JP2019006450A - ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンドルは、液体を収容する容器に取り付けられる又は取り付けられているハンドル本体と、前記ハンドル本体に固定されているICタグと、を備えている。
【選択図】図4
Description
前記ICタグは、前記凹み内に配置されている。
以下、本実施形態の容器管理システム10について、図1、図2A〜図2G、図3、図4及び図5を参照しながら説明する。まず、本実施形態の容器管理システム10の機能及び構成について説明する。次いで、本実施形態の容器管理システム10による容器管理方法について説明する。次いで、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の容器管理システム10は、図1に示されるように、ハンドル付き容器20とICタグリーダー30とを備え、ICタグ64(図4参照)とICタグリーダー30とを用いてハンドル付き容器20(図2A等参照)を管理する機能を有する。本実施形態の場合、例えば、セントラル工場(図示省略)で製造された飲料(液体の一例、図示省略)を収容したハンドル付き容器20を各店舗に輸送して、各ハンドル付き容器20に収容された飲料を各店舗で使用するようになっている。そして、セントラル工場において各ハンドル付き容器20のICタグ64に収容される飲料の製造時間等の情報を記憶し、その後各店舗等でICタグリーダー30を用いて当該情報を読み取ることで、ハンドル付き容器20を管理するようになっている。
本実施形態のハンドル付き容器20は、前述のとおり、一例として、その内部に飲料(図示省略)を収容する機能を有する。本実施形態では、飲料は、一例として、コーヒー飲料(図示省略)とされている。そして、コーヒーを収容した各ハンドル付き容器20は、一例として、0℃〜10℃等の温度範囲に管理された状態で輸送されるようになっている。すなわち、本実施形態のハンドル付き容器20は、いわゆるチルド容器とされている。
容器40は、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、円筒状の容器とされ、底壁42と、周壁44と、上壁46と、口部48とを有している。
底壁42は、図2Eに示されるように、下側(上下方向の下側)から見ると、円形で点対称の形状とされている。また、図2B及び図2Eに示されるように、底壁42の中央には、上側に向けて凹んでいる凹み42Aが形成されている。なお、凹み42Aは、複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックできるよう、下側のハンドル付き容器20の口部48を入り込ませるために形成されている(図5参照)。
周壁44は、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、下端及び上端でそれぞれ底壁42及び上壁46を繋ぐ、円筒状の壁とされている。ここで、周壁44には、図2Cに示されるように、正面から見て、上下方向に直交する方向(周壁44の径方向)に沿う矩形状の凹み44Aが形成されている。また、周壁44(の外表面)における、凹み44Aが形成されている部分以外の部分には、図2A、図2B、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、上下方向における凹み44Aの上端及び下端に対応する位置に、周方向の定められた範囲に亘る一対のリブ44Bが形成されている。
上壁46は、図2Dに示されるように、上側(上下方向の上側)から見ると、円形で点対称の形状とされている。上壁46は、図2A、図2C、図2F及び図2Gに示されるように、中心側(径方向内側)から周壁44と繋がる部位側(径方向外側)に亘って、徐々に上下方向の位置(高さ)が低くなる壁とされている。また、図2A、図2C、図2C、図2D、図2F及び図2Gに示されるように、上壁46における径方向内側の端から周壁44と繋がる部位に至るまでの部分(の外表面)は、いわゆるシボ加工が施された部分とされている。以下の説明では、上壁46におけるシボ加工が施された部分を、シボ部分46Aとする(図2A、図2D等参照)。なお、本実施形態の容器40におけるシボ部分46A以外の部分は、シボ部分46Aよりも表面粗さが小さい部分とされている。
口部48は、図2A、図2C、図2D、図2F及び図2Gに示されるように、その下端が上壁46の径方向内側の端に繋がっている筒とされている。口部48は、上壁46よりも上側に突出し、その上端及び下端が開口している。口部48の外周面における上端側の部分には、その全周に亘り径方向に突出したリブ48Aが形成されている。なお、容器40に収容されるコーヒー飲料は口部48から送り込まれ、容器40に収容されているコーヒー飲料は口部48から送り出されるようになっている。
キャップ50は、容器40の口部48に嵌め込まれることで容器40の内部を閉空間にする(密閉する)機能を有する。キャップ50は、図3に示されるように、円板状の底壁52と、周壁54とを有する有底筒状とされている。
本実施形態のハンドル60は、ハンドル付き容器20を移動させる場合に、例えば、作業者により把持する(握る)ためのものとされている。また、本実施形態のハンドル60は、図4に示されるように、ハンドル本体62と、ICタグ64とを備え、容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報をICタグ64に記憶するためのものとされている。なお、容器40についての説明ではハンドル付き容器20の一例とされる図2A及び図2Cを用いて行ったが、これらの図面ではハンドル60を構成するICタグ64の図示が省略されている。
以下、ハンドル付き容器20について、補足する。
容器40は、一例として、透明の樹脂製の容器とされている。そのため、容器40内に収容されている液体の有無又は量について、容器40の外側から視認されるようになっている。
また、図面の簡単な説明の欄において、図2A及び図2Bはそれぞれ斜視図であるとしたが、別言すると、以下のとおりである。すなわち、図2Aは、本実施形態のハンドル付き容器の「正面、左側面及び平面図を表す図(斜視図)」である。また、図2Bは、本実施形態のハンドル付き容器の「背面、底面及び左側面を表す図(図2Aとは異なる方向から見た斜視図)」である。
また、図面の簡単な説明の欄において、図2Fは側面図であるとしたが、より具体的には、左側面図である。
また、図2Fが左側面図とした場合、本願の願書に添付した図面には右側面図が添付されていないことになるが、右側面図は、図2Fの左側面図と対称の関係を有する。
本実施形態のICタグリーダー30は、ICタグ64に電波を送信してICタグ64を作動させ、ICタグ64に容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報を書き込む機能を有する。
また、本実施形態のICタグリーダー30は、ICタグ64に電波を送信してICタグ64を作動させ、更にICタグ64からの電波を受信して、ICタグ64に記憶されている容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報を読み取る機能を有する。なお、ICタグリーダー30により読み取られた情報は、例えば、ホストコンピュータ(図示省略)に送信されて管理されるようになっている。そのため、ハンドル付き容器20と、ICタグリーダー30との組み合せに対し、さらに前記ホストコンピュータを含んだ組み合せを、容器管理システムの一例と捉えてもよい。
次いで、本実施形態の容器管理システム10による容器管理方法について図面を参照しつつ説明する。
次いで、ICタグリーダー30により、複数のハンドル付き容器20のICタグ64に容器40内のコーヒー飲料の製造時間等の情報が書き込まれる(図1参照)。
次いで、ICタグ64に前記情報が書き込まれ、かつ、コーヒー飲料が収容された複数のハンドル付き容器20は、各店舗に輸送されて各店舗で使用される。
その後、各店舗では、ICタグリーダー30を用いて前記情報を読み取ることで、ハンドル付き容器20が管理される。
次に、本実施形態の効果(第1〜第6の効果)について図面を参照しつつ説明する。ここで、本実施形態の効果を説明するために本実施形態を以下に説明する比較形態と比較するに際し、当該比較形態における構成要素に本実施形態と同じ構成要素を用いる場合、本実施形態と同じ符号を用いる。
第1の効果は、ICタグ64がハンドル本体62に固定されていることの効果である。別言すれば、本実施形態の場合には、ICタグ64はハンドル本体62の両端以外の部分を容器40に対向させて配置され、ICタグは前記両端以外の部分に固定されていることの効果である。
そのため、第1比較形態の場合、ICタグリーダー30がICタグに送信した電波が飲料水ボトル内の液体(飲料水)による影響を受けて送信不良が起こる虞がある。また、第1比較形態の場合、ICタグリーダー30がICタグから受信する電波が飲料水ボトル内の液体(飲料水)による影響を受けて受信不良が起こる虞がある。
また、本実施形態のハンドル60によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64に情報を書き込む場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作が起き難い。これに伴い、本実施形態のハンドル付き容器20によれば、ICタグリーダー30を用いてICタグ64の情報を書き込む場合、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作が起き難い。
さらに、本実施形態の容器管理システム10によれば、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64の情報の読み取り誤動作に伴う管理不良が起こり難い。これに伴い、本実施形態の容器管理システム10によれば、容器に直接ICタグが固定されている形態に比べて、ICタグ64への情報の書き込み誤動作に伴う管理不良が起こり難い。
第2の効果は、第1の効果を奏する構成を有することを前提としたうえで、ハンドル本体62が容器40に対向して配置されており、ICタグ64がハンドル本体62(のうち前述の対向部分)における容器40に向く側と反対側の部分に固定されていることの効果である。
第3の効果は、ハンドル本体62には凹み62Aが形成されており、ICタグ64が凹み62A内に配置されていることの効果である。
ところで、第3比較形態の場合、例えば、作業者がハンドル付き容器を移動させるためにハンドルを把持する(手で握る)際に、ICタグ64に作業者の手が触れることになる。また、第3比較形態の場合、例えば、輸送時等にICタグ64が他のハンドル付き容器等に接触する虞がある。
第4の効果は、第3の効果を奏する構成を有することを前提としたうえで、ハンドル本体62における容器40を向く側と反対側の部分には凹み62Aが形成されており、ICタグ64が凹み62A内に配置されていることの効果である。
第5の効果は、ハンドル本体62(ハンドル60)が容器40に対して着脱可能に取り付けられており、ハンドル本体62にICタグ64が固定されていることの効果である。
第6の効果は、容器40の上壁46であって複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックする際に上側のハンドル付き容器20の底壁42に接触する部分に、シボ加工が施されていることの効果である。別言すると、容器40の上壁46であって複数のハンドル付き容器20を上下方向にスタックする際に上側のハンドル付き容器20の底壁42に接触する部分がシボ部分46Aとされていることの効果である。
ところで、第5比較形態の場合、複数のハンドル付き容器を上下方向にスタックすると、上側のハンドル付き容器の底壁42とその下側にスタックされるハンドル付き容器の上壁46とが密着して、上側のハンドル付き容器を移動させ難い場合がある。
20 ハンドル付き容器
30 ICタグリーダー
40 容器
60 ハンドル
62 ハンドル本体
62A 凹み
64 ICタグ
Claims (7)
- 液体を収容する容器に取り付けられる又は取り付けられているハンドル本体と、
前記ハンドル本体に固定されているICタグと、
を備えたハンドル。 - 前記ハンドル本体は、前記容器に対向して配置され、
前記ICタグは、前記ハンドル本体における前記容器に対向している対向部分に固定されている、
請求項1に記載のハンドル。 - 前記ハンドル本体には凹みが形成されており、
前記ICタグは、前記凹み内に配置されている、
請求項1又は2に記載のハンドル。 - 前記ICタグは、前記対向部分における前記容器に向く側と反対側の部分に固定されている、
請求項2又は請求項2のみを引用する請求項3に記載のハンドル。 - 前記ハンドル本体は、前記容器に着脱可能に取り付けられる、
請求項1〜4の何れか1項に記載のハンドル。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のハンドルと、
前記ハンドル本体が取り付けられている容器と、
を備えたハンドル付き容器。 - 請求項6に記載のハンドル付き容器と、
前記ICタグの情報を読み取るICタグリーダーと、
を備えた容器管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123538A JP2019006450A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123538A JP2019006450A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019006450A true JP2019006450A (ja) | 2019-01-17 |
Family
ID=65026595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017123538A Pending JP2019006450A (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | ハンドル、ハンドル付き容器及び容器管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019006450A (ja) |
-
2017
- 2017-06-23 JP JP2017123538A patent/JP2019006450A/ja active Pending
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