JP2019005773A - 突合せ溶接の手直し方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】引けによる強度低下を抑制しつつ、良好なプレス成形性を確保することのできる突合せ溶接の手直し方法。【解決手段】第1の板(W1)と、第1の板(W1)よりも厚い第2の板(W3)とを、突き合わせて溶接し、溶接部(W31)を形成する溶接工程(ST1)と、溶接部(W31)に肉盛溶接を行い、肉盛部(W4)を形成する肉盛工程(ST2)と、を備える突合せ溶接の手直し方法である。溶接工程(ST1)では、第1の板(W1)の主面(W1a)の一方と第2の板(W3)の主面(W3a)の一方とが面一となるように、第1の板(W1)及び第2の板(W3)が突き合わされて溶接される。第1の板(W1)の厚み方向における、第1の板(W1)の他方の主面(W1b)から肉盛部(W4)の頂部(W4a)までの長さt2と、第1の板(W1)の厚みt1との関係は、t1≦t2≦1.10×t1を満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、突合せ溶接の手直し方法に関し、特に、厚みの異なる板同士を突き合わせて溶接する突合せ溶接の手直し方法に関する。
このような突合せ溶接方法の一例が、特許文献1に開示されている。
特開2016−068092号公報
このような突合せ溶接方法により形成した溶接物は、溶接部に引けが生じやすく、引けが生じると、機械的強度が低下する。そこで、引けの発生した溶接部に肉盛溶接を行うことによって、手直しする。
ところで、このような突合せ溶接方法により形成した溶接物を、曲面を有する形状にプレス成形することがある。しかし、肉盛溶接部が、その周辺の部位より張り出た形状を有したり、溶接物に強度を付与し過ぎたりするため、良好なプレス成形性を確保できないことが有った。
本発明は、引けによる強度低下を抑制しつつ、良好なプレス成形性を確保するものとする。
本発明に係る突合せ溶接の手直し方法は、
第1の板と、当該第1の板よりも厚い第2の板とを、突き合わせて溶接し、溶接部を形成する溶接工程と、
当該溶接工程において当該溶接部に引けが発生した場合、当該溶接部に肉盛溶接を行い、肉盛部を形成する肉盛工程と、を備える突合せ溶接の手直し方法であって、
前記溶接工程では、前記第1の板の面であって厚み方向に直交する面である主面の一方と前記第2の板の主面の一方とが面一となるように、前記第1の板及び前記第2の板が突き合わされて溶接され、
前記肉盛工程では、前記溶接部における前記第1及び前記第2の板の一方の主面側に、前記肉盛部を形成した場合、前記第1の板の厚み方向における、前記第1の板の他方の主面から前記肉盛部の頂部までの長さt2と、前記第1の板の厚みt1との関係は、
t1≦t2≦1.10×t1
を満たす。
このような構成によれば、肉盛部を形成することによって、引けによる強度の低下を抑制することができる。しかも、肉盛部の頂部が所定の範囲内に位置するため、肉盛溶接された溶接物は、良好にプレス成形することができる。
本発明は、引けによる強度低下を抑制しつつ、良好なプレス成形性を確保することができる。
実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。 実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。 実施の形態2に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。 実施の形態2に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。 実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例の一工程を示す模式図である。 実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例の一工程を示す模式図である。 疲労試験片を示す模式上面図である。 疲労試験片を示す模式断面図である。 繰り返し回数に対する応力振幅を示すグラフである。 フレームの製造方法の一工程を示す模式斜視図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式断面図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式斜視図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式断面図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式斜視図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式断面図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式斜視図である。 フレームの製造方法の一工程を示す模式断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。図1〜図6では、分かりやすくするため、ハッチングの記載が省略されている。
(実施の形態1)
図1及び図2を参照して実施の形態1について説明する。図1及び図2は、実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。
図1に示すように、第1の板W1と、第2の板W3とを、突き合わせて溶接し、溶接部W31を形成する(溶接工程ST1)。第1の板W1は、厚みt1を有し、第2の板W3は、厚みt1よりも厚い厚みt3を有する。第1の板W1及び第2の板W3は、金属材料からなり、例えば、Fe、Al、Mg、Ti又はこれらの合金からなる。このFe合金の一例として、SUS(ステンレス鋼)が挙げられる。溶接方法として、レーザ溶接を利用することができる。具体的には、第1の板W1の一方の主面W1aと第2の板W3の一方の主面W3aとが面一となるように、第1の板W1及び第2の板W3が突き合わされて溶接されている。つまり、第1の板W1の一方の主面W1aと第2の板W3の一方の主面W3aとは、1つの仮想平面31a上に配置されている。主面W1aは、第1の板W1の厚み方向に直交する面であり、主面W3aは、第2の板W3の厚み方向に直交する面である。ところで、溶接部W31に引けが発生する場合がある。このような場合、例えば、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側の表面は、仮想平面31aよりも凹んだ形状を有する。また、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1b、W3b側の表面は、仮想平面31bと実質的に平行な平面、それに近い形状、又は仮想平面31bと一回以上交差する形状を有する。
続いて、図2に示すように、溶接部W31に肉盛溶接を行い、肉盛部W4を形成する(肉盛工程ST2)。溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側に、肉盛部W4を形成した場合、肉盛部W4の頂部W4aは、仮想平面31aから、第1の板W1の厚みt1の10%までの範囲内に位置する。つまり、第1の板W1の厚み方向における、第1の板W1の他方の主面W1bから肉盛部W4の頂部W4aまでの長さt2は、以下の関係式1を満たす。
t1≦t2≦1.10×t1 (…関係式1)
長さt2は、関係式1を満たす場合、後述するプレス成形に大きな阻害しないため、好ましい。第1の板W1、溶接部W31、及び肉盛部W4が接続する部位の曲率半径Rは、所定の値を超えればよく、図2に示す例では、2mm以上とした。第2の板W3、溶接部W31、及び肉盛部W4が接続する部位の曲率半径Rも、同様に、所定の値を超えればよく、図2に示す例では、2mm以上とした。溶接物W10の疲労強度を向上することができる。
肉盛工程ST2の完了後において、溶接物W10は、プレス成形してもよい。溶接物W10において、肉盛部W4の頂部W4aは、仮想平面31aから第1の板W1の厚みt1の10%までの範囲内に位置するため、頂部W4aが仮想平面31aから突き出る長さや、肉盛部W4によって溶接物に付与する強度が所定の範囲内に抑制される。よって、広く利用されるプレス成形機を用いて、良好にプレス成形することができる。
(実施の形態2)
次に、図3及び図4を参照して実施の形態2について説明する。図3及び図4は、実施の形態2に係る突合せ溶接の手直し方法の一工程を示す模式図である。
図3に示すように、第1の板W1と、第2の板W3とを、突き合わせて溶接し、溶接部W31を形成する(溶接工程ST21)。具体的には、第1の板W1の一方の主面W1aと第2の板W3の一方の主面W3aとが面一となるように、第1の板W1及び第2の板W3が突き合わされて溶接されている。つまり、第1の板W1の一方の主面W1aと第2の板W3の一方の主面W3aとは、1つの仮想平面31a上に配置されている。第1の板W1の一方の主面W1bと第2の板W3の一方の主面W3bとは、段差が有るもの、略平行である。ここで、主面W1bと主面W3bとを繋ぐ仮想平面31bがある。溶接部W31に引けが発生する場合がある。このような場合、例えば、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側の表面は、仮想平面31aと実質的に平行な平面、又はそれに近い形状を有する。また、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1b、W3b側の表面は、仮想平面31bよりも凹んだ形状を有する。
続いて、図4に示すように、溶接部W31に肉盛溶接を行い、肉盛部W5を形成する(肉盛工程ST22)。溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側に、肉盛部W5を形成した場合、肉盛部W5の表面は、仮想平面31b上、又は仮想平面31bから仮想平面31a側に位置する。
肉盛工程ST22の完了後において、溶接物W20は、プレス成形してもよい。ここで、溶接物W20において、肉盛部W5の表面は、仮想平面31b上、又は仮想平面31bから仮想平面31a側に位置し、且つ、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側の表面は、仮想平面31aと実質的に平行な平面、又はそれに近い形状を有する。そのため、肉盛部W5によって溶接物に付与する強度が所定の範囲内に抑制される。よって、広く利用されるプレス成形機を用いて、良好にプレス成形することができる。
(実施の形態1の一変形例)
次に、図5及び図6を参照して実施の形態1の変形例について説明する。図5及び図6は、実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例の一工程を示す模式図である。実施の形態1の変形例は、上記した実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法(図1及び図2参照)と、実施の形態2に係る突合せ溶接の手直し方法(図3及び図4参照)とを組み合わせた突合せ溶接の手直し方法とを含む方法である。
図5に示すように、第1の板W1と、第2の板W3とを、突き合わせて溶接し、溶接部W31を形成する(溶接工程ST11)。溶接部W31に引けが発生した場合、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側の表面は、仮想平面31aよりも凹んだ形状を有する。また、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1b、W3b側の表面は、仮想平面31bよりも凹んだ形状を有する。
続いて、図2に示すように、溶接部W31に肉盛溶接を行い、肉盛部W4及び肉盛部W5を形成する(肉盛工程ST12)。具体的には、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1a、W3a側に、肉盛部W4を形成し、且つ、溶接部W31における第1の板W1及び第2の板W3の一方の主面W1b、W3b側に、肉盛部W5を形成する。
肉盛工程ST12の完了後において、溶接物W10aは、プレス成形してもよい。溶接物W10aにおいて、肉盛部W4の頂部W4aは、仮想平面31aから第1の板W1の厚みt1の10%までの範囲内に位置するため、頂部W4aが仮想平面31aから突き出る長さや、肉盛部W4によって溶接物に付与する強度が所定の範囲内に抑制される。また、肉盛部W5の表面は、仮想平面31b上、又は仮想平面31bから仮想平面31a側に位置するため、肉盛部W5によって溶接物に付与する強度が所定の範囲内に抑制される。これらによって、広く利用されるプレス成形機を用いて、良好にプレス成形することができる。
(疲労強度試験)
次に、図7A、図7B、及び図8を参照して、実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例を用いて形成した溶接物について疲労強度の試験結果について説明する。図7Aは、疲労試験片を示す模式上面図である。図7Bは、疲労試験片を示す模式断面図である。図8は、繰り返し回数に対する応力振幅を示すグラフである。
図7A、及び図7Bに示す疲労強度試験片W40と同じ形状の疲労強度試験片を製造した。この製造した疲労強度試験片は、実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例を用いて形成した溶接物W10aの実施例と、その比較例である。比較例は、肉盛部W4を形成しない、又は肉盛部W4の頂部W4aの位置が違うところを除いて、実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例と同じ方法を用いて形成した溶接物である。
疲労強度試験片W40は、板W41と、板W43と、溶接部W431とを備える。疲労強度試験片W40が、溶接物W10aの実施例である場合、板W41と、板W43と、溶接部W431とは、それぞれ、第1の板W1(図1参照)と、第2の板W3と、溶接部W31とに相当する。溶接部W431は、疲労強度試験片W40の長手方向における略真中に位置する。図7Aに示す疲労強度試験片W40の各部位の長さL1、L2、L3、L4、L5、L6[mm]は、それぞれ、18,20,12.5,25,40,90である。
引け率Sr[%]−30%、−16%、−0%、+10%を示す疲労強度試験片W40の例をそれぞれ製造した。なお、引け率Srは、引けが有る場合、負の値を示し、引けが無く逆に張り出る形状である場合、正の値を示すように設定した。引け率Srは、以下の関係式2によって表わされる。引け率Srは、肉盛りした頂部W4a(図2参照)のt2相当のt1に対する割合となる。
Sr=(t2−t1)/t1×100 (…関係式2)
図8に示すように、引け率Sr−30%、−16%、−0%、+10%の順に、疲労強度が向上した。すなわち、肉盛溶接を行うこと、引け率Srが増加し、疲労強度が向上すると考えられる。
(溶接方法の一具体例)
次に、図9A〜図12A、及び図9B〜図12Bを参照して、実施の形態1に係る溶接方法と同じ構成を有する溶接方法の手直し方法を含むフレームの製造方法について説明する。図9A〜図12Aは、フレームの製造方法の一工程を示す模式斜視図である。図9B〜図12Bは、フレームの製造方法の一工程を示す模式断面図である。
図9A、及び図9Bに示すように、フレームの素材(図示略)を切断し、フレーム本体部材W11と、フレーム端部材W12、W13とを形成する(切断工程ST101)。フレーム本体部材W11は、第1の板W1の一具体例であり、フレーム端部材W12、W13は、第2の板W3の一具体例である。フレーム端部材W12、W13は、フレーム本体部材W11よりも大きな厚みを備える。
図10A、及び図10Bに示すように、フレーム端部材W12、W13を、フレーム本体部材W11の所定の部位に押し当てるように固定させる(固定工程ST102)。すなわち、フレーム端部材W12、W13と、フレーム本体部材W11とが、突き合わされている。言い換えると、フレーム端部材W12、W13がフレーム本体部材W11の一部を挟みこみように配置される。
図11A、及び図11Bに示すように、レーザをフレーム端部材W12、W13とフレーム本体部材W11との境界又はその近傍に照射して、フレーム端部材W12、W13を、フレーム本体部材W11に溶接することによって、溶接部W121、W131とを形成する(溶接工程ST103)。溶接部W121は、フレーム端部材W12とフレーム本体部材W11との境界に位置し、溶接部W131は、フレーム端部材W13とフレーム本体部材W11との境界に位置する。さらに、溶接部W121と、溶接部W131とを肉盛溶接することによって、手直しする(手直し工程ST104)。具体的には、上記した実施の形態1に係る突合せ溶接の手直し方法の一変形例(図5及び図6参照)を利用する。TIG溶接やMAG溶接を利用することができる。TIG溶接を用いた場合、スラグやスパッタがあまり発生しないため、好ましい。溶接ガスとしてArを用いるとよい。溶接ワイヤとして、軟鋼用TIGワイヤ、フェライト系ステンレスワイヤを用いるとよい。このような溶接ワイヤは、エキゾーストマニホールド等の排気処理部品等を形成するための溶接方法に利用されることが知られている。
図12A、及び図12Bに示すように、接合したフレーム本体部材W11とフレーム端部材W12、W13とを、断面コの字状、又は断面U字形状に変形させるように、プレス成形する(プレス成形工程ST105)。ここで、フレーム本体部材W11とフレーム端部材W12、W13とは、高い溶接強度で接合されているため、プレス成形しても互いにしっかりと接合したままである。プレス成形後のフレーム本体部材W11とフレーム端部材W12、W13とは、適宜、加工をして、例えば、車両に搭載されるシャシーフレームの一部材として利用することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
ST1、ST11、ST21、ST103 溶接工程
ST2、ST12、ST22、ST104 肉盛工程(手直し工程)
W10、W10a、W20、W121、W131 溶接物
W1,W11 第1の板(フレーム本体部材) W1a、W1b 主面
W12、W13 フレーム端部材
W3 第2の板 W3a、W3b 主面
W31 溶接部
W4 肉盛部 W4a 頂部

Claims (1)

  1. 第1の板と、当該第1の板よりも厚い第2の板とを、突き合わせて溶接し、溶接部を形成する溶接工程と、
    当該溶接工程において当該溶接部に引けが発生した場合、当該溶接部に肉盛溶接を行い、肉盛部を形成する肉盛工程と、を備える突合せ溶接の手直し方法であって、
    前記溶接工程では、前記第1の板の面であって厚み方向に直交する面である主面の一方と前記第2の板の主面の一方とが面一となるように、前記第1の板及び前記第2の板が突き合わされて溶接され、
    前記肉盛工程では、前記溶接部における前記第1及び前記第2の板の一方の主面側に、前記肉盛部を形成した場合、前記第1の板の厚み方向における、前記第1の板の他方の主面から前記肉盛部の頂部までの長さt2と、前記第1の板の厚みt1との関係は、
    t1≦t2≦1.10×t1
    を満たす、
    突合せ溶接の手直し方法。
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