JP2019005310A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
このような遊技者への対策として、連続遊技時間を基準に判定して、遊技者に対して所定の警告表示を行うようにした遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
通常状態と、前記通常状態と比較して遊技者にとって有利な特定状態と、を制御する状態制御手段と、前記特定状態において、所定の遊技価値を付与すると、当該特定状態を終了させる特定状態終了手段と、前記特定状態の終了に伴って、遊技者の遊技の継続に関する警告演出を実行する制御を行う警告演出実行制御手段と、を備えたことを特徴とする。
まず、図1及び図2を用いて、本発明における遊技機1の構成について具体的に説明する。なお、図1は、遊技機の外観斜視図を示す図であり、図2は、遊技機1全体のブロック図である。
本実施形態における遊技機1は、後述のキャビネット2と、前面扉3等から構成されている。
キャビネット2は、略矩形状の箱体であって、正面側に開口を有する。また、キャビネット2には、複数の部品が取り付けられている。
前面扉3は、キャビネット2の正面側の開口を閉塞するように取り付けられている。また前面扉3には、複数の部品が取り付けられている。
鍵穴5は、前面扉3の中央右側に設けられ、施錠装置(図示せず)により前面扉3を開錠するために設けられている。ここで、遊技店の店員等がメンテナンス作業や、遊技者にとって有利な度合を示す設定値の変更等を行う場合に、前面扉3に設けられている施錠装置(図示せず)の開錠が行われる。具体的には、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入して時計回り方向に所定角度回動することにより開錠する。そして、前面扉3を開放し、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業を行う。なお、メンテナンス作業や、設定値の変更等の作業が終了すると、前面扉3を閉じることにより施錠される。
メダル投入口6は、鍵穴5の正面視左側上方に設けられ、遊技者がメダルを投入するために設けられている。
BETボタン7は、メダル投入口6の正面視左方に離間した位置に設けられ、遊技機1へのメダルの投入が許容されているときに、貯留(クレジット)されたメダルのうち、「1」枚のメダルを遊技に使用するために設けられている。
MAXBETボタン8は、BETボタン7の正面視右側に設けられ、遊技機1へのメダルの投入が許容されているときに、貯留(クレジット)されたメダルのうち、一遊技(「1」ゲーム)において使用可能な最大枚数のメダルを遊技に使用するために設けられている。ここで、本実施形態において、一遊技において使用可能なメダルの最大値は「3」枚である。
精算ボタン9は、MAXBETボタン8の正面視左側後方に設けられ、遊技者が獲得したメダルのうち、貯留(クレジット)されているメダルの精算を行うために設けられている。なお、本実施形態において、貯留(クレジット)可能なメダルの最大値は「50」枚である。
スタートレバー10は、MAXBETボタン8の正面視左側下方に設けられている。また、スタートレバー10は、遊技者が後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する契機となる開始操作を行うために設けられている。ここで、遊技者による開始操作が検出されたことに基づいて、後述のメイン制御基板300は、乱数値を取得し、当選役を決定する処理や、後述の左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止ボタン11は、スタートレバー10の正面視右側に設けられている。また、左停止ボタン11は、後述の左リール18の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
中停止ボタン12は、左停止ボタン11の正面視右側に設けられている。また、中停止ボタン12は、後述の中リール19の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
右停止ボタン13は、中停止ボタン12の正面視右側に設けられている。また、右停止ボタン13は、後述の右リール20の回転を停止する契機となる停止操作を検出するために設けられている。
セレクター14は、前面扉3の背面側に設けられている。また、セレクター14は、メダル投入口6に投入されたメダルの材質や形状等が適正であるか否かを判別するために設けられている。
貯留枚数表示器15は、精算ボタン9の正面視右側に設けられている。また、貯留枚数表示器15は、遊技機1に貯留(クレジット)されている遊技者のメダルの貯留(クレジット)枚数を表示するために設けられている。
払出枚数表示器16は、貯留枚数表示器15の正面視右側に設けられている。また、払出枚数表示器16は、遊技者に対して払い出されるメダルの払出枚数を表示したり、遊技機1がエラー状態となった場合に、エラー状態になったことを表示したりするために設けられている。また、払出枚数表示器16は、後述する指示モニタデータを表示する。なお、指示モニタデータとは、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序(以下、停止操作順序ともいう)等を示すデータである。また、払出枚数表示器16は、後述する「有利期間」である場合に、所定の表示を行う。なお、「有利期間」とは、通常の状態(後述する「通常状態」)より遊技者に有利となる期間であり、例えば、停止操作順序が報知される期間である。「有利期間」における払出枚数表示器16の表示の詳細については、後述する。
ドア開閉センサ17sは、鍵穴5の背面側に設けられており、前面扉3が開放しているか否かを検出するために設けられている。ここで、ドア開閉センサ17sは、発光部と受光部からなり、鍵穴5にドアキー(図示せず)を挿入し、当該ドアキー(図示せず)を時計回り方向に所定角度回動させると、施錠部(図示せず)が回動することとなる。そして、受光部は、施錠部が回動することにより、発光部から発光された光を受光することができなくなる。これにより、ドア開閉センサ17sは、前面扉3の開放を検知することとなる。
左リール18は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、左リール18の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、左リール18は、後述の左ステッピングモータ151により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
中リール19は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、中リール19の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、中リール19は、後述の中ステッピングモータ152により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
右リール20は、キャビネット2の内部に設けられており、円筒状の構造を有している。また、右リール20の円筒状の構造の周面には、透光性のシートが装着されており、当該シートには、複数種類の図柄が一列に描かれている。そして、右リール20は、後述の右ステッピングモータ153により回転駆動され、複数種類の図柄が変動表示される。
演出ボタン21は、MAXBETボタン8の正面視右側に設けられており、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、演出ボタン21の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31の表示制御を行う。
十字キー22は、演出ボタン21の正面視右側に設けられており、上方向ボタン、下方向ボタン、左方向ボタン、及び右方向ボタンにより構成され、遊技者が所定のタイミングで操作するために設けられている。そして、後述のサブ制御基板400は、十字キー22の操作が検出された場合に、後述の演出制御基板500を介して、後述の液晶表示装置31等の表示制御を行う。
表示窓23は、左リール18、中リール19、右リール20の前面側に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の周面に描かれた複数の図柄を視認可能とするために設けられている。具体的には、左リール18の周面に描かれた「3」個の図柄、中リール19の周面に描かれた「3」個の図柄、及び右リール20の周面に描かれた「3」個の図柄の合計「9」個の図柄が表示窓23を介して視認可能となる。なお、本実施形態においては、表示窓23に表示される図柄の視認を容易とするために、図示しないバックライトを発光することにより、表示窓23に表示される図柄が照射されることとなる。
ここで、本実施形態において、有効ラインは、表示窓23に表示された図柄のうち、左リール18の中段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の中段に表示された図柄を直線で結んだ「中段ライン」が有効ラインとなる。
なお、以下では、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の上段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「上段ライン」といい、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の下段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「下段ライン」という。また、左リール18の上段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の下段に表示された図柄を直線で結んだラインを「右下がりライン」といい、左リール18の下段に表示された図柄と、中リール19の中段に表示された図柄と、右リール20の上段に表示された図柄を直線で結んだラインを「右上がりライン」という。
受皿ユニット24は、前面扉3の正面下方に設けられている。また、受皿ユニット24は、後述のメダル払出口25から排出されたメダルを受け入れて貯留するために設けられている。
メダル払出口25は、前面扉3の下方に設けられており、メダルの払出が行われる場合において、後述のホッパー202により払い出されるメダルを排出するために設けられている。また、メダル払出口25は、セレクターセンサ14sにより、メダル投入口6に投入されたメダルが適正なメダルではないと判別された場合や、メダルの投入を受け付けることが不可能なタイミングに、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メダル投入口6に投入されたメダルを排出するために設けられている。
第1BETランプ26は、貯留枚数表示器15の正面視左側に設けられており、遊技者により「1」枚のメダルがBETされた旨を報知するために設けられている。
第2BETランプ27は、第1BETランプ26の上方に設けられており、遊技者により「2」枚のメダルがBETされた旨を報知するために設けられている。
第3BETランプ28は、第2BETランプ27の上方に設けられており、遊技者により「3」枚のメダルがBETされた旨を報知するために設けられている。
液晶表示装置31は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられ、動画像・静止画像等を表示するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、後述のメイン制御基板300により管理される状態が「ART状態」である場合において、後述の内部抽選処理により所定の当選役、例えば、「押し順ベル」が決定された場合等に、後述の演出制御基板500を介して、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を液晶表示装置31に表示する処理を行う。
LED32は、前面扉3の前面の周縁に設けられており、遊技者の視覚に訴える形状及び色彩、模様、絵柄等を施してデザイン設計されている。ここで、後述のサブ制御基板400は、LED32を点灯、点滅する処理を行うことにより、遊技者に対して視覚に訴える演出を行う。
スピーカ33は、前面扉3の背面側下方に設けられており、演出を行う際にBGMや音声、効果音等を出力するために設けられている。ここで、後述のサブ制御基板400は、スピーカ33から音を出力する処理を行うことにより、遊技者に対して聴覚に訴える演出を行う。
左押し順報知ランプ34は、左リール18の正面視左側に設けられており、左停止ボタン11を操作するタイミングを報知するために設けられている。ここで、左押し順報知ランプ34は、左停止ボタン11を操作するタイミングで点灯し、左停止ボタン11を操作するタイミングではない場合には、消灯することとなる。
中押し順報知ランプ35は、左押し順報知ランプ34の下方に設けられており、中停止ボタン12を操作するタイミングを報知するために設けられている。ここで、中押し順報知ランプ35は、中停止ボタン12を操作するタイミングで点灯し、中停止ボタン12を操作するタイミングではない場合には、消灯することとなる。
右押し順報知ランプ36は、中押し順報知ランプ35の下方に設けられており、右停止ボタン13を操作するタイミングを報知するために設けられている。ここで、右押し順報知ランプ36は、右停止ボタン13を操作するタイミングで点灯し、右停止ボタン13を操作するタイミングではない場合には、消灯することとなる。
ステータス基板100は、前面扉3の背面側であって、表示窓23の下方に設けられている。また、ステータス基板100には、後述のBETスイッチ7sw、後述のMAXBETスイッチ8sw、後述の精算スイッチ9sw、後述のスタートスイッチ10sw、後述の左停止スイッチ11sw、後述の中停止スイッチ12sw、後述の右停止スイッチ13sw、後述のセレクターセンサ14s、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16、ドア開閉センサ17s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
リール制御基板150は、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、左リール18、中リール19、右リール20の回転、及び停止を制御するために設けられている。また、リール制御基板150には、後述の左ステッピングモータ151、後述の中ステッピングモータ152、後述の右ステッピングモータ153、後述の左リールセンサ154s、後述の中リールセンサ155s、後述の右リールセンサ156s、及び後述のメイン制御基板300が接続されている。
電源基板200は、キャビネット2の内部であって、正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する制御を行うために設けられている。また、電源基板200には、後述の電源スイッチ201sw、後述のホッパー202、メイン制御基板300、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
電源ボタン201は、後述のホッパー202の正面視左側に設けられており、遊技機1に電力を供給する操作を行うために設けられている。
ホッパー202は、電源基板200の正面視右側に設けられており、遊技者に対してメダルを払い出すために設けられている。ここで、後述のメイン制御基板300は、メダルを払い出す図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合に、電源基板200を介してホッパー202を駆動する処理を行い、遊技者に対してメダルを払い出す処理を行う。
メイン制御基板300は、キャビネット2の内部であって、左リール18、中リール19、右リール20の上方に設けられており、遊技機1の制御を行うために設けられている。また、メイン制御基板300は、後述のメインCPU301、後述のメインROM302、後述のメインRAM303、後述のメイン乱数発生器304を備えている。更に、メイン制御基板300には、後述の外部集中端子板30、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、及び後述のサブ制御基板400が接続されている。
サブ制御基板400は、メイン制御基板300の正面視左側に設けられており、主として演出の制御を行うために設けられている。また、サブ制御基板400は、後述のサブCPU401、後述のサブROM402、後述のサブRAM403、後述のサブ乱数発生器404を備えている。更に、サブ制御基板400には、後述の演出ボタンセンサ21s、後述の十字キーセンサ22s、電源基板200、メイン制御基板300、及び後述の演出制御基板500が接続されている。
演出制御基板500は、前面扉3の背面上方に設けられており、主として演出を実行するために設けられている。また、演出制御基板500は、後述の演出制御CPU501、後述の演出制御ROM502、後述の演出制御RAM503、後述のCGROM504、後述の音源IC505、後述の音源ROM506、後述のVDP507を備えている。更に、演出制御基板500には、液晶表示装置31、LED32、スピーカ33、及びサブ制御基板400が接続されている。
次に、図2を用いて、遊技機1全体のブロック図について説明する。
BETスイッチ7swは、BETボタン7の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、BETスイッチ7swにより、BETボタン7の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「1」枚のメダルを使用する処理等を行う。
MAXBETスイッチ8swは、MAXBETボタン8の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、MAXBETスイッチ8swにより、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してMAXBETスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からMAXBETスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルから「3」枚のメダルを使用する処理等を行う。
精算スイッチ9swは、精算ボタン9の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、精算スイッチ9swにより、精算ボタン9の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して精算スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から精算スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されているメダルを精算する処理を行う。
スタートスイッチ10swは、スタートレバー10の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、スタートスイッチ10swにより、スタートレバー10の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対してスタートスイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からスタートスイッチ入力信号を受信したことに基づいて、左リール18、中リール19、右リール20の回転を開始する処理等を行う。
左停止スイッチ11swは、左停止ボタン11の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、左停止スイッチ11swにより、左停止ボタン11の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して左停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から左停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の左リール18を停止する処理を行う。
中停止スイッチ12swは、中停止ボタン12の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、中停止スイッチ12swにより、中停止ボタン12の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して中停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から中停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の中リール19を停止する処理を行う。
右停止スイッチ13swは、右停止ボタン13の操作を検出するためのスイッチである。ここで、ステータス基板100は、右停止スイッチ13swにより、右停止ボタン13の操作が検出された場合に、メイン制御基板300に対して右停止スイッチ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100から右停止スイッチ入力信号を受信したことに基づいて、回転中の右リール20を停止する処理を行う。
セレクターセンサ14sは、メダル投入口6に適正なメダルが投入されたことを検出するためのセンサである。ここで、ステータス基板100は、セレクターセンサ14sにより、適正なメダルの通過が検出された場合に、メイン制御基板300に対してセレクターセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からセレクターセンサ入力信号を受信したことに基づいて、貯留(クレジット)されるメダルの枚数を「1」加算する処理や、遊技に使用するメダルの枚数に「1」加算する処理を行う。
左ステッピングモータ151は、左リール18の内部に設けられており、左リール18の制御を行うために設けられている。また、左ステッピングモータ151は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、左リール18は、左ステッピングモータ151に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の左リールセンサ154sによりリールインデックスが検出されてから左ステッピングモータ151に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、左リール18の回転角度を管理する。
中ステッピングモータ152は、中リール19の内部に設けられており、中リール19の制御を行うために設けられている。また、中ステッピングモータ152は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、中リール19は、中ステッピングモータ152に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の中リールセンサ155sによりリールインデックスが検出されてから中ステッピングモータ152に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、中リール19の回転角度を管理する。
右ステッピングモータ153は、右リール20の内部に設けられており、右リール20の制御を行うために設けられている。また、右ステッピングモータ153は、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。これにより、右リール20は、右ステッピングモータ153に対してパルス信号が出力されるごとに、一定の角度で回転する。なお、メイン制御基板300は、後述の右リールセンサ156sによりリールインデックスが検出されてから右ステッピングモータ153に対してパルス信号を出力した回数をカウントすることによって、右リール20の回転角度を管理する。
左リールセンサ154sは、左リール18の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、左リールセンサ154sは、左リール18が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
中リールセンサ155sは、中リール19の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、中リールセンサ155sは、中リール19が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
右リールセンサ156sは、右リール20の内部に設けられており、発光部と受光部とを有する光センサを備えている。また、右リールセンサ156sは、右リール20が「1」回転したことを示すリールインデックスを検出するために設けられている。
電源スイッチ201swは、電源ボタン201の操作を検出するためのスイッチである。ここで、電源基板200は、電源スイッチ201swにより、電源ボタン201の操作が検出された場合に、遊技機1に電力を供給する処理を行う。
ホッパーセンサ202sは、ホッパー202が駆動されることにより払い出されるメダルが通過したことを検出するためのセンサである。ここで、電源基板200は、ホッパーセンサ202sにより、メダルの払出が検出された場合に、メイン制御基板300に対してホッパーセンサ入力信号を送信する。そして、メイン制御基板300は、ステータス基板100からホッパーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、払出枚数を減算する処理を行う。
モニタ表示部29は、「4」桁の7セグメントLEDからなり、メイン制御基板300に設けられている。また、モニタ表示部29は、累計遊技における有利期間比率、「6000」ゲーム間における役物連続作動比率、「6000」ゲーム間における役物比率、累計遊技における役物連続作動比率、及び累計遊技における役物比率を表示するために設けられている。
ここで、本実施形態において、「累計遊技における有利期間比率」とは、有利期間において遊技された遊技数を累計遊技数で除した値である。そして、メイン制御基板300は、累計遊技における有利期間比率をモニタ表示部29に表示する制御を行う場合には、累計遊技における有利期間比率をモニタ表示部29の下位「2」桁に表示する制御を行うとともに、累計遊技における有利期間比率を表示していることを示す識別子をモニタ表示部29の上位「2」桁に表示する制御を行う。
また、本実施形態において、「6000」ゲーム間における役物連続作動比率とは、役物連続作動装置が作動した回数を「6000」で除した値である。そして、メイン制御基板300は、「6000」ゲーム間における役物連続作動比率をモニタ表示部29に表示する制御を行う場合には、「6000」ゲーム間における役物連続作動比率をモニタ表示部29の下位「2」桁に表示する制御を行うとともに、「6000」ゲーム間における役物連続作動比率を表示していることを示す識別子をモニタ表示部29の上位「2」桁に表示する制御を行う。
また、本実施形態において、「6000」ゲーム間における役物比率とは、役物が作動した回数を「6000」で除した値である。そして、メイン制御基板300は、「6000」ゲーム間における役物比率をモニタ表示部29に表示する制御を行う場合には、「6000」ゲーム間における役物比率をモニタ表示部29の下位「2」桁に表示する制御を行うとともに、「6000」ゲーム間における役物比率を表示していることを示す識別子をモニタ表示部29の上位「2」桁に表示する制御を行う。
また、本実施形態において、累計遊技における役物連続作動比率とは、役物連続作動装置が作動した回数を累計遊技数で除した値である。そして、メイン制御基板300は、累計遊技における役物連続作動比率をモニタ表示部29に表示する制御を行う場合には、累計遊技における役物連続作動比率をモニタ表示部29の下位「2」桁に表示する制御を行うとともに、累計遊技における役物連続作動比率を表示していることを示す識別子をモニタ表示部29の上位「2」桁に表示する制御を行う。
また、本実施形態において、累計遊技における役物比率とは、役物が作動した回数を累計遊技数で除した値である。そして、メイン制御基板300は、累計遊技における役物をモニタ表示部29に表示する制御を行う場合には、累計遊技における役物比率をモニタ表示部29の下位「2」桁に表示する制御を行うとともに、累計遊技における役物比率を表示していることを示す識別子をモニタ表示部29の上位「2」桁に表示する制御を行う。
外部集中端子板30は、遊技に使用したメダルの枚数を特定可能なメダル投入信号や、遊技者に対して払い出したメダルの枚数を特定可能なメダル払出信号、メイン制御基板300により管理される状態が後述の「ART状態」に移行した旨を特定可能なART信号、後述の「BBに係る図柄の組み合わせ」が表示されたことを特定可能なBB信号、不正行為が行われたことを特定可能なセキュリティ信号をホールコンピュータ(図示せず)等の遊技機1の外部に対して送信するために設けられている。
メインCPU301は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインCPU301は、後述のメインROM302に記憶されているプログラムを読み込み、遊技の進行に合わせて所定の演算処理を行うことにより、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して所定の信号を送信する。
メインROM302は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインROM302は、メインCPU301により実行される制御プログラム、データテーブル、サブ制御基板400に対するコマンドを送信するためのデータ等を記憶するために設けられている。
メインRAM303は、メイン制御基板300に設けられている。また、メインRAM303は、メインCPU301によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。具体的には、メインRAM303には、後述の投入枚数カウンタ等の各種カウンタや、後述の設定値格納領域等の各種格納領域が設けられている。
メイン乱数発生器304は、メイン制御基板300に設けられている。また、メイン乱数発生器304は、当選役を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、メイン乱数発生器304は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21が接続されており、演出ボタン21の操作を検出するために設けられている。ここで、演出ボタンセンサ21sは、演出ボタン21の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して演出ボタンセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、演出ボタンセンサ入力信号を受信したことに基づいて、演出ボタン21が操作されたときの処理を行う。
十字キーセンサ22sは、十字キー22が接続されており、十字キー22の操作を検出するために設けられている。ここで、十字キーセンサ22sは、十字キー22の操作を検出したことに基づいて、サブ制御基板400に対して十字キーセンサ入力信号を送信する。そして、サブ制御基板400は、十字キーセンサ入力信号を受信したことに基づいて、十字キー22が操作されたときの処理を行う。
サブCPU401は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブCPU401は、後述のサブROM402に記憶されているプログラムを読み込み、メイン制御基板300から受信したコマンドの情報や、演出ボタンセンサ21sや、十字キーセンサ22sから入力された信号に基づいて所定の演算を行い、当該演算の結果を演出制御基板500等に供給するために設けられている。
サブROM402は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブROM402は、サブCPU401により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、サブROM402は、演出決定テーブル等を記憶している。
サブRAM403は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブRAM403は、サブCPU401によるプログラムの実行により決定された各種データを記憶するために設けられている。
サブ乱数発生器404は、サブ制御基板400に設けられている。また、サブ乱数発生器404は、演出を決定する抽選等で用いられる乱数値を生成するために設けられている。ここで、本実施形態において、サブ乱数発生器404は、「0」〜「65535」の範囲で乱数値を生成する。
演出制御CPU501は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御CPU501は、後述の演出制御ROM502に記憶されているプログラムを読み込み、サブ制御基板400から受信した信号に基づいてディスプレイリストを作成するために設けられている。また、演出制御CPU501は、後述のCGROM504に記憶されている画像データを液晶表示装置31に表示させる制御を行う。
演出制御ROM502は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御ROM502は、演出制御CPU501により実行される制御プログラム、データテーブル等を記憶するために設けられている。具体的には、演出制御ROM502は、演出制御CPU501の制御処理のプログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、アニメーションを表示する際に参照されるアニメシーンの組み合わせやアニメシーンの表示順序、画像の表示時間を示すウエイトフレーム、スプライトの識別番号や転送元アドレス等の各種対象データ、スプライトの表示位置や転送先アドレス等の各種パラメータ、描画方法等が記憶されている。
演出制御RAM503は、演出制御基板500に設けられている。また、演出制御RAM503は、演出制御CPU501の演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能し、演出制御ROM502から読み出されたデータを一時的に記憶するために設けられている。
CGROM504は、演出制御基板500に設けられている。また、CGROM504は、所定範囲の画素(例えば、「32」ピクセル×「32」ピクセル)における画素毎に色番号を指定する色番号情報と、画像の透明度を示すα値とから構成され画素情報の集合からなる画像データを圧縮して記憶するために設けられている。
音源IC505は、演出制御基板500に設けられている。また、音源IC505は、後述の音源ROM506に記憶されている音声に関するプログラムやデータを読み込み、スピーカ33を駆動する音声信号を生成するために設けられている。
音源ROM506は、演出制御基板500に設けられている。また、音源ROM506は、演出を実行する際に出力される音声に関するプログラムやデータ等を記憶するために設けられている。
VDP507は、いわゆる画像プロセッサであり、演出制御CPU501からの指示に基づいて、第1フレームバッファ領域と第2フレームバッファ領域のうち「表示用フレームバッファ領域」から画像データを読み出す制御を行う。そして、読み出した画像データに基づいて、映像信号(例えば、LVDS信号やRGB信号)を生成することにより、液晶表示装置31に画像を表示する制御が行われる。なお、VDP507は、図示しない制御レジスタ、CGバスインターフェイス、CPUインターフェイス、クロック生成回路、伸長回路、描画回路、表示回路、メモリコントローラ等を備えており、これらをバスによって接続している。
次に、図3に基づいて、配列データテーブルの説明を行う。
次に、図4に基づいて、図柄組み合わせテーブルについて説明を行う。
次に、図5に基づいて、当選役と、停止ボタンの操作順序と、入賞等の関係について説明を行う。
次に、図6に基づいて、当選役決定テーブルについて説明を行う。
また、「通常リプレイ」と、「押し順リプレイ」と、「特殊リプレイ」を総称して、「リプレイ」という。
また、「第1押し順ベル」と、「第2押し順ベル」と、「第3押し順ベル」と、「第4押し順ベル」と、「第5押し順ベル」を総称して、「押し順ベル」という。
また、「共通ベル」と、「押し順ベル」を総称して「ベル」という。
また、「黒BB」においては、設定値によって当選確率が異なっている。すなわち、「黒BB」は、「設定差のあるボーナス」である。そこで、「黒BB」を、「特別BB」ともいう。
次に、図7に基づいて、メイン制御基板により管理される状態の遷移図についての説明を行う。
「通常状態」は、遊技者にとって不利な状態である。ここで、「通常状態」においては、「ART準備状態」に移行するか否かを抽選する処理が行われる。そして、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選を行った結果、「ART準備状態」に移行することが決定された場合には、「前兆状態」を経て「ART準備状態」に移行する制御が行われる。なお、後述するように、「ART準備状態」に移行すると、所定のゲーム数を消化することにより、「ART状態」に移行するので、「ART準備状態」に移行するか否かの抽選は、実質的に、「ART状態」に移行するか否かを抽選するものである。
「前兆状態」は、「通常状態」において、「ART準備状態」に移行することが決定された場合、あるいは、「通常状態」において、「前兆状態」に移行することが決定された場合、に移行される状態である。そして、「ART準備状態」は、「ART状態」へ移行する状態なので、「前兆状態」は、「ART状態」への移行を期待できる状態である。
「ART準備状態」は、「前兆状態」において、所定のゲーム数が消化され、ART準備状態当選フラグがONであった場合、あるいは、「通常状態」において、通常BB当選時にART準備状態移行抽選に当選した場合に、「通常BB持越状態」、「通常時通常BB状態」の終了後に移行される状態である。そして、「ART準備状態」は、「ART状態」への移行が約束された状態である。ここで、「ART準備状態」においては、「移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合、または、遊技状態が「第2RT遊技状態」である場合に、「ART準備状態」から「ART状態」に移行する制御が行われる。
「通常BB持越状態」は、「通常状態」において、BBが当選役として決定された場合、あるいは、「前兆状態」において、ART準備状態当選フラグがOFFであって、後述の内部抽選処理により、特別BB(「黒BB」)が当選役として決定された場合に移行される状態である。
ここで、「通常BB持越状態」において、「通常BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「通常BB持越状態」から「通常時通常BB状態」に移行する制御が行われ、「特別RBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「通常BB持越状態」から「通常時特別BB状態」に移行する制御が行われる。
「通常時通常BB状態」は、「通常BB持越状態」において、「通常BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「通常時通常BB状態」においては、通常BBの終了条件が成立した(例えば、「通常時通常BB状態」において「200」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、ART準備状態当選フラグがON(後述する「有利期間」:「有利期間移行抽選」に当選済み)であったら、「通常時通常BB状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われ、ART準備状態当選フラグがOFF(後述する「通常期間」)であったら、「通常時通常BB状態」から「通常状態」に移行する制御が行われる。
「通常時特別BB状態」は、「通常BB持越状態」において、「特別BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「通常時特別BB状態」においては、特別BBの終了条件が成立した(例えば、「通常時特別BB状態」において「36」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、「通常時特別BB状態」から「通常状態」に移行する制御が行われる。
「ART中BB持越状態」は、「ART状態」、「ART準備状態」、「ART上乗せ状態」において、BBが当選役として決定された場合、あるいは、「前兆状態」において、ART準備状態当選フラグがONでBBが当選役として決定された場合、または、「前兆状態」において、ART準備状態当選フラグがOFFであっても通常BBが当選役として決定された場合に移行される状態である。
なお、以下において、「通常BB持越状態」と、「ART中BB持越状態」を総称して「BB持越状態」という。
「ART中通常BB状態」は、「ART中BB持越状態」において、「通常BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「ART中通常BB状態」においては、通常BBの終了条件が成立した(例えば、「ART中通常BB状態」において「200」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、「ART中通常BB状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「ART中特別BB状態」は、「ART中BB持越状態」において、「特別BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「ART中特別BB状態」においては、特別BBの終了条件が成立した(例えば、「ART中特別BB状態」においては、「36」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、「ART中特別BB状態」から「ART準備状態」に移行する制御が行われる。
「ART上乗せ状態」は、「ART状態」において遊技可能なゲーム数が上乗せされる状態である。具体的には、「ART上乗せ状態」は、後述するARTゲーム数上乗せ抽選処理により、ゲーム数の上乗せに当選した場合に、「ART状態」において遊技可能なゲーム数が上乗せされる状態である。
また、「ART上乗せ状態」において、後述の内部抽選処理により、BB(「赤BB」、「白BB」または「黒BB」)が当選役として決定された場合に、「ART上乗せ状態」から「ART中BB持越状態」に移行する制御が行われる。
「通常MB持越状態」は、「通常状態」または「前兆状態」において、MBが当選役として決定された場合に移行される状態である。
ここで、「通常MB持越状態」において、「MBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、「通常MB持越状態」から「通常時MB状態」に移行する制御が行われる。なお、「MBに係る図柄の組み合わせ」は、完全引き込み(停止操作順序、停止操作位置にかかわらず図柄が揃う)が行われる図柄の組み合わせであるため、MBが当選役として決定され、「通常MB持越状態」に移行した当該ゲームにおいて、「通常MB持越状態」から「通常時MB状態」に移行される。
「通常時MB状態」は、「通常MB持越状態」において、「MBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「通常時MB状態」においては、MBの終了条件が成立した(例えば、「通常時MB状態」において「13」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、「通常時MB状態」から直前の「通常MB持越状態」に移行する前の状態(以下、元の状態という)に移行する制御が行われる。なお、「通常時MB状態」においては、少なくとも「1」のリールが「75」ms以内に停止する制御が行われる。
「ART中MB持越状態」は、「ART状態」、「ART準備状態」、「ART上乗せ状態」において、MBが当選役として決定された場合に移行される状態である。
なお、以下において、「通常MB持越状態」と、「ART中MB持越状態」を総称して「MB持越状態」という。
「ART中MB状態」は、「ART中MB持越状態」において、「MBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に移行される状態である。ここで、「ART中MB状態」においては、MBの終了条件が成立した(例えば、「ART中MB状態」において「13」枚を超えるメダルの払い出しが行われた)場合に、「ART中MB状態」から直前の「ART中MB持越状態」に移行する前の状態(以下、「通常時MB状態」の場合と同様に、元の状態という)に移行する制御が行われる。なお、「ART中MB状態」においては、「通常時MB状態」と同様に、少なくとも「1」のリールが「75」ms以内に停止する制御が行われる。
次に、「有利期間」、および、有利期間の遷移についての説明を行う。
本実施形態においては、上記状態とは別に、メイン制御基板300により管理される期間が複数設けられている。具体的には、本実施形態においては、「通常期間」、「有利期間」、「待機期間」の計「3個」の期間が規定されている。なお、「有利期間」は、遊技者にとって「通常状態」である期間よりも、有利である期間である。また、「待機期間」は、「通常期間」から「有利期間」への移行が決定されていて、「有利期間」に移行する前の期間である。すなわち、「待機期間」とは、「有利期間」への移行権利を保持しつつ、後述する払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(以下、期間表示器ともいう)が点灯していない期間である。
「通常状態」から「前兆状態」に移行した場合には、「通常期間」から「有利期間」に移行する制御を行う。また、「通常状態」において、BB当選(通常BB当選)時に、ART準備状態移行抽選に当選した場合には、「通常期間」から「待機期間」に移行する制御を行う。
また、「有利期間」における各状態において、「有利期間」の終了条件が成立したら、「有利期間」から「通常期間」に移行させる制御を行う。
なお、「有利期間」の「通常時通常BB状態」の前の「通常BB持越状態」を、「待機期間」としているが、これに限らず、この「通常BB持越状態」を「通常期間」としてもよい。
すなわち、「第2RT遊技状態」(「ART状態」における遊技状態)と同様のリプレイ確率を有する「第5RT遊技状態」を備え、この「第5RT遊技状態」に移行すると、「有利期間」の終了の有無にかかわらず、所定のゲーム数、例えば、「200」ゲームが行われるものとする。
また、「第5RT遊技状態」においては、「第1RT遊技状態」よりも、「有利期間移行抽選」における当選確率を高く設定することが望ましい。
なお、MBについても、BBと同様に行うことができる。
次に、図8に基づいて、遊技状態移行図について説明を行う。
次に、図9に基づいて、状態移行抽選テーブルについての説明を行う。
次に、図10に基づいて、上乗せゲーム数抽選テーブルについて説明を行う。
また、メインROM302には、図示しない指示モニタデータ決定テーブルが記憶されている。
指示モニタデータ決定テーブルは、払出枚数表示器16に表示するための指示モニタデータを決定する際に用いられる。ここで、指示モニタデータ決定テーブルは、当選番号(および当選役)と、当選番号毎の指示モニタデータが規定されている。
次に、図11に基づいて、メインRAM303に記憶される本発明に関する主なフラグおよびカウンタの機能と、更新タイミング等について説明を行う。
有利期間フラグは、有利期間であるか否かの状態を示すフラグである。メインRAM303に設けられている有利期間フラグ格納領域には、有利期間ではないことを示す値「0」(OFF)、または、有利期間であることを示す値「1」(ON)が記憶される。
待機期間フラグは、待機期間であるか否かの状態を示すフラグである。メインRAM303に設けられている待機期間フラグ格納領域には、待機期間ではないことを示す値「0」(OFF)、または、待機期間であることを示す値「1」(ON)が記憶される。
有利期間当選フラグは、有利期間の移行に当選したか否かの状態を示すフラグである。メインRAM303に設けられている有利期間当選フラグ格納領域には、有利期間の移行に当選した状態ではないことを示す値「0」(OFF)、または、有利期間の移行に当選し、有利期間当選時処理が未処理であることを示す値「1」(ON)が記憶される。
なお、「通常状態」において、BB当選時(通常BB当選時)にART準備状態移行抽選に当選した場合には、待機期間を経て有利期間に移行するので、有利期間当選フラグは使用しない。
有利期間終了フラグは、有利期間が終了することを示すためのフラグである。メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグ格納領域には、有利期間の終了時ではないことを示す値「0」(OFF)、または、有利期間の終了時であることを示す値「1」(ON)が記憶される。
ART準備状態当選フラグは、ART準備状態移行抽選に当選済み、あるいは、ART中であるか否かの状態を示すフラグである。メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグ格納領域には、ART中(ART上乗せ状態、ART準備状態等を含む)ではなく、ART準備状態移行抽選にも当選していない状態であることを示す値「0」(OFF)、または、ART中であるか、ART準備状態移行抽選に当選済みであることを示す値「1」(ON)が記憶される。
ART準備状態当選フラグは、前兆状態移行抽選に当選したか否かを示すフラグである。メインRAM303に設けられている前兆状態移行フラグ格納領域には、前兆状態移行抽選に当選していない状態であることを示す値「0」(OFF)、または、前兆状態移行抽選に当選したことを示す値「1」(ON)が記憶される。
上乗せ状態移行フラグは、上乗せ状態移行抽選に当選したか否かを示すフラグである。メインRAM303に設けられている上乗せ状態移行フラグ格納領域には、上乗せ状態移行抽選に当選していない状態であることを示す値「0」(OFF)、または、上乗せ状態移行抽選に当選したことを示す値「1」(ON)が記憶される。
期間表示器点灯フラグは、期間表示器(払出枚数表示器16の期間表示セグ16a)を点灯させているか否かを示すフラグである。メインRAM303に設けられている期間表示器点灯フラグ格納領域には、期間表示器を点灯させていない状態であることを示す値「0」(OFF)、または、期間表示器を点灯させている状態であることを示す値「1」(ON)が記憶される。
有利期間ゲーム数カウンタは、「有利期間」において遊技可能な残りゲーム数を示すカウンタである。なお、「有利期間」は、有利期間ゲーム数カウンタの値が「1」以上であっても、ARTの終了条件が成立した場合等には、終了する。
前兆ゲーム数カウンタは、「前兆状態」において遊技可能な残りゲーム数を示すカウンタである。なお、「前兆状態」は、前兆ゲーム数カウンタの値が「1」以上であっても、BB当選した場合には、終了する。
ARTゲーム数カウンタは、「ART状態」において遊技可能な残りゲーム数を示すカウンタである。なお、「ART状態」は、ARTゲーム数カウンタの値が「1」以上であっても、「有利期間」の終了条件が成立した場合には、終了する。
上乗せ状態用ゲーム数カウンタは、「ART上乗せ状態」において遊技可能な残りゲーム数を示すカウンタである。なお、「ART上乗せ状態」は、上乗せ状態用ゲーム数カウンタの値が「1」以上であっても、「有利期間」の終了条件が成立した場合には、終了する。
次に、図12に基づいて、演出決定テーブルについて説明を行う。
次に、図13に基づいて、メイン制御基板300により行われるプログラム開始処理についての説明を行う。なお、プログラム開始処理は、電源スイッチ201swがONとなったことに基づいて行われる処理である。
ステップS1において、メインCPU301は、電断中であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1に電力が供給されている場合には、遊技機1が電断中であるか否かを判定し、遊技機1に電力が供給されていない場合には、バックアップ電源により遊技機1が電断中であるか否かを判定する処理を行う。そして、電断中であると判定された場合には(ステップS1=Yes)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。一方、電断中ではないと判定された場合には(ステップS1=No)、ステップS2に処理を移行する。
ステップS2において、メインCPU301は、初期設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、遊技機1の内部レジスタを設定するためのテーブルの番地を設定し、当該テーブルに基づいて、レジスタの番地をセットする処理等を行う。そして、ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に処理を移行する。
ステップS3において、メインCPU301は、設定変更キースイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されているか否かを判定する処理を行う。そして、設定変更キースイッチがONであると判定された場合には(ステップS3=Yes)、ステップS4に処理を移行し、設定変更キースイッチがONではないと判定された場合には(ステップS3=No)、電断前に退避されたレジスタの値や、保存されたスタックポインタの値を復帰させる電断復帰処理に処理を移行する。なお、電断復帰処理が終了すると、遊技機1の電源がOFFとなったときの状態に復帰することとなる。
ステップS4において、メインCPU301は、設定値変更処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に格納されている値に基づいて、現在の設定値を取得し、設定値の範囲が正常であるか否かを判定する処理を行い、判定の結果が正常である場合には、図示しない設定表示部に現在の設定値を表示する処理を行う。一方、上述の判定結果が正常ではない場合には、設定値の初期値をメインRAM303に設けられている設定値格納領域にセットする処理を行う。そして、メインCPU301は、設定変更スイッチ(図示せず)により設定変更ボタン(図示せず)の操作が検出されたことに基づいて、設定値を切り替える処理を行うとともに、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたことに基づいて、設定値を確定する処理を行う。そして、設定変更キー(図示せず)が設定変更用の鍵穴に挿入された状態で、時計回り方向に所定角度回動されている状態から、反時計回り方向に所定角度回動されたことが検出された場合に、メインRAM303に設けられている設定値格納領域に設定値を格納する処理を行う。そして、ステップS4の処理が終了すると、メインループ処理(図14参照)に処理を移行する。
次に、図14に基づいて、メイン制御基板300により行われるメインループ処理についての説明を行う。
ステップS101において、メインCPU301は、初期化処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタックポインタをセットする処理や、メインRAM303の初期化開始番地と、初期化終了番地をセットしてから、メインRAM303の初期化開始番地から初期化終了番地領域までの領域を初期化する処理等を行う。また、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値や、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域の値をクリアする処理等を行う。さらに、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値を、前回遊技状態格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS101の処理が終了すると、ステップS102に処理を移行する。
ステップS102において、メインCPU301は、メダル受付開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONの場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値に「3」をセットする処理等を行う。そして、ステップS102の処理が終了すると、ステップS103に処理を移行する。
ステップS103において、メインCPU301は、メダル管理処理を行う。具体的には、メインCPU301は、後述の再遊技作動中フラグがONではない場合に、メダル投入口6にメダルが投入されたか否かを判定し、メダル投入口6にメダルが投入された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理や、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出されたか否かを判定し、BETボタン7や、MAXBETボタン8の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値を加算する処理を行う。また、精算ボタン9の操作が検出されたか否かを判定し、精算ボタン9の操作が検出された場合に、貯留されているメダルを遊技者に返却する処理等を行う。そして、ステップS103の処理が終了すると、ステップS104に処理を移行する。
ステップS104において、メインCPU301は、投入枚数カウンタの値が「3」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS102のメダル受付開始処理や、ステップS103のメダル管理処理により、メインRAM303に設けられている投入枚数カウンタの値が「3」となったか否かを判定する処理を行う。そして、投入枚数カウンタの値が「3」であると判定された場合には(ステップS104=Yes)、ステップS105に処理を移行し、投入枚数カウンタの値が「3」ではないと判定された場合には(ステップS104=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS105において、メインCPU301は、スタートレバーチェック処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されたか否かを判定し、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出された場合に、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の再遊技作動中フラグをOFFにするとともに、スタートレバー10が操作された情報を有するスタートコマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。一方、スタートスイッチ10swによりスタートレバー10の操作が検出されなかった場合には、スタートレバーチェック処理を終了する。そして、ステップS105の処理が終了すると、ステップS106に処理を移行する。
ステップS106において、メインCPU301は、スタートスイッチがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートスイッチ10swがONであるか否かを判定する処理を行う。そして、スタートスイッチがONであると判定された場合には(ステップS106=Yes)、ステップS107に処理を移行し、スタートスイッチがONではないと判定された場合には(ステップS106=No)、ステップS103に処理を移行する。
ステップS107において、メインCPU301は、内部抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値に基づいて、メインROM302に設けられている当選役決定テーブル(図6参照)を選択する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている乱数値格納領域に格納されている乱数値と、選択された当選役決定テーブルと、に基づいて、当選役を決定する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選役格納領域に決定した当選役に係る情報を格納する処理を行う。そして、ステップS107の処理が終了すると、ステップS108に処理を移行する。
ステップS108において、メインCPU301は、後で図15を用いて説明する情報設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16に表示する左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序を決定する処理等を行う。そして、ステップS108の処理が終了すると、ステップS109に処理を移行する。
ステップS109において、メインCPU301は、リール回転開始準備処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている回胴演出情報格納領域に格納されている情報に基づいて、回胴演出を実行する処理を行う。また、メインCPU301は、最小遊技時間が経過したか否かを判定する処理を行い、当該判定の結果、最小遊技時間が経過したと判定された場合には、次の遊技において最小遊技時間が経過したか否かを判定するために、メインRAM303に設けられているタイマカウンタの値をセットする処理を行う。一方、メインCPU301は、最小遊技時間が経過していないと判定された場合には、最小遊技時間が経過するまで待機する処理を行う。また、メインCPU301は、左リール18、中リール19、右リール20の回転が開始される旨の情報を有するリール回転開始コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該リール回転開始コマンドをメインRAM303の演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS109の処理が終了すると、ステップS110に処理を移行する。
ステップS110において、メインCPU301は、リール回転開始処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール制御基板150を介して、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153を駆動することにより、左リール18、中リール19、右リール20を定速回転させるための処理を行う。そして、ステップS110の処理が終了すると、ステップS111に処理を移行する。
ステップS111において、メインCPU301は、リール回転中処理を行う。具体的には、メインCPU301は、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時であるか否かを判定し、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の押圧時である場合には、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13のうち、操作された停止ボタンに対応する左リール18、中リール19、右リール20と、左ステッピングモータ151、中ステッピングモータ152、右ステッピングモータ153に供給しているパルスカウンタの値に基づいて、押圧基準位置を取得し、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納する処理を行う。次に、メインCPU301は、メインROM302に設けられている停止テーブル(図示せず)と、メインRAM303に設けられている当選役格納領域の値と、左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13の操作順序等に基づいて、「0」コマから「4」コマの範囲内で滑りコマ数を決定する処理を行い、当該決定された滑りコマ数をメインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納する処理を行う。そして、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている押圧基準位置格納領域に格納されている値と、メインRAM303に設けられている滑りコマ数格納領域に格納されている値とに基づいて、回転中の左リール18、中リール19、右リール20を停止する処理を行う。そして、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に処理を移行する。
ステップS112において、メインCPU301は、全リールが停止したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS111のリール回転中処理により、左リール18、中リール19、右リール20が全て停止したか否かを判定する処理を行う。そして、全リールが停止したと判定された場合には(ステップS112=Yes)、ステップS113に処理を移行し、全リールが停止していないと判定された場合には(ステップS112=No)、ステップS111に処理を移行し、全リールが停止するまで、同様の処理を繰り返し実行する。
ステップS113において、メインCPU301は、表示判定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、まず、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに関する情報等を有する表示判定コマンドをサブ制御基板400に対して送信するために、当該表示判定コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。次に、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、遊技者に対して払い出すメダルの払出枚数を算定する処理を行う。一方、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されなかったと判定された場合には、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたか否かを判定する処理を行い、「リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたと判定された場合には、メインRAM303に設けられている再遊技作動中フラグ格納領域の値をONにする処理を行う。そして、ステップS113の処理が終了すると、ステップS114に処理を移行する。
ステップS114において、メインCPU301は、払出処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「入賞に係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示されたことに基づいて、電源基板200を介してホッパー202を駆動することにより、メダルを払い出す処理を行う。なお、「ボーナス状態」(「BB状態」、「MB状態」)においては、ボーナス中払出枚数カウンタ(BB中払出枚数カウンタ、MB中払出枚数カウンタ)の減算処理を行って、ボーナス中払出枚数カウンタ(BB中払出枚数カウンタ、MB中払出枚数カウンタ)の値が負の値となったら、ボーナス終了時(BB終了時、MB終了時)であると判定し、ボーナス作動中フラグ(BB作動中フラグ、MB作動中フラグ)を「OFF」とする。そして、ステップS114の処理が終了すると、ステップS115に処理を移行する。
ステップS115において、メインCPU301は、後で図28を用いて説明する表示時設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有利期間への移行が決定された場合に、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を点灯させる処理、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行させる処理、状態別に有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、状態を移行させる処理等を行う。そして、ステップS115の処理が終了すると、ステップS101に処理を移行する。
次に、図15に基づいて、図14のステップS108の処理により行われる情報設定処理についての説明を行う。なお、図15は情報設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−1において、メインCPU301は、当選役コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上記ステップS107の内部抽選処理で決定した当選番号を有する当選役コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS108−1の処理が終了すると、ステップS108−2に処理を移行する。
ステップS108−2において、メインCPU301は、「ボーナス」当選時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、当選役格納領域に格納されている値に基づいて、当選役として「ボーナス」が決定されたか否かを判定する処理を行う。そして、「ボーナス」当選時であると判定された場合には(ステップS108−2=Yes)、ステップS108−3に処理を移行し、「ボーナス」当選時ではないと判定された場合には(ステップS108−2=No)、ステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−3において、メインCPU301は、ボーナス当選時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているボーナス情報格納領域にそれぞれ「ボーナス当選」に係る情報値をセットする処理を行う。詳しくは、メインCPU301は、当選したボーナスが「赤BB」である場合には、メインRAM303に設けられているボーナス情報格納領域に「1」をセットし、当選したボーナスが「白BB」である場合には、ボーナス情報格納領域に「2」をセットし、当選したボーナスが「黒BB」である場合には、ボーナス情報格納領域に「3」をセットする処理を行う。また、メインCPU301は、当選したボーナスが「MB」である場合には、メインRAM303に設けられているボーナス情報格納領域に「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−3の処理が終了すると、ステップS108−4に処理を移行する。
ステップS108−4において、メインCPU301は、リール回転開始受付コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、スタートレバー10の操作が受け付けられた旨の情報等を有するリール回転開始受付コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。なお、このリール回転開始受付コマンドには、投入枚数の情報も付加されて、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS108−4の処理が終了すると、ステップS108−5に処理を移行する。
ステップS108−5において、メインCPU301は、指示モニタ設定処理を行う。具体的には、メインCPU301は、払出枚数表示器16に表示する指示モニタ表示データを設定する処理等を行う。例えば、メインCPU301は、有利期間中であるか否か、「ART上乗せ状態」であるか否かを判定して、状態に応じた指示モニタデータ決定テーブルを設定し、当選役に基づいて指示モニタデータを決定する処理を行う。そして、メインCPU301は、決定した指示モニタデータをメインRAM303に設けられた払出枚数表示器用バッファにセットする処理を行う。なお、設定された指示モニタデータ決定テーブルに規定されていない当選役が決定されている場合には、払出枚数表示器用バッファには指示モニタデータをセットしない。また、払出枚数表示器用バッファに、特定の指示を行わない指示モニタデータをセットするようにしてもよい。そして、メインCPU301は、決定した指示モニタデータの情報等を有する指示モニタ表示コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS108−5の処理が終了すると、ステップS108−6に処理を移行する。
ステップS108−6において、メインCPU301は、後で図16を用いて詳述するスタートレバー受付時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、メイン制御基板300により管理される状態に応じた処理を行う。そして、ステップS108−6の処理が終了すると、ステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−7において、メインCPU301は、遊技制御コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS108−6のスタートレバー受付時処理により行われた抽選の結果に係る情報を有する遊技制御コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。また、メインCPU301は、有利期間当選フラグが「ON」である場合には、「有利期間」に当選したことを示す情報を有する有利期間当選コマンドを、サブ制御基板400に対して送信する処理を行う。そして、ステップS108−7の処理が終了すると、情報設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS109に処理を移行する。
次に、図16に基づいて、図15のステップS108−6の処理により行われるスタートレバー受付時処理についての説明を行う。なお、図16はスタートレバー受付時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−1において、メインCPU301は、有利期間フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS108−6−1=Yes)、ステップS108−6−2に処理を移行し、有利期間フラグが「ON」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−1=No)、ステップS108−6−3に処理を移行する。
ステップS108−6−2において、メインCPU301は、後で図17を用いて詳述する有利期間中処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有利期間ゲーム数カウンタの値を減算する処理等を行う。そして、ステップS108−6−2の処理が終了すると、ステップS108−6−3に処理を移行する。
ステップS108−6−3において、メインCPU301は、「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常状態」を表す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常状態」であると判定された場合には(ステップS108−6−3=Yes)、ステップS108−6−4に処理を移行し、「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−3=No)、ステップS108−6−5に処理を移行する。
ステップS108−6−4において、メインCPU301は、後で図18を用いて詳述する通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART準備状態」への移行抽選を行う処理等を行う。そして、ステップS108−6−4の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−5において、メインCPU301は、「前兆状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「前兆状態」を表す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「前兆状態」であると判定された場合には(ステップS108−6−5=Yes)、ステップS108−6−6に処理を移行し、「前兆状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−5=No)、ステップS108−6−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6において、メインCPU301は、後で図21を用いて詳述する前兆状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、前兆ゲーム数カウンタの値を減算する処理等を行う。そして、ステップS108−6−6の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−7において、メインCPU301は、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART準備状態」を表す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」であると判定された場合には(ステップS108−6−7=Yes)、ステップS108−6−8に処理を移行し、「ART準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−7=No)、ステップS108−6−9に処理を移行する。
ステップS108−6−8において、メインCPU301は、後で図23を用いて詳述するART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、ARTゲーム数上乗せの抽選を行う処理等を行う。そして、ステップS108−6−8の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−9において、メインCPU301は、「ART状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART状態」を表す値「5」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART状態」であると判定された場合には(ステップS108−6−9=Yes)、ステップS108−6−10に処理を移行し、「ART状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−9=No)、ステップS108−6−11に処理を移行する。
ステップS108−6−10において、メインCPU301は、後で図26を用いて詳述するART状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART状態」において遊技可能なゲーム数(ARTゲーム数カウンタの値)を上乗せするか否かを抽選する処理、ARTゲーム数カウンタの値を減算する処理等を行う。そして、ステップS108−6−10の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−11において、メインCPU301は、「ART上乗せ状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART上乗せ状態」を表す値「12」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART上乗せ状態」であると判定された場合には(ステップS108−6−11=Yes)、ステップS108−6−12に処理を移行し、「ART上乗せ状態」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−11=No)、ステップS108−6−13に処理を移行する。
ステップS108−6−12において、メインCPU301は、後で図27を用いて詳述するART上乗せ状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART状態」において遊技可能なゲーム数を上乗せするか否かを抽選する処理等を行う。そして、ステップS108−6−12の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−13において、メインCPU301は、各状態に応じた処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「持越状態」である場合の処理や、「ボーナス状態」である場合の処理等を行う。そして、ステップS108−6−13の処理が終了すると、スタートレバー受付時処理のサブルーチンを終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図17に基づいて、図16のステップS108−6−2の処理により行われる有利期間中処理についての説明を行う。なお、図17は有利期間中処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−2−1において、メインCPU301は、有利期間ゲーム数カウンタを減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS108−6−2−1の処理が終了すると、ステップS108−6−2−2に処理を移行する。
ステップS108−6−2−2において、メインCPU301は、有利期間ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間ゲーム数カウンタの値が、「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS108−6−2−2=Yes)、ステップS108−6−2−3に処理を移行し、有利期間ゲーム数カウンタの値が「0」ではないと判定された場合には(ステップS108−6−2−2=No)、有利期間中処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のステップS108−6−3に処理を移行する。
ステップS108−6−2−3において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグに、ONを示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−2−3の処理が終了すると、ステップS108−6−2−4に処理を移行する。
ステップS108−6−2−4において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグに、OFFを示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−2−4の処理が終了すると、有利期間中処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のステップS108−6−3に処理を移行する。
次に、図18に基づいて、図16のステップS108−6−4の処理により行われる通常状態用処理についての説明を行う。なお、図18は通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−4−1において、メインCPU301は、「BB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」から「36」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−4−1=Yes)、ステップS108−6−4−2に処理を移行し、「BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−4−1=No)、ステップS108−6−4−3に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2において、メインCPU301は、図19を用いて詳述する通常時BB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常BB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−4−2の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−4−3において、メインCPU301は、「MB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「37」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−4−3=Yes)、ステップS108−6−4−4に処理を移行し、「MB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−4−3=No)、ステップS108−6−4−5に処理を移行する。
ステップS108−6−4−4において、メインCPU301は、図20を用いて詳述する通常・前兆時MB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常MB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−4−4の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−4−5において、メインCPU301は、ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常・前兆状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図9(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART準備状態」への移行抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−4−5の処理が終了すると、ステップS108−6−4−6に処理を移行する。
ステップS108−6−4−6において、メインCPU301は、「ART準備状態」への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−4−6=Yes)、ステップS108−6−4−7に処理を移行し、「ART準備状態」への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−4−6=No)、ステップS108−6−4−9に処理を移行する。
ステップS108−6−4−7において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−7の処理が終了すると、ステップS108−6−4−8に処理を移行する。
ステップS108−6−4−8において、メインCPU301は、有利期間当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−8の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−4−9において、メインCPU301は、前兆状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常状態用前兆状態移行抽選テーブル(図9(C)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「前兆状態」への移行抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−4−9の処理が終了すると、ステップS108−6−4−10に処理を移行する。
ステップS108−6−4−10において、メインCPU301は、「前兆状態」への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、「前兆状態」への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−4−10=Yes)、ステップS108−6−4−11に処理を移行し、「前兆状態」への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−4−10=No)、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−4−11において、メインCPU301は、前兆状態移行フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前兆状態移行フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−11の処理が終了すると、ステップS108−6−4−12に処理を移行する。
ステップS108−6−4−12において、メインCPU301は、有利期間当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−12の処理が終了すると、通常状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図19に基づいて、図18のステップS108−6−4−2の処理により行われる通常時BB当選処理についての説明を行う。なお、図19は通常時BB当選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−4−2−1において、メインCPU301は、BB当選時ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常状態BB当選時用ART準備状態移行抽選テーブル(図9(B)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART準備状態」への移行抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−4−2−1の処理が終了すると、ステップS108−6−4−2−2に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2−2において、メインCPU301は、「ART準備状態」への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−4−2−2=Yes)、ステップS108−6−4−2−3に処理を移行し、「ART準備状態」への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−4−2−2=No)、ステップS108−6−4−5に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2−3において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−2−3の処理が終了すると、ステップS108−6−4−2−4に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2−4において、メインCPU301は、待機期間フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている待機期間フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−2−4の処理が終了すると、ステップS108−6−4−2−5に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2−5において、メインCPU301は、「通常BB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常BB持越状態」を示す値「6」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−2−5の処理が終了すると、ステップS108−6−4−2−6に処理を移行する。
ステップS108−6−4−2−6において、メインCPU301は、遊技状態を「第4RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第4RT遊技状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−2−6の処理が終了すると、通常時BB当選処理のサブルーチンを終了し、通常状態用処理のサブルーチンも終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図20に基づいて、図18のステップS108−6−4−4の処理等により行われる通常・前兆時MB当選処理についての説明を行う。なお、図20は通常・前兆時MB当選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−4−4−1において、メインCPU301は、現在の状態を確保しておく処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている移行元状態格納領域に、「現在の状態」を示す値をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−4−1の処理が終了すると、ステップS108−6−4−4−2に処理を移行する。
ステップS108−6−4−4−2において、メインCPU301は、現在の遊技状態を確保しておく処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている移行元遊技状態格納領域に、「現在の遊技状態」を示す値をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−4−2の処理が終了すると、ステップS108−6−4−4−3に処理を移行する。
ステップS108−6−4−4−3において、メインCPU301は、「通常MB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常MB持越状態」を示す値「13」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−4−3の処理が終了すると、ステップS108−6−4−4−4に処理を移行する。
ステップS108−6−4−4−4において、メインCPU301は、遊技状態を「第4RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第4RT遊技状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−4−4−4の処理が終了すると、通常・前兆時MB当選処理のサブルーチンを終了する。
次に、図21に基づいて、図16のステップS108−6−6の処理により行われる前兆状態用処理についての説明を行う。なお、図21は前兆状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−6−1において、メインCPU301は、「BB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」から「36」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−6−1=Yes)、ステップS108−6−6−2に処理を移行し、「BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−6−1=No)、ステップS108−6−6−3に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2において、メインCPU301は、図22を用いて詳述する前兆時BB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−6−2の処理が終了すると、前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6−3において、メインCPU301は、「MB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「37」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−6−3=Yes)、ステップS108−6−6−4に処理を移行し、「MB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−6−3=No)、ステップS108−6−6−5に処理を移行する。
ステップS108−6−6−4において、メインCPU301は、図20を用いて前述した通常・前兆時MB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常MB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−6−4の処理が終了すると、前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6−5において、メインCPU301は、前兆ゲーム数カウンタを減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前兆ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS108−6−6−5の処理が終了すると、ステップS108−6−6−6に処理を移行する。
ステップS108−6−6−6において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグがOFFであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態当選フラグがOFFであると判定された場合には(ステップS108−6−6−6=Yes)、ステップS108−6−6−7に処理を移行し、ART準備状態当選フラグがOFFではないと判定された場合には(ステップS108−6−6−6=No)、前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6−7において、メインCPU301は、前兆時ART準備状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられている通常・前兆状態用ART準備状態移行抽選テーブル(図9(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART準備状態」への移行抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−6−7の処理が終了すると、ステップS108−6−6−8に処理を移行する。
ステップS108−6−6−8において、メインCPU301は、「ART準備状態」への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−6−8=Yes)、ステップS108−6−6−9に処理を移行し、「ART準備状態」への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−6−8=No)、前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6−9において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−9の処理が終了すると、前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図22に基づいて、図21のステップS108−6−6−2の処理により行われる前兆時BB当選処理についての説明を行う。なお、図22は前兆時BB当選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−6−2−1において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグがONであるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態当選フラグがONであると判定された場合には(ステップS108−6−6−2−1=Yes)、ステップS108−6−6−2−7に処理を移行し、ART準備状態当選フラグがONではないと判定された場合には(ステップS108−6−6−2−1=No)、ステップS108−6−6−2−2に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−2において、メインCPU301は、「通常BB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」、「23」、または、「25」から「32」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−6−2−2=Yes)、ステップS108−6−6−2−6に処理を移行し、「通常BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−6−2−2=No)、ステップS108−6−6−2−3に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−3において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−3の処理が終了すると、ステップS108−6−6−2−4に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−4において、メインCPU301は、通常BB持越移行時前兆終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ART準備状態移行に当選しておらず、特別BBに当選し、前兆状態が終了したことを示す通常BB持越移行時前兆終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該通常BB持越移行時前兆終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−4の処理が終了すると、ステップS108−6−6−2−5に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−5において、メインCPU301は、「通常BB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常BB持越状態」を示す値「6」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−5の処理が終了すると、ステップS108−6−6−2−8に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−6において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−6の処理が終了すると、ステップS108−6−6−2−7に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−7において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中BB持越状態」を示す値「9」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−7の処理が終了すると、ステップS108−6−6−2−8に処理を移行する。
ステップS108−6−6−2−8において、メインCPU301は、遊技状態を「第4RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第4RT遊技状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−6−2−8の処理が終了すると、前兆時BB当選処理のサブルーチンを終了し、前兆状態用処理のサブルーチンも終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図23に基づいて、図16のステップS108−6−8の処理により行われるART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図23はART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−8−1において、メインCPU301は、「BB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」から「36」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−8−1=Yes)、ステップS108−6−8−2に処理を移行し、「BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−8−1=No)、ステップS108−6−8−3に処理を移行する。
ステップS108−6−8−2において、メインCPU301は、図24を用いて後述するART中BB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−8−2の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−8−3において、メインCPU301は、「MB」に当選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「37」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−8−3=Yes)、ステップS108−6−8−4に処理を移行し、「MB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−8−3=No)、ステップS108−6−8−5に処理を移行する。
ステップS108−6−8−4において、メインCPU301は、図25を用いて後述するART中MB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中MB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−8−4の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−8−5において、メインCPU301は、準備状態中ARTゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART準備状態用上乗せゲーム数抽選テーブル(図10(A)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART状態」におけるゲーム数の上乗せ抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−8−5の処理が終了すると、ステップS108−6−8−6に処理を移行する。
ステップS108−6−8−6において、メインCPU301は、ゲーム数上乗せの抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、ゲーム数上乗せの抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−8−6=Yes)、ステップS108−6−8−7に処理を移行し、ゲーム数上乗せの抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−8−6=No)、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−8−7において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタを加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタに格納されている値に、上記ARTゲーム数上乗せ抽選処理で当選した上乗せゲーム数を加算する処理を行う。そして、ステップS108−6−8−7の処理が終了すると、ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図24に基づいて、図23のステップS108−6−8−2の処理等により行われるART中BB当選処理についての説明を行う。なお、図24はART中BB当選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−8−2−1において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中BB持越状態」を示す値「9」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−2−1の処理が終了すると、ステップS108−6−8−2−2に処理を移行する。
ステップS108−6−8−2−2において、メインCPU301は、遊技状態を「第4RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第4RT遊技状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−2−2の処理が終了すると、ART中BB当選処理のサブルーチンを終了する。
次に、図25に基づいて、図23のステップS108−6−8−4の処理等により行われるART中MB当選処理についての説明を行う。なお、図25はART中MB当選処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−8−4−1において、メインCPU301は、現在の状態を確保しておく処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている移行元状態格納領域に、「現在の状態」を示す値をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−4−1の処理が終了すると、ステップS108−6−8−4−2に処理を移行する。
ステップS108−6−8−4−2において、メインCPU301は、現在の遊技状態を確保しておく処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている移行元遊技状態格納領域に、「現在の遊技状態」を示す値をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−4−2の処理が終了すると、ステップS108−6−8−4−3に処理を移行する。
ステップS108−6−8−4−3において、メインCPU301は、「ART中MB持越状態」に移行させる処理等を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中MB持越状態」を示す値「15」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−4−3の処理が終了すると、ステップS108−6−8−4−4に処理を移行する。
ステップS108−6−8−4−4において、メインCPU301は、遊技状態を「第4RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第4RT遊技状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS108−6−8−4−4の処理が終了すると、ART中MB当選処理のサブルーチンを終了する。
次に、図26に基づいて、図16のステップS108−6−10の処理により行われるART状態用処理についての説明を行う。なお、図26はART状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−10−1において、メインCPU301は、「BB」に選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」から「36」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−10−1=Yes)、ステップS108−6−10−2に処理を移行し、「BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−10−1=No)、ステップS108−6−10−3に処理を移行する。
ステップS108−6−10−2において、メインCPU301は、図24を用いて前述したART中BB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−10−2の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−10−3において、メインCPU301は、「MB」に選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「37」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−10−3=Yes)、ステップS108−6−10−4に処理を移行し、「MB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−10−3=No)、ステップS108−6−10−5に処理を移行する。
ステップS108−6−10−4において、メインCPU301は、図25を用いて前述したART中MB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中MB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−10−4の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−10−5において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタを減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS108−6−10−5の処理が終了すると、ステップS108−6−10−6に処理を移行する。
ステップS108−6−10−6において、メインCPU301は、ART中ゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せゲーム数抽選テーブル(図10(B)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART状態」におけるゲーム数上乗せの抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−10−6の処理が終了すると、ステップS108−6−10−7に処理を移行する。
ステップS108−6−10−7において、メインCPU301は、ゲーム数上乗せの抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、ゲーム数上乗せの抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−10−7=Yes)、ステップS108−6−10−8に処理を移行し、ゲーム数上乗せの抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−10−7=No)、ステップS108−6−10−9に処理を移行する。
ステップS108−6−10−8において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタを加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタに格納されている値に、上記ARTゲーム数上乗せ抽選処理で当選した上乗せゲーム数を加算する処理を行う。そして、ステップS108−6−10−8の処理が終了すると、ステップS108−6−10−9に処理を移行する。
ステップS108−6−10−9において、メインCPU301は、上乗せ状態移行抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART状態用上乗せ状態移行抽選テーブル(図9(D)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART上乗せ状態」への移行抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−10−9の処理が終了すると、ステップS108−6−10−10に処理を移行する。
ステップS108−6−10−10において、メインCPU301は、「ART上乗せ状態」への移行抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、「ART上乗せ状態」への移行抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−10−10=Yes)、ステップS108−6−10−11に処理を移行し、「ART上乗せ状態」への移行抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−10−10=No)、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−10−11において、メインCPU301は、上乗せ状態移行フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている上乗せ状態移行フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS108−6−10−11の処理が終了すると、ART状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図27に基づいて、図16のステップS108−6−12の処理により行われるART上乗せ状態用処理についての説明を行う。なお、図27はART上乗せ状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS108−6−12−1において、メインCPU301は、「BB」に選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「22」から「36」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−12−1=Yes)、ステップS108−6−12−2に処理を移行し、「BB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−12−1=No)、ステップS108−6−12−3に処理を移行する。
ステップS108−6−12−2において、メインCPU301は、図24を用いて前述したART中BB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−12−2の処理が終了すると、ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−12−3において、メインCPU301は、「MB」に選したか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域の値が「37」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−12−3=Yes)、ステップS108−6−12−4に処理を移行し、「MB」に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−12−3=No)、ステップS108−6−12−5に処理を移行する。
ステップS108−6−12−4において、メインCPU301は、図25を用いて前述したART中MB当選処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中MB持越状態」に移行させる処理等を行う。そして、ステップS108−6−12−4の処理が終了すると、ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−12−5において、メインCPU301は、上乗せ状態用ゲーム数カウンタを減算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている上乗せ状態用ゲーム数カウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS108−6−12−5の処理が終了すると、ステップS108−6−12−6に処理を移行する。
ステップS108−6−12−6において、メインCPU301は、上乗せ中ARTゲーム数上乗せ抽選処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインROM302に設けられているART上乗せ状態用上乗せゲーム数抽選テーブル(図10(C)参照)と、メインRAM303に設けられている当選番号格納領域に格納されている値(当選番号)に基づいて、「ART状態」におけるゲーム数上乗せの抽選処理を行う。そして、ステップS108−6−12−6の処理が終了すると、ステップS108−6−12−7に処理を移行する。
ステップS108−6−12−7において、メインCPU301は、ゲーム数上乗せの抽選に当選したか否かを判定する処理を行う。そして、ゲーム数上乗せの抽選に当選したと判定された場合には(ステップS108−6−12−7=Yes)、ステップS108−6−12−8に処理を移行し、ゲーム数上乗せの抽選に当選していないと判定された場合には(ステップS108−6−12−7=No)、ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
ステップS108−6−12−8において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタを加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタに格納されている値に、上記ARTゲーム数上乗せ抽選処理で当選した上乗せゲーム数を加算する処理を行う。そして、ステップS108−6−12−8の処理が終了すると、ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、スタートレバー受付時処理のサブルーチンも終了し、情報設定処理のステップS108−7に処理を移行する。
次に、図28に基づいて、図14のステップS115の処理により行われる表示時設定処理についての説明を行う。なお、図28は表示時設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−1において、メインCPU301は、後で図29を用いて説明する期間表示設定処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有利期間への移行が決定された場合に、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を点灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−1の処理が終了すると、ステップS115−2に処理を移行する。
ステップS115−2において、メインCPU301は、後で図32を用いて説明する遊技状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、遊技状態を移行する処理等を行う。例えば、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を「RB遊技状態」に移行する処理を行うとともに、BB作動中フラグを「ON」とし、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、BB中払出枚数カウンタの値をセットする処理を行う。また、メインCPU301は、「移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を「第2RT遊技状態」に移行する処理を行う。また、メインCPU301は、「ブランクに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行する処理を行う。そして、ステップS115−2の処理が終了すると、ステップS115−3に処理を移行する。
ステップS115−3において、メインCPU301は、後で図33、図34を用いて説明する表示時状態別処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、状態別に、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、状態を移行する処理等を行う。そして、ステップS115−3の処理が終了すると、表示設定処理のサブルーチンを終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図29に基づいて、図28のステップS115−1の処理により行われる期間表示設定処理についての説明を行う。なお、図29は期間表示設定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−1−1において、メインCPU301は、有利期間当選フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する。そして、有利期間当選フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−1−1=Yes)、ステップS115−1−2に処理を移行し、有利期間当選フラグが「ON」ではないと判定された場合には(ステップS115−1−1=No)、ステップS115−1−4に処理を移行する。
ステップS115−1−2において、メインCPU301は、後で図30を用いて説明する有利期間当選時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を点灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−1−2の処理が終了すると、ステップS115−1−3に処理を移行する。
ステップS115−1−3において、メインCPU301は、有利期間当選フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間当選フラグの値を「0」とする処理を行う。なお、前述のように、上記期間表示器(払出枚数表示器16の期間表示セグ16a)の点灯や有利期間ゲーム数の設定処理等は、遊技の先頭(有利期間抽選の直後等)で実行するようにしてもよい。そして、ステップS115−1−3の処理が終了すると、期間表示設定処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−2に処理を移行する。
ステップS115−1−4において、メインCPU301は、有利期間終了フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値が「1」であるか否かを判定する。そして、有利期間終了フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−1−4=Yes)、ステップS115−1−5に処理を移行し、有利期間終了フラグが「ON」ではないと判定された場合には(ステップS115−1−4=No)、期間表示設定処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−2に処理を移行する。
ステップS115−1−5において、メインCPU301は、後で図31を用いて説明する有利期間終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を消灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−1−5の処理が終了すると、期間表示設定処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−2に処理を移行する。
次に、図30に基づいて、図29のステップS115−1−2の処理により行われる有利期間当選時処理についての説明を行う。なお、図30は有利期間当選時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−1−2−1において、メインCPU301は、期間表示器点灯コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「有利期間」であることを報知するため、払出枚数表示器16に対して期間表示セグ16aを点灯させる期間表示器点灯コマンドを送信する。払出枚数表示器16は、メイン制御基板300より期間表示器点灯コマンドを受信すると、期間表示セグ16aを点灯させる。また、メインCPU301は、モニタ表示部29に対しても期間表示器点灯コマンドを送信する。モニタ表示部29は、メイン制御基板300より期間表示器点灯コマンドを受信すると、「有利期間」であることを示す所望の表示を行う。そして、ステップS115−1−2−1の処理が終了すると、ステップS115−1−2−2に処理を移行する。
ステップS115−1−2−2において、メインCPU301は、期間表示器点灯フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている期間表示器点灯フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS115−1−2−2の処理が終了すると、ステップS115−1−2−3に処理を移行する。
ステップS115−1−2−3において、メインCPU301は、有利期間フラグを「ON」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間フラグの値を「1」とする処理を行う。そして、ステップS115−1−2−3の処理が終了すると、ステップS115−1−2−4に処理を移行する。
ステップS115−1−2−4において、メインCPU301は、有利期間ゲーム数カウンタの値を「1500」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間ゲーム数カウンタに「1500」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−1−2−4の処理が終了すると、有利期間当選時処理のサブルーチンを終了し、期間表示設定処理のステップS115−1−3に処理を移行する。
次に、図31に基づいて、図29のステップS115−1−5の処理により行われる有利期間終了時処理についての説明を行う。なお、図31は有利期間終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−1−5−1において、メインCPU301は、期間表示器消灯コマンドを送信する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「有利期間」であることの報知を終了させるため、払出枚数表示器16に対して期間表示セグ16aを消灯させる期間表示器消灯コマンドを送信する。払出枚数表示器16は、メイン制御基板300より期間表示器消灯コマンドを受信すると、期間表示セグ16aを消灯させる。また、メインCPU301は、モニタ表示部29に対しても期間表示器消灯コマンドを送信する。モニタ表示部29は、メイン制御基板300より期間表示器消灯コマンドを受信すると、「有利期間」であることを示す所望の表示を消灯する処理を行う。なお、「有利期間」の表示については、「有利期間」中には点灯し、「有利期間」外では消灯するものであってもよいし、「有利期間」外の場合に、「有利期間」中とは異なる「有利期間」ではないことを示す特定の表示を行うようにしてもよい。そして、ステップS115−1−5−1の処理が終了すると、ステップS115−1−5−2に処理を移行する。
ステップS115−1−5−2において、メインCPU301は、期間表示器点灯フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている期間表示器点灯フラグの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−1−5−2の処理が終了すると、ステップS115−1−5−3に処理を移行する。
ステップS115−1−5−3において、メインCPU301は、有利期間フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間フラグの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−1−5−3の処理が終了すると、有利期間終了時処理のサブルーチンを終了し、期間表示設定処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のステップS115−2に処理を移行する。
次に、図32に基づいて、図28のステップS115−2の処理により行われる遊技状態移行処理についての説明を行う。なお、図32は遊技状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−2−1において、メインCPU301は、「BBに係る図柄の組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせが、「BBに係る図柄の組み合わせ」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「BBに係る図柄の組み合わせ」が表示されたと判定された場合には(ステップS115−2−1=Yes)、ステップS115−2−2に処理を移行し、「BBに係る図柄の組み合わせ」が表示されていないと判定された場合には(ステップS115−2−1=No)、ステップS115−2−3に処理を移行する。
ステップS115−2−2において、メインCPU301は、BB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、BB作動中フラグを「ON」とし、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせ(「通常BBに係る図柄の組み合わせ」か、「特別BBに係る図柄の組み合わせ」か)に基づいて、BB中払出枚数カウンタの値をセットして、遊技状態を「RB遊技状態」に移行させる処理を行う。そして、ステップS115−2−2の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−3に処理を移行する。
ステップS115−2−3において、メインCPU301は、「MBに係る図柄の組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせが、「MBに係る図柄の組み合わせ」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MBに係る図柄の組み合わせ」が表示されたと判定された場合には(ステップS115−2−3=Yes)、ステップS115−2−4に処理を移行し、「MBに係る図柄の組み合わせ」が表示されていないと判定された場合には(ステップS115−2−3=No)、ステップS115−2−5に処理を移行する。
ステップS115−2−4において、メインCPU301は、MB作動時処理を行う。具体的には、メインCPU301は、MB作動中フラグを「ON」とし、有効ライン上に表示された図柄の組み合わせに基づいて、MB中払出枚数カウンタの値をセットして、遊技状態を「MB遊技状態」に移行させる処理を行う。そして、ステップS115−2−4の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−3に処理を移行する。
ステップS115−2−5において、メインCPU301は、RT遊技状態移行処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「移行リプレイに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を「第2RT遊技状態」に移行させる処理を行い、また、メインCPU301は、「ブランクに係る図柄の組み合わせ」が有効ライン上に表示された場合に、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行させる処理を行う。そして、ステップS115−2−5の処理が終了すると、遊技状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のステップS115−3に処理を移行する。
次に、図33、図34に基づいて、図28のステップS115−3の処理により行われる表示時状態別処理についての説明を行う。なお、図33、図34は表示時状態別処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−1において、メインCPU301は、有利期間終了フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値が、「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間終了フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−1=Yes)、ステップS115−3−2に処理を移行し、有利期間終了フラグが「ON」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−1=No)、ステップS115−3−3に処理を移行する。
ステップS115−3−2において、メインCPU301は、後で図35を用いて詳述する期間終了時状態移行処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常状態」への移行処理等を行う。そして、ステップS115−3−2の処理が終了すると、ステップS115−3−3に処理を移行する。
ステップS115−3−3において、メインCPU301は、「通常状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常状態」を表す値「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−3=Yes)、ステップS115−3−4に処理を移行し、「通常状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−3=No)、ステップS115−3−5に処理を移行する。
ステップS115−3−4において、メインCPU301は、後で図36を用いて詳述する表示時通常状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART準備状態」への移行条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−4の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−5において、メインCPU301は、「前兆状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「前兆状態」を表す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「前兆状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−5=Yes)、ステップS115−3−6に処理を移行し、「前兆状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−5=No)、ステップS115−3−7に処理を移行する。
ステップS115−3−6において、メインCPU301は、後で図37を用いて詳述する表示時前兆状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「前兆状態」の終了条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−6の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−7において、メインCPU301は、「ART準備状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART準備状態」を表す値「4」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART準備状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−7=Yes)、ステップS115−3−8に処理を移行し、「ART準備状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−7=No)、ステップS115−3−9に処理を移行する。
ステップS115−3−8において、メインCPU301は、後で図38を用いて詳述する表示時ART準備状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART状態」への移行条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−8の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−9において、メインCPU301は、「ART状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART状態」を表す値「5」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−9=Yes)、ステップS115−3−10に処理を移行し、「ART状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−9=No)、ステップS115−3−11に処理を移行する。
ステップS115−3−10において、メインCPU301は、後で図39を用いて詳述する表示時ART状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART状態」の終了条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−10の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−11において、メインCPU301は、「ART上乗せ状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART上乗せ状態」を表す値「12」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART上乗せ状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−11=Yes)、ステップS115−3−12に処理を移行し、「ART上乗せ状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−11=No)、ステップS115−3−13に処理を移行する。
ステップS115−3−12において、メインCPU301は、後で図40を用いて詳述する表示時ART上乗せ状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART上乗せ状態」の終了条件が成立したか否かを判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−12の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−13において、メインCPU301は、「持越状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常BB持越状態」を表す値「6」、「ART中BB持越状態」を表す値「9」、「通常MB持越状態」を表す値「13」、または、「ART中MB持越状態」を表す値「15」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「持越状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−13=Yes)、ステップS115−3−14に処理を移行し、「持越状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−13=No)、ステップS115−3−15に処理を移行する。
ステップS115−3−14において、メインCPU301は、後で図41を用いて詳述する表示時持越状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「BB」が表示された場合に、「BB状態」への移行を行う処理等を行う。そして、ステップS115−3−14の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−15において、メインCPU301は、「ボーナス状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常時通常BB状態」を表す値「7」、「通常時特別BB状態」を表す値「8」、「ART中通常BB状態」を表す値「10」、「ART中特別BB状態」を表す値「11」、「通常時MB状態」を表す値「14」、または、「ART中MB状態」を表す値「16」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ボーナス状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−15=Yes)、ステップS115−3−16に処理を移行し、「ボーナス状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−15=No)、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16において、メインCPU301は、後で図42を用いて詳述する表示時ボーナス状態用処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ボーナス」の終了を判定する処理等を行う。そして、ステップS115−3−16の処理が終了すると、表示時状態別処理のサブルーチンを終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図35に基づいて、図33のステップS115−3−2の処理により行われる期間終了時状態移行処理についての説明を行う。なお、図35は期間終了時状態移行処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−2−1において、メインCPU301は、「BB状態」または「MB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常時通常BB状態」を表す値「7」、「通常時特別BB状態」を表す値「8」、「ART中通常BB状態」を表す値「10」、「ART中特別BB状態」を表す値「11」、「通常時MB状態」を表す値「14」、または、「ART中MB状態」を表す値「16」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「BB状態」または「MB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−2−1=Yes)、期間終了時状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のステップS115−3−3に処理を移行し、「BB状態」および「MB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−2−1=No)、ステップS115−3−2−2に処理を移行する。
ステップS115−3−2−2において、メインCPU301は、「持越状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常BB持越状態」を表す値「6」、「ART中BB持越状態」を表す値「9」、「通常MB持越状態」を表す値「13」、または、「ART中MB持越状態」を表す値「15」のいずれかであるか否かを判定する処理を行う。そして、「持越状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−2−2=Yes)、期間終了時状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のステップS115−3−3に処理を移行し、「持越状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−2−2=No)、ステップS115−3−2−3に処理を移行する。
ステップS115−3−2−3において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を表す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−2−3の処理が終了すると、ステップS115−3−2−4に処理を移行する。
ステップS115−3−2−4において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT有利状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第1RT遊技状態」を表す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−2−4の処理が終了すると、ステップS115−3−2−5に処理を移行する。
ステップS115−3−2−5において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−3−2−5の処理が終了すると、ステップS115−3−2−6に処理を移行する。
ステップS115−3−2−6において、メインCPU301は、有利期間終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有利期間が終了することを示す有利期間終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該有利期間終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−2−6の処理が終了すると、期間終了時状態移行処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のステップS115−3−3に処理を移行する。
次に、図36に基づいて、図33のステップS115−3−4の処理により行われる表示時通常状態用処理についての説明を行う。なお、図36は表示時通常状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−4−1において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態当選フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−4−1=Yes)、ステップS115−3−4−4に処理を移行し、ART準備状態当選フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−4−1=No)、ステップS115−3−4−2に処理を移行する。
ステップS115−3−4−2において、メインCPU301は、前兆状態移行フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前兆状態移行フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前兆状態移行フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−4−2=Yes)、ステップS115−3−4−3に処理を移行し、前兆状態移行フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−4−2=No)、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−4−3において、メインCPU301は、前兆状態移行フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前兆状態移行フラグの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−3−4−3の処理が終了すると、ステップS115−3−4−4に処理を移行する。
ステップS115−3−4−4において、メインCPU301は、前兆ゲーム数カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、前兆ゲーム数の抽選処理を行って、当選した前兆ゲーム数の値を、メインRAM303に設けられている前兆ゲーム数カウンタにセットする処理を行う。なお、前兆ゲーム数の抽選処理は、ART準備状態当選フラグの値等に基づいて、抽選値や当選確率が異なる抽選を行うようにしてもよい。なお、付与する前兆ゲーム数の値は、固定の値を設定してもよいし、各フラグの値に応じて固定の値を付与するようにしてもよい。そして、ステップS115−3−4−4の処理が終了すると、ステップS115−3−4−5に処理を移行する。
ステップS115−3−4−5において、メインCPU301は、「前兆状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「前兆状態」を示す値「2」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−4−5の処理が終了すると、表示時通常状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図37に基づいて、図33のステップS115−3−6の処理により行われる表示時前兆状態用処理についての説明を行う。なお、図37は表示時前兆状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−6−1において、メインCPU301は、前兆ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている前兆ゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、前兆ゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−3−6−1=Yes)、ステップS115−3−6−2に処理を移行し、前兆ゲーム数カウンタの値が「0」でないと判定された場合には(ステップS115−3−6−1=No)、表示時前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−6−2において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態当選フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−6−2=Yes)、ステップS115−3−6−3に処理を移行し、ART準備状態当選フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−6−2=No)、ステップS115−3−6−4に処理を移行する。
ステップS115−3−6−3において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−6−3の処理が終了すると、表示時前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−6−4において、メインCPU301は、図31を用いて前述した有利期間終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を消灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−3−6−4の処理が終了すると、ステップS115−3−6−5に処理を移行する。
ステップS115−3−6−5において、メインCPU301は、通常状態移行時前兆終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「前兆状態」の終了条件の成立により「前兆状態」が終了し、「通常状態」に移行することを示す通常状態移行時前兆終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該通常状態移行時前兆終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−6−5の処理が終了すると、ステップS115−3−6−6に処理を移行する。
ステップS115−3−6−6において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−6−6の処理が終了すると、表示時前兆状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図38に基づいて、図33のステップS115−3−8の処理により行われる表示時ART準備状態用処理についての説明を行う。なお、図38は表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−8−1において、メインCPU301は、遊技状態が「第2RT遊技状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域の値が「第2RT遊技状態」を示す値「2」であるか否かを判定する処理を行う。そして、遊技状態が「第2RT遊技状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−8−1=Yes)、ステップS115−3−8−2に処理を移行し、遊技状態が「第2RT遊技状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−8−1=No)、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−8−2において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタの値を加算する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタの値に、例えば「50」を加算する処理を行う。なお、ARTゲーム数カウンタには、「ART状態」において遊技可能なゲーム数が格納される。ここで、ARTゲーム数カウンタに加算する値は、上記のように、予め決められた値でもよいし、抽選により決定するようにしてもよい。そして、ステップS115−3−8−2の処理が終了すると、ステップS115−3−8−3に処理を移行する。
ステップS115−3−8−3において、メインCPU301は、「ART状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART状態」を示す値「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−8−3の処理が終了すると、表示時ART準備状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図39に基づいて、図33のステップS115−3−10の処理により行われる表示時ART状態用処理についての説明を行う。なお、図39は表示時ART状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−10−1において、メインCPU301は、上乗せ状態移行フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている上乗せ状態移行フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、上乗せ状態移行フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−10−1=Yes)、ステップS115−3−10−2に処理を移行し、上乗せ状態移行フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−10−1=No)、ステップS115−3−10−6に処理を移行する。
ステップS115−3−10−2において、メインCPU301は、上乗せ状態用ゲーム数カウンタを設定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、上乗せ状態用ゲーム数の抽選処理を行って、当選した上乗せ状態用ゲーム数の値を、メインRAM303に設けられている上乗せ状態用ゲーム数カウンタにセットする処理を行う。なお、上乗せ状態用ゲーム数の抽選処理は、当選役等に基づいて、抽選値や当選確率が異なる抽選を行うようにしてもよい。なお、付与する上乗せ状態用ゲーム数の値は、固定の値を設定してもよいし、当選役等に応じて固定の値を付与するようにしてもよい。そして、ステップS115−3−10−2の処理が終了すると、ステップS115−3−10−3に処理を移行する。
ステップS115−3−10−3において、メインCPU301は、上乗せ状態移行フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている上乗せ状態移行フラグの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−3−10−3の処理が終了すると、ステップS115−3−10−4に処理を移行する。
ステップS115−3−10−4において、メインCPU301は、「ART上乗せ状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART上乗せ状態」を示す値「12」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−10−4の処理が終了すると、ステップS115−3−105に処理を移行する。
ステップS115−3−10−5において、メインCPU301は、遊技状態を「第3RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第3RT遊技状態」を表す値「3」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−10−5の処理が終了すると、表示時ART状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−10−6において、メインCPU301は、ARTゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているARTゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ARTゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−3−10−6=Yes)、ステップS115−3−10−7に処理を移行し、ARTゲーム数カウンタの値が「0」でないと判定された場合には(ステップS115−3−10−6=No)、表示時ART状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−10−7において、メインCPU301は、図31を用いて前述した有利期間終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を消灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−3−10−7の処理が終了すると、ステップS115−3−10−8に処理を移行する。
ステップS115−3−10−8において、メインCPU301は、ART準備状態当選フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態当選フラグに、OFFを示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−10−8の処理が終了すると、ステップS115−3−10−9に処理を移行する。
ステップS115−3−10−9において、メインCPU301は、ART状態終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、「ART状態」の終了条件の成立により「ART状態」が終了し、「通常状態」に移行することを示すART状態終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該ART状態終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。なお、メインCPU301は、「有利期間」の終了条件の成立により「ART状態」が終了し、「通常状態」に移行する場合には、有利期間終了コマンドをセットし、サブ制御基板400に送信する。そして、ステップS115−3−10−9の処理が終了すると、ステップS115−3−10−10に処理を移行する。
ステップS115−3−10−10において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−10−10の処理が終了すると、表示時ART状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図40に基づいて、図33のステップS115−3−12の処理により行われる表示時ART上乗せ状態用処理についての説明を行う。なお、図40は表示時ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−12−1において、メインCPU301は、ART上乗せゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART上乗せゲーム数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART上乗せゲーム数カウンタの値が「0」であると判定された場合には(ステップS115−3−12−1=Yes)、ステップS115−3−12−2に処理を移行し、ART上乗せゲーム数カウンタの値が「0」でないと判定された場合には(ステップS115−3−12−1=No)、表示時ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−12−2において、メインCPU301は、「ART状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART状態」を示す値「5」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−12−2の処理が終了すると、ステップS115−3−12−3に処理を移行する。
ステップS115−3−12−3において、メインCPU301は、遊技状態を「第2RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第2RT遊技状態」を示す値「2」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−12−3の処理が終了すると、表示時ART上乗せ状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図41に基づいて、図34のステップS115−3−14の処理により行われる表示時持越状態用処理についての説明を行う。なお、図41は表示時持越状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−14−1において、メインCPU301は、「通常BBに係る図柄組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に図柄組み合わせ「赤セブン」+「赤セブン」+「赤セブン」または「白セブン」+「白セブン」+「白セブン」が停止表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「通常BBに係る図柄組み合わせ」が表示されたと判定された場合には(ステップS115−3−14−1=Yes)、ステップS115−3−14−2に処理を移行し、「通常BBに係る図柄組み合わせ」が表示されていないと判定された場合には(ステップS115−3−14−1=No)、ステップS115−3−14−8に処理を移行する。
ステップS115−3−14−2において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART中BB持越状態」を表す値「9」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中BB持越状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−14−2=Yes)、ステップS115−3−14−3に処理を移行し、「ART中BB持越状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−14−2=No)、ステップS115−3−14−4に処理を移行する。
ステップS115−3−14−3において、メインCPU301は、「ART中通常BB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中通常BB状態」を表す値「10」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−3の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−4において、メインCPU301は、待機期間フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている待機期間フラグの値が「1」であるか否かを判定する。そして、待機期間フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−14−4=Yes)、ステップS115−3−14−5に処理を移行し、待機期間フラグが「ON」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−14−4=No)、ステップS115−3−14−7に処理を移行する。
ステップS115−3−14−5において、メインCPU301は、図30を用いて前述した有利期間当選時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、払出枚数表示器16の期間表示セグ16a(期間表示器)を点灯させる処理等を行う。そして、ステップS115−3−14−5の処理が終了すると、ステップS115−3−14−6に処理を移行する。
ステップS115−3−14−6において、メインCPU301は、待機期間フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている待機期間フラグの値を「0」とする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−6の処理が終了すると、ステップS115−3−14−7に処理を移行する。
ステップS115−3−14−7において、メインCPU301は、「通常時通常BB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常時通常BB状態」を表す値「7」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−7の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−8において、メインCPU301は、「特別BBに係る図柄組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に図柄組み合わせ「黒セブン」+「黒セブン」+「黒セブン」が停止表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「特別BBに係る図柄組み合わせ」が表示されたと判定された場合には(ステップS115−3−14−8=Yes)、ステップS115−3−14−9に処理を移行し、「特別BBに係る図柄組み合わせ」が表示されていないと判定された場合には(ステップS115−3−14−8=No)、ステップS115−3−14−12に処理を移行する。
ステップS115−3−14−9において、メインCPU301は、「ART中BB持越状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART中BB持越状態」を表す値「9」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中BB持越状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−14−9=Yes)、ステップS115−3−14−10に処理を移行し、「ART中BB持越状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−14−9=No)、ステップS115−3−14−11に処理を移行する。
ステップS115−3−14−10において、メインCPU301は、「ART中特別BB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中特別BB状態」を表す値「11」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−10の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−11において、メインCPU301は、「通常時特別BB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常時特別BB状態」を表す値「8」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−11の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−12において、メインCPU301は、「MBに係る図柄組み合わせ」が表示されたか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有効ライン上に図柄組み合わせ「再遊技」+「再遊技」+「ベル」(「第1ベル」、「第2ベル」、または、「第3ベル」)が停止表示されたか否かを判定する処理を行う。そして、「MBに係る図柄組み合わせ」が表示されたと判定された場合には(ステップS115−3−14−12=Yes)、ステップS115−3−14−13に処理を移行し、「MBに係る図柄組み合わせ」が表示されていないと判定された場合には(ステップS115−3−14−12=No)、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−13において、メインCPU301は、「ART中MB持越状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART中MB持越状態」を表す値「15」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中MB持越状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−14−13=Yes)、ステップS115−3−14−14に処理を移行し、「ART中MB持越状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−14−13=No)、ステップS115−3−14−15に処理を移行する。
ステップS115−3−14−14において、メインCPU301は、「ART中MB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART中MB状態」を表す値「16」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−14の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−14−15において、メインCPU301は、「通常時MB状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常時MB状態」を表す値「14」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−14−15の処理が終了すると、表示時持越状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図42に基づいて、図34のステップS115−3−16の処理により行われる表示時ボーナス状態用処理についての説明を行う。なお、図42は表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−16−1において、メインCPU301は、「ART中通常BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART中通常BB状態」を表す値「10」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中通常BB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−1=Yes)、ステップS115−3−16−2に処理を移行し、「ART中通常BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−1=No)、ステップS115−3−16−4に処理を移行する。
ステップS115−3−16−2において、メインCPU301は、「通常BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動中フラグが「OFF」であるか否かを判定することにより、「通常BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常BB」の終了時であると判定された場合には(ステップS115−3−16−2=Yes)、ステップS115−3−16−3に処理を移行し、「通常BB」の終了時ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−2=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3において、メインCPU301は、後で図43を用いて説明するART中通常BB終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中通常BB状態」の終了時のコマンドのセットや、状態移行処理等を行う。そして、ステップS115−3−16−3の処理が終了すると、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−4において、メインCPU301は、「通常時通常BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常時通常BB状態」を表す値「7」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常時通常BB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−4=Yes)、ステップS115−3−16−5に処理を移行し、「通常時通常BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−4=No)、ステップS115−3−16−17に処理を移行する。
ステップS115−3−16−5において、メインCPU301は、「通常BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動中フラグが「OFF」であるか否かを判定することにより、「通常BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常BB」の終了時であると判定された場合には(ステップS115−3−16−5=Yes)、ステップS115−3−16−6に処理を移行し、「通常BB」の終了時ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−5=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6において、メインCPU301は、後で図44を用いて説明する通常時通常BB終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常時通常BB状態」の終了時のコマンドのセットや、状態移行処理等を行う。そして、ステップS115−3−16−6の処理が終了すると、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−7において、メインCPU301は、「ART中特別BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「ART中特別BB状態」を表す値「11」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「ART中特別BB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−7=Yes)、ステップS115−3−16−8に処理を移行し、「ART中特別BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−7=No)、ステップS115−3−16−10に処理を移行する。
ステップS115−3−16−8において、メインCPU301は、「特別BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動中フラグが「OFF」であるか否かを判定することにより、「特別BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、「特別BB」の終了時であると判定された場合には(ステップS115−3−16−8=Yes)、ステップS115−3−16−9に処理を移行し、「特別BB」の終了時ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−8=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9において、メインCPU301は、後で図45を用いて説明するART中特別BB終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「ART中特別BB状態」の終了時のコマンドのセットや、状態移行処理等を行う。そして、ステップS115−3−16−9の処理が終了すると、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−10において、メインCPU301は、「通常時特別BB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常時特別BB状態」を表す値「8」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「通常時特別BB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−10=Yes)、ステップS115−3−16−11に処理を移行し、「通常時特別BB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−10=No)、ステップS115−3−16−13に処理を移行する。
ステップS115−3−16−11において、メインCPU301は、「特別BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているBB作動中フラグが「OFF」であるか否かを判定することにより、「特別BB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、「特別BB」の終了時であると判定された場合には(ステップS115−3−16−11=Yes)、ステップS115−3−16−12に処理を移行し、「特別BB」の終了時ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−11=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−12において、メインCPU301は、後で図46を用いて説明する通常時特別BB終了時処理を行う。当該処理において、メインCPU301は、「通常時特別BB状態」の終了時のコマンドのセットや、状態移行処理等を行う。そして、ステップS115−3−16−12の処理が終了すると、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−13において、メインCPU301は、「MB状態」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に格納されている値が、「通常時MB状態」を表す値「14」、または、「ART中MB状態」を表す値「16」であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB状態」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−13=Yes)、ステップS115−3−16−14に処理を移行し、「MB状態」ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−13=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−14において、メインCPU301は、「MB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているMB作動中フラグが「OFF」であるか否かを判定することにより、「MB」の終了時であるか否かを判定する処理を行う。そして、「MB」の終了時であると判定された場合には(ステップS115−3−16−14=Yes)、ステップS115−3−16−15に処理を移行し、「MB」の終了時ではないと判定された場合には(ステップS115−3−16−14=No)、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−15において、メインCPU301は、状態を「移行元状態」に復帰させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、移行元状態格納領域に記憶されている値をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−15の処理が終了すると、ステップS115−3−16−16に処理を移行する。
ステップS115−3−16−16において、メインCPU301は、遊技状態を「移行元遊技状態」に復帰させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、移行元遊技状態格納領域に記憶されている値をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−16の処理が終了すると、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンを終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図43に基づいて、図42のステップS115−3−16−3の処理により行われるART中通常BB終了時処理についての説明を行う。なお、図43はART中通常BB終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−16−3−1において、メインCPU301は、有利期間終了フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間終了フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−3−1=Yes)、ステップS115−3−16−3−2に処理を移行し、有利期間終了フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−16−3−1=No)、ステップS115−3−16−3−5に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−2において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−2の処理が終了すると、ステップS115−3−16−3−3に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−3において、メインCPU301は、有利期間終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有利期間が終了することを示す有利期間終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該有利期間終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−3の処理が終了すると、ステップS115−3−16−3−4に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−4において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−4の処理が終了すると、ART中通常BB終了時処理のサブルーチンを終了し、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンも終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−5において、メインCPU301は、ART中通常BB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ART中通常BBが終了することを示すART中通常BB終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該ART中通常BB終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−5の処理が終了すると、ステップS115−3−16−3−6に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−6において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−6の処理が終了すると、ステップS115−3−16−3−7に処理を移行する。
ステップS115−3−16−3−7において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第1RT遊技状態」を示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−3−7の処理が終了すると、ART中通常BB終了時処理のサブルーチンを終了し、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンも終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図44に基づいて、図42のステップS115−3−16−6の処理により行われる通常時通常BB終了時処理についての説明を行う。なお、図44は通常時通常BB終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−16−6−1において、メインCPU301は、有利期間終了フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間終了フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−6−1=Yes)、ステップS115−3−16−6−2に処理を移行し、有利期間終了フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−16−6−1=No)、ステップS115−3−16−6−4に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−2において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−2の処理が終了すると、ステップS115−3−16−6−3に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−3において、メインCPU301は、有利期間終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有利期間が終了することを示す有利期間終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該有利期間終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−3の処理が終了すると、ステップS115−3−16−6−7に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−4において、メインCPU301は、通常時通常BB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、通常時通常BBが終了することを示す通常時通常BB終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該通常時通常BB終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−4の処理が終了すると、ステップS115−3−16−6−5に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−5において、メインCPU301は、ART準備状態フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられているART準備状態フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、ART準備状態フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−6−5=Yes)、ステップS115−3−16−6−6に処理を移行し、ART準備状態フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−16−6−5=No)、ステップS115−3−16−6−7に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−6において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−6の処理が終了すると、ステップS115−3−16−6−8に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−7において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−7の処理が終了すると、ステップS115−3−16−6−8に処理を移行する。
ステップS115−3−16−6−8において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第1RT遊技状態」を示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−6−8の処理が終了すると、通常時通常BB終了時処理のサブルーチンを終了し、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンも終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図45に基づいて、図42のステップS115−3−16−9の処理により行われるART中特別BB終了時処理についての説明を行う。なお、図45はART中特別BB終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−16−9−1において、メインCPU301は、有利期間終了フラグが「ON」であるか否かを判定する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグの値が「1」であるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間終了フラグが「ON」であると判定された場合には(ステップS115−3−16−9−1=Yes)、ステップS115−3−16−9−2に処理を移行し、有利期間終了フラグが「ON」でないと判定された場合には(ステップS115−3−16−9−1=No)、ステップS115−3−16−9−5に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−2において、メインCPU301は、有利期間終了フラグを「OFF」とする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている有利期間終了フラグに「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−2の処理が終了すると、ステップS115−3−16−9−3に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−3において、メインCPU301は、有利期間終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、有利期間が終了することを示す有利期間終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該有利期間終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−3の処理が終了すると、ステップS115−3−16−9−4に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−4において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−4の処理が終了すると、ステップS115−3−16−9−7に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−5において、メインCPU301は、ART中特別BB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ART中特別BBが終了することを示すART中特別BB終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該ART中特別BB終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−5の処理が終了すると、ステップS115−3−16−9−6に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−6において、メインCPU301は、「ART準備状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「ART準備状態」を示す値「4」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−6の処理が終了すると、ステップS115−3−16−9−7に処理を移行する。
ステップS115−3−16−9−7において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第1RT遊技状態」を示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−9−7の処理が終了すると、ART中特別BB終了時処理のサブルーチンを終了し、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンも終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図46に基づいて、図42のステップS115−3−16−12の処理により行われる通常時特別BB終了時処理についての説明を行う。なお、図46は通常時特別BB終了時処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS115−3−16−12−1において、メインCPU301は、通常時特別BB終了コマンドをセットする処理を行う。具体的には、メインCPU301は、通常時特別BBが終了することを示す通常時特別BB終了コマンドを、サブ制御基板400に対して送信するために、当該通常時特別BB終了コマンドを、メインRAM303に設けられている演出用伝送データ格納領域にセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−12−1の処理が終了すると、ステップS115−3−16−12−2に処理を移行する。
ステップS115−3−16−12−2において、メインCPU301は、「通常状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている状態格納領域に、「通常状態」を示す値「0」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−12−2の処理が終了すると、ステップS115−3−16−12−3に処理を移行する。
ステップS115−3−16−12−3において、メインCPU301は、遊技状態を「第1RT遊技状態」に移行させる処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メインRAM303に設けられている遊技状態格納領域に、「第1RT遊技状態」を示す値「1」をセットする処理を行う。そして、ステップS115−3−16−12−3の処理が終了すると、通常時特別BB終了時処理のサブルーチンを終了し、表示時ボーナス状態用処理のサブルーチンも終了し、表示時状態別処理のサブルーチンも終了し、表示時設定処理のサブルーチンも終了し、メインループ処理のステップS101に処理を移行する。
次に、図47に基づいて、割込処理についての説明を行う。ここで、割込処理は、メインループ処理に対して、「1.49ms」毎に割り込んで行われる処理である。
ステップS201において、メインCPU301は、レジスタを退避する処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の時点で使用しているレジスタの値を退避する処理を行う。そして、ステップS201の処理が終了すると、ステップS202に処理を移行する。
ステップS202において、メインCPU301は、入力ポート読込処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200から各種信号を受信する処理を行う。そして、ステップS202の処理が終了すると、ステップS203に処理を移行する。
ステップS203において、メインCPU301は、タイマ計測処理を行う。具体的には、メインCPU301は、最小遊技時間等を計測するためのタイマカウンタの値から「1」減算する処理を行う。そして、ステップS203の処理が終了すると、ステップS204に処理を移行する。
ステップS204において、メインCPU301は、リール駆動制御処理を行う。具体的には、メインCPU301は、リール番号の初期値として右リール20に対応する「3」をセットし、リール番号「3」に対応する右ステッピングモータ153を駆動することにより、右リール20の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「2」に対応する中ステッピングモータ152を駆動することにより、中リール19の回転の加速、定速、減速制御等を行う。次に、メインCPU301は、リール番号から「1」減算する処理を行い、リール番号「1」に対応する左ステッピングモータ151を駆動することにより、左リール18の回転の加速、定速、減速制御等を行う。そして、ステップS204の処理が終了すると、ステップS205に処理を移行する。
ステップS205において、メインCPU301は、外部信号出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、外部集中端子板30の出力ポートデータを設定する処理等を行う。そして、ステップS205の処理が終了すると、ステップS206に処理を移行する。
ステップS206において、メインCPU301は、LED表示処理を行う。具体的には、メインCPU301は、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16の表示データを作成する処理を行い、当該作成された表示データに基づいて、貯留枚数表示器15、払出枚数表示器16の制御を行う。例えば、所定の指示モニタデータが設定されている場合には、設定されている指示モニタデータにしたがって、払出枚数表示器16の所定のセグメントを点灯させる。そして、ステップS206の処理が終了すると、ステップS207に処理を移行する。
ステップS207において、メインCPU301は、定期コマンド送信処理を行う。具体的には、メインCPU301は、操作可能なボタン(左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13、MAXBETボタン8)の情報等を有するコマンドをサブ制御基板400に対して送信する処理等を行う。そして、ステップS207の処理が終了すると、ステップS208に処理を移行する。
ステップS208において、メインCPU301は、ポート出力処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステータス基板100、リール制御基板150、電源基板200、サブ制御基板400に対して、各種信号を送信する処理を行う。そして、ステップS208の処理が終了すると、ステップS209に処理を移行する。
ステップS209において、メインCPU301は、乱数取得処理を行う。具体的には、メインCPU301は、メイン乱数発生器304により生成された乱数値を取得するとともに、メインRAM303に設けられている乱数格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS209の処理が終了すると、ステップS210に処理を移行する。
ステップS210において、メインCPU301は、レジスタの復帰処理を行う。具体的には、メインCPU301は、ステップS201の処理において、退避したレジスタの値を復帰させる処理を行う。そして、ステップS210の処理が終了すると、割込処理を終了し、メインループ処理に復帰する。
次に、図48に基づいて、サブ制御基板におけるメイン処理についての説明を行う。
ステップS301において、サブCPU401は、初期化処理を行う。具体的には、サブCPU401は、サブRAM403のエラーをチェックする処理等を行う。そして、ステップS301の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
ステップS302において、サブCPU401は、後で図49を用いて詳述するメイン制御基板通信処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドを解析する処理等を行う。そして、ステップS302の処理が終了すると、ステップS303に処理を移行する。
ステップS303において、サブCPU401は、サウンド制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−3のサウンドデータ決定処理により決定されたサウンドデータに基づいて、スピーカ33から音声を出力する処理を行う。そして、ステップS303の処理が終了すると、ステップS304に処理を移行する。
ステップS304において、サブCPU401は、LED制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−2のLEDデータ決定処理により決定されたLEDデータに基づいて、LED32の制御を行う。そして、ステップS304の処理が終了すると、ステップS305に処理を移行する。
ステップS305において、サブCPU401は、画像制御処理を行う。具体的には、サブCPU401は、後述のステップS302−3−4の画像データ決定処理により決定された画像データに基づいて、液晶表示装置31の制御を行う。そして、ステップS305の処理が終了すると、ステップS306に処理を移行する。
ステップS306において、サブCPU401は、各種スイッチ検出時処理を行う。具体的には、サブCPU401は、演出ボタンセンサ21sが演出ボタン21の操作を検出した場合や、十字キーセンサ22sが十字キー22の操作を検出した場合に所定の処理を実行する処理を行う。そして、ステップS306の処理が終了すると、ステップS302に処理を移行する。
次に、図49に基づいて、図48のステップS302の処理により行われるメイン制御基板通信処理についての説明を行う。なお、図49はメイン制御基板通信処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−1において、サブCPU401は、異なるコマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが前回受信したコマンドと異なるコマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、異なるコマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−1=Yes)、ステップS302−2に処理を移行し、異なるコマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−1=No)、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
ステップS302−2において、サブCPU401は、遊技情報格納処理を行う。具体的には、サブCPU401は、前回送信されたコマンドと異なるコマンドに基づいて、遊技情報を作成し、サブRAM403の所定の格納領域に格納する処理を行う。そして、ステップS302−2の処理が終了すると、ステップS302−3に処理を移行する。
ステップS302−3において、サブCPU401は、後で図50を用いて詳述するコマンド解析処理を行う。当該処理において、サブCPU401は、ステップS302−2の処理により格納した遊技情報に基づいた処理を実行する。そして、ステップS302−3の処理が終了すると、メイン制御基板通信処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図50に基づいて、図49のステップS302−3の処理により行われるコマンド解析処理についての説明を行う。なお、図50はコマンド解析処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−1において、サブCPU401は、後で図51を用いて詳述するサブ演出決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに基づいて、サブROM402に設けられている演出決定テーブルを選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブル、表示操作順序の指定情報等に基づいて、液晶表示装置31等により実行される演出を決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1の処理が終了すると、ステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−2において、サブCPU401は、LEDデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記サブ演出決定処理により決定された演出に対応するLEDデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−2の処理が終了すると、ステップS302−3−3に処理を移行する。
ステップS302−3−3において、サブCPU401は、サウンドデータ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記サブ演出決定処理により決定された演出に対応するサウンドデータを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−3の処理が終了すると、ステップS302−3−4に処理を移行する。
ステップS302−3−4において、サブCPU401は、画像データ決定処理を行う。具体的には、サブCPU401は、上記サブ演出決定処理により決定された演出に対応する画像データを決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−4の処理が終了すると、コマンド解析処理のサブルーチンを終了し、サブ制御基板におけるメイン処理のステップS303に処理を移行する。
次に、図51に基づいて、図50のステップS302−3−1の処理により行われるサブ演出決定処理についての説明を行う。なお、図51はサブ演出決定処理のサブルーチンを示す図である。
ステップS302−3−1−1において、サブCPU401は、有利期間終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが有利期間終了コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、有利期間終了コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−1−1=Yes)、ステップS302−3−1−2に処理を移行し、有利期間終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−1=No)、ステップS302−3−1−3に処理を移行する。
ステップS302−3−1−2において、サブCPU401は、有利期間終了に基づく演出を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信した有利期間終了コマンドに基づいて、サブROM402に設けられている演出決定テーブルを選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31等により実行される有利期間終了時の演出等を決定する処理を行う。ここでは、例えば、遊技者に対する警告を表示する画像(以下、警告画像という)を表示する演出を決定する。ここで、警告画像とは、例えば、遊技者が遊技機1を長時間遊技することにより、遊技に「のめり込んでしまう」ことを防止するための画像である。なお、警告画像は、上記のような「のめり込み防止画像」に限らず、他の遊技の継続に関して警告する画像等であってもよい。そして、ステップS302−3−1−2の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−1−3において、サブCPU401は、ART終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドがART終了コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、ART終了コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−1−3=Yes)、ステップS302−3−1−4に処理を移行し、ART終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−3=No)、ステップS302−3−1−5に処理を移行する。
ステップS302−3−1−4において、サブCPU401は、ART終了に基づく演出を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したART終了コマンドに基づいて、サブROM402に設けられている演出決定テーブルを選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31等により実行されるART終了時の演出等を決定する処理を行う。ここでは、例えば、ART終了時用の警告画像を表示する演出を決定する。そして、ステップS302−3−1−4の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−1−5において、サブCPU401は、BB終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドがBB終了コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、BB終了コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−1−5=Yes)、ステップS302−3−1−6に処理を移行し、BB終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−5=No)、ステップS302−3−1−8に処理を移行する。
ステップS302−3−1−6において、サブCPU401は、特別BB終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドが特別BB終了コマンドであるか否かを判定する処理を行う。そして、特別BB終了コマンドを受信したと判定された場合には(ステップS302−3−1−6=Yes)、ステップS302−3−1−8に処理を移行し、特別BB終了コマンドを受信していないと判定された場合には(ステップS302−3−1−6=No)、ステップS302−3−1−7に処理を移行する。なお、当該処理において、サブCPU401は、特別BB終了コマンドを受信したか否かを判定する処理を行っているが、当該BBの払出枚数が「50」枚以下であるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS302−3−1−7において、サブCPU401は、BB終了に基づく演出を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したBB終了コマンドに基づいて、サブROM402に設けられている演出決定テーブルを選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブルに基づいて、液晶表示装置31等により実行されるBB終了時の演出等を決定する処理を行う。ここでは、例えば、BB終了時用の警告画像を表示する演出を決定する。そして、ステップS302−3−1−7の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
ステップS302−3−1−8において、サブCPU401は、受信したコマンドに基づく演出を決定する処理を行う。具体的には、サブCPU401は、メイン制御基板300から受信したコマンドに基づいて、サブROM402に設けられている演出決定テーブルを選択する処理を行う。そして、サブCPU401は、選択された演出決定テーブル、表示操作順序の指定情報等に基づいて、液晶表示装置31等により実行される演出を決定する処理を行う。例えば、受信したコマンドが有利期間当選コマンドであったら、液晶表示装置31等により実行される有利期間当選を示唆する演出等を決定する処理を行う。そして、ステップS302−3−1−8の処理が終了すると、サブ演出決定処理のサブルーチンを終了し、コマンド解析処理のステップS302−3−2に処理を移行する。
次に、警告画像の表示例および表示タイミングについて、説明を行う。
図52に示すように、液晶表示装置31には、警告画像600、ART消化ゲーム数表示画像602、有利期間獲得枚数表示画像603、ART残りゲーム数報知画像605等が表示される。
なお、ART残りゲーム数報知画像605に示される値は、「ART状態」において実際に遊技可能なゲーム数の値である、ARTゲーム数カウンタの値以下の値ではあるが、等しいとは限らない。すなわち、「ARTゲーム数」の上乗せ等が行われたが、遊技者に対しては報知がされていないゲーム数が存在する場合がある。
図54は、有利期間終了時における警告画像表示の一例を示す図である。
なお、サブCPU401は、受信した「有利期間終了コマンド」がBB終了時の「有利期間終了コマンド」等であった場合には、受信したコマンドに基づき、「BB状態」から「通常状態」に移行することを報知する画像等を表示させる。
図55は、ART状態終了時における警告画像表示の一例を示す図である。
そして、ARTゲーム数カウンタの値が「0」となると、「ART状態」が終了し、「通常状態」に移行される。この際、サブCPU401は、メイン制御基板300から「ART終了コマンド」を受信する。
なお、警告画像600は、「ART状態」の最終ゲーム中から表示(図55(A)の段階から表示)するものであっても、サブCPU401が「ART終了コマンド」を受信してから表示(図55(B)の段階から表示)するものであってもよい。
図56は、BB状態終了時における警告画像表示の一例を示す図である。
なお、図56に示すように、「BB状態」においては、液晶表示装置31にBB状態獲得メダル枚数表示画像601が表示される。
図57は、BB状態終了時における警告画像表示のタイミングチャートの一例を示す図である。
次に、警告画像600の表示解除パターンについて、説明する。
なお、以下では、「通常時通常BB状態」の終了時を例に、警告画像600の表示解除について、説明する。
図58は、MAXBETボタン8による警告画像600の表示解除のタイミングチャートの一例を示す図である。
なお、上記では、MAXBETスイッチ8swのOFFエッヂの契機で、警告画像600の表示を解除させるようにしているが、これに限らず、MAXBETスイッチ8swのONエッヂの契機で、警告画像600の表示を解除させるようにしてもよい。
なお、MAXBETボタン8の操作が検出されることにより、警告画像600の表示の解除を行うようにしているが、メダル投入口6にメダルが投入されたことや、BETボタン7の操作が検出されることにより、警告画像600の表示の解除を行うようにしてもよい。
図60は、所定時間の経過による警告画像600の表示解除のタイミングチャートの一例を示す図である。
なお、所定時間の経過前に、MAXBETボタン8の操作が検出された場合には、「通常状態」における画像が液晶表示装置31に表示されることとなるが、警告画像600は、所定時間が経過するまでは、表示したままとなる。
図62は、スタートレバー10による警告画像600の表示解除のタイミングチャートの一例を示す図である。
なお、サブCPU401は、「MAXBETコマンド」の受信により、演出自体の変更を行わなくてもよい。また、サブCPU401は、警告画像600の表示に関しては、「MAXBETコマンド」の受信自体を行わなくてもよい。
なお、上記では、スタートスイッチ10swのOFFエッヂの契機で、警告画像600の表示を解除させるようにしているが、これに限らず、スタートスイッチ10swのONエッヂの契機で、警告画像600の表示を解除させるようにしてもよい。
なお、サブCPU401は、MAXBETボタン8の操作に伴って、「通常時通常BB状態」の終了画像の表示は終了させてもよいが、警告画像600の表示時は継続する。
次に、「有利期間」が開始してから「有利期間」が終了するまでの間に、警告画像600が表示されるタイミングについて、説明を行う。
最初に、「有利期間」が開始してから「有利期間」が終了するまでの間において、各「BB状態」の終了時、および、「ART状態」の終了時に、警告画像600を表示する場合について、説明を行う。
次に、「有利期間」が開始してから「有利期間」が終了するまでの間において、初めての「BB状態」の終了時にのみ警告画像600を表示する場合について、説明を行う。
次に、「有利期間」が開始してから「有利期間」が終了するまでの間において、「ART状態」の終了時にのみ、すなわち、「有利期間」の終了時にのみ警告画像600を表示する場合について、説明を行う。
次に、ART残りゲーム数報知画像605が「0」となった場合、すなわち、見た目のARTゲーム数が無くなった場合に対する警告画像600の表示について、説明を行う。
次に、警告画像600の表示時にフリーズを伴う演出を実行する場合について、説明する。
ここで、フリーズとは、演出中の一定期間において、遊技者によるMAXBETボタン8や、スタートレバー10、停止ボタン(左停止ボタン11、中停止ボタン12、右停止ボタン13)等の操作が無効化されることをいう。
なお、フリーズ時間の経過後に、警告画像600のみを非表示とし、「通常時通常BB状態」の終了画像の表示は継続させるようにしてもよい。また、フリーズ時間の経過とともに、警告画像600の表示を非表示とするのではなく、さらに所定時間の経過後、あるいは、所定の操作が行われることにより、警告画像600の表示を非表示とするようにしてもよい。
次に、警告画像600の表示時にフリーズを伴う演出を実行する場合において、フリーズ後、MAXBETボタン8の操作で警告画像600を非表示とする場合について、説明する。
次に、警告画像600の表示時にフリーズを伴う演出を実行する場合において、フリーズ後、スタートレバー10の操作で警告画像600を非表示とする場合について、説明する。
次に、デモ画像が表示される場合において、表示される警告画像600について、説明する。
図74は、メニュー画像の表示時に、表示される警告画像600の一例を示す図である。
図75は、社名画像と警告画像600の表示の一例を示す図である。
また、上記において、社名画像の背景色は白色であるとともに、警告画像600の背景色も白色である。すなわち、社名画像の背景色と、警告画像600の背景色を同色とし、社名画像と警告画像600をシームレスに表示することで、過度な画像の印象値の変更を遊技者に感じさせることがなくなるので、遊技者に対してストレスを与えることなく警告画像600の表示を行うことができる。
図76は、機種名画像と警告画像600の表示の一例を示す図である。
また、上記において、機種名画像の背景色は白色であるとともに、警告画像600の背景色も白色である。すなわち、機種名画像の背景色と、警告画像600の背景色を同色とし、機種名画像と警告画像600をシームレスに表示することで、過度な画像の印象値の変更を遊技者に感じさせることがなくなるので、遊技者に対してストレスを与えることなく警告画像600の表示を行うことができる。
図77は、紹介画像と警告画像600の表示の一例を示す図である。
また、上記において、紹介画像の背景色は白色であるとともに、警告画像600の背景色も白色である。すなわち、紹介画像の背景色と、警告画像600の背景色を同色とし、紹介画像と警告画像600をシームレスに表示することで、過度な画像の印象値の変更を遊技者に感じさせることがなくなるので、遊技者に対してストレスを与えることなく警告画像600の表示を行うことができる。
また、本実施の形態において、例えば、液晶表示装置31に対する警告画像600の表示が、本願の警告演出を構成する。
前記警告演出実行制御手段は、前記第2特定状態の終了時には、前記警告演出を実行する制御を行わない、ようにしてもよい。
前記警告演出実行制御手段は、前記第2種特定状態の状態終了条件が成立した際には終了画面を表示させず、前記第1種特定状態の状態終了条件が成立した際には終了画面を表示させ、当該第1種特定状態において特定の遊技価値が付与されていない場合には、前記警告演出を実行する制御を行わない、ようにしてもよい。
2 キャビネット
3 前面扉
5 鍵穴
6 メダル投入口
7 BETボタン
7sw BETスイッチ
8 MAXBETボタン
8sw MAXBETスイッチ
9 精算ボタン
9sw 精算スイッチ
10 スタートレバー
10sw スタートスイッチ
11 左停止ボタン
11sw 左停止スイッチ
12 中停止ボタン
12sw 中停止スイッチ
13 右停止ボタン
13sw 右停止スイッチ
14 セレクター
14s セレクターセンサ
15 貯留枚数表示器
16 払出枚数表示器
16a 期間表示セグ
17s ドア開閉センサ
18 左リール
19 中リール
20 右リール
21 演出ボタン
21s 演出ボタンセンサ
22 十字キー
22s 十字キーセンサ
23 表示窓
24 受皿ユニット
25 メダル払出口
26 第1BETランプ
27 第2BETランプ
28 第3BETランプ
30 外部集中端子板
31 液晶表示装置
32 LED
33 スピーカ
100 ステータス基板
150 リール制御基板
151 左ステッピングモータ
152 中ステッピングモータ
153 右ステッピングモータ
154s 左リールセンサ
155s 中リールセンサ
156s 右リールセンサ
200 電源基板
201 電源ボタン
201sw 電源スイッチ
202 ホッパー
202s ホッパーセンサ
300 メイン制御基板
301 メインCPU
302 メインROM
303 メインRAM
304 メイン乱数発生器
400 サブ制御基板
401 サブCPU
402 サブROM
403 サブRAM
404 サブ乱数発生器
500 演出制御基板
501 演出制御CPU
502 演出制御ROM
503 演出制御RAM
504 CGROM
505 音源IC
506 音源ROM
507 VDP
600 警告画像
601 BB状態獲得メダル枚数表示画像
602 ART消化ゲーム数表示画像
603 有利期間獲得枚数表示画像
604 押し順報知画像
605 ART残りゲーム数報知画像
通常状態と、前記通常状態と比較して遊技者にとって有利な特定状態と、を制御する状態制御手段と、前記特定状態において、所定の遊技価値を付与すると、当該特定状態を終了させる特定状態終了手段と、前記特定状態の終了に伴って、表示手段において遊技者の遊技の継続に関する警告情報を表示する制御を行う警告情報表示制御手段と、遊技者により遊技が行われていないときに、前記表示手段において特定情報の表示が可能なデモンストレーション演出を実行する制御を行うデモンストレーション演出実行制御手段と、を備え、前記警告情報は、前記デモンストレーション演出が実行されているときにおいても表示可能であり、前記デモンストレーション演出において前記特定情報を表示しているときの背景色と、前記デモンストレーション演出において前記警告情報を表示しているときの背景色とは、同一の背景色である、ことを特徴とする。
Claims (1)
- 遊技者による開始操作が検出されることで、所定の当選役のうちいずれかの当選役が決定されるとともに複数の図柄がそれぞれの周面に配された複数のリールを変動表示させ、遊技者による停止操作が検出されることで、変動表示されている前記複数のリールを停止させ、停止した図柄の組み合わせが所定の図柄の組み合わせである場合に所定の特典を付与する遊技機において、
通常状態と、前記通常状態と比較して遊技者にとって有利な特定状態と、を制御する状態制御手段と、
前記特定状態において、所定の遊技価値を付与すると、当該特定状態を終了させる特定状態終了手段と、
前記特定状態の終了に伴って、遊技者の遊技の継続に関する警告演出を実行する制御を行う警告演出実行制御手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。
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