JP2002236759A - 遠隔看護システム - Google Patents

遠隔看護システム

Info

Publication number
JP2002236759A
JP2002236759A JP2001031802A JP2001031802A JP2002236759A JP 2002236759 A JP2002236759 A JP 2002236759A JP 2001031802 A JP2001031802 A JP 2001031802A JP 2001031802 A JP2001031802 A JP 2001031802A JP 2002236759 A JP2002236759 A JP 2002236759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
information
nursing
patient
vital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001031802A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ota
健一 太田
Takayasu Kawaguchi
孝泰 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Industry Research Organization NIRO
Original Assignee
New Industry Research Organization NIRO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Industry Research Organization NIRO filed Critical New Industry Research Organization NIRO
Priority to JP2001031802A priority Critical patent/JP2002236759A/ja
Publication of JP2002236759A publication Critical patent/JP2002236759A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 看護上の問題を抱えた患者に対して、ネット
ワークなどの情報端末を利用して、情報を蒐集したり画
像処理等を行うことにより、専門的な看護とケア支援を
行うシステムを提供する。 【解決手段】 複数の患者とケアセンターとの間をイン
ターネットで結合し、両者の間を、『文書メール』、
『ビデオメール』、『バイタルメール』を使用して、患
者の看護情報をノンリアルタイムに送信することによっ
て、所定の判断基準で処理し、自動的にしかも客観的に
看護の優先性をランク付けする。文書メールでは、健康
状態や患者の悩み等を送信し、『バイタルメール』では
体温・血圧・脈拍および血中酸素分圧などを、『ビデオ
メール』では患者の苦痛・不安等の情報を送信し、これ
らの情報を総合的に判断することにより、患者看護の緊
急度や優先順位を把握する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看護上の問題を抱
えた患者に対して、電話回線やISDN、ケーブルT
V、インターネット、マルチメディアなどの情報端末を
利用して、情報を蒐集したり画像処理等を行うことによ
り、専門的な看護とケア支援を行うシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】双方向画像通信回線、例えば、INS
(登録商標)やネット64やISDN等を利用し、専用
の制御装置を用いた住宅ケア支援システムが、従来から
試験的に運用されている。また、専用の通信回線を用い
た在宅医療支援システムが試験的に運用されている。し
かし、リアルタイム通信方式であるために、患者と看護
者を時間的に束縛してしまい、多数の患者をサポートす
ることが出来ないという不具合があった。さらに、看護
者は個人的な能力で、患者の状態を即断する必要がある
ほか、患者の現状に則した優先的な選択ができないとい
う不具合も存在したのである。また、専用の制御装置を
用いることから、患者相互および看護者相互のコミュニ
ケーションが図れないという不具合も存在したのであ
る。また、従来は患者看護の優先度を設定した方式は存
在しなかったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な、リアルタイム通信により発生する問題を解決するた
め、ノンリアルタイムによる通信方式を提案するもので
ある。即ち、患者および看護者は、フリータイムでイン
ターネットを経由して『ビデオメール』を送受し、これ
により、看護者は患者の状態を確認し、患者は確認され
たことで安心感を得ることが出来るのである。フリータ
イムでインターネットを経由して『ビデオメール』を送
受する方法であることから、各自の空き時間を活用する
ことが可能となり、多数の患者からの通信もインターネ
ットを経由して受け取ることが可能となるのである。ま
た、本発明において設定した特殊のシステムである『バ
イタルメール』により、体温、脈拍、血圧などの情報も
知ることが出来るのである。
【0004】また、ノンリアルタイムでインターネット
を経由して『ビデオメール』を送受する方法であること
から、看護者は、患者の表情やバイタルサインなどであ
らかじめチェックされた優先度に従って着信メールを開
封し、緊急性の高い患者を優先して選択することが可能
となるのである。また、返事を送信する前に、送られて
きたメールを転送し、要ケア者の選択を専門家チームに
依頼することも出来るのである。また、市販されている
パソコン等の情報端末を用いたインターネット通信であ
ることから、患者相互および看護者相互のコミュニケー
ションにも活用でき、地域ケアセンターのホームページ
を閲覧して、病状に関する知識を得ることなども可能と
なるのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段
を説明する。請求項1においては、看護上の問題を抱え
た患者に対して、電話回線や、ISDNや、ケーブルT
Vや、インターネット等の情報端末を利用して、患者情
報を蒐集し、又は画像処理等を行うことにより、専門的
な看護とケア支援を行う遠隔看護システムである。請求
項2においては、請求項1記載の遠隔看護システムにお
いて、患者からの情報通信には通常の『文書メール』の
ほか、『ビデオメール』を用いる遠隔看護システムであ
る。請求項3においては、請求項2記載の遠隔看護シス
テムにおいて、『ビデオメール』は、情報端末内蔵及び
又は情報端末に接続されたビデオカメラとマイクを用い
て作成して送信し、患者の表情や音声を伝達する遠隔看
護システムである。請求項4においては、請求項3記載
の遠隔看護システムにおいて、『ビデオメール』上の画
像により、患者の表情を解析し、苦痛・不安のパラメー
タとして計測数値化し、看護の必要性の優先度を決定す
る遠隔看護システムである。請求項5においては、請求
項2記載の遠隔看護システムにおいて、ノンリアルタイ
ムで『ビデオメール』を送受する遠隔看護システムであ
る。請求項6においては、請求項1記載の遠隔看護シス
テムにおいて、患者からの情報通信には通常の『文書メ
ール』のほか、『バイタルメール』を用いる遠隔看護シ
ステムである。請求項7においては、請求項6記載の遠
隔看護システムにおいて、『バイタルメール』は、体温
・血圧・脈拍などのバイタルサインを計測しメールとし
て伝達する遠隔看護システムである。請求項8において
は、請求項6記載の遠隔看護システムにおいて、ノンリ
アルタイムで『バイタルメール』を送受する遠隔看護シ
ステムである。請求項9においては、請求項8記載の遠
隔看護システムにおいて、看護者は、患者の表情による
苦痛や不安やバイタルサインなどにより、チェックされ
た優先度に従って着信メールを開封し、緊急性の高い患
者を優先して選択する遠隔看護システムである。
【0006】請求項10においては、請求項9記載の遠
隔看護システムにおいて、『ビデオメール』と『バイタ
ルメール』の情報は、患者の優先度を調べる目的と、送
信する情報量を削減する目的で解析する遠隔看護システ
ムである。請求項11においては、請求項9記載の遠隔
看護システムにおいて、平常時に近い場合は、フレーム
を間引くこと、及び又は情報の圧縮率を高めることで送
信する情報量を小さくする遠隔看護システムである。請
求項12においては、請求項6記載の遠隔看護システム
において、『バイタルメール』では、患者個人の許容範
囲から優先度をランク付けし、『ビデオメール』により
送信される表情に表れない情報を互いに補完する遠隔看
護システムである。請求項13においては、インターネ
ット経由のフリータイムで遠隔看護を行うシステムであ
り、緊急性の高い患者を優先するシステム、通信情報量
を削減するシステムとした遠隔看護システムである。請
求項14においては、『バイタルメール』によるバイタ
ルサイン情報の内容を『カオス分析』又は『ゆらぎ分
析』して数値化し、自動的にしかも客観的に看護の必要
性の優先度をランク付けする遠隔看護システムである。
請求項15においては、複数の患者とケアセンターとの
間をインターネットで結合し、両者の間を、『文書メー
ル』と『ビデオメール』と『バイタルメール』を使用し
て、患者の看護情報をノンリアルタイムに送信し、所定
の判断基準で処理し、自動的にしかも客観的に看護の優
先性をランク付けする遠隔看護システムである。請求項
16においては、請求項15記載の遠隔看護システムに
おいて、『文書メール』では、健康状態や患者の悩み等
を送信し、『バイタルメール』では体温・血圧・脈拍お
よび血中酸素分圧等を、『ビデオメール』では、患者の
苦痛・不安等の情報や、身体のゆらぎ等の情報を送信
し、これらの情報を総合的に判断することにより、患者
看護の緊急度や優先順位を把握する遠隔看護システムで
ある。請求項17においては、請求項4記載の遠隔看護
システムにおいて、『ビデオメール』上の患者の顔画像
の処理において、情報端末上で顔領域の抽出を行う遠隔
看護システムである。請求項18においては、請求項1
7記載の遠隔看護システムにおいて、顔領域の抽出の後
に、分離度フィルタを適応して、顔の表情を調べる為の
特徴点を抽出し、線図の状態に画像処理する遠隔看護シ
ステムである。請求項19においては、請求項4記載の
遠隔看護システムにおいて、苦痛表情に表れる特徴点を
選択して、それらの特徴点の『無表情』と『苦痛』の際
の変化率と、該特徴点の寄与率を参照して、各特徴点毎
の優先性を数値化する遠隔看護システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、次の如くであ
る。遠隔医療(telemedicine)において、
特に、個々人の健康問題を情報通信技術を利用して継続
的に支援するための遠隔看護(telenursin
g)のシステム化を実現するものである。そのなかで、
とくに個々人の健康特性を反映し、継続的に健康現象の
変化を通信環境を利用して捉える目的で、バイタルサイ
ンを『カオス分析』することに基づく看護診断方法を確
立するものである。このバイタルサインの解析結果は、
遠隔看護システムにおける他の支援要素である『ビデオ
メール』、『文書メール』等とあわせて、担当の看護専
門家による専門的アドバイスによって、対象の健康行動
に大きな支援となるものである。
【0008】このようなITを用いた遠隔看護の実際
は、海外においては、telemedicineやte
lehealth、telecareなどの用語の中に
位置付いており、その実用化に向けての開発が始まって
いる。しかし、未だ通信環境や、それを活用するための
社会資源が十分に整っていないことから、実際の運用に
関してはこれからといってよい。最近の海外における遠
隔ケアの実用化に向けた取り組みを日本で採用するとい
う点に関しては、日本との通信事情の違いや保険医療環
境の違い、および文化の差などもあって直ぐにそれらを
日本で採用することは難しいのである。日本での遠隔看
護の実際的な運用にあたっては、これらとは別の独自の
システム構築が望まれる。とくに今後の日本において
は、国の重要施策のひとつにIT化に向けた取り組みが
挙げられており、急速なインターネット環境の整備が進
められることは必至である。ゆえに、それらの進展に伴
った遠隔看護の実用化は、看護サイドから早急に準備す
る必要がある。
【0009】本発明は、『地域ケアセンター』を、遠隔
看護を実施していくための健康支援基地として位置づ
け、在宅で生活していて、かつ健康問題をかかえる人々
に対して、情報通信ネットワークを通じて健康情報をア
セスメントし、個々人の健康回復に向けた健康管理・自
律のための支援を行っていくシステムを構築することを
目的としている。本発明は、特にバイタルサイン情報の
『カオス分析』を通して、個々人の特性にあった健康状
態の把握と、看護上の指針を得るための基礎研究を行う
ことを目的としたものである。バイタルサイン情報は、
在宅において『バイタルセンサー』と呼ばれるセンサー
により計測される。そして、計測されたバイタル情報
は、情報通信ネットワークを通じて、『地域ケアセンタ
ー』に送られ、ここで『カオス分析』又は『ゆらぎ分
析』等により解析され、現在の健康状態が把握され、そ
の結果情報が直接担当の看護婦やサブセンターに送られ
る。この情報結果は、対象へとフィードバックされ、個
々人の健康指針を付して返信する。このようなシステム
を構築するものである。
【0010】本発明においては、特に、在宅患者からの
情報通信には通常の電子メールのほか、『ビデオメー
ル』や『バイタルメール』を用いる。『ビデオメール』
は、情報端末内蔵及び又は情報端末に接続されたビデオ
カメラを経由して『地域ケアセンター』へ送るもので、
在宅患者の表情や音声、必要とあれば患部の状態などを
伝達する。『バイタルメール』は、体温・血圧・脈拍お
よび血中酸素分圧などをバイタルセンサーにより計測
し、メールとして伝達する。これらの情報は、あらかじ
め在宅患者の優先度を調べる目的と送信する情報量を削
減する目的で解析する。『ビデオメール』では、内蔵カ
メラの画像を各フレーム毎に分解し、在宅患者の表情を
解析する。例えば、苦痛・不安のパラメータとして眉間
のしわを計測し、登録済みの平常時の表情と比較するこ
とで優先度を決める。また、平常時に近い場合は、フレ
ームを間引くことで情報量を小さくする。『バイタルメ
ール』では、バイタルセンサーから脈拍・血圧の波形情
報を収集し、『地域ケアセンサー』に送信する。送信波
形は、『カオス分析』や『ゆらぎ分析』を行って数値化
し、在宅患者個人の許容範囲から優先度をランク付け
し、表情に表れない情報を互いに補完する。本発明の特
徴は、インターネット経由のフリータイムで遠隔看護を
行うシステムであり、これを実現するための、緊急性の
高い在宅患者を優先する技術、通信情報量を削減する技
術、必要であれば、訪問看護の実施までサポートできる
『地域ケアセンター』のバックアップ体制にある。
【0011】本発明の提供される背景としては、次のよ
うな社会情勢の変化が存在するのである。高齢社会の到
来に向けて、医療環境は病院型医療から在宅型医療へと
急速に変化している。このような状況の中で医療は、在
宅患者を病院に迎えて治療・看護する体制から、病者の
生活の場へ出向いていって治療・看護する体制づくりの
必要性に迫られているのである。1990年代から研究
が進められている遠隔医療は、情報通信技術を利用し
て、在宅型医療を進めていくシステムであり大きな期待
が寄せられている。この動向は、90年代後半から始ま
ったIT革命によって遠隔地での診断や治療は更に急速
に進展した。
【0012】しかし一方で、人々のニーズは、遠隔地に
おける診断技術や治療技術の進展とは別に、個々人の健
康問題に継続的に関わって、専門的に支援してくれるよ
うな医療職の役割に期待している。つまり、人々が、こ
れまで医療者に任せきりであった健康問題を、個々人の
問題として意識するようになり、自律的・主体的な健康
意識の高まりを見せ始めたのである。そこで、このよう
な一人ひとりの健康行動を継続的に支援できる専門家と
して、看護職の役割が強く求められている。また、この
ような要求に答えられるような遠隔看護システムの発展
が求められているのである。
【0013】本発明の遠隔看護システムを実施する為に
は、次のようなインフラストラクチュアの整備が必要と
される。第一に、遠隔システムのハード環境、例えばパ
ソコン等の情報端末の普及との整備。第二に、バイタル
情報収集のためのバイタルセンサーの設計・組立て、例
えば、血中酸度濃度計や鼓膜温計の他、既存機器で対応
可能な機器の整備。第三に、バイタルサイン情報のカオ
ス分析システム、複雑系シミュレーションシステムの構
築。第四に、遠隔看護のためのシミュレーション実験環
境の構築、例えば(ノートパソコン等の情報端末を在宅
に設置。第五に、試験的運用とその評価等。
【0014】次に添付の図面に従って、本発明の遠隔看
護システムの実施例を説明する。図1は、本発明の遠隔
看護システムの方法について図示している。図2は、遠
隔看護システムの要部をブロック線図で図示した図面で
ある。図3は、『ビデオメール』を用いた遠隔看護シス
テムの装置と情報の往復の状態が図示されている。図1
・図2においては、地域ケアセンター4と在宅患者6と
の間に、『文書メール』と『ビデオメール』と『バイタ
ルメール』の3本の情報伝達手段を介在している。『文
書メール』は、健康状態を自ら文書化することで、個々
人のベースで客観的に自己を振り返ることができるもの
であり、ケア提供者側にとっては、本音の部分を聞き出
すことが出来るのである。しかし、『文書メール』だけ
では、コミュニケーションが形式的になってしまうとい
う不具合が存在するのである。
【0015】『ビデオメール』は、映像と音声によるメ
ッセージにより、非言語的コミュニケーションが図れる
手段である。またビデオ画像から得られた情報を画像分
析することで、看護対象に隠された情報を、専門家の立
場で捉えることが出来るのである。例えは、表情の分析
や、顔色の分析や、身体ゆらぎの分析等が可能となるの
である。『バイタルメール』は、体温・血圧・脈拍およ
び血中酸素分圧などの情報を自動的なバイタルセンサー
7により検出して、インターネットにて情報を送信する
ことにより、在宅患者6の健康状態を数値的に把握する
ことが出来るのである。特に、対象が簡易に測定できる
ように、指尖脈波からバイタルサイン情報を収集し、非
線形情報を収集し、地域ケアセンター4に送信する。送
信波形は、『ゆらぎ分析』や『カオス分析』を行うこと
で、専門家の判断を反映した健康状態を数値的に把握す
ることが出来るのである。そして、この『文書メール』
と『ビデオメール』と『バイタルメール』による情報か
ら、専門家が健康度をチェックし、要ケア者を選択する
のである。要ケア者に対しては、図2に示すような地域
ケアセンター4からサブセンター5に連絡し、専門看護
者や医療者による訪問ケアが実施されるように構成して
いる。
【0016】図2においては、更に詳細に本発明の遠隔
看護システムの構成が図示されている。地域ケアセンタ
ー4においては、在宅患者6のメールリストが用意され
ており、また専門的診断を可能とする為の、個々在宅患
者6の基礎データや更新データや処置リストのファイル
がデータ化されて、何時でも出力できる状態で記憶され
ている。また、本システムの目的が図示されている。即
ち、本遠隔看護システムにより、セルフケアレベルに応
じた健康管理、生活習慣在宅患者6への自立支援、術後
在宅患者6の回復管理、退院後在宅患者6の継続管理等
が目的とされている。図3において図示しているパソコ
ン等の情報端末1には、図5に図示する如く、内蔵カメ
ラ3とマイク2が備え付けられたものとしており、『ビ
デオメール』の送信と同時に、在宅患者6の情報が表情
や声等の情報が送信できるように構成している。
【0017】図4においては、地域ケアセンター4に集
められる情報と、ケアセンターから返信される情報が図
示されている。『バイタルメール』用のバイタルセンサ
ー7は、体温・血圧・脈拍の他に血中酸度分圧をも検出
して送信している。『バイタルメール』の血圧や脈拍の
波形情報は、地域ケアセンター4において『ゆらぎ分
析』や『カオス分析』等により解析され、サブセンター
5に送信される。該『バイタルメール』の脈拍や血圧や
体温等の情報は、『ゆらぎ分析』や『カオス・アトラク
タ分析』等により、解析されて、客観的な診断情報とし
て、在宅患者6の現在状態を把握した情報として、サブ
センター5に送信されている。図5においては、『地域
ケアセンター4』における看護婦の対応状態を図示して
いる。前述の如く、『地域ケアセンター4』に配置した
バソコン1および、在宅患者6の前のパソコン等の情報
端末1には、内蔵カメラ3とマイク2が内蔵されてお
り、通信が開始するだけで、『文書メール』の送信と同
様に『ビデオメール』が送信されるのである。在宅患者
6の側からの『ビデオメール』と同様にに、看護者の側
からの『ビデオメール』も送信できるように構成してい
る。
【0018】図6においては、パソコン等の情報端末1
上の『ビデオメール』の作成と送信の状況が図示されて
いる。パソコン等の情報端末1に内蔵された内蔵カメラ
3とマイク2により、相互に顔の表情が送信されるので
ある。次に、『ビデオメール』における要ケアの優先性
の評価法について説明する。顔表情の分析数値化の方法
としては、次のような手順を踏むのである。 (1)在宅患者6の表情のビデオ映像や音声を、パソコ
ン等の情報端末1に内蔵されている内蔵カメラ3とマイ
ク2で記録する。 (2)ビデオ映像をフレーム画像に分解し、顔領域を抽
出する。 (3)目の位置や他の表情の特徴点を抽出する。 (4)アクションユニットに基づいて表情を認識する。 (5)苦痛の表情やバイタルサインから優先性を数値化
して評価する。 この優先性は、『ビデオメール』の圧縮率にも用いて、
ネットワークへの負荷を軽減することが出来るのであ
る。
【0019】図7は、在宅患者6の顔が『ビデオメー
ル』により送信された場合の、優先性の評価をする場合
の基準状態を図示している。在宅患者6の表情は、その
病状を表現しているとして、その表情を数値的に分析す
ることにより、要ケアの優先度を数値的に表現しようと
するものである。『苦痛』と『無表情』と『リラック
ス』とそれぞれの中間の五つの表情を基準として、表情
の変化を統計的に調べ、表情の変化から患者の状況を数
値として捉えようとしている。在宅患者6の表情の画像
は、パソコン等の情報端末1の画像の中で、常時揺らぎ
状態で動いているので、この常時動く画像の中から、
『顔領域』を抽出する必要があり、図8においては、顔
領域の抽出状態を示している。連続フレームでは、背景
部分は停止しているが、顔部分は生きている人間の場合
必ず動いているので、人の動いていることに着目して、
パソコン等の情報端末の情報端末の画面上の顔領域を、
『差分画像』により、顔の両サイドを抽出して、顔領域
を得ている。
【0020】図9は、分離度フィルタを適応して、顔の
表情を、線図の状態に画像処理する状態を図示してい
る。これにより、その後の『苦痛』に関する表情の分析
が可能となるのである。図10は、顔表情の分析の為
に、アクションユニットを選定した図面である。まず、
『顔領域』の抽出により、顔の両サイドを決定して、次
に固定点として、内眼角点と、鼻尖点を決定し、次に特
徴点として9箇所を指定している。また、眉間領域も確
定している。図11は、図10の特徴点が、『リラック
ス』と『無表情』と『苦痛』との間で、どのように、変
化するかを、X方向と、Y方向の移動量として、左右の
移動量と、変化量の平均と、左右の差として、合計15
の変数を数値化している。
【0021】図12においては、図11の特徴点の中か
ら、取り込まれた変数と、その表情に対する『寄与率』
が図示されている。また、原画像に対して、ワイヤーフ
レームを整合した顔の形状モデルを作成して、アクショ
ンユニットによる画像と、眉間領域を負荷した画像が図
示されている。図13は、150名の顔表情について重
回帰分析をして、特徴点の中、寄与率の特に大きい特徴
変数を決定した。 a.右眉外側 b.右眉内側 c.左眉外側 d.左眉内側 e.眉間領域(濃度値の差分) の5点である。
【0022】図14においては、前記したa・b・c・
d・eの特徴点の変化率や寄与率から、優先性を演算し
た例を図示している。a=7.6、b=20.1、c=
極小、d=極小、e=12.5であり、この場合には、
顔表情における優先性評価値は、合計して40.2とな
っている。この値が高いほど、優先性が高いことを示し
ている。優先性の考え方としては、その他に、 1.更新データの体温、脈拍、血圧、血中酸度濃度の変
化量。 2.『最近の健康状態』の変化項目。 特に、頭が痛くなりやすいとか、腹痛が起こりやすいと
か、動悸がしやすいとか、息苦しいとか、血が止まりに
くい等が出現した場合には、一項目でも優先する。
【0023】図15においては、指尖脈波を測定するバ
イタルセンサー7としての、『バイタルメール』のセン
サーが図示されている。看護に必要な情報としてのバイ
タルサイン情報は、体温・血圧・脈拍・呼吸である。本
バイタルセンサー7の場合には、腕に本体を装着するこ
とで、血圧や血中酸素分圧(抹消の血液供給料の変
化)、および附属のイヤホン式鼓膜温センサーの装着に
より、インターネットを通じて平易に情報を送信できる
のである。バイタルセンサー7は、この方式に限定され
るものではなく、携帯通信機器の普及によって電話機や
腕時計に装着して、必要時に送信できるように簡略化・
低コスト化が必要である。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、バイタルセン
サー7、顔の苦痛・不安状態の比較データにより、あら
かじめランク付けされた優先度に従い、着信メールを開
封することとなるので、在宅患者6の緊急度を把握する
ことができ、優先的処置をすることが可能となる。また
看護業務の負担の分散化ができる。第2に、ノンリアル
タイム通信方式を採用することにより、フリータイムで
送受信することができる。第3に、カオス・アトラクタ
等の生体ゆらぎ分析により、個々人に合わせた健康状態
の変化が把握できる。第4に、通院する代わりに、訪問
看護が徹底できるので、在宅患者の安心感の向上が図れ
る。第5に、インターネットを使用することによって、
汎用の機器が使用可能となり、24時間対応の看護がで
きる。第6に、在宅患者の相互と看護者相互のコミュニ
ケーションの向上に活用することができる。第7に、通
院患者数の削減が期待でき、医療本来の業務が遂行でき
る。第8に、地域ケアセンターという医療機関から委託
を受ける形での看護専門のの業種を創出することが出来
るのである。第9に、看護婦(士)は、医療機関に勤務
するだけでなく、地域ケアセンタに登録しておけば、在
宅患者が通院する代わりの訪問看護を実施することが出
来るようになる。第10に、看護婦の仕事はパートタイ
ムが可能で、しかも地域を選択できることから、看護免
許を持つ潜在看護婦の新しい職場を提供することも可能
となる。これは、『ビデオメール』や『バイタルメー
ル』をバックアップするものでもある。第11に、本シ
ステムは、産業医学分野においても、勤労者の健康支援
を目的機として、健康診断の結果に対するアフターケア
等に有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔看護システムの方法を示す図面。
【図2】遠隔看護システムの要部を示すブロック線図。
【図3】『ビデオメール』を用いた遠隔看護システムの
装置と情報の往復の状態を示す図面。
【図4】『地域ケアセンター』に集められる情報と、ケ
アセンターから返信される情報を示す図面。
【図5】『地域ケアセンター』における看護婦の対応状
態を示す図面。
【図6】パソコン等の情報端末上の『ビデオメール』の
作成と送信の状況を示す図面。
【図7】在宅患者6の顔が『ビデオメール』により送信
された場合の、優先性の評価をする場合の基準状態を示
す図面。
【図8】顔領域の抽出状態を示す図面。
【図9】分離度フィルタを適応して、顔の表情を、線図
の状態に画像処理する状態を示す図面。
【図10】顔表情の分析の為に、アクションユニットを
選定した図面。
【図11】図10の特徴点が、『リラックス』と『無表
情』と『苦痛』との間で、どのように、変化するかを、
X方向と、Y方向の移動量として、左右の移動量と、変
化量の平均と、左右の差として、合計15の変数を数値
化した図面。
【図12】図11の特徴点の中から、取り込まれた変数
と、その表情に対する『寄与率』を示す図面。
【図13】150名の顔表情について重回帰分析をし
て、特徴点の中、寄与率の特に大きい特徴変数を示した
図面。
【図14】a・b・c・d・eの特徴点の変化率や寄与
率から、優先性を演算した例を示した図面。
【図15】指尖脈波を測定するセンサーとしての、『バ
イタルメール』のバイタルセンサー7を示す図面。
【符号の説明】
1 パソコン等の情報端末 2 パソコン等の情報端末内蔵マイク 3 パソコン等の情報端末内蔵カメラ 4 地域ケアセンター 5 サブセンター 6 在宅患者 7 バイタルセンサー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 看護上の問題を抱えた患者に対して、電
    話回線や、ISDNや、ケーブルTVや、インターネッ
    ト等の情報端末を利用して、患者情報を蒐集し、又は画
    像処理等を行うことにより、専門的な看護とケア支援を
    行うことを特徴とする遠隔看護システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遠隔看護システムにおい
    て、患者からの情報通信には通常の『文書メール』のほ
    か、『ビデオメール』を用いることを特徴とする遠隔看
    護システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遠隔看護システムにおい
    て、『ビデオメール』は、情報端末内蔵及び又は情報端
    末に接続されたビデオカメラとマイクを用いて作成して
    送信し、患者の表情や音声を伝達することを特徴とする
    遠隔看護システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の遠隔看護システムにおい
    て、『ビデオメール』上の画像により、患者の表情を解
    析し、苦痛・不安のパラメータとして計測数値化し、看
    護の必要性の優先度を決定することを特徴とする遠隔看
    護システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の遠隔看護システムにおい
    て、ノンリアルタイムで『ビデオメール』を送受するこ
    とを特徴とする遠隔看護システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の遠隔看護システムにおい
    て、患者からの情報通信には通常の『文書メール』のほ
    か、『バイタルメール』を用いることを特徴とする遠隔
    看護システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の遠隔看護システムにおい
    て、『バイタルメール』は、体温・血圧・脈拍などのバ
    イタルサインを計測しメールとして伝達することを特徴
    とする遠隔看護システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の遠隔看護システムにおい
    て、ノンリアルタイムで『バイタルメール』を送受する
    ことを特徴とする遠隔看護システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の遠隔看護システムにおい
    て、看護者は、患者の表情による苦痛や不安やバイタル
    サインなどにより、チェックされた優先度に従って『着
    信メール』を開封し、緊急性の高い患者を優先して選択
    することを特徴とする遠隔看護システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の遠隔看護システムにお
    いて、『ビデオメール』と『バイタルメール』の情報
    は、患者の優先度を調べる目的と、送信する情報量を削
    減する目的で解析することを特徴とする遠隔看護システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の遠隔看護システムにお
    いて、平常時に近い場合は、フレームを間引くこと、及
    び又は情報の圧縮率を高めることで送信する情報量を小
    さくすることを特徴とする遠隔看護システム。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の遠隔看護システムにお
    いて、『バイタルメール』では、患者個人の許容範囲か
    ら優先度をランク付けし、『ビデオメール』により送信
    される表情に表れない情報を互いに補完することを特徴
    とする遠隔看護システム。
  13. 【請求項13】 インターネット経由のフリータイムで
    遠隔看護を行うシステムであり、緊急性の高い患者を優
    先するシステム、通信情報量を削減するシステムとした
    ことを特徴とする遠隔看護システム。
  14. 【請求項14】 『バイタルメール』によるバイタルサ
    イン情報の内容を『カオス分析』又は『ゆらぎ分析』し
    て数値化し、自動的にしかも客観的に看護の必要性の優
    先度をランク付けすることを特徴とする遠隔看護システ
    ム。
  15. 【請求項15】 複数の患者とケアセンターとの間をイ
    ンターネットで結合し、両者の間を、『文書メール』と
    『ビデオメール』と『バイタルメール』を使用して、患
    者の看護情報をノンリアルタイムに送信し、所定の判断
    基準で処理し、自動的にしかも客観的に看護の優先性を
    ランク付けすることを特徴とする遠隔看護システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の遠隔看護システムに
    おいて、『文書メール』では、健康状態や患者の悩み等
    を送信し、『バイタルメール』では体温・血圧・脈拍お
    よび血中酸素分圧等を、『ビデオメール』では、患者の
    苦痛・不安等の情報や、身体のゆらぎ等の情報を送信
    し、これらの情報を総合的に判断することにより、患者
    看護の緊急度や優先順位を把握することを特徴とする遠
    隔看護システム。
  17. 【請求項17】 請求項4記載の遠隔看護システムにお
    いて、『ビデオメール』上の患者の顔画像の処理におい
    て、情報端末上で顔領域の抽出を行うことを特徴とする
    遠隔看護システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の遠隔看護システムに
    おいて、顔領域の抽出の後に、分離度フィルタを適応し
    て、顔の表情を調べる為の特徴点を抽出し、線図の状態
    に画像処理することを特徴とする遠隔看護システム。
  19. 【請求項19】 請求項4記載の遠隔看護システムにお
    いて、苦痛表情に表れる特徴点を選択して、それらの特
    徴点の『無表情』と『苦痛』の際の変化率と、該特徴点
    の寄与率を参照して、各特徴点毎の優先性を数値化する
    ことを特徴とする遠隔看護システム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の遠隔看護システムに
    おいて、該特徴点毎の優先性の数値を加算して、優先性
    評価を行うことを特徴とする遠隔看護システム。
JP2001031802A 2001-02-08 2001-02-08 遠隔看護システム Pending JP2002236759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001031802A JP2002236759A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 遠隔看護システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001031802A JP2002236759A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 遠隔看護システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002236759A true JP2002236759A (ja) 2002-08-23

Family

ID=18895829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001031802A Pending JP2002236759A (ja) 2001-02-08 2001-02-08 遠隔看護システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002236759A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048833A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 健康データ収集装置
JP2006231036A (ja) * 2005-01-28 2006-09-07 Seiko Epson Corp 治療位置選択装置、治療位置選択システム、治療位置選択方法およびコンピュータプログラム
JP2010166939A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Yaskawa Information Systems Co Ltd 表情測定方法、表情測定プログラムならびに表情測定装置
US9733200B2 (en) 2012-06-08 2017-08-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Defect judging device, radiography system, and defect judging method
JP2019005038A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2019517166A (ja) * 2016-02-25 2019-06-20 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. コールの優先度レベルおよび/または会話継続時間を決定するための通信装置および方法
US20190199970A1 (en) * 2016-08-23 2019-06-27 Koninklijke Philips N.V. Hospital video surveillance system
CN115414032A (zh) * 2022-08-03 2022-12-02 浙江大华技术股份有限公司 一种护理监测系统、方法、装置、监测设备及存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676044A (ja) * 1992-07-17 1994-03-18 Masashige Furukawa 表情コードの再生表示及び情緒・表情の加工・発生装置
JPH09294784A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Toransapooto:Kk 病院等における看護システム
JPH10143573A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Toshiba Corp 遠隔医療システム
JPH10165375A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Minolta Co Ltd 診断システム
JPH11151210A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Aisin Seiki Co Ltd 遠隔患者監視システムの患者側端末機および診療側端末機
JP2000148608A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Hitachi Ltd 会話変換型メールシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676044A (ja) * 1992-07-17 1994-03-18 Masashige Furukawa 表情コードの再生表示及び情緒・表情の加工・発生装置
JPH09294784A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Toransapooto:Kk 病院等における看護システム
JPH10143573A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Toshiba Corp 遠隔医療システム
JPH10165375A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Minolta Co Ltd 診断システム
JPH11151210A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Aisin Seiki Co Ltd 遠隔患者監視システムの患者側端末機および診療側端末機
JP2000148608A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Hitachi Ltd 会話変換型メールシステム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048833A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 健康データ収集装置
JP2006231036A (ja) * 2005-01-28 2006-09-07 Seiko Epson Corp 治療位置選択装置、治療位置選択システム、治療位置選択方法およびコンピュータプログラム
JP2010166939A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Yaskawa Information Systems Co Ltd 表情測定方法、表情測定プログラムならびに表情測定装置
US9733200B2 (en) 2012-06-08 2017-08-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Defect judging device, radiography system, and defect judging method
JP2019517166A (ja) * 2016-02-25 2019-06-20 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. コールの優先度レベルおよび/または会話継続時間を決定するための通信装置および方法
US11356554B2 (en) 2016-02-25 2022-06-07 Koninklijke Philips N.V. Devices, system and methods for determining a priority level and/or conversation duration of a call
US20190199970A1 (en) * 2016-08-23 2019-06-27 Koninklijke Philips N.V. Hospital video surveillance system
US10750129B2 (en) * 2016-08-23 2020-08-18 Koninklijke Philips N.V. Hospital video surveillance system
JP2019005038A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 オリンパス株式会社 内視鏡システム
CN115414032A (zh) * 2022-08-03 2022-12-02 浙江大华技术股份有限公司 一种护理监测系统、方法、装置、监测设备及存储介质
CN115414032B (zh) * 2022-08-03 2023-10-03 浙江大华技术股份有限公司 一种护理监测系统、方法、装置、监测设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12004839B2 (en) Computer-assisted patient navigation and information systems and methods
US11633102B2 (en) Apparatus and method for providing improved health care
US10354051B2 (en) Computer assisted patient navigation and information systems and methods
US20030050538A1 (en) System and method for medical observation system located away from a hospital
Fayn et al. Toward a personal health society in cardiology
WO2015145424A1 (en) A system for conducting a remote physical examination
Kudratillayev et al. Scrutiny the effectiveness of using new telehealth methods for primary diagnostics
Patel et al. NXTGeUH: LoRaWAN based NEXT generation ubiquitous healthcare system for vital signs monitoring & falls detection
JP2002236759A (ja) 遠隔看護システム
CN203276282U (zh) 远程医疗信息系统
Ganesan et al. Human‐in‐the‐Loop Predictive Analytics Using Statistical Learning
Katsaliaki et al. The Past, Present, and Future of the Healthcare Delivery System Through Digitalization
Lakshmi et al. The preeminence of Fog Computing and IoT enabled Cloud Systems in Health care
Barakat et al. Automatic alerting of accidents and emergencies: The international standard accident number and vital sign data embedded in future PACS
Raad et al. A ubiquitous telehealth system for the elderly
Marani et al. High quality heart and lung auscultation system for diagnostic use on remote patients in real time
JPWO2021033755A1 (ja) 医療装置、システム、及び方法
JP2011180817A (ja) ネットワークを介した生活習慣病予防及び治療のための健康管理システム
Srovnal et al. Health maintenance embedded systems in home care applications
CN110974216A (zh) 一种无线心电监护传感器的遥控系统
Brettlecker et al. Technology in healthcare
JP2016186771A (ja) 健康管理システム
CN110974215B (zh) 基于无线心电监护传感器组的预警系统及方法
US20220037017A1 (en) Remote medicine based on video link and sensor data
Moqeem et al. Medical device integrated vital signs monitoring application with real-time clinical decision support

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101109