JP2019005682A - 集塵システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図5に示されているように、本発明の実施の形態に係る集塵システム10は、回収容器である収納袋11から廃トナーを取り出すための作業空間を内部に有するブース12と、ブース12の内部に設置される第1の集塵装置13と、ブース12の下方に設けられる第1の貯留部14と、ブース12の後上方に設けられる第2の集塵装置15と、ブース12の後方であって第2の集塵装置15の下方且つ第1の貯留部14の上方に設けられる第2の貯留部16と、を備えて構成されている。
<ブースの構成>
図1〜図5に示されているように、第1の集塵装置13は、廃トナーを含む空気を強力な旋回気流で空気と廃トナーとに分離する遠心分離方式(サイクロン式)の集塵装置である。本実施の形態では、取り扱う粉体が、粉塵爆発しやすいトナーであるため、第1の集塵装置13には粉塵爆発対策(アース処理や接粉部の導電性塗装)が施されている。第1の集塵装置13は、作業台20を挟んで左右に対向した位置であって、ブース12の左右側壁面と左右の案内壁22との間にそれぞれ収納されている。各第1の集塵装置13は、手前側から後側への奥行き方向に横向きに配置され、外筒27と内筒28が同軸上に設けられて構成されている。
図1〜図5に示されているように、第1の貯留部14は、逆角錐形状のホッパ状を有しており、上端及び下端は開口されている。第1の貯留部14の上端はブース12及び第2貯留部16の前方部分とそれぞれ連通している。第1の貯留部14の上部には、第2の貯留部16の前端部分から下方に延出する仕切板42が設けられている。仕切板42の下端と第1の貯留部14の後側傾斜面上部との間には隙間43が形成され、第1の貯留部14の内部と第2の貯留部16の内部はこの隙間43を介して互いに連通している。
図1及び図2に示されているように、第2の集塵装置15は、直方体形状の箱状のケーシング50の内部に集塵システム10全体の吸引源となるモータ51を備えたファン52とフィルタ53とが収容されて構成されている。第2の集塵装置15はフィルタ53を備えているため、第1の集塵装置13より集塵効率が高くなっている。したがって、第2の集塵装置15は、第1の集塵装置13で集塵できなかった比較的粒子径の小さい廃トナーも集塵することができる。ケーシング50は、共通フレーム17上に複数の脚部54を介して支持されている。ファン52は上部に取り付けられ、フィルタ53はファン52の下方に着脱可能に取り付けられている。フィルタ53の近傍には、パルスジェット(図示省略)が取り付けられており、該パルスジェットは、フィルタ53に集塵された廃トナーを落とすため、フィルタ53に向けて圧縮エアを噴射可能なように配設されている。
(2)万が一の粉塵爆発に備えて、放散口55を装備している。
(3)第2の集塵装置15の排気流路とモータ51の冷却空気の吸入流路とを独立させた別流路で形成している。
(4)前記パルスジェット用の電磁弁(図示省略)は、電気部品からのスパークや不具合による粉塵爆発を回避するため、機外の電装箱56に取り付けている。
図2に示されているように、第2の貯留部16は、前方に傾斜した逆角錐形状のホッパ状を有しており、上端及び下端は開口されている。第2の貯留部16の上端は第2の集塵装置15のケーシング50の内部と連通している。第2の貯留部16の下端には、第2の貯留部16に貯留された廃トナーを定量排出可能な第2の排出装置として第2のロータリフィーダ63が取り付けられており、集塵した廃トナーを安定的に定量供給できるようになっている。なお、第2の貯留部16に貯留される廃トナーの量が少ないことが予想される場合には、第2の排出装置(第2のロータリフィーダ63)は必ずしも設置しなくても良い。
図1及び図2に示されているように、集塵システム10には、ブース12の前方に作業スペース70が設けられている。作業スペース70は、共通フレーム17より低い位置において前方水平に延出するように形成される歩行板71と、歩行板71の左右及び前方側にそれぞれ立設される安全柵72と、により構成されている。歩行板71は複数の脚部73により支持され、歩行板71には後方地上から上傾して形成される階段74を介してアクセス可能となっている。
次に、図1〜図10に加えて、図11〜図13を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る集塵システム10の作用について説明する。
上記した本発明の実施の形態に係る集塵システム10によれば、ブース12内の作業空間に飛散した廃トナーをブース12内の第1の集塵装置13で集塵することにより、効率よく作業空間を清浄化すると共に、外部への廃トナーの流出を防止することができる。また、ブース12内に第1の集塵装置13を設けることにより、ダクトや配管が不要となるため、ダクトや配管による圧力損失の低下を防止することができると共に、経済性の向上を図ることができる。さらに、作業台20の下方に第1の貯留部14を配置することにより、作業台20から自然落下する廃トナーを速やかに貯留することができる。
11 収納袋(回収容器)
12 ブース
13 第1の集塵装置
14 第1の貯留部
15 第2の集塵装置
16 第2の貯留部
20 作業台
21 開口部
22 案内壁
32 第1の吸込口
33 第2の吸込口
34 排気口
36 排出管
37 隙間
39 板ゴム(吸引防止手段)
42 仕切板
47 連通口
62 排気ダクト
Claims (9)
- 回収容器から取り出した再利用可能な粉体を収集するための集塵システムであって、
前記回収容器から粉体を取り出すための作業空間を内部に有し、該作業空間の下方に複数の開口部が形成された作業台を有するブースと、
前記ブースの内部に設けられ、該作業空間において飛散した粉体を集塵する第1の集塵装置と、
前記ブースの下方に設けられ、前記作業台の開口部を通って落下する粉体を貯留する第1の貯留部と、
を備えることを特徴とする集塵システム。 - 前記作業台の側方に前記第1の集塵装置の第1の吸込口が設けられ、該第1の吸込口と前記作業台の上方の前記作業空間とを連通する連通口が設けられている請求項1に記載の集塵システム。
- 前記ブースの内部には前記作業台の周囲に案内壁が設けられ、該案内壁は前記作業台に向かって下傾しており、前記第1の集塵装置は前記ブースの壁面と該案内壁との間に設けられている請求項1〜2のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記第1の集塵装置は、遠心分離方式で、前記作業台を挟んで対向した位置に横置き配置されている請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記第1の吸込口は、前記連通口より下方に配置され、前記ブースの壁面に向かって開口されている請求項2〜4のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記作業台の側方に前記第1の集塵装置の第2の吸込口が設けられ、該第2の吸込口は下方に向かって開口されて前記作業台の開口部に連通するように設けられている請求項2〜5のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記第1の集塵装置は、集塵した粉体を前記第1の貯留部に排出する排出管を備え、該排出管は該第1の集塵装置から下方に向かって該第1の貯留部まで延出し、該排出管の下端には吸引防止手段が設けられている請求項1〜6のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記第1の集塵装置の気流方向下流側には、第2の集塵装置が設けられ、該第1の集塵装置の排気口と該第2の集塵装置の吸込口は排気ダクトにより接続され、該第2の集塵装置の下方且つ前記第1の貯留部の上方に第2の貯留部が設けられ、該第2の貯留部の下部と該第1の貯留部の上部とが連通している請求項1〜7のいずれかの請求項に記載の集塵システム。
- 前記第1の貯留部の上部には、下方に延出する仕切板が設けられ、該仕切板の下方に隙間が形成され、前記第1の貯留部の内部と前記第2の貯留部の内部は該隙間を介して連通している請求項8に記載の集塵システム。
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