JP2019005040A - 医薬品包装体、その収納箱、医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法および医薬品の服用チェック方法 - Google Patents
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Abstract
Description
医薬品のセットを収納する複数の収納部と、各収納部を封止するシールシートと、を備えており、
複数の収納部は、樹脂シートに形成された凹部がマトリクス状に配置されてなり、
シールシートは、マトリクス状に配置された複数の収納部の各々の開口部に接着され、個々の収納部を剥離容易に、且つ切り取り容易に封止し、且つ複数の収納部全体より大きく備えられており、
個々の収納部または医薬品包装体には、少なくとも服用する本人であることを確認可能な情報が記録された情報記録媒体が付与されており、
個々の収納部のシールシートには、服用ミス防止の印字が印刷されていることを特徴とする医薬品包装体である。
収納箱の内部には、前記シールシートを支持することにより、前記医薬品包装体を、水平面に平行に、複数個保持可能な支持部を備えており、
収納箱の側面には、医薬品包装体を出し入れ可能とする、開閉可能部を備えていることを特徴とする医薬品包装体の収納箱である。
医薬品服用者に付与されている医薬品服用者の固有情報を記録した情報記録媒体を読み取る手順Aと、
医薬品包装体の情報記録媒体に記録されている医薬品服用者の固有情報を読み取る手順Bと、
工程Aと工程Bで読み取った医薬品服用者の固有情報を比較し、医薬品服用者の固有情報が一致している場合は医薬品の服用を許可し、不一致の場合は医薬品の服用を許可しない判定手順と、を備えていることを特徴とする医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法である。
収納箱に、使用中の全ての医薬品包装体を収納する手順と、
収納した全ての医薬品包装体を、収納箱の上面から下面に向って揃える手順と、
収納箱の上面から観察し、切り取られているべき収納部の有無を確認する手順と、
切り取られているべき収納部が有る場合は、その医薬品包装体を収納箱から抜取って該当者を確認し、その状態のままで、再度収納箱の上面から観察し、切り取られているべき
収納部の有無を確認すること繰り返す手順と、
切り取られているべき収納部が無い場合は、確認する手順を終了することを特徴とする医薬品の服用チェック方法である。
本発明の医薬品包装体は、服用する医薬品のセットがマトリクス状に配置された医薬品包装体である。
また、本発明の医薬品包装体は、医薬品のセットを収納する複数の収納部と、各収納部を封止するシールシートと、を備えている。
シールシートは、マトリクス状に配置された複数の収納部の各々の開口部に接着され、個々の収納部を剥離容易に、且つ切り取り容易に封止し、且つ複数の収納部全体より大きく備えられている。
収納部3は、図4(a)に例示した様に、服用すべき薬のセットが収納される凹部である。通常、凹部は樹脂を用いた成形技術により形成することができる。樹脂としては熱可塑性樹脂を好適に使用可能である。例えば雄型と雌型の一組の金型を用いて熱プレスして作製しても良いし、射出成形しても良い。そのため、樹脂は熱可塑性樹脂であることが望ましい。しかしながら、熱硬化性の樹脂の粉末を用いて金型で成形することも可能である。
シールシート2には、個々の収納部3を容易に切り取り可能とする切り取り線4が形成されている。隣接する収納部3の間には、収納部3を構成する材料と同じ材料からなる平坦な部分が存在する。その平坦部で収納部3とシールシート2とが接合され、収納部3が密封される。その平坦部があることにより、切り取り線4で1つの収納部3を切り取っても、収納部3の密封性は保持される。医薬品包装体1側の収納部3も密封性が保持される。
また、紙層の代わりに、インクジェットインキやその他のインキの受容層または受像層を形成しても構わない。
本発明の医薬品包装体1の製造方法について図1を参照しながら説明する。
まず、マトリクス状に医薬品を収納する凹部である収納部3を作製する。収納部3の作製方法は特に限定する必要はない。例えば、熱可塑性の樹脂シートを用意し、その樹脂シートを、作製する収容部3の配置に合せて形成されている雄の金型と雌の金型を用いて熱プレスする事によって作製することが可能である。また、同様に、金型を使用した射出成形によっても作製する事が可能である。その他、所望の凹部がマトリクス状に配置した収納部が形成可能であれば、どのような方法であっても良い。
るため、収納部3の凹部の最も高い位置に平坦部を備えている。この平坦部により、シールシート2は良好に接着可能となると同時に、シールシート2の切り取り線4で収納部3を切り取った時に、隣接する収納部3の端部でシールシート2が剥れることを防ぐことができる。シールシート2の接着は、接着剤を使用しても良いし、ホットメルトを使用しても良い。ただし、これらの接着剤およびホットメルトは、容易に剥離可能なものを選択する。そうすることにより、切り取った収納部3を封止しているシールシート2を容易に剥離可能とすることができる。
本発明の医薬品包装体の収納箱は、医薬品包装体を、複数個収容し、保管且つ搬送可能な直方体状の収納箱である。
図2(a)は、本発明の医薬品包装体の収納箱10を例示した斜視図である。内部に何も収納されていない状態を示している。医薬品包装体の収納箱10の内部には、複数の支持部5が備えられている。支持部5は、医薬品包装体1の両端を支持し、医薬品包装体の収納箱10の上面から下面の方向に、複数の医薬品包装体1を収納可能とするガイドである。医薬品包装体1は、その両端を支持部5で支持されると、その中央部はたわむため、上下に隣接する医薬品包装体1は、接していても構わない。支持部5がガイドの役割を果たすことで、医薬品包装体1を、医薬品包装体の収納箱10の側面に備えられた開閉可能部6(図2(b)参照)を開いた状態で、引き出したり、挿入したりすることを容易にする役割を果たす。
医薬品包装体の収納箱を使用した医薬品の服用チェック方法は、収納箱に、使用中の全ての医薬品包装体を収納する手順と、収納した全ての医薬品包装体を、収納箱の上面から下面に向って揃える手順と、収納箱の上面から観察し、切り取られているべき収納部の有無を確認する手順と、切り取られているべき収納部が有る場合は、その医薬品包装体を収納箱から抜取って該当者を確認し、その状態のままで、再度収納箱の上面から観察し、切
り取られているべき収納部の有無を確認すること繰り返す手順と、切り取られているべき収納部が無い場合は、チェックを終了する。
図2(b)において、収納箱10の上面と下面が透明である場合、内部に収納した医薬品包装体1を上面から下面に向う方向で位置合わせして置くことにより、上面から下面に向って視認することで、切り取っていない収納部3の有無を確認可能である。例えば、10人分の医薬品包装体1を、収納箱10に収納する。全ての医薬品包装体1は、位置合わせされた状態である。そのため、例えば、上から2番目と5番目の医薬品包装体1で、現時点で切り取られているはずの収納部が残っていると、収納箱10の上から視認することによって、2番目の医薬品包装体1の収納部が見える。その医薬品包装体1は誰のものであるかは、シールシートの表面に印字されている情報を確認することにより分る。
本発明の医薬品包装体を使用した医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法は、医薬品服用者に付与されている医薬品服用者の固有情報を記録したバーコードまたは二次元コードを読み取る手順Aと、医薬品包装体のバーコードまたは二次元コードに記録されている医薬品服用者の固有情報を読み取る手順Bと、工程Aと工程Bで読み取った医薬品服用者の固有情報を比較し、医薬品服用者の固有情報が一致している場合は医薬品の服用を許可し、不一致の場合は医薬品の服用を許可しない判定手順と、を備えている。
2・・・シールシート
3・・・収納部
4・・・切り取り線
5・・・支持部
6・・・開閉可能部
7・・・平坦部
8・・・シールシートの側端部
9・・・開口部
10・・・収納箱
Claims (7)
- 服用する医薬品のセットがマトリクス状に配置された医薬品包装体であって、
医薬品のセットを収納する複数の収納部と、各収納部を封止するシールシートと、を備えており、
複数の収納部は、樹脂シートに形成された凹部がマトリクス状に配置されてなり、
シールシートは、マトリクス状に配置された複数の収納部の各々の開口部に接着され、個々の収納部を剥離容易に、且つ切り取り容易に封止し、且つ複数の収納部全体より大きく備えられており、
個々の収納部または医薬品包装体には、少なくとも服用する本人であることを確認可能な情報が記録された情報記録媒体が付与されており、
個々の収納部のシールシートには、服用ミス防止の印字が印刷されていることを特徴とする医薬品包装体。 - 前記情報記録媒体が、印刷されたバーコードまたは二次元コードであることを特徴とする請求項1に記載の医薬品包装体。
- 前記情報記録媒体が、RFIDモジュールであることを特徴とする請求項1に記載の医薬品包装体。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の前記医薬品包装体を、複数個収容し、保管且つ搬送可能な直方体状の収納箱であって、
収納箱の内部には、前記シールシートを支持することにより、前記医薬品包装体を、水平面に平行に、複数個保持可能な支持部を備えており、
収納箱の側面には、医薬品包装体を出し入れ可能とする、開閉可能部を備えていることを特徴とする医薬品包装体の収納箱。 - 前記医薬品包装体の収納箱の少なくとも上面と下面が、前記収納箱に収容した前記医薬品包装体を視認可能な透明な材料から構成されていることを特徴とする請求項4に記載の医薬品包装体の収納箱。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の医薬品包装体を使用した医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法であって、
医薬品服用者に付与されている医薬品服用者の固有情報を記録した情報記録媒体を読み取る手順Aと、
医薬品包装体の情報記録媒体に記録されている医薬品服用者の固有情報を読み取る手順Bと、
工程Aと工程Bで読み取った医薬品服用者の固有情報を比較し、医薬品服用者の固有情報が一致している場合は医薬品の服用を許可し、不一致の場合は医薬品の服用を許可しない判定手順と、を備えていることを特徴とする医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法。 - 請求項4または5に記載の前記医薬品包装体の前記収納箱を使用した医薬品の服用チェック方法であって、
収納箱に、使用中の全ての医薬品包装体を収納する手順と、
収納した全ての医薬品包装体を、収納箱の上面から下面に向って揃える手順と、
収納箱の上面から観察し、切り取られているべき収納部の有無を確認する手順と、
切り取られているべき収納部が有る場合は、その医薬品包装体を収納箱から抜取って該当者を確認し、その状態のままで、再度収納箱の上面から観察し、切り取られているべき収納部の有無を確認すること繰り返す手順と、
切り取られているべき収納部が無い場合は、確認する手順を終了することを特徴とする
医薬品の服用チェック方法。
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JP2017122185A JP2019005040A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 医薬品包装体、その収納箱、医薬品服用者と医薬品包装体の確認方法および医薬品の服用チェック方法 |
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Citations (2)
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JP3165587U (ja) * | 2010-11-11 | 2011-01-27 | 三井物産プラスチックトレード株式会社 | 収納容器の構造 |
JP6035469B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2016-11-30 | 株式会社Windy | お薬カレンダー、お薬カレンダーを使用した服薬見守りシステム、及びお薬カレンダー個別製造システム |
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2017
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