JP2019005038A - 内視鏡システム - Google Patents

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裕年 深澤
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Abstract

【課題】内視鏡挿入前の平穏時の苦痛の状態と、挿入時の苦痛の状態との比較によって苦痛の程度を推定することにより簡単な構成で患者の苦痛の状態を確実に判定する。【解決手段】 内視鏡システムは、内視鏡検査前における被検体の苦痛の状態の検査前検出結果と内視鏡検査時における上記被検体の苦痛の状態の検査時検出結果との比較結果に基づいて上記被検体の苦痛の状態を推定する苦痛推定部と、上記苦痛推定部の推定結果に基づいて、上記被検体の苦痛の状態を提示するための処理を行う提示処理部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、患者の内視鏡検査に好適な内視鏡システムに関する。
従来より、内視鏡装置が医療分野において広く利用されている。内視鏡装置は、細長い可撓性を有する挿入部を有する医療機器であり、術者は、その挿入部を被検体内に挿入して、被検体内を観察することができる。内視鏡によって撮像された被検体内の内視鏡画像は、モニタに表示可能である。
内視鏡の操作者は、モニタに表示される内視鏡画像を見ながら、内視鏡挿入部を被検体の体内に挿入する。内視鏡挿入部の先端側には湾曲自在な湾曲部が設けられており、湾曲部を湾曲操作しながら挿入部の押し引き等の挿入操作を行うことで、挿入部を体内に挿入する。
ところで、例えば挿入部を屈曲した部位に挿入する場合、例えば、S状結腸や横行結腸等を有する大腸に挿入する場合等には、必ずしも挿入部を体内にスムーズに挿入できるとは限らず、挿入時に患者の苦痛を伴うことがある。ところが、内視鏡の操作者は、モニタに表示される内視鏡画像を注視している場合が多く、患者の苦痛に気付かずに、苦痛を伴う挿入操作を継続してしまうことがある。
このような患者の苦痛を和らげるために、特許文献1においては、内視鏡の訓練用腸管モデルの形状変形を検知するセンサを用いて、腸管モデルを用いた内視鏡の訓練時に、術者による操作で発生すると予測される患者の苦痛の程度を告知する技術が提案されている。
また、特許文献2においては、センサ等により患者の状態を検出して術者に告知する技術が提案されている。
特開2015−196075号公報 特開平6−277178号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、あくまでも擬似的な苦痛を告知しているだけであり、実際の内視鏡検査時における患者の状態を知ることはできない。また、特許文献2の装置においても、苦痛の状態は患者毎に異なることから、センサ出力を用いても苦痛の状態を判定できないことがあるという問題があった。
本発明は、内視鏡挿入前の平穏時の苦痛の状態と、挿入時の苦痛の状態との比較によって苦痛の程度を推定することにより簡単な構成で患者の苦痛の状態を確実に判定することができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明に係る内視鏡システムは、内視鏡検査前における被検体の苦痛の状態の検査前検出結果と内視鏡検査時における上記被検体の苦痛の状態の検査時検出結果との比較結果に基づいて上記被検体の苦痛の状態を推定する苦痛推定部と、上記苦痛推定部の推定結果に基づいて、上記被検体の苦痛の状態を提示するための処理を行う提示処理部とを具備する。
本発明によれば、内視鏡挿入前の平穏時の苦痛の状態と、挿入時の苦痛の状態との比較によって苦痛の程度を推定することにより簡単な構成で患者の苦痛の状態を確実に判定することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムを示す説明図。 図1中の苦痛推定装置の具体的な構成の一例を示すブロック図。 第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 苦痛を感じていないことを示す苦痛状態提示画像を画面上に表示した様子を示す説明図。 苦痛状態提示画像の例を示す説明図。 変形例を示すブロック図。 本発明の第2の実施の形態を示す説明図。 図7中の苦痛推定装置41の具体的な構成の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システムを示す説明図である。また、図2は図1中の苦痛推定装置の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
本実施の形態は、センサ出力を利用して患者の苦痛の状態を判定する。この場合において、本実施の形態は、内視鏡挿入前の平穏時のセンサ結果、即ち、患者が苦痛を感じていない場合のセンサ結果と挿入中のセンサ結果とを比較することで、患者の個人差等に拘わらず、苦痛の程度を確実に推定するようになっている。
図1において、内視鏡システム1は、内視鏡2と、光源装置3と、ビデオプロセッサ4と、モニタ5と、観察装置6と、苦痛推定装置7とを含む。内視鏡2は、被検体である被検体Pの体腔内に挿入される細長で可撓性を有する挿入部2aと、挿入部2aの基端に接続され、各種操作器が設けられた操作部2bとを有している。操作部2bからはケーブル2cが延設され、ケーブル2cの端部のコネクタ2dを介して内視鏡2と光源装置3及びビデオプロセッサ4とが接続されている。
図1は、術者Oが内視鏡2の操作部2bと挿入部2aを把持し、挿入部2aを、検査用のベッド11上に横たわる被検体Pの肛門から大腸内に挿入する状態を示している。
光源装置3は、被検体を照明するための照明光を発生する。光源装置3からの照明光は、内視鏡2のケーブル2c及び挿入部2a内に挿通された図示しないライトガイドによって挿入部2aの先端部に導かれて、挿入部2aの先端部から被検体に照射される。挿入部2aの先端部には図示しない撮像素子が配置されており、撮像素子の受光面には、被検体によって反射された被検体からの反射光(戻り光)が被写体光学像として結像するようになっている。撮像素子は、ビデオプロセッサ4によって駆動制御されて、被写体光学像を撮像信号に変換してビデオプロセッサ4に出力する。ビデオプロセッサ4は図示しない画像信号処理部を有しており、この画像信号処理部は撮像素子からの撮像信号を受信して信号処理を行い、信号処理後の内視鏡画像をモニタ5に出力する。こうして、モニタ5の表示画面上に被検体の内視鏡画像5aが表示される。
挿入部2aの先端には図示しない湾曲部が設けられており、この湾曲部は、操作部2bに設けられた湾曲ノブによって湾曲駆動されるようになっている。術者Oは、湾曲ノブを操作して湾曲部を湾曲させながら、挿入部2aを体腔内へ押し込むことができる。
本実施の形態においては、挿入部2aの挿入時における患者の苦痛を推定するために、観察装置6及び苦痛推定装置7が用いられる。観察装置6としてはカメラが採用される。観察装置6は、被検体Pの顔部を撮影可能な位置に配置されており、被検体Pの顔部を含む撮影範囲を撮像し、静止画又は動画の画像信号(撮像画像)を苦痛推定装置7に出力するようになっている。苦痛推定装置7は、被検体Pの顔部の撮像画像に対する画像解析等の画像処理によって、被検体Pの苦痛を推定するようになっている。
本実施の形態においては、苦痛推定装置7は、内視鏡挿入部を患者に挿入する前のタイミングにおける顔部の撮像画像(以下、挿入前撮像画像という)を基準にして、内視鏡挿入部の挿入後において順次得られる顔部の撮像画像(以下、挿入後撮像画像という)の変化の状態、即ち、患者の表情の変化を求めることで、苦痛の推定を行う。例えば、苦痛推定装置7は、挿入前撮像画像の画像処理結果と、挿入後撮像画像の画像処理結果とを比較することで、苦痛の推定を行ってもよい。
図2は苦痛推定装置7の一例を示している。図2の装置は、顔部の撮像画像中の低輝度部、例えば顔の皺部分を画像処理により求めて、挿入部の挿入前と挿入後とで皺部分の変化により苦痛の状態を推定する例を示している。
観察装置6からの撮像画像は、画像取得部としての2値化部22に供給される。2値化部22は、2値化閾値が与えられ、撮像画像の各画素値が2値化閾値を超えるか否かに応じて、入力撮像画像の各画素値を2値化する。2値化閾値は、例えば、苦痛推定装置7に設けられた図示しない入力装置を用いて設定することができるようになっている。2値化閾値を適宜設定することにより、2値化部22からは、被検体Pの顔部の低輝度部、例えば顔の皺部分の画素と他の部分の画素とで、レベルが異なる2値化出力を出力させることができる。なお、一般的には、人が苦痛を感じている場合には、苦痛を感じていない場合に比べて人の顔の皺は多くなるものと考えられる。2値化部22からの2値化出力は画素数検出部23に供給される。
画素数検出部23は、入力された2値化出力のうち低輝度部に対応するレベルの2値化出力の数、即ち、低輝度部の画素数(低輝度画素数)を検出する。本実施の形態においては、画素数検出部23は、例えばユーザ操作に基づいて、内視鏡検査の開始タイミング及び内視鏡の挿入タイミングの情報が与えられ、内視鏡挿入前のタイミングにおける低輝度画素数の検出結果を記録部25に与えると共に、内視鏡挿入後において順次変化する低輝度画素数の情報を比較部24に出力するようになっている。
記録部25は、半導体メモリ等の所定の記録媒体によって構成されており、内視鏡挿入部の挿入前における低輝度画素数(以下、挿入前低輝度画素数という)の情報を格納すると共に、比較部24に出力するようになっている。
比較部24は、記録部25から挿入前低輝度画素数の情報が与えられ、この挿入前低輝度画素数と、内視鏡挿入後において画素数検出部23から順次供給される低輝度画素数(以下、挿入後低輝度画素数という)とを比較し、比較結果を苦痛推定部26に出力する。苦痛推定部26は、比較部24の比較結果に基づいて被検体Pの苦痛を推定する。
即ち、本実施の形態においては、被検体Pの苦痛について、内視鏡検査前の苦痛の状態の検出結果である挿入前低輝度画素数と内視鏡検査時の苦痛の状態の検出結果である挿入後低輝度画素数とを比較することで、苦痛の状態を推定する。
例えば、苦痛推定部26は、挿入後低輝度画素数が挿入前低輝度画素数に比べて所定の閾値倍(例えば2倍)以上増加した場合には、患者が苦痛を覚えているものと推定してもよい。また、例えば、苦痛推定部26は、挿入後低輝度画素数が挿入前低輝度画素数に比べて所定の閾値以上増加した場合には、患者が苦痛を覚えているものと推定してもよい。なお、苦痛推定部26は、挿入前低輝度画素数と挿入後低輝度画素数との比較結果に基づいて、苦痛の程度を段階的に示す判定結果を出力するようになっていてもよい。
苦痛推定部26は、苦痛の推定結果を提示処理部27に出力する。提示処理部27は、苦痛の推定結果を術者Oに提示するための処理を行うようになっている。例えば、苦痛の推定結果をモニタ5に画像表示する場合には、提示処理部27は、苦痛の有無又は苦痛の程度等の苦痛の状態を示す画像(以下、苦痛状態提示画像という)をモニタ5の表示画面に表示する表示制御処理を実行する。
なお、提示処理部27は、苦痛状態提示画像として、苦痛を示すイラスト等を採用してもよい。イラストは、実際の顔画像に比べて、苦痛状態であるという特徴を簡単に示すことができ、イラストによる苦痛状態提示画像を見ることで、術者Oは、直感的に被検体Pが苦痛を感じていることを認識することができる。また、提示処理部27は、図示しないスピーカに対して、被検体Pの苦痛の状態を示す音声信号を与えて、音声により術者に被検体Pの苦痛の状態を告知するようになっていてもよい。例えば、被検体Pが苦痛を感じていると推定された場合には、ビープ音を発生させたり、「痛い」という音声を発生させてもよい。
図1では、苦痛推定装置7の提示処理部27において、モニタ5の表示を制御する例を示しているが、提示処理部27からの苦痛状態提示画像をビデオプロセッサ4に与えて、ビデオプロセッサ4において内視鏡画像5aと苦痛状態提示画像5bとを合成して表示するようになっていてもよい。なお、図1においては、モニタ5の表示画面上に、被検体Pが苦痛を感じていると推定されたことを示す苦痛状態提示画像5bが表示されていることを示している。
提示処理部27は、苦痛推定部26から苦痛の程度を示す情報が与えられた場合には、苦痛の程度に応じて、苦痛状態提示画像の表示形態を変更してもよい。例えば、提示処理部27は、苦痛の程度に応じて、苦痛状態提示画像の色や明るさを変化させてもよく、場合によっては点滅させたり、点滅の速度を変化させたりしてもよい。また、提示処理部27は、推定された苦痛の状態に応じて、内視鏡画像5aの表示形態を変化させてもよい。
また、苦痛推定装置7は、例えば、コンピュータによって実現してもよい。このコンピュータは、CPU等を用いたプロセッサを備えており、メモリに記憶されたプログラムに従って各部を制御することができるようになっている。これにより、コンピュータは、苦痛推定装置7の各部の機能を実現することが可能である。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図3から図5を参照して説明する。図3は第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。図4は苦痛を感じていないことを示す苦痛状態提示画像を画面上に表示した様子を示す説明図である。また、図5は苦痛状態提示画像の例を示す説明図である。
いま、図1に示すように、術者Oは、検査用のベッド11上に側臥位で横たわる被検体Pの肛門から大腸内に挿入部2aを挿入するものとする。この挿入に先立って、観察装置6は、図3のステップS1において、被検体Pの顔部を撮像し、撮像画像(顔画像)を苦痛推定装置7に出力する。
苦痛推定装置7の2値化部22は、所定の2値化閾値を用いて入力された顔画像を2値化して画素数検出部23に出力する。画素数検出部23は、2値化出力のうち低輝度部の画素数である挿入前低輝度画素数を検出して記録部25に与えて記録する(ステップS2)。
次に、術者Oは、図示しない苦痛推定装置7の入力装置等を用いて苦痛推定装置7に対して内視鏡挿入部2aの被検体Pの挿入開始を指示する。これにより、画素数検出部23は、以後記録部25への挿入前低輝度画素数の記録を停止する。こうして、記録部25には、挿入部2aの挿入前の被検体Pの顔画像の低輝度画素数の情報、即ち、被検体が挿入による苦痛を感じていない平穏な状態における顔の皺等の多さが記録される。
なお、挿入部2aが被検体Pの肛門位置に到達したことを他の装置により検出できる場合には、当該他の装置からの信号によって挿入部2aの挿入開始を苦痛推定装置7に指示するようになっていてもよい。
術者Oは、モニタ5の表示画面上に表示された内視鏡画像5aを見ながら、挿入作業を進める。観察装置6は、ステップS3において、被検体Pの顔部を撮像し、撮像画像(顔画像)を苦痛推定装置7に出力する。苦痛推定装置7の2値化部22は、所定の2値化閾値を用いて入力された顔画像を2値化して画素数検出部23に出力する。画素数検出部23は、2値化出力のうち低輝度部の画素数である挿入後低輝度画素数を検出して比較部24に与える。
比較部24は、記録部25から挿入前低輝度画素数を読み出し、この挿入前低輝度画素数と挿入後低輝度画素数との比較結果を苦痛推定部26に出力する。苦痛推定部26は、比較部24の比較結果に基づいて、挿入前低輝度画素数を基準として、挿入後低輝度画素数が閾値を超えて増加したか否かを判定する(ステップS4)。例えば、比較部24は、挿入後低輝度画素数が挿入前低輝度画素数の2倍以上になったか否かを判定する。苦痛推定装置7は、低輝度画素数の増加が閾値を超えた場合にはステップS5の処理を行い、閾値を超えていない場合にはステップS6の処理を行う。
ここで、術者Oの挿入操作に起因して被検体Pが苦痛を感じたものとする。この結果、被検体Pは、苦痛の表情、即ち、顔部の皺が増える状態になるものとする。そうすると、顔画像の低輝度部の画素数が増加し、苦痛推定部26は、ステップS4において、挿入前低輝度画素数に比べて挿入後低輝度画素数が閾値を超えて増加した、即ち、被検体Pが苦痛を覚えているものと判定する。苦痛推定部26はこの判定結果を提示処理部27に出力する。提示処理部27は、被検体Pが苦痛を感じていることを示す苦痛状態提示画像を生成し、モニタ5を制御して、苦痛状態提示画像5bを内視鏡画像5aに重ねて表示させる(ステップS5)。
術者Oは、モニタ5の内視鏡画像5aを見ながら挿入作業を行っており、被検体Pの顔を直接見ていなくても、内視鏡画像5aに重ねて表示された苦痛状態提示画像5bによって、被検体Pが苦痛を覚えていることを容易に知ることができる。
なお、苦痛推定部26は、比較部24の比較結果によって示される低輝度画素数の増加量に応じて、苦痛の度合いを判定してもよい。この場合には、提示処理部27は、苦痛推定部26の判定結果に応じて、苦痛状態提示画像の表示形態を変更してもよい。例えば、苦痛が大きくなる程、苦痛状態提示画像の明るさを明るくしたり、苦痛が大きくなる程、目立つ赤色等を採用したり、判定結果によって苦痛の大きさが所定の閾値を超えたことが示された場合には、苦痛状態提示画像を点滅表示させたり、更にその点滅速度を苦痛の大きさによって変更したりしてもよい。
図5は苦痛状態の程度に応じて表示形態を変化させる例を示している。図5は左端の苦痛のない状態から右側に向かって苦痛が強くなる状態を示しており、無地及びハッチングの種類によって苦痛状態提示画像の色が変化していることを示している。また、図5の右端の苦痛状態提示画像は、明るさが所定周期で変化、即ち、点滅していることを示している。
次に、術者Oの挿入作業により、被検体Pの苦痛がなくなるものとする。そうすると、被検体Pの顔の表情は和らいで皺が減り、挿入後低輝度画素数が減少する。この結果、苦痛推定部26は、ステップS4において、挿入前低輝度画素数に比べた挿入後低輝度画素数の増加が閾値を超えていないものと判定し、判定結果を提示処理部27に出力する。
提示処理部27は、ステップS6において、苦痛を示す苦痛状態提示画像5bを画面上から消去するか又は、図4に示すように、苦痛を感じていないことを示す苦痛状態提示画像5cをモニタ5の表示画面上に内視鏡画像5aに重ねて表示する。
苦痛推定装置7は、ステップS7において、内視鏡検査が終了したか否かを判定しており、内視鏡検査が終了していない場合には処理をステップS3に戻す。即ち、ステップS3において観察装置6により顔画像が取得され、ステップS4において苦痛推定装置7において被検体Pの苦痛の状態が推定され、推定結果に応じてステップS5又はS6において、苦痛状態提示画像の表示が制御される。
苦痛推定装置7は、ステップS7において、内視鏡検査が終了したものと判定すると処理を終了する。
このように本実施の形態においては、被検体の顔画像を取得し、苦痛を感じた場合に現れる皺の多さを低輝度部の画素数により検出することで、被検体が苦痛を感じているか否かを判定する。この場合において、内視鏡挿入部の挿入前の平穏状態における低輝度画素数を基準にして、挿入後の低輝度画素数の増加が閾値を超えるか否かによって苦痛の状態を判定しており、被検体の相違に拘わらず、確実な苦痛判定が可能である。この苦痛判定結果を示す例えば画像を、術者が挿入作業中に注視することが多いモニタの画面上に表示させており、術者が被検体の顔を直接確認できない場合でも、確実に術者に被検体の苦痛の状態を知らせることができ、被検体の苦痛を減らす術者の挿入作業を支援することが可能である。しかも、被検体の顔を直接表示するのではなく、苦痛の状態を示すイラスト等の苦痛状態提示画像を表示するようになっており、術者は苦痛状態提示画像によって、容易に且つ直感的に被検体の苦痛の状態を認識することができる。
なお、上記実施の形態においては、挿入前低輝度画素数を基準に低輝度画素数が所定の閾値以上増加したか否かによって苦痛の状態を判定したが、被検体の顔部の皺の長さや深さを判定できる場合にはこれらの判定結果を挿入前後で比較することによって苦痛の状態を判定してもよい。
(変形例)
図6は変形例を示すブロック図である。図6は変形例において採用される苦痛推定装置31を示すものであり、他の構成は図1と同様である。
図6の苦痛推定装置31は、検出領域解析部32を付加した点が図2の苦痛推定装置7と異なる。検出領域解析部32には観察装置6から顔部の画像が与えられる。検出領域解析部32は、公知の顔認識手法を用いて、顔画像のうち苦痛時に皺が多く生じる例えば目の周囲の画像部分を検出し、当該画像部分を画素数の検出領域に指定する情報を画素数検出部23に出力する。画素数検出部23は、検出領域解析部32からの情報に基づいて、2値化出力のうち、目の周囲の画像部分のみについて低輝度画素数を求める。なお、画素数検出部23が、内視鏡挿入部2aの挿入前の検出結果を記録部25に与え、挿入後の検出結果を比較部24に与えることは第1の実施の形態と同様である。
このように構成された変形例においては、顔画像のうち目の周囲の画像部分のみについて、低輝度画素数を求める。人が苦痛を感じたときに最も皺が多く発生するのは目の周囲であり、この部分の低輝度画素数を挿入前後で比較することにより、苦痛の状態の判定精度を向上させることが可能である。
他の作用及び効果は第1の実施の形態と同様である。
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。図7において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態においては、センサとして観察装置6を採用し、被検体Pの顔画像を取得して顔の表情の変化から被検体Pの苦痛の状態を推定した。これに対し、本実施の形態は、センサとして心拍計40を採用して被検体Pの苦痛の状態を推定するものである。
本実施の形態は、観察装置6及び苦痛推定装置7に夫々代えて心拍計40及び苦痛推定装置41を採用した点が第1の実施の形態と異なる。心拍計40は、被検体Pの心拍数を測定する。本実施の形態においては、苦痛推定装置41はビデオプロセッサ4に内蔵している。なお、図7では、心拍計40として、被検体Pの手首に取り付けられた腕時計型の例を示しているが、胸部に取り付けるものであってもよく、心拍数が測定できればどのようなものでもよい。心拍計40からの心拍数の情報はビデオプロセッサ4内の苦痛推定装置41に供給される。
図8は図7中の苦痛推定装置41の具体的な構成の一例を示すブロック図である。図8において図2と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
図8の苦痛推定装置41は、2値化部22を省略し、画素数検出部23に代えて心拍数検出部42を採用した点が図2の苦痛推定装置7と異なる。心拍数検出部42は、心拍計40からの心拍数の情報が与えられ、内視鏡挿入前のタイミングにおける心拍数(以下、挿入前心拍数という)の検出結果を記録部25に与えると共に、内視鏡挿入後において順次変化する心拍数(以下、挿入後心拍数という)の情報を比較部24に出力するようになっている。なお、心拍数検出部42は、例えばユーザ操作に基づいて、内視鏡検査の開始タイミング及び内視鏡の挿入タイミングの情報が与えられて、挿入前であるか挿入後であるかを判定する。
比較部24は、記録部25から挿入前心拍数の情報が与えられ、この挿入前心拍数と、内視鏡挿入後において順次供給される挿入後心拍数とを比較し、比較結果を苦痛推定部26に出力する。
苦痛推定部26は、比較部24の比較結果に基づいて被検体Pの苦痛を推定する。例えば、苦痛推定部26は、挿入後心拍数が挿入前心拍数に比べて所定の閾値倍(例えば1.5倍)以上増加した場合には、患者が苦痛を覚えているものと推定してもよい。また、例えば、苦痛推定部26は、挿入後心拍数が挿入前心拍数に比べて所定の閾値以上増加した場合には、患者が苦痛を覚えているものと推定してもよい。なお、苦痛推定部26は、挿入前心拍数と挿入後心拍数との比較結果に基づいて、苦痛の程度を段階的に示す判定結果を出力するようになっていてもよい。
なお、苦痛推定装置41は、例えば、コンピュータによって実現してもよい。このコンピュータは、CPU等を用いたプロセッサを備えており、メモリに記憶されたプログラムに従って各部を制御することができるようになっている。これにより、コンピュータは、苦痛推定装置41の各部の機能を実現することが可能である。
他の構成は第1の実施の形態と同様である。
このように構成された実施の形態においては、術者Oが被検体Pの肛門から大腸内に挿入部2aを挿入する前に、心拍計40からの心拍数の情報が苦痛推定装置41に供給される。苦痛推定装置41の心拍数検出部42は、挿入前心拍数を検出して記録部25に与えて記録させる。
術者Oは、内視鏡挿入部2aの被検体Pへの挿入開始に際して、例えば図示しない苦痛推定装置41の入力装置等を用いて挿入開始を指示する。これにより、心拍数検出部42は、以後記録部25への挿入前心拍数の記録を停止する。こうして、記録部25には、挿入部2aの挿入前の被検体Pの心拍数の情報、即ち、被検体が挿入による苦痛を感じていない平穏な状態における心拍数が記録される。
なお、挿入部2aが被検体Pの肛門位置に到達したことを他の装置により検出できる場合には、当該他の装置からの信号によって挿入部2aの挿入開始を苦痛推定装置41に指示するようになっていてもよい。
術者Oは、モニタ5の表示画面上に表示された内視鏡画像5aを見ながら、挿入作業を進める。心拍計40は、被検体Pの心拍数を検出して苦痛推定装置41に出力する。苦痛推定装置41の心拍数検出部42は、挿入後心拍数を比較部24に与える。
比較部24は、記録部25から挿入前心拍数を読み出し、この挿入前心拍数と挿入後心拍数との比較結果を苦痛推定部26に出力する。苦痛推定部26は、比較部24の比較結果に基づいて、挿入前心拍数を基準として、挿入後心拍数が閾値を超えて増加したか否かを判定する。例えば、比較部24は、挿入後心拍数が挿入前心拍数の1.5倍以上になったか否かを判定する。
いま、術者Oの挿入操作に起因して被検体Pが苦痛を感じたものとする。この結果、被検体Pの心拍数は上昇する。そうすると、苦痛推定部26は、挿入前心拍数に比べて挿入後心拍数が閾値を超えて増加した、即ち、被検体Pが苦痛を覚えているものと判定する。苦痛推定部26はこの判定結果を提示処理部27に出力する。提示処理部27は、被検体Pが苦痛を感じていることを示す苦痛状態提示画像を生成し、モニタ5を制御して、苦痛状態提示画像5bを内視鏡画像5aに重ねて表示させる。
術者Oは、モニタ5の内視鏡画像5aを見ながら挿入作業を行っており、被検体Pの顔を直接見ていなくても、内視鏡画像5aに重ねて表示された苦痛状態提示画像5bによって、被検体Pが苦痛を覚えていることを容易に知ることができる。
次に、術者Oの挿入作業により、被検体Pの苦痛がなくなるものとする。そうすると、被検体Pの心拍数は減少する。この結果、苦痛推定部26は、挿入前心拍数に比べた挿入後心拍数の増加が閾値を超えていないものと判定し、判定結果を提示処理部27に出力する。この判定結果により、提示処理部27は、苦痛を示す苦痛状態提示画像5bを画面上から消去するか又は、図4に示すように、苦痛を感じていないことを示す苦痛状態提示画像5cをモニタ5の表示画面上に内視鏡画像5aに重ねて表示する。
他の作用は第1の実施の形態と同様である。
このように本実施の形態においては、被検体の心拍数を取得し、心拍数の増加により、被検体が苦痛を感じているか否かを判定する。この場合において、内視鏡挿入部の挿入前の平穏状態における心拍数を基準にして、挿入後の心拍数の増加が閾値を超えるか否かによって苦痛の状態を判定しており、被検体の相違に拘わらず、確実な苦痛判定が可能である。他の効果は第1の実施の形態と同様である。
本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第1の実施の形態による顔画像を用いた苦痛状態の推定と第2の実施の形態による心拍数を用いた苦痛状態の推定とを組み合わせて、被検体の苦痛状態の推定を行ってもよい。
1…内視鏡システム、2…内視鏡、3…光源装置、4…ビデオプロセッサ、5…モニタ、6…観察装置、7…苦痛推定装置、5a…内視鏡画像、5b…苦痛状態提示画像。

Claims (8)

  1. 内視鏡検査前における被検体の苦痛の状態の検査前検出結果と内視鏡検査時における上記被検体の苦痛の状態の検査時検出結果との比較結果に基づいて上記被検体の苦痛の状態を推定する苦痛推定部と、
    上記苦痛推定部の推定結果に基づいて、上記被検体の苦痛の状態を提示するための処理を行う提示処理部と
    を具備することを特徴とする内視鏡システム。
  2. 上記苦痛推定部は、上記被検体の顔部の画像を取得する画像取得部から内視鏡検査前及び内視鏡検査時の画像が与えられ、内視鏡検査前における上記被検体の顔部の画像に基づいて求めた上記検査前検出結果と、内視鏡検査時における上記被検体の顔部の画像に基づいて求めた上記検査時検出結果との比較結果に基づいて上記被検体の苦痛の状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 上記苦痛推定部は、上記被検体の顔部の画像から上記被検体の顔部に生じる皺による陰影を検出することで、上記検査前検出結果及び検査時検出結果を得ることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 上記提示処理部は、表示画面上に内視鏡画像が表示されるモニタの上記表示画面上に、上記内視鏡画像と同時に苦痛の状態を示す画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  5. 上記提示処理部は、上記苦痛の状態を示す画像の色を変化させることで苦痛の度合いを示すことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
  6. 上記提示処理部は、上記苦痛の状態を示す画像として、人物の顔面を示すイラストであって苦痛の度合いに応じて表情が変化するイラストを採用することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
  7. 上記提示処理部は、上記苦痛推定部の推定結果に基づいて、上記被検体の苦痛の状態を音声により提示することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  8. 上記苦痛推定部は、被検体の心拍数を検出する心拍計から内視鏡検査前及び内視鏡検査時の心拍数の情報が与えられ、内視鏡検査前における上記被検体の心拍数である上記検査前検出結果と、内視鏡検査時における上記被検体の心拍数である上記検査時検出結果との比較結果に基づいて上記被検体の苦痛の状態を推定することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
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