JP2019004939A - 筋肉刺激装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施術者が、被施術者の顔面の筋肉など、面積が狭く、かつ皮膚の表面からの距離が浅いデリケートな部分の筋肉に対し、より繊細な施術を行えるようにすること。【解決手段】被施術者Rに貼付される正弦波導子501aと、施術者Sに貼付される正弦波導子501bとを備え、正弦波導子501aと、被施術者Rの身体内の筋肉と、被施術者Sの身体の表面に接触した状態の施術者Sの素手SHと、正弦波導子501bとによって1つの通電回路が形成されるように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、筋肉刺激装置に関する。
従来より、施術者の身体の内部の筋肉に電気的な刺激を与える電気治療器は存在する。例えば、特許文献1には、身体の表面においてすべてが周方向に沿って配置される少なくとも4個の導子を備える電気治療器が提案されている。
特開2015−53943号公報
しかしながら、特許文献1を含め、従来の電気治療機器は、少なくとも一対の導子を被施術者の身体の表面に接触または貼付させ、電気的エネルギーを流すことによって筋肉に刺激を与える。即ち、被施術者の皮膚に直接接することとなる導子という器具を介しての施術となるため、被施術者の顔面の筋肉など、面積が狭く、かつ皮膚の表面からの距離が浅いデリケートな部分の筋肉に対する施術の際に要求される繊細な施術は困難となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、施術者が、被施術者の顔面の筋肉など、面積が狭く、かつ皮膚の表面からの距離が浅いデリケートな部分の筋肉に対し、より繊細な施術を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の筋肉刺激装置は、
被施術者の皮膚に接触する施術者の素手を介して前記被施術者の体内に電気的エネルギーを加えることにより、前記被施術者の身体内部の筋肉に対し電気的な刺激を与える筋肉刺激装置であって、
前記被施術者に貼付される第1導子と、
前記施術者に貼付される第2導子と、
を備え、
前記第1導子と、前記被施術者の身体内の筋肉と、前記被施術者の身体の表面に接触した状態の前記施術者の素手と、前記第2導子とによって1つの通電回路が形成されるように構成されている。
また、前記電気的エネルギーは、低周波の正弦波とすることができる。
本発明によれば、被施術者の顔面の筋肉など、面積が狭く、かつ皮膚の表面からの距離が浅いデリケートな部分の筋肉に対して、施術者がより繊細な施術を行えるようにすることができる。また、被施術者としても、導子を介して正弦波を受けるよりも、施術者の指先を介して正弦波を受ける方が、より快適に施術を受けることができる。
本発明の一実施形態に係る深層筋刺激装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1の正弦波出力部の具体的構成を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係る深層筋刺激装置の構成を示す機能ブロック図である。 従来から存在する、被施術者の身体内に電気的エネルギーを流すための導子の外観構成の例を示すイメージ図である。 正弦波出力部から出力された正弦波を被施術者の身体内に流すための可撓性導子の外観構成の例を示すイメージ図である。 施術者と被施術者との夫々の身体に導子を貼付する場合の深層筋刺激装置の外観構成の例を示すイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(深層筋刺激装置)
図1は、本発明の一実施形態に係る深層筋刺激装置1の構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、深層筋刺激装置1は、電源部10と、本体部11と、導子部12とを備える。
電源部10は、交流電源ACより入力された交流電力の電圧を降圧させ、直流電力に変換して出力する。本実施形態では、2重に絶縁されたACアダプタが採用されている。
本体部11は、操作部101と、制御部102と、正弦波出力部103とで構成されている。
操作部101は、施術者が深層筋刺激装置1を操作するための各種スイッチを備える。また、操作部101は、施術者の操作を補助するための文字情報や画像情報等を出力する表示画面を備える。なお、表示画面には、LED(Light Emitting Diode)等で構成される表示素子を用いることができる。施術者は、この表示画面を見ながら各種スイッチを操作することにより深層筋刺激装置1を使用することができる。
制御部102は、深層筋刺激装置1全体を制御するとともに、施術者による操作部101に対する操作の内容に基づいて、正弦波出力部103に正弦波を出力させる制御を実行する。
正弦波出力部103は、所定の周波数の正弦波の電力を出力する。正弦波出力部103により出力された所定の周波数の正弦波は、導子部12を介して被施術者の身体の深層筋に流される。
ここで、正弦波出力部103により出力される正弦波の周波数は、40Hz乃至120Hz程度の低周波となっている。また、同じ低周波であっても、一般的な低周波治療器で使用されている低周波のパスル波とは異なり、正弦波出力部103により出力される正弦波は、歪率が30%以下の低周波の正弦波となっている。
このような正弦波は、電流の刺激が表層筋付近で広がり難い性質を有するため、電圧を上げたとしても被施術者の表層筋に与える刺激が少ない。このため、正弦波出力部103から出力される正弦波の電圧を、被施術者の身体内の脂肪層を超えて深層筋の最大収縮と弛緩とを行わせることができるレベルまで上げることが可能となる。
例えば、被施術者の臀部及び腹部等の大きな筋肉や、背中の筋肉等に対しても十分な刺激を与えることができる。なお、正弦波出力部103の具体的な機能の構成は、図2を参照して後述する。
導子部12は、正弦波導子201a及び201bからなる一対の導子で構成されている。正弦波導子201a及び201bは、被施術者の皮膚に接触または着脱可能な状態で貼付された状態で、正弦波出力部103から出力された正弦波を被施術者の体内に流す。
次に、上述した正弦波出力部103の具体的な構成について説明する。
図2は、図1の正弦波出力部103の具体的構成を示す回路図である。
図2に示すように、正弦波出力部103は、Hブリッジ出力回路Hと、波形整形回路Wと、出力トランス回路Tと、インピーダンス回路Zとで構成されている。
Hブリッジ出力回路Hは、PWM(Pulse Width Modulation)信号に基づいて、交流電源ACから波形整形回路Wに供給される電力における電流及び電圧の極性を切り換える。
波形整形回路Wは、Hブリッジ出力回路Hから出力された電力の波形を整形することにより、所定の周波数の正弦波に変換して出力する。
出力トランス回路Tは、波形整形回路Wにより所定の周波数の正弦波に変換された電力の電圧を昇圧させる。
上述したように、波形整形回路Wにより出力される正弦波は、周波数が40Hz乃至120Hz程度かつ歪率が30%以下の低周波の正弦波となっている。このため、出力トランス回路Tは、正弦波の電圧を、被施術者の表層筋に対し強い刺激を与えることなく、被施術者の身体内の脂肪層を超えて深層筋の最大収縮及び弛緩を行わせることができるレベルまで昇圧させることができる。
インピーダンス回路Zは、被施術者の身体の表面に接触させていた正弦波導子201a及び201bを、被施術者の身体の表面から離した際に電圧変動が生じないように電圧を制御する。なお、インピーダンス回路Zとしてスナバ回路を接続することもできる。
以上のような構成の正弦波出力部103から出力された低周波の正弦波が、正弦波導子201a及び201bを介して被施術者の身体内に流されることによって、被施術者の深層筋に十分な刺激を与え、最大収縮と弛緩とを行わせることが可能となる。
図3は、本発明の他の実施形態(即ち、DNS変調波を出力する機能をさらに含む実施形態)に係る深層筋刺激装置2の構成を示す機能ブロック図である。
図1を参照して説明した深層筋刺激装置1は、正弦波のみを被施術者の体内に流す構成となっている。しかし、正弦波と共に所定の変調波を被施術者の体内に流すこともできる。例えば、図3に示す深層筋刺激装置2は、正弦波と共に、本出願人が保有する特許第5423957号の変調波(以下「DNS変調波」と呼ぶ)を被施術者の体内に流すことができる。
ここで、DNS変調波とは、第1周波数と第1周波数より低い第2周波数との間で繰り返し周波数が連続的または段階的に繰り返して変化するパルス信号により、第1周波数より高い第3周波数の搬送波を変調させた変調波をいう。具体的には、DNS変調波は、極超長波帯域(ULF:Ultra Low Frequency,300Hz〜3KHz)の第1周波数から、極極超長波帯域(SLF:Super Low Frequency,30Hz〜300Hz)の第2周波数への変化が連続的または段階的であり、第2周波数から第1周波数への変化が跳躍的であり、繰り返し周波数が変化する周期を時間経過とともに増大する。
例えば、周波数が4,000Hzである第3周波数の搬送波の波形を振幅変調させることにより、50乃至1,000HzのDNS変調波としてもよい。これにより、被施術者が表層筋に感じるチクチクした刺激感を軽減させながら、被施術者の神経を介して幅広い部位の筋肉に刺激を与えることが可能となる。
図3に示すように、深層筋刺激装置2は、図1の深層筋刺激装置1の構成に加え、DNS変調波出力部104と、DNS変調波導子202a及び202bとをさらに備える。
即ち、深層筋刺激装置2の導子部12は、正弦波導子201a及び201bと、DNS変調波導子202a及び202bとからなる二対の導子で構成されている。
DNS変調波出力部104は、DNS変調波を出力する。具体的には制御部102が、DNS変調波出力部104にDNS変調波を出力させる制御を実行することにより、DNS変調波が出力される。
DNS変調波導子202a及び202bは、被施術者の皮膚に接触または着脱可能な状態で貼付される。DNS変調波導子202a及び202bは、DNS変調波出力部104から出力されたDNS変調波を被施術者の体内に流す。
即ち、DNS変調波出力部104により出力されたDNS変調波は、DNS変調波導子202a乃至202bを介して被施術者の身体の神経に流される。なお、上述したように、DNS変調波出力部104の具体的な機能の構成は、本出願人が保有する特許権に係る特許公報(特許第5423957号公報)に開示されているとおりである。
このような構成の深層筋刺激装置2によって、正弦波とDNS変調波とを被施術者の体内に同時に流すことができる。これにより、正弦波による被施術者の深層筋へのアプローチと、DNS変調波による被施術者の神経へのアプローチとを同時に行うことができる。このため、深層筋の最大収縮及び筋弛緩による効果や、血流改善効果をさらに高めることができるため、施術時間を短縮させることも可能となる。
(可撓性導子)
次に、図4を参照して、上述した低周波の正弦波を、被施術者の身体内に効率良く流す手法について説明する。
図4は、従来から存在する、被施術者Rの身体内に電気的エネルギーを流すための導子301aの外観構成の例を示すイメージ図である。
従来より、被施術者の身体の表面に接触させる部分である導子には金属製の導子が用いられている。例えば、図4に示す導子301aは、金属製の電極311に水分を含ませたタオル312を巻き付けている。これは、被施術者の皮膚の電気抵抗を少なくし、かつ通電密度を平均化させることによって、電極となる金属部分と被施術者の皮膚との間に電流を流し易くするためである。なお、通常は、食塩水や水道水を浸み込ませた繊維(例えば図4のようなタオル312や、ガーゼ、綿等)を金属製の電極に被覆させて施術が行われる。
しかしながら、導子301aの電極311は、金属製であり硬いため、たとえタオル312等で被覆したとしても、被施術者が痛みを感じてしまうことがある。また、人間の身体の表面は曲線で構成されているのに対し、電極311は表面が平面で構成されているため、スムーズに導子を被施術者の身体の表面に密着させることができない。このため、電気的エネルギーの伝導効率が悪くなるという問題点があった。
そこで、被施術者の身体の表面に接触する導子を構成する電極に可撓性を持たせることにより上記問題点を解消することができた。
このような可撓性のある電極を備える導子について、図5を参照して説明する。
図5は、正弦波出力部103から出力された正弦波を被施術者Rの身体内に流す可撓性導子401a及び401bの外観構成の例を示すイメージ図である。
図5に示すように、可撓性導子401a及び401bは、可撓性電極411と、吸水性部材412とによって構成されている。
なお、施術者Sは夫々の手に、可撓性導子401aと401bとの夫々を持ち、これらを被施術者Rの皮膚に接触させることによって、正弦波出力部103から出力された正弦波を被施術者の体内に流す。
可撓性導子401a及び401bを構成する可撓性電極411は、全体が導電性かつ可撓性のある素材で構成されている。ここで、可撓性電極411は、導電性かつ可撓性のある素材であれば特に限定されないが、本実施形態では導電性を有するゴムが採用されている。電極をこのような構成とすることにより、被施術者Rは、痛みを感じることなく楽に施術を受けることができるようになる。
また、可撓性電極411を自在に変形させ、被施術者の身体の曲線に合わせてスムーズに密着させることができるため、効率良く身体内に正弦波を流すことが可能となる。また、施術者Sにとってみても、施術が容易になるという効果がある。
さらに、可撓性電極411は、吸水性部材412によって全体が被覆されているため、吸水性部材412に所定の水分を含ませて施術することにより、被施術者Rの身体内の筋肉に効率良く正弦波を流すことができる。なお、吸水性部材412は、従来から用いられているタオル(例えば図4のタオル312)等の繊維素材でもよいが、可撓性電極411全体を被覆し、水分を長時間含有し続けることができる柔らかい多孔質素材(例えばスポンジ)を採用することもできる。なお、吸水性部材412としてスポンジを採用した場合、従来から用いられているタオルに比べ、人肌と接触する部分の感触がソフトであるため、被施術者Rはより快適に施術を受けることができる。
(施術者と被施術者との夫々の身体に導子を貼付する深層筋刺激装置)
図1に戻り、正弦波出力部103に接続された正弦波導子201a及び201bは、通常は一対で構成されており、いずれも被施術者Rの身体の表面に接触または貼付させ、正弦波を流すことによって深層筋に刺激を与える。
しかし、一対で構成される正弦波導子の一方を施術者Sの足や腕に貼付し、残りの一方を被施術者Rの身体の一部に貼付することにより、施術者Sの素手を介して被施術者Rの身体内に正弦波を流すことができる。このような手法について図6を参照して説明する。
図6は、施術者Sと被施術者Rとの夫々の身体に導子を貼付する場合の深層筋刺激装置2の外観構成の例を示すイメージ図である。
図6に示すように一対の正弦波導子501a及び501bのうち、正弦波導子501aを被施術者Rの身体の表面に貼付し、正弦波導子501bを施術者Sの身体の表面に貼付する。そして、施術者Sは、被施術者Rに対し素手SHでマッサージ等を行う。これにより、施術者Sの素手SHを介して被施術者Rの身体内に正弦波を流す。図6に示す例では、被施術者Rの身体の一部に正弦波導子501aを貼付し、施術者Sの足首にベルトBを用いて正弦波導子501bを貼付している。
この場合、被施術者Rに貼付された正弦波導子501aと、被施術者Rの筋肉と、施術者Sの素手SHと、施術者Sの足首に貼付されている正弦波導子501bと、が1つの通電回路を形成することとなる。このため、施術者Sの素手SHを介して被施術者Rの身体内に正弦波を流すことができる。なお、正弦波導子501bを取り付けたベルトBを施術者Sの足首ではなく腕等の身体の他の部分に巻き付けて施術を行ってもよい。
このように、施術者Sの素手SHを介して被施術者Rの身体内に正弦波を流すことにより、施術者Sの指先から被施術者Rの顔面の筋肉など比較的筋肉が浅いデリケートな部分に対する繊細な施術が可能となる。例えば、リンパの流れを施術者Sの手技によって活性化させ、被施術者Rの身体にとって不要な異物や老廃物を集めて排出を促す施術(リンパドレナージュ)の効果を高めることもできる。
さらに、被施術者Rとしては、正弦波導子501a及び501bを介して正弦波を受けた場合よりも、施術者Sの素手SHの指先を介して正弦波を受けた場合の方が、より快適に施術を受けることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、図5に示す可撓性電極411は、正弦波出力部103に接続されているが、これに限定されない。可撓性電極411を、図3に示すDNS変調波出力104に接続させてもよい。
また、図6に示す正弦波導子501a、501bには、図5に示す可撓性導子401a、401bと同様に、可撓性電極411を用いてもよい。
さらに、図6の例では、正弦波出力部103に接続された一対の正弦波導子501a及び501bが用いられているが、これに限定されない。図3に示すDNS変調波出力部104に接続された一対のDNS変調波導子202a及び202bを用いてもよい。
以上まとめると、本発明が適用される深層筋刺激装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される深層筋刺激装置(例えば図3の深層筋刺激装置2)は、
被施術者(例えば図5の被施術者R)の皮膚に接触可能な導子(例えば図5の可撓性導子401a及び401b)を介して前記被施術者の体内に電気的エネルギー(例えば正弦波)を加えることにより、前記被施術者の身体内部の深層部の筋肉に対し電気的な刺激を与える深層筋刺激装置であって、
PWM信号に基づいて、交流電源(例えば図1の交流電源AC)から供給された前記電気的エネルギーの極性を切り換えるHブリッジ出力回路(例えば図2のHブリッジ出力回路H)と、
前記Hブリッジ出力回路から出力された前記電気的エネルギーの波形を波形整形することにより、所定の周波数の波形(例えば正弦波の波形)に変換して出力する波形整形回路(例えば図2の波形整形回路W)と、
前記波形整形回路によって前記所定の周波数の波形に変換された前記電気的エネルギーを昇圧させる出力トランス回路(例えば図2の出力トランス回路T)と、
前記被施術者の身体の表面から前記導子を離した際に生じる電圧変動を制御するインピーダンス回路(例えば図2のインピーダンス回路Z)と、
を備える。
これにより、被施術者の深層筋に対し、電気的エネルギーによる十分な刺激を与えることができるため、深層筋の最大収縮及び筋弛緩による効果や、血流改善効果が得られる。
また、前記波形整形回路は、
前記Hブリッジ出力回路から出力された前記電気的エネルギーの波形を整形することにより、低周波の正弦波に変換して出力し、
前記出力トランス回路は、
前記波形整形回路によって前記低周波の正弦波に変換された前記電気的エネルギーを昇圧させることができる。
これにより、被施術者の深層筋に対し、低周波の正弦波による十分な刺激を与えることができるため、深層筋の最大収縮及び筋弛緩による効果や、血流改善効果を得ることができる。
また、第1周波数と第1周波数より低い第2周波数との間で繰り返し周波数が連続的または段階的に繰り返して変化するパルス信号により、前記第1周波数より高い第3周波数の搬送波を変調させた変調波(例えばDNS変調波)を出力し、前記第1周波数から前記第2周波数への変化が連続的または段階的であり、前記第2周波数から前記第1周波数への変化が跳躍的であり、前記繰り返し周波数が変化する周期を時間経過とともに増大させる変調波出力部(例えば図3のDNS変調波出力部104)をさらに備え、
前記正弦波と前記変調波との夫々を、互いに異なる前記導子を介して前記被施術者の体内に同時に流すことができる。
これにより、変調波による被施術者の神経へのアプローチと、正弦波による被施術者の身体内部の深層筋へのアプローチとを同時に行うことができる。このため、深層筋の最大収縮及び筋弛緩による効果や血流改善効果を得られることは勿論のこと、施術時間を短縮させこともできる。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の導子は、
電気治療における被施術者の体内に電気的エネルギー(例えば正弦波)を加える際に前記被施術者の身体の表面に接触可能な導子(例えば図5の可撓性導子401a及び401b)であって、
前記被施術者の身体の曲線に合わせて変形自在な可撓性電極(例えば図5の可撓性電極411)と、
所定量の水分を含んだ状態で前記可撓性電極の全体を被覆する吸水性部材(例えば図5の吸水性部材412)と、
を備える。
これにより、被施術者の身体の曲線に合わせて可撓性電極を自在に変形させながら効率良く身体内に正弦波を流すことが可能となる。また、被施術者は、痛みを感じることなく楽に施術を受けることができるようになる。さらに、施術者にとってみても、施術が容易になるという効果がある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の筋肉刺激装置は、
被施術者(例えば図6の被施術者R)の皮膚に接触する施術者(例えば図6の施術者S)の素手(例えば図6の施術者Sの素手SH)を介して前記被施術者の体内に電気的エネルギー(例えば正弦波)を加えることにより、前記被施術者の身体内部の筋肉に対し電気的な刺激を与える筋肉刺激装置であって、
前記被施術者に貼付される第1導子(例えば図6の正弦波導子501a)と、
前記施術者に貼付される第2導子(例えば図6の正弦波導子501b)と、
を備え、
前記第1導子と、前記被施術者の身体内の筋肉と、前記被施術者の身体の表面に接触した状態の前記施術者の素手と、前記第2導子とによって1つの通電回路が形成されるように構成されている。
これにより、施術者の指先から被施術者の顔面の筋肉など比較的筋肉が浅いデリケートな部分に対する繊細な施術が可能となる。また、被施術者としても、導子を介して電気的エネルギーによる刺激を受けるよりも、施術者の指先を介して電気的エネルギーによる刺激を受ける方が、より快適に施術を受けることができる。
また、前記電気的エネルギーは、低周波の正弦波とすることができる。
1,2・・・ 深層筋刺激装置
10・・・ 電源部
11・・・ 本体部
12・・・ 導子部
101・・・ 操作部
102・・・ 出力制御部
103・・・ 正弦波出力部
104・・・ DNS変調波出力部
201,201a,201b,501a,501b・・・ 正弦波導子
202・・・ DNS変調波導子
301・・・ 従来からある導子
311・・・ 金属製の電極
312・・・ タオル
401a,401b・・・ 可撓性導子
411・・・ 可撓性電極
412・・・ 吸水性素材
H・・・ Hブリッジ出力回路
W・・・ 波形整形回路
T・・・ 出力トランス回路
Z・・・ インピーダンス回路

Claims (2)

  1. 被施術者の皮膚に接触する施術者の素手を介して前記被施術者の体内に電気的エネルギーを加えることにより、前記被施術者の身体内部の筋肉に対し電気的な刺激を与える筋肉刺激装置であって、
    前記被施術者に貼付される第1導子と、
    前記施術者に貼付される第2導子と、
    を備え、
    前記第1導子と、前記被施術者の身体内の筋肉と、前記被施術者の身体の表面に接触した状態の前記施術者の素手と、前記第2導子とによって1つの通電回路が形成されるように構成された、
    筋肉刺激装置。
  2. 前記電気的エネルギーが、低周波の正弦波である、
    請求項1に記載の筋肉刺激装置。
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