒーを収容した各ハンドル付き容器20は、一例として、0℃〜10℃等の温度範囲に管理された状態で輸送されるようになっている。すなわち、本実施形態のハンドル付き容器20は、いわゆるチルド容器とされている。
本実施形態のハンドル付き容器20は、図2A〜図2Gに示されるように、容器40と、ハンドル60とを含んで構成されている。なお、図2A〜図2Gには、ハンドル付き容器20のキャップ50(図5参照)が図示されていないが、容器40と、ハンドル60との組み合せに対してさらにキャップ50を含んだ組み合せを、ハンドル付き容器の一例と捉えてもよい。また、本実施形態の説明では、図2Cに図示されているハンドル付き容器20を正面側から見たハンドル付き容器20とする。すなわち、図2Cをハンドル付き容器20の正面図とする。
〔容器〕
容器40は、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、円筒状の容器とされ、底壁42と、周壁44と、上壁46と、口部48とを有している。
(底壁)
底壁42は、図2Eに示されるように、下側(上下方向の下側)から見ると、円形で点対称の形状とされている。また、図2B及び図2Eに示されるように、底壁42の中央には、上側に向けて凹んでいる凹み42Aが形成されている。なお、凹み42Aは、複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックできるよう、下側のハンドル付き容器20の口部48を入り込ませるために形成されている(図5参照)。
(周壁)
周壁44は、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、下端及び上端でそれぞれ底壁42及び上壁46を繋ぐ、円筒状の壁とされている。ここで、周壁44には、図2Cに示されるように、正面から見て、上下方向に直交する方向(周壁44の径方向)に沿う矩形状の凹み44Aが形成されている。また、周壁44(の外表面)における、凹み44Aが形成されている部分以外の部分には、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、上下方向における凹み44Aの上端及び下端に対応する位置に、周方向の定められた範囲に亘る一対のリブ44Bが形成されている。
なお、ハンドル付き容器20を正面側から見た場合の凹み44Aの長手方向の中央、かつ、周壁44の径方向外側の特定部分には、ハンドル60が取り付けられている(図2C、図2A及び図2F参照)。そのため、凹み44Aを構成する複数の面のうち上下方向で対向する各対向面における上記特定部分には、ハンドル60を嵌め込むためのガイド(図示省略)が形成されている。
(上壁)
上壁46は、図2Dに示されるように、上側(上下方向の上側)から見ると、円形で点対称の形状とされている。上壁46は、図2A、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、中心側(径方向内側)から周壁44と繋がる部位側(径方向外側)に亘って、徐々に上下方向の位置(高さ)が低くなる壁とされている。また、図2A、図2C、図2C、図2D、図2F及び図2Gに示されるように、上壁46における径方向内側の端から周壁44と繋がる部位に至るまでの部分(の外表面)は、いわゆるシボ加工が施された部分とされている。以下の説明では、上壁46におけるシボ加工が施された部分を、シボ部分46Aとする(図2A、図2D等参照)。なお、本実施形態の容器40におけるシボ部分46A以外の部分は、シボ部分46Aよりも表面粗さが小さい部分とされている。
(口部)
口部48は、図2A、図2C、図2D、図2F及び図2Gに示されるように、その下端が上壁46の径方向内側の端に繋がっている筒とされている。口部48は、上壁46よりも上側に突出し、その上端及び下端が開口している。口部48の外周面における上端側の部分には、その全周に亘り径方向に突出したリブ48Aが形成されている。なお、容器40に収容されるコーヒー飲料は口部48から送り込まれ、容器40に収容されているコーヒー飲料は口部48から送り出されるようになっている。
〔キャップ〕
キャップ50は、容器40の口部48に嵌め込まれることで容器40の内部を閉空間にする(密閉する)機能を有する。キャップ50は、図3に示されるように、円板状の底壁52と、周壁54とを有する有底筒状とされている。
〔ハンドル〕
本実施形態のハンドル60は、ハンドル付き容器20を移動させる場合に、例えば、作業者により把持する(握る)ためのものとされている。また、本実施形態のハンドル60は、図4に示されるように、ハンドル本体62と、ICタグ64とを備え、容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報をICタグ64に記憶するためのものとされている。なお、容器40についての説明ではハンドル付き容器20の一例とされる図2A及び図2Cを用いて行ったが、これらの図面ではハンドル60を構成するICタグ64の図示が省略されている。
ハンドル本体62は、図4に示されるように、長尺の部材とされている。ハンドル本体62には、自身の長手方向に沿う長尺の凹み62Aが形成されている。また、ハンドル本体62における長手方向の両端側には、それぞれ前記両端側から外側に向けて突出する一対の突起62Bが形成されている。一対の突起62Bは、前述した容器40の凹み44Aの特定部分に形成されているガイド(図示省略)に嵌め込まれるようになっている。そして、ハンドル本体62(ハンドル60)が容器40に取り付けられている状態、すなわち、ハンドル本体62が容器40とともにハンドル付き容器20を構成している状態では、ハンドル本体62のうち一対の突起62B以外の部分(対向部分の一例)は、容器40に対向して配置されている(図2A、図2C及び図2F参照)。すなわち、ハンドル本体62は、両端(一対の突起62B)を容器40に接触させつつ両端以外の部分(前述の対向部分)を容器40に対向させている。この場合、ハンドル本体62は、図2A及び図2Cに示されるように、凹み62Aが形成されている側を容器40に向く側と反対側(容器40の周壁44における径方向外側)に向けている。なお、本実施形態では、ハンドル本体62(ハンドル60)は、容器40に対して着脱可能に取り付けられている。
本実施形態のICタグ64は、電波を受信して作動する小型の電子装置であって、一例として、パッシブ型のRFID(Radio frequency identification)とされている。ICタグ64は、図4に示されるように、一例として、基材64Aと、ICチップ64Bと、アンテナ64Cとを含んで構成されている。基材64Aは、一例として、ハンドル本体62に形成されている長尺の凹み62Aよりも小さい長尺のシートとされ、一方の面(表面)にパターンが形成されている。そして、基材64A(ICタグ64)は、図2A及び図2Cに示されるように、その他方の面(裏面)がハンドル本体62に形成されている凹み62Aの底面に接着されて固定されている。ICチップ64Bは、前記パターンの一部に実装され、容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報をICタグ64に記憶するようになっている。アンテナ64Cは、基材64Aに形成されたパターンの一部とされ、ICタグリーダー30からの電波を受信するようになっている。
以上のとおりであるから、本実施形態のハンドル60は、ハンドル本体62における容器40に向く側と反対側の部分に凹み62Aが形成されており、ICタグ64は凹み62A内に配置されている。
〔補足〕
以下、ハンドル付き容器20について、補足する。
容器40は、一例として、透明の樹脂製の容器とされている。そのため、容器40内に収容されている液体の有無又は量について、容器40の外側から視認されるようになっている。
また、図面の簡単な説明の欄において、図2A及び図2Bはそれぞれ斜視図であるとしたが、別言すると、以下のとおりである。すなわち、図2Aは、本実施形態のハンドル付き容器の「正面、左側面及び平面図を表す図(斜視図)」である。また、図2Bは、本実施形態のハンドル付き容器の「背面、底面及び左側面を表す図(図2Aとは異なる方向から見た斜視図)」である。
また、図面の簡単な説明の欄において、図2Fは側面図であるとしたが、より具体的には、左側面図である。
また、図2Fが左側面図とした場合、本願の願書に添付した図面には右側面図が添付されていないことになるが、右側面図は、図2Fの左側面図と対称の関係を有する。
<ICタグリーダー>
本実施形態のICタグリーダー30は、ICタグ64に電波を送信してICタグ64を作動させ、ICタグ64に容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報を書き込む機能を有する。
また、本実施形態のICタグリーダー30は、ICタグ64に電波を送信してICタグ64を作動させ、更にICタグ64からの電波を受信して、ICタグ64に記憶されている容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報を読み取る機能を有する。なお、ICタグリーダー30により読み取られた情報は、例えば、ホストコンピュータ(図示省略)に送信されて管理されるようになっている。そのため、ハンドル付き容器20と、ICタグリーダー30との組み合せに対し、さらに前記ホストコンピュータを含んだ組み合せを、容器管理システムの一例と捉えてもよい。
以上が、本実施形態の容器管理システム10の機能及び構成についての説明である。
≪容器管理方法≫
次いで、本実施形態の容器管理システム10による容器管理方法について図面を参照しつつ説明する。
まず、セントラル工場(図示省略)で製造されたコーヒー飲料は、注入装置(図示省略)により各口部48から複数のハンドル付き容器20内に送り込まれて収容される。
次いで、ICタグリーダー30により、複数のハンドル付き容器20のICタグ64に容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報が書き込まれる(図1参照)。
次いで、ICタグ64に前記情報が書き込まれ、かつ、コーヒー飲料が収容された複数のハンドル付き容器20は、各店舗に輸送されて各店舗で使用される。
その後、各店舗では、ICタグリーダー30を用いて前記情報を読み取ることで、ハンドル付き容器20が管理される。
以上が、本実施形態の容器管理システム10による容器管理方法についての説明である。
≪効果≫
次に、本実施形態の効果(第1〜第6の効果)について図面を参照しつつ説明する。ここで、本実施形態の効果を説明するために本実施形態を以下に説明する比較形態と比較するに際し、当該比較形態における構成要素に本実施形態と同じ構成要素を用いる場合、本実施形態と同じ符号を用いる。
<第1の効果>
第1の効果は、ICタグ64がハンドル本体62に固定されていることの効果である。別言すれば、本実施形態の場合には、ICタグ64はハンドル本体62の両端以外の部分を容器40に対向させて配置され、ICタグは前記両端以外の部分に固定されていることの効果である。
例えば、前述の特許文献1に開示されている飲料水ボトル(以下、第1比較形態という。)の場合、ICタグは、特許文献1の図2等に示されるように、飲料水ボトルの外壁面に接触した状態で固定されている。すなわち、第1比較形態の場合、飲料水ボトルに直接ICタグが固定されている。
そのため、第1比較形態の場合、ICタグリーダー30がICタグに送信した電波が飲料水ボトル内の液体(飲料水)による影響を受けて送信不良が起こる虞がある。また、第1比較形態の場合、ICタグリーダー30がICタグから受信する電波が飲料水ボトル内の液体(飲料水)による影響を受けて受信不良が起こる虞がある。
これに対して、本実施形態の場合、ICタグ64はハンドル本体62に固定されている(図4参照)。そして、ハンドル本体62(ハンドル60)におけるICタグ64が固定されている部分(凹み62A内の部分)は、容器40を構成する各壁42、44、46から離間して配置されている。そのため、本実施形態の場合、第1比較形態の場合に比べて、容器40内の液体(コーヒー飲料)による影響に伴う電波の送信不良及び受信不良の影響を受け難い。
したがって、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64の情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64の情報の読み取り誤動作が起き難い。これに伴い、本実施形態のハンドル付き容器20によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64の情報を読み取る場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64の情報の読み取り誤動作が起き難い。
また、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64に情報を書き込む場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作が起き難い。これに伴い、本実施形態のハンドル付き容器20によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64の情報を書き込む場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作が起き難い。
さらに、本実施形態の容器管理システム10によれば、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64の情報の読み取り誤動作に伴う管理不良が起こり難い。これに伴い、本実施形態の容器管理システム10によれば、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作に伴う管理不良が起こり難い。
<第2の効果>
第2の効果は、第1の効果を奏する構成を有することを前提としたうえで、ハンドル本体62が容器40に対向して配置されており、ICタグ64がハンドル本体62(のうち前述の対向部分)における容器40に向く側と反対側の部分に固定されていることの効果である。
ここでは、本実施形態を、ハンドル本体62が容器40に対向して配置されており、ICタグ64がハンドル本体62における容器40に向く側の部分に固定されている形態(図示省略。以下、第2比較形態という。)と比較する。第2比較形態は、上記の点以外、本実施形態と同様の構成とされている。すなわち、第2比較形態は、前述の第1の効果を奏する構成を有することから、本発明の技術的範囲に属する形態といえる。
これに対して、本実施形態の場合、ハンドル本体62は容器40に対向して配置されており、ICタグ64はハンドル本体62における容器40に向く側と反対側の部分に固定されている(例えば、図2A及び図2C参照)。すなわち、本実施形態の場合、第2比較形態の場合と異なり、ICタグ64が容器40(の各壁42、44、46)に対向する位置に配置されていない(ICタグ64と容器40(の各壁42、44、46)との間にはハンドル本体62が存在している。)。そのため、本実施形態の場合、第2比較形態の場合に比べて、容器40内の液体(コーヒー飲料)による影響を受け難い。
したがって、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64の情報を読み取る場合、ICタグ64がハンドル本体62における容器に向く側と反対側の部分以外の部分に固定されている形態に比べて、ICタグリーダー30によるICタグ64の情報の読み取り誤動作が起き難い。また、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64に情報を書き込む場合、ICタグ64がハンドル本体62における容器に向く側と反対側の部分以外の部分に固定されている形態に比べて、ICタグリーダー30によるICタグ64への情報の書き込み誤動作が起き難い。
<第3の効果>
第3の効果は、ハンドル本体62には凹み62Aが形成されており、ICタグ64が凹み62A内に配置されていることの効果である。
ここでは、本実施形態を、ハンドル本体62に凹みがない形態(図示省略。以下、第3比較形態という。)と比較する。つまり、第3比較形態のICタグ64は、凹みのないハンドル本体62に固定されている。第3比較形態は、上記の点以外、本実施形態と同様の構成とされている。すなわち、第3比較形態は、前述の第1の効果を奏する構成(ICタグ64がハンドル本体62の両端以外の部分に固定されている構成)又は前述の第1及び第2の効果を奏する構成(ICタグ64がハンドル本体62の両端以外の部分であって、ハンドル本体62における容器40に向く側と反対側の部分に固定されている構成)を有することから、本発明の技術的範囲に属する形態といえる。
ところで、第3比較形態の場合、例えば、作業者がハンドル付き容器を移動させるためにハンドルを把持する(手で握る)際に、ICタグ64に作業者の手が触れることになる。また、第3比較形態の場合、例えば、輸送時等にICタグ64が他のハンドル付き容器等に接触する虞がある。
これに対して、本実施形態の場合、ハンドル本体62には凹み62Aが形成されており、ICタグ64が凹み62A内に配置されている(例えば、図2A及び図2C参照)。そのため、本実施形態の場合、例えば、作業者がハンドル付き容器20を移動させるためにハンドル60を把持する(手で握る)際に、ICタグ64に作業者の手が触れることがない(又は触れにくい)。また、本実施形態の場合、第3比較形態に比べて、輸送時等にICタグ64が他のハンドル付き容器等に接触し難い。
したがって、本実施形態のハンドル60によれば、凹みがないハンドル本体に凹みがなく当該部分にICタグが固定されている場合に比べて、ICタグ64の接触に起因する受信不良又は送信不良の発生が抑制される。
<第4の効果>
第4の効果は、第3の効果を奏する構成を有することを前提としたうえで、ハンドル本体62における容器40を向く側と反対側の部分には凹み62Aが形成されており、ICタグ64が凹み62A内に配置されていることの効果である。
ここでは、本実施形態を、ハンドル本体62における容器40を向く側の部分に凹みがあり、当該凹み内にICタグ64が固定されている形態(図示省略。以下、第4比較形態という。)と比較する。第4比較形態は、上記の点以外、本実施形態と同様の構成とされている。すなわち、第4比較形態は、前述の第1〜第3の効果を奏する構成を有することから、本発明の技術的範囲に属する形態といえる。
本実施形態の場合、例えば、作業者がハンドル付き容器20を移動させるためにハンドル60を把持する(手で握る)際に、ハンドル本体62におけるICタグ64が固定されている側が手の付け根側(指先側と反対側)となることから、第4比較形態の場合に比べて、作業者の指先が触れることがない(又は触れにくい)。
したがって、本実施形態のハンドル60によれば、ハンドル本体における容器を向く側に凹みがあり、当該凹み内にICタグが固定されている場合に比べて、ICタグ64への指先の接触に起因する受信不良又は送信不良の発生が抑制される。
<第5の効果>
第5の効果は、ハンドル本体62(ハンドル60)が容器40に対して着脱可能に取り付けられており、ハンドル本体62にICタグ64が固定されていることの効果である。
ここでは、本実施形態を、前述の第1比較形態と比較する。第1比較形態の場合、飲料水ボトルに直接ICタグ64が固定されている。そのため、第1比較形態の場合、飲料水ボトルに固定されているICタグを他の飲料水用に使用する場合、飲料水ボトルからICタグを剥がして別の飲料水ボトルに剥がしたICタグを貼り付ける必要がある。また、ICタグを剥がす際に、ICタグが壊れる虞がある。
これに対して、本実施形態の場合、ハンドル60は容器40に対して着脱可能に取り付けられている(例えば、図2A及び図2C参照)。そのため、本実施形態の場合、ハンドル付き容器20から取り外したハンドル60を簡単に別の容器40に取り付けることができる。
したがって、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグ64を別の容器40に用いる場合、ICタグ64をハンドル本体62から剥がして別のハンドル本体62に付け替える必要がない。
<第6の効果>
第6の効果は、容器40の上壁46であって複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックする際に上側のハンドル付き容器20の底壁42に接触する部分に、シボ加工が施されていることの効果である。別言すると、容器40の上壁46であって複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックする際に上側のハンドル付き容器20の底壁42に接触する部分がシボ部分46Aとされていることの効果である。
ここでは、本実施形態を、容器40の上壁46にシボ部分46Aがない形態(図示省略。以下、第5比較形態の場合という。)、と比較する。第5比較形態は、上記の点以外、本実施形態と同様の構成とされている。すなわち、第5比較形態は、前述の第1〜第5の効果を奏する構成を有することから、本発明の技術的範囲に属する形態といえる。
ところで、第5比較形態の場合、複数のハンドル付き容器を上下方向にスタックすると、上側のハンドル付き容器の底壁42とその下側にスタックされるハンドル付き容器の上壁46とが密着して、上側のハンドル付き容器を移動させ難い場合がある。
これに対して、本実施形態の場合、容器40の上壁46であって複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックする際に上側のハンドル付き容器20の底壁42に接触する部分がシボ部分46Aとされている(図2A、図2C、図2D、図2F、図2G、図5参照)。そのため、本実施形態の場合における、上側のハンドル付き容器20の底壁42と下側のハンドル付き容器20の上壁46との接触面積は、第5比較形態の場合における、上側のハンドル付き容器の底壁42と下側のハンドル付き容器の上壁46との接触面積よりも小さい。すなわち、本実施形態のハンドル付き容器20は、第4比較形態のハンドル付き容器に比べて、上下方向に隣接するハンドル付き容器20同士の密着性が低い。
したがって、本実施形態のハンドル付き容器20(容器40)によれば、上壁46にシボ部分46Aが施されていない場合に比べて、スタックされている複数のハンドル付き容器20のうち上側のハンドル付き容器20を移動させ易い。
以上が、本実施形態の効果についての説明である。
以上のとおり、本発明について前述の実施形態を例として説明したが、本発明の技術的範囲に含まれる形態は前述の実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
例えば、本実施形態では、液体の一例を飲料とし、飲料の一例をコーヒー飲料として説明した。しかしながら、液体の一例は飲料でなくてもよい。例えば、水、緑茶、醤油、ソース、スープその他の液状の食品飲料であってもよい。また、水(洗浄水、冷却水等)、塗料、薬品その他の液状の産業用液体であってもよい。
本実施形態では、容器40の形状を特定の形状と例示して説明した(図2A、図2B図2C、図2F等参照)。しかしながら、液体を収容することができ、かつ、ハンドル60を取り付けることができれば、容器40の形状は本実施形態の場合と異なる形状であってもよい。また、本実施形態では、ハンドル本体62の形状を特定の形状と例示して説明した(図2A、図2C、図2F、図4等参照)。しかしながら、ハンドル付き容器20を移動させる場合に例えば作業者により把持する(握る)ためのものであれば、ハンドル本体62の形状は本実施形態の場合と異なる形状であってもよい。例えば、容器40の形状については、周壁44に凹み44A(図2C、図2F等参照)がない形状であってもよい。また、例えば、ハンドル本体62の形状については、本実施形態の場合のように長尺でなく、U字形状、J字形状、T字形状その他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、ハンドル本体62(ハンドル60)は、その両端(一対の突起62B)が容器40に接触しているとして説明した(図2C、図2F等参照)。しかしながら、ハンドル本体62が容器40に取り付けられていれば、本実施形態のようにハンドル本体62の両端が容器40に接触していなくてもよい。例えば、ハンドル本体62は、その一端を容器40に接触させ、その他端を容器40から離間させた状態で、容器40に取り付けられていてもよい。
また、本実施形態では、ICタグ64がハンドル本体62の凹み62A内に配置されているとして説明した(図2A、図2C及び図4参照)。しかしながら、ICタグ64がハンドル本体62における一対の突起62B(容器40に接触する部分)以外の部分に固定されていれば、ICタグ64は凹み62A内に配置されていなくてもよい。
また、本実施形態では、ハンドル60が容器40に着脱可能であるとして説明した。別言すれば、本実施形態のハンドル60(ハンドル本体62)は、容器40に取り付けられる部材であるとして説明した。しかしながら、例えば、ハンドル本体62が容器40に着脱不可能な状態(例えば、ハンドル付き容器20を破壊しなければハンドル本体62を容器40から取り外すことができないような状態)であってもよい。また、例えば、ハンドル本体62が容器40と一体型に形成されており、ハンドル本体62が容器40に対して着脱可能でなくてもよい。また、例えば、ハンドル本体62が容器40から折り取られるように構成されていてもよい。何れの場合も、ハンドル本体62は、容器40に取り付けられている形態である。
また、本実施形態では、図2Cに図示されているハンドル付き容器20を正面側から見たハンドル付き容器20、すなわち、ハンドル付き容器20の正面図とするとして説明した。しかしながら、本実施形態における正面図の定義は、本実施形態においてハンドル60が要部であることを考慮して定めたものであることから、ハンドル付き容器20の正面図は図2Cでなくてもよい。例えば、図2Gに図示されているハンドル付き容器20を正面図(別言すると、図2Cに図示されているハンドル付き容器20を背面図)と捉えてもよい。
10 容器管理システム
20 ハンドル付き容器
30 ICタグリーダー
40 容器
60 ハンドル
62 ハンドル本体
62A 凹み
64 ICタグ

Claims (7)

  1. 液体を収容する容器に取り付けられる又は取り付けられているハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に固定されているICタグと、
    を備えたハンドル。
  2. 前記ハンドル本体は、前記容器に対向して配置され、
    前記ICタグは、前記ハンドル本体における前記容器に対向している対向部分に固定されている、
    請求項1に記載のハンドル。
  3. 前記ハンドル本体には凹みが形成されており、
    前記ICタグは、前記凹み内に配置されている、
    請求項1又は2に記載のハンドル。
  4. 前記ICタグは、前記対向部分における前記容器に向く側と反対側の部分に固定されている、
    請求項2又は請求項2のみを引用する請求項3に記載のハンドル。
  5. 前記ハンドル本体は、前記容器に着脱可能に取り付けられる、
    請求項1〜4の何れか1項に記載のハンドル。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のハンドルと、
    前記ハンドル本体が取り付けられている容器と、
    を備えたハンドル付き容器。
  7. 請求項6に記載のハンドル付き容器と、
    前記ICタグの情報を読み取るICタグリーダーと、
    を備えた容器管理システム。
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